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「悪魔のように黒く・・・・地獄のように熱く・・・・砂糖のように甘い」② [悪魔のように黒く・・・・・]

「拉致・・・・」

数日後、「出頭命令書」に従い、出頭する。
西武警察・・・石原軍団の「渡哲也」を意識したか知らないが、「変人1号」が私を待ち受けていた。
「・・・・・お前を公務執行妨害・・・・有印私文書偽造・・・・」と訳のわからないことを言い、拉致する面々。

「お前いつ公務員なんかなったんだよ!」

「知らなかったか?俺・・・学校の先生なんだわ!」

「はぁ?お前・・教職とってたの?」

「ああ、お袋に泣かれてさぁ~」

「んで・・・・・今どこの学校?お前が教えるんだから・・・・中学か?」

「んにゃ、高校・・・・」

「ほう!では覚えの悪い女子生徒を手当たり次第・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「ん!反応悪いな?」「ま・さ・か・・・本当なの?」

「そんなこと・・しないけどな。来年の4月に結婚する!」

「はぁ?お前・・・×2個じゃん。凝りねえ奴・・・・」

そこに物陰から襲い掛かる男たち。そう。どうやら「悪たれ連」の会合らしい。
ドサクサに紛れて・・・・その「渡くずれのスケベジジィ」に愛の蹴りとパンチを入れる。

「で、誰だ!出頭命令書なんて寄越しやがって・・・・・それに、なんで地裁なんだよ!」

「ああ、俺・俺」と生臭坊主である青○。とりあえず、檀家の皆様の名誉のためにも、名前は伏せておくが、坊主の倅でありながらの「悪行三昧」。よくお勤めにでなかったものだ。

「お前かぁ~」「で、何で地裁なんだ?」

「ああ、白○が今度こっちの地裁にご栄転だからなぁ~」「それで、お祝いと称して・・・お前の裁判・・」

「だ・か・ら・・ここにいるだろ。この未成年略取誘拐犯・婦女暴行罪・・・・・」

「んにゃ、今回はお前の裁判。この間決まったの。」

「決まったのって・・・俺、知らねえぞ~」と絶叫するも、とあるビルの地下室に「監禁」される。

「何だここ?いつもの・・・・・・飲み屋じゃねえのか?」

「ああ、今度・・・裁判官制度始まるだろ?だからここで練習しようと思ってよ!」

「思うのは勝手だけどよ~・・・・」 部屋を見回す。

「しかし、お前等・・そんなに暇なのか?」

「んにゃ・・・・。」と某不動産管理会社のボンクラ社長が答える。こいつの方が「大悪人」。

「でもさ、こいつのほうが・・・・悪人じゃないの?」と先生様になられた変人1号ことS・・・(名前を伏せておくのは、生徒及び学校の為である)

「おい。いいかげんにしておいたほうがいいぞ。Sがお前の弁護士役なんだからさ・・・・」

「こいつが弁護士!?・・・・・う~ん。確かにこいつも法学部法律・・じゃなかった阿呆学部、無法律学科で一緒だったけど・・・・」

「ほう。お前。いいのかな?」と脅しにかかるS。(こいつには後日、た~っぷりと復讐する事に決めた)

「悪魔のように黒く・・・・地獄のように熱く・・・・砂糖のように甘い」③ 「開廷」に続く。

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