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オストド&メストド1号。「親孝行???な旅・・・」 第5章 「やっと・・・親孝行???」 [2009・GW 北海道の旅]

第5章 「やっと・・・親孝行???」

朝から・・・大浴場が“貸し切り状態”になっていたので・・・オストドは内湯でひと泳ぎ。
親子連れが入ってきたので、慌ててさっさと露天風呂に飛び込みましたが・・・・(*^^)v
ゆっくりと朝食時間終了近くになって、朝食会場へ飛び込み、やはり“バイキング”と名を借りたような朝食。
もちろん・・・“一運動2をした後ですから、大量に詰め込ませていただき・・・( ^)o(^ )
チェックアウト時間ギリギリにチェックアウト。

「オストド様。昨夜は“時知らず”と”ホッキ貝”をご賞味いただきましてありがとうございました。お会計は24300円頂戴いたします。それからこちらがお預かりいたしておりましたお車のカギ・・玄関を出られまして右手に駐車してございます。」

昨日のとあるホテルのチェックアウトの時とは大違いの対応。気持ちよく旅立てる。
カーナビにメストドの実家の住所を入力する。推奨ルートは“朝里川ルート”。それでいいのかカーナビが確認してくる。

「さてどうするか・・・札幌近くを抜けるか・・・カーナビに従うかだけど・・・」
「朝里ルート!高速代勿体ないでしょ!」
「雪は・・・・・」
「あるわけないでしょ!行けぇ~!」
「了解!」

冬季は閉鎖になる季節道路を進む。途中にいくつかの展望台やら・・・札幌よりどっちかというと定山渓国際と言いたいスキー場(まだオープンしている)を見ながら車を進めることに・・・まあ・・お得意の“山超え”。


(開けっぱなしの犯人は誰だ!・・・・オストドのような気が・・・)


(春のはずですよね・・・)


(こんな・・景色もなかなか・・・)


(あと・・ちょっとで朝里川温泉へ抜けるところです・・・)

朝里川へ降りたらそこは・・・メストド1号の庭みたいなもの・・・カーナビを無視して右だの左だのと、助手席でカーナビに代わり、オストドを“操縦”するメストド1号。なにしろ・・ここは走ったことがないので、従わねばならないこの身のつらさ?・・・でも、お願いだから「さっさと右だとか左だとか言ってくれ!」は、オストドの内なる声。

「どこ入るんだっけ?」
「床屋さんのところ・・・何回来れば覚えるの?」
「何回も来てないもの・・・・」

小樽市内からキロロリゾートへ向かう道の途中を曲がれば、メストド1号の実家。私道に車を入れ、空き地でUターンすれば・・・メストド1号の実家に到着。
3年振りにあう甥っこはもうちょっとでオストドを抜かす成長ぶり。体重は負ける気はしないが・・足の長さは負けた!くそぉ~ ^_^;
甥っこは生意気に“理論家”になりつつあるのだが、連立方程式が苦手なようなので勉強方法を叩きこむ。
まあ・・・数学だって・・物理だって・・・結局は“暗記力”とわずかな計算力で出来るのだから・・・・
そんな甥っこと双子の姪っこは、色気は全然ないらしい。自分が同級生に惚れられていることなど気がつかないらしい。もう一人の姪っこは、オストドの一番のお気に入り。そっけない二人とは対照的にオストドのそばをウロウロしているのがいつものパターン。しかし、“油断大敵”いつ・・襲ってくるか解らない凶暴性を持っている。
一度、背中を向けたら飛び乗られ、ギックリ腰になったことがる。それでも・・・この姪っこが一番可愛いのだが・・
双子は高校1年生。しかも“特別進学コース”に揃って進んでいる。遅ればせながら高校入学のお祝いと記念品を二人に手渡す。(中身はナイショ!^_^;)
もう一人の姪っこは「英語の成績が5だったら・・・」とモノで釣られるタイプ。冗談交じりに言ったおばあちゃん(メストド1号の母)の言葉に・・・“5”をゲットしてきてプレゼントをせしめたらしい。オストドとメストド1号からも“5”のご褒美と称したお土産を渡す。(中身はナイショ!)
コスモナントカと言う・・電気椅子に縛りつけられたオストドは、“ちょっと腰の調子がよく”なる。その間に出前でお寿司(オストドはお寿司を食べないので、天丼)を昼食に取ってくれた。
あれほど・・・「昼食はいらない」と散々・・メールが飛び交っていたのに・・・・
オストドの胃袋はまだ朝食を消化しきっているどころか・・満腹状態。朝食を大量に詰め込みすぎていたからだが・・・ちょっとした“拷問”?と思いながらも食す。苦しかったぁ・・・・(*^^)v
2時間ほどの滞在でお父さんとお母さんを車に押し込み、ニセコへ向かう。
やっと・・・今回の旅の本来の目的“親孝行???な旅”が始まるわけだ。
R5を抜け、メストド1号が子供のころに海水浴に来ていたという・・・場所を車窓に見ながら、いつものオストドとは違い安全運転で目的地である。ニセコ昆布温泉 ニセコグランドホテルへ向け車を走らせる。
2時間ほどのドライブで目的地に到着。(ホテルのご案内は・・・コチラ・・から・・どうぞ!)


(これが・・・ニセコアンヌプリ?)

”グランドホテル”と名を借りた山小屋風のホテルの一室へチェックイン。
早速・・・・“下見”と称して浴衣に着替え温泉へ向かうオストド。
とりあえず・・内湯の2種類の泉質の異なるお風呂へ飛び込む。(ちゃんと身体は洗ってから・・・)
鉄鉱泉とナトリウム泉の2種類。男湯に“専用露天風呂”はない。入れるのは“混浴の露天風呂”
いつもなら・・・前を隠すこともなく首にタオルを巻くかハチマキにしているのだけど、窓から見たら女性陣の視線が男湯の方を向いている。”粗末”?なモノを見せないようにタオルで隠し、露天風呂へ飛び込む。露天風呂へのアプローチ方法は2か所。ちょっと長めの通路をいき、下のお風呂(ぬるい・・温泉プール並みの温度)へ入るか、内湯から溢れ出た源泉の流れる横を降りてゆき、上側のお風呂へ入るかである。
内湯に比べ露天風呂の温度はかなり低め。女性は“湯浴着”を着て入るかバスタオルを巻いて入ってくる。
オストドの・・・思惑はもろくも崩れた瞬間でもあったのだが・・・そんなオストドにニセコの神様からのプレゼントが
この湯浴着はちょっとクセもの。なにしろ・・・何事にも裏と表があるように・・・これにもあるらしい。
あるらしいと言うのは・・・メストド1号が気がついたのだが・・・表側は二重構造。裏側は一重構造。
従って・・・裏と表を間違える粗忽者は・・白日の中露天風呂で鮭を飲みながら・・景色をそっちのけにしながら眺めているエロオヤジの注目の的になるのだ。
“同類相憐れむ”ごとく・・オストドも仲良く仲間入りを果たし、運転に疲れた目を保養?することができた。
まあ・・・後で聞いたのだが女性専用の露天風呂もあったそうだ。そっちも入りたかったけど・・・入れさせてくれるわけがない。
オストドはひとつ大事な事を思い出した。あくまでも・・・“下見”だったわけで・・部屋へ戻り報告しなければならなかったのだ、慌てて露天風呂を飛び出し、部屋へ戻り“お風呂”について報告する。
しばし・・休憩の後、全員でお風呂へ行くことにした。日帰り入浴客には、100円で貸し出される湯浴着も宿泊客には無料。露天風呂で“合流”することにして・・男湯と女湯に別れて入る。
お父さんと内湯を2か所堪能してから、露天風呂へ向かう。だが・・来ているはずのメストド1号とお母さんの姿が見えなかったので、とりあえず、ぬるい方で待っていたのだが、このままでは風邪を引きかねない。
“こんなときだけ視力の良くなる”オストドは、女性用の入り口付近にいて、背中を向けている二人を発見する。
お父さんとその近くへ行く。まあ・・メストド1号の気配りのおかげか知らないけど、女性用の入り口付近に陣取っていたおかげで・・・“目の保養2は大分させてもらった。ただ・・・目の前でバスタオルを巻いた女の子が縁に腰掛け、足を組みかえるときには視線のやり場に困った?けど・・・・(*^^)v
夕食は期待外れ・・・そう言えばスキー場周辺の温泉で満足した夕食は、今までで“万座”くらいだった気がする。
夕食後、“デザート”に温泉まんじゅうをひと箱買い、部屋で食す。オストドは“いつものお薬”を飲む前に猛烈な睡魔に襲われ・・早々にダウン。鼾がうるさかったらしく・・・メストド1号に枕で殴られてしまうが・・・
お返しに・・2度ほど殴り返しておく。
あんまり・・早く寝過ぎたので、夜中の2時にお風呂へ一人でゆく。
ニセコの神様の計らいか?狐に化かされたのか?狸に化かされたのか知らないが・・・“ふくろう並みの夜間視力”を持つオストドの眼には・・・一糸纏わぬ女性の入浴姿が・・・・う~ん。親孝行???へのご褒美にしておいたほうがいいのかもしれない。神様ありがとう!(*^。^*)
化かされたのか?ご褒美なのか?首をかしげながら部屋へ戻る。戻ったものの・・・完全に眼が醒めてしまったので、いつものお薬を半分だけ飲み・・・“いい夢"の続きを見ることにした・・・・


オストド&メストド1号。「親孝行???な旅・・・」 第6章 「親孝行???・・二日目」へ・・・続く




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