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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第一日目 ② [男達だけの・・・台湾旅行記]

台北・桃園空港の魔物たち・・

どうやら・・・台北はオストドには鬼門なのかもしれない。
C9番ゲートに到着したNH1081便を降機するオストドに嫌な予感が走る。
入国審査を受ける途中・・・免税品店の前で一度・・群れを成す男達。
T/C (ツアコン)も男性なら、お客もすべて男性。家族連れや女性たちから見れば・・・「はは~ん!」と言いたくなるほどの群れ。70歳近い人から30歳前半までの群れ。社員旅行のようであって・・・社員旅行には見えない異様な群れに見えるだろう。
まあ・・・オストドの風貌も昔とは全然違う。それに指紋もすべて・・とある筋から消されている。
そうでなきゃ・・入国と同時に拘束されるかもしれない。
大人しく・・・外人専用レーンに並んでいると・・・お前はあっちに行け!と台湾人のレーンに誘導される。
ヘタをすれば・・・拘束、軽ければ強制退去もありえるかもしれない。
一瞬、ドキッ!としたけど・・・何のことはない。ただ・・そちらのレーンが空いていただけ。
しかも・・・私の前には日本ノパスポートを持った男たちがいる。一人は通過できた。そのとき・・係員が態度を急変させる・・・「お前ら!日本人はあっちにいけ!ここは台湾人用だ!」とほざく。
オストドの前に並んでいた男はだらしが無い。文句一つ言わず・・・大人しくまた・・・外国人用に並ぶ。
しかし・・・オストドは強行突破を試みる。オストドの後ろには大先輩である恵比寿様のようなK氏が並んでいる。
諦めてしまったら、先輩も通過できない。オストドが手招きされた・・日本のパスポートを提示する(一応・・国籍は今、現在日本にしか存在しない)そうすると・・案の定「お前もあっちだ!」と言う。
「ざけんじゃねえぞ・・あの係員が・こっちに行けって言うから並んだんだろう!」オストドも譲らない。
お教えすることは出来ないが・・ある魔法の言葉を吐いた途端・・・大人しく入国の手続きを進める係員。
まあ・・日本もそうだけど・・・官僚社会には官僚社会のルールがある。上の命令は絶対。まあ・・あとは勝手に想像して欲しい。
まあ・・なんとか入国を果たしたオストド。きょとんとして・・・見つめる日本人の群れ。さっきのだらしない男の連れらしい。まあ・・・そんなことどうでも良いこと。イミグレにはどこの国にも魔物は棲んでいるのだ。その魔物を退治で出来るか?出来ないか?のどちらかしかない。
まあ・・最悪は免れたけど・・なんとか入国をした。本来ならシェシェと言うべきとこだろうけど・・パイセパイセと言ってやりたい気分だけど・・・グッ!と堪えるオストド。
まあ・・誰一人、入国審査で撥ねられないで済んだのだから・・これは神様のご加護かJTBの力に違いない。
ターンテーブルよち吐き出される荷物。オストドのキャリーにはプライオリティー&ファーストクラスのタッグ。
もちろん・・・一番に転がってくる。いつもなら、さっさと税関をすり抜けて外へ行くところなんだが、他の同行者の荷物も
ピックアップする。(若手?は辛い。・・・まあ・・気配りと言うか、昔取った杵柄と言う奴)
しかし・・・纏まりが欠ける団体。一人はタバコを吸いにさっさと出てゆく人もいる。T/CのT氏も大変。
オストドがT/Cなら・・・首に縄をつけるのだが・・・・主催旅行ではなく手配旅行だから・・T/Cも気を使わねばならない。
税関をすり抜けて行くと台湾JTBで3名ものお迎え。やっぱり・・T/Cも下っ端と所長様では違うのだろう。
同行のM社のM氏のみ外貨両替の窓口へ行く。USドルをNTドルに代えるためだ。
オストドは別に代える必要はない。後でガイド氏に代えてもらえばよい。強いて言えば、タバコ1本吸わせて欲しいくらい。タバコを吸う・・健康不良児とトイレに行く人が集まり・・・バスへ移動。

1万円=3350NTドル!

半年前までは、1万円が2700NTドルだったらしい。円高万々歳。バスの中でガイドのOさんが用意してくれていた
1万円分入りの封筒2つを2万円で両替する。レートは2・98507・・・面倒なので1NTドル=3円と記憶する。
13時10分(JPT14時10分)赤いJTBのバスで桃園駅へ向かう。今回の旅の目的は一応、台湾新幹線に乗ることである。ものの・・10分ほどで台湾新幹線の桃園駅に着く。ここは・・・地下にホームがある駅。
次に乗る新幹線は14時28分発447列車。日本で言えば・・「こだま」。各駅停車の新幹線。
14時10分の再集合まで各々・・勝手にふらつくことに。荷物はガイドさんとT/Cに任せ・・・駅の外の灰皿の設置されている場所でタバコを吸い、コンビニなどを覗き見る。


桃園空港と台湾新幹線桃園駅位置関係




「なあ・・・腹減らない?」 その誘いに駅構内のモスバーガーへ行くことにした。
エビバーガーとポテト・コーラのLサイズで125NTドル=375円ほど。(本日4回目の食事・・・)
このまま喰い続けていたのでは、また・・・デブになる。そう思っても食欲と思考回路は一致しないのが、オストドのオストドたる由縁なのだろう。


(台湾・桃園の台湾新幹線桃園駅構内で食べた・・エビバーガーのセット)

台湾の新幹線は禁煙だとのことなので、またまた・・・吸い貯めに走る。スモーカーズの面々。
健康に悪いのは十分承知している。因みに・・台湾で売っているタバコには肺がガンに侵されている写真つき・・・
止めれるモノならとっくに止めている。止められないのは意思が弱いせいとも言われるけど、その前に人間じゃなかった「トド」を止めたい気分は言うまでもない。

台湾の新幹線・・・

再集合場所で各々乗車券というか全てが一枚になったキップを受け取る。
オストドたちは1号車。高雄側になる。わざわざ・・・いや脅かされてT/Cとして同行してくださったJTBのT氏と台湾JTBのスルーガイドO氏に引率され、各々荷物を引き摺り・・まるでカルガモのお引越しみたいにホームへ降りるのだ。
ここの改札口は自動改札。日本と同じようなものだが、1点違うところがある。キップの差込は裏面を表に矢印の方向へ入れて出てきたキップを引っこ抜かなければ、改札口は開かない。
この台湾の新幹線本当はヨーロッパのとある国が入札受注していたらしいのだが、日本特有というか政治決着というか
日本が横取りしたものらしい。
それは・・さておき・・・片側1線のホームに降り立ち待っていると右手よりトンネルに潜った新幹線が滑り込んでくる。
「どこかで見た形だな?」と思ったら・・・外観は日本の新幹線そのもの中身も2列・3列。通路の幅は日本より広め。
従って、シートの幅は狭い。唯一の救いはシートピッチがやや広い。
車中でいつの間にか仕入れてきた・・ペットボトルの水。そして何故かスーパードライ。おつまみ類が配られる。
早速、喉が渇いたので缶ビールを飲み干し、おつまみ類を食べ尽くしペットボトルの水を飲んでいると次は終点の左営駅。これも・・・政策だそうだ。高雄まであとちょっとなんだけど新幹線はここまで。
確か昔はこの辺一体は田んぼが広がっていた所だったはず。
16:08(JPT17:08)定刻より2分遅れで駅に滑り込む。
因みに・・この区間の日本式に言う乗車券・特急券・指定席券込みで1260NTドル。
改札口ではキップが回収されないので・・・日本へ密輸することにする。

「では・・・ここからバスに乗ります。ホテルまで30分くらい・・」

ちょ・・ちょっと待ってくれ!タバコの一本くらい吸わせろ!とブーブー言うスモーカーズ。
この願いが聞き入れられ・・まず一服。その後、バスが来るまで・・もう一服したのは言うまでもない。
迎えに来たバスに乗り込む。ホテルはグランドハイライホテル(漢来大飯店)。
特級クラスのホテル。そりゃそうだ・・・ウワサによると一人16万円の旅費。それでも・・・ツインのシングルユースではない。シングル希望なら別に4万円必要らしい。まあ・・・シングルなんか必要がない。
ホテルに着いたのが6時ちょっと前。チェックインしたら6時半にバスにまた乗り込み、海鮮料理を食すことになっている。その後、六合路のナイトマーケット散策にも連れて行ってくれるらしい。
オストドに言わせると・・・放っておいてもらいたいのも半分だけど・・・・
正直・・・美味くない。何のために・・高雄まで来なきゃならないんだぁ~と不満があちらこちらから噴出す。
ナイトマーケットでは、台湾JTBのO氏に引率され歩き回る。
ヘビ料理(台湾ではヘビは保護されているはず)の店もあった。写真は禁止されたけど・・・まさしくヘビがうなぎのように
頭をまな板にピックで留められていて・・・皮を剥ぐところなんざ・・・うなぎ!

その後、マッサージ店(健全なところです・・・念のため)に同室のO社のO氏(バズー〇ー)と途中その店で降ろしてもらう。120分全身マッサージで2000NTドル。オプションで耳垢掃除500NTドルと足の角質取りと爪切り付で700NTドルを選択する。
あまり若くないけど、スタイルのいい女性に120分マッサージを受ける。ついでに温シップ付き。
温シップとは蒸したタオルを大量に使い・・・身体の芯にこびりつくコリを根こそぎ取ろうとするもの。
耳垢取りはおばちゃんの出番。ドクターみたいな反射鏡を使い、丁寧に掃除してくれる。足の角質取りは男性スタッフ。
たらいに汲んだお湯に横たわった状態で足を強制的に浸けられ・・・ある程度、皮が柔らかくなったところを綺麗にしてくれる。
同行のO氏曰く・・・「女性がエステに填る理由解りますね!」 そりゃそうだ・・・二人並んで施術を受けている。
前立腺のマッサージでは、時々指先が当たる。思わず・・・ニニンガシニサンガロクと唱えないと大変なことになる。
健全なんだけど・・ちょっと密着度のあるマッサージを受けマッサージ店の車でホテルへ送ってもらう。
こんなに気持ちが良くて・・・9600円なら安い!お店の名前は「現代人」と言うお店。
一旦、ホテルへ戻ったのが11時ちょっと前。その後・・・誰がどこへ行ったとか書くわけにはいかない。
何せ・・記憶がぶっ飛んでいるので、ご容赦いただきたい。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「高雄観光へ続く・・・」


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空飛ぶ食欲魔人

livly-cu様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-10 11:22) 

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