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「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第19話         [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。


元服ってなんだ? ⑲

「い・・痛ぇ~。頭が割れそう・・・・」

どうやら・・・またやっちゃったみたいだ。だって・・・僕の頭は二日酔い状態。いや、正確に言えば飲み始めたのはお店の片づけが終わって・・・美希との禁断の園であるマンションに帰ってきて、紗江子が長風呂に入っている間に・・・美希とやっちゃって・・それから・・ええとぉ~あんまり長いお風呂だったんで・・・乱入して、それから・・
そうだ・・・それからの記憶がない。
僕の理性は安全回路さえ閉じてしまい。ただ・・・一匹の雄として発情している2匹・・いや二人の女性とさっきまで・・・交わっていたのだ。
別人格の僕とあっちの神様は美味しいところだけをつまみ食いして・・・残りの部分・・つまり、疲労とか後始末を僕の理性に押しつけるんだから嫌になっちゃう。特に・・・頭がガンガン痛いのだけは・・・別人格の僕にも引き受けてもらいたいくらいだ。
特に・・・今日は僕の両腕は完全に枕にされ・・・右腕が紗江子。そして左腕が美希の頭によって完全にブロックされていて、身動きが取れないし、そっと抜き取ろうにも・・・僕が動こうとすれば・・どちらかが起きだしてしまう
だろう。そうなれば・・・また・・激しい交尾の渦に巻き込まれるに違いない。
何せ・・・美希も紗江子も二人とも九尾の女狐と繋がっているのだ。

「しかし・・・このままじゃ・・・俺・・・腕切断かな?それとも・・・あそこがもぎ取られるかだな・・・」

何せ・・僕の僕自身はあれだけ・・・交尾したのに・・まだ隆々隆起したまま。まあ・・根元をしっかり美希と紗江子の片方の手がしっかり絡み合い僕の僕自身を握っているわけで・・・
多分・・・無理やり身体を引き抜こうとすれば・・・僕の僕自身はもがれてしまいそうだ。
仮にそうなれば・・・僕の血液はそこから大量に噴き出し・・僕は命を落としかねない。
そのときだった・・ベッドサイドのテーブルの上の電話が鳴りだした。

「う~ん・・・もう・・だあれ・・・こんな早くに[揺れるハート]
美希は僕の僕自身を握っていた手を放すと寝返りを打ち・・・ベッドサイドの受話器に手を伸ばした。
「駄目!出ちゃ!それ・・・俺専用~」
「えっ!ああ・・・そうだったわ・・・出る?」
「出ないわけには・・いかないでしょう・・・」
僕は強引に紗江子の頭の下から腕を引っこ抜き・・・電話に出た。

「もしもし・・・」
「なんだよぉ~まだ・・寝てたか?」 佐々木クンからの電話だった。
「なんだ・・・佐々木かぁ~おはよ!」
「おはようじゃねえよ・・・もう昼廻っているんだぜ・・・正確には12時20分だけど・・・」
「そうか・・・寝たのが朝方だったから・・・」
「まあ・・いいや・・・さっき学年主任じゃなくて・・顧問。つまりお前の兄さんから電話があって・・・」
「それで・・・眠いんだから・・・」
「あのな。集合掛けられたんだわ。」
「集合?なんで・・・今日休みじゃん。」
「ああ・・・実はな・・・遠藤と岡崎がパクられたらしい。」
「何で!」
「何でも・・・センター街ウロウロしていて・・恐喝されそうになって・・・ボコっちまったらしい。」
「あちゃ~ついてねえな・・・・」
「ああ・・相手が悪い。KOのお坊ちゃんだとよ・・・」
「はぁ?何で・・お坊ちゃん学校の奴にかつあげされるわけ?」
「知らねえよ・・あいつら・・見た目は弱そうに見えるからだろ・・・」
「で・・相手は?」
「4人。そのうち・・・3人は入院だって・・・」
「もう・・一人は?」
「仲間を置いて逃げ出して・・・オマワリに駆け込んだらしいけど・・・」
「解った・・・で・・・なんで・・・俺らまで呼び出されるわけ?」
「昨日の今日じゃん・・じゃなくて・・・一日に二度の不祥事だからな・・・」
「で・・・何時に学校?」
「4時に来いって・・・それから・・美希センセーにも言っておけって・・・」
「兄さんが?」
「冗談だ・・・俺がみんなに連絡しますって言っておいた・・・」
「そうか・・・サンキュー」
「どうせ・・・真横にいるんだろ・・・」
「さあな・・・じゃあ・・・切るぞ。美希・・・センセーには言っておくから・・・」
「センセーはいらねえ間だろ・・・」
「うるせえよ・・・まあ・・とにかく・・・4時に出頭なんだな?」
「ああ・・・そうだ。じゃあな!」

僕は電話を切った。まあ・・伝える必要はない。何故なら・・僕の電話を真横で聴いていたのだから・・・
美希は布団の中で一糸纏わぬ姿で胸の下で腕を組んでいた・・・・

「ったく・・・あの馬鹿・・・」
「でも・・・相手が先に仕掛けてきたのよね・・・」
「ああ・・・そうらしいけど・・・入院させるとは・・・あいつら・・・・ねえ・・美希どうなるのかな?」
「解らないわね・・・そうだ・・・学校に電話してみるわ・・・・多分・・職員会議があるかも・・・」
「うん。あいつら頼むね・・・」
「解っているわ・・・紗江子!見張っていて・・・この人[揺れるハート]
「うん[揺れるハート]了解!」

美希は素肌の上にガウンをひっかけるとリビングルームにある電話へ向かい・・・まあ・・ドアは閉められており
だって・・いつ僕が真横で爆発するかもしれないという配慮だったのだろうか?
まあ・・僕はやはり一糸纏わぬ姿の紗江子にのしかかられ・・・・ついでに・・・僕の僕自身が隆々隆起しているものだから・・・そのまま・・紗江子は僕の僕自身を自分の神秘の泉に押し当てると飲みこんでいき・・・
その気配に気づいたのか?電話を切った美希はバスルームにシャワーを浴びにいき・・・
自分の部屋で着替えをした。

「あなたぁ~ちゃんと4時に出頭するのよ。あたしは職員会議だから・・先に行くけどぉ[揺れるハート]~」
「う・・うん・・・解ったぁ・・・・生きてればね・・・・」
「紗江子ぉ~殺さないようにしておいてね[揺れるハート]

紗江子は僕の上に跨り・・・自ら腰を振っている・・・つまり・・僕は何もしていない・・・

「はぁはぁはぁ・・・りょ・・・了解・・・あたしが・・死ぬかも[揺れるハート]・・・」
「じゃあ~後で・・・必ず来るのよ・・解ったぁ?行ってくるわね!カギは閉めておくから・・・」
「うん・・・」

僕はそのあと・・・2時半までのあいだに・・・3度も僕の分身のお魚さんを紗江子の神秘の泉に吸い取られ・・
つやつやと輝く紗江子とは正反対に・・・僕には綺麗なお花畑が対岸に広がる川岸をみたような気がする。
遅めの朝食兼昼食として・・・赤まむしとユンケルを3本ずつ飲み、ついでに駅の立ち食いそば屋で天ぷらそばを2杯食べ・・・僕は学校へと向かっていた。勿論・・・途中の薬局でユンケルと赤まむしのいつものセットを買って飲みながら歩いていた。

「部長のやつ・・・遅くないか?」
「ああ・・・美希センセーと一緒に来るのかな?」
「馬鹿かお前・・・一緒のはずねえだろ・・・」
「賭けるか?」
「いや・・・今・・見つかったら・・シャレにならねえ~」
「そういや・・・遠藤と岡崎は娑婆にでれたのか?」
「ああ・・ヤマのオヤジさんに電話してもらってな・・・そうだよな・・・ヤマ。」
「まあな・・・夜中に・・・無時釈放されたらしいけどな・・・」
「おっ・・・あそこ・・・ブレザーにネクタイ締めやがって・・・部長が歩いて来たぞ・・・」
「また・・・コケるんじゃねえか?」
「多分な・・・お~い!部長ぉ~コケルなよぉ~
「あん?聞こえね~よぉ~

その途端・・僕はコケたのだ。殆ど寝ていないせいだろうか・・・足がもつれ・・・僕は歩道にひっくり返った。

「しょうがねえなぁ~大岩。お前が声掛けるからだぜ・・・」
「それより・・・あの馬鹿大丈夫かな?」
「ほっておくか?」
「いや・・・運んだほうがいいんじゃねえか・・・そろそろ・・・時間だしな・・・・」

僕と当事者の遠藤・岡崎を除いたオオカミの群れは僕の元へ駆け寄ると僕をエッホエッホと担ぎあげ・・・正門横の通用門を抜け・・・また・・・僕を部室の床に放りだしたのだ。


「僕たちの・・・トルコ行進曲」 第20話へ・・・続く・・・



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