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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 台北観光もラクじゃない。 [男達だけの・・・台湾旅行記]

超・・・寝不足の朝に・・・

何の因果か解らない。・・・今回の参加者はT/CのT氏をいれて15名。
普通なら・・・7・・TW・1Sの計8部屋で済むはず。
ところが・・・同行者のうち1名がツインのシングルユースをご希望されていたので、
我々のボス。であるS氏も・・・「はあ・・しょうがねえな・・会長である俺が・・・シングル代払えばいいんだろう」とシングルになった。因みに・・・3泊のシングルユース代は、4万円だそうだけど・・・・
その・・・ボスである会長に・・・「お前ら冷てぇよな・・・朝メシも誘ってくれなくて・・・・」 と言われてしまう。
まあ「長いものには巻かれろ」と言うくらいだから・・・朝食をご一緒することにしたのだけど・・・
「7時15分な!」 と言われたからには・・・その時間までに身づくろいを済ませねばならない。
結局・・・6時30分に目覚ましをセットしたのだから・・・都合・・3時間ほどしか寝ていない。
オストドとSクンことS氏。
「疲れましたよね・・・」 S氏はことば使いが丁寧で気持ちがいい。
「そうだね・・・・今日・・・観光・・パスしたい気分だけど・・・」
「そう言って・・どこかへ行くんでしょ?」
「いや・・・密漁でも・・・じゃなくて・・・静養だな・・静養・・・したい気分。」
「でも・・・仕方ないじゃないですか。団体行動っすよ・・団体。」
「ほほう・・・じゃあ・・・団体だったら・・・キミも・・あっちにつきあうと・・・ヨシ!帰国したら奥さんに告げ口して・・」
「そ・・そんなぁ~勘弁してくださいよ」
「だよな・・・さてと・・時間だから・・・行きますか・・・」

ロービーの下にあるレストランへ、ボスであるS氏と同室のSクンことS氏。そしてオストドで降りてゆく。

「なあ・・・〇〇ちゃん・・・きょうの昼飯なんだっけ?」
「小籠包ですね・・・一番、美味い店らしいですけど・・・和食って・・・気分ですよね?・・・」
「そうなんだよな・・・」
「まあ・・・あんまり喰いたい代物ではないですね・・・」

オストドは「小籠包」を喰わずキライで食べたことが無かったし・・・・

「なあ・・・俺・・エルメスとか買って帰らないと・・・かあちゃんに怒られるんだけど・・・」
「罪ほろぼしですか?」
「ば・・・馬鹿言っちゃいけねえ~よ。オタクとは違うよ・・・・」
「じゃあ・・・今まで清廉潔白だった?とでもおっしゃりたいのですか・・・」
「そ・・そんなことはねえけどよ・・・今回は・・・」
「今回に限ってですよね?」
「ま・・まあ・・そのなんだ・・・買い物時間が短すぎるよな?」
「ええ・・・一日フリータイムにして欲しいですね。そうしたら・・・台中まで行ってくるのに・・・・・」
「コッチか?」
「さあ・・ご想像にお任せしますけど・・・」
「今日のコースで買い物する時間あるかな?」
「無理でしょう・・・」
「どうにか・・ならねえかな」
「故宮の見学縮めて時間を稼ぐしか・・・・」
「ヨシ!俺が掛け合う・・・」
「そうして・・ください・・・・」

世も末とはこのことを言うのかもしれない。大陸の故宮とは違い値打ちものが大量にある故宮博物館を、駆け足で見て廻るのだ・・・中国4000年の歴史は、ブランドのバックやお土産より置かれている「立場」は小さくなっている。
有給の歴史より・・・お買い物が、現代の日本人の旅行感覚なのだろう。

8時30分。JTBの青いバスに詰め込まれホテルを出発する。行程を一部組み換え、午後廻る予定だった忠烈祠・故宮博物館を先に見に行くことになった。
ほどなく・・台北の忠烈祠に到着。確か昔は・・・陸軍・海軍・空軍と持ち回りで警備していたのだけど、今は3軍合同。
門外に立っているのは陸軍の兵士だった。ピカピカに磨き上げられたライフルと同じくピカピカに光る銃剣を銃口に装着
して・・・不動の姿勢で立っている。
因みに・・・一緒に写真を撮るのは構わない。だが・・ちょっとでも軍服に触れようものなら・・・・
軍靴を踏み鳴らし、銃尻を打ち付ける。・・・無言で「俺に触るな!」と威嚇される。
因みに・・・ここの職員がパフォーマンスでやってみせたが・・同じように音を立てる。
もし・・・触る勇気のある方がいれば・・・やってみるのも一興かもしれないけど・・・その後の保証は出来ない。
9時にパフォーマンスショー(まあ・・・ディズニーのパレードより圧巻はあるが・・・)陸軍の軍服を着た指揮官を先頭に
陸軍2名・海軍2名・空軍2名の7名のパレードみたいな交代式が始まる。(ヤバ!カメラ小僧の血が騒ぎだした)
まるで・・・おっかけのオバちゃん族のように・・・・なるべく前方から撮影をしたけど・・・望遠を持ってこなかったのが、
悔やまれる。

故宮博物館で是非・・・

次に故宮博物館へバスは移動する。ここではガイドのしゃべる声が聞こえないことがあるので、各自周波数のセットされたヘッドホンを装着し、首からレシーバーをぶら下げる。
ここで・・・オストドの見たいものは・・・・翡翠の白菜の彫刻と象牙の細工品。
特に・・・白菜の彫刻品は是非・・・見て欲しい逸品だ。
この作品にはふたつの意味が込められている。白菜を仲良く食べている2匹の虫が彫られているのだ。
ひとつは・・・「皇帝!あなたの周りには二人の私腹を肥やす不届きモノがいます。」
このとき・・この作品をみた皇帝は「なるほど・・・」2名は即刻処分されたらしい。
もうひとつは・・・皇帝の娘が嫁ぐ際のもの
「虫のように・・子宝に恵まれ・・・白菜の白のように純潔である」との話。
ちなみに・・・昔の台湾では「純潔・・つまり処女でなければ・・即刻返品」されたらしい。

「ねえ・・・ガイドさん・・・因みに・・今もその風習あるの?」
「あるわけないでしょう・・・そんなこと言ったら・・・返品ラッシュだもんね!」
「なるほど・・・日本と一緒だ!」

いずこの国も同じようである。みんなで・・散々大笑いをした瞬間でもある。(お前が言うか?と突っ込まないでください)

昼食の前に免税店に一軒立ち寄ることに・・・長栄・・つまりエバーグリーン系列。はっきり言って・・DFSより安い。
さらに・・・出国後、空港受け取りだから・・・便利。(一部商品を除く・・・)
ここで・・・オストドは最近愛用しているブルガリを購入。100mlで4425NTドルだけど・・・割引他で4004NTドル。

やっと・・・午前中の観光とショッピングが終わる。バスに詰め込まれ・・・台北で一番美味しいといわれる小籠包の店へ
予約はしてあるのだが・・・2階席に10名。3階席に6名と詰め込まれる。
あれ?T/Cいれて・・・15名のはずじゃ・・・・実は、某社のK氏のご友人が昨夜の夕食から同行している。
まあ・・ちょっと首をひねってしまうけど・・・まあ・・みんな文句を言わないからヨシ!にしておく。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 台北観光もラクじゃない。午後編に続く・・・・

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