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オストドのひとりごと。「エイプリルフールじゃないのか?」 [リアルな話]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

本日もスタートなのでございます。

さて、本日のお話は、「エイプリルフール大作戦?」と言いたくなる

出来事のお話でございます。

それは、昨夜から始まりました。

「もう!出てきていいぞぉ~」オストドは確かにメストド2号のお腹に

話しかけました。

昨日は検診日で、「予定日近くじゃないかな・・・」と言われていたそうで、

「今、脳みそ造っているんだから・・・」メストド2号は確かにそう言ったはず。

元来、お気楽者のオストドは、食後に「ゲーム」これは毎度の光景。

オストドは、オストド2号(娘婿)であり、「子トトロ」が、アメリカから

わざわざ、一回南半球に運び、そして、再び北半球まで運んできた

「グミ」(メラ〇ニン10mg配合)を1個。入浴前に食べ、いつものお薬を飲み

「寝るわ!」とベッドに行ったのが、午前0時過ぎ。

不思議な夢を見ました。

光輝き周りは全てが金色に輝く夢。ぐっすりと眠っていたのでございます。

朝、目覚ましが鳴り響き、起きていくと・・・「あれ?何か違う。」

ボォ~っとしている頭に、少しだけ糖分を当てると・・「やっぱり違う」

娘であるメストド2号の部屋を覗くと、「子トトロ」の幸せそうな寝顔。

気が付くまで何分要したのでしょう。

「あれ?こんな所に何で?」メストド2号のスリッパが玄関にありました。

「あれ?何でドアの鍵が・・・・」

新聞を取り、トイレに立てこもっても・・・・「何かおかしい。」

ベビー&チャイルドシートの箱をふと見ると。「あれぇ~?」

確か、昨日の検診では、「あと2週間くらい・・・」だったはず。

「こいつら!やりやがったな!」と思うのも当たり前でございまして・・・

メストド1号を叩き起こし・・・「娘は?」

「昨夜入院したけど?破水かも・・で、病院」

「はあ?だって・・・あと・・・」

そうなのでございます。

多分、娘であるメストド2号は、多分、「陣痛室」の中・・・

「いいんだ!多少、バカでも。五体満足だったら・・・もういいや!」

「産まれてくればいいけどねえ~」とメストド1号

「縁起でもない・・でも、ちょっと・・・待て!」

「へっ?」

「エイプリルフールじゃないよな?」

「違いますねえ~」

「大規模なエイプリルフール作戦?俺は今、夢の中か?」

「アホ!」

メストド2号の病院は、今日から「ロックアウト」。

ジイもバアもそして・・・もうすぐパパの子トトロも退院まで会えません。

「ところで・・アンタ!今日、アポイントが入っているんでしょ!」

「う・・ん。2件」

「さっさと・・織の中の熊やってないで、会社に行け!役立たず・・・」

「はあ?」

「起こしたからね。それでも、眠っていたんだから・・・」

「んぐっ!」

今日は、優秀な経営コンサルタントと打合せ。そして、金融機関からのご挨拶の日

「織の中の熊みたいにウロウロ」しているわけにも行かず・・・・

「んじゃあ!行ってくる!」

「パジャマで行くってか!」

慌てて着替えて飛び出した。そんなオストドの「長い一日の始まり」でございます。

運転しながら・・・「馬鹿でも腕白でもいいから・・・逞しく育て!」と

願う。もうじき「ジジ馬鹿になる」予定のオストドでございます。

それでは、またのお越しお待ちしております。
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僕たちに明日はあるのか?VOL8 [ぼくたちのシリーズ完結編]

-遥かなる航路 2-

佐々木クンと別れ、僕は海の上。まあ、厳密に言えば「船上」から、陸を眺めていた。

途中、いくつか港によるらしいこの船を選んだのは、どこかの港に上陸するか?

それとも、深夜に深そうな所で飛び込むか?僕は迷っていた。

もう、僕には「帰る場所」はない。と一方的に決めていた。

大きく手を振る佐々木クンを眺めながら、僕は心の中で謝っていた。

「悪い!・・・」そう口に出しかけたとき、船は汽笛を残して、離岸していた。

「ん?」

小さくしか見えなかったけど、佐々木クンがビンタを喰らっている。

「あれ?」

僕が佐々木クンと「最後と決めていた夕食」を摂っていた頃、紗栄子の店では

ちょっとした騒ぎになっていたと後で聞いた。

僕の筆圧を鉛筆で塗りつぶして、ココを割り出したのだろう。

まあ、乗船名簿には、僕は偽名で住所も出鱈目に書いている。

僕が捕まって、護送された後聞いた話では、最後までしらばっくれて、

僕の肩を持ってくれたらしい。「仲間のためなら、大嘘を吐いて地獄へ行く」が、

悪たれ連の掟だったかららしい。

佐々木クンに渡した封筒には、やはり、「退学届」を入れておいて良かったそうだ。

ここからは、佐々木クンが話してくれた話をしよう。

「痛ぇ~な!暴力ババァ~」と佐々木クンは言ったらしい。

「あんた・・・誰に・・・」

「先公だよな・・・くそったれ!ホラ・・・これが欲しかったんだろ!」

佐々木クンに預けた。僕の「退学届」を、美希の鼻先に突き付けた。

「ついでに・・・俺も辞めるわ!後。宜しく!」

「ちょ・・・ちょっと・・待って!受け取れない」

「受け取れ!くそババア!コレが欲しかったんだろ・・・」

「そうじゃなくて・・・どこに行ったか知らない?」

「さあな・・・」

「船会社に聞いても、そんな人乗ってないって・・・」

「だろうねえ~」

「知らない?本当に・・・」

「ウチの荷物を運んでいる船に手を振っていただけだぞ・・・・」

「どこに行ったか知らない?委員長・・じゃなかった部長」

「どうでもいいじゃん!あんな奴。どこかで好き勝手にやっているか・・・」

「好き勝手?」

「そうじゃなきゃ・・・身元不明の死体でも探せばいいじゃん!」

「ば・・馬鹿!あんた・・仲間でしょ!」

「仲間ねえ~そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」

「えっ!」

「教える訳ないでしょ!仲間なら・・・」

「そう・・・そうよね。でも、あの子勘違いしているみたいで・・・」

「勘違い?」

「まあね。完全に勘違い。いや、勘違いさせる様に言ったのが悪いんだけどね。」

「ふ~ん。あいつ・・・」

「何か知ってる?早とちりする前に止めなきゃ・・・」

「今の船の行先当たるしかないんじゃない!・・かな・・・」

「何で?」

「そこまでは言えないけどね。じゃあ!」

美希が手を離した瞬間に佐々木クンは、逃げ出したらしい。

まあ、逃げ足だけは僕らは早い。何故なら、大人が考えにくい所へ

逃げ込むことも偶にある。

悪たれ連の面々は、ジャイアンツファン。つまり、ジャイアンツが負けると

機嫌が悪い。機嫌が悪いと、八つ当たりもしたくなるので、野球観戦に行けば、

負けた時もそうだけど、勝った時も、場外延長戦をする場合がある。

まあ、10人くらいなら、佐々木クン一人で潰しているので、僕らは体力温存して

いるけど、まあ、お決まりで警察に追いかけられることもあるけど、

球場から、数百メートル走って横丁に逃げ込み、とあるビルに消える。

このとあるビルは面白い造りになっているし、ここのオーナーは、佐々木クンの家

だから、ビルの隙間へ出る「僕ら専用の非常口」から、数件並んでいる佐々木クンの

家のビルを抜けると、地下鉄へ逃げ込める。

まあ、僕らは佐々木クン以外逃げる必要はないけど、つい警察官を見ると、

逃げる癖がいつの間にか身についている。まあ、叩けばホコリは出なくても、

塵くらいは出るのが、僕らの日常なのだ。

そんな事になっているとは知らない。早とちりの僕は、数日に渡る船の中だった。

「そろそろ・・かな。」

僕は深夜のデッキに出た。

「ちっ・・これで吸い納めか・・・」

ぽつんと呟くと、1本だけになったタバコに火を点けた。

この一服を終えれば、今は真っ黒にしか見えないけど、夜が明ければ綺麗な海底に

僕は横たわっているか?魚のえさにでもなっているだろう。

そんな僕を物陰から見ていたのは、コールサインは、グレイのジュニアだった。

今、最後の一服を投げ捨てると僕は手すりによじ登ろうとした瞬間だった。

「ヘイ!ユー火を貸してくれ・・・」

「はあ?ライターも持ってないのかよ!くそったれ!外人」

「ソリー」

「ほらよ!」ポケットからライターを取り出して渡した瞬間。僕の身体は宙に浮き

そして、甲板に叩きつけられた。

「てめえ~」言い終わるかどうかの瞬間に、僕の繰り出したパンチは、ジュニアのジュニア

目掛けて飛んでいた。

まあ、そうなると、殴り合いになるのは、当たり前。

お互い相当なパンチの応酬線だった。

「これで終わりだ!」「フィニッシュね!」僕とジュニアのパンチは、クロスして

互いに甲板に伸びたのだった。

「ジャップのくせにやるな!」

「うるせーアメ公」

「ドローだ。」

「ドローか・・・まあいいや!タバコくれ!」

「ああ・・・」

僕はタバコを受け取り、ノックダウンするべくパンチを繰り出したけど、

簡単に受け止められてしまっていた。

「ドローだけどな・・俺は空を飛べる。お前はムリだろうけど・・・」

「ざけんな!」

この時、僕は不思議な感覚だった。もう海底に眠るのは先延ばしでも、

いい気がしていた。

「何と呼べばいいんだ。」とジニアが聞いてきたので、「ブチョー」と答えた。

「お前は?」

「グレイと呼んでくれ」

「外人のくせに日本語上手いな。」

「ああ・・マミー。いや、かあさんと言うのか、ジャパニーズだからな」

「なるほどね・・・」

「ブチョー何処へ行くんだ?マイハウスに来ないか?」

「ユーのハウスか・・・」

「パパのだけどな・・・軍のパイロットだし。エアープレーンの・・・」

「飛行機」

「ヒコウキのティチャー・・・」

「教官・・だろ?」

「それ・・やっているから・・・お前も飛べるかもしれない。」

「グレイの操縦じゃなかった・・・フライトは、ソーリーだけどな」

僕の部屋は、2段ベッドで、他の乗客が居なかったので、ジュニアが引っ越してきた。

まあ、一緒にウイスキーを回し飲みしながら、時々、デッキに出てタバコを吸った。

僕はその時知らなかったけど、美希は学校をさぼり。僕の行方を捜していたらしい。

確かに、那覇港に着いた時、それらしい人影を見たけど、僕はジュニアを迎えに来た

車に押し込まれていたのだ。

- 空の向こうに 1 -へ続く。



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オストドのひとりごと。「産まれたぁ~」 [臨時増刊号]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

♪パパは、もうすぐ出てくる我が子を夢見ているとき・・・

おじいちゃんは、ブログを書きぃ~ おばあちゃんは・・・♪

なんて歌を歌いたくなる気分でございますが、

本日。午前中。無事に男の子が産まれましたぁ~

産婦人科は本日より、ロックアウトなので、産まれたあかちゃんを

助産師さんが撮影してくれて、スカイプのメッセージで届きました。

予定日より、2週間ほど早いけど・・・プクプクの赤ちゃんです。

これで、今日から「ジイジとバアバ」です。

「ババァじゃないよ!バアバだよ」「ジジイじゃないよ・・ジイジだよ!」と

まあ、今は母子ともゆっくり休んでもらいたいものです。

もう少しで、我が家はもっと賑やかになるみたいですけど・・・

それでは、皆様!またのお越しお待ちしております。

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オストドのためいき。「早く会いたいなぁ~」 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコお腹の新米おじいちゃんのブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

本日もスタートなのでございます。

「親バカ」は、オストドの特権であったはずでございますが・・・

昨日は、産まれたての画像がスカイプで届き・・・

今日は、今の所・・・動画が三本。

ちょっと怖い夢でも見たのでしょうか?

「おぎゃぁ~」と一言だけ泣き、また眠りの世界へ・・・

次から、次へと報告メッセージが、スカイプで送られてきます。

真剣に「ヒト泣き声」を、着信音にしようかと考え込んでいる

オストドはもう・・・「ジジ馬鹿の領域」なのでしょうか?

現在、産院は、「ロックアウト中」なので、入れません。

新米パパの「子トトロ」も新米バアバのメストド1号も入れません。

まあ、こんな泣き声なら、夜中でも許しちゃいそうです。

それでは、本日はココまででございます。

またのお越しお待ちしております。
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オストドのひとりごと。「トゥモロ~」 [臨時増刊号]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日は。「お休み」でございました。が、「忙しかった」オストドでございます。

明日、「ミニラ」と化した。オストド3号を連れ、メストド2号が退院。

まあ、子供が「ミニラ」(リトル怪獣)なので、きっと・・・

メストド2号は、夜叉か若しくは「ゴジラ」になって、上陸(帰宅)する予定で、

その受け入れ準備に「テンヤワンヤの大騒ぎ」

今日は、週一のお洗濯デーが重なっておりまして、洗濯機を回している傍らで、

オストド1号と娘婿であるオストド2号で、CX-8を3列仕様に戻しまして、

ベビー&チャイルドシートを取り付け、ついでに、送られてきた

「ショッピングリスト」を基にお買い物。

99%戦力外であるオストドは、「オサイフ係」と「運転手」でございまして、

粉ミルク3缶セット(産院で使用しているもの)の他、どうも、母乳との混合に

なりそうなので、哺乳瓶大小などなど・・・・リストにあるもの以外にも、

買い揃えてきました。

命名用紙を買ってきましたので、オストド2号が作成したものを、オストドが手直し

無事に印刷までこぎつけたのでございます。

「あのぉ~おとーさん。」

「何?」

「〇〇〇(メストド2号)は、もっとうるさくなるの?」

オストドとメストド2号は、顔を見合わせて大笑いなのでございます。

「そうねえ~倍・いや・・三倍・・・十倍覚悟しておいたら?」

「えっ・・・」

「まあそうねえ~それだけ覚悟しておいた方がいいわね・・・」とメストド1号

「あのさ・・・哺乳類だからねえ~メス犬とかと一緒で、母性本能ってやつ」

「・・・・Oh!No・・・・」

「仕方ないよな・・・こればっかは・・・・」

今夜は眠れるのでしょうか?そんなオストドでございます。

多分・・・・「ミニラ!」に続きます。

またのお越しお待ちしております。
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オストドのひとりごと。「ミニラがやってきた!」 [臨時増刊号]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹親父の拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願いが成就する様にと

御祈願をさせていただき、本日もスタートなのでございます。

さて、本日。無事に「ミニラ」(オストド3号)が、上陸(帰宅)。

オストド。今までこんな安全運転

「したことねえなぁ~」

自他ともに認める「超安全運転」で、運んできました。

オストドは、産院の駐車場で、車のそばにスタンバイしていて、

運んできたのは、「メストド1号」。乗せようとしたのですが、

「向きが反対。」

そこで、メストド1号から、オストドにバトンタッチして、

オストドが、ベビーシートに収めたのでございます。

「ミニラ」と言うので、泣かれるか?と思っていたのでございますが、

「ミニラ」は夢の中でございます。

もう、かれこれ「2時間ほど経過」していますが、

そのまま「スヤスヤモード」。

寝る子は育つそうなので、寝させておくのが一番かと思いますが、

「冬眠モード」か?と言いたくなるくらい。起きないのだそうでございまして、

良いのか?悪いのか?無理やりでも起こすべきか?

まあ、新米パパ&ママに任せておくのが、一番なのでございます。

寝顔を見ていると、こちらまで眠たくなってきました。

「あくび」連発。目はトロ~ンとしてきました。

それでは、いつ、「ミニラ」が本性を現すのか?楽しみでございます。

では、皆様!本日ハココまででございます。

またのお越しお待ちしております。
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オストドのひとりごと。「ミニラ・・・続報」 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹の新米おじいちゃんの拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

スタートなのでございます。

さて、昨日。上陸した(帰宅した)ミニラことオストド3号。

昼間は、「生きているのか?」と寝ている所を、足の裏をコチョコチョと・・

そうすると・・・「おっ!動く!」

それでも、起きませんし、携帯でパシャパシャと、写真を撮っても

「スヤスヤ・・・・」

ジジ馬鹿をやっている頃。ミニラの母親であるメストド2号(ゴジラ)は、

お疲れモードなので、お昼寝。

まるで、ママを起こしたら可哀そうとミニラもスヤスヤ・・・

寝ているくせに、笑ったり、口を動かしたり・・・

「寝ていると天使だけどなあ~」やっぱりジジ馬鹿ぶりを発揮しました。

まあ、ほぼ戦力外ですけど、哺乳瓶の消毒くらいは、やりましたけど・・・

「本当に母乳でるのか?」と言ったら・・・「失礼な!」とメストド2号。

実は、メストド2号は、母乳で育っていないので心配だったわけです。(*^^)v

「量はちょびっと・・かな・・・」

「ミルク20」とか「40」とか・・・その指示で動く新米パパのオストド2号は、

完全寝不足でしょう。

オストドは、「知らん!寝る!」と宣言して、ぐっすりと「夢の中」のその頃

オストド2号は、右往左往・・・・(がんばれ!パパ)

疲労が祟ったのか?(ゲームする暇があれば、寝ろ!)ちょっとカゼ気味とか

新米バアバは、ゲーマーなので、朝5時までPCゲームをしながら、観察モード。

まあ、新米バアバであるメストド1号のやっていたゲームをオストドが、

「5時間無制限モード」に突入させた「せい」なんだそうでございますが・・・

昼間は天使も夜には・・・

「うんうん・・・カワイイから許す!」そんなモードのジジ&ババ。

新米パパ&新米ママが、悪戦苦闘しているオムツ交換をビデオ撮影したり・・・

寝ているミニラを「ツンツン」したり・・・・

そこへ、新米ママが一言。

「今なら、先着一名様!・・・・・」

そそくさと逃げ出し、ベッドへ一直線のオストドでございます。

それでは、またのお越しお待ちしております。


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オストドのひとりごと。「ミニラのお見送り・・・」 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹新米ジイジの拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただきまして

スタートなのでございます。

さて、とうとう「緊急事態宣言」が発令されました。

オストドもそうですが、該当都府県の皆様におかれましては、

どうぞご自愛いただき、「三密行動」は、しないようにしましょう。

また、「新型コロナ」による売り上げ減少に苦しんでいる皆様には、

心よりお見舞いを申し上げます。

オストド&メストド1号も5月の旅をキャンセルしました。

被害総額は・・・結構ありますけど、「泣く子と権力とウイルス」には、

勝てないのでございます。

宣言後の重苦しい朝でございましたが、今朝は、ご機嫌な「ミニラ」が、

「多分、ゴジラになっている」との大方の予想を裏切り、疲れ果てた

メストド2号に抱かれて、お見送りしてくれました。

自分でも判りますが、急に気分が軽くなり、ウキウキ気分で、

会社へ出勤してきたのでございます。

「そのうち・・・着信音いや、アラームの音変えるかな?」と

画策しているオストドでございます。

勿論、待ち受け画面は、メストド2号から、「ミニラ」

音は・・「ミニラ」の鳴き声でございます。

それでは、またのお越しお待ちしております。
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僕たちに明日はあるのか?VOL9 [ぼくたちのシリーズ完結編]

-空の向こうに 1-

あれからどれだけ経ったのだろう。

ジュニアの家にとりあえず、居候を始めた僕は、始めた翌日から、

ジュニアと一緒にパパさんの飛行訓練を受けることになった。

最初は、ジュニアが操縦桿を握り、飛び立った瞬間。僕は「乗らなきゃよかった」と

何しろ、ヨタヨタと滑走路に向かい、「ジュニアパパであるケビンに怒られていた。

「ふんふん・・・悪い例は判った」

「ホワッツ?」

一通り、ジュニアの訓練が終わると、僕の番になった。

座学は、ケビンの話す英語を、サエママが、通訳してくれ、実機訓練になったのだ。

単発つまり、エンジンが一個しかない。単発飛行機のいきなり左席に座らされ、

今日までで都合30時間以上は訓練を受けていた。

「オーケー。フタリでフライトね。」

二人は顔を見合わせた。空へ飛びあがるのだ。それも、二人だけ。

僕とジュニアは、気が付けば、大空に浮かんでいた。交互に操縦桿を操作していた。

でも、後ろに乗っているはずのケビンの姿はなく、その代わりに、近くを飛びながら

無線で指示を送ってくるのだ。

ジュニアは、訓練を少しサボっていたし、ハイスクールもあるので、僕がいつの間にか

追いついてしまっていたわけだ・・・

「ユーハブ!」僕はジュニアに操縦桿を渡した。

「アイハブ!」ジュニアは、仕返しとばかりに、急降下を始めた。

「やると思った。この単細胞!」

「お前が先に・・・」

その時、ケビンの怒鳴り声が、コックピットから流れた。

「今度はアクシデントでないね。二人ともバツ当番・・・」

「ゲッ!」

「Oh!my・・」

「ゴッドねえ~そうだ。グレイ!」

「なんだ!シン・・・」

「あのさ・・プリーズ テル ミー」

「ホワッ?」

「Gotはどこに居るんだ?」

「ホ・・ホワイ?」

「うん。神様。あっゴッドね。天国にいるのか?」

「メイビー」

「天国かぁ~どこにあるんだろ!」

「アイ ドン ノー」

そこへ、ケビンパパの声が響いてきた。

「ユーたちのゴットは、ミーだ。そして・・・それは、空の向こうにある。」

確かにそうかもしれない。僕はぼんやりと操縦席の左側の窓の外を眺めた。

僕がこんな事をやっている間。佐々木クンそして、悪たれ連はのメンバーは、

連日の様に「あれは取り調べ以上だった」と言っていたけど、散々絞られていたらしい。

少なくとも、佐々木クンでさえ、僕がどこで船から降りたのか?それとも、

海に落ちたのか?飛び込んだのか?さえ、知らなかったわけだから、

昨夜の「とりあえず電話」で30分以上も、ギャンギャンと喚いていた。

「お前!生きているのか?」

「生きていなけりゃ電話出来ないだろ・・・」

「霊界からのお誘いじゃ・・・」

「来るか?ここは天国だぞ!」

「あの世か?」

「やっぱり馬鹿なのか?まあ・・天国に近いところだ。」

「近いところ?」

「ああ・・ハブにやられたら、あの世行きになるか・・」

「判った!沖縄か・・・」

「沖縄だけどね・・・」

僕は、正確に言えば、ここ1週間前から、とあるクラブでピアノを弾いていた。

ケビンとジュニアに連れられ、行ったクラブで、ピアノを弾いたのが始まりで、

このクラブで演奏をしているバンドリーダーから、「代演」を頼まれた・・・

そんな訳で、僕は昼間は操縦訓練を受け、夜はバンドのピアニストが、

復帰してくるまでの間だけ、働いているのだ。

「おい!シン!」

「う・・・うん?」

「ファイナルランディングだ。ユーハブ!」

「ラ・・ラジャーアイハブ!」

ジュニアがタワーに着陸許可を取り、僕に親指を立てた。

「ラジャー!ランディングチェック&ファイナルフラップ!」

僕はゆるやかに右バンクで降下を続けた。

「ランウェイ インサイト!」

そのコールと共にタワーから着陸許可が出た。

まあ、そこそこの着陸だったらしい。「カミカゼボーイ!」と

何回怒られたのか忘れたけど、最初の着陸よりはマシだっただろう。

僕が駐機場に向かっている頃にケビンの機体が滑り込んできた。

「なあ!ジュニア!」

「あん?」

「バツトーバン(当番)やりたいわけ?」

「仕方ないよな・・・」

「だよな・・・」

僕が駐機させた横にケビンの機体が滑る様に入ってくる。

ヨタヨタのボロボロ状態で入ってきた僕とは違う。

まあ、半分は僕のせいだけど、半分は、ジュニアが僕を大笑いさせたのだから、

半分はジュニアのせいだろう。

「OK!ボーイ’ズ!明日から・・・ソロだ!」

そういい終わらないうちに、気が付いたらしい。

「その前に、カーウオッシュ!」

「やっぱり・・・」

僕たちは士官のマイカーを洗車するバツ当番をしなければならない。

まあ、中にはチップをくれる士官もいるので、ちょっとしたお小遣いが

稼げるわけだ。

ジュニアが運転するバイクの後ろに乗り込み、僕たちは外へ出かけた。

僕はクラブの裏手で降ろしてもらい、アルバイトへ向かい、ジュニアは、

「ガールハント」をしに、街へ出てゆく。

「あっ・・・そうだった。電話しなきゃ・・・」

僕は近くの公衆電話へ飛び込み、勝手にコレクトコールで電話を掛けた。

「あっ・・・佐々木!俺だけど・・・」

「に・・逃げろ!・・うわっ!」

「お・・おい!佐々木・・・」

「もしもし[黒ハート]どこにいるのかしら?」

電話を強奪したのは、紗栄子だった。

「ど・・どこって・・・・」

「後ろに誰か居ない?[黒ハート]

恐る恐る後ろを振り向いた途端、まるで鬼の形相で美希が立っていた。

「な・・なんでここが?」と言いかけたときには、逃げる場所はなく、

僕の腕は思い切り捩じり上げられていたのだ。

「連れて帰るわね」

僕から受話器を取り上げ、電話に向かって言った。

「無理!約束あるから・・・」

「何で!帰えるの!」

「か・え・れ・な・い。」

「何で?」

僕は美希に事の次第を喋るしかなかった。

「あと・・・1週間はムリ。」

「1週間?」

「そう!1週間あれば、帰ってくるから・・・」

僕は電話ボックスのガラスと美希に挟まれている時に、バッドタイミングで

ジュニアがガールハントに成功したのか?ハオスクールの同級生なのか知らないけど

女の子を乗せてバイクで滑り込んできた。

「ヘイ!何してんだ?シン・・・」

「見たらわかんだろうが・・・」

「シン?[黒ハート]

「まあね・・・痛ぇ~から放せ!」

「ダメ![黒ハート]

「まだ・・・何か隠してるわよね?シンって・・何?[黒ハート]

「飛行機の操縦習ってんの・・・」

「えっ?[黒ハート]

「明日からソロだし・・・」

「ソロ?[黒ハート]

「単独飛行!」

「へえ~[黒ハート]

「だから・・・それもあって・・・シンってのは、タッグネーム」

「あっそ[黒ハート]

「あっそって・・・いつ・・・こちらに?」

「今朝!佐々木君ゴーモンしてたから・・・[黒ハート]

「ゴーモン?あっ・・・拷問ね・・・可哀そうに・・・」

「口割らすのに時間かかったわ・・・[黒ハート]

「へえ~」

「へえ~じゃないでしょ![黒ハート]

「で・・・いつまでこちらに?」

「一緒に帰る日までね‥[黒ハート]

「ど・・どちらにお泊り・・・」

「ホテルしかないでしょ・・・」

「うんうん・・・そうだよねえ~」

「あなたは?[黒ハート]

「ジュニアの家に泊まるからさ・・・訓練もバツ当番もあるし・・・」

「ダメ![黒ハート]

「ダメって・・・あっ!ステージあるんだ!行かなきゃ・・・」

「飲んで待っているからね[黒ハート]

「あのぉ~そこに止まっている車は・・・」

「レンタカー。あっ!どうしよう![黒ハート]

「あなた・・運転出来たはずよね[黒ハート]

「そ・・そりゃあ~ね。でも、公道は拙いと思うけど・・・」

「あらぁ?運転しているわよね[黒ハート]

「もう・・行かなきゃ!高いのダメだからね。」

僕は店の裏手に駆け込む。まあ、「逃げるが勝ち!」と言う言葉もある。

「ジュニアじゃないけど・・・オーマイゴッド!」とぽつんと呟いた。

-空の向こうに 2-へ続く。


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オストドのためいき。「やっぱりねえ~」 [ひとりごと]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹新米ジイジの拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願いが、一日も早く成就する様にと

ご祈願させていただきまして、スタートなのでございます。

今、日本。いや、世界中が、新型コロナウイルスによる闇の中。

まるで、「第三次世界大戦」といっても過言ではない様に思えるのでございますが、

暗闇の中にも「明るい光」がオストドにはあるのでございます。

それは・・「ミニラ」の成長でございます。

新米ママの「ゴジラ」こと、メストド2号は、完全お疲れモード。

確かに、疲れるのでしょうが・・・・

それに振り回されている。新米パパ子トトロもお疲れでございます。

先日、市役所から派遣されてきた保健婦さんの「計量」によれば、

ミニラは、一日「47g」ペースで成長中なのでございます。

まあ、お疲れモードで帰宅するオストドにとっては、ほっこりする瞬間。

さて、我が家には「ほっこり」した時間と「狂騒曲」が流れる時間がございます。

授乳時の「ミニラ」は、おっぱいを嫌がているのか?それとも、出る量に文句を

言っているのか?良く判りませんが、多分・・・「DNAのなせる業」が正しい様で、

メストド1号はじめ、2号も「母乳拒否派」だったので、「間違いないなぁ~」と

ほざこうものなら、睨まれるのでございます。

さて、外を見ると・・・「あれ?いつの間にか・・・」

そう、オストド&オストドの会社が保有する物件の全てが、「特定警戒」。

「やっぱりねえ~」と思うのは、「対岸の火事」のごとく、過ごしていた人々。

今は「当たり前の生活」を、送っていてはいけないこの時期。

いずれ、拡がる(感染が・・・)だろうな!と思っていたのでございますが・・・

「ほら!やっぱり・・・」と思う反面・・・・

「雑草と泣く子は待ってくれないんだけど・・・」と思うのでございます。

今日もこれから、「道具点検」に行かねばなりません。

引き受けてくれる業者さんも居ません。居たとしても、「法外な値段」が

待っているので、自分でやれば、燃料代・電気代・ゴミ処理費で済みます。

それでなくても、消費税増税分を転嫁できないので、「台所事情」も、

苦しくなってくるわけでございまして・・・・・(*^^)v

それに、「時間がありません」ので、「探しているより、自分でやるか!」の方が

正しい選択の様でございます。

まあ、オストドが「作業服」を着て作業していても、気づく住民さんは、殆どいません。

近くに農地もなくなったので、強力な除草剤と唸るエンジン式除草機。

ついでに、「ちょっとうるさい」集塵機の出番なのでございます。

それでは、ちょっくら「県境」を越えてまいります。

またのお越しお待ちしております。
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オストドのためいき。「ちょっと・・・」 [爺馬鹿の話]

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

本日もポンポコ腹新米ジイジの拙いブログへようこそ!

ご訪問賜っている皆様の諸願成就をご祈願させていただき、

本日もスタートなのでございます。

さて、本日のお話は、「ちょっと焦ったお話。」

オストドの会社は、「少人数精鋭」。従って、政府はいくら要請しても、

休業は「出来ない」のでございます。

何故なら、「大家の本分」があるわけでございまして、

その辺の「投資屋大家」とは違うのでございます。

中古を仕入れたり、新築したりしておりますが、「転売屋」ではございません。

特に、中古案件は、「手間もお金もかかる」のでございまして、

お金は、経費でございますので、「一発処理」なのか?「減価償却」なのか?

その年によって変わってきます。いや、金融機関さんの都合で変わると

申し上げても過言ではないのでございます。

まあ、「なるべく経費を抑えて税金払う」路線を選択すると、

熱中症でくたばりかけることもあるのでございます。

そんなわけで、「休んだ方が」とも思いますが、経年劣化と雑草は待っては

くれないのでございます。

そうなると、「新型コロナウイルス」に感染リスクも高くなるのは、

至極当然でございますが、今の所、「ウイルスにも嫌われているのか?」と

元気なのでございます。

それは、土曜日。18日の事でございました。

「ハイ!お父さん!」と子トトロが、孫トトロを渡してきました。

勿論、「産まれて此の方、こんなに手を入念に洗ったか?」と疑問が残るくらい

30秒以上の手洗いを3セット

おまけに、「こんなにうがいしたこともなかったな・・」と思うくらい

入念に「リ〇テ〇ン」で、ガラガラとこちらも3セット。

消毒はしましたが、うっかり着替えてなかったので、着ていたセーターは、

タバコ臭と雑菌だらけ・・・忘れてましたが・・・

受け取ってしまった以上、仕方がない事なのでございます。(*^^)v

「いいから、先にメシ食え!」とそのまま・・・抱っこ。

やっと解放され、お昼をぼそぼそと食べたと思ったら・・・・

「ハイ!お父さん!ミルクね・・・・」

「ちょ・・ちょっと・・・」

オストドは、除菌消臭剤をほぼ頭から浴びせられ、またもや・・・抱っこ。

そして、授乳タイム。

「うん?」

「どうした・・・・」

「オナラ・・・あれ?」

「えっ・・・・」

「プリプリと音が・・・」

ミルクを飲みながら、出すものは出す。

「そう言えば・・・豊臣秀吉もそうだったと読んだことが・・・」

「そうねえ~」

「大物になるかも・・・」

ミルクが終われば、オムツ交換。ついでにその後の沐浴まで・・・

「う~ん・・・・」

「如何でした?」

「もう・・・見学だけでいいか・・な・・・・」

それが、土曜日だったのでございますが・・・その後、熱が出てきて・・・

そして、昨夜の事。

「父ぃ~熱が下がらない。」

ちょっと・・便秘気味だったのか・・・・

「どうしよぉ~」

熱は38度近くになっており・・・

「とりあえず・・・相談センターに電話しろ!」

大騒ぎしていると、メストド1号が「もう我慢できん!」と参戦。

新米パパである子トトロから、孫トトロを取り上げると、

「湯冷まし・・・・」

「沸かすの?」

「何のために、ウォーターサーバーあんの!」

「飲むのかな?」

哺乳瓶に20mlほどを・・・・コクンコクンと飲む孫トトロ。

そして、そのままメストド1号が抱っこしながら・・・トントンとやっていると、

「匂わないか・・・・い。」

無事、う〇ちが、モリモリと・・・・

そうすると、不思議なことに、熱は下がり・・・・

孫トトロのオムツを替えていると・・・・新米ママのメストド2号は、

安堵か憔悴状態。

「寝かした方が良さそうだ・・・」

まあ、孫トトロを離そうとしないメストド1号。

「預かるから・・・寝なさい。」

「何時まで?」

「いいから・・・・ミルクもオムツも任せて・・・・」

「ほ~い」

新米ママと新米パパが部屋で眠りについた頃・・・

「そんじゃあ!風呂に入ってくるから・・・」

15分足らずで上がったのでございます。

勿論、「カラス」と言われますが、全部洗って・・・

パジャマに着替えている頃・・・・

ぐずり始めた孫トトロ・・・・

まるで、入浴するのを待っていてくれたみたいでございます。

「ミ・・ミルク作って・・・」

「はいよ・・・100?」

「うん。」

ミルクを作り、オムツ交換の準備をするオストド。

「しかし・・・よく・・・こんなの飲めるな・・・」

「だから、う〇ち臭いの・・・・判るわね。」

ほっかほっかのオムツをゴミバケツに捨てながら・・・・

空を眺めるオストド。

勿論、オストドはお仕事があるので、睨むメストド1号を尻目に・・・

「じゃあ!悪いけど・・・・」

そそくさとベッドに潜り込み・・・・グースカーピーの世界。

そして・・今日。

出勤前に、「毎日1本!」のソーセージを齧り、お茶を飲んでいると、

「おはよう!」と新米ママのメストド2号。

「あたしのベッドとられたぁ~」と・・・

覗いてみると、トドの様に眠る子トトロとその横でご機嫌の「孫トトロ」

「うん・・・カワイイなぁ~熱は?」

「平熱に下がった・・・」

「良かった」と胸を撫でおろしました。

今日も元気を貰って、出勤した。オストドなのでございます。

またのお越しお待ちしております・・・
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僕たちに明日はあるのか?VOL10 [ぼくたちのシリーズ完結編]

ー 空の向こうに 2 -

僕はある事件がきっかけで、バイトと言うより、ピアニストのビルの代わりに

毎晩2ステージ。週末にはほぼ朝までのステージを、こなさなければならなかった。

まあ、簡単に言えば、軍属を半殺しにしていたら、その仲間が、ナイフを振りかざし

そこへ割って入ったというより、おせっかいのビルが、刺されてしまったのだ。

だから、僕はビルの代わりにビルが、復帰できるまでの条件で、ピアノを弾く羽目に

なったというわけだ。

幸い、ビルの傷は浅かったのだけど、「恩を返さなければ男が廃る」というわけだ。

僕もそれなりにチップも貰えるので、一石二鳥?いや、ケガの功名?どちでもいいけど

ビルの太鼓判をもらって、ステージに立っている。紗栄子の店と違うのは、ここでは

僕が歌う必要はない・・はずだったのだ。ちゃんと女性ボーカルがいるんだから・・・

ところが、そうは問屋が卸さないのが、世の中らしい。

1回目のステージを終え、楽屋に戻り喉を潤していた時だった。

「おい!ニューフェイス・・・ピアノマン!」

「ホワッ!ボス!」

「ユーにリクエストね。」

「はあ?」

僕は天を仰いだ。あのまま、ボブが助けなければ、僕は楽に

なっていたか、今、こんなことをしていなくても済む話だったが・・

「いいフレンズ居るじゃないか・・・」

楽屋に来ていた包帯姿のビルが笑っていた。

「そ・・・ソングは・・・」

「やってこい!」

「でも・・・」

「ミーも聴きたいわね・・・」

ボーカルのリリーが微笑んだ。

「お・・・オーケ・・・・・」

果たして、この店で日本語バージョンがふさわしいか判らないけど、

僕が何とか少し喋れる様になった英語は、完全にブロークンイングリッシュ。

まあ、先生はが先生だったので仕方がない。

僕は相変わらずの生活で、週末一緒に夜まで・・・・ベッドで習った英語は

この先、僕にとっては、少々厄介なことになるけど、それは先の話だ。

つまり・・・なんだ。僕は「英語を学ぶ相手」を間違えたけど、厳粛なクリスチャンに

教会に連行されるより、週末だけの自由を選んだ。「健全な男の子」なわけだ。

「ボス!ジャパニーズOK?」

「ノープロブレム。ホワッ?ソング・・・」

「キャント・テイクマイアイズオフユー&アンチェッドメロディー・ウイアーオール・・」

「OK!サムライ!」

また、僕の呼び名が増えたらしい。

バンドメンバーのサポートがあり、僕は2回目のステージを終えることが出来た。

まあ、僕は3曲だけのリクエストを終えた後、お客さんたちから破格のチップを貰った

「ボス!コレ・・・」

「ユアーズ!」

その夜のチップは、全部僕がもらえることになった。ビルも要らないというし、

他のメンバーも受け取らなかったのだ。

「サムライ!シーユートウモロー!」

僕は、メンバーたちに担がれ、客席に降ろされた。そこにはいい感じになっている

ジュニアと彼女が楽しそうにしゃべっていたし、美希は僕の腕をしっかりと掴んで

いたのだ。

「あ・・あのですね。英語のレッスンもあってね・・・」

「だあめ![黒ハート]

僕のレッスン相手。つまり、週末。ベッドの中で「何のレッスン?」と言われても

仕方がないレッスン相手のリンダが睨んでいたけど、とにかく、この酔っ払いを

ホテルに送っていくしかない。

「ジュニア!先に帰るぞ・・・」

「ああ!シーユートゥモローフライト・・・」

僕は酔っぱらっている・・ハズの美希を抱え、レンタカーに積み込んだ。

乗せたと言うべきなのだろうが、正確に言っても積み込んだ。

「もうちょっと・・ジェントルマンになれませんかしら[黒ハート]

「よ・・酔っぱらっていたんじゃ・・・」

「あんなもんで潰れるあたしじゃ・・・」

「ですよねえ~まだ・・飲む?」

「何がいただけるのかしら?[黒ハート]

「ええとぉ~ハブ酒があるよ!泡盛って・・・あの馬鹿!」

僕はカバンをのぞき込むと、二匹のハブが入った酒瓶を発見したのだ。

「ウフフ[黒ハート]

「あ・・あのね。今日は・・・」

「だあめ[黒ハート]

「明日は・・ソロフライトもあるし・・・」

「だあめ[黒ハート]

「ところで・・・ホテルは?」

「ちょっと・・遠いかな。万座の・・・」

「げっ!俺・・無免だって・・・」

「だあめ[黒ハート]一週間。タップリ・・・・クス[黒ハート]

「オーマイゴッド!」

「何か言ったかしら[黒ハート]

「万座って・・・高くない?」

「だって・・ねえ~[黒ハート]壁薄いと・・・[黒ハート]

「あの・・・睡眠も大事じゃ・・・」

「ベッドは大事よね[黒ハート]

「だ・か・・・ら!」

「ダメッ[黒ハート]

「先生でしょ・・・」

「今はね。どうなるか判らないけど[黒ハート]

「えっ?」

「嘘よ!ホテル・・そこね。[黒ハート]

「えっ!」僕はブレーキを掛けた。

「あのさ!もうちょっとで行き過ぎるところでしょ!」

ホテルの駐車場に車何とか停めて、トランクからスーツケースを運び出した。

「あん?」

「なあに?[黒ハート]

「これ見覚えあるんですけど・・・」

「あなたのステージ衣装ね。持ってきたの![黒ハート]

「恐れいります・・・」

「素直でよろしいわね。[黒ハート]

「ところで・・・チェックインは?」

「済ませてあるわ![黒ハート]

「そんじゃあ!部屋までコレ!運んで・・・戻るか・・・」

「だあめ[黒ハート]

美希の瞳が全てを物語っていた。

きっと僕はまた、明日。少なくとも、寝不足は確実になるのだろう。

そもそも、僕が何故英語を学んでいたのか?ちょっと時間をさかのぼらなければ

ならない。

空の世界では、英語が必須。リーディングやグラマーは、何とかなる。

でも、リスニングやスピーキングだけは、少々だったわけで、これは、学校教育の

弊害だったわけで、それに僕の周りを見回しても、変な日本語を話すジュニア以外、

流暢な英語を話す様な、「物好き外国人」は存在していなかったのだ。

「ユーはイングリッシュスタディーしないと・・・」

ジュニアパパのケビンの命令だった。

「フェアー?アイドントライクスクール」

まあ、学校にはうんざりだった。

「イン・ザ・ベッドが一番ね。」

ケビンも変なおっさんで、つまり、ベッドの中で習ってこいと・・・

因みに僕のフライト教官でもあり、変な日本語を使うケビンも

ベッドの中で日本語を覚えたらしい。そんな話をケビンとしていた時、

いつの間にか現れたサエママが、顔を真っ赤にしながら思い切りケビンのケツを

抓り上げたので、話はとりあえずそこまでになったけど、ジュニアがハイスクールに

行っている間。僕はケビンの空き時間には、一緒に空を飛び、様々なレクチャーを

受けた。まあ、色々な教えがあったけど、「イン・ザ・ベッド・レッスン」なら、

僕はいずれ数か国語を話せる様になるかもしれないとさえ、考えたわけだ。

何しろ、僕は単細胞な生き物だから・・・

リンダは、僕が「ひょんな事」からピアノを弾いているクラブのウエイトレス。

僕はフライト訓練を終えると、そのままジュニアに送ってもらい、開店前にピアノの

練習をしていた。リンダは開店準備をしながら、僕の弾くピアノを聴いていたわけだ。

まあ、僕よりちょっとだけお姉さんで、混血のリンダとまあ・・・その・・・

何だ。彼女の住む簡素なアパートで、一線を越えるまでに大した時間はかからず、

金曜日の夜から月曜日の朝までは、ほぼ一緒に過ごしていたし、いつの間にか

僕はブロークンイングリッシュだけど、ジョークまで飛ばせる様になっていた。

そうそう・・・言い忘れていたけど、僕がクラブでピアノを弾くことになった件も

水兵にからかわれていたリンダを助けたからだ。まあ、これは偶然を超えた必然が

互いを惹きつけたのかもしれない。

「こらぁ~何を考えているのかな?[黒ハート]

僕は現実の世界に引き戻された。

「何でもないけど・・・」

「手が止まってますよ!ウフフ[黒ハート]

「あのね・・・後、1か月あればライセンス取れるんだよ!」

「一週間でしょ[黒ハート]

「美希だけ先に帰って・・・後で来れば?」

「本当にライセンス取れるの?[黒ハート]

「多分・・・でも、航空無線とかも取らなきゃいけないし・・・」

「取らせてあげたいけどねえ~でも、今はだめ・・かな・・・」

「何で?」

「帰れば判るわ[黒ハート]

僕は何も知らなかった。いや、正確には知ろうともしなかった。一人合点して

ここまでやって来たのだ。

- 空の向こうに 3へ続く -









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