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オストド&メストドSFC1年生 「どこへ行く?」 GW編 [サムイ島旅行記]

「どこへ行く?」GW編
「10月15日発券分からサーチャージが上がるけど・・・・・」と日通ペリカントラベルシンガポール支店(http://www.pelican-travel.net/singapore/)の宮田女史からメールが届いたのは、先日のこと
だった。「発券期限は来年4月15日ですけど・・・・」「う~ん!みすみすサーチャージの値上げが分ているのに・・・・・、よし、発券依頼!」さっさとVISAカードで発券してしまう。発券手続後、メストドに「あのう、値上げがあるので・・・・・」「手配したんでしょうね。」「・・・・・しました。」「あ、そ。」「ところで、46万ほど係るんですけど・・・・」「しょうがないじゃん。あんたの口座にはないけど、私の口座にあるから・・・・」(そりゃ、オストドの稼ぎの大半を自分の口座に入れてれば・・・・・・)
と、いうわけで、発券されて送られてきた航空券を見て、「ねぇ、どこへ行く?」「どこへと言われても、5/2シンガポール発なので、その前にシンガポールへ行かなきゃ」「ところで、あんた、休みとれるの?」「なんとかしますです。はい。」また、どさくさにまぎれて行ってしまうしかないだろう。
「4/28に朝会社に行ってお得意の午後半休で・・・4/29・5/1はいいとして、5/1と5/2を代休(5/4・5/5)にすればなんとか・・・・」「で、シンガポールにず~っといるの?芸がないわね。」
「なんとか、考えなさいよ。」「実はもうプランニングしてあるのだけれど・・・」「どれどれ。」
オストドの提示したプランは、シンガポール発バリ島4日間・パニヤンツリー・ビンタン3日間と
バンコク発サムイ島4日間・バンコク&シンガポールのコンラッドとミレニアムヒルトンステイを提示
「費用は?」「バンコク発は大体1000USドル・他はもっと係るけど・・・」しばし考えるメストド。
「高いのはパス。ミレニアム・ヒルトンのスィートなら?」「1泊240USドル・・・・」「それに決定。」
結局、ミレニアム・ヒルトンに4泊のラグジュアリーな旅になりそうだ。
(実はメストドは「ロクシタン」が大好きなのと、この間(夏)の滞在はあまりに短かったと不満をこぼしていた)
友人達と先日久しぶりに会って、「旅」の話をすると、
「しかし、夫婦二人連れでバンコクステイとは・・・・・」「折角のバンコクなのに・・・・・・」「ご愁傷様・・」とは、友人達の弁。(失礼な奴らだが、「歩く種・・・・」と言われたオストドの昔をよく知っているので、反論しようものなら、「家庭争議」にされそうだ。)
まあ、アユタヤにも行ってみたいし、(「うそつけ、ハッポンに行きたいんじゃないの」と友人)ワット・ポーでタイ・マッサージもいいし、(「どこの・・・・・」友人2の弁)、ホテルでエステも捨てがたいし、(「別のエステじゃないのか・・・」友人3の弁)まあ、最近「品行方正」(「娘が年頃だし、引退したって?」とは友人4)「そういえば、この間鹿児島のXXXで、お前そっくりの高校生の男の子見たけど・・・・」(とは、友人1)「おまえ、身に覚えあるんでは?」と言われたが、「NO!」メ「そういえば、最近ず~っと肩こりがひどいじゃん。水子の4つや5つ乗っているんじゃない?」「身に覚えがございません。」「そのうち、パパ~ひどいよ!忘れちゃったの。なんて枕元にでてきたりして・・・・」「いやあ~!」と絶叫するオストド。実はオバケが大きらいなのを知っている友人いや悪友から、散々やられてしまった。(この日は寝つきが悪かった。・・・)
まあ、友人達は「子育て真っ最中」で、こっちは「子育て終了者」なのでしょうがないんだが・・・・。
結局、「品行方正」なバンコク行きに決定した。「非日常を楽しむ」は旅の醍醐味でもある。


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オストド&メストド「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 序章 あっ20ドル損したぞ!」 [サムイ島旅行記]

「まえがき」
昨年の夏。シンガポール発券で日本へ出稼ぎに戻ってきた。(普通「帰国」と言うらしい)
少しでもマイル&フライトポイントを稼ぐため、TG(ティジィー タイ国際航空)を選び、「わざわざ」
バンコク市内に一泊。それも少しでもメストド1号を喜ばせようとして「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」
のエグゼクティブリバービュースィートに宿泊。空港・ホテル間はホテル差し回しのベンツ。
「夢のような瞬間(ひととき)」を味わったメストド1号は、また「猫なで声」を出す。
「ねえ。航空券余ってるよね。」「うん。それが何か?」「あのさ、駈足旅行もいいんだけど・・・・少しゆっくりしたいよね。」「う~ん。忙しいから休めても1週間ぐらいかな・・・」・・・・・・・
バンコク行きを模索していた頃、メストド1号から「出国許可願い」を受領した我が家の出国管理官ことメストド2号は、即座に「却下」と裁定し、オストドに行き先変更を指示したので、再びコ・サムイ島へ出かけることになった。

「序章 あっ20ドル損したゾ!」
昨年から、4/28の成田/バンコク・5/2のバンコク/シンガポール/成田を予約及び発券はしてあったので、これだけは「いじくりたくない」。(折角、アップグレードも取れているので・・・・)
嫌な予感があったので、成田を夕方発にしておいて良かったと思う。(当日はオストド「朝帰り予定」
遊びではなく、お・し・ご・と!・・・現在某地下鉄工事を行っている)
バンコクでは一泊余儀なくされるので、「ノボテル・スワナープ空港ホテル」をWebから予約。
5200バーツでエグゼクティブ・ツイン朝食付き。コ・サムイ島ではチャウエン・ビーチではなく、ビックブッタビーチにある「Punnpreeda Hip Resort 」のジャグジー・ヴィラを予約。ホテル代は全て支払い済みで、JCBで決済したPunnpreeda Hip Resort はもう請求書が来た。(う~ん。まあ、いいか。)
さてと、あとはバンコクエアーウェイズの発券をするだけ・・・・日通ペリカントラベルバンコク支店で発券手続・・・えっ!10ドルx2 計20ドル値上げ!?・・・・・・だから、早く発券したかったのに~!
先月からず~っっとメストド1号に発券の許可を求めていたのだが、「まだ早いじゃん。4月20日までに発券すればいいんでしょう?」とメストド1号の弁。「いや、さっさと発券しておきたいんだけど・・・」とは、オストド。
20ドルの値上げをメストド1号に報告。「だから、言っただろ!20ドル損した!」と言うオストドに
「私が解るわけないじゃん。あんたがさっさと発券しないから・・・あんたの小遣いからひくから・・・」
「えっ!?」(^?^);;(結局、押し切られてしまったオストドって一体・・・・・・)
年間90万円ほどの小遣いから、タバコ代(24万円ほど)を拠出し、朝ごはん・昼ごはん交際費にetcあげくの果てに休日には・・・・・・ぐすん!
20ドルは一日分の小遣いに相当する・・・・!(まあ、いいか!誕生プレゼントやらないもんね~!)
空港からホテルまでは、マネージャー氏にメールを送り、一人100バーツ(片道)で送迎してくれるとのこと。(^0^)
あとは旅立ちの日を迎えるだけである。・・・・・・
「大人を休む旅・・・再びサムイサムイの休日 第1章へ」


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第1章 出発前のドタバタ劇」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第1章」

「出発前のドタバタ劇のはじまり」
「人生とはドラマである。」と誰かが言っていたような気がする。
人それぞれが「ドラマの主人公」を演じているのを、最近特に感じられる様になった。
オストド&メストド1号・2号を取り巻く環境も変化の兆しが著しくなってきた。
先日、羽田空港の工事に携わり、C滑走路より離陸していく飛行機を眺めながら、
「このままどこかへ飛んで行きたいなぁ~!」と逃避しかけた日から、今日に至るまでにあまりに多くの「変化」が、オストド一家を「嘲笑う様に」襲ってきたのだ。
それでも、「大人」を演じている「社会」というドラマ設定において、端役ながら「出演」している身としては、逃げ出すことが出来ないし、逃げ出してはいけないのだろう。

「義理の両親の上京と義妹夫の自殺」
3月の下旬、メストドの両親が1年ぶりに上京してきた。ANAのマイルが残っていたので、「桜を見に来ませんか?」とのオストドの誘いに乗ってやってきたのだ。
いつもなら、ついでに「温泉旅行」に連れて行くところだったのだが、今年は生憎忙しすぎる一家だったので、某旅行社のJR+草津温泉3日間に、半ば「強制状態」(お父さん・お母さん読んでいたらごめんなさいね。)で出かけていただいた。
あと数日で、「婿さん」としての務めを果たせると思った矢先、義妹からの電話が鳴り響いたのであった。彼女の夫が自殺したと言う。義理の両親は悲しみより、「怒り」に
溢れており、「通夜・告別式には参列しない」と予定通り、我が家に滞在し続けたのである。(結局、メストドの弟・私たち全て参列しなかったけど・・・・)
ただオストドの心配は残された遺児である可愛い姪っ子(中2・小6)と甥っ子(中2)
と大事な義妹の将来である。(結局、実家に戻ることになったが・・・・)

「メストド2号 短大入学と痴漢を捕まえる」
大学を「勉強が好かん」と自主退学(大2)した、我が愛娘である2号が、「働きながら
短大(通信)に行く」と言う。まあ、オストドの本音から言えば、フラフラ遊びまわっているより、「半社会人・半学生」でいてもらったほうが、「気が楽」である。
まあ、「悪い虫」の心配は当分なさそうである。(悪い虫=別名、「どこの馬の骨」)
昨日、今年2度目の痴漢を捕まえたらしい。前回は地元に住むおっさん。(50代)の日本人で、罪を認めたそうだ。今回は、どこの国とは敢えて書かないが、アジアのある国(アメリカが大敗を喫した国 ○○コンと言われた・・・)から来た「留学生」(20)
娘曰く、「ジーパンを穿いていて、なんで痴漢されなきゃなんないのよ~!指でも折ってやればよかった!」と憤慨していた。 世の痴漢諸君に警告する。我が家の娘は
「男に対する護身術」を会得させているので、そばに寄らないほうが身のためかもしれない・・・・

「えっ、それでも大人を休む旅に出かけるの?」
他にもいろいろ悲喜こもごもあったのだが、割愛する。
メストド1号は、「当然」と言わんばかりに、「休暇」をもぎ取り、オストドは「仕事」を投げ出し(部下に任せて・・)旅にでる。妻との時間を大切にするために。そう、出会ったあの頃のように、手をつないで・・・・・・・

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第2章」へ


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第2章 リコンファーム」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第2章」

「旅立ちに必要なもの」
オストドは「せっかち」である。多分一生「せっかち」は、治らないのだろう。
メストド1号は、「のんびり屋」である。これも一生治らないのかもしれない。
また、メストド1号の「忘れ物屋」も、ここ最近の旅行では頻繁に姿を現しているので、「絶対に忘れてはならないもの」は、オストドが用意しなければならない。
① 航空券 
今回用意する航空券は、NRT/BKK/SIN(去年の夏利用した残り)と、BKK/USM/BKK(バンコクエアーウェイズ E-チケット控え)そして、復路のSIN/NRTx/HND/OKA/HNDx/NRT/LAXx/SFO/NRT/SIN(ANA)のペーパーチケットの3点
② パスポート
メストド1号は先日更新したパスポートの写真を見てため息を吐いていた。と、オストドの風格?の出てきたパスポート。
③ ホテルバウチャー
ノボテル・スワナープエアーポートホテル&Punnpreeda Hip Resort の2つ。
④ 外貨
今までの旅の残りのうち、タイ・バーツ&シンガポール・ドル
⑤ クレジットカード
VISA&JCBの2枚。
⑥ 成田の駐車場予約表
今回は、予算の関係もあったが、タイムズ24成田(マイルが付くので・・・)
⑦ 海外旅行傷害保険
クレジットカード付帯でOK!なので付けるつもりはない。
これで、旅に出る支度は片付いたハズであるのだが・・・・・

「う~ん。バンコクエアーはリコンファームいるのかな!?」
正解は、しなくても差し支えない。しかし、時刻変更もあり得るので、したほうがよい。
日本のオフィスでもOKよ!とのことなので、わざわざ福岡のオフィスに電話をする。
「あの~リコンファームしたいんですが~」
「はぁ?何時の何便でしょう?」
「29日のバンコク発・・・」
「バンコク発はこちらでは、リコンファーム出来ません。」カチン!ときたオストド。
「あのねぇ。お宅の本社に代理店から問い合わせして貰ったら、日本でも出来るって言うから、わざわざ掛けているんだけど・・・」
「じゃあ、記録を調べますから・・・・」(「じゃあ」じゃないだろとカチン!)
まあ、行きの分だけでも「リコンファーム」して貰えたハズ。(「してある」とほざいていたので・・・)名前は名乗らんし、さすが4流エアーライン。(先日まで、3流扱いであったが、4流に格下げ!)日本に飛んでくるなら、せめて日本式とは言わないが、従業員に「名乗らせる」ぐらいの教育は必要だ。
まあ、出発前にあんまり書くと、予約を消されたり、ミールリクエストを反古にされる恐れがあるので、この辺でやめておく。

「オストド 肋骨にひび?」
ここ数日左胸の肋骨あたりが痛い。湿布や塗り薬を用いても、あまり痛みは改善されない。バファ○ンを飲んでも痛い。寝返りを打てば「痛み」に目が醒める。
娘(メストド2号)の薦めで「ロキソニン」なるものを飲んだら、痛みが一時的に和らぐ
何の因果?か知らないが、「旅」に出る前は必ず何かある。(誰かの呪いか?)
まあ、満身創痍状態のオストドとメストド1号は、旅に出かけるのである。


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第3章 旅立ちはちょっとハードに」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第3章」

「旅立ちはちょっとハードに」
4月28日 早朝5:00にオストドは帰宅。別に遊び歩いていた訳ではなく、「夜勤」(泥棒稼業ではない・・・)
眠くて、眠くてしょうがないのだが、あと数時間で出発なので、入浴をする。
眠くて、眠くてしょうがないのだが、そこは「空飛ぶ食欲魔人」と自認するほどのオストドなので、しっかり朝ごはん
に、カップ焼きそばを食べるって・・・(帰宅前に「松屋」で牛丼の大盛りを食して来たハズなのだが・・・・)
カップ焼きそばを平らげ(U・F・Oの明太子味・・結構嵌るんだなこれが・・・)、目覚ましを9時にセットして「眠り姫」を自称するメストド(オストドは「スリーピング・ピッ○」と言っているが・・・)の横に滑り込み、眠りこける。
9:00 目覚ましのベルと共に飛び起きる。メストド曰く、「まだ、荷物作ってない・・・」これには唖然。
急ピッチの荷造り(オストドの分はチェックして入れたのだが、メストドは自分の洋服等を忘れてしまう)
即効メークの上、トーストに齧りつくメストドもさすが、「空飛ぶ食欲魔人」の妻だけあり、食欲はなによりも優先されるらしい。
テレビのニュースによると、「出国ピーク」らしいので、予定より1時間早めて11時に自宅を出発する。
京葉道路&東関東自動車道路は、予想を裏切り「ガラガラ」状態。成田インターを駆け下り、今回の駐車場タイムス成田(ANA 提携駐車場)に12:00着。預け入れのチェックイン(傷だらけの車なので、チェックはいらないと言ったが、厳重に車の傷チェックは怠らない)送迎車と言っても、オストドとメストドを乗せたマイクロは一路、成田空港第一ターミナルへ横付けされたのが、12:25であった。

「カウンターオープンは14:30から・・・・」
カウンターのオープンは14:30~だと言う。早すぎたが、遅れるよりいいので、TSUTAYAにて、メストドはパズル誌(ナンプレ)、オストドは岡○大全氏の文庫を購入。
昔から、「腹が減っては戦は出来ぬ」と言うので、オストド本日3度目の食事を摂ることにした。
選んだ店は第一ターミナル中央にある。「不○家レストラン」先日の騒動の煽りが出ているのか、並ばずに座れた。オストドは好物のハンバーグ・メストドは本ずわいがにのグラタン。
食後のコーヒーを飲んでいたら、14:00になったので、「ものは試し」とばかりに、TGのロイヤルシルクカウンターへ行ってみると、カウンターがオープンされていたので、チェックインをする。事前に22A・Cをリクエストしておいたのだが、2階席の一番前11番のシートへ変更してもらう。(「何とかと何とかは高いところが好き」)
14:30出国手続き完了。(「ピーク」はどこへ行ったのかな?)
A○AFESTAへ立ち寄り、今回の「出国税」のうちの○生堂マキュアージュ?のリップを購入。番号も指定されているので、厄介だ。1本3000円→ANAカードで10%OFF。
もうひとつの「出国税?」であるディ○ールは置いていないとのことなので、Fasoraにてリップ2本(番号指定)を購入。(5%OFF)
その後、ANAラウンジへ行き、本日4度目の食事。(きつねそばx1おいなりさんx2サンドウィッチx4コーラx1は、オストドの胃袋に消えた内容)
もしかして、最後?のタバコになるかもしれないので、立て続けに3本吸って43番ゲートへ向かう。


しつこいぐらいですが、やっぱり「きつねそば」を頂きました。

16:30 TG677(ボーイング747-400 通称ジャンボ)はその機体のコックピット後ろに凶暴性を秘めた「オストド」と「やはり睡眠不足で少し「凶暴」(いつもでは・・・)のメストドを乗せ、多少重たくなった機体でランウェイに向かうが、「混雑」のため、17:35に「ダンボ」はその機体を成田の空へ浮かべたのである。

「オストドが空飛ぶ食欲魔人である謂れ」
オストドは、その24時間前の間、2時間30分ほどしか寝ていないので、「寝る!」と宣言していたのだが、
ウエルカムドリンクを飲み干し、ナッツのおつまみを食い散らかし、コーラを怒涛のごとく流し込み、「寝た」ハズだったのだが、機内食のセッティングのかすかな音に目覚め、スペシャルミールのうなぎの蒲焼を食べつくし、
メストドのサーモンを狙い、隙をうかがって奪取し、本日5度目の食事は終わった。「惰眠」を貪っていると、いつの間にか、ランディング。22:00であった。
22:30 入国審査をすり抜け、到着階4番出口でノボテル・スワナープエアーポートホテルの係員の出迎えを受け、専用車(オス&メストド以外はドライバー氏・スタッフ2名)で、目の前にあるハズのホテルへ廻りこむこと、5分でホテルへ到着。丁度タクシーを降りた外人さんの後について、フロントへ向かおうとすると、出迎えにきたスタッフが、「オストドさん、そっちじゃなくて、こっちだよ」とビジネスラウンジへ案内される。オストドはホテルのWebから、朝食なし4000B(サービス料10%+TAX7%)を、アップグレードしてエグゼクティブにしておいたのだった。ラウンジで朝食ビュッフェ+卵料理+ウエルカムドリンク・チョコレート・フルーツつき。時間によっては、ハッピーアワーも利用可能)で、5200B(サ・税別)はお得だったと思う。
ビジネスラウンジで椅子に座って、タイ美人に見とれながらチェックイン。この女性の案内で2557(5階)の部屋へ行く。メストドに言わせると、「ヨダレがポタポタ落ちてるよ」とは、的を得ているぐらいの美人だった。


狭いながらも中庭にはプールが・・・・・

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第4章 ♪サムイは今日も雨だった~♪」へ続く。


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第4章 ♪サムイは今日も雨だった~♪」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第4章 」

「♪サムイは今日も雨だった~♪」
7:30に起床。メストド1号は「とりあえずメ-ク」を施し、ビジネスラウンジへ朝食に向かう。
昨日食べ過ぎたせいか?胃が重いにも拘らずに「しっかり」とビュフェ&卵料理を「これでもか!」という位に摂取する。(我ながら呆れるほどの摂取量だ・・)
9:20にチェックアウトしてシャトルバンにて空港へ向かう。
バンコクエアーウェイズのチェックインカウンターはFカウンター。全便のチェックインを実施している。(以前とは違い「垢抜けてきた」)
スーツケースを預け入れ、国内線用のAピアへ向かう。今回初めてのスワナープ空港の利用なので、あちらこちら探検し、喫煙ルームで一服して「バンコクエアーウェイズのラウンジへ向かう。
バンコクエアーウェイズはエコノミーでもラウンジが使えるのだ。ここのカウンターでパスポート&ボーディングパスのチェックを受ける。(ラウンジで行わないと、搭乗口でチェックを受けることになる)ここで、オレンジジュースとケーキ&ポップコーンを頂いた。(う~ん!腹一杯でも入るものだ。)
A4搭乗口よりボーイング717-200型 PG135便に乗り込む。定刻の11:00ゲートを離れる。
余談になるが、TGこそ美人CAの遭遇率が高い!と思っていたが、この便に乗務していたCAは美人揃いである。
わずか、1時間ほどのフライトではあるが、ミールサービスがある。オストド&メストドのリクエストどおりベジタリアンミールで、固めのパンにトマト、きゅうり、レタスを挟んだサンドにフルーツ・オレンジジュース・コーヒーと共に完食(メストドはフルーツのみ食べたので、メイン?はオストドが2人前摂取。)
12:05 数年ぶりに見る懐かしいコ・サムイの空港に無事ランディング。
この空港にはボーディングブリッジやエアコンにより空調をコントロールされた近代的なターミナルもないので、
ドアが開けられた瞬間「南国の独特的な生暖かい風に包まれて、飛行機に横付けされた簡易タラップを降り、おもちゃのような「バス」に乗り込む。
到着口というより、バッゲージクレームには、出迎えのガイドやら、ドライバーが自分の「お客」を待っている。
オストド&メストドもホテルの送迎(一人150B)を依頼してあったので、ドライバー氏とコンタクトをして、荷物を受け取り、ドライバーと共に駐車場へ行く。
前回訪れた際も「レイン」の歓迎を受けた。レイではなく、レイン=雨である。今回もオープンエアーのターミナル
を出た瞬間、オストドの顔には水滴が・・・・・またもや、レイではなくレイン=雨の歓迎?だ。
車に乗り込み5分ほどでビック・ブッタビーチにあるホテルへ到着する。チャウエン・ビーチなら駐車場前の道を右折して、あまりの悪路に「舌を咬みそう」になりながら行くのだが、ビックブッタ・ビーチは左折してちょっと滑走路に平行して走り、滑走路エンドあたりを左折すればもうホテル到着で、舌を咬みそうになる暇はない。

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第5章 現地でアップグレードした(された)コテージ0ドル! 」へ続く。


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第5章 現地でアップグレードした(された)コテージ0ドル! 」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第5章」

「現地でアップグレードした(された)コテージ0ドル! 」
車で案内されたホテルはお世辞にも立派?とは言えないし、内心「ホテル選び失敗したか?」とオストドは思ったし、メストドも「え~っ・・・!」と思ったらしい。道路に面している部分は十数メートル程度あるかないかの3階建で
1階のほとんどの部分がオープンエアーになっている。まあ、外は雨だし雨露がしのげて、清潔なシーツがあれば・・・・・それにお金払ってしまったもんね!と言うのが第一印象であった。(この第一印象と言うのは後々「裏切られる」ケースが多いのだが・・・)
車が到着すると、雨の中を飛び出してくる男性スタッフ。中には傘を差しかけてくれるスタッフの笑顔。
やはり、ここは微笑みの国タイなのだ。フロントはローデスクのため、椅子に腰掛けてのチェックイン。
どこかの国のように「チェックインは14時からですので・・・」など物腰の高いホテルマンなど、ここには居ない。
お世辞にもタイ美人と言えるような女性スタッフではないが、心から歓迎してくれるような笑みはここまでの長旅の疲れを一瞬にして消し去ってくれ、到着時も冷たいおしぼりとトロピカルカクテルジュースが、心からリラックスさせてくれる。Eメールにて受け取ったバウチャーとパスポートおよびデポジット用のクレカを渡すと、テキパキ処理され、「部屋には入れないだろうな?」と思っていたのだが、「お部屋の準備が出来ていますので、すぐご案内いたします」と男性スタッフにより部屋へ案内される。
このホテルのコンセプトは「魚」らしく、ガーデンを抜けていく通路の横には水路があり、小さい魚やコイが泳いでいて、目を楽しませてくれる。
このPunnpreeda Hip Resort の部屋数はわずか25室しかないのだが、5つのグレードに分けられている。
デラックスルーム・ガーデンヴィラ・オーシャンヴィラ・ジャグジースィート・ウォーターフォール・ビーチフロントスィートだ。料金帯はグリーン(5/1~7/15・9/16~12/20)ハイ(1/8~4/30・7/16~9/15)ピーク(12/21~1/8)で、
一番安いデラックスルームで、3000から3800B、一番高い部屋で9000~10900B(別途サ・10%+税7%)で、
オストドがリクエストしていたジャグジースィートは6500・7200・8200Bだ。
ホテルの料金表によれば、ハイx2泊・グリーンx1泊で20900B(サ・税別)を、530USドルでリザーブしたあった。1USドル=32Bで換算すれば、16660B(後日、旅行社の取り分が10%と判明し、15300B(税・サ込)だった。
男性従業員(2名)に案内され、部屋へ行く。道路に面した建物を出てすぐのところの2階建の建物の2階がジャグジースイート?と思っていたし、実際そうであったのだが、ガーデンを進みプールサイドまで進んでいく。
「オイオイ・この先海だけど・・・」と思っていたら、プ-ル前のヴィラに案内された。
603号室ここはまさしく「ウォーターフォール・ビーチフロント・スィート」であった。
「狐に化かされているのか?」と思ったら、「お部屋をアップグレードさせていただきました。」だそうだ。
どこかのCMではないが「現地でアップグレードした(された)コテージ(ヴィラだけど・)0ドル!」が実現した。
旅行にあたって、支配人とのE-メール(送迎依頼ほか)が聞いたのか、それとも旅行記を書かせていただくが聞いたのか、定かではなかったが(後日、オーバーブッキングでアップグレードされた。つまり2部屋しかないジャグジースィートに3組の予約を取ってしまったらしい。と判明)
この部屋について簡単に説明しておかねばならないだろう。敷地面積は80平方メートルに及ぶ。
建物はワンベッドルームでベッドのあるフロアーには段差(と、言っても椅子ぐらいの高さ)をよじ登ると真ん中にベッド。(ロータイプでオストドでも3頭くらいは寝られる広さ)があり、奥の壁にはクローゼット(in金庫4ナンバー式)とミニバーがある。ベッドの横には電話とルームランプ。窓という窓にはレースカーテン&遮光カーテンがインテリアにマッチしている。白地のコンクリートの床にはテレビ(DVDプレーヤー付)カウチベッド(ソファー)
ディスク(机)その前には大きな鏡、そしてエアコン完備。
部屋の奥のドアの向こうには独立したシャワールーム(ハンド&レインシャワー)と、トイレ(サリタリーシャワーが備えられている)とタイル張りの洗面台。アメニティーは少々乏しくシャワーキャップ・バスソープ・シャンプー(陶器製容器入りで結構重い。落としたら壊れるなぁ~)石鹸2個・バスローブ・タオル類だけなのだ
歯ブラシがないのは、歯磨きが嫌いなオストドには好都合なのだが、メストドはちゃんと二人分用意してきている。
部屋から外に出てみる。プールサイドから三段ほどの階段を上ると入り口横には木製の小さなテーブルと椅子が二個。部屋への出入りはここからで引き戸式。鍵はもちろんある。
この部屋にはもうひとつの出入り口がある。部屋を出て2段ほど降りるとジャグジーバス。葦のロールカーテンを開ければ、海を見ながらの入浴も楽しめる(女性には更に目隠し用のカーテンもあるので、水着でも・・・・でもOKだ。)更に専用の小さなガーデンにはウォーター・フォールがある。プールサイドとの目隠しにもなるこの壁には日中・水が流されている。その先にはやはりプールサイドとの目隠し兼の専用シャワーで上下2箇所の蛇口を捻れば火照った体身体を冷やしてくれる心地よい滝のシャワーや、砂のついた足を洗い流してくれるやはり滝状のシャワーがある。そして特筆すべきはオーシャンビューにセッティングされたデッキチェアーとパラソルだ。
目の前の砂浜を歩く人々やコ・サムイ島に沈む夕日を眺め、カクテルお飲みながら、二人で交わす言葉。
ここはまさしく、「大人を休むための大人のための隠れ家」だった。


部屋の前にはプール(緑色をしていますが、池ではありません。プールです。


部屋の真ん中にはベッドが・・・・・ここのホテルはツインがありません。
同性の組み合わせでも、ベッドは一個です。ある部屋の前を通ったら、カーテンが開いていて、上半身ハダカの西洋人カップル(男どうしですが)寝てました。


部屋のもうひとつのドアを出ると、ジャグジーです。


ジャグジーから、専用デッキチェアーと、ボートダイビングへ出発する桟橋です。


ここがホテル唯一(25部屋しかないので・・)のレストランです。夕食はプールデッキにも、テーブルがセッテイングされ、ロマンチックです。


ちょっと解りづらいのですが、横縞になっているところが、ウォーター・フォールで、
その横がシャワーです。

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第6章 ドックオン・ザ・ビーチ&ホテルライフへ」続く。


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第6章 ドックオン・ザ・ビーチ&ホテルライフへ」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第6章 」

「ドックオン・ザ・ビーチ&ホテルライフ」
この旅のテーマは「休日」・・・
休日であるゆえ、「見学」「体験」など何も予定にはいれていない。「何かやらなければ」では、心の底からの「休日」にはならない。「時間」に追われる日々を過ごしている我々にとって、「時計」と一時別れて時間本来の流れを取り戻す。朝はベランダにやってくる鳥のさえずりに起き、空腹になればレストランで食事をし、プールサイドで昼寝や読書を楽しむ。優しくときには厳しく太陽の炎にその身体が火照りだせば、プールに飛び込む。
夜は波の音をBGMに星の瞬きに見守られながら、清潔なシーツの上にその身を委ねればいつのまにか眠りにつく。これこそが究極のリゾートなのだろう。
部屋にチェックインを行い、「荷物を解く」このときから「現世」とは暫し離れて、時の流れに身を任す。
雨が上がったので、ちょっとフロントに出かける。リコンファームと傘の借り出し、トイレットペーパーの補充・灰皿の手配のためだ。「えっトイレットペーパーの補充?」と思われる方もいるだろう。最近さぼり気味であったメストドの腸が本来の働きを取り戻したので、もともと少なかった「紙」が底を突き出していたのだ。
「リコンファーム」は「現世」に戻るための「パスポート」でもある。本来は別に行わなくても構わないと航空会社より言われているのだが、「明確な意思」を表示することによって、双方が不愉快な思いをせずにすむ。「いわゆる
コミュニケーション」の一環でもあるし、時刻変更などの情報も得ることが出来る。
灰皿は「ヘビースモーカー」であるオストドの「死活問題」なのだ。(このホテルでは「禁煙」を強いられないですむ)
荷解きを終えたメストドと共にホテルの外の探検(買出しとも言う)に出かける。ホテルを出てすぐ、道の反対側に「ミニマート」(コンビニと酒屋)を発見したので、ミネラルウォーターとコカコーラ(このホテルにあるコーラはペプシ)
ポテトチップ・クッキーなどを購入する。(1リッターサイズのミネラルウォーター @14B 缶コーラ350ml @14B等)ホテルの周辺には「タイ式マッサージ店」「足つぼマッサージ」やセブンイレブン・レンタカー屋・レンタバイク屋
インターネット屋・フルーツの露天販売・きわどい水着を売る店。洗濯屋・ちょっと怪しい旅行社・屋台・ローカルフード店・一人ならすぐ行ってしまいそうな女性がたむろっている飲み屋?などが点在している。
探検から戻り、「さて、プールにでも・・・」と思ったが、また雨が降り出してきたので、お昼寝タイムとする。
この休暇のためにオストドは連日3・4時間の睡眠であったし、メストドも慣れないフルタイム勤務となり、疲れている。その後、夕食とカクテル。オストドはアイランド・ドリーム(ノンアルコール)メストドはスクリュードライバーを食前酒にいただく。前菜はプラウン・ケーキ(えびカツ)を蜂蜜・唐辛子等をベースの甘辛いつけだれで頂く。
メインはツナ・ステーキ(ハーブ&マヨネーズソースの2種類のソース)に山盛りのポテトフライ・サラダ・タイ風野菜炒めが盛りだくさんでお皿の直径は優に30cmはある。メストドはカルボナーラ。デザートはチョコレート・ムースとクレープ&アイスクリームで1400Bほど、サービス料は含まれていたが、40Bほど別にチップ。
部屋に戻り、ジャグジーにバス・ソープを入れ、夜なので、・・・・・で入浴。波の音を聞き、星を眺めながらの入浴は、身体に精気を取り戻させてくれる。
翌朝6時に起きたオストドは、プールサイドにあるベランダで読書&1服・2服・・・・・
流れ出したウォーター・フォールの音に「雨?」と飛び起きたメストドは、やはりお寝坊さんである。
身支度を整え朝食に向かう。宿泊客が少ないせい?でビュッフェではない。オストドはアメリカン・ブレックファースト(250Bだが、宿泊代に含まれる)メストドはコンチネンタルブレックファースト(200B これも込み)
卵はどうするのか?付け合せは?フルーツがいいか?それともサラダ?などジュースは?・・・・ちょっと面倒くさい気もするが、決して悪い気分ではない。結局この朝のメニュ-は、フライドエッグWithベーコン・白パンのトースト2枚・フルーツ・オレンジジュース・紅茶。メストドは白パンのトースト2枚・フルーツなど・・・・・
部屋に戻りデッキチェアーで読書&1服。目の前の砂浜では犬たちが走りまわる。
あの犬はタロー・あれはジロウ。あれはマサオなど勝手に名前をつけて呼んでいた。
メストドの特技の一つが「アフレコ」である。目の前の犬たちの戯れを見ていたら、急に「アフレコ」をやり出す。
しばらく「ドックショー」(アフレコ付)を楽しむ。日差しが強くなってきたので、プールに飛び込む。
1時間ほどプールタイム。貸切状態で泳ぎ回る。途中支配人が笑顔で挨拶にやってきた。・・・・・
「ミスター・オストド。お部屋の掃除をしていいか?」「ええ、宜しく」ちゃんとチップも置いてある(20B)し・・・
デッキチェアーに寝そべっていたら、「タロー」が挨拶にやってきた。メストドはあまり犬が好きではないのだが、好かれる傾向にある。「ひゃぁ」と言ってオストドの影に隠れるメストド。オストドが「タロー」の相手をする。
オストドの特技は犬を手なづけることである。ものの5分後には「タロー」はオストドのそばにその身を横たえ、オストドの足にその身体を密着させているではないか・・・・・・
「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第7章 オストドとタローそしてときどきメストド 」へ続く


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第7章 オストドとタローそしてときどきメストド 」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第7章」

「オストドとタローそしてときどきメストド 」
足元に「タロ-」が寝そべっている。プールボーイがBLTとナポリタンそして、冷たくキンキンに冷やしたグラスとシンハビール(軽くて飲みやすい)そしてぺプシを運んでくる。
「タロ-」も食べたそうにしていたが、犬には味付けや塩分が濃すぎる。昨日買ったクッキーを与える。
「タロー」はオストドの手の上にあるものしか食べない。目の前に置いてやってもたべようとしないが、オストドの手の上に持つと食べる「変な犬」だ。メストドがオストドの両手の上にミネラルウォーターを注ぐと、「タロ-」はうれしそうに飲み干す。のどが渇いているようだ。近くにある専用の足洗い用のシャワーより水を出してやるが、飲まない。やはりオストドの手で掬ってやらねば飲まない。首輪をしているので、どこかの飼い犬には違いないのだが、オストドにべったりの変な犬である。
しばらく付き合って遊んでいると、「タロー」の友達が遊びにくる。「タロー」は行きたそうだったが、オストドのそば
を離れようとしない。一言「GO!」と声をかけると、彼の仲間のところへ飛んでゆく。
その隙に部屋へ戻りしばしお昼寝タイム。「タロ-」も遊びつかれたのか、部屋のジャグジーの前のコンクリートの上にいつのまにか寝そべっている。
起こしてはかわいそうなので、メストドとセブン・イレブンに出かける。ペットボトルのコーラ(1.5L 28B)とガムやお菓子(かっぱえびせん 19B)などを購入。いつの間にか「タロー」は帰っていったのか?と思えば海で子供たちと遊んでいる。その間にジャグジータイムとする。
いつのまにか空に星が瞬き始め、プールサイドにはかがり火が焚かれる。ウォーターウォールの水の音のコラボが、「ディナータイム」を告げようとしている。
ちょっとだけドレスアップをし、メストドと腕を組んで出かける。飲み物はシンハビール。前菜にはまたもやプラウン・ケーキを2皿。メインはオストドがリブ・ステーキ、メストドはビーフストロガノフを頼む。
しばらくすると、オードブルのカナッペが運ばれてくる。「???」と思ったら、ウエートレス嬢から「サービスね。」と言われる。トーストの上にマヨネーズ和えのサラダが乗っているものだが、美味しく頂く。食後のデザートは?と聞かれるが、すでに満腹状態なので、コーヒーを注文。コーヒーのほかに「フルーツ」の盛り合わせまたもや「サービスされる」これでお会計は1500Bほど。日本のファミレスと同じかそれ以下で、美味しい料理をいただけるのはとってもリーズナブル。
昼間の疲れと普段は飲まないアルコールのせいか定かでないが、人間満腹になれば瞼が重たくなるらしい。
オストドもそのようだ。一人ナンプレを始めたメストドを置き去りにして、清潔なシーツに身を横たえ、波のBGMを聞きながらいつの間にか眠りの世界に誘われてしまった。
翌朝8時過ぎに朝食へ向かう。本日のメニューもアメリカン・ブレックファースト。海を見ながら食事をしていると
いつの間に来たのだろう。「タロ-」が足元にいる。今日も「タロ-」と遊ぶ一日になりそうだ。
食後、プールタオルを借り、オストドと「タロ-」はビーチから専用のデッキチェアーへ移動。
食後の休憩とばかりに朝寝を決め込んでいると、しばらくして「タロ-」が足を舐めてオストドを起こす。
恋人ならぬ恋犬をつれてきたらしい。「タロ-」と「シェパ」(シェパードだったので・・・)と名づけた犬にビスケットを与えていると、「シェパ」の飼い主が呼んだらしく、「シェパ」は帰っていく。
その後、「タロー」が流れ着いたヤシの実を咥えてきたので、「タロー」と砂浜で「ボール投げ」ではなく、「ヤシの実投げ」で暫し遊ぶ。オストドが海に向かってヤシの実を投げてやれば「タロ-」が拾って戻ってくる。
上半身ハダカでいたものだから、程よく塩分(海水)のきいたトドの塩焼き(日焼け)の完成と相成ったのは、言うまでもない。
夕方。「タロ-」と一緒にシャワーを浴びる。残っていたビスケットを与え、別れを告げるのだが、明日も彼はやってくるかもしれない。オストドとメストドは明日飛行機を乗り継ぎ(3便)で、日本へ戻らなければならないのだ。
夜ジャグジーに仲良く混浴。星の瞬きと波の音とウォーターウォールを流れる水の音を聞きながら、わずか3泊ではあったが、1週間にも2週間にも感じられた「大人を休む休日」に終わりを告げねばならない。
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大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第8章 サムイ発バンコク・シンガポール経由成田行き [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第8章 」

「サムイ発バンコク・シンガポール経由成田行き」
大人を休む旅も終わりを告げねばならない時が来たようだ。
コ・サムイ島からバンコク、そしてシンガポール・成田と帰る時間が刻一刻と近づいてきている。
オストドはジャグジ-にて早朝の露天(?)風呂を楽しみ、メストドはシャワーを浴び、また出稼ぎの旅(帰国と言うらしいが、オストドたちのの航空券上ではストップオーバーなので・・・)に出ねばならない。
最後の朝食を摂るべく、レストランへ向かう。レストランのマネージャー氏やウエートレス嬢ともお別れだ。
この旅が小さな子供を連れていたならきっと選ばなかったであろう、「プチ・ホテル」PUNNPREEDA HIP  RESORT。
設備の整ったとはお世辞にも言えない「隠れ家的ホテル」まるで、子供の頃に遊んだ「秘密基地」。
チャウエンの喧騒から離れ、空港にも近く、オストド達のサムイの定宿になりそうだ。
9時過ぎにチェックアウト。昼2回・夜3回分の食事代とトランスファー代を支払う。(5500Bほど)
運悪く雨が降ってきたのだが、大勢のスタッフに見送られホテルを後にした。
コ・サムイ空港の出発ロビ-?と言えるオープンエアーの建物に着いたが、まだチェックイインは始まっていない。「早すぎたかな~!」とメストドと話していると、バンコクエアーウェイズの現地係員の「カオリさん」が話しかけてきた。「フライトは何便ですか?」「PG128便なんだけど、その後TGでシンガポール。乗継でNHで成田」と話をする。「もし、よろしければ早い便に乗れたら、乗りますか?この後、遅れが出るかもしれないので・・・」
渡りに船とばかりに、彼女に変更を頼む。
彼女にウエイティングカウンターに連れて行ってもらい手続きをしてもらう。2便も早い10:00発のPG124便に
変更してくれ、更に混雑しているPG124便のカウンターを尻目に、別のカウンターで荷物を預かってもらえるよう
手配してくれた。前章で書いた「3流以下」の評価は間違っていたようだ。
定刻11:00に出発したATR72型プロペラ機はジェット機に比べ、25分多くかかり12:30バンコクスワナープ空港着。エコノミー利用ならスルーバゲージとするところを、あえて1区間毎に受け取ることにしてあったので、(サムイ島でも出国できる(700B)のだが、折角TG利用しかも、ビジネスクラスなので、専用カウンターでチェックインしてみたかったのだ。
さっさとチェックイインを済ませ(なんでおばさんしか居ないのだろう・)出国税700Bx2を支払う。ファースト・ビジネスクラス(TG専用)の出国カウンターをすり抜けエスカレータ-で階下のラウンジへ向かう。
「ねえ。そろそろタバコ吸っておいたほうが・・・・」メストドが言う。確かにニコチン中毒のオストドは、機嫌が悪くなっているようだ。その忠告に従いラウンジ横通路をすり抜け、到着階にある「スモーキングルーム」に向かう。
ここ中間階や出発階にはない。立て続けに2本吸いラウンジで本日3度目(朝食・機内食を摂取していたのだが)で、サンドウィッチ・サラダ・コーラにオレンジジュース等を摂取する。
15:20過ぎに最後のタバコ?になるかもしれないタバコを吸うべく、またもやスモーキングルームへ行く。
16:00 TG409便確かA333に乗り込む。最前列のバルクヘッドシートに座る。
ブラケットを広げ(前回のシンガポール/バンコク間にはなかった)ウエルカムドリンクのオレンジジュースを飲む。
何故だか知らないが男性パーサーよりトランプを2個もらう。(悪口を書かれないためのワイロかな?)
前方に思い切り重心のかかった、と言うより大分重たくなった機体は、ヨタヨタとそのボディーをタキシングさせ、
スワナープの空に浮かべる。
機内食にオストドはエビを醤油と五粉粉で炒めた中華風を頂く、メストドはサーモンのバター焼きで洋食。デザートのタルトらしいお菓子を食べ、コーヒーを飲みながら「仮装大賞」のVTRを見る。(仮装大賞も国際的になった)
シンガポール・チャンギ空港に19:35ランディング。入国までわずか5分。(最速記録)つまり、全然並ばない。
スーツケースを引きずり、スターアライアンスの専用カウンターに向かう。バゲージにはファーストタッグがつけられる。チケットはエコノミー(Hクラス)なのだが、アップグレードポイントでビジネスへのアップグレードで、しかもスターアライアンス・ゴールドメンバーだからなのだろうか?よくわからない。
エコノミー利用ならX線検査があって出国なのだが、チケットの確認のみで、専用口から出国審査へ。
メストドと二人してショップのほとんどを覗く。オストドのサイフを購入するためだ。
先日、シンガポールで買ったサイフを無くしたオストド。その代わりを探したのだが、「帯に短し、タスキに長し」の如く、気に入ったものが見つからない。(結局ANAの機内販売でメストドが、ダンヒル製を買ってくれた)
ラウンジへ行き、またもや「摂取」を始めるオストド(本日5度目)前回までは、CLUBANAラウンジだったのだが、今回からは「シグネット」利用なのだ。
「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 第最終章 大人の仮面」へ続く


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「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 最終章 大人の仮面」 [サムイ島旅行記]

「大人を休む旅・・・再びサムイの休日 最終章 」

「大人の仮面」
NH902便・・・もう何度乗ったことだろう。CAより「オストド&メストドさま、いつもご搭乗ありがとうございます。」と挨拶を受ける。
オストドは、この日だけで5度の食事を済ませているのだが、「飛行機」に乗ると腹が減る。カップうどんでも頼もうか?それともピザ?と考えている間に、いつの間にかB767-300ERはシンガポール・チャンギ国際空港のD35からプッシュバックされ、まるで「やんちゃ坊主」が母親の胸から初めて外へ飛び出してゆくように、ソロソロと動き出す。光まばゆいチャンギの明かりはまるで母親のように「気をつけて!また、疲れたら帰っておいで」と送り出してくれるような気がするのは、気のせいだろうか?
「ミール」のリクエスト表をCAに手渡し、ついでにジャケットを預け「カーディガン」を借りる。
ミネラルウォーターが配られる。結局「6度目」(メストドも6度目)の軽い食事としてカナッペとお寿司を頂く。
窓の外を眺めれば、星たちの煌きが「大人へ戻る時」が近づいているのを告げる。
メストドが「サイフ」を誕生日プレゼントで買ってくれたので、オストドもお返しの誕生日プレゼントとして、ロクシタンシリーズを全て購入してプレゼントすることにした。
いつの間にか眠ってしまったらしい。沖縄の上空あたりで朝食の準備の音に目覚めるオストド。
テーブルがセットされ、オストドは洋食。メストドは和食を頂く。あと、1時間ほどで成田に着いてしまう。
定刻にランディングしたのだが、延々とターミナルまでタキシングをする。
検疫を素通りして、入国審査に並ぶが5分ほど。
ターンテーブルが動き出し、「ファーストクラス」のタッグをつけられたオストドの荷物が一番で出てくる。
税関も「いつものように」すり抜けて、「タイムズ成田」に電話する。5分~10分と言われたが、待ち合わせ場所にはすでにマイクロバスが待っていた。
タイムズ成田で清算を済ませ、愛車に乗り込む。洗車されきれいになった愛車のダッシュボードの上には、
脱ぎ捨てた時はボロボロだった「大人の仮面」が、ピカピカに磨き上げられ2個寄り添うように並んでいた。
-FIN-


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