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「ちょっとだけ人より長い・・・・夏休み!」-最終章 [闘病記]

-真っ直ぐ歩くにはコツがいる!-

退院して気付いたのだが、真っ直ぐ歩いているつもりでも、左に寄っていってしまう。バランスが取れないのだ。少し右に傾いて歩いてみると丁度いいみたいである。今では普通に歩けるのだが、当時は意識しなければ歩くことが出来なかった。精巣は繁殖のためだけではなく、バランスボールの働きもあるようだ。気になる後遺症は疲れやすくなったことぐらい。性欲も半減以下に落ちているには正直驚く。口の悪い友人などは「天罰じゃ~!」とオストドを罵り、「種馬も種がなければ只の・・・・・」とほざく。「まあ、人一倍やってきたんだからいいんでないかい。」とは別の友人。「暫くおとなしくしてな!快気祝い考えてやるから」とは、友人であり先輩でもあるT。CDロムを返してきたので、木っ端微塵にしてしまう。妻であるメストド1号と娘であるメストド2号には大変な心配と迷惑をかけたと思うので、正月休みはメストド2号は北海道の妻の実家へ遊びに行かせ、メストド1号には感謝を込めて山陰へ出かけたのである。

-保険に入っていて良かった。-

オストドは生命保険。所謂「死んだら保険」には500万円しか加入していない。ただ、「生きるための保険」には沢山加入していた。今回の収支バランスは「まっ黒」つまりプラスだった。幾ら入ったかは想像にお任せするが、大騒ぎした割には出費が抑えられた。これで娘の大学の入学金になるとは・・・・・・・。うむ。そう言えば昔、手相を見てもらったことがある。「大病するけど無事」との言葉どおりに私は今生きている。

最後になるが、諸先生やナース。そして最愛なる妻と娘に感謝すると共に、今なお病気と戦っている人々の平癒を祈願して筆を折ることにする。最後までお付き合いのほどありがとうございました。


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