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「僕たちは社会関係奉仕部」第31話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

景山抹殺作戦3

鎮守の森の朝は早い・・・・朝の日課である・・・・沐浴・・つまり神泉を浴び・・・・身を清める・・・
優子はまだ・・寝ている・・・・・はず・・・・・
だが・・・僕が・・浴室から出ると・・・・・僕の身体を拭きあげ・・・支度を手伝ってくれる・・・

「優子・・・疲れてるんだから・・・寝ていれば・・・・」
「でも・・・・」
「ああ・・大丈夫・・・だよ・・・・ミサさんもいるし・・・」
「そうね・・・じゃあ・・・もう少し・・・・あなたも・・・お疲れなんだから・・・・朝のお勤め終わったら・・お休みに・・・」
「うん・・・そうする」

朝のお勤めを終える頃・・・夜勤組が帰ってくる・・・・しかし・・・風呂に入る元気はない・・・と各々部屋へ・・・・まあ・・ゆっくり休んでいただくことにする・・・・・ミサも少し眠そう・・・・ミサも寝ると言う・・・・・・
僕も・・眠い・・・・部屋に戻り・・・そっと・・優子の横に滑り込む・・・・
それと・・同時に・・優子が・・・・僕の胸の中に滑り込んでくる・・・

「お疲れ様・・・・」
「あ・・起しちゃったかな?・・・ごめんね」
「ううん・・・待ってたの・・・」
「そう・・・・あのさ・・・・俺・・・・古文の景山・・・・シメル・・から・・・もう・・・堪忍袋の尾が切れた・・・」
「えっ?・・・・・でも・・・・一応・・センセイでしょ?」
「ああ・・・だけど・・あんな卑劣な奴・・みたことがない・・・・・それに・・・・兄さんにもOK貰った・・・」
「だけど・・・・退学にならない?」
「わかんないな・・・・でも・・・あんな奴・・・のさばらしといたら・・・・いけない・・・・女の敵だし・・・」
「説明してくれるんでしょう・・・・?」
「ああ・・・・出来れば・・・・知恵も借りたいし・・・・・」

僕は・・・優子に事の経緯を説明した・・・・(禁断の実のことは・・秘密に・・・それと・・・ラブホ事件も)・・・・・優子は布団に横たわり・・・・・腕組みをしている・・・・その目は・・・・・出逢った頃の目になっている・・・・・

「うん・・・・許せないね・・・・それで・・・その先生は?」
「ああ・・・引越しを余儀なくされ・・・・俺・・手伝った・・・」
「そう・・・・で・・・・どうする・・・・その景山・・・・」
「ああ・・・未だ・・未練タラタラだから・・・・逆モーション作戦で・・・・おびき出し・・・・・・僕らで一部始終撮影・録音をして・・・・・景山を・・・・とある倉庫に拉致して・・・・・全身毛抜きの刑にする・・・・・」
「そうねえ・・・・あなたたちがやると・・・・拙いわよ・・・・そこ・・・・うちの娘たちの実験台にもらっていいかしら・・・・」
「手貸してくれるの?」
「もちろん・・・・・その後は?」
「ああ・・・景山・・・・婿養子だからね・・・・奥さんの元にそれらを送りつける・・・それに・・・学校中で・・・授業ボイコット・・・・それに・・最近・・・・校長先生とも仲いいし・・・・兄さんも協力してくれるから・・・・学校からも抹殺する・・・・」
「そこまで・・・やるの?」
「ああ・・・あのやろう・・・・俺の仲間に・・俺を学校から・・・追い出したら・・・あいつらに・・安泰の地位を与えるとか抜かし腐った・・・・本当なら・・構わないけど・・・・駆逐・・だ・・・俺らの・・・・」
「と・・・・言う事は・・・・旦那の敵は・・・私の敵・・・・うちの娘等にも・・・敵・・・・・いつやる?」
「うん・・・月曜日に詳細打ちあわせだから・・・・火曜日だな・・・実行」
「そう・・・あたしは・・・仕事あるけど・・休もうかな?」「駄目だよ・・・・もし・・万一の際、兄さんに迷惑かかるし・・・・」
「じゃあ・・・・後輩に任せるか・・・・ねえ・・・毛抜きじゃなくてもいい?剃毛とか・・・・」
「剃毛・・・・・って・・・・・盲腸とかで・・・毛剃る・・あれ・・・・」
「うん・・・・」
「全身・・・つるっつるに出来る?」
「ナースの腕・・見損なってもらっちゃ困るわね・・・・・」
「じゃあ・・・・そうしよう・・・・頼めるかな?」
「もちろん・・・」
「さすが・・・僕の奥さん!」
「でしょ・・・・ねえ・・・浮気はいくらしてもいいけど・・・・・・ちゃんと帰ってきてね」
「帰ってくるなと・・・・言わない限りは・・・・・・」
「言わない・・・・・」
「ねえ・・・いいかな?」
「うん・・・いっぱい・・・・ちょうだい・・・・・」

鎮守の森にある小さな菜園も・拡張を終え・・・・日常使う野菜は自給出来る様になってきた・・・
5レンジャーならぬ6レンジャ-と僕は言いたいのだが・・・・miko'sの面々が勢ぞろいし・・・
こちら・・をご覧下さい)
菜園の収穫と・・・新たな命の種を撒く・・・・でも・・・・何故・・僕の作業服が赤なのか解らない・・・
緑色とか・・・だったら・・・保護色で・・隠れやすいのだが・・・・・
今日は・・・・全員・・・・何故か・・明け番・・・・静かなはずの鎮守の森には・・・・笑い声が絶えない・・・
優子がmiko'sに・・・景山抹殺作戦の概要を説明する・・・・
優子が骨格に肉付けした・・・作戦・・・そこまでは・・・僕も考えつかなかった・・・・
景山は・・・普段・・車を使っている・・・・今回・・・車を使われると厄介なので・・・車を使わせないようにしなければならない・・・・
まあ・・・・その辺は・・・僕らのお手の物・・・・・奉仕活動で・・・・先生方の車を掃除すればいいわけで・・・
車内清掃に必要と・・・車のカギを借りればいい・・・
決行は・・・・火曜日でなく・・・水曜日に変更された・・・美希先生を危ない目に遭わせぬようにとの配慮も兼ね備え・・・・オトリ役には・・・・カオリさん・・・そして・・・・ミサと奈々子さん・・・ちなみに・・・優子と洋子さんは・・・・勤務がある・・・・
僕らの出番は・・・写真撮影・・録音班・・・・それに・・・万一のボディーガード役・・・・・兼・・・・裏方・・・・
まあ・・・事後処理班・・・まあ・・・色々・・・・・・な役目がある・・・・

「ねえ・・・・みんなで・・・・前祝い・・行こうか?あたしらの・・・オアシス・・・」
「えっ・・また・・・・あそこ?」
「あら・・・・光栄でしょ・・・・男性であそこに入れるのは・・あなたとお友達だけだもの・・・・」
「は・・・・はい」

ち・・違うと思います・・・・・あの店・・・・元と現の溜まり場でしょ・・・・・あんなとこ・・・普通の男行ったら・・・まず・・・・5分後には・・・・・それに・・うわさでは・・・・ヤーサンさえも・・避けて通る・・とか・・・・
でも・・・・ここは・・・・行くしかないわけで・・・まあ・・・僕の優子も一緒だから・・・・助けてくれるでしょ・・
ねえ・・・・大丈夫だよね・・・優子!

「僕たちは社会関係奉仕部」第32話へ・・・続く・・・・



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「僕たちは社会関係奉仕部」第32話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

景山抹殺作戦4

[るんるん] キミは僕より年上と・・廻りの人はいうけれど・・・なんてたって・・構わない・・・僕は・・キミに首ったけ・・・・死んでもキミを離さない・・地獄の底までついてゆく・・・・・[るんるん]

もう・・・僕・・ヤケになってまして・・・・かれこれ・・・・・1時間・・歌いぱなし・・・・・
お姉さま方は・・・・・・相当・・・出来上がっています。
僕も・・・・楽しいです・・・でも・・・・お姉さま方は・・酔っぱらうと・・触り魔になるようで・・・・
まあ・・・やられっぱなしは・・僕の主義ではありませんので・・・・触られたら・・触り返す・・・・
僕が歌を歌っている間に・・・・・・・

「わ・・解った・・・・みんなにも・・・・貸すから・・・・それでいいでしょ~」

僕・・何の話をしているのか・・・皆目検討がつきません・・・だって・・・順子ママのちょっと固めのおっぱいの感触を楽しみながら・・・・ヂュエットで・・・・「銀座の恋の物語」なんて・・歌わされていて・・・・
勝ち誇ったような・・・・オネエ様方は・・・・「年下の男の子」・・あれ・・・キャンディーズって・・・・3人でも・・・歌っているのは4人・・・・・

「優子・・・どうしたの?」
「あのね・・・あなた・・・・あたしだけ・・・愛してくれる?」
「もちろん・・・・結婚してるし・・・・たぶん・・親は許さないだろうから・・・・20歳の誕生日に籍入れよう」」
「本当?」
「うん・・・」
「あのね・・・あの娘たち・・・・あなたを・・貸してくれって・・・・」
「貸す?・・俺・・モノかな?」
「だってぇ~あなた・・・あの娘たち・・・全員・・と・・その・・・・仲良しでしょ・・・色々・・・」
「し・・知ってた?・・ゴメン・・俺・・・節操なくて・・・・」
「いいの・・・・あたし・・・・あなたが・・・・20歳になったら・・・・奥さんだもん・・・正式に」
「うん。必ず・・・・・」
「だから・・・・浮気はいいけど・・・・本気だけは・・・・・あたしだけ・・・特別に・・・・・愛してくれる?」
「もちろん・・・」

そこに歌い終わった・・・・オネエ様方・・・・が戻ってくる・・・・
そろそろ・・・帰りましょう・・・と言う事になり・・・・・タクシーで・・・・・鎮守の森へ・・・・・

鎮守の森の木立を抜ける風はもう初秋の匂いがしている・・・・・さて・・・・玄関のあがりに倒れ込んでいる・・・生きる屍・・・4体・・・・これどうすれば・・いいんだろう・・・・・

ひとりずつ・・・それぞれの居室に運ぶのは面倒・・・・談話室という名の居間に・・・・客用布団を敷き詰め・・・・1人ずつ・・運ぶ・・・・
まず・・・・カオリさんを運びこみ・・・・ついでに服を脱がせる・・・別にスケベ心がないわけではないが・・・
お酒を飲んだというより・・・お酒を浴びたという感じ・・・それに万一吐き出したりしたら・・・せっかくの洋服が・・・まあ・・あとで・・・着替えさせれば・・いい・・・ありゃ・・・ブラジャーまで・・外す必要はなかった・・っけ・・・・
次に・・・洋子を・・・・抱きかかえ運ぶ・・・やっぱり・・服を脱がせるのだが・・・どうして・・・女性の服って前だったり・・後ろにファスナーやボタンがあるんだろう・・・・あれ・・・これ・・・・そうだ・・・この間買い物に付き合わされたとき・・買ったやつ・・・・・ありゃ・・・・服脱がせるとき・・・片側のスリップの紐・・取れちゃった・・・まあ・・・・あとで・・・着替えさせればいいし・・・・
つぎは・・・ミサ・・・の番・・・・抱きかかえると・・・・・起きてまして・・・・
「ねえ・・・ベッドに運んで[ハートたち(複数ハート)]
「じゃあ・・ちょっと待っててくれる?」
「うん・・・」

ミサを壁に寄りかからせておいて・・・・・じゃあ・・・次は・・・奈々子・・・
奈々子を抱え上げ・・・運び込み・・・手際よくトレーナー捲り上げると・・あらら・・・ノーブラ・・・・でも・・・お酒こぼしてますし・・・・ついでに・・・Gパンを脱がせると・・・・ありゃ・・・・ショーツまで脱げてしまい・・・・
慌てて・・分離して・・・・もう一度・・穿かせて・・・・・
次は・・・優子の番・・・・
「優子は・・・やっぱり寝室だよなぁ・・・・」と・・・・僕たちの寝室に運びいれ・・・・洋服を脱がせていると・・・・
「こらぁ・・・・人の弱みに付け込んでぇ~」
「ち・違うってば・・・・着替えさせてんの・・・・」
「じゃあ・・・これ・・・なにかしら・・・・・」 いきなり・・・・僕の急所を・・・にぎり・・・・・・
「あ・・あのね・・・」
「正直に言わないと・・・潰しちゃおうかな?」
「優子と・・したい・・・だめ?」
「駄目な分けないでしょう・・・いっぱい・・・頂戴・・・・」

抜かず2回[黒ハート]・・・で・・・・すっかり・・・ご満悦で・・・お休みになる・・・・優子・・・・あれ・・・俺・・何か・・

「あっ・・ミサ忘れてた・・・・」

あわてて・・・玄関に戻ると・・待ちくたびれて寝ている・・ミサ
そっと・・・抱え・・・・彼女の部屋へ運ぶ・・・・そうだ・・・ミサも着替えさせなきゃ・・・
そっと・・・・抱き寄せ・・背中のファスナーに手を掛けた瞬間・・・・・
「やっと・・来てくれた[黒ハート]」 僕の首に手を廻すミサ・・・・
「ごめんね・・・遅くなっちゃって・・・・優子寝かせてきたから・・・・さあ・・・ミサも着替えてお休み・・・」
「ねえ・・・脱がせて[黒ハート]
「じゃあ・・・シャワー・・浴びてくる・・・」
「いいの・・・そのままで・・・すぐ欲しい・・・・」

そのとき・・・・間が悪い?のか・・・・どうか知りませんが・・・・「神様が降臨」されまして・・・

また・・・濃厚なとき[揺れるハート]を過ごし・・・・・

僕は残りのお姉さま方のネグリジェとパジャマを抱え・・・・・居間に戻った・・・・・
「と・・トイレ・・・・・は・・吐く~」 とわめく・・奈々子さん
「まだ・・吐いちゃだめだからね・・・・・」と抱えて走る
「水ぅ~・・・・・頂戴・・・・・・」
「あ・・あたしも・・・・・・・・」

冷蔵庫から・・・水を入れたボトルを取り出し・・・・でも・・どうやって・・・・・あれしかないよな・・・・
コップに注ぐと1人ずつ・・・・口移し・・・・・僕・・・・親鳥みたいです・・・・
次は・・・カオリさんの番・・・・・水を含み・・・口移し・・・・えっ・・舌・・・・
これじゃあ・・・キス・・だよ・・・・・・
「ねえ・・・もう一杯くれる?」
「うん・・・」
もう一回・・・・僕の手は自然に・・・カオリさんの胸を弄りはじめ・・・・
「ねえ・・カオリ・・・・いい?」
「ええ・・・」

熱烈な・・・[揺れるハート]のひと時がすぎ・・・・・カオリさんはネグリジェを着ると夢の中へ・・・・・入っていき

そうだ・・・二人にパジャマ着せないと・・・・
「ほら・・・洋子さんパジャマ着せるから・・・スリップ脱がなきゃ・・・」
「そうね・・・・あたしも・・可愛がってくれないと・・・・」
「洋子ばっかりずるい・・・あたしも・・・」

結局・・一遍に2対1・・つまり3PLAYER・・・・交代・・交代突き上げ結局・・・2回ずつ・・・・
それで・・・・二人、満足されたようで・・・・夢の中へ・・・・・

時計を見ると・・もう・・・・朝のお勤めの時間・・・・・僕は浴室へいき・・・・日課の神泉パワーを浴び・・・
境内の掃除に出て行く・・・・・・・僕・・・・こんな生活していたら・・・・・きっと・・長生きできないかも・・・と思い始めました。
掃除を終えると僕・・・社務所で・・・・倒れるように・・・・眠りの世界へ・・・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第33話へ・・・続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第33話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。
連日・・連夜の予想を遥かに超えるアクセス・・・・感謝
申し上げる次第でございます。
世間様では・・・ジーダブル・・・違った・・ゴールデンウィークを大半の方が満喫されており・・・・心から・・・羨ましく・・・・思います。
私も妻と・・昨年の計画では・・・・・東北地方にでも旅行に出るつもりでおりました・・・・・
ええ・・・・そうですとも・・・・今年の初めまでは・・・・・
しかし
妻の両親・・・・ええ・・・私にとっては大事な!?義理の父と母の来襲に遭い・・・・・見事・・散っていく桜のごとく・・・・計画は・・・・水の泡!
と言うわけで・・・・本業・・じゃなかった・・・・旅行記は・・・・・夏まで・・・・お休み・・・・・
その間は・・・・・是非・・・・・「ちょっとえっちな話」コーナーで・・・・お楽しみください。
えっとそれから・・・・業務連絡・・・・・
由香ちゃん・・・・白○君の元へ帰っていただけましたか?本人も反省!?しているかどうか解りませんが
僕たちは・・・・由香ちゃんの手料理・食べたいです。どうか・・・・お願いです。戻ってやってください。

-ここまでのあらすじ-
洋子さんと偶然・・・立ち寄ったラブホ・・・・どの部屋にするか悩んでいると一組のカップル・・・・
偶然とは恐ろしいと言うかそれとも世間は狭いのか?男性は古文の景山であり・・・女性は中等部のオールドミスこと佐山先生であった。
まあ・・・・先生のご好意?で古文の授業はなくなるし・・・クラス全員の単位まで確約してくれたのだから・・・武士にも情けはある・・・・・(だって・・・景山先生・・・・不倫なんだから・・・・)
さて・・・・僕たちは社会関係奉仕部活動を大々的にはじめ・・・・困った人のお助け人・・・困った人が法律を犯そうがそんなことは知ったことではない。僕らに有益か無益かが問題である。
だから・・・・女子高とか看護婦寮周辺の道路清掃にも汗を流し・・・・校長先生の愛犬の主治医?でもある動物病院の引越しにも汗を流した。まあ・・・図書券をいただいたので・・・・バイトみたいなもの・・・・・
僕たちは・・・「困った」神田の古本屋のおやじの頼みのバイトを始めていた・・・・ウラ本配達である
佐山先生は・・・・何も要求しない僕を・・・早く口止めしなければ・・と思ったらしい。
でも・・僕もそして仲間たちも・・・・女性の弱みに付け込む・・卑怯な真似はしない・・・・・
佐山先生は引越しの手伝い・・・と言うことで・・・・僕を義理の兄(戸籍上はまだ違うのだが)である学年主任である僕たちの顧問という・・・・まあ僕たちの防波堤から借り受け・・・・僕が酔っ払ったふりをした先生を押し倒そうとすることで・・・・僕の口止めをしようとしたのだが・・・・・僕たち・・・オオカミにはプライドがある。合意の上以外では・・・・ヤリタイ盛りとはいえ・・・・女性に乱暴することは出来ないし、ましてや・・・・自分の物のすることなど・・出来ないいや・・・許せない。
僕は・・・・佐山先生・・・つまり・・・佐山美希と・・・禁断の扉を開けてしまった。
日活ロマンポルノの題材になりそうだが・・・・女教師と教え子・・放課後の秘密編・・とでも言うべきなのだろうか?
とにかく・・・昔・・アダムとイブがエデンの園にあった禁断の果実を食べたときと同じように・・・・僕そして・・・美希もお互い納得の上で食べてしまったのである。
僕はそのときまで大変な誤解をしていた・・・・つまり・・・美希は景山の愛人であると言う観点でしかなかったのだが・・・
その一線のとき・・僕は不思議な感じがしていた。美希は処女だったのだ。
景山の愛人と勘違いしていた僕に美希は事情を説明した・・・・それは・・言葉にならないSOSだった。
景山は美希の弱みに付け込み・・・・妻と子供がいるくせに・・・美希の身体を弄び慰み者にしようとしていた。
この間・・・会ったときは・・美希の急所蹴りを食らった後だったらしい・・・・・
僕は景山が許せなくなった。それに景山は・・・・僕の仲間達に近づき・・僕を放校しようと画策していたのだが、オオカミの仲間の誓いはこんなチンケなそして陳腐な策に破られるほど弱くない。
僕たちは日本のオオカミだ。
僕は仲間と景山抹殺作戦を決行することにした。妻である優子の仲間達そして・・・影の協力者による駆逐作戦がスタートすることになる。ただ・・・・景山・・・・どうなるかは知らない。僕らの怒りは・・・リミッターを振り切っている。
犯罪としては成り立たない・・証拠がない・・・しかし・・・社会的抹殺それも・・・・天国行きではなく・・・・地獄の奥底へ落ちて苦しむがいい・・・・神様は助けてはくれない・・・・そう・・・神主代行の僕と巫女’sを完全に怒らせているから・・・・

委員長こと部長・・・・そして復讐に燃える僕です。
みなさん本日もご来場賜りまことにありがとうございます。
R-12指定・・・「この恨み晴らさずにおくものか~」をまもなく・・・・お届けいたします。
なお・・・・上演に先立ち皆様にお願いがございます。・・・・・
あくまでも凶器と思われるものはお持込ご遠慮いただいております。
それでは・・・・皆さんご一緒に・・・・・タイムスリップ・・・・・・

「この恨み晴らさずにおくものか~」1

月曜日の光景・・・・それは学校の正門前・・・・
すでに・・アイドル的存在ゆえ・・・・ギャラリーが固唾を呑んで待ている・・・・
そこに到着する・・一台の赤い車・・・・助手席から降りる前にも熱いキスを交わし・・・・更に車を降りてから・・・・
熱い抱擁ととろけるようなキス[ハートたち(複数ハート)]・・・・そろそろ・・・・来るぞぉ~

「こほん!1-B・・・委員長!お前・・そこ正門だと言ってるだろうが~ぁいいかげん・・・さっさと・・・・出頭しろ!」

でも・・・そばから・・・・「アンコール・・ソレ・・アンコール」の大合唱・・・・
まあ・・・学園のアイドルとしては答えないわけには・・・・いきませんよね?
では・・・・もう一度・・・・
熱烈な・・・・・[ハートたち(複数ハート)]

「えっ~そこのギャラリーの諸君!君達・・・・あんまり・・・馬鹿ップルを・・・・囃すな~ぁ・・・・・いい加減にしろ・・・・・」

「やだぁ~!」と大合唱・・・・・

でも・・・あんまり・・怒らせると・・・・後が恐い・・・・一応・・・兄さん・・学年主任・・で顧問です。

「こらぁ~いい加減出頭しろ・・・・・社会関係奉仕部」

「じゃあ・・・気をつけて・・・」
「うん[黒ハート]頑張ってね・・・あ・な・た!」
「ああ・・・」

走り去る車を見送る・・僕。
そこへ・・・オオカミの仲間・・・・悪たれ連が集合・・・・・
「やだやだ・・・・お~やだ・・・聞いたか?あ・な・た・・・・・」
「ああ・・・まったく・・・・朝っぱらから・・ようやるよ・・こいつ」
「あのなあ・・・・キスする阿呆に見る阿呆・・・・同じ阿呆なら?」
「しなきゃ・・・損!」
「じゃあ・・・出頭するか・・・」
「ああ・・・・でもヘマやったら・・・お前らも俺も年少・・・喰らうかもしんねえけど・・・いいのか?」
「おう!・・俺ら仲間だろ・・・オオカミ仲間!」
「じゃあ・・・早速・・始めますか・・・・社会関係奉仕部・・最大行事!」
「おっう!」

僕らは・・意気揚々と・・・駆け出した・・・・もちろん・・教室なんかじゃない・・・・部室・・そう・・・僕たちの指定席だった旧生活指導室に向かって・・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第34話へ・・・続く・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第34話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」2

「1バカ・2バカ・・・・・9バカ・・と全員いるな!」 担任キー先生と学年主任の登場・・・・・
「先生方・・・お早うございます!」 

声を揃えてご挨拶・・・・これ・・・基本です。僕たち・・・健全!?な高校生ですから・・・・

「お・・お早う・・・・お前ら・・・一体・・なに企んでる?」
「はあ・・・キー先生・・・僕たち・・別に・・・・なあ」
「ああ・・・俺ら一生懸命・・社会奉仕してるのに・・・・・」
「だから・・・・なんで・・・女子高の周辺とか・・・裏の道だけなんだ・・・・あん?」
「はあ・・・女子高・・はですね・・・・・今までのお詫びのしるし・・・・まあ・・・裏道もなんですけど・・・・」
「ああ・・・これから・・・・お前らが・・ホステス養成学校と呼んでいる・・まあ・・俺もそうだったが・・・・」
「また・・・何か苦情でましたか?」
「いや・・・やけに愛想のいい・・・スカウトをお持ちで・・・・って」
「なあ・・・俺ら・・・・どっかと契約してたっけ?」
「いや・・・そういえば・・・まだ・・・」
「あっ一人だけ・・・神様と契約しているバカが・・・・・」
「うるせーよ・・・・それで・・・先生・・俺らとでも?」
「ああ・・・ネタバレしてるぞ・・・・よりによって・・お前ら・・・生徒会長に声掛けるバカいるかよ・・・・・」
「それで・・・・納得しました・・・・・今度から・・気をつけます。」
「よし・・・」

ひどい先生がいたものです・・・・これが・・・担任です・・・まあ・・・・僕ら同じような・・境遇を送り・・・・今でも独身!
僕は兄さんに目で合図を送り・・・そう・・・アイコンタクトです。わかった・・と軽くうなずき・・・・・

「よし・・・お前ら・・・・教室に戻れ・・・・それから・・・部長・・お前は活動報告しろ・・・・」
「はい」

兄さんと二人だけ・・・・兄さんはポケットからタバコを出し・・・ホレ!と僕にも1本くれまして・・・・・
まあ・・・ここ・・・ちゃんと灰皿ありますから・・・

「兄さん・・・いよいよ作戦開始です。」
「そうか・・・・優子何か言ってたか?」
「ええ・・・徹底的にと・・・・それと・・兄さんには迷惑掛けるなと・・・・」
「馬鹿野郎・・・いいか・・・お前は俺の大事な弟だ・・・・」
「はい。」
「いいか・・・仮にあいつが・・・・職員会に諮っても・・誰も相手をしない・・・・」
「えっ?」
「ああ・・・・主だったうるさ型は抑えといた・・・・」
「ありがとうございます・・・・・」
「お前も男だ・・・・やるときは・・・徹底的にやれ・・・・骨は拾ってやる・・・いいな!」
「はい・・・・俺はどうなろうと構いません・・・ただ・・・・手伝う仲間たちは・・・・どうか・・・」
「ああ・・・お前・・カッコいいぞ・・・・まあ・・・優子が選んだ男だからな・・・・」
「はい・・・・」
「それから・・・・佐山先生が話しあるそうだ・・・・・何でもお礼をしたいそうだ・・・・引越しの・・・・ここで待ってろ。」
「はい・・・」

しばらくすると・・・美希の足音が・・・・小走りにやってきました・・・・
ドアの外の札・・・・つまり指導中の札を確認すると・・・美希がドアから飛び込んできて・・・・カギを閉めます。
そうです・・・僕・・これから・・・・個人・・指導を受けます・・・・

「あなた・・・」
「美希・・・」

美希は僕に抱きついてきて・・・・・今朝に負けないくらいのキス・・・・僕・・思わず・・・・立ちそう・・・・

「会いたかった・・・・」
「うん・・でも・・・学校じゃ・・まずいんじゃない?」
「うん・・・・でも・・・・お礼・・・」
「まあね・・・」
「ねえ・・・今夜帰ってきてくれるわよね?」
「うん・・・・話もあるから・・・・」
「何時ごろ?」
「解らない・・部活あるから・・・・」
「じゃあ・・・紗江子の店で待ってる」
「うん・・解った・・なるべく早く行くから・・・」
「ねえ・・これ・・・家のカギ・・・・」
「えっ・・・・」
「いつでも・・・帰ってきて」
「うん・・・」
「じゃあ・・・行くけど・・・・もう一度・・・」 僕は美希を制止して・・・
「キスしていい?」
「うん」

また・・・さっきより・・強烈な・・・・・[ハートたち(複数ハート)]

「ご指導・・ありがとうございました。失礼します・・・・」

美希が去っていき・・・・僕は一人に・・・

「そうだ・・・・今週の部活申請だしてなかった・・・・・」

教務員室へ・・行き・・まあ・・・廊下を挟んだ反対側ですけど・・・・・
ドアをノックして・・・・一礼して中に入り・・・・

「先生方・・・お早うございます。社会関係奉仕部部長・・・部活動報告に入ります・・・・・」
「おう!今そっち行くから・・・・・部室にいなさい・・・・」
「はい・・・失礼します・・・・あっ・・景山先生・・・本日も自習でよろしいのでしょうか・・・・」
「ああ・・・プリント・・・やっとけ・・・・」
「はい・・・失礼します。」

まあ・・・あとで・・・たっぷり・・・・・・地獄行きのチケットお渡ししますから・・・・・片道キップ!
部室に兄さん・・学年主任が入ってきました・・・・勿論・・・指導中ですから・・・・カギが掛けられ・・・・

「あの・・・・今週なんですけど・・・・準備とか色々ありまして・・・・僕・・・来れません」
「ああ・・・・解った」
「それと・・・・本日ただいまより・・・今週一杯・・・部活動許可願います・・・・奉仕です。」
「うむ・・・許可する・・・・」
「ありがとうございます・・・・」
「ああ・・・片付けておくから・・・・いつでも来い・・・俺のとこにも・・・・」
「はい!」

僕は休み時間を待って・・・メンバーを招集します。勿論、織り込み済み・・・・今日は佐々木家の倉庫整理です。
僕たち・・・・処刑場の準備をしなければなりません・・・・
僕たちは・・・・臨時部員を伴い・・・・(放送部と美術部・・・・もちろん景山に恨みを持つ人間)を引きつれ・・・・
東京の郊外にある・・・・・佐々木家所有の土地に建つ・・・・廃屋へ向かいました・・・・・・
そう・・・・あさって・・・ここ・・・・地獄です。

「僕たちは社会関係奉仕部」第35話へ・・続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第35話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」3

「なあ・・・この廃屋・・・好きに使っていいのか?佐々木・・・・」
「ああ・・・構わない・・・・節税対策らしいけど・・・・ここ俺のモンだもん・・・・・」
「へえ・・・・じゃあ・・・誤って・・殺しても・・・埋めちまえば・・わかんねな・・・・・」
「ああ・・・いっそ埋めちまうか?景山・・・・」
「いや・・・・リスクと景山の命の重さじゃ・・・・リスクのほうがはるかに重い・・・」
「それよりな・・・・」
「なるほど・・・・ね・・・・
「おい!美術部・・・・なんかねえかな・・・・人体には一応・・まあ・・多少・・害があっても構わないが・・・・
まさか・・・油性ペンキじゃ・・・しょうがねえし・・・・水性じゃ・・・落ちちまうだろ・・・・」
「ああ・・・・いいのあるけど・・・間に合うかな?しょうがねえ・・・・先輩のところに行って・・分けてもらってくるか・・・」
「なんだ・・それ?」
「ああ・・・・時代劇とかヤクザ映画なんかで使う・・特殊塗料で・・・それで・・・書けば・・・刺青の出来上がり・・・・」
「いいねえ・・・・」
「それと・・・どっかねえかな・・・貸切に出来るラブホ・・・・とかまあ・・・連れ込み宿・・・」
「ああ・・・それもあるぜ・・・・うちで・・・経営してるとこ・・・」
「いいのか?」
「ああ・・・学園祭で放映する・・・ドラマ撮影・・・・って言えばな・・・どうせ・・・・平日は閑古鳥だもん」
「いいねえ・・・・謝礼は・・・・宣伝で・・・なんてたって・・・全校生徒に写真配るからさ・・・」
「ああ・・・割引券でも用意するか・・・・」
「なあ・・・そこ・・下見できねえかな?」
「ああ・・・今なら・・・・大丈夫だろ・・・・・」
「どんな・・感じなんだ・・そこ?」
「ああ・・・昔は・・・・料理屋だった・・らしいけど・・・・今じゃ・・・高級連れ込み・・・」
「よし・・・まず・・行こうぜ・・・・そこ・・・・」

さすが・・・元料理屋・・・・池もある・・・・そうだ・・・・・
佐々木のお母さんが・・・・一応・・社長らしいい・・・・「ラブホは儲かるのよ~」と言っていたが、僕たちには解らない
なんでも・・・収入と支出のバランスらしいのだが・・・・要は・・・客数をごまかすらしい・・・・
だから・・・・専用の洗濯工場もあるとのこと・・・・・・
つまり・・・・仕入れを高くし・・・収入を低く見せれば・・・・税金は少ないらしいのだが・・・・
それから・・・・グッズ販売・・・・今度産む・・も安く仕入れ・・・・高く売るらしい・・・
「まあ・・・でも・・ここは場所柄・・・・だめだけど・・・・・いずれ・・・マンションね・・・」と笑っていたが・・・・

「では・・・廃屋の改修作業に取り掛かるぞぉ~」
「なあ・・・電気あんのか?」
「ない・・・・でも・・発電機ならあるぞ・・・」
「水は?・・・・」
「ない・・・・けど・・・・景山に飲ませるなら・・綾瀬川の水でいいんじゃないか?」
「バカ・・・カオリさんたちが使う水・・・・景山なんかに飲ませるのは・・・・・下剤だ!」
「じゃあ・・・・ウォーターボトルで運ぶか・・・・」

僕たち・・・・なんて・・・・こんなときほど・・・団結力が高いのでしょう・・・・夕方までに・・全仕掛けが出来上がり・・・・
僕たちの地獄が・・・・完成した。

「なあ・・・景山の車ぶっ潰さなきゃいけないんだけど・・・・」
「それなら・・・・特製ドリンクだな・・・・」
「特製?・・・」
「ああ・・・・燃料タンクに・・・タップリごちそうしてやるか・・・・・それに・・・・ギョウザ・・・・」
「ギョウザ・・・って・・あの餃子?」
「ああ・・・・詰め物が大切よって・・・な・・・」

「じゃあ・・・明日の分担・・・A班は・・・バイト・・・貴重な収入源だし・・・・B班は・・・・先生方の車の洗車・・・但し・・・
景山の以外は・・やるなよ。C班と臨時部員の諸君は・・・・明日・・・土木作業と・・隠しカメラ設置・・・」
「おお!やったるぜ~!」

「なあ・・・・このあと・・・・お前・・どうするの?」
「ああ・・・ちょっとな・・・美希・・・佐山先生と打ち合わせもしなきゃなんないし・・・・な・・・」
「じゃあ・・・明日・・・」
「じゃあな・・・・」

僕は・・山の手線のホームへ・・・・仲間達は・・・・特製ドリンク作成する班・・・・運び屋のバイトに行く班・・・・・そして・・・ナンパに行く班・・・・・
みんな・・・・いい顔をしています・・・さあ・・・決戦は水曜日・・・・そうだ・・・優子に電話しなきゃ・・・・・
僕は・・・ホームの公衆電話に向かいました・・・
きっと・・・鎮守の森には・・・今頃・・・秋色の風がそよぎ・・・・満天の星が煌いているでしょう・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第36話へ・・・・続く・・・・
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「僕たちは社会関係奉仕部」第36話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」4

駅を降りた僕は・・・・紗江子さんの店に向かった。
カウンターのとまり木に・・・・美希は座って待っていた・・・・・

「美希・・・・お待たせ・・・・」
「もう・・・終わったの?」
「ああ・・・・準備万端・・・・これで・・・あいつ・・・・学校どころか・・・家庭からも放り出されるだろうな・・・・」
「じゃあ・・・」
「ああ・・・地獄の世界を味わってもらう・・・・・それに・・・・」
「それに・・・・・って?」
「ああ・・・・俺・・・・エセ神主だろ・・・・・エセ・・陰陽師も併用してやる・・・・」
「まあ・・・・」
「へえ~面白そうね?」
「でしょ・・・・美希の半径3メートル以内に近づいたら・・・・狂い死にする呪文かけてやる・・・・」
「キミ・・・・使えるの?」
「使えるわけないじゃん・・・でも・・・・地獄の後だからねえ~効果は期待できるでしょ・・・・」
「あなた・・・って・・・・・・」
「ああ・・・俺・・・悪たれ連。でもね・・・・女性には・・・・・」
「優しすぎるのよね・・・ねえ・・・ごはん食べた?」
「いや・・・一緒に食べようと思って・・・・」
「じゃあ・・・お買い物して・・あたし・・・ごはん作る?」
「あのね・・・美希・・・・ここ・・・どこでしょうか?」
「紗江子さん・・・・腹減ったから・・・・・大至急・・・・」
「紗江子・・・あたし・・手伝う・・・・」
「あのね・・・あなたが・・ここで・・作るの・・・・」

美希の作る・・・いや・・・愛情の籠もった食事に勝る味はない・・・・特に僕は・・・・母の作る愛情の籠もった食事をしたことはなかった・・・・唯一・・僕の大好きだった味は・・・・自宅近くの小料理屋さんのママが作ってくれた味噌汁とおにぎり
でも・・・・・もう食べることは出来ない・・・・・亡くなってしまったからだ・・・
兄さんが教えてくれた・・・・「女性は子宮で考え・・・・男は胃袋で考える生き物だ・・・・」と言う言葉が蘇る

「ねえ・・・美希・・・」
「なあに?・・・」
「嫌だろうけど・・・・景山・・・呼び出して欲しいんだけど・・・・そこで・・・美希の出番はお終い・・・・あとは地獄の看護婦さんたちと・・・・僕たちの出番。」
「うん・・・今日・・・景山に・・・また・・言い寄られた・・・」
「そう来ると・・・思った・・・あいつ・・執念深そうだもんな・・まあ・・・・木曜日から・・・あいつは・・・いなくなるから・・・・・・」
「まさか・・・・」
「まさか?」
「危険なこととか・・・・人殺しとかしないわよね・・・・」
「ああ・・・景山のやろうの・・・命と俺らが背負うリスク考えれば・・・・大丈夫・・・まあ・・・蹴りの2・3発は入れさせてもらうけど・・・・まあ・・・死ぬことはないな・・・・」
「そう・・・・」
「ああ・・・殺してくれ・・・て喚くかもしれないけど・・・・」
「あ・な・た・・・・・・あたしのために・・・・・」
「当たり前だろ・・・・みんなも喜んで協力してくれてるし・・・・・」
「でも・・・景山の・・顔みたくない・・・・」
「じゃあ・・・明日・・ずる休みしちゃえば?・・・・電話で済むし・・・・それに一緒にいられるもん」
「じゃあ・・・あした・・・お買い物付き合ってくれる?」
「うん・・・いいよ・・・何買うの?」
「お・・お洋服でしょ・・・・それから・・・・色々・・・・・」
「うん・・・・じゃあ・・・・・明日も休みだから・・・・・・」
「そう・・・うちの売り上げにも協力してくれないと・・・・・・」
「でも・・・・・・」
「はいはい・・・ご馳走様・・・・・ほら・・・・さっさと帰りなさい・・・そして二人の世界に入りなさい・・・・」

さあ・・・・・あとは・・・・地獄行き片道チケットを・・景山に送るだけです・・・・・・

「ねえ・・・あなた・・少し・・臭うわね・・・」
「そう・・・ああ・・・今日・・・土木&建築作業してたから・・・・・・・」
「シャワー浴びたら・・・・」
「うん・・・・一緒に入る?」
「えっ・・・・考えておく・・・・」

さあ・・・・・いよいよ・・・・決戦です・・・・景山へ・・・地獄行きの片道チケットは明日届けられます。
そして・・・その・・・・チケットは明後日一日の有効チケットです。・・・それも・・・天国への階段を強制的に踏み外させ、
地獄の99丁目行き・・・・超特急・・・・ええ・・・・・景山・・・人生・・・めちゃくちゃにする日です・・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第37話へ・・・・続く・・・・


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「僕たちは社会関係奉仕部」第37話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」5

「美希・・・・俺・・ちょっと電話してくるから・・・・・」
「電話だったら・・・・ここの使えばいいじゃない・・・」
「ああ・・・・学年主任と赤沼に電話するの・・・・・公衆電話じゃないと・・・まずいっしょ・・・・」
「うん・・・・そうよね・・・・確かに・・・・・禁断の・・・・きゃっ[黒ハート]・・・・」

自分で言って・・頬を染める・・美希・・・・・学校と今・・・どっちが本当の美希か解りません・・・まあ・・・・15歳と11ヶ月で・・・・解ったら僕・・・・・ヒモ生活できます・・・・・よね?
まずは・・・兄さん・・学年主任に電話を掛けます・・・・どうせ・・・女運はないので・・・今頃・・・酒でも飲んでいるでしょうが・・・

「もしもし・・・・」 あちゃ・・・やっぱ・・・ちょっと不機嫌そうな声です。
「兄さん・・遅くにすみません・・・僕です。」
「おお・・・弟どうした・・・お前・・・どこにいるんだ?」 居所は口が裂けても言えませんが・・・・
「ええ・・・とある所・・・地獄です。」
「まあ・・いいや・・・・で・・・どうした?現世が恋しくなったら・・・・いつでも・・化けて来い・・・」
「いや・・・地獄もいいところですよ・・・兄さんもいかがですか?」
「それより・・・用事は?」
「ええ・・・兄さんの声が聞きたかったもので・・・・」
「お前・・・・何企んでいるんだ?」
「やだなあ・・・・・明日なんですけど・・・・・奉仕部有志による先生方のお車の洗車をしようと思いまして・・・・」
「ははぁ・・・例の件だな・・・・・」
「ええ・・・ご協力いただけますか?」
「ああ・・・解った」
「じゃあ・・・よろしくお願いします。」
「気をつけろ!いいな!」
「はい!じゃあ・・・おやすみなさい・・・」
「ああ・・・おやすみ・・・・」

次は・・・赤沼の家に電話する・・・・専用の電話があるからだ・・・・

「赤沼?俺だ・・・」
「なんだ・・部長かよ」
「例の件調べついたか?」
「ああ・・・今・・・スパイ班と代わる・・・」
「もしもし・・・・S・・・か・・・どうだった?」
「ああ・・・・景山によ二人娘いるんだわ・・・・中2と高1・・・・」
「使えるな?」
「ああ・・・吠え面かかせてやる・・・・それとな・・・・放送部の山崎が参戦することになった・・・」
「ヤマが・・・・また何で?」
「ああ・・あいつ・・・・俺らが売り払ったウラ本没収喰らったらしい・・・・」
「あいつに・・流したのなんだっけ・・・・」
「女教師の哀愁・・だったような・・・・・確か3000円で売った・・・・」
「あの・・・・・ド・・キツイ・・奴・・・・」
「それで・・・・恨みがあるらしい・・・あいつ・・・・録音機材持ってくるってよ・・・・」
「そうか・・・昼休みが・・・・楽しみだな・・・・・」
「お前・・・・今・・どこだ?」
「ああ・・・ちょっと・・・バイト先」
「なんだ・・・スナック・・まだやってのか・・・・」
「そんなとこだ・・・・寝る場所も確保出来るし・・・・それより・・・洗車の件だが、兄さんに頼んであるから・・・よろしくな!」
「ああ・・・任せとけ!」
「じゃあな!」
「おう・・・」

電話を切ると・・マンションの部屋目指して走っていく・・・・・美希もう・・・・寝たかな?と思いながら・・・・・

「ただいま~」
「お帰り~。・・・あ~よかった。どこか行っちゃうのかと・・・・」
「そんなわけ・・・ないでしょ・・・先に寝てれば良かったのに・・・・」
「いやなの・・・・あのベッド・・一人じゃ広すぎるから・・・・」

そのとき・・・突然・・雷に打たれたような・・・衝撃が・・僕の身体を走り・・・・・そうです。
また・・・あっちの神様が降臨され・・・・僕・・・美希を抱え上げるとそのまま・・・・ベッドへ・・・・
そのまま・・・・朝まで・・・[揺れるハート]どうやら・・・・神様のお名前をお借りするので・・・・しょうがありませんが・・・・
でも・・・・僕の身体より・・・・美希の身体は大丈夫でしょうか?
おや・・・・あえぎ声の上げすぎで・・・・風邪を引いたような声になっています。・・・・これなら・・・・バレません。
これ・・・・ケガの功名でいいんですかね・・・兄さん!

「僕たちは社会関係奉仕部」第38話へ・・・続く・・・・・







「僕たちは社会関係奉仕部」第38話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」6

美希は・・・学校に・・・「風邪」のための休暇願いを出し・・・・二日間休むことになった。・・・・
まあ・・・あのような・・ハスキーボイスなら・・・・相手も簡単に信じてしまうだろう・・・・・・
美希は濃い目にいれた紅茶にたっぷりのレモンと蜂蜜をいれたものを・・・こっくんこっくんと飲む・・・

「あ・・ああ・・あああ・・どう?元に戻ったかしら・・・」
「うん・・少し・・セクシーボイスだけど・・・ね・・・・あんなに・・声出すから・・・・・」
「ばかぁ・・・・誰のせいなのよぉ~[黒ハート]
「さあ・・・・誰のせいでしょう・・・・もっと~って言ったのは・・どこの誰でしょう・・・・」
「もう・・・・そんなこと・・・・」
「そんなこと・・あるわけ・・・ないですか・・・ああ・・やだやだ・・・・俺・・・一生懸命・・頑張ったのに・・・・もうやらないからね・・・」
「や・・・だ・・・」
「はい?・・・何か言いました?・・美希先生・・・・」
「ヤダ!」
「俺・・・・耳悪くなったかな?」
「やだ!」
「何が?ですか・・・・美希先生!」
「お・・お願い・・・これ以上・・いじめないで・・・・」

ありゃ・・・・泣いちゃいました・・・・・ちょっと・・・・意地悪・・でした・・・・・

「美希・・・・ごめん・・・ごめんね・・・・」
「もう・・・いじわるしない?」
「たぶん・・・」
「じゃあ・・・許して・・・あげない!」
「えっ?」
「あげない・・・・って言ったの・・・・・でも・・・・・今夜も・・・・・・ね[黒ハート]
「ふう・・・・今晩と言わずに・・今すぐでも・・・頑張ります・・・・・美希先生!」
「こらぁ~・・先生はないわよね・・・・先生は・・・」
「そうだった・・・美希・・・・ねえ・・・・ベッド行く?」
「だめ。お買い物もあるし・・・・電話するんでしょう・・・いやだけど・・・・」
「そうだ・・・・・じゃあ・・・ちょっと待って・・・はい・・・これ・・・・原稿ね」

「えっと・・・やだ・・・・こんなこと言うの~ぉ~・・・・」
「まあね・・・天国への階段上らせて・・・スト~ンと落とす・・・・地獄にね・・・・」
「じゃあ・・・掛けるか・・・・」

「中等部の佐山ですけど・・・高等部の・・景山先生お願いできますか?はい・・・・・・ お忙しいところ申し訳けありません・・ええ・・・先生・・・あたし・・・・・・はいそれで・・・・またこの間みたいに・・ええ ですから・・あたし・・おばのやっている・・・待合茶屋を・・はい・・それで・・・明日・・お昼丁度に・・・駅の北口・・・にエム・・ええ・・絵画の絵に夢という喫茶店におこしいただけないかと・・・はい・・・・そのときは・・はい・・先生の思し召しに・・はい・・では・・お待ちしております・・・失礼します」

「どうだった?景山・・・・」
「うん・・・喜んでお伺いするって・・・・でも・・・ああ・・・・気持ち悪い・・・・よくこんな原稿書けたわね・・・・・」
「でも・・・・ばっちり・・ひっかかったでしょ?」
「まあね・・・」
「うん・・・美希・・・ごめんね・・・後は任せておいて・・・・」
「あたしも・・・・見たいな・・・地獄絵図・・・それに・・・・ご協力いただく方にご挨拶しないと・・・」
「そう・・・・・じゃあ・・・・明日・・一緒に行く?」
「ねえ・・・そこ・・・泊まれるんでしょ?」
「そうだけど・・・・」
「そこも見てみたいし・・・ご迷惑おかけするんだから・・・・」
「でも・・それ・・まずいよ・・・・だって・・佐々木んちだよ・・・バレちゃうでしょ・・・・」
「そうかぁ~」

まったく・・・・女性って解りません・・・・禁断の関係なのに・・・・もう・・・・この人・・天然ボケなんでしょうか・・・・
カオリさんたちは・・・・明日・・・・10時に来るので・・・・まあ・・・泊り込んだほうがラクあのは・・・否定できませんが・・・
まあ・・・でも・・・・一度・・・・ああいう「和風」の待合茶屋にも泊まってみたい・・・気が・・・・・しないこともないのですけど・・・・このあと・・・・お買い物・・・お揃いのご飯茶碗と湯のみ・・・などを購入・・・・・しました。
その後・・・神様は・・お帰りになられていませんので・・・・また朝まで・・・・美希がその場にいると・・・景山何をしでかすかわかりませんので・・・・美希は来ないことになり・・・・いよいよ・・明日・・・・・地獄絵図の開演です。

「僕たちは社会関係奉仕部」第39話へ・・続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第39話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」7

「遅い!もう・・・・なにやってたのよ~」
「ミ・・ミサ・・・・・ごめん・・・えっちょっと待って・・・・」 あわてて時計を確認すると・・・・10分前・・・・
「あのね・・・・まだ・・・集合の10分前だけどぉ~」
「可愛い・・・ガールフレンドが・・はるばる上京して来てんのに・・・それも3人も・・・・普通・・・・1時間前には待ってるもんじゃない?」
「はい[グッド(上向き矢印)]可愛い・・・・ねえ・・・・・・まあ・・・・確かに・・・・見た目はね・・・・でもねえ・・・・中身は昔と・・変わってない気が・・・・」
「昔・・・・・何のことかしら・・・・」
「元・・・スケ」
「はい。ストップ!・・・・知らないわよ・・・それ以上言うと・・・・あなたも・・地獄行きかもね・・・・・・」
「ご・・ごめん・・・・で・・・・他のお姉さま方は?」
「許さない・・・・・カオリさんたちは・・・・車の中・・・寝てるかも・・・・」
「ねえ・・・・ミサ・・・・機嫌直してくれるかな?今日・・なんでも奢るから・・・・」
「じゃあ・・・・まず・・・・キスして・・・・」
「ここで・・・・だって改札口・・・・・まずい・・・・」
「だめ・・・・・早く・・・・・[揺れるハート]

覚悟を決め・・・・(そりゃそうですよね・・・・・学校の正門じゃないんですから・・・)ミサを抱きしめ・・・・
キスしようとした・・・瞬間・・・・

「はい!それまで・・・・まったく・・・・」

カオリさんはじめ・・洋子さん・・それに・・・・部員・臨時部員勢ぞろいして・・・・・隠れておりまして・・・
僕・・・どうやら・・・・ワナに嵌められた・・・気分です・・・・・・

「コホン・・・では・・・・絵夢・・で打合せ・・・しようか?」

実は・・・この絵夢・・(エム)は・・・・・佐々木くんの美人!?のお姉様のお店・・・・ちなみに・・・この周辺の土地の殆どは・・・・佐々木君の家に関係する人ばかりで・・・・一応・・佐々木君・・・悪徳不動産屋の嫡男・・・つまり・・・跡取りなんです。
そこへ・・・・山崎放送部員が・・・・映研の三枝を連れてあらわれまして・・・・・・・
彼等の荷物の多いこと・・・・まあ・・・8ミリカメラ・・三脚・・・・ライト・・・・録音機材・・・・・
とりあえず・・・・カオリさんが借りてきた・・・・バンに積み込みます。

「ああ・・・そうだ・・・・ミサ・・・あれ・・・持ってきてくれた?」
「ええ・・・はい・・これ・・・・」

僕は水筒を受け取り・・・・一口・・がぶりと飲み・・・・そう・・神泉・・・・僕の源です。

「ふう・・・生き返った・・・・」
「なあ・・・それ・・・酒か?」
「馬鹿・・・・酒は・・・・お神酒・・・積んできてある・・はず・・だよねえ?」
「ええ・・・終ったら・・・皆さんで召し上がってください・・・・」そう・・・信州の酒造所の社長から・・・奉納されたお酒・・・・2本が積み込まれており・・・・

「さて・・・じゃあ・・・やりますか?」
「なあ・・・部長・・・ちょっといいか?」
「ああ・・佐々木・・・」
「あのな・・・・母さんにバレた・・・・。」
「あちゃ・・・・作戦・・パ-か?」
「いや・・・・そうじゃない・・・・・そんな悪徳教師は・・・PTAでも取り上げるし・・・・協力させろと・・・」
「じゃあ・・・」
「ああ・・・・全面協力・・・・それで・・・・交換条件があるんだが・・・・・」
「割引券配布だけじゃねえの?・・・・・・」
「うん・・・・取り壊して立て直すから・・・・好きに使っていいらしいんだけど・・・・」
「だから・・・何?」
「うん・・・・実は・・・・参加させろと・・・・うちの母さん・・・・」
「いいじゃん・・・・」
「いいのか?」
「ああ・・・あいつ・・・つくづく・・・・・運がないというか・・・・・PTAにまで・・・・まあ・・・徹底的にやりますか」

僕たち・・・・総勢・・・9頭の日本オオカミと・・・・写真部のハイエナ2頭・・・・美術部の自称・・・彫氏の竜
放送部のヤマこと山崎と映画オタク・・・主に日活ロマンポルノ・・・・の三枝
復讐に燃える・・・14人?のバカと・・・・・カオリ・洋子・ミサの計17名で・・・・絵夢を占拠・・・・もちろん貸切の札を勝手にぶら下げて・・・最終作戦の打合せを行い・・・・・・

「なあ・・・・景山の車・・どうした?」
「ああ・・・あれ・・おしゃかだろうな・・・・その方が早いし・・・安い」
「うん・・・燃料タンクに特製パワー剤・・・・中身は砂糖を大量に混ぜた・・灯油・・・入れて・・・・」
「うん・・それで?」
「マフラーには・・・・特別なアンコ詰めといた・・・・・」
「それで・・・?」
「ああ・・・動かない!そこに・・俺たちが通って・・・押してやった・・・」
「うんそれで・・そのとき・・・・神田の古本屋の倉庫にあった・・・強精力剤のビン・・・景山のカバンに押し込んでおいた・・・・赤マムシ入りの・・・・」
「なるほどねえ・・・・たぶんあいつ・・飲んでるな・・・だって・・・美希先生に・・・満足させるから・・て言ったらしいもん!」
「可哀想に・・・・・あれ・・・・効くのか?」
「どうだろう・・・・・部長・・飲んでみる?」
「い・・いらねえ・・・そんなもの・・・・そんなもの・・飲まなくても・・・・」
「ああ・・解ってるって・・・・心配するな・・・・お前に飲ませると・・・あっちこっちで・・・・子オオカミが出来ちまう・・・・」
「なあ・・・人間とオオカミなら・・・・オオカミ人間じゃねえか?」
「そ・・それより・・・・諸君!準備いいか?」
「おう!」
「じゃあ・・・・先回り班は・・・・佐々木と行け!追跡班・・・は尾行宜しく・・・・撮影班は俺と一緒だ~」

僕たちは持ち場にそれぞれ散り・・・・・刻一刻一刻・・・・その瞬間を待ちました・・・・
いよいよ・・・僕たちの史上最大の作戦・・・「ゴー・トゥ・ヘル!」が始まります。楽しみです。
まあ・・・関係者で・・一名だけ・・・・・人生最大の屈辱と後悔・・・そして恐怖の一日ですけど・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第40話へ・・続く・・・
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「僕たちは社会関係奉仕部」第40話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」8

-甘いワナ・・・天国への階段を登るとき・・1-
「ごっく・・」 いよいよ・・・・約束の12時に近くなり・・・・
プラットホームに都心方面からの電車が滑り込み・・・・・たぶんあの電車でしょう・・・・
僕らは店の2階で撮影準備を始めます。
まず・・・タイトル撮影・・・・・
タイトル・・・・・「悪徳卑劣な男教師・・・・女教師を嬲者にするとき・・・・悲鳴が聞こえる」
スケッチブックに書かれた・・・タイトルを撮影・・・・
主演・・・・・景山・某 私立高校・・・国語科古文教師・・・・もちろん授業風景で隠し撮りした写真付き。
主演女優・・・・・ 有志・・・・ (名前を出すわけにいきません)
提供・・・・正義の味方・・・・決死隊
タイトルを撮影しているとき・・・・放送部の用意した・・・テープ・・・・日活ロマンポルノ・・・・に近くなってきました。
「いや・・・・やめてください・・・先生・・・!」
(これ・・・佐々木君のお姉さんの声・・・・実際にお聞かせできないのが・・・・残念ですが・・・)

「おい・・・そろそろ来るぞ・・・」
「ああ・・・スチール班頼むぞ・・・・望遠で・・・スケベ面・・撮りまくれ・・・・」
「よし・・・・はい主演男優にズームイン!」

僕・・すっかり映画監督気分です。
ナレーションはYの役目・・・・・・
「景山は、妻と可愛い娘2人がいるのに・・・美人教師を・・その性欲のため・・・弱みを握り・・・脅していた・・・一度・・・・無理やり・・連れ込んだのだが・・・失敗に終わり・・・今日こそは・・・景山の姿は物語っている・・・」

「はい・・・OK!」
「裏から・・外へ廻るぞ・・・・急げ・・・・隠しマイクOKだな?」
「ああ・・・・ばっちり集音できる・・・そこに案内するよう・・・言ってある・・・・」
「よし・・・・喫茶店に入るところ・・・出るところはいいな・・・看板の陰から・・・・ズームだぞ」
「ああ・・・・まかせとけ!」

しばらく・・・・様子を見ていると・・・一生懸命・・・やっぱ・・・ナルちゃんナルシストか・・・景山・・・
まあ・・・・数時間後の自分・・想像してみろ・・・・・

[るんるん]カラ~ン[るんるん]

「いらっしゃいませ~ぇ・・・・こちらへ・・・どうぞ」 ミサ・・・・接客もなかなか・・・・です。
「あ・・・待ち合わせしてるんだが・・・・」 

景山・・・気取っています・・・僕・・店に電話を入れます・・・・もちろんそいつが・・・・バカ山・・いや景山だと教えます・・・

「なにを差し上げましょうか?」
「あ・・・・そうだな・・・・コーヒーを・・・・」
「ホットで宜しいでしょうか?」
「ああ・・・ミルク・・多目に・・・・・」
「本日・・・スペシャルコーヒーがございますが・・・いかがでしょうか?」
「スペシャル?」
「ええ・・・年間・・ごく僅かしか・・取れない・・・幻のコーヒーで・・・・地元では強壮剤として・・・珍重されております」
「そう・・・強壮剤にね・・・じゃあ・・・それもらおうか?」
「かしこまりました・・・少々お待ちください」 ・・・ミサはぴょこんと頭を下げ・・・・・カウンターヘ・・
「スペ・・・ホット・・ワン入ります。」

でも・・・こんなコーヒは・・・実際には・・・ないと思います。大量のガラナエキス・・・マムシの粉末・下剤・
様々なものが・・・・入っています。

「お待たせ・・いたしました・・・・スペシャルコーヒーでございます。」
「ああ・・・ありがとう・・・・私・・・景山と言うんだが・・・誰か・・お見えじゃないかな・・・・」
「ええ・・・まだ・・・・お見えでは・・・」
「そう・・・・」 スペシャルコーヒーを一口飲むと・・・・・
「う・・・ん・・これは効きそうだねえ・・・・ミルクも・・一味違うような・・・・」
「お判りいただけますか・・・・このミルクは・・・・・・」
「なるほどねえ・・・・うん・・・美味しい・・・・」

ええ・・特製ブレンドです・・・トイレの水洗の水を使い・・・・粉ミルクに・・・・腐りかけの牛乳・・・・などブレンドしたものですから・・・・・
10分経ち・・・20分経っても・・美希は現れません・・・・現れるはずもありません・・・・

「しかし・・・遅いなあ・・・・佐山・・・・何やってんだろう・・・・・まさか・・・いや・・・・あれが誘ったんだし・・」 

少々・・・いらだってきています。僕はスタンバイしているカオリさんに合図を送ります・・・・
カオリさんは・・・少々・・胸元を強調した・・・・・まあ・・・普通の男だったら・・・大きいおっぱいをさらに強調されてれば・・・・自然と視線は集中します・・・・

[るんるん]カラ~ン[るんるん]

「いらっしゃいませ~ぇ」 ・・・・ミサが飛んで行きます。カウンターで・・・一言・二言・・・話をして・・景山の方へ・・・・・

「あの・・・景山・・さんでいらしゃいますか?」
「ああ・・・そうだが・・・お宅は?」
「はい・・・山口カオリといいます・・・・美希の従兄弟でして・・・・遅くなりまして・・・申し訳けありません。」
「ほう・・・・で・・・・佐山・・・さんは?」
「ええ・・・何でも・・特別なお客様だからと・・・朝から美容院に行っておりまして・・・遅くなりそうなので・・・お迎えに行って欲しいと・・・・」
「そう・・・特別な・・・・・」 景山がニヤついた瞬間もカメラは逃しません・・・・
「今・・・迎えの車を呼びますので・・・・・」
「まあ・・キミもコーヒーでもどうかね?」
「いいんですか?いただきます。」
「キミ、コーヒーでいいかな?」
「出来れば・・・冷たいお紅茶を・・・・レモンで・・・」
「お~い・・・キミ・・・アイスティー・・・ひとつ・・・ああ・・レモンで・・・僕にはお替りを頼む!」

予想どおりです・・・景山・・・・やはり・・・スケベオヤジで・・・・同じもの・・ええ・・・マムシの粉・・・倍量サービスしときます・・・・・

「しかし・・・佐山先生といい・・美人揃いなんだね・・・・キミたち・・・」 目は・・やはり・・胸をちらちら見ています・・・・
「あら・・ありがとうございます。」
「お待たせいたしました~」

ミサが・・景山専用のスペシャルコーヒーと・・・普通のアイスレモンティーを運んで行きます・・・・

「姉さんだったんですか・・・こんな・・素敵な叔父様の・・・お相手・・・・」
「残念なんだけど・・・違うのよ・・・美希のお相手なの・・・本当に残念ですけど・・・・」
「あら・・・いいわねえ・・・・美希姉さん・・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・お迎えの電話してくれたかしら・・・・」
「ええ・・・まもなく・・・・来る筈ですけど・・・・」
「そう・・・ありがと」

再び・・にやつく・・・・・景山・・・・鼻の下が伸びきっています。・・・ええ・・・景山のために・・・美人揃えておいたんですから・・・・天国・・味わってもらうのに・・・・・
もう・・すっかり・・・・有頂天・・・・そりゃそうです・・・・・僕たちも・・・さんざんやられましたから・・・
カメラはしっかり・・・・すべて捕らえてますし・・・・録音もばっちりです・・・
そこへ・・・・迎えの車が・・・・佐々木君のお母さんの・・・ベンツ・・・・洋子が変装して・・・運転してきました。
「あら・・・お迎えが来ましたわ・・・・・叔父様[黒ハート]
「そうか・・・じゃあ・・・行こうか・・・お幾らかね?」
「いえ・・・頂くわけには・・・・美希姉さんに叱られますから・・・」
「そうかね・・・じゃあ・・・ごちそうさま・・・・」

ご乗車・・誠にありがとうございます・・・・・本日は・・・・ヘル運送・・・・の地獄99丁目行きにご乗車くださいまして・・・誠にありがとうございます。なお・・・・片道チケットになっておりますので・・・・お帰りは・・・ございませんので・・・・ご注意・・・・あっ・・もう・・・お乗りになられていらっしゃいますねえ・・・・では・・・・地獄への旅にご案内いたします・・・・・・
ベンツは遠回りして・・・・宿へ・・・僕たちはタクシーで・・・先回りです。もちろん追跡班はバイクで・・・追いかけますが・・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第41話へ・・・続く・・・・







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「僕たちは社会関係奉仕部」第41話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさずにおくものか~」9

-甘いワナ・・・天国への階段を登るとき・・・2-

景山を乗せた・・・・ベンツが・・・・玄関に滑り込んでくる・・・・追跡班はバイクだから・・・・先に到着している・・・・いい絵が取れたらしい・・・・
では・・・・車中の様子を・・・・洋子の持っていた・・録音機が拾っている・・・・・

「どのくらいで・・着くのかね・・・」
「そうですね~20分くらいかしら・・・・」
「そうかね・・・ところで・・・佐山・・・君はどのくらいで来るのかね・・・・」
「嫌ですわ・・叔父様・・・・美希にこと・・少しくらい・・・お忘れになれないのかしら・・・」
「う・・うん・・まあ・・・なんだ・・・・」
「叔父様・・・・美希遅れてきても・・その間・・あたしが・・・・おもてなし・・しますので・・・」
「そうか・・・もてなし・・ねえ」
「もう・・まもなくですわ・・・・うち・・・・温泉がありまして・・・・」
「ほほう・・・温泉・・・」
「ええ・・・なんでも・・・・すごい・・・強壮作用があるらしくて・・・でも・・・叔父様には・・たくましそうだから・・・不要かもしれませんが・・・・」
「ま・・・そうだな・・・でも・・・・後で・・入らせてもらおうかな・・・・」
ええ・・・そのときは・・お背中くらい・・・お流しさせていただきますわ・・・」

僕たち・・・すっかり準備は完了して・・・・お車・・いや・・・地獄行きの火車を待っておりました・・・・

「叔父様・・・こちらでございますわ・・・・」
「うむ・・・」
「いらっしゃいませ・・・・私・・・・女将のミチと申します・・・・。」
「ああ・・・景山・・です・・・よろしく・・・」
「早速・・・お部屋の方へ・・ご案内・・いたしますわ・・・・」
「ああ・・・そうだ・・・お手洗いお借りできるかな・・・・」
「はい・・・・では・・・ご案内を・・・・」

我慢の限界だったらしい・・・そりゃそうだ・・・・下剤・・効き目ばっちり・・・でも・・本当に・・下剤だけかな?・・まあ・・いいや・・・僕じゃないもん・・・・お腹下しているの・・・・・

その間に僕たちは・・・「特別室」へ駆け込みます・・・ミサ・洋子は・・・押入れに・・・・映像・音声は庭先から・・・狙います・・・・そして・・・僕たちもそれぞれ・・・の定位置に・・・・・

「こちらで・・・ございます。・・・・只今・・・・お茶を点てさせておりますので・・・」
「うむ。・・・・いい部屋だね・・・女将・・・」
「ありがとうございます。姪から・・・特別なお客様のおもてなしだから・・・と言われまして・・・・一番いいお部屋をご用意させていただきました。それから・・・・次の間には・・・ご用意もしてございますので・・・」
「そうかね・・・・」
「ええ・・・特別なお客様とお聞きしましたので・・・ご昼食をご用意してございますが・・・・その前に・・・あちらは・・・必要ございませんね」
「あちら・・・ああ・・・そうだな・・いらない」
「畏まりました。」
「しかし・・・いい部屋だな・・・うん?・・あちらは?」
「はい・・・露天風呂でございます・・・・この部屋のお客様だけ・・特別に・・・お二人様でお使いいただけるよう・・・・温泉を入れてございます・・・・」
「ああ・・・あの・・温泉」
「お聞きでございますか・・・・特に・・殿方が先に入られると・・・それはもう・・・強い作用があると・・・・言われております。」
「女将・・・・・試したのかい?」
「いえ・・・連れ合いを亡くしましてから・・・・娘と二人・・・細々と・・営んでおりまして・・・常連のお客様より・・・お伺いしただけでございまして・・・・」「そうかね・・それはそれは・・・」
「ええ・・・うちの娘にもお客様のような立派な殿方が見つかればいいのですが・・・・」
「まあ・・・そうかな・・・・そうだ・・・女将・・・・水貰えるかな・・・」
「はい・・・申し訳けございません・・・すぐ・・・お水を・・・・」

女将が部屋を出ると・・すぐ・・・・次の間に続く・・襖を開ける・・・景山の姿・・・・・
そこには・・・・一組の婚礼布団と枕二つ・・・・それに・・・ほんのり灯る行灯に閉めきった窓のため・・・丁度いいくらいのエアコンが入れられており・・・・

「うん・・・とうとう・・俺のものだ・・・そうだな・・・今日はたっぷり・・・・まあ・・・子供が出来たら始末させればいい・・・・うん・・しかし・・・高そうな部屋だな・・・・俺が払うのか?・・いや・・でも気前のいいところ見せておくか・・・・あとで・・・たっぷり・・・あの身体ではらってもらえばいい・・・」

やっぱり悪党です・・・こいつ・・・・徹底的に懲らしめ・・・社会的抹殺が決定した瞬間です。

「失礼・・致します・・・お水お持ちいたしました。」
「ああ・・・女将・・どうぞ」 慌てて・・・襖を閉め座りなおす・・・・景山・・・・
「どうぞ・・・・」
「ああ・・・ありがとう・・・・」
「お薬でございますか・・・・・」
「ああ・・・」
「あら・・・それ・・・・」
「知っているのかい・・・女将」
「ええ・・・亡くなった亭主が・・・飲んでおりまして・・・それより・・・・もっといいお薬がございますが・・・」
「今、あるのかい・・・」
「ええ・・・これを・・・・姪のこと・・宜しくお願いいたします。」
「ああ・・・任せておきたまえ・・・・悪いようにはせん・・・」
「左様でございますか・・・・では・・・」
「ああ・・・彼女は?」
「ええ・・・今・・・車を迎えにやっておりまして・・・・お支度もございますので・・・・先に・・・強壮酒でも・・・」「う・・うんそうだな・・・頂こうか・・・・」
「それでは・・・・お支度いたしまして・・・娘にお相手させますので・・・・」
「ああ・・女将・・・ちょっと・・・」
「はい・・・なんでございましょう・・・」
「お支払いを・・・先に・・・」
「いえ・・とんでもございません・・・姪に叱られます・・・」
「いや・・・彼女に払わすわけには・・・・幾らかね」
「いえ・・・本当に・・・・・お気持ちだけで・・・」
「そうかね・・・とりあえず・・・・今の手持ち・・・10万払っておくから・・・・後で不足があったら・・・言って来なさい・・・」
「はい・・・ありがとうございます。どおりで・・・・うちの娘も・・たった今・・・素敵な方なの・・と言っておりまして・・・・」
「そうかね・・・・」
「ええ・・・複雑ですわね・・・母としては娘を・・でも叔母としては・・・姪・・・・二人とも・・同じお方を・・・」
「ま・・・そんなもんかね」
「ええ・・・私としては・・・二人の想いを遂げさせてやりたいと・・・あら・・とんでもない事を・・・・申し訳ございません。」
「いや・・・悪い気はしないから・・・構わんが・・・・」
「只今・・・お酒を・・・何でも・・・お風呂に入られながら・・お飲みになると・・・凄いそうでございます・・では・・失礼いたしまして・・・」

1人・・・部屋に残る・・・景山・・・・もう・・至福のひと時の顔をしており・・・・・

「そうか・・・俺・・果報者だな・・・よし・・・美希とあの・・・カオリだったか・・・二人とも・可愛がってやろう・・・・」

とうとう・・・ココまでは作戦・・筋書き通りです・・・・佐々木君のお母さん・・・ちょっとした俳優より・・・・演技派で・・・・ここまで・・・来れば・・・・あとは・・・・
ええ・・・ここは・・まだ・・・天国ですから・・・・一気に地獄へ落ちてもらいましょうかね・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第42話へ・・・続く・・・・・
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「僕たちは社会関係奉仕部」第42話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

委員長こと・・・部長の僕です。
許せませんでしょ・・・この景山・・・まあ・・・こんなのが・・・先生・・なんですから・・・僕たちの程度は知れてます。
本来なら・・・・地獄の99丁目程度で・・・矛先を収めるつもりでしたが・・・こんな大悪党・・・野放しにすると・・・また被害者が出そうです。
こんな奴は・・・・その辺で・・・野垂れ死にするのがお似合いのようです。
さて・・・そこで・・・包丁を握り締めている奥様・・・・どうぞ・・ご安心ください・・・僕たちで・・・・処理しますし・・・
また・・・そこで・・・ドキッ!とされている・・・・第二の景山になりかけている方・・・・今ならまだ間に合います・・・・僕たちが・・・気づく前にどうか・・・そんな卑劣なマネやめましょう・・・
それから・・・その他の皆様・・・・どうか・・・困ってらっしゃる方にも愛の手を差し伸べてください。
まあ・・・僕も・・・・将来・・・困りそうですが・・・・
それでは・・・・いよいよ・・・第3ラウンドが始まりそうです。
でも・・ここ・・・連れ込み宿ですから・・・天井裏から・・・・覗いてください・・・・。
皆さん・・ご用意よろしいでしょうか?それでは・・・・タイム・・・・・スリップ!


「この恨み晴らさないでおくものか~」10- 天国への階段を踏み外すとき・・・1 -


「失礼いたします・・・・景山様・・・よろしいでしょうか?」
「ああ・・女将・・どうぞ・・・」
「失礼いたします・・・・お待たせいたしまして・・・只今・・姪が到着したのですが・・・」
「ああ・・・で・・・彼女は?」
「はい・・・汚いので恥ずかしいと・・・・それで・・・入浴を済ませて・・お支度をいたしますので・・・少々お待ちくださいと申しておりまして・・・・」
「そう・・じゃあ・・・先に・・私も入浴させてもらおうかな・・・・」
「はい・・・今・・お酒・・ええ・・先ほど申し上げた・・・」
「ああ・・例の」
「ええ・・・あいにく・・・露天風呂しかお使いいただけませんが・・・お酒でもお召し上がりになりながら・・・」
「そう・・じゃあ・・そうさせてもらおうか・・・」
「はい・・・お洋服に匂いがつきますと・・・アレですので・・・こちらで・・・プレスしておきますので、お召し替えなさってくださいませ・・・」
「ああ・・・」

景山は服を脱ぎ捨てると・・・・世間様では庭園の池と言う・・・景山専用露天風呂へ飛び込む・・・・
まあ・・・施設班苦心の作・・・ですので・・・ごゆっくり・・・・ただ・・・ここ・・・・池の水を沸かし・・・バスクリンと湯の花をごちゃ混ぜにし・・・・ほとんど・・真っ黒なお湯・・・・温度も・・・・35度ほど・・・・しかありません。
景山・・・運ばれた・・お酒・・・ええ・・マムシ酒とハブ酒それに・・・10万円貰ったからと秘蔵の虎のアソコの入ったお酒をごちゃ混ぜにしたもの・・を一気に・・・・大丈夫かな?と思いましたが・・・飲んだのは・・・自分ですから・・・・

「叔父様・・・お食事の用意できましたけど・・・・」 カオリが呼びます。
「おお・・そうか・・・ちょっと待っててくれ・・・・」 あわてて・・・着替えて・・・・部屋へ戻ります。
「おビールがよろしいかしら・・それとも・・・」
「ああ・・・ビール貰おうかな・・・・彼女まだかい・・・」
「ええ・・・お支度の係りに・・あたし・・・少し握らせて・・・2時間ほどかかるようにしました・・・」
「えっ・・・なんで・・・」
「もう・・お分かりじゃないんですか・・・・」
「そ・・そうか・・・じゃあ・・・お酌してもらおうかな・・・・」
「はい・・・」

テーブルの上には・・・・スッポン・・・マムシの蒲焼・・・自然薯など・・・精のつくものばかり・・並べられ・・・・
景山は・・・・・もう・・・・天下を取った気分みたいです・・・・
さらに・・・特製強壮酒やら・・日本酒・・・・すっかり酔いが廻ったみたいです。そうなると・・・もう・・・頭の中はアレしかないみたいで・・・

「ところで・・・佐山君は男知っているのかな?」
「いいえ・・・初めてだと・・・」
「そうか・・・キミは知っているのか?」
「いいえ・・・あたしも・・・」
「そうか・・・ちょっとこっちに来なさい・・・私が・・・女にしてやろう」

無理やり・・カオリの手をとり・・・・次の間に引きずるように・・・・連れて行き・・・・布団に押し倒そうとしますが・・・

「いやぁ・・・・やめてぇ・・・・」
「いいから・・・私が女にしてやるから・・・静かにしていなさい・・・・」
「いやぁ~あんたなんか・・・・いやあ・ああああああ」
「し・・しずかにしなさい・・・」
「うるせ~おめえなんかにやられてたまるか!」

その声を合図に部屋の電気が煌々と点り・・・・景山に襲い掛かる・・・洋子とミサ・・・勿論・・僕たちも後に続き・・・・
パンツ一丁で・・・・ロープで・・・ぐるぐる巻きにされ・・・庭に転がされている・・景山の姿がそこにあり・・・・

「お・・おまえら・・・こんなことして・・・・」
「何ですか?」
「お前ら・・・全員・・退学にしてやる・・・・警察にも訴えて・・・年少に送り込んでやる・・・・」
「ほう・・・抜いちゃいけない・・・宝刀抜きましたね・・・・おい・・・撮っているか?」
「おう・・ばっちり・・・・レイプ未遂も・・撮らせていただきました・・・・」
「さて・・・俺ら・・・別に学校なんかいつやめてもいいんだよ・・・・でもな・・・お前は道連れだ・・・」
「ああ・・・俺らお前の望みどおりにチンピラになるからいいぜ・・・ついでに・・・なあ」
「ああ・・そうだな・・・・娘2名と奥さんとも・・た~っぷり遊ばせて貰って・・・・」
「ああ・・・ヤクザへの上納にすっか・・・」
「そうだな・・・・高く売れるぜ・・・・某政治家の娘と孫・・・・仇うちされて・・とかのタイトルでもいいかもな」
「や・・やめてくれ・・・家族には・・・」
「もう・・おせぇ~よ・・・」
「なあ・・・こいつ・・どうせだから・・・・やっちまうか?」
「ああ・・・ここじゃまずいからな・・・・隠れ家で・・・ばらしちまうか・・・・・」
「た・・・頼む・・・助けてくれ・・・・」
「助けてくれ・・だとよ・・・・」
「まあ・・・日本は民主国家だからな・・・」
「じゃあ・・・形式上裁判だけ・・すっか?」
「ああ・・・どうせ・・・・結果は同じだが・・・・」
「た・・頼む・・・・命だけは・・・・金なら・・やるから・・・そ・・卒業も・・・ちゃんとさせる・・・」
「いらねえよ・・・そんあんもん・・なあ」
「景山・・・・」
「なんだ・・・」
「まあ・・・よ~く反省しろ・・・まあ・・遅いけどな・・・たしか・これ・・・あんたの決まり文句だよな・・・・」
「さあ・・・一緒に来な!」
「いやだ・・・」
「じゃあ・・・娘どうなっても知らないからな・・・・全校生徒・・お待ちかねだし・・・・」
「い・・行くから・・・・娘だけは・・どうか」

景山乗せた・・・・車は・・・地獄と言う・・廃屋へ向かい・・・・いよいよ・・・・地獄の釜が開きます・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第43話へ・・続く・・・・
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「僕たちは社会関係奉仕部」第43話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさないでおくものか~」11

~ そして・・・地獄への扉が開かれた ~

地獄の番人たちと・・・・地獄行きの亡者を乗せた・・・ハイエースじゃない・・・・火車は・・今
我々が「三途の川」と呼んでいる・・・小さな・・くすんで淀んでいる・・ドブ川を渡った。
ここからは・・・もう・・私有地・・・・つまり・・・・警察といえども・・・勝手に立ち入る事が出来ない・・・

「さて・・・・・景山・・・まあ・・・最後だから・・・先生と呼んでやろうか?・・・・・くっくっく・・・・」
「おまえら・・・覚えとけ・・・・・・」
「なあ・・・・誤解してないか?俺ら・・・・頭悪いからよ・・・・覚え切れねんだわ・・・お前・・のくちぐせだがな」

車は僕らを降ろすと去ってゆく・・・・これ以上・・佐々木君のお母さんには迷惑を掛けられない・・・・

「さあ・・・着いたぜ・・・・裁判を受けるか・・・それとも・・・・地中深く掘った穴に自ら入り・・・・生き埋めになるのと好きなほう・・・・選ばせてやる・・・・・」
「さ・・・・裁判・・・」
「そうだろうな・・・・よし・・・・自ら望んで・・・・・建物の中に入るんだな?」 渋々ながら・・頷く・・景山・・
「では・・・・・閻魔様の前で・・・・・申し開きをするがいい・・・運がよければ・・・・現世には戻れるかもしれない・・・・せいぜい・・・・・頑張るんだな・・・・・」
「あ・・・・あの・・委員長・・さん」
「何だい・・・・景山・・・・」
「あの・・・・私・・・反省しましたので・・・・このまま・・・お互いなかったことに・・出来ませんか?」
「そうか・・・でも・・・だめだ・・・・お前の毒牙に襲われた・・・・女たちの恨み・・・・」
「しゃ・・謝罪・・しますので・・・・それで・・どうか」
「あのな・・・・景山ぁ~お前がさっき・・押倒そうとした女性・・・神様にお仕えする・・巫女だ・・・お前にも
家族にも・・もはや・・・・神様のご加護はない」
「せ・・せも・・・佐山・・・君は・・・・違う・・はずだ・・・・」
「ああ・・・巫女ではない・・・・神主である・・・俺に救いを求めてきた・・そして・・・・神様は受け入れられた」
「ああ・・・・そ・・・そんな・・・・・・反省・・してますので・・・・せめて・・・・チャンスを・・・・」
「まあ・・・・俺たちにも心はある・・・・それでは・・・・・お前の声を神様に一度だけ届けてやる・・・・」
「あ・・ありがとうございます」
「ただし・・・神様にお届けするからには・・・・先ず・・・・その汚れきった身体を清め・・・・なければ出来ない・・・」
「はい・・・・」
「よし・・・諸君・・・・清めるチャンスをやれ!」

手ぐすね引いて待っていた・・・オオカミ8頭が一斉に襲い掛かり・・・デッキブラシで・・全員で擦りあげ・・・パンツを剥ぎ取り・・・・頭から・・・・消毒エタノールを大量にかけ・・・・全身に特製のシェービングクリーム(大量のミント成分入りに歯磨き粉を混ぜたものを塗りたくり)・・・・

「では・・・お願いします。」 僕の一言で・・・・カミソリを片手に現れる・・・・カオリとヨウコ・・・・
瞬く間」に髪の毛・・・鬚・・・そして・・・体毛を剃り上げ・・・でも陰毛は・・すっかりあそこは縮みきっており・・・・そこで・・・・
青○秘蔵の・・・ノーカットと・・・・放送部提供の・・・・あの声をたっぷり・・・と
そうすると・・・・隆々とはいかないが・・・・少し元気になったので・・・・・カオリがそり落とそうとすると・・・

「そ・・そこだけは・・かんべんしてくれ・・・・・」 景山の悲鳴・・・
「あら・・・叔父様・・・・あんまり・・暴れちゃうと・・・大事なとこ・・・・切り落とすわよ!

まあ・・・動けるわけがない・・・・・手術台(特製・・パイプベッド)に両手・・両足・・・首が固定されている
完全に全身ツルッツル状態になった景山・・・・しかし・・卑劣な人間ですから・・・もう少し・・・・そう・・・僕たちの恨みも晴らさねばなりませんし・・・・まだ・・・美希の分も残っています・・・・ここまでは・まだ・・余興・・・・だって・・社会的抹殺終ってませんから・・・・「天下の宝刀抜いたのは・・景山」なんですから・・・

「どうだ・・・景山・・・少しは・・・・人の心の痛み・・・・理解できたか?」
「は・・はい・・・・・」
「よし・・・では・・・・お前の身体中に・・ありがたい願文を書いてやろう・・・・その願文は・・決して消えぬ
それしか・・・・神様のお怒りは静められないだろう・・・・・」
「はい・・・・お・・お願い・・します。」

オオカミ達と彫氏の竜は・・・・景山の背中に・・・・・女性の敵!強姦未遂魔!・・・・私を見たら110番とか色々文字を書き上げ・・・更に・・・・・彫氏竜が・・・・日活ロマンポルノよろしく・・・・女性や男性の生殖器を次々に書き上げていきます・・・・

「では・・・・お伺いを立ててやろう・・・・・命だけはな・・・それとも・・・・娘の幸せか選べ!」
「い・・・命・・・・・・」
「そうか・・・・娘の幸せでなく・・・命だな・・・・わかった・・・・」

僕はミサから・・・・神泉を受け取ると・・一口飲み・・・・
囲炉裏に景山の衣服すべてを投げ込み・・・・火をつけ・・・・神に祈るマネを・・・・・行い
どうせ・・・エセ・・神主です・・・・まだ・・正式に神主ではありませんし・・・・

「景山・・・・命だけは助けてやれと・・・・ただし・・・・呪術はかけさせてもらう・・・・」
「呪術・・・まさか・・・・お前・・・・」
「お前?」
「いえ・・・あなた・・・さま・・は・・・・・陰陽師・・・・」
「さすが・・・・古文を教えるだけはあるな・・・・・知っているだろう・・・・陰陽師の呪術の恐ろしさ」
「は・・はい」
「それに・・・お前の足元を見ろ・・・すでに・・・結界を貼っており・・・・もう逃げる事は出来ない」
「は・・はい」

景山の胸から下腹部に出鱈目な呪文を唱えながら・・・・腹に陰陽師の符号を書き入れ・・・・
大事なシンボルの丁度真上に・・・蛙マーク・・・・

「いいか・・・神様からのお許しは唯一つ・・・・すべての俗世間から手を切り・・・・特に女犯をしてはならぬ・・・・いいな・・・もし・・・そのときは・・・お前の身体中から・・・・肉を食いちぎられ皮を破り・・・蛙があふれ出す・・・・そのとき・・お前は苦しみ・・・死ぬ事になる・・・・いいな!」
「は・・はい・・・・」
「それから・・・・心から・・・・自分の罪を認め謝罪をし・・・贖罪しなければならない・・・」
「は・・はい」
「では・・・・・申し述べるがいい・・・・・閻魔大王様もそれでよろしいですかな?」
「ああ・・・陰陽師・・・お前に任せよう・・・・・」 

テープに録音した・・・・Yの声です・・・でもわかりませんね・・・・精神的ショックは結構来てますから・・・

でもまだまだ・・・・恨み晴らしきれてません・・・・・1人の女性が負った心の傷は・・・・こんなもので済ませていいはずがありません・・・それに・・・まだ・・・・地獄の入口にちょっとだけ進んだだけです。
この先・・・99の地獄を経験しなければなりません・・・・そういえば・・・・僕たちの調査では・・・・
景山の義理の父も・・・・代議士という・・地位を利用して・・・私服を肥やしているらしいですし・・・・
こうなれば・・・・毒喰らわば・・皿までの精神で・・・・正義の味方・・・・決死隊・・・とことんやらせていただくとしましょうか・・・まあ・・・兄さんにも相談しなければいけませんが・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第44話へ・・続く・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第44話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「この恨み晴らさないでおくものか~」12

景山・・・すっかり・・・・放心状態・・・・まあ・・・精神的にも・・・肉体的ダメージも・・・大きい・・・・
でも・・・・僕たち・・・・殴ったり・・蹴飛ばしたりしてません・・・・暴力は???・・・そう・・・強姦未遂現行犯で捕まえたときに・・・・何発か入っただけで・・・・ええ・・・警察だって・・・殴りますからねえ・・・・・
では・・・・景山の謝罪を・・・お聴きください。

「景山です・・・・さ・・・・佐山君・・・・キミには・・・その・・・・大変なご迷惑・・・心労をおかけした。
キミをレイプしようとしてしまい・・・・誠に申し訳ない・・・そればかりか・・・・キミの弱みに付け込み・・・脅し・・・・たことを・・・・・認める・・・・・また・・・・妻と娘にも・・・・・謝罪・・・・・する・・・申し訳ない・・・・
キミたちの幸せより・・・自分の命が大事なんだ・・・・申し訳ない。・・・・・」

「はい・・・OK!・・・・・よし・・・・景山先生・・・お疲れ様・・・・・・しっかり・・録音・撮影させていただきましたので・・・・ご家族にもお届けしますから・・・・・」
「た・・・頼む・・・・・か・・金なら・・・・なんとかする・・から・・・・」
「だ・か・ら・・・・・いらないって言ってるでしょ・・・・・俺らバイトで稼げるし・・・・そんな金要りませんよ」
「だめですねえ・・・・それに俺の追い出しも図ってくれたしねえ・・・なあ」
「ああ・・・しかし・・こいつ・・・・大馬鹿だよな・・・・俺らが仲間裏切るわけねえじゃん」
「そうそう・・・・・なあ・・・・馬鹿山・・・・・何か言う事あるかな?」
「こ・・こいつらが・・・・卒業させてくれるんなら・・って・・・・言い出したんだ・・・・委員長・・・信じてくれ」
「まあ・・・こいつらなら・・・言い出しそうな・・気が・・・・するわけねえだろ・・・・」
「まだ・・・・俺ら・・欲求不満なんだけどな・・・・」
「あたしらも・・そうなんだけど・・・・・」
「しょうがないな・・・・殺すなよ・・・・面倒だから・・・・そうだ・・・・信州のお寺・・・」
「ああ・・・あれか・・・・」
「ええ・・あれやるの?」
「ああ・・・ミサ・・やるしかねえだろ・・・・」
「あたしも・・参加しよう・・!」
「じゃあ・・・レディス&ジェントルメン・・・・アーユーレディ?」
「イエース!」
「OK!・・・・レディー・・・・・・ゴー!」

僕たちは・・・一斉に襲い掛かり・・・・手にしている・・・筆やら刷毛・・それに景山の髪の毛の束で・・・・全身をくまなく・・・・・(信州のお寺・・はこちら・・・をご覧下さい)

ここで・・・問題・・・・このときは・・・・僕より・・・赤沼君と佐伯君に近かったはずの洋子と奈々子・・・でもなんで・・・・僕が食べちゃうことになったのでしょうか・・・・?
お判りの方は・・・・メールで答えをどうぞ!・・・抽選で10名様に・・・自費出版後の完成本をお送りいたします・・・もちろん・・・・無料です・・・・ [メール]→ soratobusyokuyokumajin@yahoo.co.jp ヘ

「ヤ・・・・・・・・止めて・・・く・・・ください・・・・・・」

もうそろそろ・・・潮時・・・・さて・・・・では・・・・景山に・・・・服を着せなければ・・いけません・・・・

「ねえ・・・カオリさん・・・例の持ってきてくれた?」
「ああ・・・エンジェルキット・・・・もってきた・・・・」

そうです・・・景山に着せたのは・・・・死に装束・・・・まあ・・・・これから・・・・地獄を彷徨い歩くわけですから・・・ちょうどいい格好・・・・

「なあ・・・どうする・・・これ・・・」
「そうだな・・・・タクシーでいいんじゃないか?」
「ああ・・・うちの寝台車・・・・もうすぐ来るぜ・・・・」
「はあ?佐々木・・お前のところ・・・葬儀屋もやってんのか?」
「ああ・・・・まあ・・・な・・・・」
「じゃあ・・・・棺おけも?」」
「ああ・・・持ってこさせた・・・・」
「でもよ・・・・棺おけに入れたら・・・・そのまま・・・・逝っちまうんじゃねえか?」
「じゃあ・・・・空気穴と・・・・水入れといてやるか・・・・・」
「ああ・・・そうするか・・・・じゃあ・・青○・・・適当でいいからよ・・・お経サービスしとけよ!」
「俺・・まだ・・坊主じゃねえぞ・・・・」
「いいじゃんか・・・どうせ・・・・生臭坊主になるんだろ・・・・」
「違わねえ・・けど・・・・」
「由香ちゃんとお前・・・結婚しろよ・・・」
「あん?由香・・・俺の女だ・・・」
「ああ・・そうか・・・面倒だな・・・・じゃあ・・・青○のほうが上だから・・・由香1号・・・で・・・白○んとこが2号・・でいいじゃん・・」
「まあ・・・しょうがないか・・・・」
「ああ・・・」

まあ・・・景山には・・・棺おけは勿体無いということになり・・・・病院から・・・自宅に運ぶ・・・死体運搬車で・・・・景山の家に送り届けることに・・・・
まあ・・・景山のカバン・・・・燃やしちゃいましたから・・・・・サイフも何もかも・・・パァー・・・つまり存在しないわけで・・・いや・・・燃えカスはありますけど・・・・使えるものはなく・・・・

「じゃあ・・・臨時部員の諸君・・・ご苦労さん!・・・・じゃあ・・・頼むぞ・・・・」
「ああ・・・」
「じゃあ・・・送ってくるから・・・ミサ頼む・・・」
「はい・・・」

建物の外で・・・・8ミリテープと録音テープを受け取ります・・・・・だって・・・・・・こいつらに危険が及ぶこともありえます・・・・・僕が責任を持てば済むことです・・・・写真班は顔バレしてないので・・・・これから・・・こいつら・・・月曜日まで・・・・不眠不休で・・・・写真を焼き続ける事になりますから・・・・
駅まで送り・・・・廃墟いや・・・・隠れ家に戻ると・・・・寝台車が到着しており・・・・担架に縛り付けられた景山に向かい・・・・青○が・・・・お経を唱えています・・・・
僕たちは合掌し・・・景山の・・一応の・・冥福を祈ります・・・・・短く・・・・

ぷわ~ん

クラクションが鳴り・・・・寝台車と・・・・佐々木君のお母さんが運転するハイエースが・・・・敷地から出ていき・・・・僕とカオリ・洋子・・そして・・・・ミサの乗る車・・・そして・・追跡バイクも後に続きます。

「ああ・・・面白かった!」 ミサが笑います
「うん・・・でも・・・・これくらいで・・・・懲りる奴じゃない・・・」
「まだ・・やるの?」 カオリは少し心配そう・・・
「そうだね・・・・奥さんに写真とテープ届けて・・・・あとは・・・・」
「大丈夫なの?」 洋子も少し心配そう・・・
「まあ・・・・やるっきゃないじゃん・・・・俺・・奉仕部・・社会関係奉仕部・・部長だもん・・・学校のためにもがんばらないと・・・・・」

言い忘れておりましたが・・・・景山の義父・・・つまり・・・悪徳代議士は・・・・佐々木家の天敵らしく・・・
まあ・・・・写真と・・・・一部音声を消した・・・テープは・・・・今回の佐々木母に対する・・・謝礼に・・・・
景山の置いていった10万円の他にもう10万円・・計20万円が・・・・僕たちの部への寄付金でいただき・・・これで・・・僕たちも・・・安心して・・部活動できます・・・・

もうすぐ・・・景山の家・・・・・ああ・・・あれらしいです。景山に猿轡を嵌めさせ・・・・足のロープはそのまま
玄関横に立たせると・・・・記念撮影して・・・・僕たち・・・・・ピンポンダッシュで・・・・・逃げ出し・・・・・
近くの・・・・・マックへ・・・・
佐々木君のお母さんの奢りで・・・・みんな・・・・やっと・・・お昼ごはんです。
僕・・何か・・・・忘れている・・・・そうだ・・・・電話。

「ごめん・・・ちょっと・・・電話してくる・・・・」
「ああ・・・美希によろしくなぁ~」 (相変わらず空気の読めない・・・Y・・・)
「馬鹿・・・美希先生だろ・・・なあ」
「そうだっけ・・・美希の間違いじゃ・・・・」
「だ・・黙れ・・・・馬鹿!」

僕は公衆電話ボックスに走り・・・・美希に電話しました・・・・
「もしもし・・・・」
「こちら・・・・○○県警のものですが・・・・」
「け・・けいさつ?」
「なんてね・・・・・美希・・俺・・・・」
「馬鹿ぁ・・・・心臓止まるかと・・・・」
「ああ・・・ごめん。」
「終ったの?」
「ああ・・・今・・・・全部・・・・」
「そう・・・ありがとう・・・・」
「美希が礼を言う事はないさ・・・・」
「今度・・・月曜日・・・1時間目だよね」
「ああ・・・そう・・・じゃあ・・・切るよ」
「うん・・・・あなた」
「美希・・・・じゃあ・・・・」

電話ボックスを出た瞬間・・・・僕に不運が・・・・・人を呪えば・・穴二つ・・・・僕・・・・墓穴を掘っていました
ミサに聞かれていたんです・・・・これ・・・・万事窮す・・・・・・です。

「ね・・ねぇ・・・ミサ・・・」
「ふ~うん・・・・ミキねえ・・・・そんな名前・・あたしたちにはいないし・・・・・」
「あの・・あのね・・・・ミサ・・・・」
「優子姉さんに聞いてみようかな?」
「あ・・あの・・・・ミサ・・・・・そうだ・・・・買い物行くんだよね?」
「そうだけどさぁ~誰なの・・・・ミキ・・・って」
「うん・・あの・・その・・・・今回の関係者で・・・・ちょっとお世話に・・・・なってるものだから・・・・頼む!このとおり・・・!」 僕はミサに拝むまねを・・・・
「よしてよ・・・あたし・・巫女で・・・神様じゃないもん・・・・そうねえ・・・あたしの頼み聞いてくれるわよね?」
「も・・もちろん・・・・喜んで・・・・」
「あっ・・あたし・・・・可愛い服欲しいなあ・・・・」
「か・・買わせていただきます。・・・」
「美味しいものも食べたいし・・・・中華とか・・・・」
「じゃあ・・・横浜でも・・・・」
「そうねえ・・・・それに・・・・・」
「はい・・・・言う事はなんでも・・・・・」
「そう?・・・・・じゃあ・・・・今すぐ・・・・キスして・・・・そうでないと・・・・・」
「は・はい・・・・・」

僕・・・・ミサを抱きしめ・・・・・キスを・・・・ただ・・・場所柄・・まったく弁えていませんで・・・・
国道沿いなものですから・・・・通り過ぎるクルマから・・・・クラクションの響きが・・・・嬉しくもあり・・恥ずかしくもある・・・・・ひと時のキスです。

「おお・・そうだ・・・これ!」 僕はお神酒を2本渡しました・・・・・
「悪いねえ・・・・」
「お前らこれから?」
「ああ・・・赤沼の家で・・・緊急集会・・・・・」
「ゴメン・・俺・・行けない・・・・」
「いや・・・いいよ・・・・解ってるから」
「ああ・・・それから・・・・バイト!」
「ああ・・・大々的に・・あの隠れ家使えば・・・出来る・・・バイクもあるし・・・・」
「そうか・・・・じゃあ・・・ダンドリ任せる・・・・」
「ああ・・・じゃあ・・・・みんなに宜しくな!」

オオカミたちを乗せた・・ハイエースとバイクはクラクションを鳴らし・・・夕闇の道を消えていき・・・・
残るは僕と・・・オネエ様方・・・・

「あのね・・・・神主代行が・・・奢ってくれるんだって・・・・中華・・それも横浜!」
「いいねえ・・・じゃあ・・・ごちそうになって・帰ろうか洋子・・・」
「そうねえ・・・今回は・・・・ミサの権利だしねえ・・・・・」

あの・・・・権利って・・・・なんでしょう・・・・僕知りません・・・・・きっと・・・・大変なことになっているのかもしれません・・・・・・明日・・・・鎮守の森に帰るのが・・・・ちょっぴり・・恐い・・・・です。
カオリさんの運転する車は・・・・横浜方面へ走り・・・・・僕は・・・後ろの席で・・・・寝てました・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第45話へ・・続く・・・・
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「僕たちは社会関係奉仕部」第45話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こっほん!

委員長こと部長でもあり・・・・神主代行の・・・・僕です。
とりあえず・・・・恨みの一部は晴らし終わりました。でも・・・・まだ・・・やります・・・まあ・・・・後日、学校中が大変なことになります。今回の舞台は・・・・横浜・・・・ちょっと背伸びしたデートです。
では・・・・前置きはこのくらいで・・・・・タイム・・・・・スリップ・・・・・

「横浜deデート」・・1

山下公園近くのパーキングに車を留め・・・・僕とミサそして・・・カオリ・洋子で・・・・横浜・中華街の門をくぐり・・・・ちょっと高級そうな佇まいの・・・・・大飯店へ・・・・

「ここ!」
「えっ・・・高そうだけど・・・・」
「大丈夫!・・・・」

女性陣を促し・・・店内へ・・・・まずは・・・・フロントがありまして・・・・・
「いらしゃいませ!」 黒服のお出迎え・・・・でもちょっと・・僕場違いな格好ですけど・・・・
「ご予約はおありでしょうか?」 まあ・・・断りを入れようか・・・悩んでいる様子が・・・・僕・・カチン!ときまして・・・
「楊ママ・・いる?Q太郎が来た・・と言ってくれるかな?・・・・ クビになりたきゃ別だけど ・・・」
「少々・・お待ちください・・・・」 明らかに不服そう・・・・まあ・・・あとで・・・タップリ・・・お灸コース間違いなしだな・・・・
「あ・・・・ママ・・・・Q太郎と名乗る・・・変なのが・・・・」 聴こえてるんですけど・・・
「・・・・・・」
「は・・はい・・・畏まりました」
「た・・・大変失礼いたしました・・・」 (ええ・・・されました・・とも・・・・)
「いや・・・迷惑なら・・他に・・・ねえ・・他行こうか?」
「そうねえ・・・感じ悪いし・・・・」
「い・・いえ・・・す・・すぐ来るそうですので・・・・お部屋にご案内するように・・と」
「そう・・・・じゃあ・・・ママが来るなら・・・・そうさせてもらおうかな?」

応接室に通され・・・待つこと3分!カップラーメン並みの早さで・・・ママがドタドタ・・・やってくる。

「Q・・・本当にQ太郎?・・・・・ああ・・・Q太郎だ・・・・・」
「楊ママ・・・・ご無沙汰しちゃって・・・・5年・・いや6年ぶりです。」
「そう・・・もうそんなに・・・あのときは・・・・」
「いえ・・・いいんです・・・しょうがないですから・・・」
「あの・・・・泣き虫さんも・・・ちょっと大人になっちゃって・・・」

ママにいきなり・・・抱きしめられ・・・・忘れてました・・・このママ・・・すぐに抱きしめるくせがあるんです・・・子供の頃は・・・逃げたけど・・・・今回は逃げ切れない・・いや逃げませんで・・・・

「ねえ・・・ママ・・・・お腹すいたんだけど・・何か・・・うん・・・・簡単なものでも食べさせてよ」
「それより・・そちらの素敵な可愛らしいお嬢様方は・・・・どなたかしら?」
「ああ・・・僕の大切な・・・人たちだから・・・宜しくね」
「カオリと申します・・・宜しくお願いいたします。」
「洋子です・・宜しくお願いいたします。」
「ミサです。宜しくお願いいたします。」

僕・・・思わず・・・噴出すのを堪えながら・・・だって・・普段からは想像出来ませんもん・・・・

「あと・・・二人いるんだけど・・・・今日は来れなくてね・・・・また連れて来るけど・・・」
「そう・・・・お嬢さん方・・・ここの経営者の妻で・・・・楊美齢と申します・・・・いつもQ太郎いえこの子がお世話になっているみたいで・・・・・」
「ねえ・・・ママ・・・お腹すいたんだけど・・挨拶はいいから・・・・・早く!」
「ええ・・・今用意させてるから・・・・それより・・Q太郎・・・」
「うん?」
「あなた・・・・嫌だろうけど・・・お部屋が・・あそこしか取れないんだけど・・いいかしら?」
「べ・・別に・・・・気にしてないし・・・・」

そう・・・部屋・・・・僕が育ての母親と最後に食事を二人だけで・・した・・・部屋です。
気にしてない・・は・・・・嘘・・です。

「そう・・・それから・・・・後で・・・渡すもの・・あるから・・・・」
「それより・・・・ご・は・ん!」
「はいはい・・・・じゃあ・・・・お隣のお部屋へどうぞ・・・・・お嬢様方・・・・」

僕の育ての母親の友人でもあり・・・産みの母親の先輩にも当たる・・・・楊ママ・・・・僕は横浜のママと呼んでいました。
案内された・・・部屋・・・・そこは・・・・僕が育ての母と・・最後の食事をした時そのままで・・・・まるで・・・時間と漂う空気までが・・・・あのときのまま・・・・・時間に置き忘れられた空間みたいです。
僕が・・・・腹減った~と喚くので・・・すぐ・・・厨房から・・・・フカヒレスープ・・・干し鮑・・・・等次々運ばれ・・・・でも・・僕が食べたいのは・・・・・・

「ママ・・・あれ・・久しぶりに食べたい・・・・」
「そうねえ・・・・じゃあ・・・私が・・・5年いや6年ぶりに・・・・作るとしようか・・・・・」

ママの持論は美味しい料理は人を幸せにする・・・・・でも・・・ママが最後に作った・・・僕用の特製チャーハンは・・・・・僕に母親と食べる・・最後の食事・・・・つまり・・・・ママは厨房には立たなくなっており・・・・
ママが作ってくれたチャーハンは・・・僕だけのもの・・・・・普通・・お店では出ない・・・・
女性陣は・・・・・大変満足に・・・・そりゃそうでしょ・・・・大食いシスターズの3人でも・・・・こんなに食べるとは・・・・・僕専用のチャーハンも・・・・大半が彼女たちの胃袋に消え・・・

「そう言えば・・・・楊さん・・・・・Q太郎って・・どうして・・・Q太郎なんですか?」
「そう・・あたしも聞きたい」
「うん・・あたしも・・・・」
「Q太郎・・・いいわよね?」
「ええ・・・いいですよ・・・・どうせ・・・・無理やり・・・聞き出されますから・・・・」

ママは語り出した・・・・僕がQ太郎と言われる理由を・・・・・
僕はこの店で・・・・退屈のあまり・・・大声で・・・・オバケのQ太郎のテーマソングを歌ったこと・・・
それを聞いたママのご主人が・・・・僕をQ太郎と呼び・・・・いつの間にか・・・Q太郎になったことを・・・

大爆笑で・・時は過ぎ・・・・そろそろ・・・カオリと洋子は帰る時間・・・・

「じゃあ・・・ママご馳走様・・・・」
「うん・・これ・・・・預かりモノだから・・・・」
「預かりもの?」
「そう・・・あなたの・・・・本当の・・・・」
「ああ・・・今・・確か・・歯医者の・・・・別にいらないけど・・・・そんなもん」
「黙って受け取ってあげなさい・・・いいわね。それより・・・今は何してるの?」
「うん・・高校生と兼業で・・・神主代理・・・」
「今・・・・神主代理って言った?」
「そうだよ・・・この女性陣・・・MIKO’s・・・つまり・・・・巫女だもん」
「巫女さんだったの・・どおりで・・・・」
「じゃあ・・・ママ・・ご馳走さま・・・幾ら?」
「いいわよ・・・あたしの奢りだから・・・」
「でも・・・・」
「いいの・・・・横浜のママに甘えなさい・・・・たまには・・・・」
「ありがとう・・・・」
「そうそう・・・お土産が・・・・ちょっと待ってて・・・・」

僕たちは・・・・ママの奢りで・・・大量に高級料理を食し・・・・・大量の中華貸菓子他の土産物を背負わされ・・・・車まで・・・戻りました。
カオリと洋子は・・・・このまま・・・帰ります。・・・・明日は彼女ら・・朝からお仕事です。

「じゃあ・・・気をつけてね。・・それから・・・色々ありがとう・・・」
「じゃあ・・・姉さん方・・・・すみません・・・・」「いいってこと・・じゃあね・・・明日!」
「ええ・・・」

カオリと洋子と・・・大量のお土産・・・・様々の荷物・・あれ・・なんか・・忘れているような・・・・

「あっ・・・・景山の顔料落とし・・・・・積んだままだった~」

「まあ・・・いいか・・あのままでも・・・ねえ・・ミサ」
「うん・・・それより・・・・腕組んでいい?」
「もちろんでも・・・それより・・・」

僕はミサの肩を抱きしめながら・・・・・僕たち・・・・夜の山下公園を歩いています・・・・。
もうすぐ・・・氷川丸・・・そして・・・マリンタワーが・・・輝いて見える・・はずです。

「僕たちは社会関係奉仕部」第46話へ続く・・・・・・

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「僕たちは社会関係奉仕部」第46話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「横浜deデート」・・・2

「ねえ・・・港の見える丘公園ってどこにあるの?」
「たしか・・・・あそこなんだけど・・・暗くて見えないか・・・・・ミサ行きたい?横浜の港がキレイに見えるらしいけど・・・」
「うん・・・行きたい・・・見たい!」
「じゃあ・・・行こうか・・・・あっ・・ちょっと待って・・・」
「えっ?」
「うん・・・さっきの封筒・・なんだろう・・・・」
「お手紙じゃないの・・・」
「ちょっと見てみる・・・捨てる前に・・・・」
「そうね・・そのほうがいいわ。」

1通目の封筒・・・・
中には・・手紙と現金・・・・・30万円が・・・・・入っており・・・・・・本当はそのまま・・捨てるとこでしたが・・・・お金はお金・・・ですから・・・・まあ・・・手切れ金としてもらっておくことに・・・・・
手紙は読まずに・・そのまま・・・・ビリビリに破き・・・・・海の藻屑に・・・・・・

2通目の封筒・・・・
楊ママ・・・・慌てて書いたのでしょう・・・・所々・・涙で字が滲んでおり・・・・こう書いてありました。

親愛なる・・・・Q太郎へ
今日・・・・君が素敵なお嬢さん方を連れてきてくれて・・・・嬉しかった・・・・
君が・・神主・・とは・・・・ここに20万円入れておきます。
10万円は君に・・私と主人そして・・・あなたと将来の家族のために祈願してください。
いちばん小さいお札でいいから・・それを持って・・・必ず・・・全員で・・・もう一度いらしゃい。
それから・・・・残りの10万円は・・・・巫女の皆さんになにか買ってあげてください。
                                       -横濱のママより心を込めてー

僕は・・その小さな紙片を大事に畳み・・・・そっとしまいました。僕の・・・・お守りです。

僕とミサは・・ママのいる方に頭を下げると・・・・・静かに・・歩き出しました。

「ねえ・・ミサ・・・・」
「なあに?」
「あのさ・・・・楊ママが・・・何か買ってやれって・・・・キミたちに・・・・お金くれた。」
「うん。・・・」
「何が欲しい?」
「うん。・・・でも・・・・みんなで決めない?」
「そうだね・・・じゃあ・・・これ・・・玉串代とそのお金・・・渡しておくから・・・」
「全部・・・いいの?」
「当たり前でしょ・・・・神社に奉納されたんだからさ・・・・僕の小遣いって書いてなかったし・・・」
「そう・・・じゃあ・・・預かっておくから・・・・」
「うん・・・そうして・・・・」

僕はミサを抱きしめながら・・・通りへ出ました。明るければ・・・すぐそこのところですけど・・・ミサは精一杯のおしゃれをして来てくれています・・・・タクシーを呼び止め・・・
港の見える丘公園へ・・・・・
港から見下ろす・・・・横浜の港・・そして街の灯りは・・・・まるで・・・・黒い布地に宝石箱の色とりどりの宝石を散りばめたような・・・・一言で・・・美しいとは片付けられないような・・・・・・そして・・・その輝きを見つめる・・ミサの頬を一筋の涙が流れ・・・・・・外灯の灯りに照らされるミサのその涙の色のほうが・・・・・僕には・・・・・その何十倍・・いや何百倍もの・・・輝きに見えました・・・・

僕はミサを軽く抱きしめ・・・・その唇が開く前に・・・・僕の唇が塞ぎ・・・・・しばらく・・・外灯に写される影は一つとなり・・・・・

「ねえ・・・ミサ・・・怒らないで聞いてくれる?」
「ええ。」
「あのね・・・・忙しくて・・・・今夜・・泊るホテル・・・・予約するの忘れてて・・・・・」
「もう・・・・今度はちゃんと・・・・ね?」
「うん・・・・今度は・・・ちゃんと」
「でさぁ~どこに泊るの?」
「うん・・・・・ここから・・・・元町も近いんで・・・・入口近くのラブホでもいいかな?」
「うん。じゃあ・・・そこで・・・・今夜はおとなしく・・・寝ようか?」
「ええっ・・・・・・・・・・・・」 僕は絶句し・・・・
「ばかぁ[黒ハート]冗談・・・・ちゃんと・・・・・可愛がってもらわないと・・・・ねえ・・・・・」「が・・・がんばります」

僕とミサは手を繋ぎ・・・入口そばのラブホへ・・・・・横断歩道の信号を待ちながら・・・・

「あのさ・・・・この間は・・・ミサが運転してたじゃん・・・」
「うん・・・・」
「だから・・・・ラブホのこと・・・連れ込みって言うんだけど・・・・俺・・・連れこまれたわけで・・・・」
「えっ・・そうか・・・あたしの運転・・・・でも・・・あなたの誘導・・・・」
「そうだけど・・・主導権は・・・・人から見れば・・・・ミサで・・・・」
「うん・・・・そうなのかな?・・・良くわかんないけど・・・」
「でも・・・今回は歩きだから・・・・どっちかと言うと・・・・俺に・・あるわけで・・・・・」
「そうねえ・・あたし・・・来た事ないもんね・・この辺・・・」
「そうなると・・・あっ・・・・俺・・初連れ込み・・・・」
「あっ・・じゃあ・・・あたしも初連れ込まれ・・・・」
「へえ・・・そう?」
「あのね・・・・あたし・・・あなたが・・初めてで・・・あなただけなのに・・・ひ・・ひどい・・・」
「ごめん。・・・・・」
「いいもん・・・・あたし・・・おしゃべりなんだよね・・・・知ってる?」
「うん・・・優子と・・ピーチク・・パーチクやっているのは知っている・・・ま・・まさか・・・」
「そうかもね・・・・美希さんだっけ・・・・あたし・・・・わかんないかも・・・・・・」
「あ・・あの・・さっき・・・・中華食べたでしょ・・・・」
「うん・・・楊さんの奢りで・・・・」
「ね・・・ミサ・・・お・・お願いだから・・・・」
「じゃあ・・・・いっぱい・・・・」
「うん・・・・洋服買うし・・・・」
「違うの・・・いっぱい・・・・[揺れるハート]
「うん・・・」

僕たちは・・・・・信号が変わるとすぐ・・・ラブホに飛び込み・・・・最後の一室が・・・・埋まりました。
部屋は・・・8畳ほど・・・でしょうか・・・大きなベッドに・・・・ソファーと・・・・お決まりなのか・・・ガラス張りのお風呂・・・・

部屋の入口を入った瞬間・・・・僕・・・・全身が震えてきました・・・・・もしかして・・・・また・・・・
それはそうかもしれません・・・だって・・・・今日・・・・日活ロマンポルノ風の撮影の監督してましたので・・・・

僕・・・そのまま・・ベッドにミサ・・・・押倒し・・・・・・その可愛い・・服をちょっと強引に剥ぎ取ると・・・・外見からは想像できない・・・ワインレッドの・・・そう・・この前・・僕が買った下着が現れて・・・・・
ミサは少し・・・・「お風呂・・入ってから・・」とか「き・・汚いから・・・」とか抵抗してましたけど・・・・僕・・・
ミサの受け入れ準備の神秘の泉にある真珠貝めがけて・・・・僕自身を滑り込ませます・・・・
ミサの小さな抵抗の声も・・・喘ぎ声に代り・・・・・・僕はドクドクっとミサの身体の中に自分の魚たちを放流しました・・・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第47話へ続く・・・・




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「僕たちは社会関係奉仕部」第47話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「横浜deデート」・・・3

「ねえ・・・これ・・・どうかな?」
「似合う・・・とっても・・・・うん・・・・俺と・・・同じ年くらいに見える・・・」
「ねえ・・・それ・・褒めてるのかしら・・・それとも・・・」
「ごめん・・言い方悪かった・・・・その服着た・・・ミサと・・・デートしたいなあ・・・」
「そう?・・・・でも・・・ちょっと高いかな?」
「ねえ・・・試着してみればいじゃない・・・・」
「じゃあ・・・ちょっとだけ・・・・」

ミサと僕・・・・横浜の洋服屋さんを廻っています・・・・そう・・・・ミサの服を探しに来ました・・・・
ミサ・・・・気に入った服があっても・・なかなか買おうとしません・・・・今・・・・7軒目・・・でも・・・ここ一番最初に来た
洋服屋さんなのですが・・・・本人・・気がついているのでしょうか?

「ど~お?」 試着室のカーテンが開き・・・ミサがはにかんで・・・立っています・・・・
「うん・・やっぱり・・・・すごい似合うと思う・・・」
「そ~お?あたしも気に入っているんだけど・・・・ちょっと予算オーバー・・・・かな・・・」
「ねえ・・・ミサ・・・・もし・・・その服着て・・僕とデートしてくれるなら・・・・・バイト代あるし・・・・プレゼントする」
「本当?」
「うん・・・今・・着て行けばいいじゃん・・・・すいません~これ・・・・くださぁ~い。」
「は~い。只今・・・・」
「いいの?」
「うん・・・・これ・・・着て帰りたいらしいんですけど・・・・・お願いできますか?」
「畏まりました・・・・」

「さて・・・あたしの買い物は・・・・・あと・・・・」
「まさか・・・また・・・下着・・・・とか言わないよね?」
「そうだけど・・・だって・・・可愛いのないし・・・・」
「そう?解んないよな・・・・下着より・・・中身のほうが・・大事だと思うけど・・・・」
「もう・・・えっち[揺れるハート]・・・・・あのね・・・女の子には・・・大事なの・・・・」
「へえ・・・・じゃあさあ・・・・好きなの買えばいいじゃない・・・・俺・・・・外で待ってるから・・・・」
「やだぁ・・・・一緒に・・・・」
「あのね・・・・横浜・・・・知り合い一杯いてさ・・・・俺・・女の子の下着売り場・・・ウロウロしているの見つかると・・・・」
「恥ずかしい・・・のね。」
「うん・・・・T市なら・・ともかくさ・・・・横浜では勘弁してくれる?」
「しょうがない・・・じゃあ・・・あなたの服見ましょうか?」
「えっ・・・俺?」
「うん・・・みんなで・・・話し合ったんだけどね・・・・少し・・・大人びた格好させたほうが・・・いいんじゃないかってことになって・・・」
「ま・まじめに・・・・言っているの?」
「うん・・・・みんなから・・・お金預かっているし・・・・」
「や・・やめない・・・・俺・・・・自分の着たい服・・・自分で買うから・・・・・」
「だめ・・・・あたしの・・頼み・・・聞いてくれるんじゃなかったっけ・・・・美希・・・」
「わ・・わかった・・・解りました・・・・・もう・・・・」
「あのね・・・あたし・・・素敵なあなたと・・歩きたいんだもん・・・・」
「じゃあ・・・どういうのがいいの?」

結局・・・・ファッション雑誌から・・・出てきたような・・・・ブレザーにスラックス・・ネクタイに・・シャツ・・・そして・・・靴まで・・・揃えさせられて・・・・(僕・・・女の子のお金使わせたくありませんので・・・自分で払いました・・・・手切れ金ありますから・・・)

「ねえ・・・ミサ・・・・そのお金・・・みんなに返してくれないかな?」
「だめ・・・あたし・・・怒られちゃうもん」
「そう・・・じゃあ・・・・替えのスラックスとシャツ・・・ネクタイ買ってくれる?」
「うん・・・・・じゃあ・・・あたしのセンスでいいよね?」
「了解!」

ミサの薦めというより・・・・・まあ・・・折角・・・買ってもらったし・・・というわけで・・・・僕も・・・・
大変身!・・・

「ねえ・・・折角だし・・・もうちょっと・・デートしたいな・・・・遊覧船にも乗りたいし・・・・」
「うん・・・じゃあ・・・荷物預けてさ・・・・」

僕とミサは駅のコインロッカーに荷物を預け・・・・もうちょっと・・・・デートすることにした。
鎮守の森に帰るのは・・・・夜遅くなりそうだけど・・・・・









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「僕たちは社会関係奉仕部」第48話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

変身・・・1

僕とミサが・・・両手一杯の荷物を持ち・・駅の改札口を出たのは・・・・夜の9時過ぎ・・・・
T市の駅で乗り換え時に電話したので・・・・奈々子が駅に迎えに来てくれていた・・・・
改札口に立つ・・奈々子だが・・・・僕たちの存在に気がつかないみたい・・・つまり・・・それだけ・・・
僕たちが・・・・変身しているのかもしれない・・・僕たちは笑いを堪えながら・・・・奈々子の横を素通りし・・・・
後ろから・・・・

「奈々子さん・・・只今!」
「えっ・・・・・い・・委員長?・・・そ・・それにミサ?」
「ねえ・・奈々子さん・・・僕たちに気づかないってことは・・・・誰かいい人でも待ってたの?」
「あのねえ・・・・・あんたらが帰るから・・・迎えに来いって電話しといて・・・・あたし・・・・怒った・・・・」

奈々子さんは・・・怒って走っていってしまい・・・・・あとには・・・僕たちだけが・・・ぽつん・・取り残されてしまい・・・

「ねえ・・・どうしよう」
「どうしよう・・・と言ってもねえ・・・ここ・・タクシー台数少ないもんね・・・歩くか?タクシー待つか?もう一度電話して・・・カオリさんか洋子さんに来てもらうか?・・それとも・・・・・二人で・・駆け落ちとか・・・・」
「駆け落ちねえ・・・・あなた・・・本当に高校生?偽ってない?」
「うんにゃ・・・・ミサとなら・・・俺・・・いいけどさ」
「ばかぁ・・駆け落ちじゃないの・・・・年齢!」
「う~ん・・・・おかしいんだよね・・・俺・・・生まれる前の歌とか歌えるし・・・・辻褄の合わないこともあるし・・・・」
「そうねえ・・・あたしのほうが・・・年下に見られても・・おかしくないわよね・・・」
「そ・・そうかもね・・・」
「今・・・・微妙な・・・間があったような・・・」
「な・・ない・・だから・・・・お願いだから・・・・」
「そうねえ・・・・条件次第かな?」
「じょ・・条件・・・・?」
「そう・・・・また・・・・あたしと・・・・デートすること!」
「はい。」
「そのときは・・・・・・」 
「そのときは?」
「ちゃんとした・・・ホテル予約すること!」
「ウィ・・・マドモアゼル!」
「それから・・・・これ・・・してくること!」

ミサは僕に・・・ネクタイを一本・・・別に買っていてくれていた・・・・ピンクのリボンがかかっている・・・ケース入り・・・・

「ありがとう・・・ミサ」
「いいの・・・いつも買ってもらっているから・・・・それに・・・・ネクタイを送る意味知っている?」
「し・・・・知らない・・・・」
「ネクタイって・・どこに締める?」
「それは・・・首・・酔っ払いは・・・頭にもするけど・・・・」
「あのね・・・ネクタイは・・・・首だけ・でしょ・・・普通・・・・・」
「うん・・・・」
「後は・・・・自分で考えて・・・・宿題・・・・」
「あちゃ・・・・俺・・宿題苦手なんだけど・・・・・首・・・・首だ・・・・首だけ・・・・あっ!」
「解った?」
「うん・・・首絞める・・・・」
「ばかぁ・・・・首だけでしょ・・・・・」
「うん・・・・もしかして・・・・くびったけ?」
「し・・知らない・・それより・・・・お礼は?」
「お・・お礼ねえ・・・・」
「そう・・・キスでもいいかな?」
「それは・・・お安い御用で・・・・」

ミサに・・・キスしようとした・・・瞬間・・・・

「あんたら・・・いつまで・・・そこで・・・漫才やってるの・・・早くしないと・・・帰るからねえ・・・・本当に!」

奈々子さん・・待ててくれました・・・良かった・・・駆け落ちするところでした・・・・・
車に乗り込み・・・・懐かしい・・我が家の道を車は走り・・・・もうすぐ・・・・鎮守の森・・・です。

「僕たちは社会関係奉仕部」第49話へ・・・続く・・・




「僕たちは社会関係奉仕部」第49話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

変身・・・2

鎮守の森・・・僕の心の港・・・・満天の星空の下、静かに変わらないその姿。
森へ入る一本の道・・・・最初ここに来た時は・・・まるで・・・年少へ送りこまれる少年Aの気持ちだったのだが・・・・
今は・・・・僕の心の翼を休める場所・・・そして・・・僕を必要としてくれる場所へ帰る・・・・・
車の停まる音を聞いたのか・・・・カオリと洋子が飛び出してくる・・・・そして・・・・・やはり・・・・

「あんたたち・・・誰?」
「やだ・・・カオリ姉さん・・・あたし・・・ミサ・・・・」
「じゃあ・・・・そこのもう一人は・・・・・Q・・・Q太郎?」
「えっ・・・Q太郎って・・・何?カオリさん・・・・」
「ああ・・・委員長のあだ名・・・・」
「あの・・・・ここでも・・・・俺・・・・・出来れば・・・部長とか委員長とか・・・・のほうが・・・いいんですけど」
「でも・・・・あなた・・じゃない・・・委員長は・・・・ここでは・・・・神主代行だから・・・・・代行とか・・・・」
「やだ・・・それじゃ・・・・」
「面倒ね・・・・じゃあ・・・権兵衛・・・名なしの権兵衛・・の権兵衛は?」
「よ・・洋子さんまで・・・権兵衛は・・やだ」
「いちいち・・うるさいわね・・・・そうねえ・・・・」
「ねぇ・・・いいじゃない・・・Qちゃんで・・・」 声を潜めながらミサがささやくように・・・・
「あたしの言うこと聴くのよねぇ~」
「わかりました・・・・いずれ・・・優子にもバレるのは時間の問題ですから・・・・Q・・でいいです。ちゃんづけは・・・・やめて・・・・・」
「だめ・・・・可愛くないから・・・・Qちゃん・・・決まり!」

「くっそ~・・・失敗したな・・・折角・・美味しい中華を食べさせようと思った・・・・優しさが裏目になるとは・・・」

まあ・・いい・・・・返事しなければ・・いい話・・・・でも・・ちょっと待て・・・何か・・僕忘れている・・・そうだ・・・この人たち
・・・・・元スケ番だもんな・・・・・・

「まあ・・・かわいそうだから・・・神主にしておくか・・・・なあ」
「カオリさん・・・ありがと・・・・」
「さあ・・・・中に入ろう・・・・ちょっと寒い・・・・」

まあ・・・女性が4名揃うと・・ウルサイ!・・「馬子にも衣装・・・」だとか・・・「よくまあ・・・ここまで化けてとか・・・」
「ミサのセンスはいいとか・・・」「僕の今までの格好は・・・・ガキだとか・・・」
よくしゃべり・・・よく・・食う・・・

「そろそろ・・・帰ってくる時間だぞ・・・・神主・・・隠れろ・・・・」
「えっ?・・・・」
「ちょっと・・・・優子さん・・・驚かしても・・・・いいかも・・・・ね」
「そういうわけで・・・隠れろ・・・」 

どういうわけでしょう・・・でも・・・逆らったら・・・・4対1・・まあ・・ミサは・・・少しは手を抜いてくれるかもしれませんが・・・
ここは・・・おとなしく言う事を聞いておいたほうが・・・利巧かもしれません・・・・僕・・・・後ろへ廻りこめるように・・・
社務所に・・・・隠れまして・・・・
丁度いい・・・タイミングで・・・優子が帰ってきました・・・・

「ただいまぁ~」 
「お帰りなさ~い」 女性陣全員のお出迎え・・・・
「あれ・・ミサが帰ってきているということは・・・・・うちの人は?」
「それが・・・・・・」
「それが・・・ですね・・・・」
「何よ・・・・みんな・・・暗そうな顔をして・・・・・・ま・・まさか」
「ええ・・・その・・・・・・あの・・・・・」
「まさか・・・けいさつ・・」
「いえ・・・そうじゃないんですけど・・・・・」

僕は・・・・背後から忍び寄り・・・・いきなり・・抱きしめ・・・・・

「おかえり・・・優子!」
「ば・・・ばかぁ・・・・あ・・あんたたち・・・・・よ・・よくも・・・・騙したわね~」

優子の声が鎮守の森にこだまする・・・・久しぶりに全員が揃い・・・・にぎやかな夜になるのだろうか?

「そ・・それより・・・・姉さん・・・交渉の結果は?」
「もちろん・・・OKに決まっているじゃない。・・・駄目だったら・・・やめればいいだけでしょう?」
「な・・・なにが?」
「うん・・あのね・・・あたし・・・・外来に移ることにした・・・日勤だけ・・・・ねえ・・・いいかげんに・・顔・・見せてくれない?」
「姉さん・・顔より・・まず・・・全体・・見てくださいよ・・・・・」
「えっ?」

僕は抱きしめていた・・優子を放すと・・・前に廻ってみせた・・・

「よ・・よく・・・・・そこまで・・・・化けたわね・・・・・」
「み・・・みんなして・・・ヒドイ事言うよね・・・・人をお化けみたいに・・・・もう・・いいよ・・・・やっぱ・・・・こんなの・・・着ないから・・・・」

「それは・・・・だめぇ!」

鎮守の森に巣食う・・・魔女たち全員の声が響きわたっていた・・・僕も本当は・・・結構気に入っている・・・この格好。

「僕たちは社会関係奉仕部」第50話へ・・・続く・・・・・









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「僕たちは社会関係奉仕部」第50話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

変身・・・3

鎮守の森の片隅・・・・・にある・・・家・・・・その中の・・・居間という・・・・談話室・・・・テーブルの上には昨日・・横浜のママ・・楊ママにもらった・・・・大量の中華菓子・・・・

「昨日も食べたけどさ・・・・まだ一杯あるよ~」 
「そうなの・・・・でも・・俺・・あんまり好きじゃないんだよね・・・・昔から・・・でも・・・ママに言えなくてね」
「そう・・・美味しいもん・・・・あたしたちで食べるからいいよ・・・」
「それよりさ・・・・ミサ・・・ファッションショーやらないとねえ・・・」

カ・・カオリさん・・・・勘弁して・・・・くれない・・かな

「うん・・・じゃあ・・・・やろうか・・・・」

ミ・・ミサまで・・・・そんな・・・・

「ヤダ・・・・」
「なにか~言いましたかしら・・・・」

ミ・・・ミサ・・・お・・お願い・・・

「い・・いえ・・・やらしていただき・・・・・ちくしょ~
「今・・・・何かまた・・・・聞こえてきたような・・・・気が」
「な・・なんでも・・・・やりたいな・・・・是非!」
「でしょ・・・・」

鎮守の森に・・・・僕の言葉にならない・・・遠吠え・・・と・・・お姉さま方の笑い声と・・ため息が響いていました。
森に住む・・魔女たちによる魔女たちのための・・・・魔女たちプレゼンツ・・・オオカミの着せ替えショーが終わり・・・
開放された・・・僕・・・風呂場に飛び込み・・・・神泉を大量に浴び・・・・パワーを復活します。
そうです・・・あっちの神様・・まだお帰りになっていません・・・・復讐するのは我にあり・・・全員・・・・ヒィヒィ・・・言わせたる・・・・僕・・・夜這い作戦を計画・実施することに・・したのですけど・・・・・
僕・・・・忘れっぽいのでしょうか・・・・神様降臨+神泉は・・・・・
丁度・・・・優子の姿ガ・・ガラス戸の向こう側に・・・・・・・僕・・・あわてて・・・浴槽に飛び込み・・・・・

「ねえ・・暖まった?」
「もう・・・ちょっとかな?」
「そう・・・じゃあ・・・あたしも・・・・」

僕・・・もうひとつ・・忘れてました・・・・・この浴槽に張られている・・・お湯も・・・・もとを糺せば・・・・
そうだ・・・・神泉・・・・優子の白い身体を・・・・目にした瞬間・・・・・僕自身・・隆々と隆起しまして・・・・

「あっひぃ~ん!」
「もしかして・・・・・ま・・・また?」
「ひぃ~ん!」
「あなた・・・特異体質なのかしら・・・」
「し・・知らない・・・俺が・・・・聞きたいくらい」
「う~ん・・・やはり・・・あなたとの出会いは・・・・神様のお引き合わせなのかしら・・・」
「ね・・ねえ・・・俺・・・限界・・・沸騰点・・・・」
「でもねぇ~まだ・・・起きている娘もいるし・・・・・我慢しなさい・・・・あたし・・・・我慢してたんだから・・・・」
「じゃあ・・・先に出てる・・・疲れたし・・・・」
「でも・・・だめ・・・・ほら・・・・洗ってあげるから・・・座って」
「やだ・・・・やりたくなるから・・・・」
「もう・・・・我慢出来ないの?」
「知らないからね・・・・神様怒っても・・・俺のせいじゃないから・・・・ね!」
「もう・・・[揺れるハート]

懲りない面々・・・いや二人です・・・・お風呂場・・響くんですよね・・声・・・・優子は・・・口を手で塞ぎ・・・・声が漏れないようにしていますが・・・・・やはり・・・
「あああああ・・ああ・・・あぅぉ~ん[揺れるハート]
鎮守の森に声響かなかったでしょうか?

湯上りは・・・・やはり・・・・ビール・・・・・それに崎陽軒のシュウマイ・・・・でしょう・・・・そのあとは・・・・・どうなるのか・・・まあ・・・わかりませんが・・・・・

鎮守の森はすっかり秋の星空です。星たちは煌きながら・・・・なにか・・ささやきあっているようです。
もうすぐ・・・・稲刈り・・・・そして・・・・豊作祭りの時期はすぐそこまで・・・・きているようです・・・・
僕たち・・・社会関係奉仕部・・・悪たれ連はまた・・・・この静かな森に騒ぎを起こすのかもしれませんが・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第51話へ・・続く・・・・





「僕たちは社会関係奉仕部」第51話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

夜這い作戦・・・1

僕が・・・鎮守の森にいる間だけ・・・使われる・・・寝室・・・別棟になっている寝室・・・・
当たり前のように敷かれている布団に枕が二つ・・・・そして・・枕元にはランプと・・・水差し・・・・
僕は・・布団に寝転びながら・・・開けた窓から網戸越しに入ってくる・・・・秋の風の匂いを・・・感じていると・・・
優子が・・・・ネグリジェの上にガウンを羽織り・・・・冷たいビールと冷やしたグラスそして・・・温めたシュウマイを乗せたお皿を運んでくる・・・・・

「お待たせぇ~[黒ハート]
「うん・・・あっ・・シュウマイ・・・・・」
「好物なんでしょ・・・」
「うん・・・・」
「おひとつ・・・・どうぞ[揺れるハート]「あ・・ありがと・・・・」

コップを受け取り・・・・トクトクトク・・と注がれるビール

ゴクッ・・ゴック・・・

「プハッー美味い・・・しかし・・・・いいのかな・・・・未成年に飲ませて・・・・酔わせて・・どうする気かな?」
「ばかぁ・・・・もう駄目・・・あと・・・あたしが飲むから・・・・シュウマイだけ食べてなさい・・・」
「そんな~殺生な・・・・」
「ああ・・・美味しい・・・」
「でしょ・・・やっぱり・・・風呂上りは・・・・ビール・・・・だよね」
「うん・・美味しい・・・・」
「いいもん・・・飲ませない気なら・・・・デザート食べるから・・・・」
「デザートね・・・・それなら・・・・」
「じゃあ・・・・いただきま~す。」
「えっ・・・・・・・・ええ・・・・・・」

僕は優子に飛び掛り・・・ガウンを剥ぎ取ると・・・ネグリジェの上から・・胸をまさぐりだし・・・・・・

「ちょ・・ちょっと・・・待って・・・・こらぁ・・・・待ってっていってるでしょ・・・・」
「やだ・・・デザート食べていいって言ったでしょ・・・・だから・・やだ!」
「あん[黒ハート]あん[黒ハート]あっあ・あ・あ・あ・ああああ・・・・」

優子の身体から・・全ての布を剥ぎ取り・・・・僕の指先は・・・・白い裸体という極上のピアノを与えられたピアニストの指先のように滑らかに・・その鍵盤を弾きだす・・・・

「あ・あ・ああああ・ああああ・ああああ・あああ・・・・も・・もうだめ・・・・」
「そう・・・じゃあ・・やめる・・・・お休み!」
「えっ?・・・こ・・・この・・・・何なのよ・・・・ちょ・・ちょっと・・・」
「へっ?・・・だって・・・もうだめ・・って言ったでしょ・・・・」
「い・・いじわる・・しないで・・・ねえ・・・」
「やだ・・・意地悪したの・・・そっちが先だし・・・・どうしても・・・・っていうなら・・・・考えるけど・・・」
「そ・・そんなこと・・・・」
「そう・・・・」 

僕の指先は優子の神秘の泉に眠る真珠貝を探りあて・・・・・・・

「あん・・・お・・お願い・・・ねえ・・・」
「んっじゃ・・・アンコールの声はありませんけど・・・」
「あん・・あ・あ・あ・・あああああ・ああああああああ・・・・」

そろそろ・・・狙いを定めて・・・・っと・・・さあ・・射程圏内のときに・・・・スルッっと身をかわされ・・・・

「あのね・・・やられっぱなしは・・・・気に入らないのよね・・・・・」
「えっ?・・・・・」

かぽっ[揺れるハート]
ングッ・・ンッグ・・・・・[黒ハート]

「ろ・・ろほはひら・・・・」
「も・・もう・・とろけそう・・・・」

僕・・一瞬負けを覚悟しましたけど・・・・・反撃に移ります・・・でも・・・優子は咥えついたまま・・・放そうとしませんので、
僕は・・・・優子の神秘の泉に・・・指先と舌先の二重攻撃を仕掛け・・・・・

「お・・お願い・・・・も・・もう・・・・・」
「じゃ・・・・入れるよ・・優子」
「う・・うん」

僕の僕自身は・・優子の神秘の泉に遊ぶ・・・・魚のように・・・・泳ぎ回り・・・・・突き上げ・・・・・体位を入れ替えると
オオカミスタイルに・・・
優子の悦びのあえぎ声も・・・メスオオカミのあえぎ声にかわり・・・・・
「アゥオ~ンンン・・・・・[揺れるハート]

ひとつに重なったまま・・・・僕は・・泉の奥そこ眠る・・真珠貝に向けて魚たちを放ちました。
優子はそのまま・・眠りの世界に誘われ・・・・深い眠りに入っていきました。
そして・・・・僕も・・・・今夜は・・・このまま・・・・・ダウンのようです。・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第52話へ・・・続く・・・・




「僕たちは社会関係奉仕部」第52話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

「夜這い作戦」2

僕の身体に降臨されている・・・あっちの神様は・・・・神泉によりパワーアップされすぎたらしい・・・
頭は・・眠りを要求しているのだが・・・別人格である・・・僕自身は・・・僕に・・・・眠りの世界から・・・起きるよう命じる。
時計を見ると・・・・午前2時すぎ・・・・どうやら・・・僕・・・3時間ほどの睡眠で十分みたい・・・まあ・・・暇を見つけては昼寝するので・・・・帳尻はあっているのだろうか・・・・・
でも・・・僕が起きる時間は・・・・6時でいい・・・

「そうだ・・・さっき・・中途ハンパな・・・ビールだったもんな・・・・」

優子を見ると・・・・グウグウ寝ている・・・・そりゃそうだ・・・・仕事の疲れ・アレの疲れ・そして・・・アルコール
僕も・・・飲まなきゃ・・・・眠れない・・・・
僕は寝室を・・・そ~っと抜け出し・・・・台所へ・・忍び足で行く・・・

冷蔵庫を漁るが・・・・何もない・・・・お神酒は・・・・あれ・・・誰か飲んじゃったみたい・・・・そうだ・・・洋子・・・持ってたよな・・起きてるかな・・・・洋子・・・・

「洋子さん・・・起きてる?」
「・・・・・・」

寝てるのか・・・・じゃあ・・・お酒だけ失敬して・・・・・

「失礼・・します・・・・・」

あれ・・電気つけっぱなし・・・・ボトルは・・・あったけど・・・全て飲んじゃってる・・・もうないかな・・・・

「う~ん・・・・お・・お水・・・・」
「はいはい・・・お水・・・あちゃ・・・全部・・水差しにないじゃん・・・・しょうがないなぁ~」

台所に戻り・・・・冷蔵庫から・・・水入れを取り出し・・コップに注ぐ・・・つい・・僕・・飲んじゃいまして・・・これ・・神泉・・
まあ・・・一杯くらいなら・・・大丈夫だよな・・・また・・・水をコップに注ぎ・・・・洋子の元へ・・・・

「はい・・洋子さん・・・お水!」

でも・・一人で飲める状態じゃない・・・・洋子さんを抱き起こし・・・口元にコップを運ぶ・・・・要領は・・・この間・・美希で実践済みだし・・・・水を飲ませ・・・・つい・・・・いたずら心がムクムクと・・・・どうせ・・寝乱れた姿をしているんだし・・・
僕・・ちょこちょこ・・・くすぐりだし・・・・でも・・・寝ているはずの・・洋子が・・・

「あっ・・・・[揺れるハート]

やばぁ・・・に・・逃げなきゃ・・・・僕は・・逃げようと・・・したが・・・・

「こらぁ・・・中途半端で・・行くんじゃない・・・待ってたんだから・・・このとき・・・・」
「よ・・洋子さん・・・・起きてたの・・やだなぁ・・・・」
「さて・・・どうしようかな?優子さんに言いつけようかな・・・・襲われそうになった・・・いや・・・襲われたって・・・」「そ・・そんなぁ・・・・」
「そうよねぇ~・・・・じゃあ・・・中途半端・・・止めてくれる?それでなくても・・・・昨日と今日で・・・欲求不満だもん・・・・」
「あ・・あの・・・」
「どっちが・・・いいかしら?選ばせてあげる・・・・」
「で・・できれば・・・穏便に・・・・」
「じゃあ・・・まず・・お水・・・一杯持ってきてくれるかしら・・・・」
「りょ・・了解・・でも・・・」
「でも・・・?」
「どうして・・・俺が・・ここに?」
「そうねえ・・種明かしすると・・・・お酒全部隠しといたから・・・かな。さっさとしないと・・・叫んでも・・いいけど」
「す・・すぐ・・・持ってきます・・・」

僕は大急ぎで・・・でも・・足音を立てずに・・・・台所へ・・・急いだ。

「はい・・・お水・・・」
「飲ませて・・・早く」

僕は・・洋子を抱きかかえようと・・・布団を剥ぐと・・・・そこには・・・すでに・・・布一枚・・・身に着けていない・・・姿で・・・
でも・・・お水飲ませるには・・・抱きかかえなければならないし・・・・

「ねえ・・・今・・この姿・・人が見たら・・・どう思うかしらねえ・・・」[NEW]
「そ・・それより・・お水」
「普通・・・こういうシュチエーションだと・・・口移しでしょ・・・早く!」
「は・・い」

僕・・・・この跡・・・どうなるんでしょ・・・・まあ・・・自分の撒いた・・・・タネ・・ですけど・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第53話へ・・続く・・・




「僕たちは社会関係奉仕部」第53話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

こほっん!

委員長でもあり・・・部長こと・・僕です。
景山への恨みを少々晴らし終え・・・えっ?・・まだやるのか?・・・当たり前じゃないですか・・・・
僕たち・・・・景山を・・学校からも・・・・そして・・・・まあ・・・いわゆる・・・・社会的抹殺するまで・・・・やり続けます。
だって・・・・美希の心の傷の代償に比べたら・・・・まだまだ・・・ヤリ・・・足りませんから・・・・
洋子も・・・・「中途半端で・・やめるな・・・」と言っていましたし・・・・・
僕の身体の降臨された・・・あっちの神様には・・・ご不満でございましょうが・・・暫くの間・・・「ご休憩!?」いただくか
勝手に「行動!?」いただくとして・・・・僕の大切な仲間たち・・・・今頃どうしているのでしょう・・・・
そして・・・・景山は・・・どうなっているのでしょう・・・・
それでは・・・ちょっと・・・ご一緒に・・・覗いてみませんか?

オオカミたちの謝肉祭・・・1

カオリ・洋子・ミサ・・そして僕が・・・・楊ママのお店で・・高級中華をご馳走になり・・・・
ミサと・・・・港の見える公園にいる頃・・・・・

オオカミたちは・・・まだ・・・酒宴の真っ最中・・・・まあ・・・一升瓶・・2本飲み干すまでは止めない気だろう・・・
ここは・・・・地獄「だった」場所・・・廻りは私有地だし・・・・警察も令状なしでは・・・敷地にも入れない
この廃屋は・・・僕たちの秘密基地になり・・・・宴会場になり・・・倉庫にもなっていくのだが・・・それは・・後日の話・・・

「なんで・・・あいつばかり・・・・」
「それはだな・・・大岩!・・・・」
「うん・・」
「よく・・わかんねぇ~・・・・俺も知りたい・・・」
「まさか・・・あいつ・・・優子に喰われちまったから・・・」
「それ・・少し違わねえか?・・・あいつが・・・喰ったんだろう」
「いや・・・厳密に言えば・・・・下の口がフランクフルト喰っちまうわけだから・・・・」
「なあ・・・どうでもいいから・・・・その先・・・・」
「ああ・・・優子・・・元ナースで・・・巫女だったじゃん・・・それを喰ったわけだから・・・・神様の怒りを買って・・・」
「なあ・・・怒り買ったら・・・・普通・・・呪い殺されねえか?」
「いや・・・・神様が・・・乗り移ったとしたら・・・・」
「うん・・・そうかも・・・・それで・・・学園史上の最大ミステリーは解決するかも・・・・」
「しかし・・・優子・ミサ・カオリ・洋子・奈々子・・・・・それにオールドミスの・・佐山・・・美希だっけ?」
「ああ・・・確かあいつ・・・美希って言ってた・・・」
「1・2・3・・・・6・・・・なあ・・・6人だぜ・・・6人・・・」
「そのうち・・・あいつ・・・・殺されるかもしれないぜ・・・・」
「ああ・・・新聞によりますと・・・・チンピラ養成校の史上最大ミステリーと言われた・・・女たらしがついに・・・奥さんに刺し殺される事件が・・・なんて・・・」

僕がいないと・・・・いつもこうなのでしょうか・・・・確かに・・・優子に喰われちまった・・じゃない・・・まあ・・・優子と関係するようになって・・・・あっちの神様は降臨されますし・・・ハーレム状態ですし・・・・最高なんですけど・・・・僕・・・長生きが出来るかどうか・・・・まあ・・・・畳の上での大往生はない・・と思っていますけど・・・・

「なあ・・・明日・明後日・・・・どうする?」
「バイトも行かなきゃいけないし・・・・景山・・学校に来るようだったら・・・・そのときは・・・・」
「ああ・・・景山・・・・ボコらなきゃなんねえ・・し・・・・」
「それに・・・写真配布もあるし・・・・例のカセットテープと証拠写真・・景山の家に持っていかなきゃいけないし・・・」
「いろいろ・・やることあるよな・・・・」
「なあ・・・そういや・・・・」
「うん?・・・・もうすぐ・・・・遠征もあるし・・・・」
「おい!白〇・・お前・・由香ちゃんが居ていいなぁ~」
「あのな・・・・小学生だよ・・小学生・・・・」
「うんうん・・・・ムキにならなくてもいいけど・・・・まあ・・・2~3年したら・・・・なあ」
「いや・・・部長からの伝言!・・・・5年は手出すなって・・・・」
「しかし・・・・俺ら・・・・いつ出来るのかな・・・・」
「そういや・・・・佐々木・・お前・・病院・・行ったほうがいいぞ・・・・」
「行ってきた・・・・・」
「はぁ?今なんて言った?」
「行ってきた・・・・」
「で・・・・どうだった・・・梅ちゃんか・・淋ちゃんか・・・・」
「ああ・・・淋だった・・・・おかげで・・・・・注射打たれるし・・・・」
「どこに・・・?」
「あそこに・・・・・もう・・・・痛くて・・痛くて・・・・」
「うん・・・ゴムは必需品だな・・・・そういや・・・・あいつ・・・・してると思う?」
「なあ・・・・信州で・・・・学年主任・・・・渡したじゃん・・・今度産む!」
「うん・・そういや・・・あいつ・・・そんなものいらないって・・・」
「ああ・・・まあ・・・優子は嫁さんだから・・いいとして・・・・他は・・・」
「あいつ・・・まさか・・・してない・・とか」
「まあ・・・魔女軍団なら・・・ナースと元ナースだから・・・・病気になっても大丈夫だろうけど・・」

なるほど・・・佐々木君・・・淋ちゃん・・淋病だったようで・・・・僕も気をつけなきゃいけません・・・

「でも・・・なあ・・・淋ちゃんになっても・・・・・・ヤリテェ~・・」
「部長さあ・・・忘れてねぇ~だろうな・・・・合コンのセッッティング・・・・」
「うん・・・・どっかのお嬢様学校・・らしいけど・・・・・」
「ああ・・・大岩・・・今度は・・・・いきなり・・・押し倒すなよ!」
「わ・・わかってるよ・・・・でも・・・今頃・・・あいつ・・・やってるんじゃない?」
「ああ・・・今日は・・誰とやってるのかね・・・・部長・・・・」
「あの3人の・・・・・いや・・・・3人全部かも・・・・」

その頃・・僕は・・・・ミサと・・・港の見える丘公園近くの・・・ラブホに居ました・・・・
まあ・・・・カセットテープと証拠写真・・・ちゃんと届けてくれ・・・・頼んだぞ・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第54話へ・・・続く・・・・




「僕たちは社会関係奉仕部」第54話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・2

僕は・・・・また・・・大事なことを忘れた。というより・・・・・頭の中にある・・ちっぽけな脳みそ・・・・99.9%のエロ構造なのだから・・・仕方ない。目の前に・・・成熟された・・・美味しそうなごちそうを出されて・・・頭の思考を司る回路はオーバーヒートを起こしてしまったのだから・・・・
僕は・・・・神様が降臨されていること・・・・神泉パワーを忘れていた。
洋子に飲ませるべく・・・口に含んだ水・・・・つい・・・
ごくりっとつばを飲み込む音と共に・・・・飲み込んでしまったのだ・・・

「ねえ・・・あたし・・待っているんだけど・・・・・今度・・飲み込んだら・・・承知しないわよ・・・・」
「うん・・・・ごめん・・・つい・・・・見とれて・・・・唾飲み込んだら・・・・飲んじゃった・・・」
「ねえ・・はやく・・・・[黒ハート]
僕はグラスの水を口に含み・・・・口移しで・・・・洋子に・・・・飲ませた
洋子は僕の首に手を廻し・・・・僕を放さない・・・僕はそのまま・・・洋子の身体に重なって・・・・・

「たっぷり・・・可愛がってくれないと知らないからねぇ~[揺れるハート]
「よ・・・洋子・・・いつから・・・・そんなになっちゃいましたっけ・・・・・」
「それは・・・・キミのせいだと・・・・・・あたしの回路壊したくせに・・・・[黒ハート]
「そうでしたっけ・・・・」
「ねえ・・・早く・・・・[揺れるハート]

ご期待に応えねば・・・・男の子ですから・・・・それに・・・今夜の僕には・・・「また」・・・あっちの神様が宿っていますし・・・・酔っ払い相手に・・・・・・負けるわけには行きません・・・・勝つまでは・・・・・あれ・・・これどこかで・・・聞いたことが・・・まあ・・・・折角ですし・・・・お酒も・・欲しいし・・・・それに・・・・まずい状況ですもん・・・
久しぶりに・・・洋子というピアノを前に・・・・・僕の指先はムーンライトセレナーデを・・・奏で出し・・・・・
洋子のボルテージは上がり・・続け・・でも隣には・・・・奈々子の部屋があるわけで・・・

「あん[揺れるハート]あっあっあああああ・あああ・ああ・・・・ムグッ・・・[黒ハート]

洋子の口をあわてて・・・手で塞ぎ・・耳元で・・・・・「シィ~奈々子さんに聞こえちゃうでしょ・・・」
「あん[fax to]そうよね・・・・・」

洋子は・・必死で・・・自分の口を手で塞ぎ・・・・必死に我慢・・・でも・・我慢こそ・・・最大の・・・ムフフッ[揺れるハート]みたいで・・・もう・・一曲・・ラブ・・・ボードで・・・・・ありゃ・・・・いっちゃった・・・・洋子・・・・と言うことは・・・僕・・もう用済みですよね・・・そっと・・・・ベッドから出ようとすると・・・・・
「こらぁ・・・[揺れるハート]また・・途中じゃないかしら?それとも・・・騒いで・・いいかしら?」
「いや・・ちょっと・・お水・・・喉乾いたし・・・」
「あたしも・・・ねえ・・・お水・・・・持ってきて・・それとも・・あたし・・この格好で・・・・行こうか?間違えて・・奈々子の部屋に行っちゃうかも知らないけど・・・・」「はい・・すぐ・・・」

僕はまた・・台所に行き・・・・水を持って・・すぐ・・部屋に・・・・・でも・・・寝息を立てている・・・今度は・・・起こさないように・・・布団を掛け・・・外に出ると・・・・・

「見っけ!」
「な・奈々子・・さん」
「さて・・・・ここじゃなんだし・・・・あたしの部屋に来なさい・・・・今すぐ!」
「えっ・・・あの・・・・そろそろ・・・・部屋に戻らないと・・・・・」
「そう・・じゃあ・・一緒に行こうかしら・・・・」
「わ・・わかりました・・・」
「いい子ねえ~」
「でしょ・・・・」
「いらっしゃい・・・すぐに!そうだ・・・あたしにも・・お水」
「了解・・・ちくしょう・・・」
「何か・・今・・・言ったかしら?」
「な・・何も・・・・」

僕・・・・また・・・見つかっちゃいまして・・・ええ・・多分・・今夜・・三度目の演奏会になりそうです。・・・・
鎮守の森はまだまだ・・・眠ることがないようです。

「僕たちは社会関係奉仕部」第55話へ・・続く・・・・






「僕たちは社会関係奉仕部」第55話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・3

鎮守の森に漂う・・・・妖しい気配・・・・何故か・・・・雲が漂い・・・森を覆い隠し・・・満天の星たちそして・・・月明かりさえも・・・・届かなくなりました。
どうやら・・・明け方には・・雨が降るのかもしれません。
僕は・・・水を入れたコップを持って・・・奈々子の部屋へ・・・引き戸は閉められており・・

「奈々子さん・・・水持って来ましたけど・・・・」
「ちょっと待ってて・・・・」
「は~い」
「いいよ・・・入って・・・」 引き戸が内側から開けられ・・・・奈々子に招き入れられ・・・・・
「お水・・・・」
「うん・・・・さあ・・・中に入って・・・」

奈々子の部屋は・・・・ちょっと和風・・・・部屋の電気が消されており・・・・枕元のルームランプのみ・・・・
中に入ると・・・・・奈々子・・さっきは・・・パジャマだったけど・・・・えっ・・・ワ・ワンピース・・・・・まあ・・・期待は萎み・・・
だって・・・・・ねえ・・・今日・・三回目の演奏会はありそうもない・・みたい・・・・

「そこ・・・座って・・・・」
「布団の上・・・ですか?」
「いいから・・・」
「はい・・あ・・それより・・・お水・・・・」
「あるがと・・・枕元に置いておいて・・・」
「はい・・・あっ・・さっきは・・迎え・・ありがとう・・・・」
「うん・・・」
「で・・・・なんで・・着替えたの?」
「キミに・・・襲われないように・・かな?」
「襲いませんよ・・・・俺・・・・無理強い嫌いだし・・・・男のやることじゃないでしょう・・・・」
「そう・・・・・・」
「もう・・いいですか・・・」
「えっ・・・うん・・・」
「じゃあ・・・おやすみなさい・・・・」

立ち上がり・・部屋を出ようとすると・・・・・・奈々子さんが抱きついてきて・・・・

「ねえ・・・キミ・・・女心・・あんまり・・わからないね?」
「そうですね・・・まだ・・・」
「ねえ・・・キスしてって言わなきゃキスしてくれないのかな?抱いてって言わなきゃ・・抱いてくれないの?」
「えっ・・でも・・・さっき・・・パジャマじゃ・・襲われるかも・・・って言ったじゃないですか・・・・」
「だから・・・・キミは・・・可愛く見せちゃいけないのかしら?」
「いえ・・・」
「まだ・・あたし・・・言わないと・・・・」

僕はいきなり抱きしめ・・・・奈々子の口をキスで塞ぎ・・・・・背中のファスナーに手を掛けると

「ねえ・・・奈々子・・・抱いてもいいかな?」
「うん・・・・[黒ハート]ファスナーを下げ・・ワンピースをそっと・・・脱がせると・・・そこには・・・・白いスリップ姿の奈々子・・・・そっと抱え上げ・・布団に優しく横たえると・・・そのスリップの上から・・・そっっとソナタを弾き出す・・・・淡いピンク色の肌を包む柔らかいスリップのヒモを肩から・・滑らせ・・・
そっと・・・露になったちょっと大きめの桃を味わい・・・・・僕の指先は・・シルク時のパンティの上から・・・奈々子の神秘の泉を弾き出す・・・・・・・

奈々子は自分の両手を口に当て・・・・必死に我慢していて・・・・僕の指先がパンティの隙間を探り・・・・・そっと泉に眠る真珠貝を弄り出すと・・・・口を塞いだ両手の隙間から・・・・

「あっ[揺れるハート]・・・・・」 声が漏れた・・・・

その淡いピンク色に染まった両足から・・・・最期の布切れを剥ぎ取り・・・・僕の舌先はその泉を嘗め回し・・・・・
僕自身は隆々に隆起して・・・・・そっと真珠貝に押し当てると・・・・ぐぐっ・・・と押し込んだ。

「あん[黒ハート]・・・」

僕は奈々子の口をキスで塞ぎながら・・・最期の助走に入り・・・・・僕の魚たちを放った・・・・・

しばらく・・・そのままで・・抱き合っていると・・・奈々子が寝入り・・・・僕はそっと部屋を抜け出し・・・・
風呂場に向かい・・・・身体を洗い清め・・・・神泉を浴びると・・・・・社務所へ向かった。
そう・・・・楊ママに届ける・・・・僕の心を込めた・・・御札を用意するために・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第56話 へ・・続く・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第56話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・4

雨の中でも作業をしておかなくてはいけない・・・・・
僕は唯一・・・この森に住むことの出来る・・・・男なのだから・・・・
そろそろ・・・秋の豊穣祭も今年・・・復活する・・まあ・・・代行とはいえ・・・神主である僕がいる。
叔父さんも相当・・この地区では嫌われているみたいなので・・・・寄り付かないからだ。
少しでも多くの人の参拝・・・それが収入に繋がるし・・・・巫女である・・・ミサにもその労働の対価を渡してあげたいし・・・それに・・・・秋野菜の種もまいて置きたい・・・・
鶏の優子たちにも・・快適なねぐらを与えたいし・・・・この間の台風で塗装が剥げた部分の修復もしなければならないし・・・・秋の長雨に備え・・・ビニールハウスの周りも排水できるようにしておきたい・・・・
庭の池の鯉たちにも・・・安らげる場所も作ってやりたい・・・・
だから・・・僕は雨の中でも働かなければならない・・・・この家には僕の妻である優子と大切なMIKO’Sが住んでいる。

小雨降る中・・・・傘を差し・・・優子の両親が眠る・・・・小さなお墓にお参り・・・・途中・・鶏小屋の前を通ったとき・・・
僕を覚えていてくれたみたいに・・・・鶏たちが一斉に鳴き始める・・・・

「ああ・・・お早う!」 立ち止まった僕に・・・・早くエサをくれ・・・そうじしろ!と言わんばかりだ・・・・
「しょうがない・・・・なあ・・・」

鶏たちの小屋に入り・・・・おや・・・・見慣れないのが・・いる・・・・数を数えると・・・・

「1・2・3・・・・・・・・15・・・・あれ?・・・確か・・・・委員長・優子・ミサ・カオリ・洋子・奈々子・・・の6羽だけだったのに
なんで・・・・15羽になっているのかな?まあ・・・いいか・・・・あとで・・・優子かミサに・・・聞いてみよう・・・・」

鶏小屋の掃除を終えると・・・・タップリ・・・えさを与え・・・・・小屋を出て、お墓に向かい・・歩き出すと・・・

「あなた~どこ~」

赤い傘を差した・・・優子の声が響く・・・・

「ここ~」

優子が駆け出してきた・・・

「ああ~よかった・・・・・居なくなっちゃったかと・・・」
「なんでさ・・・・」
「だって・・・・・目覚ましたら・・・いないんだもの・・・・」
「居るでしょ・・・・週末は・・・・」
「うん・・・でも・・・・変な・・夢みたから・・・」
「そう?ビールの大半・・・独り占めしてさ・・・・幸せそうな顔して・・・寝てたけど・・・・・ね」
「ごめんね・・・・だからかな・・・・まあ・・・・いいけど・・・・これからは・・・・絶対・・・・一人で先に起きないで・・・」
「うん・・・・でも・・・・支度もあるしね・・・・・掃除も・・・・・それより・・・折角・・・優子来たから・・・・お墓参り行こうか?」
「うん!・・・・ねえ・・・そっちの傘に入っても・・・いいかな?」

僕は・・優子の肩を抱きしめながら・・・二人で・・・お墓参り・・・

「お父さん・・・お母さん・・・ちゃんと・・無事帰ってきてくれました・・・ありがとう・・・」
「あのね・・・帰ってくるよ・・・ちゃんと・・・・あっ・・それより・・・鶏・・増えているんだけど・・・・」
「うん・・そうでしょう・・・・地区長が・・・・人数多くなったんだから・・・って・・・・9羽・・・全部メス・・・持ってきてくれて・・・」
「へえ・・でも・・あそこ・・・鶏・・・いたっけ?」
「なんでも・・・・親戚が養鶏場やっているとかで・・・・・」
「そうか・・・・いいなあ・・・・委員長・・・・ハーレム状態・・・・」
「あなたも・・そうだと・・思いますけど・・・・・」
「俺?・・・・」
「そう・・・あたしでしょ・・・・ミサ・カオリ・・・洋子・奈々子・・・・・美人5人・・・・」
「そうか・・・・・俺もハーレム状態!」
「それより・・・・あっ・・・朝ごはんで・・・呼びに来たんだっけ・・・・・」
「じゃあ・・・すぐ戻らないと・・・・全部食べられちゃう・・・・・」
「そうかも・・・・・」

家に戻りながら・・・・僕は優子に楊ママから渡された封筒のこと (楊ママから渡された封筒は・・こちらを・・ご覧ください)
楊ママから・・・玉串料を貰ったこと・・・・お札を持ってまたいらっしゃい・・と言われたことを・・・話した。

「ねえ・・・例の件のこと・・・・聞いてないんだけど・・・・・カオリも洋子も・・・ミサまでも・・・・口が堅くて・・・あまり教えてくれないんだけど・・・・」
「あ・・・あまり・・・・き・・聴かないほうが・・・・・」
「そう・・・・それ・・・美希先生のこと?・・それとも・・・・・作戦のこと・・・かしら?」
「え~その件につきましては・・・・作戦遂行中ですので・・・・ノーコメントと・・させていただき・・・・」
「まだ・・・やるの?」
「やるからには・・・徹底的にと・・・・兄さんが・・・・骨は拾ってやるから・・・・って」
「そう・・・・でも・・・・あなた・・・・気をつけてね・・・・」
「わかっている・・・・ドジは踏まない・・・・さあ・・・・朝ごはん食べさせて・・・・・お腹減った!

雨は止みそうです。・・・・鎮守の森に薄日が射しだし・・・・木々から落ちる水滴が輝きだしました。

「僕たちは社会関係奉仕部」第57話 へ・・続く・・・





「僕たちは社会関係奉仕部」第57話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・5

「お兄ちゃ~ん・・・神主さ~ん・・いるぅ~?」

由香ちゃんの声が・・・・静寂だったはずの鎮守の森に響き渡る・・・・・本来なら・・・いくら・・女の子といえ・・・対象外・・無視するに限るのだが・・・・この地区の・・・地区長のお孫さんだし・・・・当神社に・・結婚の儀に予約もいただいているし・・・・・なにより・・・・僕の仲間の・・・・・彼女・・・・無視するわけにいかない・・・・・

「由香ちゃん・・・・こっち・・・・神殿のウラ・・・・ペンキ塗っているから~」 
「こんにちわ・・お兄ちゃん神主さん・・・・」
「はい・・・こんにちわ・・・・・どうしたの?今日は・・・・」
「あのね・・・おじいちゃん・・・後で・・・来てもいいか?って聞いてきてくれって・・・・・」
「いいけど・・・どうしたのかな?」
「そうねえ・・・・ねえ・・由香ちゃん・・ママは元気?」
「うん・・・・もうすぐ・・・赤ちゃん・・生まれるんだって・・・・お祭りに間に合うといいけど・・・・」
「そう・・・おじちゃん・・最近・・ママと由香ちゃんに優しいかな?」
「うん・・・おじいちゃん・・・・ママ・・病院行くとき・・車に乗せていくし・・・・由香にも・・・おもちゃや・・洋服買ってくれる」
「今のおじいちゃん・・好きかい?」
「うん・・・・大好き・・・・でも神主さんのほうが好き・・・・もっと好きなのは・・・・白〇のお兄ちゃん!」
「なんだあ・・・白〇の次・・・・ちょっとショック大きいなあ・・・・」
「だって・・・・お兄ちゃんと優子おねえちゃん・・・結婚してるんでしょ?・・・奥さんいるくせに・・・そんな風に言ってはいけません!」
「はい!」
「あっはは・・・・由香ちゃんの勝ち・・・・」
「で・・・・おじいちゃんに・・・・何て言う?」
「いつでもいいですよ・・って言ってくれるかな?」
「うん・・・じゃあね・・・お兄ちゃん神主さん・・・・」
「うん・・・またね・・・・稲刈りには・・・・連れてくるからね・・・白〇・・・・」
「うん。・・・・バイバイ・・・・・」

一陣の風のように現れ・・・・そして・・・風のように去っていく由香ちゃん・・・・

「一本取られちゃった・・・・」
「そうねえ・・・・残念だったみたいね・・・・あたしは・・ホッとしたけど・・」
「そうねえ・・・・あと・・・5歳若かったら・・・・でも・・・そうなると・・・・優子と親子でも通じるかも・・・・」
「あのねえ・・・・あたし・・・中学生で・・・・子持ちになるじゃん・・・・」
「そうなりゃ・・・マンガかドラマだね・・・・・」
「あなた・・今・・もし・・・赤ちゃん出来たら?」
「えっ・・・本当・・・・そうだな・・・自信ないけど・・・・産んでくれる?俺・・・がんばるから・・・・」
「本当にいいの?」
「当たり前でしょ・・・・・俺・・男だもん・・・・」
「ありがと・・・でも・・・まだ・・・出来ないの・・・・あたしも欲しいんだけど・・・赤ちゃん」
「じゃあ・・・エセ神主でよければ・・・・子宝祈願しますけど・・・・」
「そうねえ・・・・まあ・・・あと・・・・10年して・・出来なければ・・・お願いします・・・・エセ神主さん!」
「了解!・・・ご予約・・ありがとうございます・・・・・」

そうだ・・・・赤ちゃん・・・まあ・・知識はあるけど・・・・そうだ・・・・・でも・・・大丈夫かな・・・僕。
まあ・・・人生なるようにしかならないし・・・・・

「ねえ・・・」
「うん?」
「あたし・・赤ちゃん欲しい!」
「うん・・・・」
「でも・・・・神頼みよりは・・・・あなた頼み・・したいけど・・・・」
「じゃあ・・・・がんばろうかな・・・・・早速・・・・」
「えっ?」
「だって・・・・やる事やんないと・・・出来ないでしょ・・・違うかな?」
「ち・・違わないけど・・・・」
「でしょ・・・・・だから・・すぐ・・・やんないと・・・・数こなさなきゃ・・・・ねえ」
「あのね・・・・まだ・・・・2時・・・・お昼の・・・・・せめて・・・夜まで・・・・いやん[黒ハート]・・・」

でも・・・・僕・・・あっちの神様降臨されていますから・・・・・そんな話聞いた・・下半身を司る・・僕の別人格は・・・・
僕を乗っ取ろうとしています・・・・・赤くなっている優子を抱きしめ・・・・・ってところへ・・・・

「おお!居た居た・・神主!」 また・・邪魔者・・じゃなかった・・・氏子総代の地区長と・・・関戸のおばちゃんが現れ・・・・お願いだから・・・邪魔すんな!と怒鳴りたいところですが・・・・・僕・・・・神主・・代行ですけど・・でもあるわけで・・・・氏子さん大事にしなければ・・・・・・収入がなくなります。
顔で笑って・・・心で泣いて・・・・地区長と関戸のおばちゃんを・・社務所へご案内・・・・・・ちくしょう!・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第58話へ・・続く・・・・


「僕たちは社会関係奉仕部」第58話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・6

「神主・・さっき・・赤ん坊がどうのと言っておったようじゃが・・・赤ん坊できたのか?」
「いや・・・まだ・・みたいですね・・・・・まあ・・・困ったときの神頼みも出来ませんし・・・・神主じゃ・・・」
「そりゃ・・そうだが・・・・わしが・・生きてる間に見せてくれんと・・・・」
「それじゃあ・・・当分・・やめときましょうか・・そうすれば・・・長生きできますもん・・」
「ほれ・・・優子ちゃん・・・だんな様に一杯可愛がってもらって・・・早く見せておくれ・・・・」
「やだぁ~関戸のおばちゃん・・・・もう・・・・」

優子は・・・顔を真っ赤にして・・・・席を立ってしまう・・・・
地区長の話は・・・・稲刈りの話・・・・そして・・・・豊穣祭の話。稲刈りは・・・大体・・・機械が使えるので・・・僕たちの仕事は・・・ほとんど・・・肉体労働だ。
僕はその間に・・・祭りの準備・・・お札も全世帯数分は必要だし・・・・教育も受けねばならない・・・・

「地区長・・そう言えば・・・・鶏・・ありがとうございました・・・・」
「いや・・・何も・・・・」
「もうすぐ・・・お嫁さん・・ご出産ですね・・・・」
「ああ・・・」
「また・・・・仲間達の宿泊お願いしてもよろしいのでしょうか?」
「ああ・・・他にやったら・・・由香に怒られてしまうし・・・・にぎやかなのは好きだから・・構わん」

そこに・・社務所の電話が鳴り響く・・・・・ミサが・・電話に出る

「もしもし・・・・はい・・・少々・・お待ちください・・・はい」

電話口を覆いながら・・・・・

「神主~お電話で~す・・・・東京の・・・・・佐山美希先生から・・・・」
「あ・・ありがとう・・・じゃあ・・・・地区長よろしいですね・・・」
「ああ・・・」

ミサは・・・・ニヤニヤこっち見ている・・・・完全にバレてる・・・・
あっちいけ!と・・追い払うわけには行かない・・・・そんなことをしたら・・・・藪を突っついて蛇を出すどころか・・・毒蛇・・・大蛇・・・あらゆるものを・・出してしまう・・・・・

「もしもし・・・ああ・・・佐山先生・・・」
「キミ・・・本当に・・神主やっってるんだ~[黒ハート]
「はい・・・・そうです。」 (だから・・・言ったでしょ・・・・)
「あのさ・・・・あいつ・・・・長期病欠らしい・・・・ありがとう・・・」
「いえ・・・・ええ・・・まだ・・・かかりますけど・・・・」 (ええ・・・退職に追い込みますから・・・)
「まだ・・やるの?」
「ええ・・・途中では・・はい」 (当然・・・・・)
「何か・・・話ずらそうねえ・・・くすっ[揺れるハート]
「はい・・・・そうなんです。」 (解ったら・・・・早く切ってくれ・・・)
「お礼の・・ご挨拶しないと・・・・さっき出た方・・・この間来てくださったの?」
「はい・・そうです。」 (いいかげん・・・・切ってくれ!)
「ねえ・・・ご挨拶したいんだけど・・・・キミの奥さんにも・・・ちゃんと・・・お礼もあるし・・・お預かりのご挨拶も」
「はい・・・・確認して・・・月曜日登校した際に・・ご報告・はい。」 (月曜日に言うから・・・勘弁してよ・・・)
「じゃあ・・・ご挨拶の件・・よろしくね」
「はい・・・善処しときます」 (確認しとくからさあ・・・)
「それから・・・キミ専用の電話用意しておいたから・・・・メモしてくれる?いい?」
「はい・・・ありがとうございます・・・・その件は・・月曜日・・はい」 (月曜で・・・いいから~)
「早く・・あなたに・・・・会いたい[黒ハート]・・・・今度は・・・・木曜日までいるでしょ・・・・」
「はい・・・俺も・・はい・・・もちろん」 (ねえ・・・本当に・・勘弁してください)
「じゃあ・・・」
「はい・・・失礼します・・・月曜日に・・はい・・生活指導室に出頭します」 (月曜日・・・部室で・・・)

電話を切る・・・ミサは聞き耳を立てていました・・・・

「ふうん・・・うまく・・誤魔化したぁ~・・・・・」
「そ・・そうかな?」
「うん・・・あれじゃ・・・解らないもの・・・・」
「それを聞いて・・安心・・・・・」
「今度の木曜日・・・T市に迎えに行くから・・・買い物付き合ってね。」
「うん・・・朝・・電車乗る前に電話するから・・・・」

「僕たちは社会関係奉仕部」第59話 へ・・・続く・・・・






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「僕たちは社会関係奉仕部」第59話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・7

「ねえ・・・優子・・・ちょっといいかな?」
「うん・・いいけど・・・・・」
「ミサ・・・後片付け頼んでいいかな?」
「ええ・・・やっておきます・・・・」
「ちょっと・・散歩しない?」
「うん・・・」

僕は・・・覚悟を決めた。すべて・・・優柔不断な僕が悪い・・・・
ミサを優子の前で呼び捨てにするのも初めてだし・・・・優子も何か感じ取っているようだ。
僕は・・優子に隠し事はしたくなかった・・・・隠しておくのも優しさなら・・・・・全てを打ち明け・・・・優子の心を開放するのも優しさである・・・・・
ミサはお願いだから・・やめて・・・という目で見ているが・・・・・僕は告げねばならないときが来たと感じた。
心に隠し事がある以上・・・・僕には神に仕える資格はない・・・・

「ねえ・・・優子・・・俺・・東京での居場所決まったから・・・・」
「そう・・・兄さんのところじゃないわね・・・」
「うん。・・・楊ママ・・・ああ・・横浜のママからも・・うちから通えと言われたけど・・・ちょっと遠いし・・・兄さんのところだと迷惑もかけるしね・・・・」
「そう・・ね・・・・お父様のところでもなさそうだし・・・・」
「うん・・・・公園のほうが・・ましだしね・・・」
「じゃあ・・・昔みたいに・・・・スナックとかのママのところ?」
「いや・・・違う」
「仲間のところ・・でもないし・・・じゃあ・・・どこなの?」
「うん・・・佐山先生のお宅・・・・」
「そう・・・どこなの・・そこ・・・」
「学校まで・・・30分くらいかな・・・・兄さんところより近いし・・・お風呂も毎日入れるし・・・」
「そう・・・・」
「うん・・・優子さえ・・・許してくれれば・・・だけど・・・・木曜日にはここに帰ってくる・・・」
「なんだ・・・それ・・・先に言ってよ・・・」
「はあ?」
「あのね・・・あなたから・・・もう・・戻らないって・・・・言われるかと・・・・赤ちゃん欲しいって言ったから・・・」
「いや・・・俺も・・・早く欲しい・・・優子似の女の子・・・・そして・・・嫁さんにはやらない」
「男の子は?」
「そうだな・・・・社会の迷惑だな・・・俺似だったら・・・・優子の心臓・・持たない・・・・心配しすぎで・・・」
「ひ・・ひどい・・・あなた・・そんな・・・・」
「うん・・・でも・・・・ちゃんと結婚できるまで・・・・最短で・・・2年・・・最長で4年・・・かかるけど・・・・」
「えっ?」
「だって・・・俺の年齢がそうだし・・・でも・・・・子供できたら・・・俺がんばるよ・・・・」
「えっ・・・」
「うん・・・多分・・・俺・・性格変わんないだろうけど・・・・俺・・・自分が幸せになる自信はある・・・・ねえ・・・これ・・・プロポーズになる?」
「は・・はい」
「その時が来たら・・・俺と正式に結婚してください。」
「はい。」
「だから・・・心配しないで・・・必ず帰ってくる・・・週末には・・・それに・・・美希先生も・・・君のこと承知している・・だから・・・・心配しないで・・・・あの蛇以下の・・・・景山も完全に退治しなきゃいけないし・・・・学校のためにも・・・仲間のためにも・・・・そして・・・・自分のためにも・・・・」
「うん・・・」
「挨拶したいらしいのだけど・・・優子嫌だったら・・断る・・・・」
「ううん・・・あなたがお世話になるんだから・・・・こちらがご挨拶しないと・・・あたし・・・妻だもん」
「うん・・・それから・・・・ミサなんだけど・・・・何かあるの?前・・結婚するとかしないとか・・・・言ってたのに・・・・俺とデートって・・おかしくない?」
「うん・・・ミサ・・・あなたの子供欲しいって・・・・」
「それ・・・・まずいよ・・絶対・・・」
「うん・・・でもね・・・ミサ・・・それで・・・結婚から逃れられるかもしれない・・・・」
「えっ?・・・・」

ミサは病院勤めの際・・・・景山並みの卑劣な男に見初められたらしい・・・・ミサの父親は小さな会社を経営しているのだが・・・・その男の関連する・・・金融会社から・・・借金をしているらしい・・・その借金の担保がミサなのだ・・・・
ミサは・・両親を守るため・・・連帯保証人になっている・・・・

「でもねえ・・・その額・・・・1000万円の借り入れだったんだけど・・・・もう返しているの・・ミサ・・・・」
「でも・・・また・・・親が借りちゃって・・・・」
「いくら?」
「よく・・わからない・・・・」
「それって・・・・ヤクザ系?」
「男は・・・・・国会議員のバカ息子・・・・なんだけど・・・・」
「じゃあ・・・なんとかなるかもしんない・・・・ミサに内緒で・・・動いてみる・・・・」
「大丈夫なの?」
「当たり前でしょ・・・目には目・・・・歯には歯・・・・・・・ヤクザにはヤクザ・・・・・国会議員には対立候補・・・バカ親には・・・俺ら・・・優子の大事な仲間だもん・・・・俺と仲間たちで・・・守ってみせる!」
「ありがとう・・・だから・・・こんな・・浮気もんでも・・・惚れちゃったのかな・・・・あたしも仲間たちも・・・」
「まあ・・・じっくり作戦練るし・・・準備もいるし・・・・まあ・・・失敗は許されないから・・・まあ・・・そうなれば・・・こっちの命もないからね・・・・・まあ・・・・俺の悪知恵の・・・・見せ所・・・・」

優子と僕は・・・神殿の前で誓いました・・・・僕と優子は誓いのキスを交わし・・・手をつないで・・・家に戻り・・・・

「ねえ・・・お風呂入らなきゃ・・・・ねえ・・・ミサも一緒に入らない・・・」
「ええ・・・」
「じゃあ・・・あなたも一緒・・・・いいでしょ・・ミサ・・・二人で・・・化けの皮・・・剥いてみましょう・・・ね」
「はい!」
「ええっ~」

鎮守の森に僕の悲鳴にならない声は響き渡ったのでしょうか・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第60話へ・・・続く・・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第60話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

オオカミたちの謝肉祭・・・8

ちゅん・ちゅん・ちゅん・・・・

僕は・・・神泉を浴び・・・境内の掃除をしながら・・・・考え込んでいた・・・・・・・

「神主・・・おはようさん!」 背後から・・・・声を掛けてくるのは・・・・関戸のおばちゃん・・
「あっ・・・お早うございます。」
「うん・・・なんか・・やつれているような・・・気がするんじゃが・・・・気のせいかな?」

そりゃ・・・やつれて見えるのも・・・無理はないはず・・・・魔女だったはずの・・・女吸血鬼に3度ずつ・・・計6回も
血液・・じゃなかった・・・精気を吸い取られている・・・・・やつれてみえない・・・訳がない・・・・・

「そうですか?気のせいでしょ・・・・たぶん・・・・」
「まあ・・・若いんだから・・・一晩くらい・・寝ずにがんばっても・・・・早く・・・赤ん坊の顔・・・見せておくれ!」
「はあ・・・また・・・その話ですか?」
「そうじゃ・・・優子ちゃんは・・わしの・・孫みたいなものじゃ・・・それから・・・これ・・・・」

そこに優子&ミサ・・・・という・・女吸血鬼が・・・つやつやした顔色でやってくる・・・・・

「あなたぁ~」
「ああ・・・優子それに・・・ミサ・・・・・丁度・・良かった・・今・・関戸のおばちゃんから・・・頂き物をして・・・」
「いつも・・すいません。・・・お茶でも・・・・」
「そうか・・・じゃあ・・・お茶一杯いただいて・・帰るか・・・」
「ええ・・・こちらへ・・・」

優子が・・関戸のおばちゃんを案内してゆく・・・・

「ミサ・・・・どうしたの?」
「あの・・・佐伯さんから・・・電話・・・」
「そう・・・・じゃあ・・・・・出なきゃならないな・・・・」

僕はミサに箒を渡し・・・・社務所へ駈けていった

「もしもし・・・佐伯・・・・どうだった?」
「ああ・・・準備完了・・・・だ」
「そうか・・・・写真部・・・よくやったな・・じゃあ・・・ゴーだ。」
「了解・・・それから・・・神田の古書店のおやじ・・・・」
「ああ・・・どうした」
「しょぴかれた・・・・バレたらしい・・・」
「そうか・・で・・仲間は?」
「全員無事だけど・・・・佐々木が・・・・」
「佐々木が・・どうした?」
「淋病だったらしい・・・・注射・・・あそこに・・打たれて・・・ヒィヒィ・・」
「でも・・梅ちゃんじゃなくて・・良かったじゃんか・・あいつ・・・・」
「そうだけど・・・・」
「じゃあ・・・・頼んだぞ・・・・明日帰るから・・・お前らにも話があるし・・・」
「ああ・・・じゃあ・・・明日!」
「ああ・・・・明日!」

僕が電話を切るのを待ちかねていたように・・・・ミサが社務所へ入ってきた・・・・
まあ・・・ここは・・・僕の・・と言うより・・・ミサのためにある・・・・
まだ・・・関戸のおばちゃんは・・優子を独占しているらしい・・・・

「ミサ・・・お腹すいた~ぁ・・・・何せ・・重労働のあと・・すぐ労働で・・・お腹ぺこぺこなんだけど・・・・」
「重労働ねえ・・・・・そうかしら?」
「ご飯たべさせてくれないと・・・・デザート食べるぞ・・・・」
「ここに・・なにも・・ないけど・・・」

僕はいきなり・・ミサを抱きしめ・・・・・

「あるじゃん・・・ミサ・・っていう・・極上のデザート・・・・・」
「ばかぁ・・・・今は・・だめ・・・」
「じゃあ・・・ごはん食べさせてくれないと・・・・拾い喰いするぞぉ~」
「す・・すぐ・・用意しますから・・・・・」

鎮守の森に・・・・車のエンジン音と・・・・・バタン・バタンとドアの閉まる音が響き・・・・甲高い・・・笑い声が響いてくる・・・・この森に住む残りの魔女3名のご帰還・・・・・
そうだ・・・・あの10万円の使い道・・・・決めなきゃ・・・・・朝ごはんのあと・・・・決めてもらおう!
部屋に戻り・・・・作業服に着替える・・・・・でも・・・・僕の作業服・・・・赤・・・・なんだよな・・・・・
これじゃ・・・・どこにも・・隠れられない・・・・・・せめて・・・保護色にしてくれれば・・良かったのに・・・・

「あなた~早く来ないと・・・・朝ごはんなくなっても知らないからからぁ~」

「ああ・・・今行くからぁ~・・・俺の分たべちゃだめぇ~」

「僕たちは社会関係奉仕部」第61話へ・・・続く・・・






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