SSブログ

「僕たちは社会関係奉仕部」第23話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「えっちの本音と建前」10

「俺・・・・・ちょっと・・佐山んとこ行ってくる・・・・」
「ああ・・・がんばれ・・・・でも・・・・教員室でやるなよ・・・部室ならいいけど・・・・」
「馬鹿・・・だから・・お前ら・・・・」
「単細胞だから・・しょうがないだろ・・・・」
「ああ・・・俺・・・帰ってくるまで・・・お前ら・・・・行くなよ・・・神田」
「了解!」

僕は・・中等部の・・教員室へ・・・・・
「し・・失礼しま~す。・・・・佐山先生・・・宜しいでしょうか?」
「ああ・・・部長・・・ちょっと待ってて~」
「は~い。」

廊下で待つこと・・・・5分・・・・・

「は~い。・・お待たせ・・・・用事は何かな・・・今日の放課後の変更はだめ。・・・顧問の先生にもOK貰ってあるし・・・・」

兄さん・・・可愛い・・弟・・・・売っちゃったんですか?・・・・・・

「あ・・の・・ですね・・・・今日・・神田の書店さんから・・・頼まれてまして・・・・放課後・・・帰校は難しいかと・・・・・」
「じゃあ・・・神田の駅前の・・・・・ルノアールってお店あるから・・・・そこにしましょう・・・」「あの・・・・ですね・・・・」
「いいわね?・・5時・・・まあ・・・30分くらいは認めてあげるけど・・・・逃げたら・・・あたし・・・襲われそうになったって・・・言うからね!」

これ・・・充分脅しです・・・・きっと兄さんは・・・佐山先生を信じる・・でしょう・・・

「わかった・・・かしら?ユーアンダスタン?」
「イ・・イエス・・アイ・・アンダスタン・・・・・」
「いい子ねぇ~・・・・」 

僕・・・・言う事聞くしかなさそうです。・・・・仲間のためにも・・・・・僕の平和のためにも・・・・・

僕・・半分やけくそで・・・ 「アペック・プレジュール!」と・・・・・言ってしまいました・・・・・
教室に戻ると・・・・オオカミ8頭の罵声を受け・・・・
「お前・・・帰ってくるのが・・早すぎるよ・・・」
「さっさと・・やって来い・・・・」
「あのな・・・まあ・・いい・・・・・・じゃあ・・・・さっさと・・行くか・・神田」
「おう!」

僕たちは・・堂々と正門から・・・駅へ向かい・・・・・そして・・神田の古本店へ・・・・
まあ・・・ここのオヤジも知る人ぞ知る・・大悪党・・・・僕らが未成年なのを知っていても・・・ウラ本を学割で売ってくれる・・・オヤジ・・・恩があります・・・・

「ちわ~」
「おう・・・来たか・・・待ってた・・・・」
「で・・・頼みってのは・・・・」
「ああ・・・お前ら・・・バイトしないか?」
「バイト・・すっか?」
「ああ・・とある地点から・・・・本を運んできて・・・・俺の指定する場所へ届ける・・・・」
「もしかして・・・ウラ・・」
「ああ・・・一回・・・1人頭・・・50冊・・・・交通費は別で・・・1人5000円でどうだ・・」
「いいですけど・・・・ねえ・・・・俺らにも1人・・一冊ずつ・・・・くれるんなら・・・・・」
「ああ・・・・わかった・・・・それでいい・・・それと・・・・お前ら・・・上の倉庫整理して・・・・くれ・・・」
「いくら?」
「わかった・・・1人・・・3000円プラス2冊ずつ・・・」
「じゃあ・・・・すぐ・・やります・・・・・・・・」

僕らは店の2階の倉庫の掃除を始めた・・・・・・まあ・・・人助け+バイトは僕らには大歓迎・・・・
さらに・・・ここのオヤジのルートで・・・・これから手に入る本を売りさばけば・・・・濡れ手に粟・・
僕らは・・一生懸命働き・・・・・昼食は近くのキッチン○ローの定食まで・・ごちそうになり・・・・
本日の収穫・・2冊ずつ・・・・・+3000円を貰い・・・・・・・更に週2回のバイトまで・・・・
神田の駅で・・・・仲間と別れ・・・・僕は・・

「ルノアール・ルノアール・・・・・なんだ・・アレ・・・喫茶店か・・・・・」 ・

・・つぶやきながら・・・店に入ろうとすると・・・後ろから・・肩を叩かれ・・・・・振り向くと・・・・佐山先生・・・

「逃げなかったわね・・・・感心」
「はあ・・・」

僕は先生に引きずられるように・・・・お店の中へ・・・・・・・
一体・・・この後・・・僕・・・・どうなるんでしょうか?

「僕たちは社会関係奉仕部」第24話へ続く・・・・


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0