「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第16話 [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]
はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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こっほん!
僕です。連日大勢の常連の観客の皆様と・・・新しくお越しいただけた観客の皆様。
本当にありがとうございます。
未来の僕が・・・ブログって言うんですか?そんなものをやり始め・・・記憶の中に封印された過去である僕。
もう・・・二度と陽の目を拝むことなど出来ないと思っていました・・・正直な話。
多分・・・未来の僕の奴、心の傷が癒されたのか?それとも・・・発狂したのか?まあ・・・どっちかだとは思いますが・・・。前話では何故か・・・ミーちゃんのピアノが紗江子の店に届いているとは・・・ビックリしました。
何故なら・・このピアノこそが、僕が生まれて初めて触った(弾いたとは・・・おこがましくて言えません。)ピアノなんです。僕の初恋なんでしょうか?ミーちゃんと遊ぶことが出来る日が一番楽しかったんです。そして待ち遠しい日でもありました。そんなミーちゃんが天国へたったひとりぼっちで旅立って以来、唯一の形見だったピアノ。
それを・・・クラッシックを弾くならともかく・・・すっかり・・縁を切ってしまった僕に・・何故?楊ママは送ってくれたのでしょうか?
おや?気の早い出演者がもう準備を終えて舞台の幕が開くのを待っているみたいです。
それでは・・・皆様。時間旅行の準備はよろしいでしょうか?
僕たちが一番輝いていた時代・・・昭和50年代へ・・・ご一緒に・・・タ~イム・・・スリップ・・・・・
元服ってなんだ? ⑯
二階に上がった・・・いや上げさせられたの方が正しい・・だろうな・・・たぶん・・・。
いきなり・・・洋服を剥ぎ取られ・・・(今日はこれで・・・2度目なんだけど・・)ベッドに押し倒されるのか?と思ったけど・・・浴室に連れ込まれ・・・あっちをゴシゴシ・・・こっちをゴシゴシ・・・まるで・・・アライグマに洗われているイモのような気分になってきた。黒いスリップ姿で・・・僕を洗いあげなげる紗江子。
ついでに・・・僕の僕自身をゴシゴシと洗い始め・・・シャワーで流したらそのまま・・・パクッ
もちろん・・ここへ至るまでには・・・目の前でユサユサほどではないけど・・揺れていて・・丁度、本来なら覆われて隠れている部分であるはずのところが・・レース状になっているので・・つい・・僕の手が悪戯した結果なんだけど・・・
「こらぁ駄目。濡れちゃうでしょ?」
「そぉ?そんなこと知らないもん!そんなもの・・・着て入ってくるほうが悪いんだし・・・」
お構いなしに・・・隙間を見れば手をが勝手に入っていくのが・・・僕。
まあ・・・別人格なんだから仕方がない。それに・・・とっくに理性の僕は安全回路もすべて解放してお休み中。
もちろん・・・僕の身体や思考能力は、あっち担当の僕の別人格だ。
「こらぁ駄目だって・・言っているそばから・・・もう」
「そ・・そんなことを言って・・・僕のアレを握って離さないのはどっちだよ・・・」
「うふっ・・・悪い子にはお仕置きが必要だもんね・・・」
何せ・・・こっちは神泉がブレンドされ・・・中国4000年の歴史の集大成ともいえるのか・・・紗江子が仕入れてきた怪しげなお酒とユンケル・赤マムシ・・その他もろもろが入った“特製ドリンク”を飲まされているわけで・・・
「ねえ・・そろそろ・・・入れたくなったんだけど・・・ここで?それとも・・・ベッド?」
「もちろん・・・そうねえ~ここで・・・一回と・・ベッドで・・・1回」
「間に合うかな・・・待ち合わせ・・・」
「無理かぁ~じゃあ・・・ベッドで濃いのを・・・」
「ほ~い!」
僕は・・我が意を得たとばかりにシャワー室を出る。紗江子はふわふわのバスタオルで、僕の身体を拭きあげてゆく・・・
「そ・・そうだ・・・今日の曲構成大丈夫よね?」
「なんで?」
「だって・・・楊ママから貰ったのよ・・・ピアノ。」
「うん。大丈夫だと思うけど・・・1曲スペシャルを入れようかな?・・・」
「どんな曲?」
「秘密!どうせ・・・お客さんは女性ばかりでしょ?」
「まあ・・・あとは常連さんばかりだし・・・」
「同じようなステージじゃ飽きられちゃうでしょ?そうなると・・・チップも少ないし・・・」
「うん。稼ぎも少なくなるし・・・」
「でしょ?まあ・・・任せておいて・・・それより・・・」
「きゃぁっ」
僕を拭きあげると、自分の身体を拭き、真っ赤のスケスケのネグリジェを着た紗江子。
まあ・・・どうせ・・・脱がしちゃうか・・それとも自分で脱ぐんだけど・・・最終的には・・・
僕は紗江子を抱えあげ・・ベッドルームへ。
だって・・・僕の僕自身は、エネルキー充填200%くらいに達しているわけで・・・
紗江子の相手を別人格の僕とすっかりご降臨されっぱなしになられているあっちの神様にお願いしておいて・・・
僕の理性はステージの構成に入り始めた。
何せ・・・2時間のステージ。2時間は120分。一曲5分として・・24曲。まあ・・・おしゃべりとかいれても・・・
30曲くらいは用意していないと・・・・・それに・・・・延長戦じゃなくて・・・2ステージ目もとなると・・・
必死に僕は暗譜している曲を集め出した。まあ・・・4~50曲くらいならなんとかなる。
まあ・・・いざとなれば・・・初見でも聞いたことのある曲なら弾ける・・・はずだよな・・・
僕は大事なことを忘れていた・・・紗江子は九尾の狐が選んだ一人。つまり・・・9本の尻尾のうち一本は紗江子に繋がっていることを、僕の理性は忘れていたのだ・・・
「おい!相棒。」
「あん?」
「あのなあ~手を貸してくれ!」
「なんで?俺・・忙しいんだってば・・・」
「あのな・・・俺が相手しているのは・・・あの九尾の狐の一人だぜ・・・手を貸してくれないと負けちまうだろうが!」
「あん?神様はどうした?」
「ああ・・・さっき酷使したからな・・・パワー不足らしいわ・・・」
「そんじゃあ・・・しょうがねえよな・・手を貸すわ!」
僕の頭脳は便利だ。別人格の自分と話をすることができるわけだ。
僕の理性は東大入試問題の物理の問題を解きだし・・・何せ・・・2x2=4なんてものじゃ・・紗江子の神秘の泉の吸い込みパワーに負けてしまう。
何せ・・・紗江子には九尾の狐が宿っている。その瞳は妖しく輝き、その白い身体はピンク色に染まり、僕の上に跨り、僕の僕自身を飲み込み、必死に波打っている。僕は野性のオオカミだ。それも日本オオカミの血を受け継いでいる・・・負けるわけにはいかない。動物の・・・とくにオオカミのリーダーである僕が、例え九本の尻尾を巧みに操る・・・九尾の狐に負けるわけにはいかない。もし・・負けてしまえば僕はオオカミではいられなくなる。
劣勢だった態勢を立て直し、紗江子に挑みかかる僕。そして・・・僕の身体の下で紗江子は幾度となく絶頂を迎え・・・そして・・・静かに敗北を認める悦びの声と激しい息遣いだけが部屋に響きはじめた。
「あああ・・も・・もう・・だめぇ~・・・い・・一緒に来て!」
僕はその声を聞くと征服感に満たされそして・・最終滑走に入る飛行機のように・・腰の速度を上げてゆき、
しっかりと・・・ホールドされたままの状態で・・・紗江子の神秘の泉に僕の分身のお魚さんたちを解き放った。
紗江子との激しい1戦を終えた二十数分後、僕は紗江子と美希の二人の微笑みと言うか・・・呆れた顔を見ながら・・・山のように揚げてあるカキフライとステーキ。そして・・・エビフライに大盛りのゴハンを得体のしれないスープで流し込んでいた。その得たいの知れないスープは、紗江子と美希の事前オーダーにより特別に誂えられたスッポンエキスのた~っぷり入ったスープだとはその時はまだ・・知らされてなかったけど・・・
「しかし・・・よく食べるわねぇ~お昼ご飯食べなかったの?」
「ううん。食べたよ。美希。あのね・・・パワーランチのスペシャル大盛り・・・」
「あ・・あれ?」
「ううん。あれはパワーランチの大盛り。スペシャルは・・・ごった乗せ。つまり・・・裏メニュー」
「しかし・・・食べすぎじゃないの?」
「大丈夫だよ・・紗江子・・・だって俺。育ち盛りでしょ・・いたずら盛りに・・・ヤリタイ盛りでしょ・・・マスタースープお代りぃ~」
「あいよぉ~見ていても気持ちのいい食べっぷりだ・・・ヨシ!おまけにカツサンド作ってやるからな!」
「ありがとう・・・で・・・なんだっけ?」
「食べ過ぎ・・・のこと・・・」
「大丈夫だよ・・・ご飯ふだけなら・・1升は食べれるよ・・・やったことあるもん。」
「呆れたぁ~本当にあるの?」
「うん。中坊の頃ね。・・・・あと・・・居酒屋のオードブルとかの大皿あるでしょ?」
「ああ・・あれ・・・」 美希が頷く・・・
「あれに・・・ご飯が5人前とカツが五人前のったカレー完食してタダにしてもらったこともあるし・・・」
「げっ!なんか・・・胸やけがしてきた・・・」
「あ・・あたしも・・・・」
「残すの?じゃあ・・それも平らげるか・・作ってくれたマスターに悪いじゃん!」
僕はこの日・・・カキフライを20個以上とエビフライを5本。ステーキを1枚と2/3。そして・・・スッポンのスープを3杯飲み干した・・・・
「マスター。ごちそうさまぁ~」
「あいよぉ~!ハイ!おまけのカツサンドだ・・・」
「ありがとう!マスター!」
洋食屋をでて・・・店に戻り・・・僕はまたベッドの上。何せ・・まだ曲の構成を考えている最中なんだ。
僕は神泉をガブガブと飲みながら構想を練る。
だって・・・3晩立て続けのレン’sナイト。つまり・・3日間の構成もあるわけで・・・・
紗江子が片っ端から用意してくれた譜面をチェックする。でも・・・練習していない曲を披露するわけにはいかない。
紗江子と美希は開店前の準備。もちろん・・・僕は楊ママの作ってくれたスリーピーを今夜の衣装にした。
でも・・・中に着るシャツは紗江子がこれがいいと買ってきたやつで・・・なんで・・こんあヒラヒラのリボンのついたシャツを着なければならないんだろうと思うけど・・・・
「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第17話へ・・・続く・・・・
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僕です。連日大勢の常連の観客の皆様と・・・新しくお越しいただけた観客の皆様。
本当にありがとうございます。
未来の僕が・・・ブログって言うんですか?そんなものをやり始め・・・記憶の中に封印された過去である僕。
もう・・・二度と陽の目を拝むことなど出来ないと思っていました・・・正直な話。
多分・・・未来の僕の奴、心の傷が癒されたのか?それとも・・・発狂したのか?まあ・・・どっちかだとは思いますが・・・。前話では何故か・・・ミーちゃんのピアノが紗江子の店に届いているとは・・・ビックリしました。
何故なら・・このピアノこそが、僕が生まれて初めて触った(弾いたとは・・・おこがましくて言えません。)ピアノなんです。僕の初恋なんでしょうか?ミーちゃんと遊ぶことが出来る日が一番楽しかったんです。そして待ち遠しい日でもありました。そんなミーちゃんが天国へたったひとりぼっちで旅立って以来、唯一の形見だったピアノ。
それを・・・クラッシックを弾くならともかく・・・すっかり・・縁を切ってしまった僕に・・何故?楊ママは送ってくれたのでしょうか?
おや?気の早い出演者がもう準備を終えて舞台の幕が開くのを待っているみたいです。
それでは・・・皆様。時間旅行の準備はよろしいでしょうか?
僕たちが一番輝いていた時代・・・昭和50年代へ・・・ご一緒に・・・タ~イム・・・スリップ・・・・・
元服ってなんだ? ⑯
二階に上がった・・・いや上げさせられたの方が正しい・・だろうな・・・たぶん・・・。
いきなり・・・洋服を剥ぎ取られ・・・(今日はこれで・・・2度目なんだけど・・)ベッドに押し倒されるのか?と思ったけど・・・浴室に連れ込まれ・・・あっちをゴシゴシ・・・こっちをゴシゴシ・・・まるで・・・アライグマに洗われているイモのような気分になってきた。黒いスリップ姿で・・・僕を洗いあげなげる紗江子。
ついでに・・・僕の僕自身をゴシゴシと洗い始め・・・シャワーで流したらそのまま・・・パクッ
もちろん・・ここへ至るまでには・・・目の前でユサユサほどではないけど・・揺れていて・・丁度、本来なら覆われて隠れている部分であるはずのところが・・レース状になっているので・・つい・・僕の手が悪戯した結果なんだけど・・・
「こらぁ駄目。濡れちゃうでしょ?」
「そぉ?そんなこと知らないもん!そんなもの・・・着て入ってくるほうが悪いんだし・・・」
お構いなしに・・・隙間を見れば手をが勝手に入っていくのが・・・僕。
まあ・・・別人格なんだから仕方がない。それに・・・とっくに理性の僕は安全回路もすべて解放してお休み中。
もちろん・・・僕の身体や思考能力は、あっち担当の僕の別人格だ。
「こらぁ駄目だって・・言っているそばから・・・もう」
「そ・・そんなことを言って・・・僕のアレを握って離さないのはどっちだよ・・・」
「うふっ・・・悪い子にはお仕置きが必要だもんね・・・」
何せ・・・こっちは神泉がブレンドされ・・・中国4000年の歴史の集大成ともいえるのか・・・紗江子が仕入れてきた怪しげなお酒とユンケル・赤マムシ・・その他もろもろが入った“特製ドリンク”を飲まされているわけで・・・
「ねえ・・そろそろ・・・入れたくなったんだけど・・・ここで?それとも・・・ベッド?」
「もちろん・・・そうねえ~ここで・・・一回と・・ベッドで・・・1回」
「間に合うかな・・・待ち合わせ・・・」
「無理かぁ~じゃあ・・・ベッドで濃いのを・・・」
「ほ~い!」
僕は・・我が意を得たとばかりにシャワー室を出る。紗江子はふわふわのバスタオルで、僕の身体を拭きあげてゆく・・・
「そ・・そうだ・・・今日の曲構成大丈夫よね?」
「なんで?」
「だって・・・楊ママから貰ったのよ・・・ピアノ。」
「うん。大丈夫だと思うけど・・・1曲スペシャルを入れようかな?・・・」
「どんな曲?」
「秘密!どうせ・・・お客さんは女性ばかりでしょ?」
「まあ・・・あとは常連さんばかりだし・・・」
「同じようなステージじゃ飽きられちゃうでしょ?そうなると・・・チップも少ないし・・・」
「うん。稼ぎも少なくなるし・・・」
「でしょ?まあ・・・任せておいて・・・それより・・・」
「きゃぁっ」
僕を拭きあげると、自分の身体を拭き、真っ赤のスケスケのネグリジェを着た紗江子。
まあ・・・どうせ・・・脱がしちゃうか・・それとも自分で脱ぐんだけど・・・最終的には・・・
僕は紗江子を抱えあげ・・ベッドルームへ。
だって・・・僕の僕自身は、エネルキー充填200%くらいに達しているわけで・・・
紗江子の相手を別人格の僕とすっかりご降臨されっぱなしになられているあっちの神様にお願いしておいて・・・
僕の理性はステージの構成に入り始めた。
何せ・・・2時間のステージ。2時間は120分。一曲5分として・・24曲。まあ・・・おしゃべりとかいれても・・・
30曲くらいは用意していないと・・・・・それに・・・・延長戦じゃなくて・・・2ステージ目もとなると・・・
必死に僕は暗譜している曲を集め出した。まあ・・・4~50曲くらいならなんとかなる。
まあ・・・いざとなれば・・・初見でも聞いたことのある曲なら弾ける・・・はずだよな・・・
僕は大事なことを忘れていた・・・紗江子は九尾の狐が選んだ一人。つまり・・・9本の尻尾のうち一本は紗江子に繋がっていることを、僕の理性は忘れていたのだ・・・
「おい!相棒。」
「あん?」
「あのなあ~手を貸してくれ!」
「なんで?俺・・忙しいんだってば・・・」
「あのな・・・俺が相手しているのは・・・あの九尾の狐の一人だぜ・・・手を貸してくれないと負けちまうだろうが!」
「あん?神様はどうした?」
「ああ・・・さっき酷使したからな・・・パワー不足らしいわ・・・」
「そんじゃあ・・・しょうがねえよな・・手を貸すわ!」
僕の頭脳は便利だ。別人格の自分と話をすることができるわけだ。
僕の理性は東大入試問題の物理の問題を解きだし・・・何せ・・・2x2=4なんてものじゃ・・紗江子の神秘の泉の吸い込みパワーに負けてしまう。
何せ・・・紗江子には九尾の狐が宿っている。その瞳は妖しく輝き、その白い身体はピンク色に染まり、僕の上に跨り、僕の僕自身を飲み込み、必死に波打っている。僕は野性のオオカミだ。それも日本オオカミの血を受け継いでいる・・・負けるわけにはいかない。動物の・・・とくにオオカミのリーダーである僕が、例え九本の尻尾を巧みに操る・・・九尾の狐に負けるわけにはいかない。もし・・負けてしまえば僕はオオカミではいられなくなる。
劣勢だった態勢を立て直し、紗江子に挑みかかる僕。そして・・・僕の身体の下で紗江子は幾度となく絶頂を迎え・・・そして・・・静かに敗北を認める悦びの声と激しい息遣いだけが部屋に響きはじめた。
「あああ・・も・・もう・・だめぇ~・・・い・・一緒に来て!」
僕はその声を聞くと征服感に満たされそして・・最終滑走に入る飛行機のように・・腰の速度を上げてゆき、
しっかりと・・・ホールドされたままの状態で・・・紗江子の神秘の泉に僕の分身のお魚さんたちを解き放った。
紗江子との激しい1戦を終えた二十数分後、僕は紗江子と美希の二人の微笑みと言うか・・・呆れた顔を見ながら・・・山のように揚げてあるカキフライとステーキ。そして・・・エビフライに大盛りのゴハンを得体のしれないスープで流し込んでいた。その得たいの知れないスープは、紗江子と美希の事前オーダーにより特別に誂えられたスッポンエキスのた~っぷり入ったスープだとはその時はまだ・・知らされてなかったけど・・・
「しかし・・・よく食べるわねぇ~お昼ご飯食べなかったの?」
「ううん。食べたよ。美希。あのね・・・パワーランチのスペシャル大盛り・・・」
「あ・・あれ?」
「ううん。あれはパワーランチの大盛り。スペシャルは・・・ごった乗せ。つまり・・・裏メニュー」
「しかし・・・食べすぎじゃないの?」
「大丈夫だよ・・紗江子・・・だって俺。育ち盛りでしょ・・いたずら盛りに・・・ヤリタイ盛りでしょ・・・マスタースープお代りぃ~」
「あいよぉ~見ていても気持ちのいい食べっぷりだ・・・ヨシ!おまけにカツサンド作ってやるからな!」
「ありがとう・・・で・・・なんだっけ?」
「食べ過ぎ・・・のこと・・・」
「大丈夫だよ・・・ご飯ふだけなら・・1升は食べれるよ・・・やったことあるもん。」
「呆れたぁ~本当にあるの?」
「うん。中坊の頃ね。・・・・あと・・・居酒屋のオードブルとかの大皿あるでしょ?」
「ああ・・あれ・・・」 美希が頷く・・・
「あれに・・・ご飯が5人前とカツが五人前のったカレー完食してタダにしてもらったこともあるし・・・」
「げっ!なんか・・・胸やけがしてきた・・・」
「あ・・あたしも・・・・」
「残すの?じゃあ・・それも平らげるか・・作ってくれたマスターに悪いじゃん!」
僕はこの日・・・カキフライを20個以上とエビフライを5本。ステーキを1枚と2/3。そして・・・スッポンのスープを3杯飲み干した・・・・
「マスター。ごちそうさまぁ~」
「あいよぉ~!ハイ!おまけのカツサンドだ・・・」
「ありがとう!マスター!」
洋食屋をでて・・・店に戻り・・・僕はまたベッドの上。何せ・・まだ曲の構成を考えている最中なんだ。
僕は神泉をガブガブと飲みながら構想を練る。
だって・・・3晩立て続けのレン’sナイト。つまり・・3日間の構成もあるわけで・・・・
紗江子が片っ端から用意してくれた譜面をチェックする。でも・・・練習していない曲を披露するわけにはいかない。
紗江子と美希は開店前の準備。もちろん・・・僕は楊ママの作ってくれたスリーピーを今夜の衣装にした。
でも・・・中に着るシャツは紗江子がこれがいいと買ってきたやつで・・・なんで・・こんあヒラヒラのリボンのついたシャツを着なければならないんだろうと思うけど・・・・
「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第17話へ・・・続く・・・・
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