SSブログ

「悪魔のように黒く・・・・地獄のように熱く・・・・砂糖のように甘い」⑥ [悪魔のように黒く・・・・・]

「調書2」

「まったく・・なんと言う奴。俺らにナイショで・・・・誘ってくれったって・・・」(論点ずれてるだろ)

「あのさぁ~こいつ。高校の頃、看護婦にも手つけてなかったっけ?」

「おお。遅くなって・・・・やってるか?オストドの尋問。」

「ああ、とりあえず・・人妻編・・・・」生臭坊主が言うとどうも日活ロマンポルノになる。

「今、看護婦編になるとこ・・・・」とは変人1号のS。

「看護婦編?ああ・・・コロか・・懐かしいなぁ。それ俺が証言してやるぜ・・・・」とY。

- Yの回顧録 -

「こいつと俺・・・耳鼻科通っててな・・・・・・」

「そうだYも行ってたのか・・・」

「ああ、こいつが1人じゃ・・てんで俺も鼻悪かったしな。でも、凄く込んでいる耳鼻科でさ」

「ほう。」

「こいつと俺待たされるの好きじゃなかったんで・・・・」

「えっ。俺平気だったけど・・・・」

「そりゃ、そうだろ。事務室に入り込んでナンパしてたもんな!」

「ほほう・・これは楽しそうだ。」(おい。変態小児科医・・・涎垂れてるぞ~)

「丁度・・・俺らの2コ上が1人ナンパしてさぁ~。パンパカパ~ン。だったから・・・・」

「あん?パンパカパ~ン?何だそれ・・・・」

「目出度く・・ご懐妊!」

「そんで?」

「他の看護婦たちも浮き足だってたわけ・・・・・」「そこで・・こいつ・・俺に任せろって・・・・」

「うんうん。看護婦ナンパして・・・・・」

「で、やっちゃったと言うわけ?」

「ついでに女医さんにも好かれてて・・・・・」

「ほほう。おかげでいつも・・・」

「おかげで、待ち時間なかったろうが!」

「だから、そのときから・・コイツのあだ名はタラちゃん。」

「タラちゃんって・・サザエさんの?んにゃ・・・たらし・・女たらしのタラちゃん。」

「そういや・・・そうだ。」

「でもさ・・・あの時は・・男子校だったしさ。女の子っと話するのが・・・楽しくてしょうがなかったんだもの」

「だ・か・ら・・・・喰っていいとは・・・・」

「ふん。こいつなんかさ・・・・・一目ぼれしてさぁ~。声も掛けられないでウジウジしてたから・・・」

「で、タラちゃんが喰っちゃったと。」

「まあ・・・・そうだけど・・・・。こいつのために一応、一肌脱いだんだけど・・・・・」

「ほほう・・・・」

「女医さんにも頼んでさ。ラブレターも渡してもらったり・・・・」

「おお!友達思いだな!」

「なあ。普通。友達が好きな女の子喰っちゃうか?」と変人S・・・・やはり相当の復讐せねば・・・

「そうだ。お前が悪い。」とまた殴られる。

「で・・・看護婦・・コロちゃんだっけ?どうなった?」

「ああ、コイツ・・・ナンパの腕は凄かったね。冬さあ。コイツ手編みのマフラー・・・そう白の長い奴してたじゃん」

「そうだ。確か2メートル以上あったな。」

「正確には2メートル80センチ」と私。

「うん。こいつ。クルーガーランド展で貰ったゴールドのペンダントヘッドプレゼントしたり・・・・誕生日には赤いバラプレゼントしたりで・・・・・女医さんも公認だったみたいだし・・・・」

「なるほどね。こいつ昔から・・・女にはマメ男なのか」と赤沼。

「俺さぁ・・・偶然みちゃったんだよな。渋谷で・・・・・」と大岩。

「・・・・・・・?」

「こいつ・・・・高校生の分際でさぁ~。」

「ほほう。」

「パルコの後ろのほう。」

「ス・ストップ・・・ムグッ」口を押さえられる

「でさ、後つけてったら・・・女と」

「若気の至り・・と言うことで」

「で?そんときも・・まさか・・生?」

「俺・・ゴムキライ・・」いきなりまた袋叩きにあうオストド。

「おまえ。まさか・・・あのコとも・・生で?」とY。

「だ・か・ら・・・・・ゴ・・・」(鋭い視線に身の危険を感じる)

「ま・さ・か・・お前・・先生も・・その・・中・・・」と大岩

「どうだったっけ?あん時・・・夢みてるみたいでさ・・・・先生1人暮らしだったもんな。」

「で、つけたのか?」

「しなかった・・・かも・・・・」

「先生とは一度きりだよな?」

「実はその・・・・先生が田舎に帰るまで・・その・・・・」

「喰っちゃったと?」

「そんな・・人聞きの悪い。充実した時間を過ごしたと・・・・」(また、袋叩き・・・)
半分気絶状態の私に天の声が聞こえてきた。(起きてはいけない・・・)と。

判決

「でもよ。こいつ・・・・漢らしいじゃん!」と変人S・・・(やっと弁護士になったか)

「普通よ。18で子供出来たら・・・処理させたりするのがよ。こいつ。子供が出来たの知ってから・・・大学・・通学から通信に代えてさあ」

「ああ・・だからこいつ見捨てられねえんだけど・・・・」Yがうなづく・・・・(いい傾向かな?)

「こいつ。一生懸命働いてよ。ただ。18のそれもガキのいる奴なんか雇ってもらえねえからって」

「ああ。こいつ20時間くらい働いてたな。」

「そんで、でっかい腹になった嫁さん連れて・・・台湾行って・・・・」

「ああ。なんか身入りのいい仕事だっていってたけど・・・」

「一生懸命やってたじゃん。こいつ・・・馬鹿だけど・・・」

「ああ、大馬鹿ヤロウだけどな」

「でも・・・・こいつ。許せねえな」

「で、判決・・どうする?」

「そうだな・・・・こいつ入院するときはいつも下半身だよな。」

「ああ。こいつ・・・分身がらみが多いな」

「終いには・・・タマ片方取られたし・・・・」

「んっじゃ。死ぬまでの執行猶予付き・・・・・」

「そうだな。カミさんと娘を大事にさせる・・と言う事で」

「そうだな。それが一番かも?」

半分気を失っていたのだが・・・・そう言うことになったらしい。でもこいつら一つ大事な事忘れている。
私は「千倍公社・・・」やられたら・・千倍にして返すことを・・・・・。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0