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「僕たちの・・・トルコ行進曲」第18話 [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。

高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。


元服ってなんだ? ⑱

僕は・・・2時間のステージ。そして1時間半のステージと2ステージをこなし、わざわざ・・・横浜から来てくれた楊ママは満足してお迎えの車で帰っていった。
もちろん・・・常連さんたちも全て家路へ着き、僕は洋食屋のマスターが持たせてくれた特製カツサンドの大半を独り占めにして食べ終え、ジンフィズの入ったグラスをピアノに載せたまま・・・紗江子と美希のために・・・ピアノを弾いている。もちろん・・・2人ともカクテルグラスを横に置きながら、売り上げの計算をしている紗江子と、僕のチップ箱を集計している美希。

「やったぁ~新記録樹立ぅ~」 突然、紗江子が叫んだ。
「こっちもよぉ~[揺れるハート] 
「へっ?儲かったのぉ?」
「うん。儲かったぁ~!」
「良かったじゃない・・・忙しくて来れなかったもんね・・・」
「さてと・・・儲かったことだし・・・」
「うんうん・・そうよね。それに・・・女一人じゃ物騒だし・・・」
「じゃあ・・・美希がここへ泊まれば・・・」
「いつもはそうだけどね~大体・・・」
「そうねえ~それじゃあ・・・行きますか!」

まあ・・・僕はレンタルされている身だから逆らえないけど・・・
だって・・・うちの奥さん。優子が先輩でもある2人に僕をレンタルしているわけで・・・・
まあ、小汚い兄さんこと学年主任のマンションよりは快適だからいいんだけど・・・
やっぱり・・・今夜もまともに眠れないのかもしれない。
マンションに行く前に2階にあが利・・・紗江子が買っておいてくれた冬物の洋服をつめた紙袋を降ろす。
それを手分けして運ぶ。何せ、デパートから持ち帰るのを諦めて、配送で送ってもらったという量。
それを・・ヒイコラヒイコラと坂の上のマンションの部屋まで運ぶ。
僕が部屋に帰るのをまるで・・見張っていたように・・・電話が鳴り響く。
僕専用の電話が鳴っている。荷物を投げ出し、寝室に閉じこもる僕。

「もしもし?」
「お前やっと帰ってきたのかよぉ~」
「何だ青○かぁ~何の用だ?」
「あのさぁ~明日休みなの知っている?」
「まあな・・・それだけか?」
「いや・・・例の元服の話。」
「ああ~確かそんなこと言っていたよな?」
「それがさ・・急なんだけど・・・明後日に来るって・・・」
「来週だったじゃん・・・」
「そうなんだけど・・・明後日が儀式だそうで・・・来週はお祝いをしてくれるんだってさ・・・」
「へえ~まあ・・いいや・・・じゃあな・・・切るぞ!」
「まだ・・・あるんだよ・・・トルコいつ行く?」
「共和国の方か?」
「馬鹿・・・お風呂屋さんだよ・・・」
「ああ!あれ!考えておく・・・」
「でさぁ~明日・・・赤沼んちで上映会・・・・」
「悪い。俺・・・バイトがあるし・・・」
「でさぁ~元服ってなんだろうなぁ~。由香の親父に聞いても教えてくれないんだよなぁ~」
「あん?由香・・・由香ねえ~まあ・・・いいのか・・・一応、お前の婚約者だもんな。」
「あのなぁ~・・・あれ?そういうの・・・なんて言うんだっけ?」
「知らんそんなもの・・・それより・・言いだしっぺは・・お前の未来の親父じゃん!」
「そうなんだよな・・・ただ・・小声で・・・今、言えるか!馬鹿たれ!って言われたけど・・・」
「何か・・・裏がありそうだよな?」
「ああ・・・ありそう。・・・ああ~早く・・由香とやりてぇ~」
「お前の頭の中それしかないのか?」
「あるわけないじゃん・・・俺たち。盛りだぜ・・・」
「それは・・・同意できるけどな・・・」
「だろ?で・・・ドーテーと処女って上手くいくのかな?」
「解んねぜ~よ。俺も最初は・・・違ったし・・・佐々木にでも・・ああ・・あいつそれで淋ちゃんになったんだっけ」
「うん。それがあるんだよな・・梅ちゃんじゃなくて良かったけど・・・」
「悲惨だよなぁ~梅ちゃんだったら・・・」

そのとき・・・寝室のドアが音もなく・・開き・・・美希が親指を立てた手を下に向け、早く電話を切れ!と合図を寄越した。

「あのなぁ~青。」
「あん?」
「俺・・・忙しいんだよな・・・お勉強しなくちゃいけないし・・・」
「はぁ?お前が・・お勉強・・・ああ・・・あっちの勉強か・・・美希センセーに謝っておいてくれ!邪魔してごめんって・・・・」
「ば・・馬鹿言ってるんじゃねえよ・・・そんなんじゃなくて・・・」
「じゃあ~紗江子さんか?」
「あのなぁ~お前も・・・そんなこと言ってないで・・・お勉強しろよ・・・」
「そういえばさぁ~凄い参考書手に入った・・・無修正の・・・」
「いいなぁ~今度見せ・・・何言わせるんだよ・・・じゃあな・・切るからな!」
「おっと・・待ったぁ~。あのな・・・明後日なんだけど・・・11時からだからな・・・許可取っておけよ!」
「了解!じゃあな・・・」
「ああ・・じゃあな・・・そばに角が生えている・・美希センセーと紗江子さんによろしく・・・」
「解った!じゃあな!」

僕は電話をガシャンと切ると恐る恐る・・リビングダイニングに戻ってゆく。
案の定・・・そこでは・・・美希と紗江子が僕の今までいた・・寝室の方を睨んでいたのだ。

「男のくせに長電話するなんて・・・」

やっぱり青が言っていたとおり・・頭から角が生えているように見える。

「あ・・あのね・・・俺が掛けたわけじゃないし・・・」
「そうだけど・・・で?誰からなの?」

美希は・・・ちゃんとさっき濃いのを一回やっているわけで・・・少しは突っ込みが緩くて・・済む。

「青○の馬鹿。・・・あっ・・・そうだ。ねえ~美希。元服って知っている?」
「元服ねえ・・・・・・何で?」
「あのさぁ~俺らみんな・・16歳になったから・・・佐々木はもうじき17歳だけど・・・元服の儀式を受けるんだって」
「昔の風習らしいけど・・何で?」
「さあ~知らないけど・・・信州のくそ坊主・・じゃなかった。青○の未来の親父さんが言いだしたらしくて・・・」
「へえ~そうなの?」

紗江子はそそくさと洋服を脱ぎ始め・・・

「うん。でさ・・・元服って・・何するんだろう?」
「大人扱いってことじゃないの?じゃあ~美希。先に入っていいのね?」
「ええ~ごゆっくり・・・」
「そうねえ~1時間くらいで出るからね[揺れるハート]
「解ったぁ[揺れるハート]~」

そそくさと・・着替えを持ってバスルームに消える紗江子。そして・・・頭に角が生えた美希と僕がリビングルームに残されていて・・・

「あ・・あのぉ~つ・・疲れたから寝ていいかな?」
「駄目!お勉強のお時間!」
「なんで・・・そうなるの?」
「いいからいらっしゃい!」

僕は美希に引っ張られて・・・寝室ではなく・・・美希の部屋へ。ベッドに腰掛けさせられた僕。
その前で・・ゆっくりとボタンを外しながら洋服を脱いでゆく美希。どうやら・・・僕を誘っているようだ。
僕は洋服を脱ぎ、下着姿になった美希に抱きつき、ベッドに押し倒した。
だって・・・僕はヤリタイ盛りの高校1年生なんだから・・・無理もない。



「僕たちの・・・トルコ行進曲」第19話へ・・・続く・・・・




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