SSブログ

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑧ 時間の流れを取り戻す・・・ [タイ・ホアヒンの旅]

時間の流れを取り戻す・・・

いつも・・・仲間に言われる言葉。「それで・・・どこか観光したの?」
確かにカナディアンロッキーに行ったときには、あっちこっちドライブもした。
だが、オストド&メストド1号の究極のリゾートは「何もしない旅」が大前提なのだ。普段、時間に追われる生活をしているオストド&メストド1号。例え・・・車で5分程度のところに「ゾウに乗れる」場所があろうと行く気にはなれない。ゾウに乗るくらいなら・・・町の中を散歩していた方がまだ・・・マシだと考える変な夫婦。まあ・・・乗られるゾウだって迷惑な話。子供を乗せて一周してもオストドのようにヘビー級の人間を乗せて一周歩いても・・・貰えるエサの量に大差はない。
「時間の無駄遣い」と言われようが・・・「お金の無駄遣い」と言われようが・・・・あくせく動く気にはなれない。
時間の無駄遣いに思われる旅こそ・・・究極のリゾート。「時間の流れを取り戻す旅」なのだから・・・・

ヴィラにチェックインしてまず・・・すること。それは・・・わずか数日ではあっても仮の棲家になるわけだから・・・あっちこっち部屋の点検を始めるオストド。メストド1号は荷解きをするのが・・・毎回の恒例行事?
特に・・・・メストド1号にしっかりと「タバコとライター」を取り上げられているので、庭で一人優雅に一服と言うわけにはいかない。
毎回の旅でお茶の支度はオストドの任務。まあ・・・家でもお茶はオストドが入れているので、その延長線上みたいなもの。

「さて・・・いよいよね?」
「うん。いよいよだ。」

それを合図に・・・大人を休む旅が始まるのだ。ゆったりと庭にセッテイングされたテーブルに飲みかけのミネラルウォーターとコーラ。
そして・・・沸かしておいたお湯でコーヒーと紅茶を入れ、ラウンジから持ってきていたクッキー。

「あっ!今回読む本もパズル誌も何も持ってこなかったわ」
「本当だ・・・まあ・・・本は荷物の中だし・・・まあ・・・いいんじゃない・・偶には・・・」
「そうね・・・」

時間がゆっくりと過ぎてゆく。時折吹く優しい風は木立を揺らす。

「さっき・・・スーパーでお菓子仕入れればよかったかな・・・・」
「そうねえ~お腹少し空いて来たけど・・・・」

メストド1号が空腹を訴えるのは非常に珍しい事。
何せ・・・1日2日くらい喰わなくても死にはしないわよ」と言う持論のメストド1号なのだから・・・

「それじゃあ・・・プールサイドでランチでもしようか?」
「そうねえ~じゃあ・・・行こう!」

オストド&メストド1号のお部屋(一戸建てのヴィラだけど・・)の斜め前がプール。
つまり・・・門を出たら・・走って5秒。歩いても・・・10秒。まあ・・・車や電動カート。それに、暴走自転車に注意をすればいいだけ・・・最高のロケーションにアサインしてくれた・・・ホテルスタッフと運命の神様に感謝。
だって・・・部屋から遠かったら・・・大変だもの・・・・(オストドの体力が持たない・・・何故だかは秘密!)

2480076
(今回泊まったジャスミンヴィラです。)

2480077
(ちょっと・・・狭いかな・・・このプール)

2480081
(延々と・・・続く。ホテルの敷地。まっすぐな道が解りますか?)

昼間のプールは白人カップルとトドのカップルのみ・・・他の人はどこへ行っているのだろう。
たぶん・・シャトルバスでビーチクラブへ行っているのだろうか?

「ツータオル。アンド。ミールメニュー貸して!それと・・ここタバコ吸えるかな?」

一応・・・プールバー兼用のカウンターで女の子に交渉する。女の子が「どこにする?」とデッキチェアーにタオルをセッティングしてくれる。
まあ・・・ついでにミールの注文を取る仕事もあるけど・・・
ミールメニューを覗き込むと言うより・・・必死に読むメストド1号。彼女はトマトとにんにくが大嫌い。
だから・・・それらが入っていないモノを探さねばならない。
結局・・・メストド1号はハム&チーズのサンドウィッチとペプシ。オストドはチーズバーガーとペプシを選択。

「あ~あ。腹減ったぁ~」
「だから・・機内食ちゃんと食べればと言ったのに・・・」

これはどちらがどのセリフを吐いたとは死んでも言えませんけど・・・
そこへ・・・トコトコではなく・・・タリィ~といった感じでノタノタ歩いてくる女の子。

「サー。チーズバーガーないそうなんですけど・・・・」そう言いながらメニューを差し出す。
「じゃあ・・・ハムバーガーでいいや・・・」
「解りました・・・」

女の子はまた・・・ノタノタと歩いて戻る。何せ・・・プールの端と端。つまり真逆の位置に陣取っているのだ。
一服しながら・・・まだかな?と待っていると・・・また・・・来るみたいだ・・・

「ま・・まさか・・・またないのかな?」
「そうかもね・・・・」

そこへ・・・メニューを携えて戻ってくる女の子。どうやら・・・バーガー用のパンが品切れらしい。

「それじゃあ・・・ちーずサンドでいいや・・・それならあるよね?」
「ございます。」

ニッコリほほ笑む女の子。まあ・・・ここは微笑みの国タイ。この・・・微笑みにやられてしまうのはオスの性なのかもしれないけど・・・・

「ねえ~まだかな?」
「どうだろう・・・まあ・・・今、作っているんじゃないの・・・きっと」

これも・・・どちらのセリフがオストドの吐いたものとは言えない。仮に首を絞められても漏らすわけにはいかないのだ。
オストド&メストド1号の後ろには…ちょっとしたオープンエアーの東屋。そこにはテーブルと椅子がセッティングされている。
やっと・・運ばれてきた「食事」は・・・寝転がりながら食べるより・・・礼儀正しく?じゃなくて・・・(ただ・・サイドテーブルに乗り切らない大きいお皿だからが正しい。)そちらのテーブルでいただくことにした。


-追記- ここからはメストド1号の旅行記を追加・・・

荷解きを終えて・・・水着に着替えて・・・「準備完了!」
私の腕時計と携帯電話はすべて・・・金庫の中。時間からやっと解放された気分。
オストドも同様みたい。お庭で・・・プカリ~とタバコを吸っている。
「誰よ!禁煙宣言したのは!」と言いたくなるけど・・・我慢。
まあ・・・節煙はしているみたいだから・・・この際それくらいで勘弁しておきましょう・・・
オストドから・・・・「今回の滞在中の記事任せたからね」・・・と宣言された私。
猫とじゃれているオストドの正面に座って・・・書き始めている私。
「ねえ!子猫ちゃん・・・オストド食べたらお腹壊すからね・・・」
いつも思うんだけど・・・・オストドって・・・人畜無害というより・・・畜無害。
何故かどこへ行っても・・・動物のほうがあいさつにやってくるみたい。きっと仲間だとでも思っているのかしら・・・
私はお部屋のベッドでまったりとしたかったけど・・・・
「ところで最後に食べたのはいつだったかしら?」と思った途端・・・お腹の虫が啼きだしちゃった・・・
こんなに食べている旅行は初めてかも?
子供の頃から好き嫌いが激しく、食べること=苦行だったはずの私。メストド1号。
何せ、小学校1年生からよく・・・罰で残されていたくらいだったのに・・・まあ、その頃と比べると大幅に食べられるモノは増えたけど・・他の人に比べるとまだまだ・・・嫌いなものが多いと自覚は持っているんですけど・・・・
何故か・・・今回の旅行は空腹も感じるし、食欲もある。きっと・・・オストドの食欲が伝染したのかもしれません。
12時を待ってプールサイドでランチを頂くことに・・・ところがオストドのオーダーするものは全て売り切れ。
メニュー全体が少ないのに。多分、今夜のカウントダウンパーティー(ガラディナー)の準備のために大忙しなんでしょうか?夕食に期待することにして・・・サンドイッチで我慢!
プールサイドには私たちと白人カップルが一組読書をしているだけ・・・・オストドもプールの水にちょっと足をつけては
「プールに入るにはちょっとね・・・」と言っている。後ろから蹴り落としてやろうかな?と思ったけど・・・・
ナンカあっても困りますからねえ~。デッキチェアーで寝ころんで日光浴とも思ったけど・・・焼けたくない私。
「それじゃあ・・・やることもないし・・・部屋でお昼寝でも・・・」と言うことになりお部屋へ戻ることに。
まあ・・・ほんと近いお部屋でよかった。
でも・・・他のお部屋の人たちはどこにいるのかな?と思うくらい・・・静かなところ・・・
まあ・・・今夜のためにゆっくりお昼寝しなくちゃ・・・何せ、お引っ越しをしてから早寝早起。それに・・・ベッドから出てからもう・・・・30時間以上もベッドに入ってないんですもの・・・このままじゃ夜。カウントダウンまで持たないのは明白ですし・・・・
それでも・・・お昼寝したって・・・カウントダウンまで起きていられるか不安ですもの・・・


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑨ 時間の流れを取り戻す・・・②へ続く・・・


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0