「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第15話 [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]
はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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元服ってなんだ? ⑮
「ほらぁ早く2階に上がりなさい。」
「う・・うん・・・で・・でも・・・1曲弾いていい?」
僕は新しいピアノを弾いてみたかった。これも・・・初物。つまり・・・飛行機では処女飛行と言うし・・船では処女航海とか言う・・・ドーテー飛行とかは聞いたことがない。
それに上手く弾けるだろうか?初めてのモノは慣れるのに苦労する。まあ・・・苦労しないのはあっち方面だけ。
それに・・・今の僕には多少の休息が必要・・だって・・・2回も絞り取られているんだから・・・
「そうね・・・何がいいかな・・・そうだ・・・愛のメモリー弾ける?」
「うん・・・一応ね・・・楽譜買ってもらったじゃん・・・」
「歌は?」
「なんとか・・・歌える。でも・・・あんな声は出ないよ・・・」
「じゃあ・・・あたしのために・・・歌って!」
「了解・・・・」
僕はピアノの前に座る。あれ・・・これ・・・どこかで見たような・・・気のせいかな?と思っていた。
そして・・・松崎しげるの愛のメモリーを弾き歌い出したのだ・・・
(音源はこちらからどうぞ→
あれ?やっぱりおかしい・・・このピアノ見たことがある。そしてこの音も・・・もしや?
僕は椅子の下を覗き込んだ・・・もし・・あれだったら・・・
「あ・・あった!」
「ばれちゃったみたいね?」
「うん・・・これ・・・ミーちゃんのピアノ。楊ママだな・・・・黒幕は・・・」
「ごめんね。楊ママがこれをあなたにって・・・ここで弾いてもらってって・・・」
「そう。・・・ママが・・・・で・・・どうだった?愛のメモリーは?」
「良かったぁ」
「惚れ直してくれたかな?」
「もっと・・・深く・・・独占したいくらいに・・・」
「そう?もう一曲弾いていい?」
「好きなだけ・・どうぞ!でも・・・私を弾いて欲しいなぁ~とも思っているんだけど・・・」
「もちろん・・・・まず・・・このピアノの持ち主だった・・・ミーちゃんへのレクイエムを弾いてからね・・・」
レクイエム・・鎮魂歌は・・ミーちゃんが僕に初めて教えてくれた曲。猫ふんじゃった・・・・だ。
僕は猫踏んじゃったとミーちゃんが好きだった曲。エリーゼのためにをミーちゃんのために弾いた。
それが・・・大事にしていたピアノをもらうお礼の曲として・・・・
「そうだ・・・今夜。楊ママがお見えになるわ!」
「本当?」
「うん・・・嘘ついてどうなるのよ。ちゃんとおめかししないと・・・・ね」
「そうだね・・・それで・・・お客さんたち来てくれるかな?」
「勿論・・・満席のご予約いただいているわよ・・・」
「ママの席は?」
「それがねえ~カウンター席がいいんだって・・・」
「そう・・・ママがそう言うならそれでいいんじゃない?逆らうとおっかないもん!」
「まあねそうだけど・・お優しい方でしょ?」
「優しい?・・・まあね・・・それより・・・シャワー浴びようかな?それとも・・・逃げ出す算段するか・・・」
「何か言ったかしら?シャワーに決まっているでしょう」
「じゃあ・・・スペシャルドリンク頼めるかな?」
「解ったわ・・・もう用意してあるもん」
「げっ!・・・」
僕は小さく嘆いたつもりだった・・・つもりだったのだけど・・・紗江子も耳がいい!
「さてと・・・美希との待ち合わせまで・・・2回は頑張ってもらって」
「た・・たぶん・・時間の問題で無理かと・・・・」
「じゃあ・・・濃い~の!1回・・・と」
「と?・・とって・・・ま・・まさか・・・」
「当たり前でしょ!明日は臨時休校らしいわね。あなたたち・・・」
「そうなの?」
「うん美希が言ってた・・・」
「へえ~知らなかった。」
「そりゃそうでしょ・・・あっ!しまった・・・2ステージにすればよかった・・・」
「儲けそこなったね・・・」
「延長してくれる?」
「お客がいればね・・・いなければ・・・やらないけど・・・」
「じゃあ・・・上に行きましょうおいで・・・」
紗江子は、僕のネクタイに手を掛けると、引っ張って上に連れて行こうとする。
「あ・・あのぉ~引っ張られなくても・・・い・・・行くから・・・・」
「そぉ?逃げる算段とか言っていたから・・ついね・・・クセって恐ろしいわよね・・・」
「そ・・そうだよね・・・逃げないから放してくれる?」
「やだ・・・・上に着いたら放してあげる」
僕・・・・今夜も眠らせてもらえないんだろうか?自業自得と言われれば・・・・そうなんだけど・・・
「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第16話へ・・・続く・・・
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元服ってなんだ? ⑮
「ほらぁ早く2階に上がりなさい。」
「う・・うん・・・で・・でも・・・1曲弾いていい?」
僕は新しいピアノを弾いてみたかった。これも・・・初物。つまり・・・飛行機では処女飛行と言うし・・船では処女航海とか言う・・・ドーテー飛行とかは聞いたことがない。
それに上手く弾けるだろうか?初めてのモノは慣れるのに苦労する。まあ・・・苦労しないのはあっち方面だけ。
それに・・・今の僕には多少の休息が必要・・だって・・・2回も絞り取られているんだから・・・
「そうね・・・何がいいかな・・・そうだ・・・愛のメモリー弾ける?」
「うん・・・一応ね・・・楽譜買ってもらったじゃん・・・」
「歌は?」
「なんとか・・・歌える。でも・・・あんな声は出ないよ・・・」
「じゃあ・・・あたしのために・・・歌って!」
「了解・・・・」
僕はピアノの前に座る。あれ・・・これ・・・どこかで見たような・・・気のせいかな?と思っていた。
そして・・・松崎しげるの愛のメモリーを弾き歌い出したのだ・・・
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あれ?やっぱりおかしい・・・このピアノ見たことがある。そしてこの音も・・・もしや?
僕は椅子の下を覗き込んだ・・・もし・・あれだったら・・・
「あ・・あった!」
「ばれちゃったみたいね?」
「うん・・・これ・・・ミーちゃんのピアノ。楊ママだな・・・・黒幕は・・・」
「ごめんね。楊ママがこれをあなたにって・・・ここで弾いてもらってって・・・」
「そう。・・・ママが・・・・で・・・どうだった?愛のメモリーは?」
「良かったぁ」
「惚れ直してくれたかな?」
「もっと・・・深く・・・独占したいくらいに・・・」
「そう?もう一曲弾いていい?」
「好きなだけ・・どうぞ!でも・・・私を弾いて欲しいなぁ~とも思っているんだけど・・・」
「もちろん・・・・まず・・・このピアノの持ち主だった・・・ミーちゃんへのレクイエムを弾いてからね・・・」
レクイエム・・鎮魂歌は・・ミーちゃんが僕に初めて教えてくれた曲。猫ふんじゃった・・・・だ。
僕は猫踏んじゃったとミーちゃんが好きだった曲。エリーゼのためにをミーちゃんのために弾いた。
それが・・・大事にしていたピアノをもらうお礼の曲として・・・・
「そうだ・・・今夜。楊ママがお見えになるわ!」
「本当?」
「うん・・・嘘ついてどうなるのよ。ちゃんとおめかししないと・・・・ね」
「そうだね・・・それで・・・お客さんたち来てくれるかな?」
「勿論・・・満席のご予約いただいているわよ・・・」
「ママの席は?」
「それがねえ~カウンター席がいいんだって・・・」
「そう・・・ママがそう言うならそれでいいんじゃない?逆らうとおっかないもん!」
「まあねそうだけど・・お優しい方でしょ?」
「優しい?・・・まあね・・・それより・・・シャワー浴びようかな?それとも・・・逃げ出す算段するか・・・」
「何か言ったかしら?シャワーに決まっているでしょう」
「じゃあ・・・スペシャルドリンク頼めるかな?」
「解ったわ・・・もう用意してあるもん」
「げっ!・・・」
僕は小さく嘆いたつもりだった・・・つもりだったのだけど・・・紗江子も耳がいい!
「さてと・・・美希との待ち合わせまで・・・2回は頑張ってもらって」
「た・・たぶん・・時間の問題で無理かと・・・・」
「じゃあ・・・濃い~の!1回・・・と」
「と?・・とって・・・ま・・まさか・・・」
「当たり前でしょ!明日は臨時休校らしいわね。あなたたち・・・」
「そうなの?」
「うん美希が言ってた・・・」
「へえ~知らなかった。」
「そりゃそうでしょ・・・あっ!しまった・・・2ステージにすればよかった・・・」
「儲けそこなったね・・・」
「延長してくれる?」
「お客がいればね・・・いなければ・・・やらないけど・・・」
「じゃあ・・・上に行きましょうおいで・・・」
紗江子は、僕のネクタイに手を掛けると、引っ張って上に連れて行こうとする。
「あ・・あのぉ~引っ張られなくても・・・い・・・行くから・・・・」
「そぉ?逃げる算段とか言っていたから・・ついね・・・クセって恐ろしいわよね・・・」
「そ・・そうだよね・・・逃げないから放してくれる?」
「やだ・・・・上に着いたら放してあげる」
僕・・・・今夜も眠らせてもらえないんだろうか?自業自得と言われれば・・・・そうなんだけど・・・
「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第16話へ・・・続く・・・
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