僕と“う”と“な”の物語 -第一章 第三話 ー [僕と“う”と“な”の物語]
― 第三話 奇妙な・・・・ ―
僕の長所なのか?それとも短所なのか?良くわからないけど、
モットーは、来る者はどんなモノでも拒まないし、去る者もどんなものにしろ、
追わないことにしている。
まあ、追いかけても無駄なことと悟ったのは、つい最近のことであるけど・・・
元祖“無責任男”と自他共に認めるけど、僕の本質を見抜けるのは、僕の大切な人か
背後霊?のごとく、僕のそばをウロウロしている“う”とその友達?いや仲間である
“な”と最近くっついてきた“い”ぐらいと、数少ない仲間たちぐらいだろう。
特に“う”や仲間たちとの付き合いは、もう三十数年に遡る。
「なあ!“う”」
「なんなり?今、食べるのに忙しいなりよ!」
相変わらず、“う”は肉まんを食べるのが、冬の楽しみの様で、僕の机の前にあるソファーに
ちょこんと座り、起用に前足で肉まんを持って食べているのだ。
「そもそも・・・いや・・・お前なんで俺の所にいるんだっけ?」
「行くところがないなり!ま、偶にしか美味しいものは食べれないなりが・・・」
「大きなお世話だ!ノラのくせに・・・・」
「前は違うなりよ!ちゃんとお供えがあった頃もあったなりよ!」
「そうそう・・そうだったな」
“う”は封じ込められて祀られてた祠を壊され、行くところがなかったので、僕の所に
居候?しているわけだ。
それからず~っと僕のそばをウロウロしていたわけだが、僕はその存在も記憶も
長い間封印してきた。いや、違う“変人扱い”されたくなくて、無視してきたのか、
それとも忘れた振りをしてきたのだ。
「なあ!俺が危機を乗り越えてきたのは、お前のおかげかな?それとも・・・」
「なんなり?」
「いや・・・そもそも危機を迎えたのは、お前のせいかな?」
「ど・・・どっちでもいいなりよ!そんなこと・・・・」
「まあなあ~どっちでもいいか!でもな・・・・」
「なんなり?」
「あのな・・・ひとつ頼みがあるんだけどな?」
「お金と力はないなりよ!」
「あのな!そんなこと頼まないよ!」
「じゃあ!なんなり?」
「あのな!人前で俺を笑わせ様とするな!」
「なんでなり?気にするななり!」
「気にするっての!おとなしくしてろよ・・・そうじゃなきゃ・・・」
「や・・止めるなりよ!尻尾結ぶななり!」
「おや?懲りてきたかな?」
「こ・・懲りたなりよ!」
僕のディスクの上の一角に、“あらいぐまラスカル”のぬいぐるみが置いてある。
この間、UFOキャッチャーでわずか100円で家にやってきたのだ。
「しかし・・・こいつの顔お前らそっくりだぞ!」
「そんなマヌケの顔していないなり!」
「そうか?こうやると・・・・」
僕はぬいぐるみを取り上げると前かがみをさせ、前足をお腹に当ててみせた。
「それがなんなり?」
「いいか・・・こう言うんだよ!」
「???」
「あたち・・おなかが空いたなり!」
「なんなり・・・それ!」
「お前らがいつもおなかが空いたときにやるポーズ。顔がそっくりだぞ・・・あはは・・・」
「し・・失礼なりね・・・レディーなりよ!あたちたち・・・」
「そうか?だったら温泉で男湯には入ってくるなよ!」
「なんでなり?」
「お前ら・・・メスだろうが・・・・」
「人間のメスならいいなりか?」
「はあ?」
「混浴好きなり!」
「誰が?」
三頭は一斉に僕を前足で指さし?をした。
「そりゃあ・・・・」
「なんなり?」
「嫌いじゃない・・・けど・・・」
「じゃあ!良いなりね!」
「か・・・勝手にしろ!た・だ・し!」
「なんなり?」
「他人が入っている時は大人しく入っていろ!俺を笑わせ様とするな!いいな!」
昨年のことだ。某県にある○ケ湯にセミナーで行ったときも、確かに混浴だった。
男性専用時間なんざ存在しないし、小さい風呂より、大きい風呂が好きだから、
混浴だろうが、なんだろうが・・・まあ、女性専用時間以外は、僕は入浴したい時間に
入浴する。
その時のことを言っているに違いない。
「あのな・・それから・・・」
「まだあるなりか?」
「俺の上で寝るな!」
「なんでなり?暖かいなりよ!」
「俺が悪夢に魘される。それに予知夢なんざ・・・・」
「見たくないなりか?それで教えているなりよ!少しは感謝するなりよ!」
「はいはい・・・・」
「そうそう!神様からに宿題があるなりよ!」
「はい?しゅ・・宿題?」
「そうなり!」
「きっと・・・お前らを封印しろとかか?」
「違うなり!コレなりよ・・・・・」
僕はトンデモナイ量の宿題を負わされることになった。
僕と“う”と“な”の物語 -第一章 第四話 ー に続く・・・・
僕の長所なのか?それとも短所なのか?良くわからないけど、
モットーは、来る者はどんなモノでも拒まないし、去る者もどんなものにしろ、
追わないことにしている。
まあ、追いかけても無駄なことと悟ったのは、つい最近のことであるけど・・・
元祖“無責任男”と自他共に認めるけど、僕の本質を見抜けるのは、僕の大切な人か
背後霊?のごとく、僕のそばをウロウロしている“う”とその友達?いや仲間である
“な”と最近くっついてきた“い”ぐらいと、数少ない仲間たちぐらいだろう。
特に“う”や仲間たちとの付き合いは、もう三十数年に遡る。
「なあ!“う”」
「なんなり?今、食べるのに忙しいなりよ!」
相変わらず、“う”は肉まんを食べるのが、冬の楽しみの様で、僕の机の前にあるソファーに
ちょこんと座り、起用に前足で肉まんを持って食べているのだ。
「そもそも・・・いや・・・お前なんで俺の所にいるんだっけ?」
「行くところがないなり!ま、偶にしか美味しいものは食べれないなりが・・・」
「大きなお世話だ!ノラのくせに・・・・」
「前は違うなりよ!ちゃんとお供えがあった頃もあったなりよ!」
「そうそう・・そうだったな」
“う”は封じ込められて祀られてた祠を壊され、行くところがなかったので、僕の所に
居候?しているわけだ。
それからず~っと僕のそばをウロウロしていたわけだが、僕はその存在も記憶も
長い間封印してきた。いや、違う“変人扱い”されたくなくて、無視してきたのか、
それとも忘れた振りをしてきたのだ。
「なあ!俺が危機を乗り越えてきたのは、お前のおかげかな?それとも・・・」
「なんなり?」
「いや・・・そもそも危機を迎えたのは、お前のせいかな?」
「ど・・・どっちでもいいなりよ!そんなこと・・・・」
「まあなあ~どっちでもいいか!でもな・・・・」
「なんなり?」
「あのな・・・ひとつ頼みがあるんだけどな?」
「お金と力はないなりよ!」
「あのな!そんなこと頼まないよ!」
「じゃあ!なんなり?」
「あのな!人前で俺を笑わせ様とするな!」
「なんでなり?気にするななり!」
「気にするっての!おとなしくしてろよ・・・そうじゃなきゃ・・・」
「や・・止めるなりよ!尻尾結ぶななり!」
「おや?懲りてきたかな?」
「こ・・懲りたなりよ!」
僕のディスクの上の一角に、“あらいぐまラスカル”のぬいぐるみが置いてある。
この間、UFOキャッチャーでわずか100円で家にやってきたのだ。
「しかし・・・こいつの顔お前らそっくりだぞ!」
「そんなマヌケの顔していないなり!」
「そうか?こうやると・・・・」
僕はぬいぐるみを取り上げると前かがみをさせ、前足をお腹に当ててみせた。
「それがなんなり?」
「いいか・・・こう言うんだよ!」
「???」
「あたち・・おなかが空いたなり!」
「なんなり・・・それ!」
「お前らがいつもおなかが空いたときにやるポーズ。顔がそっくりだぞ・・・あはは・・・」
「し・・失礼なりね・・・レディーなりよ!あたちたち・・・」
「そうか?だったら温泉で男湯には入ってくるなよ!」
「なんでなり?」
「お前ら・・・メスだろうが・・・・」
「人間のメスならいいなりか?」
「はあ?」
「混浴好きなり!」
「誰が?」
三頭は一斉に僕を前足で指さし?をした。
「そりゃあ・・・・」
「なんなり?」
「嫌いじゃない・・・けど・・・」
「じゃあ!良いなりね!」
「か・・・勝手にしろ!た・だ・し!」
「なんなり?」
「他人が入っている時は大人しく入っていろ!俺を笑わせ様とするな!いいな!」
昨年のことだ。某県にある○ケ湯にセミナーで行ったときも、確かに混浴だった。
男性専用時間なんざ存在しないし、小さい風呂より、大きい風呂が好きだから、
混浴だろうが、なんだろうが・・・まあ、女性専用時間以外は、僕は入浴したい時間に
入浴する。
その時のことを言っているに違いない。
「あのな・・それから・・・」
「まだあるなりか?」
「俺の上で寝るな!」
「なんでなり?暖かいなりよ!」
「俺が悪夢に魘される。それに予知夢なんざ・・・・」
「見たくないなりか?それで教えているなりよ!少しは感謝するなりよ!」
「はいはい・・・・」
「そうそう!神様からに宿題があるなりよ!」
「はい?しゅ・・宿題?」
「そうなり!」
「きっと・・・お前らを封印しろとかか?」
「違うなり!コレなりよ・・・・・」
僕はトンデモナイ量の宿題を負わされることになった。
僕と“う”と“な”の物語 -第一章 第四話 ー に続く・・・・
今日はポチ逃げで失礼します(o^_')b
by inacyan (2013-01-20 19:07)