オストドの暴露話 「修学旅行費用は何故高いのか?」 ③ [暴露ばなし]
「修学旅行費用は何故高いのか?」 ③
昔・・・♪何にもない何にもない・・全く何もない♪という歌詞のアニメがあったけど・・・
車窓を流れる景色は一面、畑か田んぼしかない道だ。
まあ・・畑や田んぼがあるので、どこかに家はあるのだろうけど、ただ、所何処ろに曲がっている農道といいたくなる様な市道を車は進んでゆく。前方に小さな集落が見え、そして見渡せば外は一面畑か田んぼしか見えないんだろうなと思いたくなる所にポツンと学校の建物が見えてきた。
T氏は故Mクンの代わりに派遣されてきた彼を、営業車と言う名の“護送車”に載せ、ここまで走ってきたのだ。
途中、学校が見えるところで車を停めるT氏。まあ、道の真ん中に車を停めても1時間くらいは車が通る気配すら感じられない。
「見えるかい!あれが“今回”の・・・」
「ああ・・・おサルの学校ですか?」
「まあ、そんなところだな!2時から4時くらいまでかな打ち合わせ・・・・」
「Tさん・・それより、腹減ってきたんですけど・・・その辺の畑から失敬してきていいんですか?」
「おっとごめん!蕎麦くらいしかないけどいいよね?」
「ええ・・・腹に収まれば・・・」
彼は過去を振り返りたくはない事情があるのだが、彼の眼に映る景色は、嫌でも封印を解こうとしている。
この仕事を受けて後悔し始めた雰囲気を察してかは、T氏しか解らないが、無言で“護送車”を発進させ、学校を過ぎると、ちょっとした数軒ある商店街と呼んでいいのかどうか解らないが、そのうちの一軒の蕎麦屋の敷地横に無造作に車を乗り入れた。
彼は車にパイロットケースを置いておくか、それとも持って入店した方がいいのか、迷っていた。
「あはは・・大丈夫だよ。トランクにでも入れておけばいいよ!」
「ドキュメントは・・・」
「そうだな・・喰いながらちょっと打ち合わせしようか・・・何しろ、仙台まで5台二人で引っ張るんだからな」
「そうですね・・・」
彼はT氏にトランクを開けてもらい、そこへ無造作に黒いパイロットケースを投げ込み、そして黒いバインダーと筆記用具を入れたペンケースを取りだすと、パイロットケースを施錠をして、トランクルームをバタンと閉めた。
「じゃあ・・行こうか?ここなかなかの蕎麦喰わせるんだぜ・・・」
「へえ~そうですか?Tさんが言うのなら間違いないですもんね・・・」
二人そろって店へ入ってゆく。まあ、ド平日の昼間だから開店休業みたいなもの、お客は他には居ない。
いや、正確に言えば食べ終えて帰って行ったのか、そもそもまだお客が入っていないのか、皆目、かれには見当がつかなかった。そう追うべきであろう。
「おばちゃ~ん!いつもの二つね!」
T氏は彼にメニューを聞かない。ツアコンは出されたものを食べねばならない。今の時代は、「キミ何がいい?」なんて聴くのが当たり前なんだろうが、彼の時代には、上司や雇い主、とにかく目上の者と同じものを食べるのが、社会の通念上のルールだったのだ。
「いつもありがとね・・・おや・・兄ちゃん。△Ⅹ観光の人だったの・・・知らなかった」
「そうだっけ・・そう言えば俺、制服滅多に着ないからねえ~」
「うちの娘も今度修学旅行でおたくに世話になるんだよ・・・」
「そうなんですか?もしかして・・そこの中学校ですか?」
「そう。もしかして兄ちゃんたちが添乗さんかい?」
「ええ・・まあ・・・何組ですか?」
「5組だ・・・」
「そうなると・・彼が担当しますんで・・・」
T氏はそう言うと彼を指さしたのだ。
世間は広い様で狭い。まあ、学校のそばの蕎麦屋で食べているわけだし、高校生になると半分以上は、下宿したりしながら、高校へ行く地域らしい。
「そうかね・・あのなぁ・・添乗さん」
蕎麦屋のおばちゃんは商売人の顔から、ごく当たり前の母親の顔になっていた。そして彼に尋ねてきた。
「なんでしょう?」
「東京ってどんな所だ?なんでも恐ろしいもんが棲んでいると言うことを聴いた事があるけど・・・・」
「恐ろしいもの?」
どう答えていいか、彼には見当がつかなかった。まあ、確かにこの辺とは時間の流れが違うし、好奇心旺盛なオサルさんの群れは、どんな騒ぎを引き起こすかもしれない。
「あはは・・大丈夫ですよ!そのために、東京から彼を呼んだんですから・・・」
T氏は笑いながらそう答えた。まあ、確かに調教師がしっかりしていれば、そんなに危なくはない。
彼は頬えんで蕎麦屋のおばちゃんでもあり、一人の娘の母親でもある。心配そうなおばちゃんにつぶやいた。
「大丈夫だと思いますよ。そのために引率の先生方もいらっしゃるし、私たちも、そして本社の人間も・・・」
「そうそう・・それに東京には沢山の警察官も居ますからね・・・」
「それなら安心して送りだして大丈夫なんだな」
「お任せください。団体行動さえ守ってもらえば大丈夫ですよ。」
そう言いながらも彼は胸の中でこうつぶやいたのだ。
「交通事故とか不慮の事故がなければね・・・」
おばちゃんが厨房へ引っ込むと彼とT氏は顔を見合わせニヤリと笑った。そして彼が封筒から取りだしたドキュメントをチェックしながら、T氏がつぶやく。
「まあ・・こんなもんだよ!Fクン2クラス引っ張ってもらえるかい?」
「2クラスでいいんですね?」
「まあね・・・でも最終的にはキミが3クラス。僕が2クラスになるだろう・・・」
「確か・・応援は?」
「ああ・・ど新人だからね!宜しく頼む!」
「道理で、でも新人クンの面倒は見ませんよ?」
「ああ・・それでいいよ!彼等には期待なんかしてないさ・・員数合わせだ・・・」
「なるほど・・・夢は潰すなですか?」
「そんなところだ!」
「了解です・・」
彼は今回の旅程を念入りにチェックし始めた。旅程の組み方に甘さがあるとそこがネックになる場合がある。
よくありがちなのが、東京周辺の交通渋滞を計算しているかどうか?それが問題になる。
「なるほど・・・河口湖1泊東京2泊ですね・・・問題はココだな・・・」
彼はペンケースから、赤いボールペンを取りだすと、旅程表に次々にチェックを入れ始め、ぶつぶつ言いながら
記憶を辿りはじめてゆく。
「Tさん。ここ出発30分早めましょう!」
「えっ!」
「ゴトウ日ですよ・・・このコースじゃ渋滞こんなものじゃ済まないですし・・・それと・・ここですね・・・」
「えっ!」
「後楽園からなら宿まで歩かせましょう!バス移動より正確ですから・・・」
「引っ張れるかい?」
「ええ・・ここの宿までなら・・2キロちょっとですから・・・」
「例のは?」
急に声のトーンを落とすT氏。勿論、彼も小声で答える。
「そうですねえ~吉か舞伎で・・」
「任せていいかい?」
「そのために呼ばれたんですよね・・・」
「まあ・・そう言うことだがね・・・」
そこへ厨房からホカホカと湯気の立ちあがるおそばの入ったどんぶりと揚げたての天ぷらが出てくる。
「添乗さん大盛りにしておいたからね・・うちの娘お願いしますね!」
「お任せを・・・」
彼の弱みは目の前の喰い物みたいだ。何しろ、朝から何も食べていない。正確に言えば、昨日の夜焼き肉を食べて以来、何も食べてはいない。彼の胃袋に入ったのは、夜明けのコーヒーと栄養ドリンク2本だけだったのだ。
「いただきま~す」
彼、いや彼等と言い換えたほうが正しいのかもしれない。彼等の食べるスピードは早い。何しろ、ドライブインでも15分あれば、乗務員添乗員休憩室でお小遣いを貰い、つでに用意されているお弁当やそばをかきこむ様に胃袋へ収める。ついでに冷蔵庫から栄養ドリンクを数本取りだし、ゴクゴクと飲み干すくらいの芸当が出来なければ、生きてはいけない。そして彼等は特に用がないときは、惰眠を貪り、万一の非常事態にでもすぐ対応できる様に訓練されてきているし、そうでなければこの世界ではすぐ淘汰されてしまう。
ひょいぱくひょいぱくと飲みこんでゆく彼を見て、T氏がため息をひとつ吐く。
「おばちゃ~ん。彼にもう一杯いや2杯持ってきてくれる?」
「いいんですか?」
「ああ・・喰えるうちに喰っとけだもんな!キミタチの世界は・・・」
「まあ・・そうですね・・・」
彼は蕎麦を啜りながら、盛岡を思い出していた。お客さんはセットされた“わんこそば”だったが、お客さんの隣の席に座った彼は、お客さんが冗談半分に、「100杯食べたら五〇〇〇円」の声に117杯を平らげたのだ。
本当はもっと食べれたのかもしればいが、時間がそれを許さなかっただけの話だったのだ。
彼は運ばれてきた残り2杯を食べつくし・・・時計を見た。
「Tさんそろそろ・・・」
「おう!そうだったな・・・」
お会計を済ませ、いらないと言ったけど無理やり支払うT氏。やっと空腹が満たされた彼は、東京とは違い
済みきった青空を眺めていた。
「おい!Mお前の分も喰っておいたからな!」
彼は自分のお腹をさすり、T氏に促され車に乗り込む。
蕎麦屋のおばちゃんは、T氏と彼が乗り込んだ車に手を合わせて見送っていた。
「じゃあ・・・さっきの件。Fクンから校長先生に説明してくれるかな?」
「はい!」
そう言いながらドアミラーを見ると、おばちゃんが頭を下げたまま次第にその姿は見えなくなっていったのだ。
オストドの暴露話 「修学旅行費用は何故高いのか?」 ④
昔・・・♪何にもない何にもない・・全く何もない♪という歌詞のアニメがあったけど・・・
車窓を流れる景色は一面、畑か田んぼしかない道だ。
まあ・・畑や田んぼがあるので、どこかに家はあるのだろうけど、ただ、所何処ろに曲がっている農道といいたくなる様な市道を車は進んでゆく。前方に小さな集落が見え、そして見渡せば外は一面畑か田んぼしか見えないんだろうなと思いたくなる所にポツンと学校の建物が見えてきた。
T氏は故Mクンの代わりに派遣されてきた彼を、営業車と言う名の“護送車”に載せ、ここまで走ってきたのだ。
途中、学校が見えるところで車を停めるT氏。まあ、道の真ん中に車を停めても1時間くらいは車が通る気配すら感じられない。
「見えるかい!あれが“今回”の・・・」
「ああ・・・おサルの学校ですか?」
「まあ、そんなところだな!2時から4時くらいまでかな打ち合わせ・・・・」
「Tさん・・それより、腹減ってきたんですけど・・・その辺の畑から失敬してきていいんですか?」
「おっとごめん!蕎麦くらいしかないけどいいよね?」
「ええ・・・腹に収まれば・・・」
彼は過去を振り返りたくはない事情があるのだが、彼の眼に映る景色は、嫌でも封印を解こうとしている。
この仕事を受けて後悔し始めた雰囲気を察してかは、T氏しか解らないが、無言で“護送車”を発進させ、学校を過ぎると、ちょっとした数軒ある商店街と呼んでいいのかどうか解らないが、そのうちの一軒の蕎麦屋の敷地横に無造作に車を乗り入れた。
彼は車にパイロットケースを置いておくか、それとも持って入店した方がいいのか、迷っていた。
「あはは・・大丈夫だよ。トランクにでも入れておけばいいよ!」
「ドキュメントは・・・」
「そうだな・・喰いながらちょっと打ち合わせしようか・・・何しろ、仙台まで5台二人で引っ張るんだからな」
「そうですね・・・」
彼はT氏にトランクを開けてもらい、そこへ無造作に黒いパイロットケースを投げ込み、そして黒いバインダーと筆記用具を入れたペンケースを取りだすと、パイロットケースを施錠をして、トランクルームをバタンと閉めた。
「じゃあ・・行こうか?ここなかなかの蕎麦喰わせるんだぜ・・・」
「へえ~そうですか?Tさんが言うのなら間違いないですもんね・・・」
二人そろって店へ入ってゆく。まあ、ド平日の昼間だから開店休業みたいなもの、お客は他には居ない。
いや、正確に言えば食べ終えて帰って行ったのか、そもそもまだお客が入っていないのか、皆目、かれには見当がつかなかった。そう追うべきであろう。
「おばちゃ~ん!いつもの二つね!」
T氏は彼にメニューを聞かない。ツアコンは出されたものを食べねばならない。今の時代は、「キミ何がいい?」なんて聴くのが当たり前なんだろうが、彼の時代には、上司や雇い主、とにかく目上の者と同じものを食べるのが、社会の通念上のルールだったのだ。
「いつもありがとね・・・おや・・兄ちゃん。△Ⅹ観光の人だったの・・・知らなかった」
「そうだっけ・・そう言えば俺、制服滅多に着ないからねえ~」
「うちの娘も今度修学旅行でおたくに世話になるんだよ・・・」
「そうなんですか?もしかして・・そこの中学校ですか?」
「そう。もしかして兄ちゃんたちが添乗さんかい?」
「ええ・・まあ・・・何組ですか?」
「5組だ・・・」
「そうなると・・彼が担当しますんで・・・」
T氏はそう言うと彼を指さしたのだ。
世間は広い様で狭い。まあ、学校のそばの蕎麦屋で食べているわけだし、高校生になると半分以上は、下宿したりしながら、高校へ行く地域らしい。
「そうかね・・あのなぁ・・添乗さん」
蕎麦屋のおばちゃんは商売人の顔から、ごく当たり前の母親の顔になっていた。そして彼に尋ねてきた。
「なんでしょう?」
「東京ってどんな所だ?なんでも恐ろしいもんが棲んでいると言うことを聴いた事があるけど・・・・」
「恐ろしいもの?」
どう答えていいか、彼には見当がつかなかった。まあ、確かにこの辺とは時間の流れが違うし、好奇心旺盛なオサルさんの群れは、どんな騒ぎを引き起こすかもしれない。
「あはは・・大丈夫ですよ!そのために、東京から彼を呼んだんですから・・・」
T氏は笑いながらそう答えた。まあ、確かに調教師がしっかりしていれば、そんなに危なくはない。
彼は頬えんで蕎麦屋のおばちゃんでもあり、一人の娘の母親でもある。心配そうなおばちゃんにつぶやいた。
「大丈夫だと思いますよ。そのために引率の先生方もいらっしゃるし、私たちも、そして本社の人間も・・・」
「そうそう・・それに東京には沢山の警察官も居ますからね・・・」
「それなら安心して送りだして大丈夫なんだな」
「お任せください。団体行動さえ守ってもらえば大丈夫ですよ。」
そう言いながらも彼は胸の中でこうつぶやいたのだ。
「交通事故とか不慮の事故がなければね・・・」
おばちゃんが厨房へ引っ込むと彼とT氏は顔を見合わせニヤリと笑った。そして彼が封筒から取りだしたドキュメントをチェックしながら、T氏がつぶやく。
「まあ・・こんなもんだよ!Fクン2クラス引っ張ってもらえるかい?」
「2クラスでいいんですね?」
「まあね・・・でも最終的にはキミが3クラス。僕が2クラスになるだろう・・・」
「確か・・応援は?」
「ああ・・ど新人だからね!宜しく頼む!」
「道理で、でも新人クンの面倒は見ませんよ?」
「ああ・・それでいいよ!彼等には期待なんかしてないさ・・員数合わせだ・・・」
「なるほど・・・夢は潰すなですか?」
「そんなところだ!」
「了解です・・」
彼は今回の旅程を念入りにチェックし始めた。旅程の組み方に甘さがあるとそこがネックになる場合がある。
よくありがちなのが、東京周辺の交通渋滞を計算しているかどうか?それが問題になる。
「なるほど・・・河口湖1泊東京2泊ですね・・・問題はココだな・・・」
彼はペンケースから、赤いボールペンを取りだすと、旅程表に次々にチェックを入れ始め、ぶつぶつ言いながら
記憶を辿りはじめてゆく。
「Tさん。ここ出発30分早めましょう!」
「えっ!」
「ゴトウ日ですよ・・・このコースじゃ渋滞こんなものじゃ済まないですし・・・それと・・ここですね・・・」
「えっ!」
「後楽園からなら宿まで歩かせましょう!バス移動より正確ですから・・・」
「引っ張れるかい?」
「ええ・・ここの宿までなら・・2キロちょっとですから・・・」
「例のは?」
急に声のトーンを落とすT氏。勿論、彼も小声で答える。
「そうですねえ~吉か舞伎で・・」
「任せていいかい?」
「そのために呼ばれたんですよね・・・」
「まあ・・そう言うことだがね・・・」
そこへ厨房からホカホカと湯気の立ちあがるおそばの入ったどんぶりと揚げたての天ぷらが出てくる。
「添乗さん大盛りにしておいたからね・・うちの娘お願いしますね!」
「お任せを・・・」
彼の弱みは目の前の喰い物みたいだ。何しろ、朝から何も食べていない。正確に言えば、昨日の夜焼き肉を食べて以来、何も食べてはいない。彼の胃袋に入ったのは、夜明けのコーヒーと栄養ドリンク2本だけだったのだ。
「いただきま~す」
彼、いや彼等と言い換えたほうが正しいのかもしれない。彼等の食べるスピードは早い。何しろ、ドライブインでも15分あれば、乗務員添乗員休憩室でお小遣いを貰い、つでに用意されているお弁当やそばをかきこむ様に胃袋へ収める。ついでに冷蔵庫から栄養ドリンクを数本取りだし、ゴクゴクと飲み干すくらいの芸当が出来なければ、生きてはいけない。そして彼等は特に用がないときは、惰眠を貪り、万一の非常事態にでもすぐ対応できる様に訓練されてきているし、そうでなければこの世界ではすぐ淘汰されてしまう。
ひょいぱくひょいぱくと飲みこんでゆく彼を見て、T氏がため息をひとつ吐く。
「おばちゃ~ん。彼にもう一杯いや2杯持ってきてくれる?」
「いいんですか?」
「ああ・・喰えるうちに喰っとけだもんな!キミタチの世界は・・・」
「まあ・・そうですね・・・」
彼は蕎麦を啜りながら、盛岡を思い出していた。お客さんはセットされた“わんこそば”だったが、お客さんの隣の席に座った彼は、お客さんが冗談半分に、「100杯食べたら五〇〇〇円」の声に117杯を平らげたのだ。
本当はもっと食べれたのかもしればいが、時間がそれを許さなかっただけの話だったのだ。
彼は運ばれてきた残り2杯を食べつくし・・・時計を見た。
「Tさんそろそろ・・・」
「おう!そうだったな・・・」
お会計を済ませ、いらないと言ったけど無理やり支払うT氏。やっと空腹が満たされた彼は、東京とは違い
済みきった青空を眺めていた。
「おい!Mお前の分も喰っておいたからな!」
彼は自分のお腹をさすり、T氏に促され車に乗り込む。
蕎麦屋のおばちゃんは、T氏と彼が乗り込んだ車に手を合わせて見送っていた。
「じゃあ・・・さっきの件。Fクンから校長先生に説明してくれるかな?」
「はい!」
そう言いながらドアミラーを見ると、おばちゃんが頭を下げたまま次第にその姿は見えなくなっていったのだ。
オストドの暴露話 「修学旅行費用は何故高いのか?」 ④
ハイ、、来ましたァ
ソネブロ、、「おかしい」ですねン
ブログ記事みえるけど「新規作成」押し記事書こうと思ったら、、、
前、作っていたブログになりますデスよ
パスワードもログインIDも、、、「違います」でます~(/_;)
アイコンの「タヌキ」も何処かへ、、、、
で!!
面倒やしページなかったらもう「さようなら」しますネン
何処かで「タヌキ」「うさぎ」探して下さいませね!
もし再ブログでも同じブログ名にしますが、、、
そうなった時の事考え、、、コメ残しますデスゥ
ホナ!お元気で、、、
by の (2009-11-30 20:06)
いつも訪問ありがとうございます^^
by shige (2009-11-30 20:29)
いつもコメント&nice!ありがとうございます。
足跡だけで失礼しますε=ε=(ノ≧∇≦;)
by のこ (2009-11-30 22:45)
「何にもない大地にただ風が吹いてた~吹いてた~」ですよね。
ハテ何の歌だったかな?
歌詞はでてくるんですが。
!
「はじめ人間ギャートルズ」かな?
すいません、本文にあまり関係ないところに注目してしまって。
by くちボン (2009-11-30 23:34)
わんこ 未経験です
死ぬまでに一度は・・・
明日、探検隊する予定です♪
by 雨漏り書斎主人 (2009-11-30 23:44)
こんばんは。
はじめ人間ギャートるズ!!好きだったなぁ~♪
わんこ蕎麦100杯以上とは!!驚きです(^◇^)
修学旅行に行く親(しかも女の子の親)の気持ちは
切実ですよね(^^ゞうちは男だけだから~
添乗員さんって、大変ですね!(@_@;)
by livly-cu (2009-12-01 02:17)
色々とありがとうございました。
口座引き落としの手続き完了のメールがありました。
はじめ人間ギャートルズですね~。
by 多夢 (2009-12-01 06:46)
そうやって決まっていくのですね。☆
by pandan (2009-12-01 07:40)
miopapa様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 10:25)
miopapa様
早速、そしていつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 10:34)
xml_xsl様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 10:47)
トメサン様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 10:48)
の様
いつもご訪問ありがとうございます!(●^o^●)
やっぱり・・変でした!メッセージ送信しておきましたが・・・
RSS登録しておいたので・・・
乗っ取られちゃったみたいですね・・・
また・・・ググってでも探しだしますんで・・・それまでお元気で!(*^_^*)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 10:52)
shige様
こちらこそ!いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
今日で試験ラストですね!ファイト!
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 10:57)
masa様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:04)
竜眼寺 暁様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:07)
ぱぁどちっく様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:09)
MERI様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:11)
yann様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:12)
のこ様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
足跡だけで・・・充分でございます!<(_ _)>
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:13)
dora様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:13)
クチボソ様
いつもご訪問ありがとうございます!(●^o^●)
大正解でございます!・・・(*^。^*)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:17)
雨漏り書斎主人様
いつもご訪問ありがとうございます!(●^o^●)
ワンコは・・・椀子ですね・・・
例の物件調査ですね!ご同行できなくて残念です!(>_<)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:20)
アロンダイト様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:20)
livly-cu様
いつもご訪問ありがとうございます!(●^o^●)
そんなもんですね・・・うちも大騒ぎして羽田まで“夫婦揃ってお迎えにいきましたもの・・・・(>_<)
まあ・・ツアコンはいつの時代でも、上手くいって当たり前ですので・・・
若き後輩たちの健闘を祈るだけですけどね・・・最近は質がどうも・・・(*^^)v
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:25)
kaoru様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 11:40)
多夢様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
それにしても良かったですね・・・ヽ(^。^)ノであります。
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 15:51)
pandan様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
絶対に遅れてはいけないモノを優先して考えないといけないんです。
やだ、バスだけならいいんですけどね!
因みに・・オストド飛行機の出発を1時間近く遅らせたことがあるんで・・・
あの当時・・一緒の便の方にはお詫びを・・・<(_ _)>
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 16:19)
k-ya様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 16:27)
釣られクマ様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-01 16:40)
★まっと★様
いつもご訪問&Niceありがとうございます!(●^o^●)
by 空飛ぶ食欲魔人 (2009-12-02 09:53)