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オストドの旅後始末「何度目かのGOTO・・・バリ島」VOL04 [旅行記・旅関係]

VOL.4「見ざる・言わざる・聞かざる」

オストドが泊ったヴィラは、全12室の独立型ヴィラと

ホテルタイプのスィートとプールアクセスのスィートがある。

敷地の中を小さな川が流れている。

その川はモンキーフォーレストへ流れていて、そこを伝って

猿の群れが毎日の様に出勤してくる。

さて、旅に出ると「土産」は買わねばならない。

我が家の出国税は、メンバーの中で一番安く済む。

何処へ行っても。何十万もするバックを買わされる上場企業の社長。

まあ、普段の行いが・・・ちなど、更々言うつもりもないが、

「何がいい?」と聞いても、「いらない」と返ってくる。時折、

そう時折。新作のバックを言われる場合もあるけど、それだって

他の社長連中に比べたら、オストドのお財布には響かない。

今回も、地元スーパーにでかけて、ヘアービタミンや

トリートメントを数個買うくらいで済んだので、1万円もあれば

お釣りがくるくらいだ。

さて、買い物が終わったオストドは、必然的に買いものを終えていない

少々、哀れに感じられる「買い物難民」に付き合う羽目になる。

付き合う羽目になると、坂道を登ったり、降りたりして、

店先を一緒に除く。

その時・・・・「どこかで見たよな?」との声がする。

確かによく見ると、「見ざる・言わざる・聞かざる」

つまり、「自らの手で、目を覆うもの。口を覆うものや耳を塞ぐもの」

日光の街の中で見る土産物に似ている。そう言えば、小学校の修学旅行で

買った気がする。

「あれが・・・欲しい。」

「はあ?買うの・・・・」

既に、豚の置物を買ったその同行者は、これもお買い上げになった。

「で・・・どうするの・・・それ?」

「飾っておくけど・・・」

きっと・・・買い物難民になった同行者には、きっと必要なのだろう。

そして・・・その翌日。

イングリッシュスピーカーのドライバー氏だったはずが、

ジャパニーズスピークドライバー氏がやってきて、腹を抱えて笑っていたら、

いつの間にかバリ島唯一の空港に横づけされ、カウンターオープンが

未だだったので、「空港値段」になった缶ジュースを飲んでいると・・・・

「あれ?あの女の子たち・・・・見た事あるよね~」

香港から一緒の飛行機になった女の子たちだった。

「帰りも一緒かぁ~」

オストドの班は、キャセイパシフィック航空利用。

往復それぞれトランジット入国をして、ホテルへ泊まることになる。

香港の入国を済ませて、一旦ホテルへ向かう。まあ、空港直結なので、

迷う事はない。英語が出来なくても、流暢な日本語を操るフロントマン。

ついでに・・・オストドは、空港の両貝所で200ユーロを差し出した。

5月に香港へ論で来るので、円安基調なので、大量に余っているユーロ紙幣を

両替に出したわけだが・・・・

「もう、100ユーロ出していただければレートがお得です」と言われ

もう2枚の50ユーロ紙幣を差し出したのは、言うまでもない。

翌朝。ホテルを早めにチェックアウトして、キャセイのカウンターに立ち寄る。

同行者のキャリーが大きいためだ。さっさと出国手続きを行う。

その理由は・・・・「ラウンジのヌードルバーへ行き、ワンタンメンを食べる」

ついでに足りなければ、いや・・・同行者の面々を見れば、足らないのは判る。

朝食のビュッフェをたらふく食べ、帰りは香港-台北。

一旦、降機させられ、台北-成田。その間、機内食は二度出る。

それすら、完食する気満々の輩たちの中に、私が居たのは言うまでもないことだ。

- FIN -
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