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オストドのひとりごと。「心筋梗塞」の話。 [闘病記]

ーはじめにー

あの日。確かに僕はとある県のとある所。

まあ、ドラマや映画になった「コードブルー」撮影ロケ地だった

その病院へ転送された。残念だったのは、ドクターヘリではなかったけど、

救急車には特別な「何か」が積んであるらしい。

どの立場で乗り込んでいるのか?自分が搬送される側なら、どうでもいい事で、

同乗する羽目になった場合には、非常に重要に感じられるから不思議なのだが、

簡単に言えば、救急車優先装置とも言えばいいのだろう。

この事だって、退院が決まって「暇」にしているからこそ、調べられることだ。

この文章の原案を書いている今現在では、「すっかり良くなった」と勝手に判断して

いる僕は、テレビを見たり、「自主リハ」(自主的にリハビリをする)名目で、

回廊を歩き回っているか、階下に降りてゆき、コンビニで「カロリー」と睨めっこを

している。

僕の部屋は、東側にあり、同室者はいない。本来であれば、ランウエイ16で

着陸したり、34で離陸してゆく、飛行機も眺められるはずなのだが、

コロナ渦ですっかり様変わりしてしまった。それでも、ドクターヘリだけは、

飛んで行く。そのたびに、暇を持て余した「ヤジ馬」は集まるのは、廊下の片隅の

窓の外に着陸してくるヘリを眺める。

そして、救急車のサイレンが聞こえたと思えば、眼下を眺めると、時には高速道路の

パトロールカーを従えたりしながら、やってくる。

今の僕は、CCM(救急救命センター)から、一般病棟に移っている。

CCMと言うのは、3次救急救命。まあ、二次救命では対応が難しい重篤な患者が、

運び込まれるところだ。俗にいう、高度救急救命センターだ。

僕は、ここへ運びこまれ、身ぐるみを剥がされ、(自分で脱げなければ切り裂かれる)

次から次へと、緊急対応の準備がされる。

僕の場合、「オストドさ~ん。カテーテル」

聞き返す間もなく、カテーテル検査のため、別室へ運ばれ

「1本完全に詰まっているんで・・・・」

急遽、ステントとバルーンが次から次へと挿入されていった。

全ての処置が終わると、そのまま、CCMの中にあるベッドへ運ばれてゆくが、

途中、その扉の向こうへ入る前に、駆け付けてきていた

メストド1号が心配そうな顔をしていた。

「と言うわけで・・・」僕はその一言だけ残し、CCMの中へ吸い込まれていった。

その時、「いつ退院できますかね?」と聞いた時、

「(CCMの)中で一週間。一般病棟で1週間。最短でね。」と言われたわけだが、

CCMはわずか、1泊で脱出。一般病棟へ車いすで移動となった。

1階(到着から処置(手術)まで)→CCM病棟(2階)→一般病棟(3階)へと

移動したのだ。

ー次章 禁煙とダイエットとリハビリと私」に続く






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ゆうのすけ

いつも頑張り過ぎちゃう!オストドさん。
ゆっくりじっくり治さないと駄目ですよ!^^v
私の母もステントを入れたりしたことがあったんですが 家族は
ヒヤヒヤものでした。✿~お大事になさってくださいね!☆彡
by ゆうのすけ (2020-11-16 16:28) 

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