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オストド&メストド1号「弾丸トラベル&究極のリゾート?な旅」 第11章          [2009・9月・シンガポール&バリの旅]

第11章・・究極のリゾートを目指して!

19,sep am 6:00 (JPT am 7:00)

本来なら、直行便でデンパサールへ飛べるはずだった・・・・オストド&メストド1号。
どんなに入国で手間取ることになっても・・・夕方には、すっかりリゾートモードに突入できたはずだった。
これは・・・憶測にすぎないが、とある関係者から聞いた話だから、99.9%は真実なんだろうけど・・・
オストド&メストド1号は、何の因果か知らないが、イスラムの神に嫌われているのか、ラマダーン明けにスケジュールを組んだオストドが悪いのか?よく解らないが、エアーチケット代&ホテル代等を払いこんだ後、フライトキャンセルのお知らせがメールで飛び込んで来た。シンガポールの旅行社に確認すると、ジャカルタ経由は取れない
いや・・ジャカルタまでなら、予約が取れるのだが、ジャカルタ/デンパサール間の予約が取れないとのこと。

「じゃあ・・こっちで手を廻すからね!」と一応、了解を得る。
日本のガルーダ航空支社とガルーダ航空本社を巻き込み、交渉。まあ・・1時間で“希望するコネクションを得ることが出来た。まあ・・オストドの交渉とは、交渉ではなく、半分以上、脅しだと言う説もあるけど、まだ業界には多少効くコネがあるだけだ。まあ・・あちらにしてみれば、“蛇に睨まれたカエル”の心境だったに違いない。
まあ・・“荒ぶる神”に“生贄”(満席だったので、誰か2名降ろされただけ!多分、関係者だろうけど・・・)を捧げ、許しを乞うだけである。
「こんなことならケチらないで・・・SQにしておけば良かったかな?」とも思ったが、エアーアジアよりも安く、一応、ナショナルフラッグに乗せて貰えるのなら、ナショナルフラッグのほうが都合がいいはずだ。
いつもは「眠り姫」(オストドに言わせれば・・スリーピング・・・・である)を自称するメストド1号の方が、先に起き出す。そして、いつもとは真逆に寝ぼけているオストド1号をベッドから蹴落としたのである。
身支度を整え、朝っぱらからベルボーイなんぞ待ってたら、何時になるか解らないので、さっさと荷物を引き摺り、
フロントへ降りることにする。
まあ・・飲み物(ミネラルウォーター等)は、昨夜、アライバルフロアーのコンビニで買っておいたので、お支払いなし。(既に・・宿泊代はAGODA経由で払ってある)

「そんじゃあ~行きますかね!」
「エコノミーよね?」
「うん。安いチケットだからねえ~」

何せFARE319シンガポールドル。空港使用料が28シンガポールドルのチケット。
1シンガポールドルを64円で計算すれば、22208円しか払っていない。(一人分)
これで、シンガポール/ジャカルタ/デンパサール(バリ)/シンガポールと飛ばせて貰うわけだが・・・

「尻尾かなぁ~」
「多分ね!そうじゃなかったら・・・翼の当たりでしょ!どっちかと言えば翼がいいな!」
「どうして?」
「うん!そこのところは、頑丈だからね!」
「それだけ?」
「うん・・・あとは神の思し召しに従って・・・・・」

ターミナル3より、スカイトレインでターミナル1へ行く。昨日、たyんと遊びながらもガルーダのカウンターを、
チェックしてあったのだ。

am7:00 カウンターでチェックインする。
「グッモーニン!ジャカルタ経由でデンパサールまで・・・」
「ミスターオストド。入国はジャカルタになりますので、お荷物もボーディングもジャカルタまでしか出せませんが!」
「いいよ・・それで・・・言ってみただけだから・・・」
「預け入れのお荷物は2個ですね?」
「そう・・・」
「水モノとか危険物は・・・ある訳ないですよねえ~」
「まあね!」
「それでは・・良い旅を・・・」

渡されたボーディングパスは、18のA・B。因みにC席は日本人ビジネスマンだったが・・・
さっさと・・・出国手続きをする。まあ・・そうは言っても、イミグレにパスポートを渡せば済むだけだが・・・
出国印をポンっと押され、返されるパスポート。

「さてと・・朝ごはん!」
「機内食は・・・当てにならないの?」
「うん。俺だけはノーチキン!をお願いしてあるけどね・・・・」

ハム&チーズのグリルサンドとコーヒーを流し込む。お買い物好きなら堪らない空港だけど、買うべき土産は、
もう購入してあるし、あとは“バラマキ用”だけだから、高いお菓子に用はない。強いて言えばバックを見るくらいだが・・・

「では・・恒例の!」
「スモーキングタイムでしょ!確か・・Cのバーガーキングの所しかなかったわね・・・」
「うん。工事中で囲われているからねえ~」




夜はオープンエアーのカフェバーがあるので、混みあってますけど・・・朝は静かですねえ~

まずは・・・食後の一服。続いて・・お祈りの二服。おまけの三服。そして・・もしかしたらの四服。“四”は縁起が悪いので・・五服。

「こらぁ~いいかげんにしないと・・・締めるわよ!」
「ほ~い!」

まあ・・普段から手綱いや・・手鎖でしっかり操られているオストド。そろそろ・・行った方が無難らしい。
途中で・・レースクイーン風の衣装を着た可愛い女の子がオストドに微笑みながら、寄ってきた。
手渡しされたのは、シンガポールGP・・つまりF1レースの絵ハガキ。
どうも・・・メストド1号と一緒にいると“人畜無害”に見られるオストド。
まあ・・一緒でなくても・・・狼の“牙”は既にいつの間にか抜かれてしまっているけど・・・・(*^^)v


もらった絵ハガキです・・・ハーバーフロントで行われるそうで・・・・

「ほらぁ~いつまでも鼻の下伸ばしているんじゃないの・・・行くわよ!」
「ほぉ~い。」

首根っこを掴まれ、連れて行かれるオストド。何せ12分は優にかかるのだ・・Dまで・・・
それもD41なら楽勝なんだけど、ゲートはD47と印字されている。
ゲートオープンは、am9:00。フライト時間は1時間35分。そうなると・・さっさとトイレに行っておいたほうがよい。
それに折り返しの飛行機は、まだ到着していない。
ゲートの横のトイレへ駆けこむオストド&メストド1号。何せエコノミーのトイレは混雑が予想される。
置いて行けるモノは置いて行った方がいい。それに・・・ちょっとばっかり不安もある航空会社だからだ。


(折り返し便が到着ぅ~うん?警備が厳重だな!・・・要チェック!)

降りてきたお客さんたちは、すぐ手荷物検査へ廻される・・・まあ、帰ってくれば解るでしょ!
乗る前にも厳重な手荷物チェックを受け、搭乗待合室に入る。オストド&メストド1号。
機体はオストドの予想を大幅に裏切り、B737-800NG。ん?NGってのが・・気にかかるけどいいか!
エコノミーはやっぱりこんなもの。ビジネスクラスは2-2だけど、エコノミーは3-3。
メストド1号に席を替ってもらい、窓際の席に着く。

「遅れるかなぁ~」
「どうだろ・・・ありゃ・・・・」

オストド&メストド1号を乗せたGA825便。定刻10時丁度発は、D47スポットより、am9:47。静かにトーイングカーに押し出されてゆき、am10:15離陸。
早速、時計をジャカルタ時間(JPT-2時間)にセットし直す。デンパサールは、シンガポールと同じ時間なんだが、面倒だけど仕方がない。


巡航クルージングに入ったみたい・・・・


オストドの機内食です。勿論、ノンチキン・・・・お魚でした( ^)o(^ )

オストドが凶暴に見えたのか?それとも緊急警報でも本社から入ったのか、定かではないけど、インドネシア美人の若いCAさんより、手渡された機内食にパクつくオストド。このCAさんとは、デンパサール/シンガポール間でもご一緒・・・( ^)o(^ )


もうすぐ・・・到着です。短時間のフライトに温かいミールサービス。見習え日本の航空会社!


良く・・解らなかったけど・・当機は最終着陸態勢に・・って言っているんだろうな!ベルト締めてるし・・・・

am10:35 ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港へ無事ランディング。

「ねえ~どっちへ行くか解ってるの?」
「あのね・・・アライバルへ行けばいいの・・・でも・・あった・・あった・・・」

日本人は金持ちに思われているのだろうか?いつの間にかVISA代を払わねばならないらしい。
ひとつの窓口でポン!とやってくれればいいのに、最初にVISAシールを購入。(1週間以内だから10US$)
お隣の窓口でそのシールをペタっと貼られる。

「やれやれ・・・これがデンパサールだったら・・大変だったかもね!」
「そうなの?」
「多分・・・・・」

入国管理官に適当に書いた出入国カードをVISAのシールを貼ってあるページに挟んで渡す。
あとは・・・神の思し召し次第。ただ・・微笑んで立っていれば事務的に処理してくれるのを待つしかない。

「ようこそ!」
「ん?おっちゃん・・日本語出来るの?」
「ようこそ!ウエルカムインドネシア!」
「サンキュー!後ろは・・うちの奥さんだから・・よろしくね!」

もちろん・・メストド1号も無事闖入。何しろ日本のパスポートがこれほど絶大な力があるとは・・・( ^)o(^ )
後は、ポーターに気を付ければよい。大体1個5000Rpもぼったくられる。ヘタをすれば10000RPとか言う
話もあるくらいだ。
さっさと・・カートに荷物を積み込み到着フロアーへ出る。

「そうだ!両替しておいたほうがいいよ!」
「幾ら?」
「一万円でいいんじゃない?当座の費用・・・空港使用料もぼったくられるわけだし・・・」
「ぼったくられるって・・あんた・・・」
「だって・・直行便ならかからなかった費用でしょ?」
「まあ・・そうだけど・・・」
「大体・・・今どきエアーチケットに含まれないエアーポートタックスって信じられる?」
「まあねえ~」

ポーターに触られる前に自分の荷物をさっさとターンテーブルから降ろす。これがインドネシアの常識。
そこは軽くパスしたのだが、次なる難関は両替商・・・どこも微妙にレートが違う。
102・103・・・すると・・両替商の前に居たおっちゃんがオストドに話しかける。

「サー日本人でしょ?」
「そうだけど・・・」
「わたし・・日本大好き。大分に居ました!」
「それで・・・オタクのレートは?」
「サー104で如何でしょう!トランスファーですか?」
「そう!デンパサールへね・・・」
「デンパサールレート悪いです。」
「知っているけど・・まあ・・104だな?」
「イエッサー。ついでに出発階へお送りいたします。」

こうしてオストド&メストド1号は1万円を104万RPに交換。
彼の案内で最短ルートで国内線出発フロアーへいく。もちろん・・・カートは彼が押してくれているわけだから、
多少のチップを上げねばなるまい。オストドのポケットに2シンガポールドル紙幣が1枚あったので、彼と握手しながら渡す。巧みに仕舞う彼。何しろ彼は正式なポーターではない。
国内線ターミナルの入り口で別れてX線検査を受ける。先にメストド1号を中に行かせ、次から次へと荷物を流す。そうしないと・・お財布とかカメラのは言ったバックを失う危険性も否定できない。
先に小物を流し、最後にスーツケースを流す。その間にオストドは検査の機械をくぐればよい。
預け入れる荷物に紐を通してもらう。まあ・・東南アジアではサムイでも同じだった。あっちは青でこっちは、黄色。
微笑んでいるカウンター嬢の手招きにより、そこで再びチェックイン。同じ座席番号をアサインされる。

「サー。お二人で80000RPいただきます。」
「えっ?値上がりしたの?」
「はい・・・」

これでは、入手していた情報が古いようだ。帰りの空港使用料を確認しなければいけない。
まあ・・・一人400円。でも物価に比べて高い。きっと飛行機に乗れる金持ちからお金を取れ!がこの国のシステムらしい。
払うモノをさっさと払い・・・デパーチャーエリアへ入る。何しろ喉は渇いているし、タバコは吸いたい。それにメストド1号はトイレ!と喚いている。

「あのさ・・チップババァが居るからね!」
「えっ!チップ取るの?」
「まあ・・・日本円で10円でもやっておけばいいさ・・・」
「やだ・・・」
「そういうシステムだからねえ~あれ!チップ払っているのと居ないのがいる・・・」
「じゃあ・・ちょっと行って来る!チップ払わないからね!40000Rpも取られたんだから・・・」
「まあね・・・」

しばらくして・・メストド1号が戻ってきた。勿論、チップは強要されるものではない。
メストド1号も払わなかったので、オストドも同じ・・・・別に何も言われない。ただ、腹の中ではケチ!と思われているだろうけど・・・・

「さてと・・・喉も渇いたし・・・・」
「ニコチン供給もでしょ?」
「そりゃあ~儀式だからねえ~」
「はいはい・・・それで、どこにあるの?」
「匂いに寄れば・・あそこだな!」
「便利な鼻よねえ~」

これは嘘っぱちである。メストド1号がトイレに行っている間に、インドネシア美人を捕まえ、タバコの吸える場所を教えてもらっていただけである。(スタバーとかあるフードコート内です。窓に向かって右手で借りれます)
灰皿を入手して、ソファーにどっかり座り込む。ここでゲートオープンまで過ごせばいい。

「何飲む?」
「何があるの?」
「さあねえ~スタバもあるけど・・・無難なところでは・・・」
「コーラが一番よね!」
「まあね・・・」


一本10000Rp。大体100円です。チップの目安になりますね・・・・

こうなれば・・・オストドのペース。ゆっくりとタバコを味わい・・・究極のリゾートへ胸躍らせればいいだけである。

第12章・・究極のリゾートを目指して! 2へ続く・・・・









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コメント 3

空飛ぶ食欲魔人

xml xsl様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
また・・UPしたてのご訪問にちょっとびっくりです!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-13 17:26) 

空飛ぶ食欲魔人

ほりけん様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!

by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-13 17:31) 

空飛ぶ食欲魔人

portal様
お久しぶりのご訪問&Niceありがとうございます!

トメサン様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-10-14 08:04) 

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