SSブログ

「僕たちの・・・祭り・・・」第29話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

指令・・・3

鎮守の森の浴室で・・・・・「ウォ~ン!ウォォ~ン!・・・・・」と僕の遠吠えが響いている頃・・・・・
ちょっと遠く離れた・・東京のサ店(喫茶店)では・・・・Tたち3名が浮かない顔をして・・・話こんでいます・・何故・・僕がそれを知っているのか?と言うと・・・・そこ・・・僕たちの隠れ家ともいえる前線基地・・・静香・・・・そして・・そこ・・・放送部の前山君のお姉さん夫婦のお店・・・
そこで・・・家業手伝いと言う隠れ蓑を使った前山君がバイトをしているところに・・・飛び込んできたTたち・・・大阿呆3名組・・・・・しっかり・・・聞かれているとも知らずに・・喋る喋る・・・・
「障子に目あり壁に耳あり・・・」 この言葉・・・彼等の辞書には書いてないみたいで・・・・・・

「なあ・・・T・・なんか拙くねえか・・・マッポにチクったの・・・バレてるんじゃねえか?」
「バカヤロウ・・・ばっくれるしかねえだろう・・・・」
「ああ・・・まさか・・・マッポから・・・俺らの名前・・・」
「出るわけねえだろう・・・」 (出てます・・先輩・・・・蛇の道はヘビなんですから・・・・)
「しかしよ・・・1年・・売ったの拙かったな・・・」
「ああ・・・でも・・・おかしくねえか?なんで・・・マッポに補導されたやつらが・・・学校に来てるんだ?」
「そうだ・・・・もしかして・・・・」
「ああ・・・あの・・・・校門で毎週キスしてる馬鹿が・・・知って・・・動いた・・とか・・・・」
「まさか・・・」
「1年に聞いたらよぉ・・・あいつ・・・神主だってよ・・・それも陰陽師らしいぞ・・・」
「なんだ・・・陰陽師って知らねえな・・・・」
「ああ・・・なんでも・・死んでしまった動物生き返らせられるとか・・・人に呪いをかけられるとか・・・」
「おまえな・・・漫画の読みすぎ・・・・現代の科学社会にあるわけない・・・」
「だが・・・もし・・バレたら・・・俺らどうなるのかな?」

先輩方・・・心配いりません。・・・・命まではとりません・・・それに・・僕・・エセ陰陽師ですから・・・呪いもかけられません・・・でも・・・・キッチリ・・・やることはやらせてもらうだけですから・・・・・

すぐに・・・一報が・・・実行部隊の佐々木に入り・・・僕に緊急報で入ってきたわけです。
佐々木からの電話が来たのは・・・・お風呂場での優子との一戦の後・・・・ノビてしまった優子を僕たちの寝室に運びいれ・・・一服しに社務所へ・・・・ちなみに・・居間は禁煙なんです。
丁度・・・美希にも電話しなければいけないし・・・と思ったところへ・・・・電話が鳴り・・・・

「もしもし・・・・」 電話に出る僕・・・・
「ああ・・・俺・・佐々木・・・」
「おう・・・どうした・・・」
「静香に現れたらしいぜ・・・Tたち・・・それで・・・前山から電話があって・・・・・・・・・・・・」
「わかった・・・やっぱり・・・情報どおりか・・・・じゃあ・・・・佐々木・・・来週でも動け・・・・」
「ああ・・・解った・・・店とは話つけてある・・・・親父も協力するそうだから・・・・」
「そうか・・・悪いな・・・」
「気にするなよ・・・」
「じゃあ・・・・月曜日・・・詳細打合せしようぜ・・・」
「ああ・・じゃあな」
「じゃあ・・・」

Tたちに顔がバレてない佐々木・・・・彼は後から僕たち悪たれ連に入ってきたので・・・Tの自転車特攻には・・・参加していませんでしたから・・・彼がオトリ役になるわけです・・・・
僕・・何か・・一つ・・忘れているような・・・・
そうだ・・・美希に電話・・・・

「もしもし・・・どなたですか?」
「美希?・・・俺・・・・」
「あ・・あなた・・・・待ってた・・電話・・・」
「うん・・・ごめんね・・・色々あって・・・・明日来るんだよね?」
「そう・・・優子がね・・・土曜日に来て・・・月曜日に一緒に帰ればいいじゃないって・・・」
「うん・・待ってるから・・・・」
「T駅に着いたら電話すればいいんでしょう?」
「そう・・・そうすれば・・・誰か迎えに行くから・・・俺・・・お祓いがあって・・・出れそうもないから・・・」
「じゃあ・・・神主の姿見られるのね?」
「上手くいけばね・・・・もしかしたら・・・作業服着ているか・・・・木に縛られているか解らないけど・・」
「何それ~・・・・・面白そう・・・・」
「まあ・・・どんな姿でお迎え出来るかわからないけど・・・待ってる」
「うん・・・朝早く行くようにする・・・優子も早く来いって言ってたし・・・」
「解った・・・じゃあ・・・お休み」
「うん・・・おやすみなさい・・・・・・」

社務所を出楊とした瞬間・・・・「ワッ!」
「ゆ・・・優子・・・・び・・びっくりした・・・・」
「へへっ・・・・昨日の仕返し・・・・・」
「どうしたの?」
「喉渇いたから・・起きてきた・・・・あなたは?」
「うん・・・・一服して・・・美希先生に電話して・・・佐々木から電話を受けて・・・・・寝るところ・・・・」
「そういえば・・・・ミサと洋子は?」
「お風呂じゃない?ねえ・・・あの漢方薬・・・凄い効き目だよ・・・・俺・・まだまだ・・・いける・・・・」
「そう・・・じゃあ・・・たっぷり可愛がってもらわないと・・・・[揺れるハート]
「うん・・・でも・・・ビール忘れてない?」
「あっ・・・そんな約束してたね・・・そう言えば・・・・・」
「おつまみ・・ある?」
「中華菓子か・・・・・・・バタピー・・・・さきいか・・・・・どれがいい?」
「バタピーとさきいか・・・すこしずつ・・・・あとは・・・・優子つまむから・・・・」
「ばかぁ[揺れるハート]・・・・じゃあ・・・部屋で待ってて・・・すぐ用意して持っていくから・・・」
「うん・・・・」


秋の夜長の鎮守の森・・・・まだまだ・・・・僕眠れそうにないようです・・・・


「僕たちの・・・祭り・・・」第30話へ・・・続く・・・・

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0