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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 まえがき [男達だけの・・・台湾旅行記]

まえがきに代えて・・・

今度の旅行は「た・・台湾?韓国とかタイのほうが良かったんじゃないの・・・」と言うオストドの絶叫から始まる。
何でも・・・とあるボランティア精神が豊富な方が・・・「台湾にしよう!」と言ったか言わないかどうか・・・
「良かったじゃん〇〇ちゃん~楽しみだねぇ~」(〇〇とは・・私の名前)とM氏が答える。
私より年齢は上だから・・・Mさんと呼んでいる人。
「どこがいいんすか・・あそこの・・・」 と喚くオストド。
「決まってるジャン!・・アレだよ・・・アレ・・・」 と別のS氏が言う。
「はあ・・・今どうなんでしょ・・・検索してもなかなか・・引っかからないから・・・皆さん気をつけてくださいね。何でも・・男も捕まるらしいですから・・・」
「ほほう~まさか・・・引退したと言うんじゃ・・・」
「引退したい気分っす・・・何も・・あちらへ行かなくても・・・その辺で転がってるじゃないですか・・・マグロ・・・そっちのほうが安いっすよ・・・冷凍ものだけど・・・」
「バカ!マグロの話じゃなくて・・・」
「マグロでしょ・・ただ・・泳いでいないだけで・・道を歩いていれば・・声がかかる・・・まあ・・どっちもマグロに違いないでしょ?先輩方・・・」

どうやら・・とんでもない人たちとオストドは外遊に行かねばならないようである。

「ねえ・・〇〇ちゃん・・よろしく頼むよ!プロだったろ・・・一応・・・」
「はあ・・ツアコンも行くんでしょ・・・それにガイドもいますし・・そっちに頼んだほうがいいですよ・・・」
「じゃあ・・・〇〇ちゃんは行かないの?」
「あのぉ~大先輩・・ご自身のご年齢考えられたことありますぅ~?」
「俺・・・生涯現役だもの・・」
「あっ!そうですか・・・」

とんでもない先輩方に引き連れられての旅。中には・・・おん歳・・60才を過ぎて・・初海外の方もいる。
その方のお世話は・・オストドの出番・・・ご自宅までお迎えにいき・・・ご自宅まで恙無く送るのが私・・オストドに課せられた使命・・・・

「で・・・今回は新幹線に乗りに行く旅でしたよね?」
「バカ!それは表向きだ・・・裏は・・・」
「聞かなくても結構です・・・」

中には・・・超特級ホテルに滞在するのだが・・・「シングルルーム」を希望する方もいると言う・・・
どうする気なんだろうか?ホテルへの連れ込みは・・・無理だって・・教えておいたのに・・・・
どうも・・・出発前から・・キナ臭い話になってきた。
多分・・・オストドたちが入国してから・・・全員揃って帰国できる確立は・・・100%とは言えないだろう。

で・・・今回「台湾がいい!」と喚いた方は欠席らしい・・・それから家庭内ビザの下りなかった人も・・・
オストドの場合はと言うと・・・諦められているのか信じられているのか・・・どっちか解らないけど・・・
即日交付それも・・・異例の速さ・・・ものの30秒もかからなかったけど・・・

「お小遣いはお幾ら万円?」

「お~い・・オストドくん・・3番にMさんから電話ぁ~」
「はぁ~い」

これは・・やばそうな電話だ・・直感で感じたオストド。
自分の執務室に篭り・・・電話に出る。

「Mさん?何のお話で・・・」
「またまた・・惚けちゃって・・・アノ話だよ・・」

やっぱり執務室で受けたのが幸い・・ただ・・居候が2名いるけど・・・

「はあ・・・生マグロか冷凍の輸入物マグロの話・・・」
「そうなんだけど・・・」

やれ・・・荷物はどうのこうのとか・・・他愛もない話が続くのでちょこっとカットして・・・・

「で・・・相場なんだけどね・・・」
「はあ・・・ウワサですよ・・・ウワサ・・・生でちょっとなら・・・25位・・・フルコースなら45位だそうで・・・」
「えっ~俺の仕入れた情報では・・・フルコースで60位だってよ・・・」
「因みに・・・冷凍モノでよければ・・・8でお釣りきますけど・・・」
「でも・・・折角だしよぉ~」
「じゃあ・・・漁でもしましょうか?それなら・・上手くいけば・・・20~30でフルコースいけると思いますけど・・・」
「漁ねえ~タイムズマネーって言うじゃない・・・」
「はあ・・・で・・・Mさん・・・・幾ら持っていくつもりで・・・」
「それなんだよ・・・みんなに聞いたら・・・300位が多いんだけど・・・」
「で・・Mさんは?」
「300は持っていかないとねえ~かあちゃんとかにも土産買わないと・・・」
「僕・・・無理ですね・・・いいとこ200位ですね・・・引越しもあるし・・・」
「じゃあ・・〇〇ちゃんは・・・陸釣?」
「いや・・・密漁で捕まりたくないっすから・・・大人しく・・・」
「出来るわけないじゃない・・・一緒の部屋・・・バズーガーだよ・・・バズーガー」
「あちゃ・・・じゃあ・・・マグロじゃなくていいすね・・・バズーガーに一網打尽に延縄でも打たせましょうか?」
「いいねえ・・・で・・・携帯なんだけど・・・」

出発まで・・・あと・・・ちょっと・・・一体どんな旅になるのだろうか?


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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第一日目 ① [男達だけの・・・台湾旅行記]

小雨降る・・出発の朝。

あれだけ・・・大騒ぎをして・・・後ろ髪を思い切り引っ張られていたはずなのに・・・気分はルンルン[るんるん]
オストドは病気である。「飛行機乗りたい症候群」とでも言うべきであろう。
特に・・・今回はANA(実際に運行しているのはANK)なので、エコノミーの格安航空券でもビジネスクラスのラウンジが使える。おまけに・・ちょこっとだけど・・マイルも貯まる。

前夜・・・「しょうがないから・・・行ってくるか?」と言いながらも、「心は既にここにあらず」と言う気分。
メストド1号である妻は・・・ブーブー文句を言いながら、オストドの旅の支度を夜遅くまでしているのを尻目に、
さっさと睡眠薬を服用してベッドへ潜り込んで眠ってしまった。

11月28日 AM4:00 目覚まし時計と携帯の目覚まし機能がにぎやかなリズムを奏でる。
昨夜はあんまり薬が効いていなかったみたいだ。ほとんど浅い眠りに近い。
それだけ・・・気分が高揚していたのだろう。特に・・前回のメストド軍団の遠征を指を咥えて見ていたわけなので、なおのこと・・病気は進行していたのだ。
ストーブに火を点け、お茶を飲み、タバコを吸う。新聞を拡げ・・TVを横目で追う。

AM5:00 メストド1号を起こす。本来なら彼女はあと1時間半も寝ていられるはずなのだ。
「こっそり出て行くからいいよ!」と言ったのだが、「起こして!」と言うので起こしたのだ。
ポロのキャリーを引き摺りながら・・肩にダンヒルのレポーターバックを掛ける。

「何の因果なんだか・・・」 恨めしそうに見上げる空からは小雨が降り注ぐ。
最近・購入した新しい相棒のエンジンキーを廻す。駐車場を出ながら・・・忘れ物に気が付く。

「あっ!リーディンググラス忘れた!」

毎日の様にPCを睨んでいるせいだろうか?老眼と言うのもいるけど・・・メガネがなけりゃ手元の新聞も読めない。
メストド1号に途中まで持ってきてもらい・・・再び車を成田空港へ向けて走らせる。
だが、途中で一人拾うことになっている。待ち合わせ時間のAM5:30に、待ち合わせ場所のコンビニに、時間通りたどり着く。G社のK氏を拾い・・・一路、京葉道路篠崎インターを目指すことにする。
K氏がおにぎりとサンドウィッチ、コーヒーを買っておいてくれた。K氏は我々の中で一番・・・気配りのできる人。

途中、幕張のPAに立ち寄り・・・一服と一回目の朝食タイム。何せ・・違反累積が4点だから・・・スピード違反に気をつけて走らなければならないので、気が急くのだが・・・腹が減っては戦は出来ないと言うし・・・
京葉道路から東関東自動車道路に抜け、一路、成田ICに向ける。
空港以外、唯一の固定駐車場であるセントラルパーキング成田に車を乗り入れる。
丁度、同じ時間にもう一台S社のY氏が運転する車が滑り込んでくる。
何でも・・途中迷っての到着らしい。
同じ送迎バスに6名の同行者と他のお客さんを乗せ・・・賑やかに走るバス。旅行の気分でみんな気持ちが高揚している。
電車やリムジンバスで到着した2名。その他、別のパーキングを利用した1台4名もほどなく合流。
集合時間になっても・・・S社のS氏とK社のK氏はまだ来ない。
しょうがないので・・・オストドがK氏の携帯に電話を掛ける。

「もしもし・・・お早うございます。今どちらですか?」
「今?今ねえ・・・高速走っているところ・・2タミに寄ってから・・そっちに行くからさ」
その旨をJTBのT氏に伝える。本来なら営業所の所長様なわけだから・・・ツアコンとしての同行はしないのだが、幹事が・・ボソッと・・・「来なきゃ二度と使わないからね!」と言った一言で来る羽目になったらしい。ご愁傷様!。

「ねえ・・・先に入っていていいでしょ・・・」 誰かの一言。別にK氏とS氏を待つ義務はない。

オストドはさっさとボーディングパスを受け取り・・・ANAのカウンターへ行く。Kカウンター集合だったため・・Aカウンターに行く体力は勿体無い。でも・・・しっかり預け入れの荷物には、ファーストクラスのタッグが付けられる。M社のM氏とさっさとラウンジへ行く段取り。手荷物検査場が混んでいたので専用検査場へ廻り込む。何故か・・・G社のK氏とO社のO氏も後ろを付いてくる。
暇だったのか?それとも好意なのかよく解らないけど、優先検査場を4名で通過させてくれた。ありがとう!
だが・・・このままでは4名でのラウンジ利用は無理。免税店でタバコを仕入れるM社のM氏。一緒に早足で歩く。
そして・・クイッ!と右に曲がり・・・猛然とダッシュ。利用料払ってもいいから・・・せめて4名くらいラウンジ利用させて欲しいよ・・ANAさん。
ラウンジへ入り・・・飲み物片手にスモーキングルームに駆け込むM氏とオストド。
弾む話は小指の話題しかない。隠語を操りながら・・・話さなければならない。更に両替を成田でするか台北でするか悩む二人。特にM氏はUSドルのチェックを両替したいらしい。
ラウンジ嬢を巻き込み相談。まあ・・・「USからのチェンジなら台北の方が率はいいだろう」と言う結論に達した。
M氏とラウンジでかき揚げそばを食す(オストド本日2度目のごはん)。
本来なら・・出発時間までラウンジで過ごしたいところだが、M氏が古本屋で購入してきたガイドブックは古すぎるので
ラウンジからのエスカレーターを降りたところにある本屋で地球の歩き方を購入。1680円。支払いはEdy。

「なあ・・・〇〇ちゃん。お口クチュクチュ買わなきゃ!」
「なんでですか?」
「だって・・・決まってるジャン!エチケットだよ・・エチケット。」

そうか!と思い・・二人で1本ずつ・・・お口クチュクチュをそれぞれ購入。1本200円のミニボトル。
51番ゲートんの前の売店で・・・チョコレートでポテトチップをコーティングしたものを発見。M氏に無理やり購入させる。
全員集合したので・・・機内に入る。しかし・・並ぶのは苦手だったのでエコノミーの搭乗案内を待ってさっさとビジ用のゲートからSFCカードを見せ中に入る。オストドのシートは41のF席。まあ・・通路側だからヨシ!とする。
機内でのオストドの仕事は、みんなしっかり抱いているバックをもぎ取ること。
そうでないと・・・そのバックをもぎ取ろうとするCAのお尻を触る輩が出るかもしれない。
みんなのカバンを奪い取りそれぞれの頭上に放り込む。
オストドの隣の席はS社のS氏。カードラウンジで飲んできたS氏は機内に入るとすぐ・・トイレに立つ。
そこへ・・・CAが「S様いらっしゃいますか?」とパスポートとチケットをヒラヒラさせながらやってきた。
どうやら・・・機内の途中で落としてきたらしい。
多分・・・オストドにネタの提供をしてくれたのだろう。
ちょっと・・いや大分ハイになっている男達を乗せて・・・NH1081便はそのドアを閉じ、9時20分プッシュバック。
9時25分にタキシングを開始。ランウェイ34Rから・・・男達の想いを乗せ台北に向けて笑いの渦に包まれながら、
オストドの大丈夫かな?この人たち・・・との不安の雲を突き抜けるようにそのコントラストの美しい機体B767-300を成田の空へ浮かべたのは、9時40分だった。

「オストド様いつもご搭乗ありがとうございます」

日本時間10時15分。確かにオストドたちは雲の上。高度36000ft 丁度浜松の上空を過ぎたあたりだ。
JA611A NH1081便はまだ・・・ちゃんと空を飛んでいる。紀伊半島を横切り、四国の沖・沖縄沖を抜けて台北へ向かうらしい。
ドリンクのサーブを受け、機内食。オストドは、ハンバーグを選択する。

「ちっちゃい!」オストドは忘れていた。いや・・・記憶の片隅から消したかったのかもしれない。
エコノミークラスの機内食は・・・であることを忘れたかったのだ。
ハンバーグを平らげ、ソバを喰い・・・デザートのプリンを2個食べ・・本日3回目の食事を完了する。
CAを目指すメストド2号のために・・・現役CAからなにか励ましの文章をいただきたいと申し出るオストドに・・・CAさんは優しい。L1から始まり・・・全員のメッセージを頂く。多分・・・他の航空会社では署名入りは頂けないかもしれない。
飛行機の形をしたビニール製の空気を入れる・・・子供用のおもちゃに日付、機体番号、便名そして・・・みなさんの暖かいメッセージ。そのメッセージを頂けたクルーのみなさんの「ハッピーフライト」を祈らずにはいられない。
徐々に高度を下げるNH1081便は12時29分(JPT13時29分)無事に台北・桃園空港に着陸。
第二ターミナルC9スポットへその機体は滑らかに滑り込む。

「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第一日目 ②へ・・・続く・・・



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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第一日目 ② [男達だけの・・・台湾旅行記]

台北・桃園空港の魔物たち・・

どうやら・・・台北はオストドには鬼門なのかもしれない。
C9番ゲートに到着したNH1081便を降機するオストドに嫌な予感が走る。
入国審査を受ける途中・・・免税品店の前で一度・・群れを成す男達。
T/C (ツアコン)も男性なら、お客もすべて男性。家族連れや女性たちから見れば・・・「はは~ん!」と言いたくなるほどの群れ。70歳近い人から30歳前半までの群れ。社員旅行のようであって・・・社員旅行には見えない異様な群れに見えるだろう。
まあ・・・オストドの風貌も昔とは全然違う。それに指紋もすべて・・とある筋から消されている。
そうでなきゃ・・入国と同時に拘束されるかもしれない。
大人しく・・・外人専用レーンに並んでいると・・・お前はあっちに行け!と台湾人のレーンに誘導される。
ヘタをすれば・・・拘束、軽ければ強制退去もありえるかもしれない。
一瞬、ドキッ!としたけど・・・何のことはない。ただ・・そちらのレーンが空いていただけ。
しかも・・・私の前には日本ノパスポートを持った男たちがいる。一人は通過できた。そのとき・・係員が態度を急変させる・・・「お前ら!日本人はあっちにいけ!ここは台湾人用だ!」とほざく。
オストドの前に並んでいた男はだらしが無い。文句一つ言わず・・・大人しくまた・・・外国人用に並ぶ。
しかし・・・オストドは強行突破を試みる。オストドの後ろには大先輩である恵比寿様のようなK氏が並んでいる。
諦めてしまったら、先輩も通過できない。オストドが手招きされた・・日本のパスポートを提示する(一応・・国籍は今、現在日本にしか存在しない)そうすると・・案の定「お前もあっちだ!」と言う。
「ざけんじゃねえぞ・・あの係員が・こっちに行けって言うから並んだんだろう!」オストドも譲らない。
お教えすることは出来ないが・・ある魔法の言葉を吐いた途端・・・大人しく入国の手続きを進める係員。
まあ・・日本もそうだけど・・・官僚社会には官僚社会のルールがある。上の命令は絶対。まあ・・あとは勝手に想像して欲しい。
まあ・・なんとか入国を果たしたオストド。きょとんとして・・・見つめる日本人の群れ。さっきのだらしない男の連れらしい。まあ・・・そんなことどうでも良いこと。イミグレにはどこの国にも魔物は棲んでいるのだ。その魔物を退治で出来るか?出来ないか?のどちらかしかない。
まあ・・最悪は免れたけど・・なんとか入国をした。本来ならシェシェと言うべきとこだろうけど・・パイセパイセと言ってやりたい気分だけど・・・グッ!と堪えるオストド。
まあ・・誰一人、入国審査で撥ねられないで済んだのだから・・これは神様のご加護かJTBの力に違いない。
ターンテーブルよち吐き出される荷物。オストドのキャリーにはプライオリティー&ファーストクラスのタッグ。
もちろん・・・一番に転がってくる。いつもなら、さっさと税関をすり抜けて外へ行くところなんだが、他の同行者の荷物も
ピックアップする。(若手?は辛い。・・・まあ・・気配りと言うか、昔取った杵柄と言う奴)
しかし・・・纏まりが欠ける団体。一人はタバコを吸いにさっさと出てゆく人もいる。T/CのT氏も大変。
オストドがT/Cなら・・・首に縄をつけるのだが・・・・主催旅行ではなく手配旅行だから・・T/Cも気を使わねばならない。
税関をすり抜けて行くと台湾JTBで3名ものお迎え。やっぱり・・T/Cも下っ端と所長様では違うのだろう。
同行のM社のM氏のみ外貨両替の窓口へ行く。USドルをNTドルに代えるためだ。
オストドは別に代える必要はない。後でガイド氏に代えてもらえばよい。強いて言えば、タバコ1本吸わせて欲しいくらい。タバコを吸う・・健康不良児とトイレに行く人が集まり・・・バスへ移動。

1万円=3350NTドル!

半年前までは、1万円が2700NTドルだったらしい。円高万々歳。バスの中でガイドのOさんが用意してくれていた
1万円分入りの封筒2つを2万円で両替する。レートは2・98507・・・面倒なので1NTドル=3円と記憶する。
13時10分(JPT14時10分)赤いJTBのバスで桃園駅へ向かう。今回の旅の目的は一応、台湾新幹線に乗ることである。ものの・・10分ほどで台湾新幹線の桃園駅に着く。ここは・・・地下にホームがある駅。
次に乗る新幹線は14時28分発447列車。日本で言えば・・「こだま」。各駅停車の新幹線。
14時10分の再集合まで各々・・勝手にふらつくことに。荷物はガイドさんとT/Cに任せ・・・駅の外の灰皿の設置されている場所でタバコを吸い、コンビニなどを覗き見る。


桃園空港と台湾新幹線桃園駅位置関係




「なあ・・・腹減らない?」 その誘いに駅構内のモスバーガーへ行くことにした。
エビバーガーとポテト・コーラのLサイズで125NTドル=375円ほど。(本日4回目の食事・・・)
このまま喰い続けていたのでは、また・・・デブになる。そう思っても食欲と思考回路は一致しないのが、オストドのオストドたる由縁なのだろう。


(台湾・桃園の台湾新幹線桃園駅構内で食べた・・エビバーガーのセット)

台湾の新幹線は禁煙だとのことなので、またまた・・・吸い貯めに走る。スモーカーズの面々。
健康に悪いのは十分承知している。因みに・・台湾で売っているタバコには肺がガンに侵されている写真つき・・・
止めれるモノならとっくに止めている。止められないのは意思が弱いせいとも言われるけど、その前に人間じゃなかった「トド」を止めたい気分は言うまでもない。

台湾の新幹線・・・

再集合場所で各々乗車券というか全てが一枚になったキップを受け取る。
オストドたちは1号車。高雄側になる。わざわざ・・・いや脅かされてT/Cとして同行してくださったJTBのT氏と台湾JTBのスルーガイドO氏に引率され、各々荷物を引き摺り・・まるでカルガモのお引越しみたいにホームへ降りるのだ。
ここの改札口は自動改札。日本と同じようなものだが、1点違うところがある。キップの差込は裏面を表に矢印の方向へ入れて出てきたキップを引っこ抜かなければ、改札口は開かない。
この台湾の新幹線本当はヨーロッパのとある国が入札受注していたらしいのだが、日本特有というか政治決着というか
日本が横取りしたものらしい。
それは・・さておき・・・片側1線のホームに降り立ち待っていると右手よりトンネルに潜った新幹線が滑り込んでくる。
「どこかで見た形だな?」と思ったら・・・外観は日本の新幹線そのもの中身も2列・3列。通路の幅は日本より広め。
従って、シートの幅は狭い。唯一の救いはシートピッチがやや広い。
車中でいつの間にか仕入れてきた・・ペットボトルの水。そして何故かスーパードライ。おつまみ類が配られる。
早速、喉が渇いたので缶ビールを飲み干し、おつまみ類を食べ尽くしペットボトルの水を飲んでいると次は終点の左営駅。これも・・・政策だそうだ。高雄まであとちょっとなんだけど新幹線はここまで。
確か昔はこの辺一体は田んぼが広がっていた所だったはず。
16:08(JPT17:08)定刻より2分遅れで駅に滑り込む。
因みに・・この区間の日本式に言う乗車券・特急券・指定席券込みで1260NTドル。
改札口ではキップが回収されないので・・・日本へ密輸することにする。

「では・・・ここからバスに乗ります。ホテルまで30分くらい・・」

ちょ・・ちょっと待ってくれ!タバコの一本くらい吸わせろ!とブーブー言うスモーカーズ。
この願いが聞き入れられ・・まず一服。その後、バスが来るまで・・もう一服したのは言うまでもない。
迎えに来たバスに乗り込む。ホテルはグランドハイライホテル(漢来大飯店)。
特級クラスのホテル。そりゃそうだ・・・ウワサによると一人16万円の旅費。それでも・・・ツインのシングルユースではない。シングル希望なら別に4万円必要らしい。まあ・・・シングルなんか必要がない。
ホテルに着いたのが6時ちょっと前。チェックインしたら6時半にバスにまた乗り込み、海鮮料理を食すことになっている。その後、六合路のナイトマーケット散策にも連れて行ってくれるらしい。
オストドに言わせると・・・放っておいてもらいたいのも半分だけど・・・・
正直・・・美味くない。何のために・・高雄まで来なきゃならないんだぁ~と不満があちらこちらから噴出す。
ナイトマーケットでは、台湾JTBのO氏に引率され歩き回る。
ヘビ料理(台湾ではヘビは保護されているはず)の店もあった。写真は禁止されたけど・・・まさしくヘビがうなぎのように
頭をまな板にピックで留められていて・・・皮を剥ぐところなんざ・・・うなぎ!

その後、マッサージ店(健全なところです・・・念のため)に同室のO社のO氏(バズー〇ー)と途中その店で降ろしてもらう。120分全身マッサージで2000NTドル。オプションで耳垢掃除500NTドルと足の角質取りと爪切り付で700NTドルを選択する。
あまり若くないけど、スタイルのいい女性に120分マッサージを受ける。ついでに温シップ付き。
温シップとは蒸したタオルを大量に使い・・・身体の芯にこびりつくコリを根こそぎ取ろうとするもの。
耳垢取りはおばちゃんの出番。ドクターみたいな反射鏡を使い、丁寧に掃除してくれる。足の角質取りは男性スタッフ。
たらいに汲んだお湯に横たわった状態で足を強制的に浸けられ・・・ある程度、皮が柔らかくなったところを綺麗にしてくれる。
同行のO氏曰く・・・「女性がエステに填る理由解りますね!」 そりゃそうだ・・・二人並んで施術を受けている。
前立腺のマッサージでは、時々指先が当たる。思わず・・・ニニンガシニサンガロクと唱えないと大変なことになる。
健全なんだけど・・ちょっと密着度のあるマッサージを受けマッサージ店の車でホテルへ送ってもらう。
こんなに気持ちが良くて・・・9600円なら安い!お店の名前は「現代人」と言うお店。
一旦、ホテルへ戻ったのが11時ちょっと前。その後・・・誰がどこへ行ったとか書くわけにはいかない。
何せ・・記憶がぶっ飛んでいるので、ご容赦いただきたい。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「高雄観光へ続く・・・」


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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「高雄観光」 [男達だけの・・・台湾旅行記]

なんのために高雄に来たのか?

前夜の夕食。海鮮とは名ばかりの食事。
「一体何のために・・・高雄くんだりまで来たんだ!」 と言う声もちらほら聞こえる。
まあ・・・オストド的にはホテル近くの「現代人・・・」と言う健全なマッサージだけでも「ここまで来て良かった」と思うし、
六合二路夜市もエネルギッシュな面を感じさせてくれる。
また・・・ツアーご一行の中にはすっきりさっぱりした顔もちらほら見える。多分・・別の意味でオストドも同じ様に見えるのだろう。
昨夜・・・多分4時間か5時間しか寝ていない。オストドが潔白であるかどうかは、さておき・・・
朝7時のモーニングコールに叩き起こされる。
同室のO社O氏と慌てて食事に43階のレストランに上がってゆく。ご一行の姿がちらほら見える中、「朝っぱらから中華なんぞ喰えるか!」とばかりに・・・いつもの旅行で食べるような洋食中心メニューを食す。
その後、8時50分に集合だったのでロビーに降り、チェックアウトするも同行者の姿が無い。
「しめた!置いていってくれたか?」と一瞬思ったのだが・・・出発は9時故・・置いていかれてもオストドに非はない。
でも・・・JTBのT/CであるT氏に拉致される・・・放っておいてくれれば・・勝手に台北に移動して帰国時に空港へ行けば良かったのに・・・
多分・・オストドだけなら置いていってくれたと思うのだが、もう一人のO社の社長を置いていくわけがない。
二人で逃亡を試みるも無駄な抵抗。
バスは一路・・。高雄にある忠烈祠へ行く。台北にあるのが有名だが、ここには旧日本軍の駐留拠点のひとつ。
寿山にあった高雄神社が高雄忠烈祠となったのだ。
どこへ行っても物売りが多い。日本人はカモに見えるのだろうか?まあ・・日本人たちがここ台湾でしてきた数々の悪行三昧を詫びる(まあ・・・人のことはあまり言えた義理ではないけど)意味で唐辛子のレプリカの沢山ついたストラップを9個で1000円で購入。普通は8個らしい。M社のM氏は12個1000円だったらしいけど・・どうでもいい話。

次に蓮の花で有名な淡水湖蓮池譚へバスは走る。ここで観光すべきは竜虎塔。竜の口から入り虎の口から出れば、今までの罪が清められると言うそうだが・・・そんなことはあるまい。逆の場合は恐ろしいことになるらしいが、ちゃんと進むべき道が示されている。竜の口を入ったところで賽銭箱が置いてある。大体5NTドル~10NTドルを入れると、絵葉書を一枚くれる。まあ・・・入場券みたいなものよりず~っといいけど。

虎の口を出て、曲がりくねった橋を戻る。魔よけのためにわざと曲げてある。魔物は直進しか出来ない。道の反対側正面にあるお手に入る。日本のお寺よりこっちの極彩色豊かなお寺の方がオストドの好み。
ここでも・・ちゃんとお賽銭を入れる。オストドは信心深いわけではないけど・・・信じる者は救われたい気分なのだ。
バスの駐車場に戻る途中、可愛い女の子の働いているアイスクリームスタンドでマンゴーアイス(シングル)を1個食すことにした。ガイドの台湾JTBのO氏に言わせれば、「ここのアイスは食べても大丈夫!」30NTドル。
その後、はお決まりの免税品店へ行く。オストドはメストド2号にサンゴのピアスを買うつもりだったのだが、ここの店員の質はよくない。ちょっとキレ気味。多分・・・寝不足が祟っている。
まあ・・何も買わないわけには行かない。カラスミの試食をさせてもらったし、蓮の実の砂糖漬まで食べている。
結局、蓮の実の砂糖漬を1箱180NTドルを5箱買う。1箱のオマケ付き。

やっと・・昼食の時間。今日の昼食は高雄で一番だと言う広東料理店へ行く。
まあ・・好き好きはあるけれど・・まあまあ食べれる。「空腹は最大の調味料」。今夜の夕食は自由食であったはずなのだが、フカヒレと鮑を食べさせてくれるらしい・・・こんな変更なら「大歓迎!」でも・・・中華は飽きた気が・・・・
食後、お迎えのバスに乗り込み高雄市郊外の左営駅へ戻る。
ここから、また台湾新幹線で台北へ行く事になっている。出来れば飛行機のほうがいいのだが、新幹線の開通で飛行機が極端に少ないらしい。まあ・・・遠島航空なんか乗りたくもないけど・・・今でも飛んでいるのかな?

左営の駅構内には喫煙所はない。コンコースの外にあったので・・そこで・・タバコの吸い貯め。
まあ・・・ニコチン供給しなくちゃ・・・スモーカーズは動けなくなる。
左営発台北行き144列車・・・・うん?値段が安いなんで?往路は途中の桃園からで1260NTドルだった。
今度のキップは1200NTドル。自由席ではない指定席。おかしい・・・何でだろう?としげしげ見比べると
復路のチケットは多分・・・往復割引が利いているのか、それとも・・・・謎!違いは「双色優恵」の文字。
あと違うのは・・・往路は8名で発行されている。復路は13名・・・数があわない。
まあ・・・列車に乗ってしまえば台北に着くわけだし・・・オストドが損をするわけではない。
何せ・・今回の旅行の会費は会社全額負担だもの・・・・[わーい(嬉しい顔)]

まあ・・・マッサージは気持ち良かったから「カオシュンはあり!」と考えることにして・・・台北に行く車中の人となる。
左営発15:30(JPT16:30)発の列車は静かに動き出してゆく・・・・


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「寒いぞ!台北!」に続く・・・・

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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「寒いぞ!台北!」 [男達だけの・・・台湾旅行記]

はあ?15℃しかないの・・・

台北の駅に降り立った男達を待ち受けていたのは・・・15℃しかない気温とちょっと吹き付ける風。
「誰だぁ~夏服でいいと言った奴は・・・」 と言いたいところ。
我々のボスであるS社の社長であるS氏がセカンドバックを新幹線の車中に忘れてきたので、台湾JTBのO氏が慌てて列車のホームに降りてゆく。ここ台北の駅も地下にあるのだ。
それに・・・以前のボスであったK社社長のエビス様ことK氏がトイレに行っているので、下っ端であるオストドとスモーカーズはバスに乗り込むのを止め・・・車外で一服タイム。
「寒いよなぁ~」と言いながらもしっかりニコチン補給に勤しむ・・スモーカーズの面々。
「夕食前に・・シャツ着替えようか?」 オストドは半そでのポロシャツに夏物のジャケットしか羽織っていない。
長袖のシャツを着なければ・・・多分・・・カゼをひくかもしれない。
虚弱体質(見た目は健康優良児・・但し、頭部は別)ゆえに、カゼをひくと大変なことになる。

「いない人は手を挙げて・・・」

やっとバスはホテルへ向かうことになる。その前に人数確認をしなければならない。
大型バスに点々と座る・・・男達。従って数えるT/CのT氏も大変だ。
「ねえ・・・Tさん。簡単だよ・・・いない人手を挙げてでいいじゃない。」「そ・・そんなわけには・・・」
「それよりさ・・今晩、フカヒレのフルコースだよね?」「よ・・予算的にちょっと無理かと・・・」
そんなことを言っている間にバスは出発。まあ・・・タクシーでホテルに行ってもたいした金額ではない。
急遽・・ルームチェンジが行われ・・・オストドの同室者はS社のS君となる。
S君と言っても向こうは立派な社長だから・・・S氏と呼ばなければならないけど、オストドより年下。
二人共・・・色気だけのモミジ会のカメラ同好会に属する。
「ねえ・オストドさん。ヴィトン買いたいんですけど・・・」「奥さんにかい?それとも・・コレ!」
小指を立てるオストドに対し・・・「そんなのいるわけないじゃないですか!」とムキになるS君・・怪しいぞぉ!
今夜の宿は中山北路(チュウサンペイルー)と林森北路(リンシンペイルー)に挟まれたところに位置する。
台北のDFSの上にあるホテルと言ったほうが解りやすいだろうか?晶華大飯店・グランドフォルモサリージェントである。

ちょっと豪華?な夕食とウッフフ[揺れるハート]???

一旦、自室(2泊)に荷物を自ら運び入れ、着替える。ポーターもいるのだけど時間がない。
着替え終え、ブルガリ(SQのファーストクラスのアメニティーでもらったもの)をたっぷりと振りかける。
「オストドさん・・もしかして・・今晩お出かけですか?」
「当たり前じゃん・・・マッサージに行くんだよ・・・もちろんキミも行くでしょ?」
「ど・・どうしようかな?」
「何か変な誤解しているようだけど・・・健全なマッサージだからね。期待されても困るけど・・・」
「じゃあ・・・ご一緒しましょうか・・・」
カメラを片手に部屋を出る二人。集合場所には何人か揃っている。
「ねえ。Oさんまた両替してくれる?」 一万円を3350NTドルに代えてもらう。
「なあ・・・〇〇ちゃん。こっちは大丈夫なんだろうな?」 (どこの誰だか記憶に残っていないことになっている・・・)
「はあ・・手配は済んでいますけど・・・」 汚れ役のツアコンだったオストドにはお手のモノである。
「さあ行きましょうね!歩いて5分ぐらい・・・」 おいおい大丈夫か?この人たち野放しに歩かせて・・と思ったけど、バスは帰ってしまったし、タクシーで行くには近すぎる。
「なあ・・〇〇ちゃん。白いるのかな?」
「はあ・・居ることは居るらしいですけど・・特別なシンジケート通さなきゃならないんで・・・高いっすよ」
「高いって・・・どのくらい?」
「そうですね・・・60は覚悟してもらわないと・・・」
路を歩きながら・・こんな話ばっかりしている。
T氏には耳を塞いでもらっている。所謂「自己責任」にしてもらっている。
ホテルの近くにあるフカヒレ・アワビ料理の専門店へ誘導される。
原則、禁煙なのがレストラン。しかし・・・スモーカーズの面々は「タバコ吸わせろ!」と喚く。
まあ・・個室なので「特別にOK」とのこと。
サラダから始まり、フカヒレスープ・アワビステーキ・伊勢海老のクリームチーズがけ等を紹興酒と台湾ビールで流し込む。
「二次会行かれる方いますか?」
そら・・来た!カラオケに行って・・そのあと・・・夜の散歩コースってやつ。
とりあえず・・・ヴィトンだのシャネルだのエルメスだのを買って帰らなきゃ・・家に入れてもらえるかどうか怪しい人や愛妻家(恐妻家)の面々は、オストドが引き受けてホテルに戻ることに・・・カラオケ組はその後どうなったんだろう。
一部・・両方にも参加しないで・・・「ちょん」とどこかに消えるご仁もいるけど・・まあ・・自己責任での行動だから文句は言えない。
買い物の下見を兼ねてメストド2号の土産として、血赤サンゴのピアスを4410NTドルで購入。もちろんクレジットカードで払う。
買い物を終え・・・昨夜同室だったO氏とS君ことS氏と三人でマッサージへ行く。
ロビーでは台湾JTBのO氏が提携マッサージ店ウィンザーの美人マネジャーと共に待っていた。
その美人マネジャーのあまりの綺麗さに、見とれているうちに車に押し込まれホテルから歩いてもいけるお店に連れて行かれる。

「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「嗚呼・・カオシュンよカムバック!」へ続く・・・・


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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第二日目 「嗚呼・・カオシュンよカムバック!」 [男達だけの・・・台湾旅行記]

「嗚呼・・・カオシュンよカムバック!」

予め・・・言っておきたいことがある。別に改まって言うことではないけれど。
台北で車で拉致されて到着したマッサージ店。その名は「ウインザー」。台湾JTBの契約店らしく・・・日本人客でごった返している。別に・・・ここの店のマッサージがどうのとか言うわけではない。日本にある台湾式マッサージに比べたら
技術は格段にいいし、マネージャーも・・・美人だし・・・言うことは無いのだけれど・・・・・
店に入るなり・・・嫌な予感が漂う。今回の同行者はO社のO氏(一番若い)。S社のS氏。共に・・・社員を抱える会社の社長様。一番年齢を喰っていて、ペイペイのオストドの3人で・・・ここに拉致されてきたのだ。
特にO社のO氏とは昨夜・・・高雄のマッサージに嵌り・・・中毒症状。つまりそれだけ・・・気持ちが良かった。
今回は半分嫌がるS氏を強引に連れ出し・・・(拉致したわけではない。腕を離さなかっただけ・・・)やってきたのだ。
今日のコースも120分2000NTドル。ただ嫌な予感がしたので・・・全てのオプションを断る。
三人一緒の部屋に通される「台湾マッサージ中毒」のオストドとO氏。そして・・・可哀想なS氏。
そのときの三人の胸中は・・・・「きっと・・ミニスカのお姉ちゃんに違いない!」が99.9%占めていたはず。
それが・・・現れたのは・・・「げっ!台湾のかしまし娘!」・・・つまり3人の太った妙齢のお姉さま方・・・・
オストド・・・死刑囚の気分になったのは言うまでもない。

つい・・・「ああ!懐かしきカオシュンよ!出来ることなら戻りたい!」と喚く。
「そうですね・・・」 とO氏も不満げ。一番若いのが付いたのに・・・・
「まあ・・リラックスして受けれるからヨシとしましょうか?」 語らずも全てを悟ったのだろうS氏の言葉。
2時間の・・・・拷問じゃなくて・・・マッサージがスタートしてゆく。
まあ・・・O氏とオストドをジャンキー状態から現世に引き戻すべく・・・神様がお遣わしになったのだろう。
O氏とS氏はすっかり・・夢の中。ただ・・・オストドはかしまし娘三人衆と中国語と日本語の相互レッスンとなる。

すっかりお酒と毒気を抜かれた・・・3人はそのあと・・・・林森北路(リンシンペイルー)に消えていったのだ。
だが・・・残念なことに・・・悪いお酒でも飲んだのだろうか?記憶が途切れ途切れになっている。
ただ・・・3人で街を徘徊し・・・ニセモノ屋のおっさんに声を掛けられたり・・・
「見るだけでもOKよ!カワイイコいる!」とポン引きのおばさんに声を掛けられたことだけは・・・記憶の片隅に・・・
一体・・いつの間にか部屋に戻っていたのだから・・・・たぶん・・・???だけど。

「ウフフ[揺れるハート]コースの結末

男の結束は固いのでどこの誰だかは申し上げることが出来ない。オストドかもしれないし、そうでないかもしれない。
本場のマグロを試食した人もいる。中には・・・折角、お餅になったのに・・・ナイトマーケットの案内だけに終わったと言う
ご仁もいるらしい。テポドン1号に舞い戻った(目的地に到着する前に落下してしまった)ご仁もいる。

「いやあ~〇〇ちゃんの言うとおりでさ・・・飲み代にお餅代でしょ・・なんだかんだで45超えちゃったよ・・・」
「だから・・・言ったでしょ!冷凍モノで我慢したらって・・で・・・どうだったんです?」

男は元来スケベな生き物らしい。超堅物の良識ある人だって・・・部屋でAV鑑賞しているくらいだから・・・

「それがさ・・・サン〇のデパガだったんだけどね・・・」
「ふむふむ・・・どこの売り場?」
「婦人服・・・」
「それで・・・どうだったんですか?本場のお味は・・・」
「それが・・・テポドンでさ・・・・」
「あちゃぁ~また・・・ですか?理由は?」
「うん!ちょっと・・・」

女性は地上に降りた天使だと誰かが言っていた。ただ・・・運良く足から降りた人。そして・・顔から着地した人に分けられるのだけど・・・・どうやら・・・後者だったらしい。

「なんで・・・お餅に?」
「うん・・・話盛り上がっちゃってさ・・・もっとカワイイ娘いたけどね・・・・いざ・・お餅になるときに・・・」
「アイ・キャン・アンダースタンド!それで・・・テポドン・・・・はあ・・・・ついてないですね」
「でしょ・・・だから・・モミジ会の旅行なんだけど・・・」
「まさか・・・リベンジ台北と言う気じゃ・・」
「いいじゃん!」
「はあ・・・それより・・・明日はどうします?」
「うん・・・出撃しようかな・・・一緒にどう?」
「え・・・遠慮しときますよ・・・夜市で漁でもしたほうが・・・マシでしょ?」
「そうしようか・・・」
「あれ・・・明日じゃないですよね・・・もう・・今日ですね」

また・・・寝不足で朝を迎えることになるのだ・・・きっと・・・・

ポン引きにはご注意!

台湾に出発する前々日のこと。オストドは・・・大先輩から台北での危険情報を入手していた。

「〇〇ちゃん・・台北ではポンスケには注意しなきゃだめだよ・・・・」
「はあ・・・・まさか・・Tさん。マグロ喰ったんすか?」
「ああ・・・安いのをね・・・」
「それで・・・どんな風になりましたか?」
「それがさ・・・シャワー浴びている間は気をつけていたんだけどね・・・やっている最中にカーテン越しにサイフから金抜かれて・・・・」
「あはは・・・で・・・いくら抜かれたんです?」
「それがさ・・・大2枚。」
「まあ・・・相手にも良心があったんですかね・・・・」
「そうなんだよ・・・こっちも・・・違法だしさ・・」
「勉強料ですね・・・参考にして・・・清く正しく美しくで頑張ります」

一体・・何を「清く正しく美しく」頑張るのか?と突っ込まれても困るけど・・・早速・・ウラコン情報として・・・メンバーに流す。まあ・・・ご高齢の方には用がない?と思われるので・・・流す先はモミジ会の面々。
早速・・・確認電話が鳴り出したのは言うまでもないけど・・・・

そのサイフ・・・ちょっと待ったぁ~

大体・・・日本人が出入りする免税品店やみやげ物店の周辺には、ナイトマーケットで100NTドルで売っているモノと同じモノを・・・・「1個1000円安いよ」と言うへんな行商のおっさんやおばさんがいる。

「あなた・・日本人ね。私・・日本人好き。これ・・ひとつ特別に千円で売ってあげる」
「高いね・・・いらない」
「じゃあ・・・2個1000円ならどう?」
「い・ら・な・い・・・」
「じゃあ・・・5個2000円」
「しつこいなあ~要らないっていっているでしょ・・・」

オストドに売りつけるのを諦めたおっさん・・・次々と出てくる同行者へ同じアプローチをかける。

「ねえ・・・X△さん・・・それ・・・ナイトマーケットで1個100NTドルだよ・・・」
「そう・・・じゃあ・・・いらない。」

ことごとく・・・商売の邪魔をするオストド。そこへM社のM氏がやってくる。

「ねえ・・Mさん。やめといたほうがいいよ・・・パッチモンだしさ・・・まあ・・・ニセモノにもならないけど・・・」
「〇〇ちゃん・・・10個1000NTドルで売ると思う?」
「さあ・・・どうでしょ・・・交渉してみたらどうです?そのときは・・1個なら引き受けますよ・・・300円で・・・」
「10個1000NTドルなら買う!」
「8個1000・・・」
「じゃあ・・・いらない・・・」
「OK!10個1000でいいよ・・・」

10個抱えて帰ってくるMさん。

「〇〇ちゃん・・・やったぜ・・・勝った!」
「じゃあ・・・1個・・・そうだな・・コレ引き取ります。コレなら・・・パッチものにもならないオリジナルだし・・・」
「あ・・あと・・・どうやって・・・持って帰ろうかな?」
「そうですねえ~洋モク1箱多く買って課税に並べばいいんじゃないんですか・・・・」
「隠せないかな?」
「みんなで分散するか・・・ああ・・大丈夫ですよ・・・コレらコピーじゃないわ・・・オリジナルですもん。」


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 台北観光もラクじゃない。・・・に続く




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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 台北観光もラクじゃない。 [男達だけの・・・台湾旅行記]

超・・・寝不足の朝に・・・

何の因果か解らない。・・・今回の参加者はT/CのT氏をいれて15名。
普通なら・・・7・・TW・1Sの計8部屋で済むはず。
ところが・・・同行者のうち1名がツインのシングルユースをご希望されていたので、
我々のボス。であるS氏も・・・「はあ・・しょうがねえな・・会長である俺が・・・シングル代払えばいいんだろう」とシングルになった。因みに・・・3泊のシングルユース代は、4万円だそうだけど・・・・
その・・・ボスである会長に・・・「お前ら冷てぇよな・・・朝メシも誘ってくれなくて・・・・」 と言われてしまう。
まあ「長いものには巻かれろ」と言うくらいだから・・・朝食をご一緒することにしたのだけど・・・
「7時15分な!」 と言われたからには・・・その時間までに身づくろいを済ませねばならない。
結局・・・6時30分に目覚ましをセットしたのだから・・・都合・・3時間ほどしか寝ていない。
オストドとSクンことS氏。
「疲れましたよね・・・」 S氏はことば使いが丁寧で気持ちがいい。
「そうだね・・・・今日・・・観光・・パスしたい気分だけど・・・」
「そう言って・・どこかへ行くんでしょ?」
「いや・・・密漁でも・・・じゃなくて・・・静養だな・・静養・・・したい気分。」
「でも・・・仕方ないじゃないですか。団体行動っすよ・・団体。」
「ほほう・・・じゃあ・・・団体だったら・・・キミも・・あっちにつきあうと・・・ヨシ!帰国したら奥さんに告げ口して・・」
「そ・・そんなぁ~勘弁してくださいよ」
「だよな・・・さてと・・時間だから・・・行きますか・・・」

ロービーの下にあるレストランへ、ボスであるS氏と同室のSクンことS氏。そしてオストドで降りてゆく。

「なあ・・・〇〇ちゃん・・・きょうの昼飯なんだっけ?」
「小籠包ですね・・・一番、美味い店らしいですけど・・・和食って・・・気分ですよね?・・・」
「そうなんだよな・・・」
「まあ・・・あんまり喰いたい代物ではないですね・・・」

オストドは「小籠包」を喰わずキライで食べたことが無かったし・・・・

「なあ・・・俺・・エルメスとか買って帰らないと・・・かあちゃんに怒られるんだけど・・・」
「罪ほろぼしですか?」
「ば・・・馬鹿言っちゃいけねえ~よ。オタクとは違うよ・・・・」
「じゃあ・・・今まで清廉潔白だった?とでもおっしゃりたいのですか・・・」
「そ・・そんなことはねえけどよ・・・今回は・・・」
「今回に限ってですよね?」
「ま・・まあ・・そのなんだ・・・買い物時間が短すぎるよな?」
「ええ・・・一日フリータイムにして欲しいですね。そうしたら・・・台中まで行ってくるのに・・・・・」
「コッチか?」
「さあ・・ご想像にお任せしますけど・・・」
「今日のコースで買い物する時間あるかな?」
「無理でしょう・・・」
「どうにか・・ならねえかな」
「故宮の見学縮めて時間を稼ぐしか・・・・」
「ヨシ!俺が掛け合う・・・」
「そうして・・ください・・・・」

世も末とはこのことを言うのかもしれない。大陸の故宮とは違い値打ちものが大量にある故宮博物館を、駆け足で見て廻るのだ・・・中国4000年の歴史は、ブランドのバックやお土産より置かれている「立場」は小さくなっている。
有給の歴史より・・・お買い物が、現代の日本人の旅行感覚なのだろう。

8時30分。JTBの青いバスに詰め込まれホテルを出発する。行程を一部組み換え、午後廻る予定だった忠烈祠・故宮博物館を先に見に行くことになった。
ほどなく・・台北の忠烈祠に到着。確か昔は・・・陸軍・海軍・空軍と持ち回りで警備していたのだけど、今は3軍合同。
門外に立っているのは陸軍の兵士だった。ピカピカに磨き上げられたライフルと同じくピカピカに光る銃剣を銃口に装着
して・・・不動の姿勢で立っている。
因みに・・・一緒に写真を撮るのは構わない。だが・・ちょっとでも軍服に触れようものなら・・・・
軍靴を踏み鳴らし、銃尻を打ち付ける。・・・無言で「俺に触るな!」と威嚇される。
因みに・・・ここの職員がパフォーマンスでやってみせたが・・同じように音を立てる。
もし・・・触る勇気のある方がいれば・・・やってみるのも一興かもしれないけど・・・その後の保証は出来ない。
9時にパフォーマンスショー(まあ・・・ディズニーのパレードより圧巻はあるが・・・)陸軍の軍服を着た指揮官を先頭に
陸軍2名・海軍2名・空軍2名の7名のパレードみたいな交代式が始まる。(ヤバ!カメラ小僧の血が騒ぎだした)
まるで・・・おっかけのオバちゃん族のように・・・・なるべく前方から撮影をしたけど・・・望遠を持ってこなかったのが、
悔やまれる。

故宮博物館で是非・・・

次に故宮博物館へバスは移動する。ここではガイドのしゃべる声が聞こえないことがあるので、各自周波数のセットされたヘッドホンを装着し、首からレシーバーをぶら下げる。
ここで・・・オストドの見たいものは・・・・翡翠の白菜の彫刻と象牙の細工品。
特に・・・白菜の彫刻品は是非・・・見て欲しい逸品だ。
この作品にはふたつの意味が込められている。白菜を仲良く食べている2匹の虫が彫られているのだ。
ひとつは・・・「皇帝!あなたの周りには二人の私腹を肥やす不届きモノがいます。」
このとき・・この作品をみた皇帝は「なるほど・・・」2名は即刻処分されたらしい。
もうひとつは・・・皇帝の娘が嫁ぐ際のもの
「虫のように・・子宝に恵まれ・・・白菜の白のように純潔である」との話。
ちなみに・・・昔の台湾では「純潔・・つまり処女でなければ・・即刻返品」されたらしい。

「ねえ・・・ガイドさん・・・因みに・・今もその風習あるの?」
「あるわけないでしょう・・・そんなこと言ったら・・・返品ラッシュだもんね!」
「なるほど・・・日本と一緒だ!」

いずこの国も同じようである。みんなで・・散々大笑いをした瞬間でもある。(お前が言うか?と突っ込まないでください)

昼食の前に免税店に一軒立ち寄ることに・・・長栄・・つまりエバーグリーン系列。はっきり言って・・DFSより安い。
さらに・・・出国後、空港受け取りだから・・・便利。(一部商品を除く・・・)
ここで・・・オストドは最近愛用しているブルガリを購入。100mlで4425NTドルだけど・・・割引他で4004NTドル。

やっと・・・午前中の観光とショッピングが終わる。バスに詰め込まれ・・・台北で一番美味しいといわれる小籠包の店へ
予約はしてあるのだが・・・2階席に10名。3階席に6名と詰め込まれる。
あれ?T/Cいれて・・・15名のはずじゃ・・・・実は、某社のK氏のご友人が昨夜の夕食から同行している。
まあ・・ちょっと首をひねってしまうけど・・・まあ・・みんな文句を言わないからヨシ!にしておく。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 台北観光もラクじゃない。午後編に続く・・・・

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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 「台北観光もラクじゃない・・・午後編」  [男達だけの・・・台湾旅行記]

午後のけだるさの中で・・・

これが・・・軽めなのか?と台湾啤酒と紹興酒で流し込み。追加で牛肉の煮込み入り麺を食べる。
ちょっとほろ酔い気分で店を出ると、可愛い女の子が携帯ストラップを道端で売っている。
どうも・・・おじさんは若い女の子の売り子に弱い性質を兼ね備えているようだ。
ピンク色の紐に銀色のハートがついているものを2本買う。1本100NTドル。
我が社にはそのようなものを付ける女の子はいないので、メストド軍団にでも渡すことにするが、渡されるほうも迷惑な話かもしれない。

午後の陽だまりでバスの社内は眠気を誘う。勿論・・・連日の寝不足とアルコールのせいもあるかもしれないけど・・・
国立台湾民主紀念館を下車観光する。
広い・・・広すぎる。25万㎡は勿体無いんじゃないかと思う。赤い旗をはためかせ・・・バイクの爆音が轟く。
一瞬・・暴走族?と思ったほどだが、どうやら・・・どこかの党の行進に参加するためらしい。
総統府を車窓に見て・・・いよいよ・・・漢方薬屋へ行くのだ。

再春館・・・

ほぼ・・・インチキっぽい。功夫ショーと気功のショーを見る。まあ・・・素人に毛の生えた程度のショーにしか過ぎない。
ここはあえて・・同行のM社のM氏のリクエストで寄った場所。
やけどとかに効くと言うクリームと五臓六腑に良いという漢方薬を買う。メストド1号はおっちょこちょいの性格故か?よく火傷をする。確かに・・・オロナイン軟膏より効くのは確かだ。美白効果もあるらしいし、水虫にも効くと仲間が言っていた。オストドは乾燥肌なので試しに塗ったら具合がよい。五臓六腑に良いとされる薬は毎日3回6粒づつ飲め!と言うが面倒くさいし、粒が大きいので3粒ずつ、オストドとメストド1号は一日一回飲んでいる。
因みに・・・クリームが320g入りで3000NTドル。漢方薬は320粒入りx2本で8000NTドル。
効き目は・・・・後日、ご報告するとするが・・今のところ体調はいいみたいだ。

お参りは龍山寺で・・・

最後の観光スポットは龍山寺。正月だけで・・・7億以上も集めるお寺。それだけ信仰は高いらしい。
特に若い女の子が異様に多い。良縁にご利益があるそうだ。
一心不乱に祈る女の子たちを横目で眺める。お祈りの邪魔をしては申し訳けない。
だが・・・こんなとこ来る前にさ・・韓国でも行ってきたらと言いたくなるほどのちょっとおっちょこちょいの天使もいる。
足から着地できなかったらしい。でも・・結構美人系が多い。
一同・・中国語が出来て・・・あと数十年若かったら・・・・とお互いアイコンタクトするような子まで来ている。
台湾は徴兵制度があるため、若者からオストドの年齢近くまで国外に出るには国の許可を得なければいけないらしい。
大学に受からなければ20歳で、仮に大学生になっても卒業後は一定期間、徴兵され訓練を受ける。
仮想敵国はあえてここでは公表しないけど・・・徴兵期間が終わっても・・いざ有事になれば男は次々と徴兵される。
そのせいもあるのだろうか?子孫を残す・・つまり・・・結婚しても子供が生まれなかったら、「返品」されるケースが多いという。子供が出来ないのは男のほうにも問題はあるのだが、娘の親が孫の誕生を感謝してお供えしたモノを多くみる。
ここで・・・独身男性にひとつ忠告しておく。確かに台湾は美人度が高い。しかし・・・気の強さはハンパじゃない。
ついでに・・・独身女性にも忠告。台湾の男性は結婚前までは優しい。しかし・・・ギャンブルと女癖の悪さは世界トップクラスに位置している。
まあ・・・同じ習慣で育った者同士結婚するのがベターな選択。まあ・・大きなお世話ってところ・・・
ここは商売の神様も祀っている。奥の左手がそうらしい・・・みんな一生懸命に拝む。
ガイドの台湾JTBのO氏から・・・「一番いいおみくじね」と大吉の札を渡される。
ありがたく・・・・サイフに仕舞い・・・・これで・・・とりあえずの観光終了。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 台湾最後の夜・・・・に続く




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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 第三日目 「台湾最後の夜・・・」 [男達だけの・・・台湾旅行記]

It'sお買い物タイム・・・

観光中も免税品店や土産物・・・漢方薬に至るまでのお店に立ち寄った。
しかし・・・オストドとごく一部の人々を除き・・・大いに不満というか・・・このままでは帰国できないと言う。
訪問先でのVISAではなく・・・家庭内の所謂ところの・・「出国VISA」を貰うため・・・ヴィトンの財布を買ってくるとかシャネルのイヤリングを買ってくるとか・・・エルメスのバックを買って来るとか・・・なかなか・・・涙ぐましい努力の結果、「出国VISA」を貰った面々。
「買って帰らなかったら・・・家に入れて貰える保証がない!」と言うお歴々もいる。
その点・・・我が家のメストド1号は、「はあ?ブランド物?そんなものいらない・・・」と言ってくれるし、メストド2号とは出国直前のトラブルにより、買って来いとも言われてないし、買って帰ったところで・・・ホンの数日で質屋に売られるか、ゴミとして処分されるかもしれない。
何せ・・・ヴィトンのバックなら何でもいいわけでもなく・・・ナントカシリーズで幾ら以内なら買ってきてとか、口紅でもナントカの何番を探してきて!と言われて・・・成田空港内の免税店を駆け回ったこともある。

まあ・・・お歴々は買い物(ブランドめぐり)やマッサージに行くと言う。オストドは・・・どこへ行ったのか記憶にはない。
まあ・・・カメラを持って写真同好会のS社のS氏と買い物に行ったり(オストドが買うとADで安い・・・)その辺をウロウロしていたはず・・・どうやら・・ちょっと寒気がしていたので、部屋に帰って着替えることにした・・・・はずである。
各自・・・まあまあの収穫を得て・・再集合。ただ・・一人O社のO氏は・・・シャネルに行ったものの・・どれだか解らず帰ってきた。奥様の注文が細かかったそうだ。折角・・・「キミに似合いそうだったから・・・」と言う言い訳を用意してあげたのに・・・・帰国後、「シャネルならなんでも良かったのに・・・」と言われたそうだ。ご苦労様。
さて・・・最後のばあさん・・じゃなかった晩餐。(桃鉄のやりすぎかもしれない・・)とナイトマーケットへ出かける。
台湾の最後の料理メニューはずばり・・・台湾料理。(さすがに・・・飽きてきた・・・)
まあまあ・・のお味の食事を終え・・・バスに乗り込む面々。
「最後の夜くらい・・・自由にしろ!」と心の中で叫ぶ「紅葉軍団」・・・誰が名づけたのか・・花も咲かなきゃ実もつけない。付くのは色気ばかりなり・・・・と・・正しくその通り。
オストドもその昔・・歩く種馬と呼ばれたことがあるが・・・最近は少々自重している。(本当かどうかは神様だけが知っている・・・それと・・読者の皆様も知っているかな?)
バスはどこへ行くのだろう・・・あれ?あれは・・・圓山大飯店だけど・・・・

士林夜市は・・・アメ横より混んでいる

バスは士林夜市のところへ・・・日曜日だからかそれとも毎日こうなのか?と言うくらいの人・人・人の波。
すっかり・・・その活気に飲み込まれた一行。バスを降りてツアーガイドのO氏を先頭に最後尾にT氏が付く。
しかし・・・ものの5分もしないうちに・・・「駄目だこりゃ!」
結局・・・団体行動は無理。かと言って・・・ここで一向を投げ出してしまったら・・・迷子の子猫じゃなくておじさんが続出してしまう。結局・・・ほとんどの人々はバスでホテルへ戻って行くことに・・・このナイトマーケットに残りたい人は、「自己責任」でホテルへ戻ればいいと言うことになった。どうやら・・・紅葉軍団の願いを龍山寺の仏様が叶えてくださったのだろう。
全員での行動は無理なので、オストド・M社のM氏。そして同室のS社のSクンことS氏の3名で連れ立って歩く。
しかし・・・すごい活気。道路の真ん中にまで店を出している。
一瞬・・・「ポリス・・・」との声が聞こえると・・・道路の真ん中で売っていた人々が慌てて・・・店を畳み・・細い路地へ逃げてゆく。
まあ・・ものの5分で・・・元のように営業を始めるのが・・・台湾流。
オストドは持ってきていた100円ライターがそろそろガスが無くなりかけていたので、100NTドルでガス注入式のライターを購入。LEDのミニ懐中電灯がついている。蓋を開けると・・・女性のヌードが現れるやつ・・・会社の後輩へのお土産。何せ・・餞別も寄越さないで・・・無修正モノを買って・・・・と馬鹿なことを言う後輩へのプレゼント。
そのとき・・・日本語はおろか英語も話せない店の店員が・・・なにやらノートを拡げて見せる。
そこには・・・無修正・DVDの文字。
早速・・・紅葉軍団3人衆は店の奥へ連行される。
衝立で覆い隠され・・・無造作にダンボールをポイ!と出される。M氏が4枚を500NTドルで購入。
10枚なら1000NTドルということだったが・・・「最近、ガセが多くてなぁ~」とネット販売に嵌るM氏。
まあ・・・ホテルんのモザイク付きを観ても・・一晩400NTドルだから・・・まあ・・損はしないと、お買い上げ・・・
あとで・・・試写会にお邪魔することにしよう・・・・
その後・・・カバン屋さんを見る。何せ・・・荷物が溢れ返っている。同行の面々・・・・
大体・・・キャスター付きでファスナーにより大きくも小さくもなるタイプのカバンで399NTドルくらい。

ハウマッチ?

ヒューマンウォチングを楽しみながら、若者のごった返す通りを奥まで進んでゆく。
そこへ・・・ちょっと寡黙になりかけていたSクンことS氏が声を出す。

「〇〇さん!声掛けたくなる娘が一杯居ますね?」
「掛ければいいじゃん!奥さんには黙っておくからさ・・・でも・・キミ・・中国語しゃべれたっけ?」
「全然・・しゃべれないっす。何て言えばいいんですか?」
そこへ・・M氏の一言。
「そりゃあ・・・Sクン!ハウマッチ?だろ・・・」
「Mさん・・・そんなこと言ったら・・・横っ面殴られますよ・・・みんな可愛い顔してキツイ性格なんだから・・・」と私。
「まあ・・やるだけやってみたら?ところで・・アレ!持ってる?」
「アレ!っすか?持ってないっす。」
「じゃあ・・・引っ掛かったら・・・その辺のコンビニで買えばいいじゃん。頑張りたまえ・・・・」
「そんなぁ~置いていかないでくださいよ・・・殺されたりしたらどうするんですか?」
「そうか・・・Sクン社長だっけ・・・じゃあ・・・殉職扱いかな・・・まあ・・・ほどほどにね・・・俺ら帰るから・・・」

結局、ただミニスカのサンタの衣装を身に纏った女の子に見とれながら・・・ホテルに帰ることにした。

台北のMRTの車内ではしゃぐ・・・おっさん達

「タクシーでも拾って帰ろうか?」と言う同行者を制する・・・オストド。
タクシーで帰っては元ツアコンの顔が立たない。何か・・・同行者に思い出を持たせたい。
「MRTにしましょうか・・・その辺に駅があるし・・・」
酔っ払いのM氏とほろ酔い加減のオストド。そして・・・可愛い女の子達に未練があるSクン。

「しょぷがねえなぁ~ぶん殴られるの観ててやるよ・・・タバコ吸いながら・・・アタックして来なよ・・・」
「そうだ・・・なんなら・・部屋開けるよ・・・2時間くらいでいいかな?その間試写会に参加するから・・・」と私。
「い・・いや・・いいっすよ・・・でも・・・幾らくらい取られるっすかね・・・」
「そうだな・・・まずパスポートとクレジットカードは預かっておいてやるからさ・・・まあ・・・3万から・・・5万くらいじゃない」
「そうだ・・・俺らにも調達してこい」 酔っ払いのおっさんは威勢がいい。
「まずいっすよ・・Mさん。確か昨夜も一昨日の晩もでしょ?確か・・・」
「ああ・・・デパガ・・・」
「変なの連れてこられちゃ・・まずいっすよ・・・帰国出来なくなったら・・・」
「そうだな・・・じゃあ・・・試写会を優先して・・・ヨシ!お~いSクン!俺らのはいらないからな・・・・」
「ええ~帰国出来なくなる場合あるんすか?」
「ああ・・・公安に踏み込まれたらな。国交もないし、まあ1週間は臭いメシ喰う覚悟がいるね。キミ独身じゃないしな」
「早く言ってくださいよぉ~」
「そんじゃ・・・一服したし、」帰るとしますか・・・」
三人揃って・・・MRTの「chientan」駅からMRTで帰ることにした。ホテルの近くの駅は中山駅だから4駅20NTドル!
MRTの車内で可愛い女の子を発見したM氏。
「なあ・・・Sクン!黙っててやるからさ・・・ナンパして来いよ・・・・」
「もう・・・いいすよ」
車内で記念写真を撮ったり・・はしゃぐおっさんの姿が・・・
中山駅で下車・・・徒歩でホテルへ戻る。
二部屋同時に試写会がスタート。確かに・・・無修正モノだけど・・・ネット配信されているモノのパクリ版だった。
まあ・・・その後の記憶は・・・あんまりない。
確か・・・お風呂に入って・・・フラフラと出かけたのか・・・大人しく寝ていたのか定かではない。


「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 最終日の波乱に続く・・・・


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「旅は道連れ・・・世は・・どうなるんだろう」 最終日の波乱 [男達だけの・・・台湾旅行記]

桃園国際空港にはやはり魔物が潜んでいる。

泣いても笑っても・・・今日が最終日。
同行のお歴々方も・・・普段の罪ほろぼしか?それとも今回の所業の罪滅ぼしか?定かではないけれど・・・
大量のお土産を抱えている。ちなみに・・・オストドのお土産は大したことはない。
どこかの・・いや・・・大半のブランド狂いのご夫人を奥様に持つお歴々の家庭とはちょっと違う。
偶にクリスマスだからとか、誕生日だからとか、結婚記念日だからと、なけなしの小遣いやヘソクリを叩いて、安物だけど気持ちを込めたプレゼントも・・・「今度買うときはさ・・・一緒に行くから・・・」とのたまう妻であるメストド1号に買うものはない。「安物の宝飾品なんか要らない」「ブランドには興味がない」とのたまうのだ。
今回も「お土産何がいい?」と聞いたところ・・・どこでも売っているチョコレートでよいという。
まあ・・・他のお歴々と違い、安月給のオストドの懐具合を心配しているのだろう。まあ・・・いい嫁さんを貰ったと自負しておく。従って・・・いままで買ったものは、「蓮の実の砂糖がけ」5箱と血赤サンゴのピアス(メストド2号用)と、ウーロン茶5袋。オストドのブルガリのコロン。安物の携帯ストラップ10個。家楽健という漢方薬とクリーム、チョコレート2箱くらい。
まあ・・・お仕事の一環なのに出張日当も寄越さない会社の社員には安物のお菓子などで充分。
中には・・初海外というK社のK氏みたいに・・・社員全員に箱入りのお菓子を買っている方もいれば、先週、韓国にゴルフに行って・・そのときの土産すら配っていないから・・・とおっしゃる方もいる。
オストドの買いたいモノは・・・もう一点。水晶にチタンが混入されているというブレスレットタイプのもの。
「肩こりにいいんだよ」と聞いていたので、是非・・・メストド1号の分も合わせて・・2個買うつもりでいる。
9時30分(JPT10時30分)ホテルを出発。途中の免税品店で最後のお買い物。
ここで・・お目当てのブレスレットを購入。ただ・・・オストドは骨太なので・・・キツイ。おまけで3個補充してもらう。
(大玉・・・2万円、中玉・・・1万5千円、小玉・・・1万円)
免税店をバスが出発したのが、フライトの3時間ほど前。内心・・・「楽しみにしていたラウンジに行けなくなるじゃん」と思っていたが、口に出すわけにはいかない。
やっと・・・桃園の空港にバスは到着する。
早速・・・・トイレに行く人。イライラが募り・・・タバコを吸わせろというスモーカーズ。
このとき・・・桃園の魔物は襲い掛かってきたのである。

家庭崩壊の危機!?コンドーム混入事件勃発!

タバコを吸うとき・・・キャリーから目を離してしまったオストド。そのとき・・・桃園の魔物が牙を剥いた。
まあ・・不幸中の幸いと言うのか?オストドのキャリーバックはダイヤルロック&キーロックの2重にカギをかけていたので、魔物も荷物の中に手を出すわけには行かなかった。
土産物の袋だけ何故か手持ちしていたので、無事だったのだが・・・
タバコを吸い終わり・・・荷物のところに戻ったオストド。ふと・・キャリーを見ると・・・白いネームタッグがピンク色に見えてきた。それに・・・異様にちょっと膨らんでいるのは気のせいではない。
指を突っ込んで・・・みると・・・そこには・・・未使用の今度産むが1個出てきた・・・・やっぱり・・・
桃園空港には魔物が棲んでいる。
「ど・・どこの馬鹿だぁ~人の荷物にコンドーム仕掛けた馬鹿は!」
オストドの絶叫が・・・空港外に響いたのは言うまでも無い。

さっさと・・・帰ろう・・日本へ!

空港で買ったものを見せ・・TAXを返してもらう。490NTドルほど残ったので・・・パイナップルケーキでも買うことにする。
(TAXは日本円でも返してくれる。ただし・・・最低1000円単位それ以外は、NTドルでの返金)
台湾JTBのセンダー氏が「プリチェックイン」を行ってくれていたので、搭乗券をもらう。JTBのツアコンのT氏が「あれ?」と言う顔をしている。そりゃそうだ・・・オストドの搭乗券だけ・・・エコの最前列。バシネット席。その他の面々は最後尾の方なのだから・・・
「いいから・・俺・・・SFCなもので・・・」 帰りのフライトくらい。足元の広い席にゆっくり座り、邪魔されることなく空の旅を楽しみたい。それに・・・人の荷物にコンドームを仕掛ける奴のことだ・・・もう一回何かしでかすかもしれない。
さっさとビジネスカウンターで荷物を預ける。M社のM氏と出国後の打ち合わせ。なにしろ・・・M氏の購入したバックはオストドのADで買っているので、オストドが受け取らねばならない。

「〇〇ちゃ~ん。俺・・ゴディバ買ってないよぉ~本当に空港で売ってるんだろうな」
「あるに決まってるでしょ・・・まったく・・・」 とは答えたものの・・・本当に売っているのか知らない。
パイナップルケーキやらゴディバ(チョコレート)・・・散々買い捲るM社のM氏。どうやって・・・持って帰るのだろう?

「〇〇ちゃん・・荷物詰めなおしたいんだけど・・・喉も渇いたし・・・」
「ハイハイ・・じゃあ・・・ラウンジ行きますか?」

オストドの搭乗券、ボーディングパスには予めインビカードが入っている。それを片手にSFCカードも出す。
無事・・・エバー航空のラウンジへ闖入。ジュースを飲みながら、パッキングを手伝う。ソブラニーカクテル(飲み屋のお姉ちゃんへのお土産)を二箱購入したM社のM氏。一箱をオストドの分として「密輸」することにした。
その見返りはゴディバのチョコレート一箱とエコバック一個・・・悪くない条件だ。

「〇〇ちゃん・・・タバコ吸いたくない?」
「吸いたいですよね・・・」
「どこで吸えるの?」
「聞いてきますよ・・・」

どうやら・・・C8ゲート付近にあると言うので、ブラブラと行くことにする。
C8ゲートの横に喫煙所を発見したので・・・共に2本ずつ吸うことにした。話題は・・・もちろん紅葉会の会合の話題。
日本への便はNH1082便。C9ゲートからの出発。JTBのT氏が居たので、荷物番をしっかり頼み・・・C10ゲートの喫煙所まで散歩するM氏とオストド。
まあ・・・悪あがきと言うのか?もしかしたら・・末期の一服となるかもしれないタバコを楽しむ。
そこで・・・一人。ツアコンとツアーガイドの区別も付かないK社のK氏と会う。

「そろそろ・・集合時間ですよ」 一言声を掛けたが・・・またタバコを吸いだしたので放っておくことに・・・
まあ・・ご当人は「旅慣れしている方」らしいので、放り出しておいてもいいだろう。
集合時間に現れないのは、皆先刻ご承知。「乗り遅れてもいいんだから・・放っておけ」と言う意見が一部から出て、
放り出して全員でゲートの階段を下り搭乗口待合室に入る。
オストドのシートは15のB。隣は空席。従って・・・エコだけど・・・へんなエアーラインのビジネスより快適。
ANAさんご配慮?ありがとう。

13時25分定刻にドアクローズ。どうやら・・・K社のK氏も乗り込んだ。
13時30分・・・プッシュバック。空席が多く目立つ割には・・ソロソロと進む機体。そんなに・・腹の中が重いのだろうか?
着陸する2機の飛行機を滑走路エンドの誘導路で待つ。
13時45分 管制塔からの離陸許可と共に・・・TakeOff。
34000Ftの上空を順調に飛行する。ドリンクサービスの際、「オストド様いつもご搭乗いただきありがとうございます。」
CAから丁寧な挨拶。カートをちょっと離し・・・深々とお辞儀をするものだから・・・オストドのうしろの席から・・・「何で?」と言う声が聞こえる。やれやれ・・・
夕日に映える富士山。雲海からその頂きをちょこんと顔を出している。まるで・・・「お帰り!」と微笑んでいるように見える。
17時06分ランディング。どうやら・・・16Lに着陸したらしい。
17時17分45番スポットにスポットイン。
また・・・台北に飛ぶのだろうか?この時間だったら・・・1時間後には、台北に向け同じスポットから飛んで行くはず。
さっさと・・・ビジネスクラスの客を追い越し・・・一番で入国審査をすり抜ける。
ターンテーブルの一角にカートを並べておく。同じ駐車場を利用する2台分。オストドの車には復路3名の同乗者がいる。
1台のカートに4名分ずつ荷物を積み込む。オストドの押すカートには怪しいモノはない。もう一台ノカートには無修正DVDの入った荷物があるけど・・・フリーパスで通過。簡単な解散式を行うも・・・トイレに数名行ってたけどお構いなし。
セントラルパーキング成田へ電話する。1台のマイクロに総勢8名で乗り込む。
東関東自動車道・京葉道路を快調に走行する。同乗者3名の自宅前に立ち寄り・・順番に降ろしてゆく。
駐車場に辿りついたのは、丁度空港に到着してから・・・2時間後。
ここから・・・キャリーを転がし、肩掛けショルダーと紙袋を持ち・・・家にむかって歩いてゆく。
玄関に明かりが点っている。
「ただいまぁ~」 こうして・・・男だけの台湾旅行はフィナーレを迎えた。
 
あとがきに代えて・・・

旅行から帰ってきたオストドは忙しい合間を縫い・・・写真を焼きだした。
忘年会で全員に渡してしまいたいからだ。
帰国して・・・2週間。やっと・・・旅行記をここに完成させることが出来た。
やはり・・・思うのだが、旅は妻と二人でするほうがいい。
偶に・・旅先でケンカをすることがあっても・・・すぐ仲直りが出来る。
正直・・・他人との旅行は長くても・・・2泊3日程度くらいがちょうどいい。
それか・・・シングルユースの方が、色々な面を相対的にみてもいい。
また・・・今月末から・・・旅に出る。それも・・・馬鹿みたいな行程を組んでいる。でも・・・宿泊ホテルはちょっと贅沢をしてみた。妻への感謝の気持ちでもある。
バンコクのスワナープ空港の封鎖で迷惑を受けた方も大勢いるだろう。だが・・・トラブルもトラベルのひとつ。
最近・・・トラブルが起きるように行程を組んでいるのだが、トラベルは出来ても・・・なかなかトラブルに見舞われない。
あと・・・2週間で出発。でも・・・引越しの荷物は未だかたづいていないのだが・・・・どうしよう。


                                              -Fin-



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