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「メストド母娘・・・・プチ留学記」 VOL 13 「日本帰国までの長~い道のり 2」 [メストド軍団プチ留学旅行記]

帰りの道のりはまだまだ・・・遠い!

今回・・・なぜ直行便を取ってくれなかったのでしょう・・・
往路は・・・成田/バンコク/シンガポール/コロンボ。復路は・・・コロンボ/シンガポール/成田。
成田にたどり着くのは・・・18時間も後・・・直行便なら9時間くらいなんですけど・・・

シンガポールまでのフライトも往路同様・・エミレーツ。オストドが頭を悩ませて取った便。
「本当はスターアライアンスですっきりまとめたかったけど・・・マイルが足りなくてね」
今回の旅・・・オストドがせっせと貯め込んだ・・・10万マイルと引き換えに・・・・成田/シンガポール間は発券され・・
でも・・・あとちょっとだったんだけど・・・マイルが足りなかったので・・・シンガポールのエミレーツのWebから買った航空券。二人で往復・・・820シンガポールドルほど。もちろんサーチャージも空港使用税も入っての値段。
きっと・・・私や娘に負担(各自でお金を払うことになっているので・・・)させたくなかったんだと思う。

EK348便はB777-300型機。シートは3-4-3なのですけど・・・私と娘の席はど真ん中・・・4席の真ん中EF席。
まあ・・・前に席がない分・・人気のある席。バシネットシートなので・・・ヨシ!としましょう。
さて・・・ど真ん中の席は実は・・サービスするCAが違うんです。
私の方のCAは白人。娘のほうはアジア人CA。娘のつぶやきが聞こえた・・・・・・
「タッグに・・RISAってあったから・・・もしかしたら日本人かも?」
私はともかく・・・機内食が待ち遠しい。だって・・・お腹の皮がくっつきそうなくらい・・・お腹ペコペコ状態。
やっと・・・機内食のお時間。やっと・・・食べ物にありつける瞬間。私はフィッシュ。娘はビーフ(共にカリー)をチョイス。
空腹は最高の調味料というけど・・・満腹時以外なら・・・美味しくいただけるお味だと思います。

「子供の笑顔は万国共通で可愛い!」

さて・・・機内でど真ん中に座ってる私。隣はもちろん娘だけど・・もうお隣は・・・さっき・・空港カウンターで見かけた小さな女の子を連れた若い母親。
「うちの娘と同じ年齢くらいかしら?」と思っていると・・・その小さな女の子が笑いかけてくる。
どうも・・・子供の笑顔には魔法が掛かっているみたい。「人を幸せにする魔法」を神様が掛けていてくれているのだろう。つい・・笑顔を返してしまう私。その子は母親のひざから降りると私のひざに手を乗せ近寄ってくる。
幸い・・座席の前は壁で通路状態になっているから・・・大丈夫だけど・・・
あまりに可愛いので・・・「いくつ?」と聞くと「14ヶ月」。「可愛いわねえ~」と言えば「この子あなたが好きみたい」等、となりの女性と話が弾む。
いつの間に・・・いなくなったのか解らないけど・・・娘が満面の笑みで戻ってきた。
娘曰く・・・「RISAさんはやはり日本人でお話してきた」と言う。
更に・・・チーフパーサー氏からは素敵なプレゼントまで頂いてきた。何と・・・ビジネスクラスのアメニティーポーチを二つ・・・・・一体何故?

「隣にいるのは誰かと聞かれたので・・母だと言ったらさ・・・」
「うん・・・」
「いきなり日本語で・・・ウッソォ~!ホントォ~!って・・・それで・・・これを二つプレゼントしてくれたの・・・・おまけにこれも見て!」

娘の携帯にはそのチーフパーサー氏と並んでエミレーツ航空の制帽を被っている娘が写っているではないか!
聞いたところによるとそのパーサー氏はCA仲間で超有名人。一緒に飛べたらラッキー!すごく楽しいから・・・と言われている人物らしい。

「是非・・・ウチにおいで!待っているからね!」と励ましの言葉を頂き・・・喜ぶ娘。
でも・・・エミレーツの英語力は極めて高いものを要求されるらしい。何せ130カ国以上の人が働く・・・エミレーツ航空では、英語が唯一の共通語だから当然と言えば当然なんだけど・・・・

「RISAさんもTOEIC900以上だって・・・」
「あなたは・・ねえ~」
「言えるわけないじゃん!」

折角お誘いをいただきましたが・・・あと何年も実力は伴わないでしょう・・・・残念ですけど・・・・
どうやら・・・娘にとってエミレーツ航空は最高のあこがれになったことでしょう。
楽しいフライトありがとうございました。
只・・・ひとつ。機内の空調はかなり強いので・・・これからお乗りになる皆様は風邪など召されませぬように・・・

ほぼ・・・定刻通りに懐かしい・・シンガポール・チャンギが見えてきました。いよいよ・・・着陸です。
16:40 (日本時間 17時40分)着陸。私の隣の若い母親と小さな女の子はこのままジャカルタ迄行くそうです。
でも・・・遊びつかれて眠っちゃった子供を抱っこして・・・更に・・・バック等3個も持っていた・・・

娘が小さかった頃を・・何故か急に思い出す。腕が痛くて・・・重くて・・・・荷物もろとも娘まで放り投げだしたくなったことを・・・・ジャカルタまでこの飛行機は行くのだが・・・全部の乗客が機外へ出される。
その母娘はすぐ隣のゲートへ・・・そこでお別れ!「若いお母さん頑張って!」・・・・・・


「メストド母娘・・・・プチ留学記」 VOL 14 「日本帰国までの長~い道のり 3」へ・・・続く・・・・






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