オストドのひとりごと。「それってお得なの?」VOL2 [暴露ばなし]
- VOL2 マイホームのお話 -
マイホームは考えたことがない。
何故なら、マイホームはお金を生むどころか、目に見えるものと
目に見えないお金が容赦なく懐を襲う。
そうなると、計画的なんて言えなくなり、夫婦不仲いや最後には
家族を崩壊させる恐れも・・・・
まあ、昔から「金の切れ目が・・・」と言いますし・・・
別の角度からも観てみることにしよう。
「それってお得感ありますか?」だ。
マイホームはローンを組んでまで買ってもいいものなんだろうか?
答えは簡単。「好きにすれば」である。
纏まったお金があれば、お得感は増すかもしれないし、
損をするかもしれない。
ましてや、ローンなんざ組めば、一時の幸福感のために、
数十年苦労をしなければならない。
例えば、金融機関から見た「担保価値は低い」
低いから、建物と土地を担保に取り、長期火災保険も担保設定して
ついでに団信(団体信用保険=生命保険)を掛ける。
強いて言えば、虎は皮を残すが、人間は死んでその生命保険で
「ケツをふく」生き物らしい。
ここまで書いても、「マイホームに価値がないなんて・・・」と
思いたくもないだろうと思う。
しかし、現実は金融機関が取る担保を見れば、判るはず。
例えば、土地が1000万円で買ったとしよう。では、この土地は、
本当に1000万の価値があるのか?
答えは「今はその価値がない」と言ったところだ。
何故なら、1000万の価値がある土地を1000万で売る「バカな不動産屋はない。」
例えば、オストドが「この土地。1000万で売りたい」と相談すれば、
不動産会社は喜んで売る。もしかすると・・・「1000万で買いますよ!」と
言うかもしれない。
通常は、買主を探し・・・
双方それぞれから、手数料を「売買価格」x3%+6万円+消費税を受け取る。
つまり、39万6千円の「往復ビンタ」なので、79万2千円(税込)を受け取れる。
では、オストドが所有する土地を1000万で不動産会社が買うと、
オストドは売買相手が業者なので、手数料を払わない。
また、不動産会社が売主の土地は、手数料を取ることは出来ないので、
1000万で仕入れた取りを1000万で売る「バカはいない。」という事になる。
では、折角買うマイホームの土地だけの実勢価格はいくらくらいなのだろうか?
これは、あくまでも「推定値」でしか計算は出来ない。
業者に「いくらで仕入れた?」と聞いても、まともに答えるバカはいない。
テレビドラマの「正直・・・なんちゃら」という不動産屋は居るわけがない。
推定値の出し方で言えば、近似値でいいのなら、「固定資産評価額」か
国が公表している「相続路線価」で調べるしかない。
では、本当にその値段で売れるのだろうか?
答えは・・・「多分」.
金融機関の言う担保価値は、多分固定資産税評価額x60~70%くらい。
そんなもので計算しているだろう。
元々、固定資産税評価額は、相続路線価で計算された金額より
低く設定されている。それに更に掛目を入れて計算する。
更に借主の属性次第では、更に掛目を入れる。
つまり、リスクヘッジ。
そうなると、1000万で買った土地はおよそ500万くらい。
ところが・・・そうは問屋は降ろさない。
ここから、解体費や土地造成やり直し費用などを考慮すると
多分200万から300万くらいだろう。
次に、建物の部分をみてみよう。
軽量鉄骨造。延床面積120㎡ 3000万。と仮定してみる。
東京法務局の新築単価が、17万/㎡くらいだとすれば、新築であっても
17万x120=2040万くらいの価値しかみない。
メーカーによって違うが、安いメーカーのものは、耐用年数は17年。
どことは書けないけど、大手の「S」「P」「D」等は30年で
計算される特例がある。*金融機関によって違う。
例えば、17年が耐用年数のものを35年ローンで貸す。
そうなれば、担保の要求は高くても仕方がない。
ついでに言わせてもらえば、未入居状態でも、一度でも「所有権登記」が
されてしまえば、「手垢がついた物件」となり、プレミアはなくなる。
次回。目に見える固定費。見えないものへ続く
マイホームは考えたことがない。
何故なら、マイホームはお金を生むどころか、目に見えるものと
目に見えないお金が容赦なく懐を襲う。
そうなると、計画的なんて言えなくなり、夫婦不仲いや最後には
家族を崩壊させる恐れも・・・・
まあ、昔から「金の切れ目が・・・」と言いますし・・・
別の角度からも観てみることにしよう。
「それってお得感ありますか?」だ。
マイホームはローンを組んでまで買ってもいいものなんだろうか?
答えは簡単。「好きにすれば」である。
纏まったお金があれば、お得感は増すかもしれないし、
損をするかもしれない。
ましてや、ローンなんざ組めば、一時の幸福感のために、
数十年苦労をしなければならない。
例えば、金融機関から見た「担保価値は低い」
低いから、建物と土地を担保に取り、長期火災保険も担保設定して
ついでに団信(団体信用保険=生命保険)を掛ける。
強いて言えば、虎は皮を残すが、人間は死んでその生命保険で
「ケツをふく」生き物らしい。
ここまで書いても、「マイホームに価値がないなんて・・・」と
思いたくもないだろうと思う。
しかし、現実は金融機関が取る担保を見れば、判るはず。
例えば、土地が1000万円で買ったとしよう。では、この土地は、
本当に1000万の価値があるのか?
答えは「今はその価値がない」と言ったところだ。
何故なら、1000万の価値がある土地を1000万で売る「バカな不動産屋はない。」
例えば、オストドが「この土地。1000万で売りたい」と相談すれば、
不動産会社は喜んで売る。もしかすると・・・「1000万で買いますよ!」と
言うかもしれない。
通常は、買主を探し・・・
双方それぞれから、手数料を「売買価格」x3%+6万円+消費税を受け取る。
つまり、39万6千円の「往復ビンタ」なので、79万2千円(税込)を受け取れる。
では、オストドが所有する土地を1000万で不動産会社が買うと、
オストドは売買相手が業者なので、手数料を払わない。
また、不動産会社が売主の土地は、手数料を取ることは出来ないので、
1000万で仕入れた取りを1000万で売る「バカはいない。」という事になる。
では、折角買うマイホームの土地だけの実勢価格はいくらくらいなのだろうか?
これは、あくまでも「推定値」でしか計算は出来ない。
業者に「いくらで仕入れた?」と聞いても、まともに答えるバカはいない。
テレビドラマの「正直・・・なんちゃら」という不動産屋は居るわけがない。
推定値の出し方で言えば、近似値でいいのなら、「固定資産評価額」か
国が公表している「相続路線価」で調べるしかない。
では、本当にその値段で売れるのだろうか?
答えは・・・「多分」.
金融機関の言う担保価値は、多分固定資産税評価額x60~70%くらい。
そんなもので計算しているだろう。
元々、固定資産税評価額は、相続路線価で計算された金額より
低く設定されている。それに更に掛目を入れて計算する。
更に借主の属性次第では、更に掛目を入れる。
つまり、リスクヘッジ。
そうなると、1000万で買った土地はおよそ500万くらい。
ところが・・・そうは問屋は降ろさない。
ここから、解体費や土地造成やり直し費用などを考慮すると
多分200万から300万くらいだろう。
次に、建物の部分をみてみよう。
軽量鉄骨造。延床面積120㎡ 3000万。と仮定してみる。
東京法務局の新築単価が、17万/㎡くらいだとすれば、新築であっても
17万x120=2040万くらいの価値しかみない。
メーカーによって違うが、安いメーカーのものは、耐用年数は17年。
どことは書けないけど、大手の「S」「P」「D」等は30年で
計算される特例がある。*金融機関によって違う。
例えば、17年が耐用年数のものを35年ローンで貸す。
そうなれば、担保の要求は高くても仕方がない。
ついでに言わせてもらえば、未入居状態でも、一度でも「所有権登記」が
されてしまえば、「手垢がついた物件」となり、プレミアはなくなる。
次回。目に見える固定費。見えないものへ続く
コメント 0