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オストドの「初心者の為の個人手配海外旅行」 第3章 [初心者の為の個人手配旅行]

第3章 -プランニング -
前章で国際線航空券についてある程度お分かり頂けたと思うが、要点を集約すると
次の通りとなる。
①予約開始は330(一部航空会社は335日前)から予約が可能。
②日本国内(同じ航空会社やコードシェア便)の場合、2区間切込みができ、運賃は50%OFF(場合によっては、変わる場合もある)で、マイルは100%しかも、予約開始は国際線と一緒。但し、注意が必要なのは、乗継でミニマムの乗継は控える。何故なら、国内線の時間は変更が多い。
では、これから「プランニング」(計画)について少し書いていこうと思う。
航空券(ここでは国際線)の特性から、「早目の行動」が必要だとお分かり頂けたと思う。特に上級顧客ともなれば、「アップグレード券」を始めマイルを利用したアップグレードや特典航空券(アワード発券)を希望するなら尚更ではある。これらについては、後述するとして、ここでは、「超初心者」(ビギナー)によるビギナーのための
プランニングについて的を絞って書いてゆく。
(1)日程を決める。
三大ピークシーズン(GW・盆休暇・年末年始)に実行するなら、避けては通れない。
但しこの「日程」を決める際は、「この日の出発でなければダメ!」とか、「絶対、この日に帰国!」とかは決めないほうがいい。これは、ツアー参加でも言えることなのだが、あなたより早目の行動を起している人が大勢いるからである。
私を例にあげると、出発日候補日は連続する2~3日。帰国日もそれらと同様にセッティングする。この際の注意点は「忙しい人」に合わせるのが基本である。(最近、女性パワーが強くなり過ぎ、ご主人が奥さんに合わさせられるケースが多いみたいだが・・・スケジュールの幅がない人に合わせるのが無難。)
我が家では、「私」ノスケジュールが優先される。何故なら「私」は会社役員で、妻や娘は「一会社員」に過ぎない。
(2)滞在日数を決める。
欧米みたいに「長期休暇」を得られる人々と違い、我々日本人は「遊びは罪悪」みたいな風潮で、仮に「有給休暇」が大量に残っていようが、取得は難しい。また、そんなことをしようものなら、「出世レース」からは脱落し、最悪の場合には、閑職や左遷、転勤などを露骨に受けやすいのが、日本の悪しき伝統である。
私が総理大臣にでもなったら、「年間2回の長期休暇(1ヶ月ぐらい)の取得を義務化し、従わない企業などには重加算税を課す」のだが・・・・・と、言って政治家みたいなヤクザにはなりたくない。
滞在日数の決め方は次の項目とリンクさせながら、考えるといいかもしれない。
(3)目的(地)を決めよう。
旅行の目的を定めなければ話にならない。このとき「旅行社のパンフレット」よろしく、「ツアータイトル」を決めてみよう。例えば、「カリブ海の休日○日間」とか、「カナディアンロッキーに沈没する旅○日間」「憧れの・・・・・・・を訪ねて○日間」とかまあ、各自のセンスで決める。つまり、目的は「1つもしくは2・3」に絞るのが賢明だろう。
目的(地)が定まったら、どこへ行けばいいのか決まる。
但し、この時点で注意するのは、「体力弱者に留意する。」ことである。
赤ちゃんや年寄りに長時間移動は無理だし、気候などにも充分配慮すべきである。
(4)情報を収集する。
まあ、ブログをご覧頂いている人なら、「朝飯前」であろう。色々な人のブログやWEB
を訪問し、旅行記を読んだりまた、旅行社のパンフや旅行雑誌・ガイドブック・観光局から、資料をかき集めればいいだろう。
(5)アライアンス(航空会社群)を決める。
私個人としては、最近特に「JAL」は嫌いで乗らなくなっている。その傾向は年々強まり、ここ数年では「JAL利用だったら、会の旅行には行かない」とワガママを言うくらいだ。従って仕事上のつきあいの関係各位には多大?なご迷惑をお掛けしているのだが仕方ない。仮に「ご招待旅行」もJAL利用だったので、即刻お断りしたほどである。(この話には「オチ」があり、私他数名のみANAのチケットが届けられた)
さて、「アライアンス」を決めるのは重要なことだと私は認識する。
例えば、「今回はJAL。次回はANAそのつぎは・・・・」こんなことをしていたら、マイルは貯まらないし、折角の海外発券も「割高」になる。私の場合、スターアライアンス・ゴールドメンバーになったせいもあるが、止む得ない場合を除き、スターアライアンスを主に搭乗するようにしている。
SFC会員でもあり、PLT(プラチナ会員)でもある、私は最初「マイレージクラブ」に入会する際に、選んだのが「ANAワイド会員」である。クレジット機能が付いていれば
陸マイルも貯める(ポイント→マイル)ことも出来るし、ANA搭乗時には加算マイルもつく。おかげで、香港(夫婦二人)アメリカ(親子3人)の特典航空券を貰うことができた。アライアンスを決めたら、多少のリスク(有料)は覚悟し、クレジット機能カードを保有し、子供もマイル会員にする。
(6)発券地を決めよう。
最初から、目的地に行こうとすれば、「国内発券」に頼るしかない。
国内発券の場合、三大ピークシーズンではその恩恵にはなかなか預かれない。
何故なら、「値引きしなくても客は集まる」からである。まあ、「三大ピークには行かないよ!」と言う人には面倒が無くていいかもしれないが、注意しなければならないのが、「信用できる代理店なのか?」である。
特に「海外発券」はそのリスクは非常に高いだろう。大勢の日本人が利用しているから、安心はできないのである。(まあ、宝くじに当たる確率と同じ位だろうが・・・)
私の場合は、「韓国発券」「シンガポール発券」「バンコク発券」「航空会社直発券」
と歩んできて、「聖地」と言われる「コロンボ発券」に切り替えているわけだが、
ビギナーと言われる方には、「韓国発券」(登竜門)から入ってもらいたいと思う。
次の章では韓国発券を念頭に置いた「初個人手配旅行」を私の実際に行ったことを参考にご説明する。


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