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光輝く島とドーハの悲劇!?⑤ 「現地でアップグレードされたお部屋とコロンボ日記」 [スリランカ&ドーハ珍道中]

~驚き・桃の木・山椒の木!~
オストドははっきり言って、「庶民」。普段の生活レベルから言えば、中流の下。
父親はそこそこの「小金持ち」だが、オストドの口座はいつも「カラ!カラ!」状態。
住まいだってそうだ。それなりに不動産資産を持つ父親は、オストドにはその一部たりとも触らせない。(管理はさせられているのだが・・・)会社の社宅(一応、一軒家)月15000円の寮費を払って住んでいる。
「アリさん」の生活より、「キリギリスさん」の生活が大好き。
だから、家のローンなんぞ抱えたことがない。(頭金がないから・・・・)
自称「江戸っ子くずれ」なので、「宵越しのゼニはもたねぇ。」とうそぶく男。
いくら、ヒルトンの会員とは言っても一番下っ端のブルー会員。
まあ、泊る際は「多少の贅沢!」と言うより1泊税別200US$を一応のベースにしているので、スリランカ・コロンボなら、エグゼクティブフロアーに泊れるだけである。
今回も、エグゼクティブ・ツインルーム(ラウンジ・アクセス権付)をオーダーしただけであった。(一応、上層階・スモーキング・南側指定は「わがままリスト」に登録されている)
だから、19階にアサインされた際も、「ふ~ん。この前は18階だったからかな?」くらいにしか思っていなかったのだが・・・・。
ドアを開けると、少し長めの廊下。カーテンが架かっている。そのままずんずん進んでいく。


ウェルカムフルーツ(リンゴだけ)とウェルカムチョコの入ったBOX。
誰かが堪らず一個たべてしまいましたが・・・・


ね!コーナースイートです。


広さは一体どのくらいなのでしょうか?


壁というよりドアまでずっ~と窓。お掃除が大変そうです。


机の上にはお手紙がありました。でも、英語・・・・嫌いです。

部屋に入るとすぐポーター君が、荷物を運んできてくれましたので、20RPのチップ。
荷物を片付け、入浴を済ませて眠りについたのが午前4時(JPT07:30)。
たちまちイビキの合唱が始まります。

~お目覚めのモーニングコールは間違い電話?~
午前7時20分。ベッドサイトの電話が鳴り響く。「アロ~(怒!)」と出ると、訳の解らん言語が飛び込んでくる。
「×%&#$"▲!」
「パードン!モアスロリ-プリーズ。」
「×%&#$"▲!」
「ア-キャン・ユ-スピーキング。じゃぱにーず?」 -「がちゃん」と切れる音-
「一体どこからかかって来たのだろう?」睡眠不足のオストドのハズが、目覚めてしまう。
「そーいや腹減ったなぁ。機内食、食べなかったし・・・・」
市場に横たわる「まぐろ」じゃなかった・・・砂浜に打ち上げられたトドのごとく、眠りこけるメストド1号に「朝メシ食べる?」と聞くと、寝ぼけながら、「いらん!」とのこと。
ここで、賢明な読者の方は間違ってはいけない。この「いらん!」は言葉どおりに取ると、大変なことになるのだ。ここでの正解の答えは次の通りとなる。
「あたしゃまだ眠い。喰いたければ1人で行って来い。但し、あたしの食い物も持って帰って来い!」と言う意味になるのだ。
「へえへえ。解りましただ。奥様!」と言うわけで、「優雅」な装いではないが、19階に泊った人間だけに許される特権。「ラウンジへの階段」をTシャツにズボン・サンダル履きで降りてゆく。
髪の毛もボサボサ、半分眠りながら歩くオストド。そこへウェイター氏が話かけてくる。
「グッモーニン・サー。コーヒーと紅茶どちらになさいますか?」
「グッ・モーニン。勿論セイロンティ-頂戴。」・・・・
半分、寝てはいるのだが、食欲というより、本能はすさまじいモノがある。
葉っぱを皿に盛り、スモークサーモンの端からフォークを差込み、大皿半分を一気に皿にいれ、山盛りのベーコンを横に添える。パンはクロワッサン2個・チョコデニッシュ2個を盛り付ける。コップになみなみとこぼれそうなくらいオレンジジュースを注ぐ。
少し物足りなかったので、少量の葉っぱと残りのスモークサーモンを皿に載せ、クロワッサンを2個盛り付け、オレンジジュースをお替りする。
満腹中枢が刺激されると同時に「警戒音」が頭に鳴り響く。コレステロールを取りすぎてはいけなかったのだが、「あとの祭り」。
後は「眠り姫」(スリーピング・ピ・・・・の間違いでは?)を自他共に認める妻の分を皿に盛り付け、ジュースのグラスと共にデリバリーしなければいけない。
皿には、大量のパイナップルとチョコデニッシュ2個。オレンジジュースを抱え、部屋に戻る。
鼻先に突き出された「パイナップル」の香りに鼻を「ひくひく」させ、メストド1号が起きだす。「コーヒーいれて!」とのリクエストでお湯を沸かす。使う水は大量に置かれているペットボトルの水(無料)。カップにコーヒーと紅茶をいれ、ソファーにふんぞり返って「優雅」に朝食を、召し上がっているところへ運んでゆく。
食後、「また寝る」と言うメストド1号を部屋に残し、オストドは手土産を持ってペリカントラベル・スリランカ支店へ行くことにした。
光輝く島とドーハの悲劇!?⑥ コロンボ日記②へ続く。


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