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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑥ ロストバッゲージの危機!? 4 [タイ・ホアヒンの旅]

ロストバッゲージの危機!?5

31,Dec,2008 オストド&メストド1号を乗せた CX700便は、01:47(JPT05:17)コロンボの空へ飛び上がった。
一応・・・ミールサービスのメニューを貰ったけど・・・胃袋はストライキを続行中。相方のメストド1号は離陸するや否やそのままの態勢で眠りについている。

「今度はバンコクに入国するのよね?」
「もちろん・・・」
「どこに泊まるの?市内?」
「ノン!ホアヒンの近く。」
「移動は?」
「リムジン!を手配してある・・・」

そんな会話を楽しみながら・・・タイの入国書類を二人分作成するのが、オストドの役目。
丁度、書き上げた時に一度・・メストドが眠りの世界から目覚めたので、サインを促す。

「そんじゃあ・・・寝ますか?」
「もちろん・・・・」

そのまま・・・お休みモードに突入!飛行機も心地よい揺れぐあいのおかげで、お薬を服用しなくてもぐっすり眠れる。

「ミスターオストド・・そろそろ・・ランディングなので・・・」

その声に起き上がるオストド&メストド1号。CX700はバンコク・スワンナプーム国際空港へ軽やかに滑り込むように
ランディングしたのが、06:30(JPT08:30)。ゲートG3へスポットインが6:40。

「サー&マーム。また機内でお会いしましょう!」

彼女たちや彼らにとっては手の掛からない客だったはず・・・機内食も食わず・・・ドリンクもウエルカムドリンクだけ。

「じゃあ・・・また・・どこかの空の下で・・・」

挨拶を交わしながら降機する。まさか・・・そこには予期しなかったことが起きていることなど知るはずもない。
ボーディングブリッジでは、香港への乗り換え客かどうか確認を受ける。
そのとき・・メストド1号の名前を書いた紙を持って、にこやかにお出迎えに来るタイ美人。
本当の性別は、いくらオストドの嗅覚でもわからないけど・・・

「あのぉ~それ・・・うちの妻なんだけど・・・」
「ようこそ!バンコクへ・・・ちょっと一緒にお越しください。」

一瞬・・・キャセイパシフィックのスペシャルサービスで,ウワサのVIP入国が出来るのか?とさえ思ったけど・・一応、確認はしなければならない。

「一体・・どんな用なのかな?」
「X△〇・・・バッゲージ・・・X〇・・・」
「なんかさ・・・バッゲーヒがどうのと言っているけど・・・ま・まさかコロンボで積み忘れたのかな?」
「う~ん。そうなったら・・どうなるの・・・着替え全部あっちなんだけど・・・」
「まあ・・・そこは元プロだから・・・交渉はするけどね・・・」

早足であるく彼女に必死についてゆく二人。いつもなら・・・立ち寄るスモーキングルームも・・・今回は立ち寄りを許されない状況だ。
彼女の誘導でさっさと・・入国を済ませる。オストド&メストド1号。こんなにスムースに入国するのは久しぶり。
いや・・・スワンナプームでは初めての快挙。
彼女を派遣してきたのは多分・・・キャセイパシフィック航空だろう。
まず・・ターンテーブルに案内されるオストド&メストド1号。

「メイビーあなたの荷物は出てこないと思う・・・メイビー」
「はあ?何で・・・・」
「あたしも良く解らない・・・ごめんなさい。」
「で・・・どうする?」
「発見次第・・・航空会社がホテルへお届けすることに・・・・」
「へっ?誰か日本語をしゃべれる奴連れてきてくれないか?」
「あなた・・英語できるわよね?」

結局、ターンテーブルからオストド&メストド1号の預け入れた荷物は出てこない。
彼女に連れられ・・・バッゲージクレームオフィスへ行く羽目に・・・・これだから・・・旅は面白い。
でも・・・それは他人の話。面白がっていると・・メストド1号に殺されかねない。
バッゲージクレイムオフィスに行くと・・・大勢のパッセンジャーと大勢の職員。
オストドが・・日本語・日本語と喚いたからだろうか・・・そこのボスらしき人のところへ通される。
オストドはカウンターのところのイスへ・・・メストド1号は後ろのソファーでふんぞり返っている。

「サー生憎・・・日本語の出来る者がおりませんで・・・」
「そんなところだと思った・・・いいよ。言ってみただけだから・・・」
「サー。クレームタッグを見せていただけませんか?」

メストド1号からクレームタッグ(荷物の半券)を受け取り、提示する。

「旅程はこの通りで?」
「そうだよ・・・」
「サーちょっとこちらへ・・・」

まずはオフィス前にある荷物が並んでいるところへ連れて行かれる。そこには・・同色(ほとんど黒ばっかり)の荷物。
だが・・・オストドの預け入れたトランクはオレンジ色。そこにはない。

「ありますか?ここに・・・」
「ないね・・・残念だけど・・・」
「じゃあ・・・こちらへどうぞ・・・」

そこはクレイムオフィス横の倉庫みたいな場所。引き取り手のなかった荷物が棚に並べられている。
「あっ!あれだ・・・」
「サー。間違いありませんか?」
「間違えようないでしょ・・・オレンジカラーだもの・・・」
でも・・一応・・・取っ手に付けられているタグを確認。オフィスに戻り、書類にサインしてパスポートを提示して終わり。
今日・・・現在まだキャセイパシフイックから何のお詫びもないけど・・
まあ・・・約24時間ぶりに荷物との再会を果たした。コレが無くなっていたら・・・オストド&メストド1号の旅は台無し。
後は・・・・両替をして・・・「HARUKA」と書かれたボードか自分の名前を書いたボードを持っている係員を探せばよい。

「オストド・・あたし・・・トイレに行きたい。」
「そういや・・・俺も・・・この後・・・アバウト3時間かかるからね・・・」

トイレを済ませ・・税関をすり抜けて外へ出るも・・・見当たらない。
こうなれば・・・「館内放送」をかけて呼び出す暴挙にでればよい。その間にメストド1号が両替所に行く。
前回訪れたときより・・・レートは良かった。4万円が14000何某になったので、気分がいい。
メストド1号が両替を終えて戻ってくると・・丁度、SPリムジンのスタッフ。これまた・・美人なので文句のひとつも言えないがやってくる。

「サー。今・・車を廻させますのでお待ちください。タバコは吸われますか?」

渡りに船とはこのことを言う。灰皿のある場所で一服・二服・・・その間に車が横付けされ、荷物が積み込まれてゆく。
ここから・・300Kmの車の移動が始まるわけだ。

31,Dec,2008 AM7:25 空港から快調に飛ばしてゆく・・ドライバー。なんてったって・・140Km/Hは出しすぎ・・・
途中、メストド1号が喉の渇きを訴える。しょうがないので・・ドライバー氏に「飲み物を買いたい。適当なところで停めてくれ!」とオーダーする。ガソリンスタンドに併設されたスーパーでミネラルウォーター2本・コーラを一本購入。26B。
ミネラルウォーター一本はドライバー氏への差し入れ。
仲良く?一服して・・・一路、ホアヒンへ車を走らせて行く・・・・

追記・・・ ここからメストド旅行記

やっと着いたバンコク。ゲートを出るとそこには・・・トド夫婦の名前が書いたボードを持っている女性スタッフ。
お出迎えかしら?オストドが手配したのかな?オストドに聞くと知らないという。
まさか!日本で何かあったのかしら?それとも・・・一体、何があったの?
女性スタッフに尋ねているオストド。どうやら・・・ス-ツケ-スが行方不明になったかもって・・・・
日本で江何かあったわけじゃないのね?・・・・「ええっ!嘘ぉ!どうするのよ!」と叫ぶところだったけど・・・
スタッフに案内されて・・・さっさと入国できたのはいいんだけど・・・そのままターンテーブルまで直行。
オストドは「日本語のわかるの連れて来い!」って言っている。オストド・・・寝不足&ニコチン切れで機嫌が悪いところへ・・事件?
結局・・・我が家のスーツケースは出てこない。「一体・・どこへやったのよぉ~どこで積み忘れたのよぉ~!」と叫びたい私。
クレームオフィスへ連れて行かれ・・・オストドが交渉。私メストド1号はソファ-にどっかりと座り、ふてくされておりました。
オフィスの外には、ズラ~リと並んでいる。これ・・・引き取り手のないスーツケースなの?それが・・・山のようにある。
「こんなに沢山の荷物誰が忘れたの?」と言いたいくらいの量。
しばらく・・・ソファーに座って待っていると、係員とどこかへ行っていたオストドが、横のほうから我が家のスーツケースを転がしてやってくる。
多分・・・香港で積み方を間違えたに違いない。それとも成田で積み忘れたのかしら?タッグのルートを見た係員が「どうせバンコクに戻ってくるんだから・・降ろしておけ!」とか思ったのかしら?ま・・まさかとは思うけど・・・コロンボへ飛ぶときに判っていて・・必死に降機を勧めたのかな?
まあ・・・めでたし!めでたし!ということで、やっと解放される。
オストドがチャターしてあった車はどこかしら?でも、両替しておかないと・・・何せ現金払いオンリーだから・・・
オストドが探すの面倒!とインフォメーションで呼び出す裏技を・・・係員の女性が飛んでくる前に・・・私が両替。オストドはインフォメーションの女性に話しかけている。「もう!また・・悪い癖がでたの?」と蹴っ飛ばそうと身構えたら・・係員が飛んできちゃったので・・・お預け!
車は駐車場にいるらしく、呼び寄せるまで5分ほど待つ。その間にオストドは・・・やっと一服。
ドライバーさんに話しかけるオストド。どうやら・・距離と時間を聞いているみたい。私のどが渇いたので・・・オストドにどっかに寄ってもらうように言ってもらう。
途中のガソリンスタンドに併設されたスーパーマーケットで飲み物を調達。珍しく・・オストドの「腹減ったぁ~」攻撃はない。
まあ・・・言ったら今度こそ蹴っ飛ばそうと思うけど・・・・オストドとドライバーさんが仲良く一服。
リムジンはものすごいスピードでどんどん飛ばす。しっかりシートベルトしているけど・・・追い抜くたびに、その車を横を向いて見ないでぇ~ドライバーさん。
ジェットコースターは大好きだけど・・・こんなドライブ。内心怖い。スピード狂のオストドが顔を引きつらせているくらいだもんね・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑦アーリーチェックイン出来ちゃった!に続く・・・





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