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「僕たちは社会関係奉仕部」第9話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

営み・・・4

一時・・賑やかだった鎮守の森・・・夕食そして団欒と時間が過ぎてゆく。
やがて・・・静けさが鎮守の森を蔽いだす・・・・ただ・・聴こえてくるのは鈴虫の鳴き声だけ・・・
寝室に敷かれた・・・・ダブルサイズの布団・そして二つの枕・・・
僕は・・寝そべりながら・・・夏休み明けに提出するべきだった・・・課題に模範解答を写していた。
そう・・・僕らの誰一人・・・・課題は提出していない。まあ・・・出しても出さなくてもいいのだが・・・・
「一応・・出しておけ」とのキー先生の指示である。
まあ・・・本来なら・・・・100時間でも・・・・いや200時間あっても・・・終らないだろう・・・まともにやれば・・しかし・・・写すだけなので・・・2時間ほどで終えることが出来た。
襖がスゥ~ッ・・と開き・・・そして・・・カタッ・・と閉まる音がした。

「おまたせぇ[黒ハート]・・・あら・・お勉強?」
「うん・・・夏休みの課題・・・もう・・終るけど・・写す・・・だけだし・・・・よし・・・こんなものでいいかな」
「ねえ・・・ど~お?あたしの・・セーラー服姿・・・・」
「えっ・・・・」

僕はその言葉に驚いて・・振り返り・・・・そこには・・・・セーラー服には違いがないのだが・・・・・
普通の女子高生とかのような・・姿ではなく・・・・・スカートが異様に長い・・・・そうスケ番姿・・・・
紺色に白い線が入り・・・赤いリボンはいいとして・・・・・そこには・・・・スケ番の姿しかなく・・・・

「ねえ・・・ど~お?[黒ハート]・・・恥ずかしいんだから・・・何とか言ってよ・・・」
「あ・・・うん・・・・その・・・・どう・・見ても・・・・」
「なによ・・・歯切れ悪いわね・・・・・」
「あのね・・・・どう見ても・・・スケ番・・・・俺・・・・恐い・・・・・」
「そうか・・・・・そうよね・・・・・あっ・・・・そうだ・・アレなら・・・・・ちょっと待てて・・・着替えてくる」

僕・・夢でうなされるかもしれません。・・・・本物のスケ番の格好・・・初めて見ました。
だって・・・・普通・・・・スカートの丈・・膝くらいまででしょ・・・・アレ・・・・足首・・まで・・・あるんです・・・

「じゃ~ん!これなら・・ど~お![黒ハート]
「ごっく・・ん!」

僕は・・唾を飲み込みました・・・・だって・・・昨日見た・・ブルーフィルムに出てくる・・・夏のセーラー服そのままが・・・・目の前に・・・・・あるんです・・・・
僕・・・・胸の高鳴りを必死に隠し・・・・・

「そうねえ・・・・いいね。・・・そっちのほうが・・・・」
「これ・・・中学のときのだから・・・・胸が苦しくてさ・・・・あたし・・・高校になってから・・・大きくなったから・・」
確かに・・・胸は・・苦しそうです。

「へぇ~・・・優子・・おっぱい・・大きかったっけ・・・カオリさんとか洋子さんのほうが・・・・大きい・・・」
「失礼・・しちゃうわね・・・・・一応・・Cカップはありますよう~だ。」
「そうなんだ・・・・で・・・中学の頃は?」
「え・・・・え~・・・Aカップ・・・」
「へえ・・・・まあ・・・確かに・・・きつそう・・だよね・・・・太った?」
「あのね・・・・女性に向かって・・・体重の話は・・・・いけないんだぞぉ~」
「ははは・・・ごめん。」
「許さない・・・・・今晩・・いや・・・帰るまで・・・1人で寝なさい・・・」
「えっ・・・・そんな・・・・」
「だぁ~め。・・人が・・折角・・・・着てきたのに・・・・もう・・知らない・・・ばかぁ・・・」[パスワード]

部屋を出てゆこうとする・・優子。・・慌てて・・起き上がり・・・後ろから思い切り抱きしめ・・・・

「ごめん。・・・・・」
「ばかぁ・・・・[黒ハート]

もはや・・・・二人には・・・言葉はいりません。・・・そのまま・・・壁にもたれさせ・・部屋の電気を消しました。

その夜・・・・例の雌オオカミの遠吠え「あああああああ・アゥォ~ン!」は・・・・3度・・鎮守の森に響きわたりました。
どうやら・・・鎮守の森には、ここをねぐらとする・・・日本オオカミの夫婦が住んでいるようです。

その頃・・・・東京のオオカミ習いたちは・・・・夜のミーティングの最中・・・また・・・赤沼くんの家で・・・
8頭が揃いぶみ・・・・・その日のお題は・・・・「僕と優子の赤ちゃんはいつ生まれる!?」だったらしいです。もちろん・・・・相変わらず・・・・・ブルーフィルム鑑賞会・・・・・おじさん!50本は持ちすぎです。・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第10話・・・・・・へ続く 
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