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オストドのひとりごと。「泣いた鴉がもう・・・笑った!?」 [メストド2号のkナダ留学]

宇宙一親馬鹿と言われましょうが、そんなのはどうでもいい。

空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。

皆様!大変無沙汰をしておりました。本日も中年ぽんぽこ腹親父の拙いブログへようこそ!

オストドは相変わらず、ハイテンションでございます。[ふらふら]

さて、先日、(土曜日)メストド2号(愛娘)は、単身カナダへ出発いたしました。

留学という奴でございまして、お帰りは来年。ビザが来年11月まであるとかで、

一旦、航空券の都合上、帰国しますが、またギリギリまで行ってくるそうです。

さて、本日のお話は”泣いた鴉が・・もう笑った!”でございます。

スーツケースが2個(共に23Kg)そのほか機内に大量の荷物。

「とても持って電車でいけるわけねえなぁ~」と・・・・

勝手に決められていた・・出張スケジュールをぶっ飛ばしまして、まあ、先方も説明をしたら・・・

「仕方ねえなぁ~後が怖いからな・・・」としぶしぶ承諾させ・・・・・

「絶対ぇ~休んでやる!」と宣言をし・・・・・ついでに、懇願も脅しも泣き落としも・・・・

まあ、そんな事はどうでもいいのでありまして、「邪魔すると・・地獄へ落とすよ?」と

徹底して根回しを行い・・・お休みをもぎとり・・・・[ふらふら]

行ってまいりました成田空港。

「ほら・・・さっさと・・出国して、ラウンジでも行け!」

「やだぁ~」

「はあ?」

そうでございます。さきほどまで、ルンルン気分だったのが、ちょっと不安そうな顔に・・・

「ねえ!もう入らなきゃ駄目かな?」

「そうねえ~ギリでいいか!お茶でもしておくか・・・・」

時計を睨み答えるオストド。まあゲートオープンの1時間前には、出国させて・・・

でも、そこは気丈に振舞っていた娘。そして、やはりちょっと不安な親馬鹿が1頭。

「大丈夫かいな?とりあえず・・離陸するまで残っているか・・・」

ぼんやりと送迎デッキに佇む。ちょっとだけ年輪を重ねてきたトドが2頭。

「飛ぶのよねえ~」

「どうだろ・・・」

そこへ母であり、妻であるメストド1号の携帯電話が鳴った。

どうやら、相手はメストド2号。つまり、娘だ。

「ほら!おまじないの言葉は?ツイテイル!ツイテイル!でしょ?」

電話の向こう。ゲートでは泣きべそを掻いているメストド2号の姿が容易に想像できた。

「ちょっと・・・過保護にしすぎたのかしら・・・泣きべそ掻いていたけど・・・・」

「あっそ・・・」

そう答えるのが、精一杯のオストド。外の景色と同じくらいに自分の心の中では、時折

とてつもない雨が降っている。

「あたしもさ・・涙でそうだったから・・・切ったけど・・・」

「うんうん・・・」

その頃、メストド2号には思ってもいない幸運が舞い込んだのである。

また、メストド1号の携帯が着信を知らせた。今度は公衆電話からだた。

「だれ?あっ!もう・・休止にしたのね・・・」

電話の相手はメストド2号つまり、娘からだった。

ゲート付近で半べそ状態で、おまじないの言葉をつぶやいた途端、幸運のアナウンスが流れた。

名前を呼ばれた娘がゲートへ行くと、エグゼクティブ・ファーストクラスへのアップグレード。

そこで、慌てて電話をしてきたのだ。

「良かったわね。幸先がよくて・・・・」

そう電話で喋る妻であるメストド1号の横顔を眺めながら・・・

タバコに火を点けながら呟く・・オストド。

「エーキャンにお礼を言うべきか?それとも・・幸運の神様かな?」

そう言いながら、金網にしがみつき、愛娘の乗るエアーカナダ002便に向かって、大きく手を振る

宇宙一”親馬鹿”なオストドがそこには居た・・・


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