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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ④ ロストバッゲージの危機!? 2 [タイ・ホアヒンの旅]

ロストバッゲージの危機!? 2

「はん!いいもん・・ラウンジで喰いまくってやるから・・・・」
「オストド!あんた・・・そろそろ・・・禁断症状出ているんじゃない?」

多分・・・イライラしてきている。もともと・・・禁煙は無理みたい。大人しく・・・喫煙ルームに引っ張っていかれるオストド。

「やっぱり・・・禁煙より節煙と言うことで・・・・いきなり止めると身体に悪そうだし・・・・」
「身体じゃなくて・・精神的にでしょ・・・でも・・・ゆくゆくは禁煙だからね!」

「香港国際空港」と言う砂漠?の中を散々・・カロリー消化のために歩かされ・・・・ヘトヘトに疲れたオストドには、喫煙ルームこと・・スモーキングルームの看板が、まるで「オアシス」を示す案内板のように思える。
ドアを開けるまで・・・そこは「蜃気楼」かもしれないとさえ思っていたから重症のようだ。
メストド1号が差し出すタバコとライターが、「オアシスの水」のように思える。(全て・・取り上げられているのだタバコ・・)

「ふう~美味い!」
「そうでしょう・・・でもまだ・・・歩くんだからね!」
「そ・・それより喉渇かない?」
「そうねえ~そういえば・・・」

フードコートらしきものに行き・・・コーラを2杯購入。

「た・・・高い!」 
「そうねえ~忘れてたけど・・・空港内ってどこも高いのよねぇ~」

最近、贅沢を覚えたオストド&メストド1号。空港内の物価が高いのを・・コロっと忘れていた。
そういえば・・・直近では、空港で飲食物を買ったのは、カルガリーの空港だった・・・
後は・・全て・・「ラウンジ三昧」だったので、忘れていたのだ。

「さてと・・・もうひと歩きしましょうか?」
「あのぉ~香港だけでも・・・一万歩は無理でも5千は歩いたかと・・・」
「まだ駄目!ゲートの表示が出てからじゃないと・・・ラウンジに行かないから・・・」
「げっ!」

そういえば・・・成田で受け取ったボーディングパスにはゲート番号が入ってないし、パーソナルTVにも表示されていなかったのだ。
とりあえず・・・フライトインフォメーションボードに確認に行く。やっと・・・表示されている。62ゲートからの出発。

「ねえ・・・この近くだからさ・・・」
「ハイ!ストップ。でも・・・もうちょっとお腹空かせたほうが・・・美味しいわよ。空腹は最大の調味料・・・」

確かにメストド1号の言うことはもっともな話。折角・・ピアにいるのに・・・また・・ウイングに徒歩で戻る。
さすがのメストド1号も疲れたみたい。戻りは地下鉄?みたいなシャトルで戻る。

「ねえ~!」
「しょうがない・・・ラウンジに行きましょうか?」
「その前に・・・」
「はいはい・・・一服でしょ?」

さすがは・・・永年連れ添った妻である。メストド1号。これこそ「阿吽の呼吸」と言う奴かもしれない。
65ゲート近くからエスカレーターで階下へ降りる。

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(ヌードルバーです。)

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(メストド1号が食した・・エビワンタンメンと・・チャーシュー饅)

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(オストドが食した・・・一部。日式メンとサンドイッチ)

ちなみに・・・オストドが食べたのは・・日式めん(醤油)・チャーシュー饅2個とちょっと(味見分)ツナサンド3個。ナスノグリルサンド1個を・・・ミネラルウォーター・トマトジュース・コーラで流し込む。本日ええと・・・4回目の食事。
メストド1号は・・・エビワンタンメン・チャーシュー饅1個とちょっと(オストドに味見分を献上?した)チョコアイス。ミネラルウォーター、コーヒー。(本日3回目のお食事)

PM17:55 (JPT18:55) CX703便ボーディング開始。座席は同じ・・20HK。機体もボーイング777-300。
でも・・・イスはいまいち古い。だって今時・・・オール電動じゃないシート。
まあ・・・よくある「花形路線じゃないから・・・」と言う理由でしょうか?でも、CAの数だけは15名も乗っているわけで
サービスの密度は濃いけど・・・・

「優先搭乗で乗り込むと、CA同士が日本語で話しているのを耳にする。」
「じゃあ・・モモちゃんこれ・・・・」
「ん?モモちゃん!?」 どうやら・・・エコとビジに2名の日本人CAが乗務しているらしい。
「ねえ~メストド1号。今・・ももちゃんと日本語聞こえたけど気のせいかな?」
「あたしは聞こえなかったけど・・・しかし、あんたの耳と目は便利というか・・・」

メストド1号の言いたいことは良く解る。つまり・・・オスの習性。そのときは・・・多少、耳が遠くなりつつある(シャッターを半分以上閉じているので当然と言えば当然。聞こえないフリをするのが、一番いいときもある。
それと・・・視力。メストド1号曰く、「老眼よ・・・老・眼・・・」とほざくけど・・・突然、視力が回復するときもある。
「言わ猿」は、持って生まれた性格ゆえ無理だけど、「見猿」「聞か猿」なら最近、出来るようになっている。
その「モモちゃん」が英語で話しかけてこようとして、突然日本語に切り替わる。
多分・・・肘掛に放り出しておいた・オストドのパスポートの表紙が眼に入ったのだろう。

「私・・宮〇と申します。何かございましたら遠慮なくお申し付けください。バンコクまでですか?」
「いや・・・コロンボまで・・・その後、またバンコクまで戻るけどね。」
「私どもはバンコクまでお供いたします。バンコクでクルーは代わりますけど・・・」
「うん。知っているけどね・・・バンコク/コロンボ/バンコクでしょ?」
「よく・・ご存知ですね?」
「うん。元キャセイのCAさんのブログで読んだもの・・・」
「それはありがとうございます・・・」

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(香港/バンコク間のウエルカムドリンク。)

朝日新聞をもらい丹念に読み出す。何故かと言うとエコノミ-クラスの乗客の「羨望」なのか冷たい視線が痛いほど突き刺さるからだ・・・
PM18:10(JPT19:10)ドアクローズ。18:14プッシュバック。
このとき・・・旅の神様のいたずらか?・・・オストドみたいにおっちょこちょいのスタッフのせいかは定かではないけど・・
ある騒動が仕組まれていたのを知るよしもない。オストド&メストド1号。
ソロソロと動き出す機体。さっきちゃくりくした滑走路と同じ、ランウェイ07Rに向かっているらしい。
機長?からキャビンクルーへ向けた「離陸」のアナウンスが入る。いよいよ・・・お馬鹿な行程と珍騒動が幕を開けてゆく
PM18:30 B777-300は大空へ舞い上がる。
高度38000ft  2時間43分のフライトの始まり。
早速、メニューが配られ、テーブルがセッティングされる。何せ・・・2時間ほどしかないフライトなのに機内食は暖かい食事が提供される。どこかの・・・エアーラインとは大違い。(どことは言わないけど・・・酷いエサを配るところもある。ビジネスクラスなのに・・・・)

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(ドリンクサービス。コカコーラがなくて・・・何故かペプシ!あんまり・・・好きじゃないけど選択肢はない。)

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(トレーには白いナプキンと前菜など・・・)

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(メインは・・・またもやお魚をチョイス。本日5回目のお食事・・・我ながらよく・・食う!)

デザートにフルーツとアイス&チョコを貰い、ティータイムを楽しむ。もちろん・・・チョコはメストド1号への献上品。
オストドの口には高級チョコは合わない。その辺のアーモンドチョコが一番美味しいと感じるのは何故?
着陸前に「ももちゃん」が挨拶にくる。

「何もお世話できなくて申し訳けありませんでした。」 彼女はギャレーを担当していたのだ・・・
「いや・・・これからも頑張ってね!ところで、このまま機内に残されるのかな?」
「いいえ、一旦降機していただき、私どもの地上係員にコンタクトしてください。」
「うん。ありがとう・・・」

PM19:53(JPT21:53)バンコク・スワンナプーム国際空港へランディング。ゲートは予想どおり・・G2。
ボーディングブリッジを渡っていくと・・・係員の群れ。

「たぶん・・あそこでチェックするんじゃない?」

オストドの予想は的中。ボーディングパスの半券をチェックし、手に持っているパッセンジャーリストと照合している。
胸にシールを貼ってもらう。

「ねえ・・ラウンジは利用できるのかな?」
「出来る。さっき・・ももちゃんに聞いたモン!」
「そ・・そういえば・・・ステイ先のホテル名も聞いてなかったっけ?」
「うん・・聞いた!教えてくれたけど・・・それが?」
「まったく・・・昔から・・・」

ここでは明らかにしないけど・・・彼女たちのステイ先はドムアンのそば。
お近づきになりたい諸氏もいるだろうが・・・「お食事でも・・・」なんて誘ったら・・・大人数で押しかけられることは、
火を見るより明らか。まあ・・・そこは個人の勝手だから・・オストドの感知するところではない。

「あのぉ~」
「はいはい・・・安堵の一服でしょ・・・」
「うん・・・デパッチフロアーにないしね。」

スモーキングルーム・・つまり、オアシスに向かう。一服を終え・・・しばらくいくと・・・

「ん?うちらの名前書いた紙持っている女性がいるけど・・・」
「あっ!本当・・一体なにかな?」

そういえば・・・ここでのラウンジの「インビ」は持っていない。コロンボのは持っているのだが・・・
この女性に引き連れられ・・・他の数人のお客と共に・・ラウンジへ護送される。

「さてと・・・ここではエビ蒸し餃子食べなきゃ・・・・」
「まだ・・喰うってか!」
「うん!」

オストドはお皿にありったけの(4個しかなかったけど・・)とサンドイッチ・コーラを持って席に行く。
「あんたには・・あきれる・・・」と言いながらも・・・メストド1号もサンドイッチをもってくる。
まさか・・・思いもしないことに・・・自分の預け入れた荷物がターンテーブルを廻っているとは・・・露も知らずに・・・

ここからはメストド1号の旅行記(追記)

私・・・はっきり言ってブランド物には興味がありません。まあ・・・オストドが、小物にダンヒルを使っているくらい。
そういえば・・・オストドのダンヒルのレポーターバックもそろそろ・・・ボロボロになってきているけど・・・気に入ったのがないみたい。
まあ・・・オストドのカバンはなんでもポイポイと入れられるものじゃないと・・・・
そういうわけで・・・(どういうわけだか・・・オストドに言わせると・・アウトレットで充分だそうで・・・)何も買わずにCXのラウンジ・・・Theピアへお邪魔することに・・・成田のANAラウンジは「そばコーナー」ここは・・・ヌードルコーナーがあります。
ちょっと散策をしたので、私も・・小腹が減ったのよね。
オストドは日本式のラーメン。でも「レンコンは・・・ラーメンに合わない!」とオストドの弁。そのほかにツナサンドやらナスをグリルしたものを挟んだサンド・チャーシュー饅等・・・・食している。
私・・メストド1号はエビ雲呑麺。これはミニサイズですけど・・かなりお薦めできる・・・ただ、難を言えば麺が細くて堅いタイプ。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、味は良いです。
それから・・・ついでにツナサンドとチャーシュー饅x2もいただきました。更に食後のアイスクリームにコーヒー。
オストドは4食目。私は3食目・・・・
アツコールはほとんどたしなわない私とオストド。お好きな方なら色々呑み放題。結構皆さん楽しんでいらっしゃるようです。
さて・・・これからはCX703便。バンコク経由コロンボ行き。いつものごとく・・・早目にゲートへ・・・・
18:11(JPT19:11)ドアクローズ。機体は同じB777-300。シートはさっきとおなじ20・HK。
バンコクまで約2時間ちょっと・・・即・・機内サービス」が始まる。ディナータイムは日本時間の20時から40分。
ランチより軽め。スターターはカニとポテトのサラダ。メインはお魚をチョイス。毎度のことながら・・・食後はコーヒーとチョコレート4個をいただきました。(オストド・・・・5食目・・・そういう私も4食目・・・)
お食事後、ウトウトしていたら・・・もう最終着陸態勢だそうで・・・・オストドに起こされるのもいつものこと。
ゲートG2に頭から突っ込み・・・ボーディングブリッジが横付けされる。そーいえばアメリカのどこかの空港で見かけたのは・・・ジャンボが横付けになっていたけど・・・・
ボーディングブリッジを渡り・・・勝手知ったるスワナプームですから・・・

「ラウンジへ直行するか、レートチェックしようか?」

オストドと相談しながら歩いていると・・・・微笑ながら私たち等の名前を書いた札を持った女性が・・・・
この女性に案内されて(別に、案内入らないんだけど・・・知っているし!)そのままCXのラウンジへ直行。
皆さん信じられますか?オストド・・・ここでもまた・・・食べ続けているんです。(オストド本日6食目)・・・
私もコーヒーとサンドイッチ。オストド物を食しているときの幸せそうな顔を見たら、私も・・手が伸びちゃった。あ~ん!。
本当はこのままここバンコクで降りたいところなんだけど・・・
チケットの関係(コロンボ発券なので・・)で、BKK/CMBの往復が私たちを待っている。
これが・・・・コロンボループの宿命。まあ・・・マイルは貯まるから・・・いいけど・・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑤ ロストバッゲージの危機!? 3へ・・・続く。







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