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スーパーフライヤーへの道 第15章 「最終日」 [SFCへの道]

朝3時30分のモーニングコールで目覚める。
身支度をし、4時30分にチェックアウトする。バッゲージダウンも「マジックボタン」で一発である。
ホテルリムジンサービス(1台1800バーツ)でドムアン国際空港へ向かう。ドライバー氏から「ミスターオストド・お早うございます。ご機嫌いかがですか?ご利用のエアーラインはどちらですか?」と聞かれる。「お早う。タイ航空をお願い。国際線で」と告げる。25分ほどで到着。チップを渡すと、「ありがとうございます。オストドご夫妻。またのお越しをお待ちしております。道中の無事おいのりいたします。」と言われる。ロイヤルシルククラスのカウンターへ行く。まだ、チェックインは始まっていない。
程なくして始まり、2番目にチェックイインした。一応予約してあるシートは12のACなのだが、「非常口席にしてもらえないか?」と言ったら、端末を叩いて「アッパー オア ローサイド」と聞かれたので、「ローサイドプリーズ」と答える。
ボーディングとインビをもらいFASTトラックへ向かう。入り口で空港使用料(1人500バーツ)を購入して、出国審査を受ける。ラウンジへ行く前に免税店に突進して、女性従業員に「クッキーはあるか?」と聞いたら、「メイドインタイランド?」と聞かれたので、「もちろん」と答える。
6箱(フルーツ3箱・チョコ味3箱)を購入しめて、1250バーツ。メストドの友人にタイシルクのスリッパ350バーツ。留守番のメストド2号にゲランの化粧品(丸い小さなボールが入っているx3箱入り)2260バーツを購入。前回のタイバーツが7000ちょっと余っていたので、現金払い。
4本来の予定機材はA346-500であって楽しみにしていたのだが、機材変更でB747-400 バージョン7442になってしまっていた。(今度こそは・・・・・)
出発ゲートは22なので、その先にあるTGのラウンジへ行き、スモーキングルームに場所取りをし、サンドイッチを頬張ると、早くも搭乗開始時刻が迫ってくる。荷物検査を受け、スモーキングルームで、ニコチン供給。
優先搭乗で機内に入る。女性パーサーから、「ラッキーシート」と言われる。ブラケット(タイシルク製で大判)を掛け、OZのスリッパを履く。アメニティはスリッパ(タイシルクが使われている)。ポーチが配られ中にはソックス・アイマスク・耳栓・ユニセックスのコロン・リップクリーム・モイスチャーローション(どっかの有名ブランド)が入っている。使わずにリュックに仕舞ってしまう。
このB747-400バージョン7442は少し変な造りだ。前方Aコンはファーストクラス・Bコンは2-2の配列で片側にしか窓はない。反対側は壁で仕切られファーストクラス用トイレ2箇所とギャレーらしい。2階席は全てビジネスクラス・Cコンより後ろがエコノミーになる。
ウエルカムドリンクは、アイスティーのオストドとオレンジジュースのメストド。この便の機内食は朝食扱いなので、予め「西京焼き」をリクエストしてある。37000フィートで水平飛行に入り、機内食タイム。食前酒は飲まないので、アップルジュースを貰う。後ろの席には前菜が配られるが、オストド達は手持ち無沙汰。ティーカップがセットされ、紅茶とコーヒ-を貰う。待つほどに「JapaneseMeal」が運ばれてきた。でっかい切り身の西京焼き(薄くスライスは出来ないみたいだ)に、きつね入り冷うどん・おかゆ・サーモンの巻き寿司・かまぼこ・おしんこ・フルーツ。「デニィッシュはいかが?」といわれたので、クロワッサンをもらうが、「JapanMealに合わないね?」と言われる始末。
完食していたら、「もう1人前いかが?」と言われるが、メストドの冷たい視線に断念。
頼んでもいないのに、グリーンティまで持ってきてくれる。少し睡眠。(食べたら眠くなる。)
沖縄を過ぎたあたりで起される。リフレッシュメントの時間らしい。カートサービスで選択できる。
オストド&メストド共に食パンにサーモンを乗せたものを2つずつ貰って食べる。
シェードを開けると、九十九里海岸が眼下に広がり、鹿島灘を左手に廻る。左下にはUAの機体がやはり成田を目指して降下している。機体は第5サテのはずれに着く。延々と歩き、やっと検疫ブース。機内で記入しておいたカードを渡す。健康状態について云々書かれているが、全てノー。メストドの分も全て書いてしまった。入国審査は結構並んでいたが、日本のイミグレは動作が速いので、さっさと入国ならぬ帰国。ターンテーブルにいくが、まだ荷物は出てきてない。しばらく待って荷物をピックアップし、税関をすり抜ける。車を回送してもらうべく、セントラルパーキング成田へ電話すると、「到着が大変混んでいるので、警察が排除している。つきましては、出発階へお回りください。」
OKを出し、出発階で車を受け取り、高速道へ入る。快適なドライブだが、いやな予感がするので、120Km以下で追い越し車線を走る。後ろを青い服を着た二人連れの車が走行車線から追い越し車線を走っているオストドの車の後ろにつく、煽られたがブレーキをわざと踏む。110Kmで走行し、走行車線に戻ると赤色灯を点滅させ、横に並びにらんでいる。覆面パトカーのよくやる手だが、捕まったことのあるオストドは、煽られた場合ブレーキを踏むことにしている。人の前に入ったので、停車させられるか?とも思ったが、その横を馬鹿な車が追い抜いていったので、それを追いかけていってしまった。自宅に着いたのは、成田にランディングした丁度2時間後であった。
「あとがき」へ続く。


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