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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ① [タイ・ホアヒンの旅]

まえがきに代えて

いくら・・・家賃が10倍以上になったからとはいえ、旅の醍醐味を知ってしまったからには
もう・・・後には戻れない・・・・
メストド1号もそうらしい。きっと「旅」は麻薬以上に・・・我々を包み込んでしまっているのだろう。
多分、「アリさん生活」には我々トド夫婦には合わない様である。「キリギリスさんの生活」が我々には性にあっているようだ。ある知人曰く、「そんな生活していると・・老後大変だよ!」とオストドを諭すのだが、そんな心配は「小さな親切」であって・・・我々には・・・大きなお世話としか映らない。
まあ・・・「職業選択の自由」と言うトドの権利を放棄させられている。その代わりに将来にわたって棲む場所は困らないし、それなりに喰っていける。
何しろ・・・「飲む・打つ・買う」で身上を滅ぼすほど馬鹿ではないけど・・・もしかしたら・・・「世界一周ファーストクラスチケット」を買うかももしれない。まあ・・・「キリギリス生活」が好きなんだから仕方が無い。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」という諺どおり・・・いや・・それ以上の苦労をメストド1号には掛けてきた。
まあ・・今にしてみれば、「笑い話」にしかならないけれど・・・
特に今回の旅は・・・ちょっといつもと違う気分。何せ・・「父親や~めた!」と宣言してからの夫婦での旅。
嘗て・・娘と呼んでいたメストド2号が・・・「はぁ?また・・行くの?」と言うけれど・・・引越しの荷物が片付いていなくても旅に出る。例え・・・白アリやネズミに棲家を奪われての急遽の引越しでもスケジュールを変える気は無い。
オストド&メストド1号は「病気」なのかもしれない。年に一回は「大人の仮面」を脱がなければ、「息切れ」「眩暈」がしてくるし・・・仕事をする気にもなれない。飛行機に乗らなければ・・・・体調も悪化してくる。
それに・・・年齢を重ねるごとに・・・時の流れがどうも・・・早く感じられてならない。
こうなれば・・・日常生活から抜け出し・・・非日常の生活生活、鳥の鳴き声や窓から差し込む陽の光に目覚め、星の瞬きと優しく吹く風にかすかに揺れる木々の音を子守唄に眠る。そう、時間本来の流れを取り戻すために旅に出る。
前回の旅行記(メストド1号&2号のプチ留学記)の思わぬ反響に気を良くした・・メストド1号が旅行記を書くという。
まあ・・・本人が「やる気満々」なので、私ことオストドはその補完そして・・ひとりごとだけ言わせていただこうと思う。
この文章の原稿は、ジャスミンヴィラの庭に用意されているプライベートテーブルにてお互い向かい合って書き出した。
耳に入ってくるのは、ただ・・・風が揺らす木々の葉が擦れ合う音と、時たま訪れる小鳥の鳴き声、その中に身を委ねて私は筆を取っているのである。
今回は一体どんな珍道中になるのだろう。南国の木々が風に揺れ「そんなものいいからさ一緒に遊ぼうよ」と私を誘っている。庭には子猫までやってきた。ちょっと茶系のキレイな子猫。
そろそろと庭を横切ってゆく子猫に「にゃぁ~」と言ってみたら固まって、こっちを見ている。しばらく寝転んでいたと思ったら隣のヴィラとの垣根をすり抜けていく。
また・・・時折、優しく吹く風に身を委ねながら、メモ用紙に向かっていたら、また子猫がやってきた。
「にゃあ~」とまた・・鳴きまねをするオストドに近寄ってきて、その身体をオストドの足元に擦り付けてゆく。
どうやら、オストドは人間よりも動物に好かれるみたいだ。子猫が足元にじゃれ付いている。
そろそろ・・・筆をメストド1号に託し、童心に帰る時がきたようだ・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ② 旅立ちの前日に・・・・ 続く。
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