「災難は忘れた頃やってくる」① [災難は忘れた頃・・・エッチな話]
オストドです。いよいよ第2話がスタートします。
一部・・・・・ほんのごく一部の熱狂的なオストド教狂信者から・・・・・脅迫されましたので、
続き・・・書こうと思います。
でも・・・・・私・・・いつ仕事してるのでしょうか?
***********************************
「大岩が黒岩?なんのこっちゃ」
大岩いや黒岩の美人?ではなく・・・・・美人!(後の仕返しが恐い・・・前に一度、全員顔に落書き書かれました。)
この美人の奥さんの心づくしの朝食をいただきながら・・・・・でも・・・視線が恐いんですけど
「皆さん!夕べ・・正確には4時間前ですけど・・いい匂いをされて・・・かいだ事のない石鹸の香りでしたけど・・・・」
一同、「・・・・・・・」
「どちらで・・・お風呂はいってらっしゃたのかしら?」
「・・・・・・・・」
「あら?婦人部の話題にしても宜しくてよ?」
「・・・・・・・・」
「あら?質問が難しかったかしら?」
「あの・・・ですね。昨日サウナに行ってきまして・・・・」
(よせ!生臭坊主・・・)
「そう?お酒を召し上がって・・・・ねえ。」
(ヤバ!)
「裸のつきあい・・・て奴で・・・・」
(説明になってないぞ!)
「そうだ・・・赤沼さん。主人がダイヤの指輪買ってくれるそうなんですけど・・・おまけしてくれるかしら?
「それは・・・もう・・・ぜひ・・・・ちくしょう」
まあ・・・・変態産婦人科の大岩・・いや黒岩。お金はあります。
「じゃあ・・・奥さんお邪魔しました・・・・ちょっとこいつ借りていきますから・・・」と早々に辞することにした。
「ええ。煮るなり焼くなり・・好きにしてください。ねぇ。あ・な・た」
とりあえず・・・・・だいぶ「尻尾」を掴まれ・・・・近くのファミレスへ移動する。
「はぁ?浮気がばれた?なんで?」 (オ~イ。大丈夫か大岩)
「ああ・・・・チクリにあってな!」
「ふ~ん。」
「お前等じゃねえだろうな?」
「んなわけねえじゃん。」
「でもよ、大・・・じゃなかった今黒岩だっけ。」
「ああ。婿養子・・だかんな。俺」
「でもよ・・・大じゃなかった黒岩が産婦人科だもんな。正に天職・・てか」
「うんうん。不妊症治療・・・とか言って患者とやっちゃったりして・・・・」
「・・・・・」
「おいおい。なんだよ。浮気相手ってそれか?」
「まったく・・・・こいつ。救いようのない馬鹿だわ。」
「お前等に言われたかねえよ!」
「でもさ、こいつ・・・・高校の頃から産婦人科になるって言ってたもんな」
「ああ、そうそう・・見放題だって」
「でどうだ?念願が叶って?」
「ま・・・まあな。最初はモノ珍しかったんだけど」
「ふんふん。」
「そのうち・・・飽きちまって・・・・」
「そりゃそうだろうな。」
「でも、お前なんで婿養子なんだ?」
「ああ・・・大学病院に居たころの話。」
「良く、解らないな」
「ああ・・・派遣で嫁さんの実家の病院・・・・まあアルバイトなんだけど」
「ふんふん。」
「そこで・・・1人娘だった・・あいつが・・その」
「奥さんいくつだった?」
「当時、高校2年かな」
「おっ。でやっちまったと」(おい。生臭坊主・・そこから離れろよ)
「ま・・・・あ・・・・そんで」
「親にばれちまった・・と」
「まあな。ガキ・・・出来ちゃってさ。」
「まあ。しょうがないな。」
「いや。俺の話より・・Sだ。S。」
「うん。Sだな。・・・おい。S。お前結婚するんだってな?」
「ああ。」
「まさか・・俺ら呼ばねえとか?」
「九州まで来る気か?」
「おう。行くともさ。ついでに嫁さんの同級生紹介してくんない?」(生臭坊主!いいかげんにしろ!)
「お前・・俺の教え子の手を出す気か?」
「お前だって出したろ!」
「ふ・ふざけるな!」と怒り出すS。
「いや。冗談だって・・・向こうがその気ならわかんねぇけど・・・・」(一同。頭を振る。)
「でもよ。確か結婚を二度する・・・とか言う言葉あったじゃん」
「おお。でもこのSの場合、当てはまらないだろ・・・・」
-回顧録-
このSには、許婚がいた。Sが確か大学3年の夏。白血病で亡くなった。もう先がないと知ったS。
確か・・亡くなる1ヶ月前にプロポーズをした。そして病床での結婚。新婚生活10日目の朝。奥さんはSの腕に抱かれて・・静かにこの世を去った。これが・・・X1回目。
次の結婚はそれから数年後のこと。心の傷が消えかけた頃だったろう。ひと夏の激しい恋。とあるお嬢様との許されるはずのない逃避行だった。
半年後、この「エイコ」と呼ばれていた女性は女の子を出産。我々悪たれ連で「菜奈美」と名づけた。
幼稚園の頃だった。「エイコ」と「菜奈美」は手を繋いで歩いていたときのこと・・・・・。
暴走車に跳ね飛ばされ・・・・幼い命はあっけなく散った。そして・・エイコもその数ヵ月後に・・・・・
病院に見舞ったときのことだった。
「やあ。どうだい?具合は?」エイコの好きだという花を差し出す。
「ありがとう。少しいいみたい・・・」
ちょっと思いつめた彼女。
「ねえ。あなた。喉渇いちゃった。ジュースかって来てくれる?」
「ねえ。オストドさん。頼みあるんだけど・・・」
「何だい?」
「もしも・・もしもよ。私が死んだら・・・・」
「縁起悪いこと言うなよ。」
「お願い!もし・・・・もの時には・・・・あの人の世話をしてくれるひと探して欲しいの。」「ね?お願い。」
ただ、うなづくことしか出来なかった。Sの買ってきたジュースを美味しそうに飲むエイコ・・・・
彼女が亡くなったと言う知らせは・・その2ヶ月後のことだった。
それも菜奈美が眠るあの場所で・・・・・。
その後、Sはしばらく音信不通だった。そのSがひょっこり集まりに顔を出したのが10年後の集まりの夜だったのだ。
「災難は忘れた頃やってくる」② 涙と笑いの結婚式に続く。
一部・・・・・ほんのごく一部の熱狂的なオストド教狂信者から・・・・・脅迫されましたので、
続き・・・書こうと思います。
でも・・・・・私・・・いつ仕事してるのでしょうか?
***********************************
「大岩が黒岩?なんのこっちゃ」
大岩いや黒岩の美人?ではなく・・・・・美人!(後の仕返しが恐い・・・前に一度、全員顔に落書き書かれました。)
この美人の奥さんの心づくしの朝食をいただきながら・・・・・でも・・・視線が恐いんですけど
「皆さん!夕べ・・正確には4時間前ですけど・・いい匂いをされて・・・かいだ事のない石鹸の香りでしたけど・・・・」
一同、「・・・・・・・」
「どちらで・・・お風呂はいってらっしゃたのかしら?」
「・・・・・・・・」
「あら?婦人部の話題にしても宜しくてよ?」
「・・・・・・・・」
「あら?質問が難しかったかしら?」
「あの・・・ですね。昨日サウナに行ってきまして・・・・」
(よせ!生臭坊主・・・)
「そう?お酒を召し上がって・・・・ねえ。」
(ヤバ!)
「裸のつきあい・・・て奴で・・・・」
(説明になってないぞ!)
「そうだ・・・赤沼さん。主人がダイヤの指輪買ってくれるそうなんですけど・・・おまけしてくれるかしら?
「それは・・・もう・・・ぜひ・・・・ちくしょう」
まあ・・・・変態産婦人科の大岩・・いや黒岩。お金はあります。
「じゃあ・・・奥さんお邪魔しました・・・・ちょっとこいつ借りていきますから・・・」と早々に辞することにした。
「ええ。煮るなり焼くなり・・好きにしてください。ねぇ。あ・な・た」
とりあえず・・・・・だいぶ「尻尾」を掴まれ・・・・近くのファミレスへ移動する。
「はぁ?浮気がばれた?なんで?」 (オ~イ。大丈夫か大岩)
「ああ・・・・チクリにあってな!」
「ふ~ん。」
「お前等じゃねえだろうな?」
「んなわけねえじゃん。」
「でもよ、大・・・じゃなかった今黒岩だっけ。」
「ああ。婿養子・・だかんな。俺」
「でもよ・・・大じゃなかった黒岩が産婦人科だもんな。正に天職・・てか」
「うんうん。不妊症治療・・・とか言って患者とやっちゃったりして・・・・」
「・・・・・」
「おいおい。なんだよ。浮気相手ってそれか?」
「まったく・・・・こいつ。救いようのない馬鹿だわ。」
「お前等に言われたかねえよ!」
「でもさ、こいつ・・・・高校の頃から産婦人科になるって言ってたもんな」
「ああ、そうそう・・見放題だって」
「でどうだ?念願が叶って?」
「ま・・・まあな。最初はモノ珍しかったんだけど」
「ふんふん。」
「そのうち・・・飽きちまって・・・・」
「そりゃそうだろうな。」
「でも、お前なんで婿養子なんだ?」
「ああ・・・大学病院に居たころの話。」
「良く、解らないな」
「ああ・・・派遣で嫁さんの実家の病院・・・・まあアルバイトなんだけど」
「ふんふん。」
「そこで・・・1人娘だった・・あいつが・・その」
「奥さんいくつだった?」
「当時、高校2年かな」
「おっ。でやっちまったと」(おい。生臭坊主・・そこから離れろよ)
「ま・・・・あ・・・・そんで」
「親にばれちまった・・と」
「まあな。ガキ・・・出来ちゃってさ。」
「まあ。しょうがないな。」
「いや。俺の話より・・Sだ。S。」
「うん。Sだな。・・・おい。S。お前結婚するんだってな?」
「ああ。」
「まさか・・俺ら呼ばねえとか?」
「九州まで来る気か?」
「おう。行くともさ。ついでに嫁さんの同級生紹介してくんない?」(生臭坊主!いいかげんにしろ!)
「お前・・俺の教え子の手を出す気か?」
「お前だって出したろ!」
「ふ・ふざけるな!」と怒り出すS。
「いや。冗談だって・・・向こうがその気ならわかんねぇけど・・・・」(一同。頭を振る。)
「でもよ。確か結婚を二度する・・・とか言う言葉あったじゃん」
「おお。でもこのSの場合、当てはまらないだろ・・・・」
-回顧録-
このSには、許婚がいた。Sが確か大学3年の夏。白血病で亡くなった。もう先がないと知ったS。
確か・・亡くなる1ヶ月前にプロポーズをした。そして病床での結婚。新婚生活10日目の朝。奥さんはSの腕に抱かれて・・静かにこの世を去った。これが・・・X1回目。
次の結婚はそれから数年後のこと。心の傷が消えかけた頃だったろう。ひと夏の激しい恋。とあるお嬢様との許されるはずのない逃避行だった。
半年後、この「エイコ」と呼ばれていた女性は女の子を出産。我々悪たれ連で「菜奈美」と名づけた。
幼稚園の頃だった。「エイコ」と「菜奈美」は手を繋いで歩いていたときのこと・・・・・。
暴走車に跳ね飛ばされ・・・・幼い命はあっけなく散った。そして・・エイコもその数ヵ月後に・・・・・
病院に見舞ったときのことだった。
「やあ。どうだい?具合は?」エイコの好きだという花を差し出す。
「ありがとう。少しいいみたい・・・」
ちょっと思いつめた彼女。
「ねえ。あなた。喉渇いちゃった。ジュースかって来てくれる?」
「ねえ。オストドさん。頼みあるんだけど・・・」
「何だい?」
「もしも・・もしもよ。私が死んだら・・・・」
「縁起悪いこと言うなよ。」
「お願い!もし・・・・もの時には・・・・あの人の世話をしてくれるひと探して欲しいの。」「ね?お願い。」
ただ、うなづくことしか出来なかった。Sの買ってきたジュースを美味しそうに飲むエイコ・・・・
彼女が亡くなったと言う知らせは・・その2ヶ月後のことだった。
それも菜奈美が眠るあの場所で・・・・・。
その後、Sはしばらく音信不通だった。そのSがひょっこり集まりに顔を出したのが10年後の集まりの夜だったのだ。
「災難は忘れた頃やってくる」② 涙と笑いの結婚式に続く。
「災難は忘れた頃やってくる」② [災難は忘れた頃・・・エッチな話]
「涙と笑いの結婚式①」
「で・・・いつだっけ?」
「4月1日」
「エイプリル・フール・・・・いや待てよ。3月31日までは高校生。つまり教え子だから・・・・」
「ああ。だから・・・4月1日」
「ふ~ん。皆。参加出来るか?」
「おう。行くともさ。」
「じゃあ・・宜しくな。俺・・飛行機の時間があるんで・・・・」
Sをからかいながら、全員で羽田まで送っていく。
「じゃあな!結婚式・・楽しみにしてるぞ」
「ああ。それと・・・オストドお前・・スピーチ頼むわ。」
「お・俺?」
「ああ。こいつらにしゃべらせたら・・・・・」
「確かにそうだな。引き受けたよ。」
送迎デッキでSを乗せた飛行機を全員で見送る。
「さあ。作戦会議・・と行くか?」
「なあ・・・その前に風呂・・行かねえか?」生臭坊主の悪魔のささやき・・・・
「またかよ。」 「しょうがねえな」 「じゃあ付き合うか?」と京浜急行に乗り込み、川崎で途中下車。
2時間後、すっかり「ゆでダコ」状態の生臭坊主とその一味で作戦会議・・・・・。
3月30日・・・・福岡行き最終便に乗り込む面々の姿。全員の顔つきは「悪たれ連」の頃に戻っている。
可哀想な・・・・S。
「なあ・・・連絡ついた?」
「おう。連絡ついたし・・・・・ついでにバスも借りたし・・・・」
「はぁ?バス・・・って?」
「ああ。クラス全員参加らしいぞ。ガキどもに金使わせたくねえしな・・・・」
「なるほど・・・送迎バスね。」
「ああ・・・・こりゃ見ものだな。」
「でよ。明日・・ガキ・・じゃなかったお嬢様と打合せするから・・・」
「はん?打合せ・・って。ああなるほどね。ダンドリね。ダンドリ。」
「おい。オストド・・・喰っちゃうなよ!まだ一応・・高校生だかんな。」
「明日まではね。・・・・」
「明日までってお前喰っちゃう気?」
「いや・・・据え膳喰わぬは・・・・」
「そうそう。男の恥・・て奴。」
「まあ・・・Sの立場もあるし・・・・・」
「そうだな・・・・・俺ら・・友、いやクサレ縁だかんな」
「でさ。今晩どうすんだ?」
「中洲でも行くか?」
「いいねえ。」
「明日は?」
「おう。嬉野に宿取ったぞ・・・・」
「そう・・こなくっちゃ」
「オストド・・・隔離しねえとな。」
「はぁ?お前等じゃねえの?」
「お前が一番危ない!」
「でさ、お前・・スピーチ考えてきた?」
「おう。俺・・予言者になるわ。」
「予言者?お前・・そんなの出来たっけ?」
「まあ・・そのときになればわかるよ。」
我々、大悪党・・・じゃなかった「悪たれ連」を乗せた飛行機は、まるで何事もなかったように・・・・
生臭坊主がCAのおしりを触ったくらいで・・・・・(おい!あれは事故じゃないぞ!)
静かに街の煌きの中、着陸したのであった。
「いやあ・・・すいませんね。この生臭。」とCAに詫びをいれる。
「いえ。わざとじゃないですから・・・・」(いいえ。ワザとです。こいつ。)
「お世話さまでした・・・」と口々に挨拶をして街に消える悪たれ連。
「災難は忘れた頃やってくる」③「涙と笑いの結婚式2」へ続く。
「で・・・いつだっけ?」
「4月1日」
「エイプリル・フール・・・・いや待てよ。3月31日までは高校生。つまり教え子だから・・・・」
「ああ。だから・・・4月1日」
「ふ~ん。皆。参加出来るか?」
「おう。行くともさ。」
「じゃあ・・宜しくな。俺・・飛行機の時間があるんで・・・・」
Sをからかいながら、全員で羽田まで送っていく。
「じゃあな!結婚式・・楽しみにしてるぞ」
「ああ。それと・・・オストドお前・・スピーチ頼むわ。」
「お・俺?」
「ああ。こいつらにしゃべらせたら・・・・・」
「確かにそうだな。引き受けたよ。」
送迎デッキでSを乗せた飛行機を全員で見送る。
「さあ。作戦会議・・と行くか?」
「なあ・・・その前に風呂・・行かねえか?」生臭坊主の悪魔のささやき・・・・
「またかよ。」 「しょうがねえな」 「じゃあ付き合うか?」と京浜急行に乗り込み、川崎で途中下車。
2時間後、すっかり「ゆでダコ」状態の生臭坊主とその一味で作戦会議・・・・・。
3月30日・・・・福岡行き最終便に乗り込む面々の姿。全員の顔つきは「悪たれ連」の頃に戻っている。
可哀想な・・・・S。
「なあ・・・連絡ついた?」
「おう。連絡ついたし・・・・・ついでにバスも借りたし・・・・」
「はぁ?バス・・・って?」
「ああ。クラス全員参加らしいぞ。ガキどもに金使わせたくねえしな・・・・」
「なるほど・・・送迎バスね。」
「ああ・・・・こりゃ見ものだな。」
「でよ。明日・・ガキ・・じゃなかったお嬢様と打合せするから・・・」
「はん?打合せ・・って。ああなるほどね。ダンドリね。ダンドリ。」
「おい。オストド・・・喰っちゃうなよ!まだ一応・・高校生だかんな。」
「明日まではね。・・・・」
「明日までってお前喰っちゃう気?」
「いや・・・据え膳喰わぬは・・・・」
「そうそう。男の恥・・て奴。」
「まあ・・・Sの立場もあるし・・・・・」
「そうだな・・・・・俺ら・・友、いやクサレ縁だかんな」
「でさ。今晩どうすんだ?」
「中洲でも行くか?」
「いいねえ。」
「明日は?」
「おう。嬉野に宿取ったぞ・・・・」
「そう・・こなくっちゃ」
「オストド・・・隔離しねえとな。」
「はぁ?お前等じゃねえの?」
「お前が一番危ない!」
「でさ、お前・・スピーチ考えてきた?」
「おう。俺・・予言者になるわ。」
「予言者?お前・・そんなの出来たっけ?」
「まあ・・そのときになればわかるよ。」
我々、大悪党・・・じゃなかった「悪たれ連」を乗せた飛行機は、まるで何事もなかったように・・・・
生臭坊主がCAのおしりを触ったくらいで・・・・・(おい!あれは事故じゃないぞ!)
静かに街の煌きの中、着陸したのであった。
「いやあ・・・すいませんね。この生臭。」とCAに詫びをいれる。
「いえ。わざとじゃないですから・・・・」(いいえ。ワザとです。こいつ。)
「お世話さまでした・・・」と口々に挨拶をして街に消える悪たれ連。
「災難は忘れた頃やってくる」③「涙と笑いの結婚式2」へ続く。
「災難は忘れた頃やってくる」③ [災難は忘れた頃・・・エッチな話]
「涙と笑いの結婚式2」
「はぁ?女子校?・・・って言うことは女子ばっかり・・・・」素っ頓狂な声をあげる・・・私。生臭坊主他一同は声を失っている。
「えっ!知らなかったんですか?」とエミちゃん。
「あのやろ-黙ってやがったな!」と佐伯。
「ええ。S先生・・・世の中には悪いじゃなかったスケベオヤジが一杯いるから気をつけろ・・っておっしゃてました。」
「スケベオヤジねえ。あいつ・・・何教えてるの?保健体育じゃないよね?」
「もしかして・・・・オストドさんですか?S先生の授業で必ず一回は出てきますから・・・・・教科は倫理・・・」
「はぁ?あいつが・・・・倫理ねえ。どっちかと言うと映倫・・あっ!」
「ええ。先生・・ツアコンと坊主と変態産婦人科と変態小児科・・・それにパッチもんの宝石商・・・えっ~と。なんだっけ・・・そうそう。プロダクションの悪徳社長・・それにエセ判事には気をつけろって・・・・まさか皆さんですか?」
「ええ。私が元ツアコンで・・・・」
「それ・・先生から卒業のはなむけの言葉なんです。」
(こいつはタダ・・・祝うだけでは済まされない・・・)
「で・・でさ、君も披露宴出るの?」
「ええ。ここにいるメンバー全員で出ます。お式も・・・」
「そう・・・・」
「あの~追加頼んでいいですか?」
「いいとも・・・可愛い女の子にはサービスしないと!」(オイ。涎たれてるぞ・・・変態小児科)
「そうだ。卒業のお祝いあげなきゃ・・・」(オイ。また奥さんにやられるぞ・・・変態産婦人科)
「じゃあ・・・・君にはこれがいいかな。君には・・・・」(おっ!さすがパッチモン宝石商!)
「でさ、なんでSなんかオジンと結婚するの・・その子・・」
「あたしたちが・・・・キューピットみたいなんです。」
「キュー・キューピット?」
「ええ。カナ」・・あっ結婚する子なんですけど・・
(ええ・・・知ってますとも・・・)
「その子・・・・変わり者でして・・・・」
(でしょうね。そうでなきゃ・・Sなんかと)
「だから・・・この仲間で日曜日の朝先生の家に行って・・・」
「吊るしあげた?」
「違いますよ~ォ。お掃除したりしたんです。」
「で・・・Sが押し倒した・・と」
「そのときは先生に沢山ごちそうになって・・・」
(エサ・・で釣ったのか?)
「カナコ・・毎週先生のお宅に通って・・・」
(お宅?・・犬小屋でしょ?)
「で・・・去年のクリスマス・イブに・・・・」
「Sが押し倒した・・・と」
「いやだぁ~。違いますよ。カナコが押し倒したんです。」
(なるほど・・・・・このような幸福者を野放しにしていてはいけない。報復せねば・・・・)
「で、カナコが18になったんで・・・・先生挨拶に行って・・・」
「半殺しになった!」
「カナコ・・・お母さんの連れ子だから・・・あ・そうかって」
なるほど・・・・俺がそうだったように・・カナコちゃん本当の家族が欲しかったんだな。
「なあ・・俺たちSの友じゃなかった・・クサレ縁切ろうか?そんで、カナコちゃんの親衛隊・・・」
「おっ!いいねえ。Sが泣かしたりしたら・・・・カナコちゃんに代わって天誅下してやろうジャン。」
「ねえ。あの・・・・カナコちゃんだっけ・・・Sのこと全部知ってるのかな?」
「前の奥さんやお子さんのことですか?私たち全員知ってますよ」
「そう・・ならいいけど」
「明日バス出してくれるそうで・・・・。皆さんどこにお泊りなんですか?
「嬉野の○○旅館だけど・・・」
「うちのおばのとこです。そこ。・・・」
「はぁ?女子校?・・・って言うことは女子ばっかり・・・・」素っ頓狂な声をあげる・・・私。生臭坊主他一同は声を失っている。
「えっ!知らなかったんですか?」とエミちゃん。
「あのやろ-黙ってやがったな!」と佐伯。
「ええ。S先生・・・世の中には悪いじゃなかったスケベオヤジが一杯いるから気をつけろ・・っておっしゃてました。」
「スケベオヤジねえ。あいつ・・・何教えてるの?保健体育じゃないよね?」
「もしかして・・・・オストドさんですか?S先生の授業で必ず一回は出てきますから・・・・・教科は倫理・・・」
「はぁ?あいつが・・・・倫理ねえ。どっちかと言うと映倫・・あっ!」
「ええ。先生・・ツアコンと坊主と変態産婦人科と変態小児科・・・それにパッチもんの宝石商・・・えっ~と。なんだっけ・・・そうそう。プロダクションの悪徳社長・・それにエセ判事には気をつけろって・・・・まさか皆さんですか?」
「ええ。私が元ツアコンで・・・・」
「それ・・先生から卒業のはなむけの言葉なんです。」
(こいつはタダ・・・祝うだけでは済まされない・・・)
「で・・でさ、君も披露宴出るの?」
「ええ。ここにいるメンバー全員で出ます。お式も・・・」
「そう・・・・」
「あの~追加頼んでいいですか?」
「いいとも・・・可愛い女の子にはサービスしないと!」(オイ。涎たれてるぞ・・・変態小児科)
「そうだ。卒業のお祝いあげなきゃ・・・」(オイ。また奥さんにやられるぞ・・・変態産婦人科)
「じゃあ・・・・君にはこれがいいかな。君には・・・・」(おっ!さすがパッチモン宝石商!)
「でさ、なんでSなんかオジンと結婚するの・・その子・・」
「あたしたちが・・・・キューピットみたいなんです。」
「キュー・キューピット?」
「ええ。カナ」・・あっ結婚する子なんですけど・・
(ええ・・・知ってますとも・・・)
「その子・・・・変わり者でして・・・・」
(でしょうね。そうでなきゃ・・Sなんかと)
「だから・・・この仲間で日曜日の朝先生の家に行って・・・」
「吊るしあげた?」
「違いますよ~ォ。お掃除したりしたんです。」
「で・・・Sが押し倒した・・と」
「そのときは先生に沢山ごちそうになって・・・」
(エサ・・で釣ったのか?)
「カナコ・・毎週先生のお宅に通って・・・」
(お宅?・・犬小屋でしょ?)
「で・・・去年のクリスマス・イブに・・・・」
「Sが押し倒した・・・と」
「いやだぁ~。違いますよ。カナコが押し倒したんです。」
(なるほど・・・・・このような幸福者を野放しにしていてはいけない。報復せねば・・・・)
「で、カナコが18になったんで・・・・先生挨拶に行って・・・」
「半殺しになった!」
「カナコ・・・お母さんの連れ子だから・・・あ・そうかって」
なるほど・・・・俺がそうだったように・・カナコちゃん本当の家族が欲しかったんだな。
「なあ・・俺たちSの友じゃなかった・・クサレ縁切ろうか?そんで、カナコちゃんの親衛隊・・・」
「おっ!いいねえ。Sが泣かしたりしたら・・・・カナコちゃんに代わって天誅下してやろうジャン。」
「ねえ。あの・・・・カナコちゃんだっけ・・・Sのこと全部知ってるのかな?」
「前の奥さんやお子さんのことですか?私たち全員知ってますよ」
「そう・・ならいいけど」
「明日バス出してくれるそうで・・・・。皆さんどこにお泊りなんですか?
「嬉野の○○旅館だけど・・・」
「うちのおばのとこです。そこ。・・・」
「災難は忘れた頃やってくる」④ [災難は忘れた頃・・・エッチな話]
「涙と笑いの結婚式3」
エミちゃんに連れられて・・・・宿に向かう面々。
「おまえ・・・あの子知ってた?」 「し・知るわけねえだろ・・・」 「今回の宿・・お前の知ってるとこじゃん」 「ああ・・・でもさ、あの子知らないよ・・」 「それに・・・おばさんって言ってたしなぁ・・・・」 「そうだな」 「もしかして・・・・シ-ちゃんの子供かな?」 「シ-ちゃんって誰?」 「まあ・・いいじゃん」
「何ごちゃごちゃ言ってるんですかぁ~?もう・着きますよ。」
「ねぇ・・・エミちゃん。女将さん元気かい?
「そう言えば・・・・今朝仏壇に向かってぶつぶつ言ってましたけど・・・・」「さあ着きましたよ!」
「おばさ~ん。ただいま~お客様ご案内しましたよ~。」
「いらっしゃいませ・・・・オストドさん。お久しぶりです。
「女将久しぶり。お世話になります。悪友連れてきましたんで・・・
「オストドさん。オバさん。知ってるの?」
「ああ・・・でも君が姪御さんだったとはねえ~」
「オストドさん。エミ・・知ってたんですか?ま・さ・か・・」
「偶然って面白いよね。エミちゃんの担任だったS・・・俺らの仲間だもん。
「そうですか・・・・本当に・・偶然って・・・あ、エミ・・お客様をお部屋にご案内して・・・・お1人1室お取してるから・・・・」
「お~い。風呂いこ・・風呂」 「ああ・・風呂屋ならそこ出て・・」 「いやだな・・温泉」 「なんだ・・そうか」 「やけに元気ないみたいだな・・・・・」 「いや・・・ちょっと想い出に浸ってて・・・」 「いいから・・汗流そうぜ・・・」 「ああ・・・そうするか」
いつものように宴会も終わり・・・・・部屋へ戻る。
・・・・・「コンコン」とドアをノックする音。「悪たれ連」の奴等ならいきなりドアを開けて入ってくる。
「シ・シーちゃん?」眼を疑う。
「やだ・・・私エミです。母をご存知なんですね。」
「ああ、お入り・・・」窓際のイスに腰掛けるエミちゃん。シーちゃんそっくりである。
「君が・・・シ-ちゃんの娘さんだったのか・・・お母さんは・・その・・元気かい?」
「母が亡くなって・・・10年になります。」
「そうか・・・・知らなかったもんだから・・お父さんは?」
「父も・・亡くなったんです。それで・・私・・おばのところへ・・」
「そうか・・・・だけど・・・シーちゃんそっくりだね」
その夜・・・・のことは、残念ながらここでは書く事ができない・・・・・。
朝風呂に入り・・・女将に頼み仏壇に手を合わせる。・・・とどめなく涙が溢れてくるのは何故だろう。
いよいよ・・・・討ち入り・・じゃなかった結婚式の日である。
女将の部屋でエミちゃんと朝食をいただく。旅館の朝ごはんも捨てがたいが、エミちゃんの焼いてくれた
ちょとコゲた目玉焼きは・・・絶品だった。
「災難は忘れた頃やってくる」⑤「やっと・・・結婚式編」に続く。
エミちゃんに連れられて・・・・宿に向かう面々。
「おまえ・・・あの子知ってた?」 「し・知るわけねえだろ・・・」 「今回の宿・・お前の知ってるとこじゃん」 「ああ・・・でもさ、あの子知らないよ・・」 「それに・・・おばさんって言ってたしなぁ・・・・」 「そうだな」 「もしかして・・・・シ-ちゃんの子供かな?」 「シ-ちゃんって誰?」 「まあ・・いいじゃん」
「何ごちゃごちゃ言ってるんですかぁ~?もう・着きますよ。」
「ねぇ・・・エミちゃん。女将さん元気かい?
「そう言えば・・・・今朝仏壇に向かってぶつぶつ言ってましたけど・・・・」「さあ着きましたよ!」
「おばさ~ん。ただいま~お客様ご案内しましたよ~。」
「いらっしゃいませ・・・・オストドさん。お久しぶりです。
「女将久しぶり。お世話になります。悪友連れてきましたんで・・・
「オストドさん。オバさん。知ってるの?」
「ああ・・・でも君が姪御さんだったとはねえ~」
「オストドさん。エミ・・知ってたんですか?ま・さ・か・・」
「偶然って面白いよね。エミちゃんの担任だったS・・・俺らの仲間だもん。
「そうですか・・・・本当に・・偶然って・・・あ、エミ・・お客様をお部屋にご案内して・・・・お1人1室お取してるから・・・・」
「お~い。風呂いこ・・風呂」 「ああ・・風呂屋ならそこ出て・・」 「いやだな・・温泉」 「なんだ・・そうか」 「やけに元気ないみたいだな・・・・・」 「いや・・・ちょっと想い出に浸ってて・・・」 「いいから・・汗流そうぜ・・・」 「ああ・・・そうするか」
いつものように宴会も終わり・・・・・部屋へ戻る。
・・・・・「コンコン」とドアをノックする音。「悪たれ連」の奴等ならいきなりドアを開けて入ってくる。
「シ・シーちゃん?」眼を疑う。
「やだ・・・私エミです。母をご存知なんですね。」
「ああ、お入り・・・」窓際のイスに腰掛けるエミちゃん。シーちゃんそっくりである。
「君が・・・シ-ちゃんの娘さんだったのか・・・お母さんは・・その・・元気かい?」
「母が亡くなって・・・10年になります。」
「そうか・・・・知らなかったもんだから・・お父さんは?」
「父も・・亡くなったんです。それで・・私・・おばのところへ・・」
「そうか・・・・だけど・・・シーちゃんそっくりだね」
その夜・・・・のことは、残念ながらここでは書く事ができない・・・・・。
朝風呂に入り・・・女将に頼み仏壇に手を合わせる。・・・とどめなく涙が溢れてくるのは何故だろう。
いよいよ・・・・討ち入り・・じゃなかった結婚式の日である。
女将の部屋でエミちゃんと朝食をいただく。旅館の朝ごはんも捨てがたいが、エミちゃんの焼いてくれた
ちょとコゲた目玉焼きは・・・絶品だった。
「災難は忘れた頃やってくる」⑤「やっと・・・結婚式編」に続く。
「災難は忘れた頃やってくる」⑤ [災難は忘れた頃・・・エッチな話]
「やっと・・・結婚式編」
「じゃあ・・・・女将。また!エミちゃん借りるね」
「ええ。またのお越しを・・・・エミ。気をつけるのよ・・・・」(気をつける・・ってなんだ?もう遅い・・気が・・・)
「じゃあ、行ってきます。」
迎えのバスに乗り込み・・あちらこちらでエミちゃんの一味・・じゃなかったカナコちゃんの友達をピックアップする。
(エミちゃんは・・・・ずっと横に座っているんだけど・・・・・いいのかな。)
昔取った杵柄・・で挨拶する。
「皆さん。お早うございます。添乗・・じゃなかった。えっ~。S先生の授業でお馴染みかと思いますが、
元ツアコンのオストド・・・・」
「あっ。あの人がそうなんだ・・・・・」と口々にしゃべる「おしゃべり雀の軍団」
「え~それから・・・・やはり授業でお馴染みの・・・変態じゃなかった産婦人科・小児科・生臭坊主・パッチモン・・宝石商・それにここに所属すると・・・AVに出られるという・・・プロダクション・そして今にも首になりそうなスケベ判事・・・まあ・・S・・S先生の昔からの悪友です。今日の予定は連絡が行っていると思いますが、式の後・・・・・・・・・まあ。今までのうら・・じゃなかったお世話になった恩それとも怨をしっかり晴らしてください。」
バスは神社の駐車場に到着した・・・。早速、新郎控室に殴りこむ。
「お~い。おめでと!やったな・・このやろ・・・・・」
「なんだ・・やっぱり来たのか?」
「ああ・・・来るさ。お前の嫁さん見ないと・・なあ」首を縦にふる連中。
「どれ・・・式の前に嫁さんの健康診断でも・・・」と変態産婦人科と小児科
「お前等~!」と怒鳴るS。
「冗談だ冗談。・・・・でも、出産はウチでやらせてもらうからな!」と変態産婦人科。
(こいつ・・・腕だけは一流らしい)
「ああ・・・頼むよ」
「お前・・正気か?」
「ああ」
「なんで・・・まさか」
「ああ、学校辞めたんだ・・・」
「辞めたって・・・・どうするんだ?」
「予備校の先生でもやるさ・・・」
「そうか・・・・・」
(どうやら・・ウワサを聞きつけたPTAが学校に怒鳴り込んできたらしい)
「だからさ・・・・またお前等といつでも会える。」
「そうだな・・・・・」
厳かに神式による式が始まる・・・・一応、神妙に参列するのだが・・・・
式も終わり・・・目出度く夫婦になった二人。
ここから手厚い・・・・ではなく、手荒い祝福をせねばならない。そのために東京から来たのだ。
「おい。Sちょっと・・お祝い・・渡さないと」とSを呼ぶ。
式を終えた安堵感からだろうか?少しも警戒していないS・・・・・頃合である。
我々「悪たれ連」で胴上げを始める・・・そこにクラスの女子勢ぞろいで加わる・・・・。
もちろん・・タダで済ますほど甘くない。
「さあ、もう一回!」との声を合図に地面に落とす。そこに女子たちが「お祝い」を贈るわけだ。
きゃあきゃあ言いながら蹴っ飛ばす娘や抱きつく娘。顔中にキスマークをつけられるS・・・・。
すっかり・・・・ボロボロになったS。
「お前等・・・覚えてろよ」と言いながらどこか嬉しそうである。
披露宴・・・お世辞にも盛大ではなかった。でも、今まで参列したどの披露宴よりも温かく・・・愛情を感じられた披露宴である。
いよいよ・・・祝辞を述べるときが来たようだ。
「カナコさん。本当におめでとう。そしてS。やりやがったな。今、ご紹介を頂きました○○です・・・と言うよりもオストドと言ったほうが皆さんにおわかりいただけるでしょうか?
本日はお招き・・・・ではなく勝手に参列をさせていただき、またごあいさつも勝手にさせていただくわけでございますが、・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・カナコさんにお願いがあります。Sの前の細君に頼まれたことでもあります。どうかこんなSですけど・末永く添い遂げてやってください。
お~い。悪たれ連集合!今日この場をもちまして・・・このSとはクサレ縁を切り・・・カナコさんの親衛隊になりますので、どうかこいつ・・・Sが何かやらかしたら・・言って来てください。我々が代りに天誅を降します。そしてカナコさんのご両親様・・・我々いつでも助けますのでどうか・・この馬鹿・・Sを許してやってください。そして私はここに予言します。二人の間には可愛い女の子が3人生まれることを・・・・。
これを持ちまして・・簡単ではございますが祝辞に代えさせていただきます。
(後日談なのだが・・・・カナコさん三つ子を出産。しかもみんな女の子。)
挨拶をしながら・・・カナコさんの義理の父がそっと涙を拭くのを見た私。そうだ。どんな親子だって・・憎いわけなんかない。
披露宴も終わり・・・・東京へ帰る時がやってきた。タバコの煙がやけに眼に沁みる・・・・
「オストドさ~ん。帰りますよ!」エミちゃんが声を掛けてくる。
「なあ、エミちゃん。お母さんとお父さんのお墓・・おまいりしたいんだけど・・・・今晩も泊れるかな?」
「じゃあ・・おばに聞いてみますね。」電話に走るエミちゃん。あの娘は幸せなんだろうか?
「勿体無いから・・ウチに泊れって・・・おばさん。」
「そうか・・・そうさせてもらうか。じゃあ・・みんな送っていかないと・・・」
バスを走らせ、参列した女の子達を送ってゆく。最後に・・・酔いつぶれたこの面々を飛行機に乗せるだけである。
「はぁ?お前。帰んないの?」
「ああ。もう一晩泊って・・知り合いの墓参りして帰るよ」
「そうか・・・じゃあな。」
この話はここでお終い。この先は書けません。
残念ながら・・・Sは×3(バツ3)に今のところなっていません。
カナコちゃんは・・・・さすが九州オナゴ。女は弱しされど母は強し・・で今では婦人部の仲間入りです。
えっ?エミちゃんですか?その後東京の大学に通い・・・・今・・女将修行真っ最中です。
仲間からは「喰っちゃったのか?」と聞かれますが・・・・・お答えできません。
エミちゃんは・・・・私の娘みたいなものですから・・・・・。
今、彼女は結婚して2人の子供・・・男の子です。この子たちのやんちゃ振りは・・・まるで「お前のようだ」と言う輩もおりますが・・・・・。
次のお話からはもっと時代を遡ります。そのときにまたお会いしましょう。
「じゃあ・・・・女将。また!エミちゃん借りるね」
「ええ。またのお越しを・・・・エミ。気をつけるのよ・・・・」(気をつける・・ってなんだ?もう遅い・・気が・・・)
「じゃあ、行ってきます。」
迎えのバスに乗り込み・・あちらこちらでエミちゃんの一味・・じゃなかったカナコちゃんの友達をピックアップする。
(エミちゃんは・・・・ずっと横に座っているんだけど・・・・・いいのかな。)
昔取った杵柄・・で挨拶する。
「皆さん。お早うございます。添乗・・じゃなかった。えっ~。S先生の授業でお馴染みかと思いますが、
元ツアコンのオストド・・・・」
「あっ。あの人がそうなんだ・・・・・」と口々にしゃべる「おしゃべり雀の軍団」
「え~それから・・・・やはり授業でお馴染みの・・・変態じゃなかった産婦人科・小児科・生臭坊主・パッチモン・・宝石商・それにここに所属すると・・・AVに出られるという・・・プロダクション・そして今にも首になりそうなスケベ判事・・・まあ・・S・・S先生の昔からの悪友です。今日の予定は連絡が行っていると思いますが、式の後・・・・・・・・・まあ。今までのうら・・じゃなかったお世話になった恩それとも怨をしっかり晴らしてください。」
バスは神社の駐車場に到着した・・・。早速、新郎控室に殴りこむ。
「お~い。おめでと!やったな・・このやろ・・・・・」
「なんだ・・やっぱり来たのか?」
「ああ・・・来るさ。お前の嫁さん見ないと・・なあ」首を縦にふる連中。
「どれ・・・式の前に嫁さんの健康診断でも・・・」と変態産婦人科と小児科
「お前等~!」と怒鳴るS。
「冗談だ冗談。・・・・でも、出産はウチでやらせてもらうからな!」と変態産婦人科。
(こいつ・・・腕だけは一流らしい)
「ああ・・・頼むよ」
「お前・・正気か?」
「ああ」
「なんで・・・まさか」
「ああ、学校辞めたんだ・・・」
「辞めたって・・・・どうするんだ?」
「予備校の先生でもやるさ・・・」
「そうか・・・・・」
(どうやら・・ウワサを聞きつけたPTAが学校に怒鳴り込んできたらしい)
「だからさ・・・・またお前等といつでも会える。」
「そうだな・・・・・」
厳かに神式による式が始まる・・・・一応、神妙に参列するのだが・・・・
式も終わり・・・目出度く夫婦になった二人。
ここから手厚い・・・・ではなく、手荒い祝福をせねばならない。そのために東京から来たのだ。
「おい。Sちょっと・・お祝い・・渡さないと」とSを呼ぶ。
式を終えた安堵感からだろうか?少しも警戒していないS・・・・・頃合である。
我々「悪たれ連」で胴上げを始める・・・そこにクラスの女子勢ぞろいで加わる・・・・。
もちろん・・タダで済ますほど甘くない。
「さあ、もう一回!」との声を合図に地面に落とす。そこに女子たちが「お祝い」を贈るわけだ。
きゃあきゃあ言いながら蹴っ飛ばす娘や抱きつく娘。顔中にキスマークをつけられるS・・・・。
すっかり・・・・ボロボロになったS。
「お前等・・・覚えてろよ」と言いながらどこか嬉しそうである。
披露宴・・・お世辞にも盛大ではなかった。でも、今まで参列したどの披露宴よりも温かく・・・愛情を感じられた披露宴である。
いよいよ・・・祝辞を述べるときが来たようだ。
「カナコさん。本当におめでとう。そしてS。やりやがったな。今、ご紹介を頂きました○○です・・・と言うよりもオストドと言ったほうが皆さんにおわかりいただけるでしょうか?
本日はお招き・・・・ではなく勝手に参列をさせていただき、またごあいさつも勝手にさせていただくわけでございますが、・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・カナコさんにお願いがあります。Sの前の細君に頼まれたことでもあります。どうかこんなSですけど・末永く添い遂げてやってください。
お~い。悪たれ連集合!今日この場をもちまして・・・このSとはクサレ縁を切り・・・カナコさんの親衛隊になりますので、どうかこいつ・・・Sが何かやらかしたら・・言って来てください。我々が代りに天誅を降します。そしてカナコさんのご両親様・・・我々いつでも助けますのでどうか・・この馬鹿・・Sを許してやってください。そして私はここに予言します。二人の間には可愛い女の子が3人生まれることを・・・・。
これを持ちまして・・簡単ではございますが祝辞に代えさせていただきます。
(後日談なのだが・・・・カナコさん三つ子を出産。しかもみんな女の子。)
挨拶をしながら・・・カナコさんの義理の父がそっと涙を拭くのを見た私。そうだ。どんな親子だって・・憎いわけなんかない。
披露宴も終わり・・・・東京へ帰る時がやってきた。タバコの煙がやけに眼に沁みる・・・・
「オストドさ~ん。帰りますよ!」エミちゃんが声を掛けてくる。
「なあ、エミちゃん。お母さんとお父さんのお墓・・おまいりしたいんだけど・・・・今晩も泊れるかな?」
「じゃあ・・おばに聞いてみますね。」電話に走るエミちゃん。あの娘は幸せなんだろうか?
「勿体無いから・・ウチに泊れって・・・おばさん。」
「そうか・・・そうさせてもらうか。じゃあ・・みんな送っていかないと・・・」
バスを走らせ、参列した女の子達を送ってゆく。最後に・・・酔いつぶれたこの面々を飛行機に乗せるだけである。
「はぁ?お前。帰んないの?」
「ああ。もう一晩泊って・・知り合いの墓参りして帰るよ」
「そうか・・・じゃあな。」
この話はここでお終い。この先は書けません。
残念ながら・・・Sは×3(バツ3)に今のところなっていません。
カナコちゃんは・・・・さすが九州オナゴ。女は弱しされど母は強し・・で今では婦人部の仲間入りです。
えっ?エミちゃんですか?その後東京の大学に通い・・・・今・・女将修行真っ最中です。
仲間からは「喰っちゃったのか?」と聞かれますが・・・・・お答えできません。
エミちゃんは・・・・私の娘みたいなものですから・・・・・。
今、彼女は結婚して2人の子供・・・男の子です。この子たちのやんちゃ振りは・・・まるで「お前のようだ」と言う輩もおりますが・・・・・。
次のお話からはもっと時代を遡ります。そのときにまたお会いしましょう。
僕たちの新年会 (僕たちのシリーズ番外編) [災難は忘れた頃・・・エッチな話]
空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。
昨日、早朝に帰宅いたしましたが・・“ご答礼訪問中”に突如、“拉致”&“監禁”され、
気が付くと、そこは自宅からは程遠い悪徳不動産屋の愛人2号だったか3合さんのお店。
解りますよね?悪徳不動産屋。そう佐々木クンのお店に監禁されておりました。
背後からいきなり襲われ、猿轡を嵌められ、白昼、車に放り込まれ、(ベンツだったか・・・)
手足は縛り上げられ、必死に抵抗しようものなら、頭を小突かれまして・・・
「お前・・このまま東京湾に沈むか?」
不敵な笑いを浮かべる。佐々木クン。
どうやら、奥さんである由香ちゃん1号に愛想を尽かされたんでしょうか?
ホクホク顔をしている青○クンまで・・・そして、Yクンも不敵な微笑みを浮かべておりました。
次々と拉致されるSと変態小児科佐伯クン。旧姓大岩クンこと黒岩クン(変態産婦人科です)まで・・・
聞くところによれば、パッチモン屋こと宝石商(ニセモノだと踏んでいるオストド)の赤沼クン。そして、
某地検に飛ばされる予定の白○クンやら、とにかく死んでしまった奴を除き、全員集合。
「馬鹿野郎!俺。明日から仕事あるんだぞ!」
オストドの虚しい一言で乾杯。そして・・宴が・・・・延々と・・・・
解放されたのは、午後8時すぎでしたので、その後は解りませんが・・・
ここで・・・緊急業務連絡です。
由香ちゃん1号へ・・・そろそろ・・青○を許してやってください。こいつの浮気癖は治りません。
由香ちゃん2号へ・・・離婚を口走っているそうですが、嫌々結婚式で祝詞を奉納させられた我が身。
どうか・・・白○を見捨てないでやってくださいね。
白○クンは昨日は無罪でした。
でも、ちゃんと言い聞かせておきましたので・・・もし、アレ!でしたら優秀な弁護士ご紹介します。
その他、メストド1号を除く奥様連へ・・・・
ご主人様に何か買って貰ってください!
それだけの正当な権利が発生しましたことをご報告申し上げます。<(_ _)>
宝石類でしたら、パッチモン屋の赤沼クンが、原価割れでご提供するでしょう・・多分。
以上、業務連絡を終ります。
あ~あ!せいせいした・・っと・・・
寝不足気味のオストドでした・・・・(-_-)zzz
あとがき・・・・
僕です。皆様。新年明けましておめでとうございます。
未来の僕に叩き起され、記憶と言う海の中、静かに眠る貝の様に深い眠りの世界を漂っておりました。
そんな穏やかな日々を過ごしておりましたら、未来の僕が突然やってきて、
“ネタがねえんだ!頼むよ!”と叩き起こされ、
この世界に、無理やり引っ張りだされてまいりました。
昨日、懐かしい仲間の顔を見ると、みんな老けたなぁ~と思います。
僕が彼等と知り合ったのは、確か高校一年生ですから、人生の半分以上をとっくに過ぎるほどの
長~いお付き合いですね。
なんでも、Yクンだけは、まだ独身だそうですが、残りのメンバーはひとりを除き、一応、家庭と言う
“檻”に閉じ込められ、全盛期の牙はすっかり抜き取られているみたいですが・・・・
さて、今年もますますパワーアップさせた“僕たちのシリーズ”もお目見えすることになります。
何卒、皆様のご声援の程宜しくお願い申し上げます。
昨日、早朝に帰宅いたしましたが・・“ご答礼訪問中”に突如、“拉致”&“監禁”され、
気が付くと、そこは自宅からは程遠い悪徳不動産屋の愛人2号だったか3合さんのお店。
解りますよね?悪徳不動産屋。そう佐々木クンのお店に監禁されておりました。
背後からいきなり襲われ、猿轡を嵌められ、白昼、車に放り込まれ、(ベンツだったか・・・)
手足は縛り上げられ、必死に抵抗しようものなら、頭を小突かれまして・・・
「お前・・このまま東京湾に沈むか?」
不敵な笑いを浮かべる。佐々木クン。
どうやら、奥さんである由香ちゃん1号に愛想を尽かされたんでしょうか?
ホクホク顔をしている青○クンまで・・・そして、Yクンも不敵な微笑みを浮かべておりました。
次々と拉致されるSと変態小児科佐伯クン。旧姓大岩クンこと黒岩クン(変態産婦人科です)まで・・・
聞くところによれば、パッチモン屋こと宝石商(ニセモノだと踏んでいるオストド)の赤沼クン。そして、
某地検に飛ばされる予定の白○クンやら、とにかく死んでしまった奴を除き、全員集合。
「馬鹿野郎!俺。明日から仕事あるんだぞ!」
オストドの虚しい一言で乾杯。そして・・宴が・・・・延々と・・・・
解放されたのは、午後8時すぎでしたので、その後は解りませんが・・・
ここで・・・緊急業務連絡です。
由香ちゃん1号へ・・・そろそろ・・青○を許してやってください。こいつの浮気癖は治りません。
由香ちゃん2号へ・・・離婚を口走っているそうですが、嫌々結婚式で祝詞を奉納させられた我が身。
どうか・・・白○を見捨てないでやってくださいね。
白○クンは昨日は無罪でした。
でも、ちゃんと言い聞かせておきましたので・・・もし、アレ!でしたら優秀な弁護士ご紹介します。
その他、メストド1号を除く奥様連へ・・・・
ご主人様に何か買って貰ってください!
それだけの正当な権利が発生しましたことをご報告申し上げます。<(_ _)>
宝石類でしたら、パッチモン屋の赤沼クンが、原価割れでご提供するでしょう・・多分。
以上、業務連絡を終ります。
あ~あ!せいせいした・・っと・・・
寝不足気味のオストドでした・・・・(-_-)zzz
あとがき・・・・
僕です。皆様。新年明けましておめでとうございます。
未来の僕に叩き起され、記憶と言う海の中、静かに眠る貝の様に深い眠りの世界を漂っておりました。
そんな穏やかな日々を過ごしておりましたら、未来の僕が突然やってきて、
“ネタがねえんだ!頼むよ!”と叩き起こされ、
この世界に、無理やり引っ張りだされてまいりました。
昨日、懐かしい仲間の顔を見ると、みんな老けたなぁ~と思います。
僕が彼等と知り合ったのは、確か高校一年生ですから、人生の半分以上をとっくに過ぎるほどの
長~いお付き合いですね。
なんでも、Yクンだけは、まだ独身だそうですが、残りのメンバーはひとりを除き、一応、家庭と言う
“檻”に閉じ込められ、全盛期の牙はすっかり抜き取られているみたいですが・・・・
さて、今年もますますパワーアップさせた“僕たちのシリーズ”もお目見えすることになります。
何卒、皆様のご声援の程宜しくお願い申し上げます。