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オストドのひとりごと。「消費税・・・・・」 [ちょっとリアルすぎる話]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就を御祈願させていただき、

本日もスタートなのでございます。

さて、本日のお話は消費税のお話。

そもそも消費税ってどんな税金かご存知でしょうか?

簡単に言えば、「消費するんだからその分の税金を払え!」ということです。

但し、例外があって、例えば家賃には消費税が課税されるものと、非課税なものが

あるのは、ご存知ですか?

オストドが住んでいる賃貸住宅は、消費税がかかりません。但し、駐車料金は課税。

ここにある部屋があったとして、個人の住まいに供する場合は、非課税。

但し、法人が事務所として使用する場合は、課税となります。

具体的に言えば、家賃4万円共益費5千円としますと、個人の住まいなら、4万5千円の

支払だけで済みます。でも、事務所として使う場合には、消費税も払わなければ

いけませんので、4万8千6百円の出費になります。

勿論、事務所の家賃は全額経費。しかも払っている消費税は、受取消費税(仮受消費税)から

差し引くことができます。

皆さんがお店等で払っている消費時は正確に言えば、仮払消費税になります。

消費税を幾ら納めるのか?これはそのお店が仕入れ等に払った消費税(仮払消費税)を

仮受した消費税から、相殺して税務署に納められます。

日本の企業は消費税を還付してもらう企業も多くあります。

勿論、オストドの会社も例外ではありません。

これは、決算を組んでみると判ります。決算とは個人の確定申告みたいなものです。

オストドの会社は不動産を買付はしますが、売ることはまずない「課税事業者」です。

毎年の様に物件の買い付けを行っていると、仮払消費税が、仮受消費税より、多額になる

場合が毎年の様に続きます。

まず、売上を見ますと、課税売上と非課税売上の両方が混在しています。

この中から課税売上分を抜出し、現行消費税率で割戻しをして、正味の売上と仮受消費税に

分けます。正味の売上は非課税分と一緒にすると、実際の売上となりますが、今回は消費税。

(仮受消費税ー仮払消費税)でマイナスになれば、「払い過ぎだから返して!」と言います。

これを消費税還付申請と言われるものです。

通常のスーパーマーケット等はここまでの話で、払い過ぎ分は利息を付けて返してもらいます。

オストドの会社の場合は、過去3年間の売上割合の平均値を「返してもらう金額に掛けます。」

それが、還付される消費税です。勿論、利息を付けて返してくれますけど、マイナス全額は

戻りません。(^_^;)

でも、返してもらえるのは、計算していますので、ドンドン経費として出費もします。

庫の出費は規制があって、「事業に供すること」とありますので、ここぞとばかりに修繕と名を借りた

グレードアップ化もしてしまいます。これ等は、期中に発注し、請求書を期中に貰えば、支払が済んで

なくても、未払金という項目で処理してしまうと、経費になります。

まあ、税金の種類にちょっと腹を立てているオストドのレジスタンス行為です。

「税金はらうのなら、使えるところに使ってしまえばよい!」がオストドのモットーです。

但し、経費に算入が認められるかどうか?グレーなら言い逃れできますが、ブラックはブラック。

完全にブラック認定されると、社長の賞与扱い&経費不算入のペナルティーがありますので、

「これは事業に供するもの・・だよな・・・」と確認は怠りません。

例えば、美味しいモノが食べたい。これは人間の欲求のひとつ。特にオストドには、空を飛ぶことと

食べる事。この二つは切り離せません。この両方が無くなれば、オストドはただの生きる屍です。

美味しいものを経費で食べるにはどうするか?答えは簡単。

税法上、他社の方と会食をすると、交際費です。交際費ですけど、もうひとつ。

一人あたり、5000円を超えない範囲で、酒席ではない会合であれば、会議費で処理」という

お酒を断ったオストドには、美味しいルールが存在します。

「そんじゃあ~旨いもんでも食べて、英気を養おう!」と普段お世話になっている管理会社等の

若手を無理やり?引き連れ、時にはイタリアンフルコースランチとか、鰻ランチとか焼肉ランチに

行くことができます。A5ランクの〇〇牛の焼き肉ランチでも5000円あれば食べれます。

これをランチミーティングとオストドは呼んでいます。

このミーティングを始めてみたら、消費税は多く還元されるのは当たり前ですが、他にもこんな

美味しいお話にたどり着くこともあります。

「社長・・こkだけの話ですけど・・・・」

「買う!」

一般市場に出回る前の美味しいお話。美味しいお話には、美味しいご飯と美味しいお土産を

勿論、オストドは用意をします。

美味しいオマケとは、交際費枠で仕入れた「商品券」です。これも取扱いには注意を要する

劇薬指定のモノです。これを「担ボー」(担当者ボーナス)と呼んでいます。

金券類は仕入れたら、台帳につけ、なるべく期中に消費しなければならない。ルールがあります。

勿論、税務調査の対象になりますので、幾ら仕入れて、幾ら分誰に渡したか?

これはノートの切れ端にでも書いておけば、オストドの会社規模だと所轄税務署が、

「いつ行くけどいいか?」と問い合わせの上、お越しいただいた際に、実際の在庫と帳簿上の

使用残り枚数があってれば、劇薬も経費に認めてもらえます。

だからと言って、私物化するとバレるので、絶対にマイポケットには仕舞わないのが、オストド流。

この様に経費を使っていくと、勿論、グレーも発生してしまいます。

オストドが使っている車も経費なら、保険料や燃料代、高速代、駐車料金等も経費。

税務署の見解では、個人と会社と分けるべきとありますが、分けられないのが、社長業。

何しろ、社長や役員は、「365日24時間勤務」なので、交通違反の反則金までなら、

経費不算入だけど経費扱いとなります。

これはどういうことなのか?

社長は何かあったら現場に駆けつける。運転中、運悪く急報が入り、携帯を使用して捕まった等

本人が予期しないトラブルも発生するからなのです。おかしな話かもしれませんが、

オストドの会社の5冊ある決算書のうち、2冊に「交通違反反則金」と明記されています。

では、この様に経費をじゃぶじゃぶ使っていると、赤字になる(毎年の仕入れで赤字確定です)

赤字は個人と違い5年間繰り越せるので、利益が出たら赤字を補えばいいことになります。

まあ、税務署も御見通しかもしれません。

但し、赤字も帳簿上だけにしなければ、運転資金が必要になりますので、社長は自分のお金を

無利息返済日不確定で貸すことになります。

まあ、税務署もこの辺りは、社長の個人収入や資産について調査済みなので、あんまり文句は

言われたことはありません。と言うより、皆無です。

オストドの会社はハデにお金を使ってますけど、売り上げも創業当時からみるとウン倍・・・

勿論、売上に応じて各種税金は払います。売上がなくても払う税金もあります。

市町村税で5万円と都道府県税で2万円。これは均等割額ですし、固定資産税は恐ろしい金額。

大体、100万円の束がいくつか無くなるそんな税金も払いますが、これらは地方税です。

ですので、役場にいくと「アンタのボーナスは俺(うちの会社)が払っている」と

言いたくなってくることもしばしばあります。(^_^;)

さて、消費税の話に話を戻すと、消費税と言うのは各段階に存在します。

例えば、ここに商品Aがあります。この商品を作る過程では、様々な会社が原料を仕入れます。

その原料をBとし、商品代金を仮に100万円とすると・・・・

消費者→販売店には、商品代金100万円と仮払消費税8万円

販売代理店→製造メーカー指定代理店 仕入れ代金90万円と仮払消費税7万2千円

製造メーカ-指定代理店→製造メーカー 仕入れ代金80万円と仮払消費税6万4千円

製造メーカー→原料メーカーB 仕入れ代金70万円と仮払消費税5万6千円とすると・・・・

他に課税されていない条件で計算すると、

原料メーカーは、消費税及び地方消費税等額(消費税の正式名称)として、5万6千円を納め、

製造メーカーは、消費税を8千円納め、指定代理店は、消費税を8千円。販売店も8千円

この様に納めることになります。

これらがすべて納められて初めて、国と地方で決められた率で分け合う形で消費税になります。

因みに、免税事業者という方もいらっしゃいます。こちらは売上総額で決まります。

「じゃあ・・個人商店は、消費税を丸々懐にいれているのか」とお怒りになるかもしてませんが、

免税事業者と言っても、懐に入る分は、(仮受消費税-借払消費税)今回で言えば8千円ですし、

きちんと、消費税は免除かもしれませんが、雑収入計上となりますので、別の税金として、

持っていかれているはずです。

特に、個人商店等の免税事業者は、売れるかどうか判らないモノを仕入れて、定価で売れれば

それで越したことはありませんが、夕方からの割引セールやお得意様値引きなどで、

ちゃんと皆様に還元されていることを、忘れてはいけません。(^_^;)

それでは、皆様!またのお越しお待ち申し上げております。
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