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オストドの「正直な不動産」のお話VOL3 [不動産投資の話]

空飛ぶ不動産投資家ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

スタートなのでございます。

さて、オストド。この「正直な不動産」のお話では、

自分に嘘もつきたくありません。

本日現在、「訴訟を起こすしかないか・・・」と考えている

案件が一件あるのでございます。

訴訟案件ですので、詳しくお教えすることができませんが、

「仮にこんなお話」で勘弁していただきたいと思います。

ご訪問賜っている皆様の中には、「賃貸物件」に住んでいる

そんな方もいらっしゃると思います。

「他人事」で済まない

そんなことをご存知でしょうか?

ここにとある会社を、遠く祖国を離れ、日本で開業をした外国人の方。

まあ、これを「Aさん夫婦」とします。

そんなご夫婦に♪よせばいいのにぃ~♪と部屋を貸してしまった

とある管理会社さん。

大家としては、「日本語理解できるの?」くらいしか確認しません。

何故なら、日本で適法に「法人登記」をされている会社の社長さんご夫婦。

「出る時にはスパイス臭くなっているかな・・・部屋!」

このご夫婦が退去をされる時・・・・

「まあ、それなりの金額になるのかな?まあ・・・数万規模か・・・」と

ところが、請求内容はなんと・・・数十万にも上ります。

「ねえ・・ガイドラインだよね」

「勿論です」

ガイドラインと言うのは、国交省が定めたガイドラインで、

紛争を未然に防ぐための、指針なのでございます。

何度も、「払ってくださいね」と連絡する管理会社さん。

そのたびに・・・「判らない。払わない」の一辺倒。

因みに、泣き寝入りをすると・・・修繕費だけでも、約半年分。

その部屋も修繕費を貰えないので、万一に備え修繕していないので、

その休業損害は、すでに半年。

温厚な大家さんでも怒ります。

「どうします?回収は難しそうです・・・」

「じゃあ・・・やるしかないだろ・・・・」

「餅は餅屋」

この場合は、司法書士さんか弁護士です。

一応、「法律家」である司法書士さんですが、この場合の選択は、

「泣く子も黙る弁護士さん」でございます。

まず、内容証明で修繕費の部分の支払いを期限を決めて請求します。

これが第一段階。

それと前後して、「修繕承諾書」を取り付けます。

つまり、「アンタが支払い修繕すべき行為を大家がやる承諾書」です。

実はコレが・・・怖そうです。

「承諾」しなければ、営業妨害での訴訟も視野に入ります。

承諾すると「債務」を承諾したことになります。

皆様の中には、「シカトすればいいんじゃね?」と考える方は

いませんか?

例えば、期限までにしはらわれない場合、弁護士は裁判に持っていきます。

お怒りモードの大家さんは、おまけを考えております。

このおまけ・・・・「仮差押え」と言います。

「仮差押え」するモノは、何でしょう。

法人が避けねばならないのは、この「仮押さえ」なんでございます。

例えば、「動産に仮差押え設定をする場合は、その金額の0.4%の・・」

100万だとすれば、4千円で、不動産等を片っ端から、仮差押えをします。

そうなると・・・・

まずは、「お金を降ろすことが出来なくなります」

つまり、従業員さんのお給料も仕入れのお金も全部押さえるわけです。

後は金融機関さんの判断ですが・・・

多分、お金を借りれなくなります。

ついでに・・・貸し出されている資金もいずれ、回収されるかもしれません。

何故なら、お怒りモードの大家さんには、「事実に基づいた事柄」・・・なので、

情報はジャンジャン流します。

それで・・・・

仮に「請求した金額」を払ってきても、仮押さえは解きません。

修繕の承諾をしていないために、発生した「休業損害」の賠償等もあるからです。

これを個人の方としてみましょう。

現在では、殆どの場合。「保証会社」のご利用がお願いされています。

その大半は、「信販会社系列」です。

まあ、「親御さんの保証」もありますが、極限度額が設定されていますが、

「払えなければ裁判です。」どちらが悪いのか?

有責者は借りた人ですので、裁判官の親心から、「和解案」が出されても、

お怒りモードになっていれば・・・・お判りになりますね?

調停も、和解も蹴っ飛ばせば、「有責者の敗訴」です。

つまり、この判決を貰えば、「お給料やボーナス」の差し押さえ

因みに、最低生活保障額は差押えできませんので・・・分割。

勿論、親にも会社にもバレて・・・・目の前はお先真っ暗に

居るとか?居ないとか?

保証会社が保証をしてくれると、債権は、保証会社に移りますので、

支払わなければ、「金融事故」になるとかならないとか・・・

信用情報にも響いてくる。そんなことにならない様にしないと

いけませんよねえ・・・・

いつも「ニコニコ」の大家さん。こんなことはしたくないけど、

「徹底的にやらないとねえ~」と裏では言っているとか・・・・

それでは、この結果は・・・・多分。年明けくらいですかね・・・

因みに・・・・・

訴訟に必要な「着手金」(弁護士さんに払う着手金)とか、保証金とか

全部。「仮払金」の経費処理になるんです。

取り立てが終わってから、「着手金」や「成功報酬」は、「支払手数料」

収めた印紙代は、「印紙税」ですので、「税金」等細かく仕訳けます。

それでは、次回は、不動産会社社員は買わない。「不動産」のお話です。

またのお越しお待ちしております。



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