SSブログ

「ちょっとだけ人より長い・・・・夏休み!」-5章- [闘病記]

-退院・自宅養生・そして再入院-

5日ほどで半ば強制的に退院。自宅に戻ると愛娘であるメストド2号が、居間に布団を敷いていてくれた。私の患部からは黄色いリンパ液が少しずつ出ている。ガーゼでは押さえ切れなくてとうとう女性用生理用品のナプキンを使用すると、按配がよい。2週間ほど自宅養生で毎日通院の日々。抜糸は痛かったので2回に分けて行われた。細胞組織検査結果は「クロ判定」つまり、ガンであった。A医師曰く、「保険会社の書類持っておいで」この一言が「あなたはガンですよ」の告知であった。A医師及びS医師の薦めにより「ステージ」が進行していたと写真を見せられ説明。メストド1号は実物を見せられていた。後日聞いたところでは「きれいなピンク色だった」そうだが・・・・。結局、両医師が以前勤務していたJR病院にてリンパに放射線治療を受けることになったのだが・・・・・。A:「まだ、子供欲しいかな?」オ:「はあ?・・・・・・・・・」メ:「・・・・・・・(無言)」A:「放射線治療すると、99.9%はもう子供は望めないね。仮に妊娠しても奇形児や障害児の可能性も捨てきれないし・・・・・まあ、二人の問題だから・・・」オ:「まあ、今一個いますから・・・・・。」S医師:「あと、髪の毛が抜けるかも・・」オ:「しょうがないですよね。」メ:「カツラもいいのがあるし・・・・・・・・・・・・・・・」

お二人の紹介状を貰い、JR病院の放射線科に行く。最初に応対した医師は下っ端医師で「入院治療」を求めるオストドに対し、「放射線科はベッドがない」とほざく。「翌日にまた来い。そうすれば慈恵医大の先生が来ているから」と言う。A医師の元へ再びUターン。もう一度紹介状(入院治療依頼)を書いてもらい、翌日JR病院へ行く。だが、放射線科ではベッドが用意できないので泌尿器科預かりもしくは、慈恵医大での治療と言うことになった。放射線科の科長であるこの先生の依頼書とOB二人(泌尿器科S医師と外科A医師)の紹介状は功を奏しただけでなく、ちょっとしたVIP扱い。泌尿器科科長預かりで入院させてくれると言う。ただし、大部屋はダメとのことで、二人部屋を個室扱い(当時1日7000円の差額ベット代)で入院が決定。治療回数15回、リハビリを含め26日間の入院が決定した。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0