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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ① [タイ・ホアヒンの旅]

まえがきに代えて

いくら・・・家賃が10倍以上になったからとはいえ、旅の醍醐味を知ってしまったからには
もう・・・後には戻れない・・・・
メストド1号もそうらしい。きっと「旅」は麻薬以上に・・・我々を包み込んでしまっているのだろう。
多分、「アリさん生活」には我々トド夫婦には合わない様である。「キリギリスさんの生活」が我々には性にあっているようだ。ある知人曰く、「そんな生活していると・・老後大変だよ!」とオストドを諭すのだが、そんな心配は「小さな親切」であって・・・我々には・・・大きなお世話としか映らない。
まあ・・・「職業選択の自由」と言うトドの権利を放棄させられている。その代わりに将来にわたって棲む場所は困らないし、それなりに喰っていける。
何しろ・・・「飲む・打つ・買う」で身上を滅ぼすほど馬鹿ではないけど・・・もしかしたら・・・「世界一周ファーストクラスチケット」を買うかももしれない。まあ・・・「キリギリス生活」が好きなんだから仕方が無い。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」という諺どおり・・・いや・・それ以上の苦労をメストド1号には掛けてきた。
まあ・・今にしてみれば、「笑い話」にしかならないけれど・・・
特に今回の旅は・・・ちょっといつもと違う気分。何せ・・「父親や~めた!」と宣言してからの夫婦での旅。
嘗て・・娘と呼んでいたメストド2号が・・・「はぁ?また・・行くの?」と言うけれど・・・引越しの荷物が片付いていなくても旅に出る。例え・・・白アリやネズミに棲家を奪われての急遽の引越しでもスケジュールを変える気は無い。
オストド&メストド1号は「病気」なのかもしれない。年に一回は「大人の仮面」を脱がなければ、「息切れ」「眩暈」がしてくるし・・・仕事をする気にもなれない。飛行機に乗らなければ・・・・体調も悪化してくる。
それに・・・年齢を重ねるごとに・・・時の流れがどうも・・・早く感じられてならない。
こうなれば・・・日常生活から抜け出し・・・非日常の生活生活、鳥の鳴き声や窓から差し込む陽の光に目覚め、星の瞬きと優しく吹く風にかすかに揺れる木々の音を子守唄に眠る。そう、時間本来の流れを取り戻すために旅に出る。
前回の旅行記(メストド1号&2号のプチ留学記)の思わぬ反響に気を良くした・・メストド1号が旅行記を書くという。
まあ・・・本人が「やる気満々」なので、私ことオストドはその補完そして・・ひとりごとだけ言わせていただこうと思う。
この文章の原稿は、ジャスミンヴィラの庭に用意されているプライベートテーブルにてお互い向かい合って書き出した。
耳に入ってくるのは、ただ・・・風が揺らす木々の葉が擦れ合う音と、時たま訪れる小鳥の鳴き声、その中に身を委ねて私は筆を取っているのである。
今回は一体どんな珍道中になるのだろう。南国の木々が風に揺れ「そんなものいいからさ一緒に遊ぼうよ」と私を誘っている。庭には子猫までやってきた。ちょっと茶系のキレイな子猫。
そろそろと庭を横切ってゆく子猫に「にゃぁ~」と言ってみたら固まって、こっちを見ている。しばらく寝転んでいたと思ったら隣のヴィラとの垣根をすり抜けていく。
また・・・時折、優しく吹く風に身を委ねながら、メモ用紙に向かっていたら、また子猫がやってきた。
「にゃあ~」とまた・・鳴きまねをするオストドに近寄ってきて、その身体をオストドの足元に擦り付けてゆく。
どうやら、オストドは人間よりも動物に好かれるみたいだ。子猫が足元にじゃれ付いている。
そろそろ・・・筆をメストド1号に託し、童心に帰る時がきたようだ・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ② 旅立ちの前日に・・・・ 続く。
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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ② 旅立ちの前日に [タイ・ホアヒンの旅]

第一章 旅立ちの前日に

ここからは・・・2部構成。つまり・・・オストドのいつものくだらない旅行記とメストド1号の旅行記。
多分・・・メストド1号の旅行記の原稿が上がるのを待っていると・・・先に進まなくなる恐れがある。
従って・・・「メストド1号」の旅行記は後ほど加筆させていただくことになる。(加筆済み・・1/18)

-オストド記-

28,Dec,2008 

今月のオストドは「災難続き」だった。その予兆はあったのだが・・・
まず・・・今月の1日。突然「警戒警報」が頭の中で鳴り始めたのは、台湾・桃園の空港でやっと・・・バスから解放され、「一服タイム」を終えたときだった。
「ああ~また・・エコノミーか!それも・・・尻尾の席だもんな・・・・」そう思った瞬間、頭の中の警戒警報装置が鳴り響いた。一瞬とはいえ・・・荷物(キャリー)から目を離した瞬間。つまり・・一服タイムなんぞしたのが・・・喜劇?の始まり。
もうちょっとで・・・悲劇。いや・・・家庭騒動に発展するところだった。
同行者の人間の悪巧みの罠にもうちょっとで陥るところだった。何も・・・ネームタッグに未使用のコンドームを仕込まなくても良かろうものだが・・・・そのまま気が付かなければ大変だったけど・・・
「どこの馬鹿だぁ~人のキャリーのネームタッグにコンドーム仕込んだ奴はぁ~!」と怒鳴ったくらい。
まあ・・・周りは大爆笑もの。だが・・・「旅の神様」はオストドに「ささやかなプレゼント」を用意していてくれた。
E-チケットだったので、台湾JTBのセンダーにより既にプリチェックインされたボーディングパスは、15のB。
つまり・・・エコの最前列。しかも・・・隣は空席で・・・快適なフライトだった。まあ・・・スーパーフライヤーで、ANA利用だったので、ANAのご好意だったのだろう。
その11日後には引越し。そのときは「アレルギー性鼻炎」が突然現れたし、18日には風邪とそれに伴う大腸炎で、寝込み・・・それがメストド1号や2号に「飛び火」した。
そのとき・・・最近掛かりつけになった医者から処方された薬の副作用は・・・下痢?
多分・・・医者に掛かったときは・・・下痢は始まってなかったのだけど・・・・そのあと・・・大変な目に遭ったのだ。
3日ほど寝込み・・・やっと出勤。今度は「お役人さま」と喧嘩。多分・・・相当、根にもたれているだろうなぁ~
まあ・・・「やられたら・・やり返す」のがオストドだから・・・「いじめ」には・・・「いじめ」返すだけだけど・・・
そんな風に追い込まれようとも・・・「旅の神様」は見捨てなかった。うん!
やっと・・・大掃除も終わり、今日は「船橋大神宮」に参拝に行くことにした。多分・・・これで・・少しは良くなるはず。
家の神棚用と車用の御札を受けてくる。お賽銭は・・・「始終ご縁がありますように・・・」と45円。
その後・・・正月に家にいるメストド2号が「凍え死」しない程度の灯油を買っておく。でも・・・多分、自分では入れないだろう。リビングのエアコン(備え付けられている・・・リモコンを隠し忘れた・・・)と、ホットカーペットででも凌ぐだろう。
「泣いても笑っても・・・」明日には旅立つ。まあ・・・明日はヒルトンホテル成田に前泊するだけだけど・・・
帰国後・・・一応、「正月が来た!!」と言える様に・・・少量のおせち、それに玄関の飾り、鏡もち、のし餅も仕入れておく。
お昼ごはんは、メストド1号の奢りで・・・「すき屋」に行くことに・・・オストドはタバコを「出来れば禁煙しよう」と思っているので、食欲がすさまじいほど増加している。メガ牛丼に明太・高菜をトッピング。しかも、ペロっと食べて・・・「まだ入る」とほざいたら・・・メストド1号から無言の圧力。「それ以上・・・喰ったら絞め殺してやる!」と言う顔をしている。
その後、メストド1号は「荷造り」。オストドは食後の休憩。まあ・・寝る子は育つと言うくらいだけど・・・これ以上、腹回りが育ったら・・・困ってしまうけど。
夕食は・・・買ってきたお惣菜。カキフライ&コロッケ。やっと・・・死ぬ思いで少食生活に慣れたのに・・・・我ながらちょっと食い過ぎと反省をする。罰として・・・夕食後の皿洗いはオストドの役目。
お医者様に処方してもらっている・・・お薬やら・・・台湾で買ってきた漢方薬やら・・・マカをドリンク剤で流し込んで就寝。

29,Dec,2008

オストドの会社は本日は忘年会を兼ねた納会だけ・・・12時50分に出社すればいいんだけど・・・
メストド1号の「会社まで送ってくれるのよね?荷造り誰がしたのかなぁ?」と言われれば・・・
「はい!送らせていただきます。」と言うしかない。
と・・・言うわけで、AM6:00 起床。7時に自宅を出発。スーツケースとキャリーを車に運ぶ。
メストド1号を会社のそばまで送っていく。早く着いたのはオストドの責任ではない。「道が空いていた」からかもしれないし・・・オストドがぶっ飛ばしすぎたわけでは・・・ない。
会社のそばのガソリンスタンド(会社のカードで給油できるので・・・)給油。
それでも・・・8時過ぎには会社に到着してしまうほど。
2箇所の神棚にお参りは欠かせない。その後・・・朝ごはんにカップラーメンを食す。オストドの机のウラには、大体10個ほどはいつもストックがある。
午後1時から会社のそばの居酒屋で納会。その前に・・・心残りにならぬよう・・・かき揚そばにコロッケをトッピングして食す。もちろん・・・宴会料理も・・・すべて・・・胃袋に流し込む予定。
宴会終了後、会社に戻り・・・少々お昼寝。
夕方5時過ぎにメストド1号をお迎えに会社を出発。延々と1時間以上・・路上で待機。
19時過ぎ・・・やっとメストド1号から、「終わったぁ~」との電話が入る。銀行の前に移動してピックアップする。
途中、コジマデンキで髭剃りを購入。「もっと早く終われば・・ヒルトンホテルで夕食をご馳走したんだけどね!」と言いながら・・近くのファミレスで夕食。オストドはヒレカツ丼とミニうどんのセット。メストドは〇庵御膳から・・・ミニうどんを取り除いたもの。つまり・・・オストドがミニうどんを2杯食べたのだ。
京葉道路・東関東自動車道を乗り継ぎ、成田ICを駈け降りる。
PM21:15 ヒルトンホテル成田へ到着。

「ポイント宿泊なのに・・そこまで?」

オストドはヒルトンオーナズのゴールド会員。別に自慢するほどではないけれど・・・ポイント宿泊なのに、ヒルトンプラスへのアップグレード、ヘルスクラブへのご招待。ついでに・・・無料朝食と駐車場無料のサービスまで・・・
もちろん・・・フロントで並んでいる人を尻目に専用カウンターでチェックイン。
ここまで至れりつくせりだと申し訳ないほど。
一旦、部屋に荷物を放り込み、ホテル内のコンビにで飲み物を買う。
あとは・・・ゆっくりとお風呂に浸かり・・・お薬を飲んで寝るだけ・・・


-ここからは・・・メストドの旅行記-

28,Dec,2008
今年の年末に出発する旅先はタイのホアヒンビーチのそばらしい。
らしいと言うのは・・・いつも・・オストドにお任せの私。ただ・・私の役目は財務大臣と雑用(荷造り等・・・)
今回の旅立ちは30日 朝10時発のCX509香港行きからのスタート。
でも・・いつも通り・・・トド夫婦の旅行は出発時刻のかなり前から始まっているのです。
日曜日にしては早起きして神社へ行く事に。古いお札を納めて、新しいお札を受ける。毎年の慣わし。
オストド・・たしか自分ではハイテク系と言っているけど・・どう見てもアナログだけど・・・
その後、お正月用品の買出しに出かけます。
「正月に日本にいない人間におせちを食す資格なし!」と考える私と・・あくまでも、おせち食べなきゃ新年を迎えた気にならないオストド。
「全くもう!そんなに食べたければ日本に居れば!」と毎年恒例のバトルを繰り広げつつも・・次から次へとカゴの中は一杯になっていく・・・
後、居残り組の娘の食料も仕入れておかなくちゃ。
帰宅後は・・・毎回、恒例の荷造り開始。
「今回はなるべく荷物少なめにするからね!」と言いながら・・・「あちらこちら」探し始める私。何せドタバタと引越ししてきたので、「どこに何が収納されているのか?」皆目見当がつかないのです。
「確か・・・あそこのはずなんだけど・・・」と言いながら、いつものスーツケースの中にセーター類と一緒に混じって、水着やパレオ等が・・・でも、オストドのビーチサンダルが無い!「一体・・どこ?」
一部、壊れかけて捨ててこようか?と迷ったスーツケースの中にオストドのビーチサンダルのみが入っておりました。
良かった・・・良かった・・・・これを教訓に何か捨てるときはしっかり中身を確認」しなければ・・・
洗濯物を畳みながら、衣類を選り分け手際よく荷造り完了!自画自賛する私。メストド。・・・賛辞の声は聴こえてこないけど・・・
どうやら・・新居に越してきてからは、心に余裕ができたのか?時間はタップリあるように感じられるからなのか?良く解らないけど・・・
夕食は外食で済ませるけど・・・娘が「おにぎりを用意しておけ!」と言うので炊飯器や冷蔵庫の中のご飯でおにぎりを作ったら・・・全部で12個になったけど・・・
でも、旅たちの前に私。我慢の限界に達していることがひとつある。髪の毛である。
このままではどうも・・・テンションが上がらない。 美容院にもそういえば・・・随分行ってないし・・・・
ヘアーカラーを終え、ベッドに入ったら・・・午前1時を過ぎていた・・・・
明日は今年最後のお仕事。それに久々の成田での前泊。ヒルトンでゆっくり眠れそう・・・

29,Dec,2008

いつもは・・オストドの通勤に便乗するために5時半過ぎにはたたき起こされているのが、今朝は6時過ぎまで少しゆっくり。
何故なら、今日は会社までオストドの送り付きだから・・・
家を出たのが7時過ぎくらいだっやのに・・・なんと会社に到着したのが・・・7:41.
私の実際の始業時刻は8:40。一時間も早く着いちゃった。あまりに早すぎるので、隣駅(?)のマックでコーヒータイム。そのtこ・・・「今日は早目」に終わるといいなぁ~」等と甘い考えを持つ・・・私。
年末のご挨拶のお客様が多く、「自分の仕事」が遅々として進まない。その上、時間はどんどん過ぎていくのに、仕事は減るどころか増える一方。「嘘でしょ!一体何時までかかるのよぉ~」と怒鳴りたくなるほど。
お昼ごはんも14;00過ぎにやっと摂れ、しばしの休憩を・・・そうでなきゃ・・身体は持たないもの・・・・。

普段から残業は当たり前の状態だけど・・・今日はちょっと酷いような?もしかしてイヤガラセ?
明日も皆さんはお仕事ですものね。それに・・・新年の年始のお客様を迎える準備をして納会。休暇を頂くのは私だけ・・・申し訳けない!ですけど・・・こればっかりは・・・・
オストドから何度もメールやコールが入ってくる。
「何時に終わる?近くまで来ているけど・・・・」 そんなの私が聞きたいくらい。
「まだかかる!」と返信するけど・・・「どうすりゃいいのよ!」と叫びたい気分。
そのうち・・だんだん泣きたくなる気分を堪え・・何とか?今日中に仕上げなきゃいけない仕事を片付けたのは、19:00を廻っていた。
後片付けを終え、伝達事項をまとめ、上司や同僚等へご挨拶・・・「皆さん!良いお年を!」
それから・・・猛ダッシュで更衣室への階段を駆け上がり・・・オストドへ電話。「終わったぁ~!」
大急ぎで着替え・・会社の真向かいに停まったオストドの運転する車に飛び込んだのが・・・電話から10分も経っていなかった。
我ながら・・・早業!

オストドが、「シェーバー買いたい!」と言うので・・・コ〇マデンキへ・・・お買い得品の最後の一台をゲット!
夕食はオストドのオゴリで夢〇へいくことに・・・・
もしかしたら最後の和食になるかもしれないし・・・・?しばらく食べられないから、生ちらし風の丼と天ぷら。
おなkも一杯になり・・・無性に眠たくなってきた。助手席で必死に眠気と戦う。
だって・・・オストド。「眠ったら・・・タイ行きじゃなくて・・・天国行きかもね?」と無言の圧力掛けてくるんだもの・・・
まあ・・・車は成田のヒルトンホテルを目指してひた走っているみたい。

ホテル到着後は全て・・・オストド任せ!はいつも通りのこと。
21:30お部屋に入ってゆっくりバスタブに浸かり・・・ベッドに潜り込む。
出発前夜にゆっくり眠れるなんて・・久し振り、いや、初めてかも?・・・・


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ③へ続く・・・・


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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ③ ロストバッゲージの危機!? 1 [タイ・ホアヒンの旅]

ロストバッゲージの危機!?

30,Dec,2008
AM5:45 目覚まし時計に叩き起こされるオストド&メストド1号。

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(オストドたちが・・・泊まったヒルトンプラスのお部屋)

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(窓から見えた・・朝焼けの中の新東京国際空港)

そそくさと身支度を終え、6時半の朝食開始にあわせて荷物を引きずって降りる。
別に・・・バッゲージダウンを頼んでも良かったのだけど、朝食も食べたいし(ホテルの好意だし・・・)7時発のバスにも乗りたい。
そうなれば・・・自分達で引きずって降りれば、時間短縮にもなる。
一階で女性コンシェルジュに荷物を託し、一目散にレストランへ行く。オストドたちがタダなのは、コンチネンタルビュッフェ。アメリカンビュッフェだと別になにがしかお金を払う必要がある。まあ・・・どうせラウンジにも行くわけだし、機内食もある。それにホットミールを味わっている時間も勿体無い。何せ・・・普通の行程ではない旅。カウンターでも、相当時間を要することだろう。
オストドはサラダ・クロワッサン・スモークサーモンに紅茶。多分・・・本日1回目の食事としては・・・メストド1号に完敗の量にとどめておく。
さっさと食事を済ませ、チェックアウトを先にしておく。チェックアウトを終え、レストランにメストド1号を迎えに行くと、丁度食べ終わった頃だった。
予定通り・・7時のバスに乗り込む。久しぶりの2タミからの出発。キャセイパシフィックのビジネスクラスのカウンターへ行く。多分・・日本発券だったら・・エコに乗れるか乗れないかの金額で、ビジネスクラス。これだから・・・コロンボ発券は止められそうにない。
今回は夏休みのコロンボ/バンコク/香港/成田の航空券の復路と新たに購入した全く同一行程のチケット。
CX509からCX703、そしてCX700。所要時間約24時間の旅になるのだ。
オストドの差し出す・・・2枚のE-チケット。カウンターのベテランの女性係員は、しばらく・・・驚きを隠せないでいる。
「あのぉ~これって・・・・」
「ああ・・・いいんです。その予約で・・・」
そりゃ驚くはずだ。オストドの差し出した予約は、成田・香港・バンコク・コロンボ・バンコク行き。
つまり・・・バンコク/コロンボ間を乗っていった飛行機でそのまま折り返ししてしまうという旅。
片道1484マイル。往復2968マイル(積算3710マイル)時間で言えば・・・10時間近くムダにしようとしている
馬鹿カップルが目の前にいるのだ。
「どうして・・・」
「コロンボ発券だから・・・仕方ないんですよ!」
「あっ!本当・・・・」
今回の旅・・・ちょっと嫌な胸騒ぎがする。荷物は1個機内に預けるのだ。
「ちょっとお待ちくださいね。予約くっつけますから・・・」
多分・・・「飛行機オタク」と目に映ったのだろう。そう思われても仕方ないし、実際「飛行機大好き」夫婦なのだから仕方ない。
「まあ・・・地球環境には悪いよな!」
「でも・・・うちらが乗っても乗らなくても・・・飛ぶんだし!」
「そりゃそうだ・・・」
1台のPCでは足りなくなったのか、2台のPCを巧みに操り・・・6枚のボーディングパスと6枚のラウンジインビをコトコトと打ち出す。
「お荷物は1個でよろしいんですよね?ご一緒に確認いただけますか?」
クレームタッグにはちゃんと・・・CX509で香港。CX703でコロンボ。CX700でバンコクとなっている。
「大丈夫です。ありがとう・・・・」
「お気をつけて!行ってらっしゃいませ!」
気をつけるもなにも・・・乗り遅れなければいいわけだし、気をつけて操縦するのはパイロットの役目。
オストドはビジネスクラスのシートでふんぞり返っていればいいわけで・・・
まあ・・・「厄介払いが出来た」と心の中では思っているに違いない。
「そんじゃあ。さっさと・・・出て行きますか?」と手荷物検査を受け、出国審査へ向かう。
出国審査を抜けたら・・・キャセイパシフイック航空のラウンジ客のためだけにあるエレベーターへ乗り込む。
「なかなか・・・いいところに専用ラウンジがあるよね・・・・」それが第一印象。

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(キャセイパシフィックのラウンジ)

ラウンジへ闖入を果たすと早速、オストドはラウンジの軽食コーナーを漁りだす。
本日・・・「2度目の朝食」として・・・サッポロ一番のカップ塩ラーメン(ミニ)とサンドイッチ(記憶にあるのは・・・3個なんだけど・・・・何個食べたかは神のみぞ知る。)それと・・・定番のコーラ&トマトジュース。
メストド1号の視線が痛い。ほんの1時間ほど前に朝食を摂ったばかりだからだ。本当は・・・「お代わりしようかな?」と
思ったけど・・・またもや・・・「無言の圧力」に屈するオストド。
ラウンジを出たら・・まっすぐスモーキングルームへ。
「貴方・・確か禁煙してたのよね?」仰るとおりでございます。ただ・・・禁煙も一度にしたら・・・イライラが募るばかり。
1日60本ほど吸っていた「ヘビースモーカー」だったオストド。節煙から禁煙に持っていくよう方針を改めた。
「トウフのような奴!」と罵られ様が・・・末期の一本にもしかしたらなるかもしれない(キャセイさんのパイロットの腕が悪いとは言ってません。あくまでも「確率の問題」・・・)ので、隠し持ってきていたタバコを取り出す。
「ふう・・・うまっ!」
「確か・・この間は不味いと・・・言ってたわよね?」
スポーツドリンクのせいか?タバコが不味かったので、「禁煙宣言」を高らかにしてしまったのだ。
「と・・・とりあえず・・・節煙と言うことで・・・・」
どう・・・転んでも、「オストドが不利!」な状況。必死に話題を変える。
「あ・・あのさ・・・ロイズ売っていると思うからさ・・・チョコレートをかけたポテトチップ買わない?」
「あるの?」
「この間は・・・1タミだったけど売っていたからさ・・・売っているんじゃない」
オストドは売店で買うものがある。なるべく・・・タバコに火をつけないためには、「大人のおしゃぶり」であるパイ〇を買わねばならない。
幸い搭乗ゲート73番そばの売店で「リラックスパイ〇」と「お口すっきりパイ〇」、それにロイズの逸品を購入。
「ふう~ん!そんなもの禁煙には役立たないって・・・娘が言ってたけど」
「あのね・・・節煙のため・・・節煙・・・・」

30,Dec,2008 AM8:40
CX509便ボーディング開始。勿論ビジネスクラスだから、優先搭乗。20のH・K席に収まる。
ウエルカムドリンクを飲み、朝刊を読む。Aコンなら・・・横をエコノミ-クラスのお客は通らないけど・・
ここはBコンのお席。つまり・・・横をエコノミ-クラスのお客が通る席。
はっきり言って・・・格安ビジネスだから仕方ないけど。あんまり気持ちのいい席ではない。
気の弱い人なら・・・絶対に座るべき席ではないけど・・・オストド&メストド1号は後ろが壁だから気兼ねなく過ごせる場所でもある。
ドアクローズは、AM9:10。プッシュバックは、AM9:15。よたよたと15分もかけて・・・ランウェイ34Lまで移動。
確かに・・・2頭のトドが乗った飛行機は相当重たいのだろう。
AM9:30 オストド&メストド1号が乗ったCX509便香港行きB777-300型機は、ローリングテイクオフ方式により、ランウェイ34Lから軽やかに飛び上がってゆく。まるで・・赤ん坊が這っているようなタキシングに比べ、駿馬のごとく。
「ねえ。荷物大丈夫よね?」
「多分ね。他のエアーライン乗り換えじゃあるまいし・・・大丈夫でしょ・・・」
しかし・・・その23時間あまり後にとんでもない・・・お迎え職員が待っていようとは夢にも思わなかったし、チェックインカウンターの「ベテランスタッフ」も思わなかっただろう。
全ては・・・「旅の神様」のちょっとした悪戯か、香港のカーゴ担当職員の「うっかりミス」のどちらかだろう。
それとも・・・オストド&メストド1号の旅程が、「マニアック」過ぎたのかもしれないけど・・・
その時点では、考えもしなかったことが、起こるのが「旅」というものだろう。

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(ドリンクサービス・・・もちろんCAに嫌がられるのを承知で「キャセイドリーム」。おつまみだけ・・・お先に・・・)

「ねえ・・・まさか!アレ飲むの?」
「うん!お仕事してもらわなきゃね」
通常、カートには積んでいない。キャセイドリーム。某元CAのブログにもあるけど・・・「コノヤロー」と思われるのを承知でリクエスト。だって・・・ドリンクメニューには載っているもの・・・・
この・・・機体はまあまあ・・当たりの機体。電動で背もたれやフットレストが調整できる。勿論・・・一発でZZZモードや離着陸モードもある。
「そろそろ・・富士山が見えるはずなんだけどな・・・」
本来・・窓側の席はオストドにアサインされているのだけど、当然のごとくメストド1号が座っている。
「見えないよ・・・」
「そんな馬鹿な!」
オストドがひっぱりだしたパーソナルディスプレーには、現在の飛行経路によれば・・・見えるはず。
「ねえ・・・下のほう見て!」
「あっ!あった・・・キレイ・・・・」
「じゃあ・・・写真とってよ!」
キャノンEOS40Dに17-55mmのレンズを装着して渡す。
それが・・・この写真。

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「もっと近づいてくれたらいいのにね」
「あのさ・・・昔〇〇航空のパイロットが、サービスで近寄りすぎて落ちたことあるの知らない?」
「ああ・・そういえば・・・」
そういえば・・ここ数年。メストド1号は飛行機に乗る際、ハイヒールを履かない。これも・・・サバイバル術のひとつ。
仮に「飛行機が不時着」をした場合、ハイヒールは脱がなければ脱出シュートは降りられない。
それに、降りたはいいけど・・・飛行機から退避する際にも素足では、危険を伴う恐れがあるのだ。
高度46000ftに達し、待ちに待った・・・本日3回目のごはん。一体・・・何回食べれば気が済むのか、我ながら解らない。この先、「喰えるモノ」がないと飢え死にしかねないので、詰め込めるときに詰め込むのがオストド流。
何せ・・・香港まで5時間もかかると言う。相当、向かい風の速度が速いようだ。

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(メインは・・・まだ。カートで運ばれてくるので、実物を見ながらチョイスできる。)

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(お食事のメニューとお飲み物のメニュー。)

因みに・・・メインは「鯛の西京焼」だったはずだけど・・・完全に煮魚状態だった・・・・まあ・・・喰えればそれでよい。
デザートはチーズにフルーツ。それにアイスクリームにチョコレート。

「あんた!完全に喰いすぎ!」とまたもや・・・メストド1号の無言の圧力と横目で睨まれるけど・・・お構いなし。
だって・・・チョコレートはメストド1号のために貰ったのだから・・・

PM13:45(JPTPM14:45) 香港国際空港着。到着は22番ゲート。この機体は折り返し成田へまた飛んでゆく。
一体・・どっちがベースなんだか解らない運用の仕方。
到着後・・・またもや・・・メストド1号を誘導してスモーキングルームへ行く。
「ぷはぁ~美味い!」
「だ・か・ら・・・貴方禁煙したんでしょ?まったく・・・豆腐なんだから・・・」
ココで言う豆腐とは・・・豆腐のように柔らかい意志の持ち主と言う意味らしい。
「まあ・・・節煙から禁煙に出来ればしたいなぁ~と言うことでいいでしょ?」
「まあ・・・吸いすぎよりは・・・」
その後、トランスファーセキュリティーを通って出発階へ上がる。夏のときに比べたらその混み具合は雲泥の差。
「しかし・・・今回空いているよね?やっぱ・・世界的に不況なんだな・・きっと・・・」
「そうね・・子の間なんか乗り遅れるかと思ったけど・・・」
「うん。あれ・・・最終便だったものね。日本行きの・・・まあ・・・乗り遅れてもそれはそれで面白かったけど・・・」
「そうしたら・・どうした?」
「そうねえ~航空会社にねじ込んで・・・会社に帰れないって国際電話かけてた・・・あはは・・・」
「この後・・・何時だっけ・・乗り継ぎ?」
「確か・・・17時55分にボーディング開始だったかな・・・」
「じゃあ・・・その間散歩でもしましょうか?」
「はい?ラウンジで・・・メシ食わないと・・・」
「今は駄目!一体何食食べる気?」
「そうねえ~ココでも食べるでしょ・・・そうだ飲茶レストランもあるし・・・そこも行く?」
「行く?って香港ドル・・・・」
「持ってきた!この間の余り・・・贅沢は無理だけど・・・そうだな・・・1万円分くらいならある」
「他には?」
「USドルでしょ・・・スリランカルピー。日本円。勿論・・・バーツもあるよ。しかし・・・バーツは足りないから両替しなくちゃ」
「幾らする?」
「4万もあればいいんじゃない。リムジン代が往復で2万円くらいだから・・・・あとは・・・カード決済・・・」
「決めた!香港ではお金使わない!」
「えっ?折角持ってきたのに・・・・」
「じゃあ・・・飲み物だけ・・・食事はなし!どうせラウンジで食べるんでしょ?」
「そうだけど・・・・」
その後・・・延々と空港内を「強制散歩」させられるオストド。何の因果か知らないけど・・・・隅々まで散歩させられた。

ここからメストド記

30,Dec,2008
昨夜は早寝のはずだったのに・・・・
いつもはサッサとお休みになるオストドが珍しく・・・眠くないらしい。
いつまでもTVを付けている。
薬を思い出し・・その薬を飲んでやっと・・・ご就寝!
携帯の目覚ましで叩き起こされるも、お外はまだ真っ暗!
でも・・・折角ホテルのサービスで頂いた(一応・・・ヒルトンのなんちゃってゴールドなので)朝食券を使わないと・・・もったいない。
支度を手早く済ませてお食事に・・・
グレープフルーツジュース・クロワッサン・ペストリー・マフィン・カステラ・バナナとコーヒー。朝から喰い過ぎだ~!
でも・・・これ!オストドではなく・・・私。メストド1号の食したもの。オストドの方が少食だったかも・・・何か魂胆があるのかな?
07:00発のシャトルバスで空港へ。そういえば・・・久々の第2ターミナルからの出発。
CXのチェックインカウンターで手続き開始。eチケットを見たベテラン係員も・・・「???」 当たり前ですよねえ~
NRT/HKG/BKK/CMB/BKKですからね。普段なら・・・コロンボで滞在するんですけど・・・バンコク(BKK)からわざわざコロンボ(CMB)まで行って・・・そのままとんぼ帰りですもの・・・つまり・・・Uタ-ン搭乗。それも・・・国際線。
まあ・・オストドが「コロンボ発券の説明」をして理解していただけましたけど・・・・その時は・・・!!
早速、CXのラウンジへ直行。私はコーヒーのみ。オストドは・・・サンドイッチ・ミニカップ麺その他・・・
まだ・・8:00すぎなのにもう2度目の朝食。一体・・今日はこれから何回食べるつもりなんでしょう?
CX509便は、B777-300。ビジネスクラスのシートは、2-3-2。右側の20HK席。香港まで約5時間の飛行予定です。
09:30 いつもよりちょっと重めの機体は、テイクオフ!
ゆっくりする間もなく、ドリンク&おつまみサービス。そして・・・10:30にはもう・・・ランチタイムの始まりです。
オストドも私もメインはお魚・・・和食をチョイス。鯛の西京焼。でも、付け合せの煮物の汁が染みて・・・煮魚になっておりましたけど・・・
食後の楽しみは何といっても・・・チョコレート。いっそ・・・機内食いらないから・・・チョコレート一箱くれないかしら?
フルーツもチーズも・・・ハー○ンダッツのアイスクリームも断り、プラリネを6個食しましたけど・・・・ね。
タップリ・・・12:05までかかって・・・ランチを堪能しました。
最近は着ないではVTRも見なければ音楽も聴かず・・・食べるか?寝るか?そして・・・時々読書。
今回は引越しのため・・・大量にある本は未だ・・・ダンボールの中。
でも、いつもなら出国前に必ず本屋へ寄るんだったのだけど・・・・

食後は退屈しのぎに機内誌の免税店案内を見るがほしいものはない。物欲は全く無くなった。
ある物は捨てられない私。今年の目標(いや・・・まだ年が明けていないので来年か・・・)は、物を買わないこと。
「物を増やさず、ある物で生活。更にそれらも減らす方向へ買うのも消耗品のみ・・・」 果たして出来るでしょうか?
そうでなくても・・・引越しに伴い大量にモノを購入済みです。
車、引越し費用等は・・・オストドが払って・・・・生活用品や家電等はメストド1号の負担。
1月か2月の請求書が恐ろしい気もあるけれど・・・

13:22(JPT14:22)香港国際空港に着陸。でも・・・飛行機って陸の上を走っているというか・・・這いずり回っているような速度。
夏に来たときはトランスファーのセキュリティーが混んでいたのに・・・今回はあっけない程スムーズ。
次に乗るCX703便は18:20(JPT19:20)香港発。た~っぷり5時間程時間がある。ゆっくりエアーポート内を散策するとしましょう。
あちらこちらの店を覗いて歩くも、今から荷物を増やす気もなく・・・「見てるだけ~」。でも・・・1時間も持たずにラウンジへ向かうことに・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ④ ロストバッゲージの危機!? 2へ続く・・・







オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ④ ロストバッゲージの危機!? 2 [タイ・ホアヒンの旅]

ロストバッゲージの危機!? 2

「はん!いいもん・・ラウンジで喰いまくってやるから・・・・」
「オストド!あんた・・・そろそろ・・・禁断症状出ているんじゃない?」

多分・・・イライラしてきている。もともと・・・禁煙は無理みたい。大人しく・・・喫煙ルームに引っ張っていかれるオストド。

「やっぱり・・・禁煙より節煙と言うことで・・・・いきなり止めると身体に悪そうだし・・・・」
「身体じゃなくて・・精神的にでしょ・・・でも・・・ゆくゆくは禁煙だからね!」

「香港国際空港」と言う砂漠?の中を散々・・カロリー消化のために歩かされ・・・・ヘトヘトに疲れたオストドには、喫煙ルームこと・・スモーキングルームの看板が、まるで「オアシス」を示す案内板のように思える。
ドアを開けるまで・・・そこは「蜃気楼」かもしれないとさえ思っていたから重症のようだ。
メストド1号が差し出すタバコとライターが、「オアシスの水」のように思える。(全て・・取り上げられているのだタバコ・・)

「ふう~美味い!」
「そうでしょう・・・でもまだ・・・歩くんだからね!」
「そ・・それより喉渇かない?」
「そうねえ~そういえば・・・」

フードコートらしきものに行き・・・コーラを2杯購入。

「た・・・高い!」 
「そうねえ~忘れてたけど・・・空港内ってどこも高いのよねぇ~」

最近、贅沢を覚えたオストド&メストド1号。空港内の物価が高いのを・・コロっと忘れていた。
そういえば・・・直近では、空港で飲食物を買ったのは、カルガリーの空港だった・・・
後は・・全て・・「ラウンジ三昧」だったので、忘れていたのだ。

「さてと・・・もうひと歩きしましょうか?」
「あのぉ~香港だけでも・・・一万歩は無理でも5千は歩いたかと・・・」
「まだ駄目!ゲートの表示が出てからじゃないと・・・ラウンジに行かないから・・・」
「げっ!」

そういえば・・・成田で受け取ったボーディングパスにはゲート番号が入ってないし、パーソナルTVにも表示されていなかったのだ。
とりあえず・・・フライトインフォメーションボードに確認に行く。やっと・・・表示されている。62ゲートからの出発。

「ねえ・・・この近くだからさ・・・」
「ハイ!ストップ。でも・・・もうちょっとお腹空かせたほうが・・・美味しいわよ。空腹は最大の調味料・・・」

確かにメストド1号の言うことはもっともな話。折角・・ピアにいるのに・・・また・・ウイングに徒歩で戻る。
さすがのメストド1号も疲れたみたい。戻りは地下鉄?みたいなシャトルで戻る。

「ねえ~!」
「しょうがない・・・ラウンジに行きましょうか?」
「その前に・・・」
「はいはい・・・一服でしょ?」

さすがは・・・永年連れ添った妻である。メストド1号。これこそ「阿吽の呼吸」と言う奴かもしれない。
65ゲート近くからエスカレーターで階下へ降りる。

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(ヌードルバーです。)

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(メストド1号が食した・・エビワンタンメンと・・チャーシュー饅)

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(オストドが食した・・・一部。日式メンとサンドイッチ)

ちなみに・・・オストドが食べたのは・・日式めん(醤油)・チャーシュー饅2個とちょっと(味見分)ツナサンド3個。ナスノグリルサンド1個を・・・ミネラルウォーター・トマトジュース・コーラで流し込む。本日ええと・・・4回目の食事。
メストド1号は・・・エビワンタンメン・チャーシュー饅1個とちょっと(オストドに味見分を献上?した)チョコアイス。ミネラルウォーター、コーヒー。(本日3回目のお食事)

PM17:55 (JPT18:55) CX703便ボーディング開始。座席は同じ・・20HK。機体もボーイング777-300。
でも・・・イスはいまいち古い。だって今時・・・オール電動じゃないシート。
まあ・・・よくある「花形路線じゃないから・・・」と言う理由でしょうか?でも、CAの数だけは15名も乗っているわけで
サービスの密度は濃いけど・・・・

「優先搭乗で乗り込むと、CA同士が日本語で話しているのを耳にする。」
「じゃあ・・モモちゃんこれ・・・・」
「ん?モモちゃん!?」 どうやら・・・エコとビジに2名の日本人CAが乗務しているらしい。
「ねえ~メストド1号。今・・ももちゃんと日本語聞こえたけど気のせいかな?」
「あたしは聞こえなかったけど・・・しかし、あんたの耳と目は便利というか・・・」

メストド1号の言いたいことは良く解る。つまり・・・オスの習性。そのときは・・・多少、耳が遠くなりつつある(シャッターを半分以上閉じているので当然と言えば当然。聞こえないフリをするのが、一番いいときもある。
それと・・・視力。メストド1号曰く、「老眼よ・・・老・眼・・・」とほざくけど・・・突然、視力が回復するときもある。
「言わ猿」は、持って生まれた性格ゆえ無理だけど、「見猿」「聞か猿」なら最近、出来るようになっている。
その「モモちゃん」が英語で話しかけてこようとして、突然日本語に切り替わる。
多分・・・肘掛に放り出しておいた・オストドのパスポートの表紙が眼に入ったのだろう。

「私・・宮〇と申します。何かございましたら遠慮なくお申し付けください。バンコクまでですか?」
「いや・・・コロンボまで・・・その後、またバンコクまで戻るけどね。」
「私どもはバンコクまでお供いたします。バンコクでクルーは代わりますけど・・・」
「うん。知っているけどね・・・バンコク/コロンボ/バンコクでしょ?」
「よく・・ご存知ですね?」
「うん。元キャセイのCAさんのブログで読んだもの・・・」
「それはありがとうございます・・・」

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(香港/バンコク間のウエルカムドリンク。)

朝日新聞をもらい丹念に読み出す。何故かと言うとエコノミ-クラスの乗客の「羨望」なのか冷たい視線が痛いほど突き刺さるからだ・・・
PM18:10(JPT19:10)ドアクローズ。18:14プッシュバック。
このとき・・・旅の神様のいたずらか?・・・オストドみたいにおっちょこちょいのスタッフのせいかは定かではないけど・・
ある騒動が仕組まれていたのを知るよしもない。オストド&メストド1号。
ソロソロと動き出す機体。さっきちゃくりくした滑走路と同じ、ランウェイ07Rに向かっているらしい。
機長?からキャビンクルーへ向けた「離陸」のアナウンスが入る。いよいよ・・・お馬鹿な行程と珍騒動が幕を開けてゆく
PM18:30 B777-300は大空へ舞い上がる。
高度38000ft  2時間43分のフライトの始まり。
早速、メニューが配られ、テーブルがセッティングされる。何せ・・・2時間ほどしかないフライトなのに機内食は暖かい食事が提供される。どこかの・・・エアーラインとは大違い。(どことは言わないけど・・・酷いエサを配るところもある。ビジネスクラスなのに・・・・)

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(ドリンクサービス。コカコーラがなくて・・・何故かペプシ!あんまり・・・好きじゃないけど選択肢はない。)

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(トレーには白いナプキンと前菜など・・・)

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(メインは・・・またもやお魚をチョイス。本日5回目のお食事・・・我ながらよく・・食う!)

デザートにフルーツとアイス&チョコを貰い、ティータイムを楽しむ。もちろん・・・チョコはメストド1号への献上品。
オストドの口には高級チョコは合わない。その辺のアーモンドチョコが一番美味しいと感じるのは何故?
着陸前に「ももちゃん」が挨拶にくる。

「何もお世話できなくて申し訳けありませんでした。」 彼女はギャレーを担当していたのだ・・・
「いや・・・これからも頑張ってね!ところで、このまま機内に残されるのかな?」
「いいえ、一旦降機していただき、私どもの地上係員にコンタクトしてください。」
「うん。ありがとう・・・」

PM19:53(JPT21:53)バンコク・スワンナプーム国際空港へランディング。ゲートは予想どおり・・G2。
ボーディングブリッジを渡っていくと・・・係員の群れ。

「たぶん・・あそこでチェックするんじゃない?」

オストドの予想は的中。ボーディングパスの半券をチェックし、手に持っているパッセンジャーリストと照合している。
胸にシールを貼ってもらう。

「ねえ・・ラウンジは利用できるのかな?」
「出来る。さっき・・ももちゃんに聞いたモン!」
「そ・・そういえば・・・ステイ先のホテル名も聞いてなかったっけ?」
「うん・・聞いた!教えてくれたけど・・・それが?」
「まったく・・・昔から・・・」

ここでは明らかにしないけど・・・彼女たちのステイ先はドムアンのそば。
お近づきになりたい諸氏もいるだろうが・・・「お食事でも・・・」なんて誘ったら・・・大人数で押しかけられることは、
火を見るより明らか。まあ・・・そこは個人の勝手だから・・オストドの感知するところではない。

「あのぉ~」
「はいはい・・・安堵の一服でしょ・・・」
「うん・・・デパッチフロアーにないしね。」

スモーキングルーム・・つまり、オアシスに向かう。一服を終え・・・しばらくいくと・・・

「ん?うちらの名前書いた紙持っている女性がいるけど・・・」
「あっ!本当・・一体なにかな?」

そういえば・・・ここでのラウンジの「インビ」は持っていない。コロンボのは持っているのだが・・・
この女性に引き連れられ・・・他の数人のお客と共に・・ラウンジへ護送される。

「さてと・・・ここではエビ蒸し餃子食べなきゃ・・・・」
「まだ・・喰うってか!」
「うん!」

オストドはお皿にありったけの(4個しかなかったけど・・)とサンドイッチ・コーラを持って席に行く。
「あんたには・・あきれる・・・」と言いながらも・・・メストド1号もサンドイッチをもってくる。
まさか・・・思いもしないことに・・・自分の預け入れた荷物がターンテーブルを廻っているとは・・・露も知らずに・・・

ここからはメストド1号の旅行記(追記)

私・・・はっきり言ってブランド物には興味がありません。まあ・・・オストドが、小物にダンヒルを使っているくらい。
そういえば・・・オストドのダンヒルのレポーターバックもそろそろ・・・ボロボロになってきているけど・・・気に入ったのがないみたい。
まあ・・・オストドのカバンはなんでもポイポイと入れられるものじゃないと・・・・
そういうわけで・・・(どういうわけだか・・・オストドに言わせると・・アウトレットで充分だそうで・・・)何も買わずにCXのラウンジ・・・Theピアへお邪魔することに・・・成田のANAラウンジは「そばコーナー」ここは・・・ヌードルコーナーがあります。
ちょっと散策をしたので、私も・・小腹が減ったのよね。
オストドは日本式のラーメン。でも「レンコンは・・・ラーメンに合わない!」とオストドの弁。そのほかにツナサンドやらナスをグリルしたものを挟んだサンド・チャーシュー饅等・・・・食している。
私・・メストド1号はエビ雲呑麺。これはミニサイズですけど・・かなりお薦めできる・・・ただ、難を言えば麺が細くて堅いタイプ。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、味は良いです。
それから・・・ついでにツナサンドとチャーシュー饅x2もいただきました。更に食後のアイスクリームにコーヒー。
オストドは4食目。私は3食目・・・・
アツコールはほとんどたしなわない私とオストド。お好きな方なら色々呑み放題。結構皆さん楽しんでいらっしゃるようです。
さて・・・これからはCX703便。バンコク経由コロンボ行き。いつものごとく・・・早目にゲートへ・・・・
18:11(JPT19:11)ドアクローズ。機体は同じB777-300。シートはさっきとおなじ20・HK。
バンコクまで約2時間ちょっと・・・即・・機内サービス」が始まる。ディナータイムは日本時間の20時から40分。
ランチより軽め。スターターはカニとポテトのサラダ。メインはお魚をチョイス。毎度のことながら・・・食後はコーヒーとチョコレート4個をいただきました。(オストド・・・・5食目・・・そういう私も4食目・・・)
お食事後、ウトウトしていたら・・・もう最終着陸態勢だそうで・・・・オストドに起こされるのもいつものこと。
ゲートG2に頭から突っ込み・・・ボーディングブリッジが横付けされる。そーいえばアメリカのどこかの空港で見かけたのは・・・ジャンボが横付けになっていたけど・・・・
ボーディングブリッジを渡り・・・勝手知ったるスワナプームですから・・・

「ラウンジへ直行するか、レートチェックしようか?」

オストドと相談しながら歩いていると・・・・微笑ながら私たち等の名前を書いた札を持った女性が・・・・
この女性に案内されて(別に、案内入らないんだけど・・・知っているし!)そのままCXのラウンジへ直行。
皆さん信じられますか?オストド・・・ここでもまた・・・食べ続けているんです。(オストド本日6食目)・・・
私もコーヒーとサンドイッチ。オストド物を食しているときの幸せそうな顔を見たら、私も・・手が伸びちゃった。あ~ん!。
本当はこのままここバンコクで降りたいところなんだけど・・・
チケットの関係(コロンボ発券なので・・)で、BKK/CMBの往復が私たちを待っている。
これが・・・・コロンボループの宿命。まあ・・・マイルは貯まるから・・・いいけど・・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑤ ロストバッゲージの危機!? 3へ・・・続く。







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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑤ ロストバッゲージの危機!? 3 [タイ・ホアヒンの旅]

ロストバッゲージの危機!? 3

騒動勃発??

「おかしな・・・日本人が乗っている・・それも馬鹿なのか?会社の手違いなのか?聞いてこい!」

まあ・・・馬鹿だと思われても当然といえば・・当然。ある程度は予測していた。
日本でなら「オタク」で通るのだろうが・・・CAたちにしてみれば当然騒ぎになる。
まあ・・・ANAのCAみたいに・・・「お帰りもご一緒させていただきます。」と羽田を離陸前にわざわざご挨拶されたこともある。だって・・一日に2往復も羽田/那覇間を行ったりきたりする馬鹿・・・まあ・・スーパーフライヤーになるために、「修行」をしたのだけど・・・・それは国内線の話。
今回は、わざわざ・・・今、バンコクにいるのにコロンボまで飛び、そのままバンコクに戻るというのだから、大騒ぎになっても仕方が無い。
それは・・30,Dec,2008 PM21:25に再度CX703に乗り込んだ時点で始まった。
ウエルカムドリンクを飲んでいると、スリランカの入国書類を男性客室乗務員が配ってきた。

「ノーサンキュー!コロンボで入国しないからいらない。」
「そうか?トランスファーなんだねどこへ行くんだい?」
「一緒にバンコクに戻るから・・・・」
「???」

そのまま放っておいてくれれば良かったのだけど・・・ちゃんとコロンボ/バンコク間のボーディングパスも、ラウンジのインビも既に持っているのだが・・・

「WHY?ここがバンコクだぜ・・降りなよ・・・」
「いや・・・チケットの関係だからしょうがないんだよね・・・」
「アンビリーバブル!」

「アンビリーバブル?冗談じゃない!ちゃんとチケットも買っているし、東京の予約にも確認したのに・・・」と怒鳴りたい気分だったけど・・しょうがないので、E-チケットを出して見せる。
多分・・彼はオストドとメストド1号が会社に騙されたのだと思ったのだろう。
すぐ・・・チーパーは飛んでくる。インフライトマネジャーは飛んでくるわで大騒ぎ・・・しまいには・・・エコノミークラスの担当の石〇さんまで呼ばれてやってくる。

「あのぉ~オストド様。私、石〇と申しますが、最終目的地はどちらなんでしょうか?他のCA達が絶対におかしいから聞いて来いと言っておりまして・・・・」
「バンコクだけど・・・」
「あのぉ~どうして・・そういう・・ことに・・・」
「ああ・・話は簡単なんだよね。チケットがコロンボ発券だから・・・一度戻らなきゃいけないしね・・・」

オストドのチケットを確認した石〇さんがインフライトマネージャーに事情を説明に行き・・・また・・・戻ってくる。

「あのぉ~よろしければ・・・降機されますか?」
「いや・・ご一緒させてもらいますよ・・・うちら・・飛行機に乗るために旅しているもので・・・マイルを貯めているんでね」
「ちょと納得できないんですけど・・・本当によろしいのですか?今なら降りられますけど・・・」
「いいんです・・・キャセイに乗るのが好きなんで・・・」
「そうですか・・・それはありがとうございます。」
「帰りもご一緒ですよね?」
「よく・・ご存知ですわね・・・」
「まあ・・ね。」
「バンコクに戻られてからはどうなさるのですか?」
「ホアヒンの近くにあるヴィラを予約してあるので・・・」
「ご帰国は?」
「1月4日ですよ・・・もちろんキャセイで香港経由成田行き・・・・」

このとき・・・キャセイが「乗ったことにしてあげる。ホテルも用意してくれる」と言ったら・・・多分、躊躇なく降機したかもしれないけど・・・夜、遅くにホテル探しは面倒。しかも・・・オストドひとりならその辺でごろ寝もありだけど・・・メストド1号も一緒。このまま・・・予定通りいくしかない。しかし・・誰も預け入れた荷物がターンテーブルを廻っているとは・・・オストド&メストド1号も、クルーも知らなかった。ただ・・・旅の神様だけが知っていただけだろう・・・

「本当にいいんですね?」

そう確認すると・・・石〇CAはそう報告に行き、それと同時に1本だけ繋がれていたボーディングブリッジが外され、
ドアがクローズされた。PM22:00(JPT24:00)。
PM22:05 テイクオフ。多分・・・もっと早く出発できたに違いないけど・・・定刻よりは早い。

「オストド・・機内食はどうする?野菜カレーないわよ・・・」
「チキンは食えないし・・・胃袋は悲鳴を上げそうだもの・・・寝るわ!」
「あっそう・・・私も寝る」

パーソナルTVをひっぱりだす暇もなく・・・惰眠を貪る。眠ったと思ったら・・・「最終着陸態勢にはいりましたので・・・」
と起こされる。わずか2時間20分で懐かしいコロンボの街の灯が眼下に見える。
心なしか・・以前に比べると・・・灯りの数が増えているように思える。

PM23:55(JPTAM3:25+1)お騒がせ夫婦。オストド&メストド1号を乗せたB777-300は滑らかにコロンボ国際空港にランディング。
ゲートまでタキシングが5分。どこかの空港とは違う・・・A7ゲートに静かに横付けされたのは、丁度AM0:00だった。

「またあとでね!」とすっかり仲良くなった?と言うより運命共同体になりつつあるCAに送り出され・・・とりあえず機外へ出る。メストド1号も・・・「また後で・・・」なんていって降りるくらいだから・・・オストド並に病気は進行している。

「ねえ・・・」
「はいはい・・安堵の一服でしょ。ラウンジに行く?」
「何か・・嫌な予感がする・・・」
「じゃあ・・・スモーキングルームに行きましょう!」

ちょっとした免税店(売っているのはお酒・タバコ・化粧品の類とチョコレート)の横の通路を進み、突き当たりのドアを開けると・・・・独特的な香りに包まれる。

「ねえ・・・紅茶買っていく?ティーパックの・・・」
「まあ・・・ね」

一応、スリランカまで来た記念?に紅茶のティーパック50袋入りを一箱購入。良く解らないけど・・手持ちのルピーで払ったら損な気分がした。

「さてと・・買うもの買ったし・・・ラウンジへ・・・・」
「何か食べるの?」
「多分・・・喰いたくないな・・・飲み物くらい」

オストドの胃袋には、機内食2食。ラウンジ3食。ホテルの朝食の計6食が詰まっている。さすがの・・・オストドの胃袋も食い物より・・・胃薬を欲しがっている。
ラウンジはアラリヤラウンジ。嫌な予感は的中した。スモーキングエリアが撤去されている。
一番・・このラウンジで混み合っていた場所が無くなっているのだ。

「あ~あ。ここにまで・・・嫌煙権が浸透したか・・・」
「そうねえ。もう止め時みたいね・・たばこ・・・・」
「何飲む?」
「そうねえ~コーヒーがいいな!」
「了解!」

ここには・・・レギュラーコーヒーはない。インスタントコーヒーがあるだけ。紅茶の国なのに・・・紅茶までティーパック。
メストド1号にインスタントコーヒーをいれる、自分用は・・やっぱりコーラ。飲み物=コーラが植えつけられてしまっているみたい。
さっさと・・ラウンジを後にして、またもやスモーキングルームに籠もる。1服・・2服して通路にあるフライトインフォメーションを見ると、「ファイナルコール」の文字が浮かぶ。

「まだ・・ボーディングの時間じゃないわよね?」
「そうだけど・・・ちょっと急ぐか・・・置いていかれたら嫌だし・・・」
「荷物大丈夫かなぁ~」
「多分・・・そればかりは・・・解らないけどね・・・」

31,Dec,2008 今年最後の飛行機に乗り込むオストド&メストド1号。普通なら「ウエルカムオンボード」なんだろうけど・・「ウエルカムバック!」と迎えられる。

「しかし・・今年も一杯飛行機に乗ったわよね」
「うん。コロンボ/ドーハが、カタールのビジネスでしょ。ドーハ/関西がカタールのファーストクラス。まあ一番運がよかったのは、特別の計らいで関西/ドバイのエミレーツ航空のファーストクラス・・・・」
「うん!アレが一番良かった!」
「JALのマイルも貯まったわよね?」
「うん・・・この旅が終わったら・・たぶん24000は行くんじゃないかな・・・」
そこへ・・ウエルカムドリンクが運ばれてくる・・・
「ミスターオストド&ミセスメストド1号・・お飲み物は?」
「オレンジジュース。プリーズ!」声を揃える二人であった・・・・

追記・・・メストド1号の旅行記

出発はバンコク時間の22:05.ということは・・・日本時間では24:05。早々にG2ゲートへ引き返すことにしまして・・・
定刻にドアクローズ・・・まだ・・・出発に時間があるみたい。
キャビンクルーがスリランカの入国カードを配り始めるけど・・・私もオストドも必要がない。だから・・・「入りません!」と言ったら・・・
男性のクルーの顔が???「WHY?」。そりゃそうでしょうね・・・「又、ここバンコクへ戻ってくるから・・・」
「あの~BKK スワナープはここですよ。」 「うん。知っているけど・・・」
どうやら・・・不審人物が乗っているとキャビンクルーの間に流れたみたい。次々とクルーが集まってくる。ついに・・・エコノミークラスにいた・・・日本人CAがやってくる。
たぶん、「事情を聞いて来い!」と言われたらしい。そこで・・・オストドがスリランカ発券でルートどおりに搭乗しないとならない旨を説明。
彼女が同僚に・・・「コロンボイシュー・・」とか説明。まあ・・彼女のおかげで皆さん納得はしてくれたみたい。
ドアは閉まっていたのに・・・なかなか離れなかったボーディングブリッジは私たちのためなのかしら・・・
キャビンクルーの皆さんには・・・「物好きなお客がいてさあ~」と語り草になっているかもしれませんけど・・・・
クルー達も諸事情によの関係で往復乗務して戻ってくるそう・・・オストドは知っていたけど・・・・一体、仕事ちゃんとやっているのかな?
多分・・私達のために5分は余計に時間が掛かったと思うけど・・・定刻より早くテイクオフしたから・・・まあ・・いいでしょうその他の乗客の皆様。
機内食のミールメニューが配られるけど・・・オストドの食べたかった・・・野菜カレーと豆カレーのあい掛けはない。
どこかの本で読んだけど「食べない選択肢もございます。」を選択。オストドも・・・眠っちゃったし・・・ひたすら・・・眠ることにしましょう。
確か・・メニューはサパーメニューとなっていたけど・・・
いつの間にか・・・眠っちゃたらしく・・・・「最終着陸態勢だから」とオストドに起こされて・・・・しょうがなく・・・・起きることに。
出来れば・・・飛行機を降りないで済ませたいんだけど・・・降りなくちゃいけないみたい。
まあ・・・折角のコロンボ。私にとっては、3ヶ月ぶり・・・オストドは4ヶ月ぶり・・・・日本の地方空港よりも勝手知ったるナントヤラで・・・
オストドのニコチン補給にお付き合い。その後・・スリランカにもいくらかお金を落とさないと・・・というオストド。まあ・・・たしかにスリランカのお金は持っているんだけど・・・米ドル表示は何故なのかしら・・・損した気分だけど・・・さすがは紅茶の国スリランカ。ティーパックだって日本のものより数段美味しいので・・・ヨシ!としましょう。
ラウウンジでコーヒーを飲んで・・・また・・・オストドに一服させ・・・(そうでないと・・・暴れるかもしれませんし・・・)。
インフォメーションボードにファイナルコールと表示されたので・・・早々に機内に戻ることに・・・
出発前に・・少々日本人CAとおしゃべりタイム。彼女は明日(1/1)の便で香港へ戻ったら翌日はベトナムへ行かれるとのこと。
「私もお休みが欲しい」と申されておりましたけど・・・大変なお仕事なんですねぇ~
また・・どこかの旅の空の下でお目にかかる日がくるかもしれませんね。
やはり・・・コロンボ/バンコク間でもオストドの期待のカレーはなし。オストド&メストド1号は揃って・・・・「食べない選択」を行使してお休みモ-ドへ・・・


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑥ ロストバッゲージの危機!? 4へ続く・・・

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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑥ ロストバッゲージの危機!? 4 [タイ・ホアヒンの旅]

ロストバッゲージの危機!?5

31,Dec,2008 オストド&メストド1号を乗せた CX700便は、01:47(JPT05:17)コロンボの空へ飛び上がった。
一応・・・ミールサービスのメニューを貰ったけど・・・胃袋はストライキを続行中。相方のメストド1号は離陸するや否やそのままの態勢で眠りについている。

「今度はバンコクに入国するのよね?」
「もちろん・・・」
「どこに泊まるの?市内?」
「ノン!ホアヒンの近く。」
「移動は?」
「リムジン!を手配してある・・・」

そんな会話を楽しみながら・・・タイの入国書類を二人分作成するのが、オストドの役目。
丁度、書き上げた時に一度・・メストドが眠りの世界から目覚めたので、サインを促す。

「そんじゃあ・・・寝ますか?」
「もちろん・・・・」

そのまま・・・お休みモードに突入!飛行機も心地よい揺れぐあいのおかげで、お薬を服用しなくてもぐっすり眠れる。

「ミスターオストド・・そろそろ・・ランディングなので・・・」

その声に起き上がるオストド&メストド1号。CX700はバンコク・スワンナプーム国際空港へ軽やかに滑り込むように
ランディングしたのが、06:30(JPT08:30)。ゲートG3へスポットインが6:40。

「サー&マーム。また機内でお会いしましょう!」

彼女たちや彼らにとっては手の掛からない客だったはず・・・機内食も食わず・・・ドリンクもウエルカムドリンクだけ。

「じゃあ・・・また・・どこかの空の下で・・・」

挨拶を交わしながら降機する。まさか・・・そこには予期しなかったことが起きていることなど知るはずもない。
ボーディングブリッジでは、香港への乗り換え客かどうか確認を受ける。
そのとき・・メストド1号の名前を書いた紙を持って、にこやかにお出迎えに来るタイ美人。
本当の性別は、いくらオストドの嗅覚でもわからないけど・・・

「あのぉ~それ・・・うちの妻なんだけど・・・」
「ようこそ!バンコクへ・・・ちょっと一緒にお越しください。」

一瞬・・・キャセイパシフィックのスペシャルサービスで,ウワサのVIP入国が出来るのか?とさえ思ったけど・・一応、確認はしなければならない。

「一体・・どんな用なのかな?」
「X△〇・・・バッゲージ・・・X〇・・・」
「なんかさ・・・バッゲーヒがどうのと言っているけど・・・ま・まさかコロンボで積み忘れたのかな?」
「う~ん。そうなったら・・どうなるの・・・着替え全部あっちなんだけど・・・」
「まあ・・・そこは元プロだから・・・交渉はするけどね・・・」

早足であるく彼女に必死についてゆく二人。いつもなら・・・立ち寄るスモーキングルームも・・・今回は立ち寄りを許されない状況だ。
彼女の誘導でさっさと・・入国を済ませる。オストド&メストド1号。こんなにスムースに入国するのは久しぶり。
いや・・・スワンナプームでは初めての快挙。
彼女を派遣してきたのは多分・・・キャセイパシフィック航空だろう。
まず・・ターンテーブルに案内されるオストド&メストド1号。

「メイビーあなたの荷物は出てこないと思う・・・メイビー」
「はあ?何で・・・・」
「あたしも良く解らない・・・ごめんなさい。」
「で・・・どうする?」
「発見次第・・・航空会社がホテルへお届けすることに・・・・」
「へっ?誰か日本語をしゃべれる奴連れてきてくれないか?」
「あなた・・英語できるわよね?」

結局、ターンテーブルからオストド&メストド1号の預け入れた荷物は出てこない。
彼女に連れられ・・・バッゲージクレームオフィスへ行く羽目に・・・・これだから・・・旅は面白い。
でも・・・それは他人の話。面白がっていると・・メストド1号に殺されかねない。
バッゲージクレイムオフィスに行くと・・・大勢のパッセンジャーと大勢の職員。
オストドが・・日本語・日本語と喚いたからだろうか・・・そこのボスらしき人のところへ通される。
オストドはカウンターのところのイスへ・・・メストド1号は後ろのソファーでふんぞり返っている。

「サー生憎・・・日本語の出来る者がおりませんで・・・」
「そんなところだと思った・・・いいよ。言ってみただけだから・・・」
「サー。クレームタッグを見せていただけませんか?」

メストド1号からクレームタッグ(荷物の半券)を受け取り、提示する。

「旅程はこの通りで?」
「そうだよ・・・」
「サーちょっとこちらへ・・・」

まずはオフィス前にある荷物が並んでいるところへ連れて行かれる。そこには・・同色(ほとんど黒ばっかり)の荷物。
だが・・・オストドの預け入れたトランクはオレンジ色。そこにはない。

「ありますか?ここに・・・」
「ないね・・・残念だけど・・・」
「じゃあ・・・こちらへどうぞ・・・」

そこはクレイムオフィス横の倉庫みたいな場所。引き取り手のなかった荷物が棚に並べられている。
「あっ!あれだ・・・」
「サー。間違いありませんか?」
「間違えようないでしょ・・・オレンジカラーだもの・・・」
でも・・一応・・・取っ手に付けられているタグを確認。オフィスに戻り、書類にサインしてパスポートを提示して終わり。
今日・・・現在まだキャセイパシフイックから何のお詫びもないけど・・
まあ・・・約24時間ぶりに荷物との再会を果たした。コレが無くなっていたら・・・オストド&メストド1号の旅は台無し。
後は・・・・両替をして・・・「HARUKA」と書かれたボードか自分の名前を書いたボードを持っている係員を探せばよい。

「オストド・・あたし・・・トイレに行きたい。」
「そういや・・・俺も・・・この後・・・アバウト3時間かかるからね・・・」

トイレを済ませ・・税関をすり抜けて外へ出るも・・・見当たらない。
こうなれば・・・「館内放送」をかけて呼び出す暴挙にでればよい。その間にメストド1号が両替所に行く。
前回訪れたときより・・・レートは良かった。4万円が14000何某になったので、気分がいい。
メストド1号が両替を終えて戻ってくると・・丁度、SPリムジンのスタッフ。これまた・・美人なので文句のひとつも言えないがやってくる。

「サー。今・・車を廻させますのでお待ちください。タバコは吸われますか?」

渡りに船とはこのことを言う。灰皿のある場所で一服・二服・・・その間に車が横付けされ、荷物が積み込まれてゆく。
ここから・・300Kmの車の移動が始まるわけだ。

31,Dec,2008 AM7:25 空港から快調に飛ばしてゆく・・ドライバー。なんてったって・・140Km/Hは出しすぎ・・・
途中、メストド1号が喉の渇きを訴える。しょうがないので・・ドライバー氏に「飲み物を買いたい。適当なところで停めてくれ!」とオーダーする。ガソリンスタンドに併設されたスーパーでミネラルウォーター2本・コーラを一本購入。26B。
ミネラルウォーター一本はドライバー氏への差し入れ。
仲良く?一服して・・・一路、ホアヒンへ車を走らせて行く・・・・

追記・・・ ここからメストド旅行記

やっと着いたバンコク。ゲートを出るとそこには・・・トド夫婦の名前が書いたボードを持っている女性スタッフ。
お出迎えかしら?オストドが手配したのかな?オストドに聞くと知らないという。
まさか!日本で何かあったのかしら?それとも・・・一体、何があったの?
女性スタッフに尋ねているオストド。どうやら・・・ス-ツケ-スが行方不明になったかもって・・・・
日本で江何かあったわけじゃないのね?・・・・「ええっ!嘘ぉ!どうするのよ!」と叫ぶところだったけど・・・
スタッフに案内されて・・・さっさと入国できたのはいいんだけど・・・そのままターンテーブルまで直行。
オストドは「日本語のわかるの連れて来い!」って言っている。オストド・・・寝不足&ニコチン切れで機嫌が悪いところへ・・事件?
結局・・・我が家のスーツケースは出てこない。「一体・・どこへやったのよぉ~どこで積み忘れたのよぉ~!」と叫びたい私。
クレームオフィスへ連れて行かれ・・・オストドが交渉。私メストド1号はソファ-にどっかりと座り、ふてくされておりました。
オフィスの外には、ズラ~リと並んでいる。これ・・・引き取り手のないスーツケースなの?それが・・・山のようにある。
「こんなに沢山の荷物誰が忘れたの?」と言いたいくらいの量。
しばらく・・・ソファーに座って待っていると、係員とどこかへ行っていたオストドが、横のほうから我が家のスーツケースを転がしてやってくる。
多分・・・香港で積み方を間違えたに違いない。それとも成田で積み忘れたのかしら?タッグのルートを見た係員が「どうせバンコクに戻ってくるんだから・・降ろしておけ!」とか思ったのかしら?ま・・まさかとは思うけど・・・コロンボへ飛ぶときに判っていて・・必死に降機を勧めたのかな?
まあ・・・めでたし!めでたし!ということで、やっと解放される。
オストドがチャターしてあった車はどこかしら?でも、両替しておかないと・・・何せ現金払いオンリーだから・・・
オストドが探すの面倒!とインフォメーションで呼び出す裏技を・・・係員の女性が飛んでくる前に・・・私が両替。オストドはインフォメーションの女性に話しかけている。「もう!また・・悪い癖がでたの?」と蹴っ飛ばそうと身構えたら・・係員が飛んできちゃったので・・・お預け!
車は駐車場にいるらしく、呼び寄せるまで5分ほど待つ。その間にオストドは・・・やっと一服。
ドライバーさんに話しかけるオストド。どうやら・・距離と時間を聞いているみたい。私のどが渇いたので・・・オストドにどっかに寄ってもらうように言ってもらう。
途中のガソリンスタンドに併設されたスーパーマーケットで飲み物を調達。珍しく・・オストドの「腹減ったぁ~」攻撃はない。
まあ・・・言ったら今度こそ蹴っ飛ばそうと思うけど・・・・オストドとドライバーさんが仲良く一服。
リムジンはものすごいスピードでどんどん飛ばす。しっかりシートベルトしているけど・・・追い抜くたびに、その車を横を向いて見ないでぇ~ドライバーさん。
ジェットコースターは大好きだけど・・・こんなドライブ。内心怖い。スピード狂のオストドが顔を引きつらせているくらいだもんね・・・

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑦アーリーチェックイン出来ちゃった!に続く・・・





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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑦アーリーチェックイン出来ちゃった! [タイ・ホアヒンの旅]

-微笑みの国はやはり・・・微笑でアーリーチェックイン!!出来ちゃった!-

いくら・・飛行機に乗ることが好きなオストドとメストド1号であっても・・・ほぼ24時間もかけてタイ・バンコク、スワンナプーム国際空港へ降りた時はちょっとヘロヘロ・・・
微笑みを浮かべながら・・・オストド&メストド1号の名前が書いたボードを持っていた女性の歩く速度にもやっと着いて行った先では・・・あやうくロストバッゲージの危機にあった。
税関を抜けて・・・待ち合わせ場所(指定された場所)に居たのかいないのか定かではなかったけど・・・
メンドーだったので、インフォメーションデスクのお姉さんに呼び出し放送をかけてもらう暴挙?をした。
だって・・・探すのがメンドーだった。
さて・・・「HARU-KA」で手配してもらった・・・(こちら・・でそのサイトへご訪問いただけます。)SPリムジンの車中では・・まだメストド1号が憤慨していた。

「まったくさぁ~荷物在ったからいいけど・・・なかったら・・・どうする気だったのかしら?」
「積み忘れだったら・・・ホテルまで届けるって言ってたけど・・・ホテルまで300Kmあるもんな・・・それはそれで・・・面白かったけど・・・」
「じょ・・冗談じゃないわよ・・・着のみ着たままなんて・・・冗談じゃない。」
「まあね・・・ヒューマンエラーだからね。」
「しかし・・・昔取った杵柄だろうけど・・・ツアコンじゃなくて・・・トラブルコンダクターは・・・」
「伊達じゃないでしょ?そういや・・・サンフランでお客様のバッゲージがロストしたときは・・・」
「どうしたの?」
「うん。メストド1号も知っているでしょ?乗り継ぎで他国へ出国するのに・・・入国させるでしょ・・・」
「ああ!そうだった・・・」
「そのとき・・誰かが間違えたらしくて・・・裏に俺行ってさ・・・探したもの・・・」
「そんなこともしてたの・・・・」
「そう!」

そんな会話をしていても・・ドライバー氏はガンガン飛ばす。

「ねえ・・・チェックインは何時?」
「一応・・・15時・・・・」
「このまま行くと?」
「5時間はあるな・・・きっと」
「アーリーチェックイン出来るんでしょうね?」
「手配忘れてた・・・・後は・・・ホテルで交渉するけどね・・・」

やっと・・・信号にぶち当たった。そういえば・・・ここまで・・・信号らしきものを見ていない。

「へえ~ここを左折すれば・・ホアヒン・・かあれ・・・右折する気だな・・・」
「ビーチサイドじゃないの?」
「うん。騒々しいの嫌いでしょ?」
「まあ・・・ね。自分の娘でも騒々しいと絞め殺したくなるもの・・・」
「うんうん・・・って・・・まあ・・・今まで殺されずに済んで・・・幸いだった・・・」

車は右折し・・・しばらく行くと・・・白い塀に囲まれた場所へウインカーをだす。

「ここなのかな?」
「そうじゃない?ドライバーさん・・・会社に電話して行きかた聞いていたもの・・・」

ガードマンが門の車止めを外してくれ・・・オストド&メストド1号を乗せた車は中へ入ってゆく。
ふと・・・燃料計を見ると・・・殆どカラに近い状態。出発時は満タンだったのに・・・燃費が悪いのかドライバー氏の時速140Km近い無謀運転のせいか?オストド&メストドのウエイトのせい?なのか知らないけど・・・これからバンコクに戻る途中、給油するんだろう・・・・
門を入って・・びっくりしたのは・・・「一体、どこまで続いているんだろうこのホテルの敷地!」と言いたくなるような一本のまっすぐな道。
門を入ってすぐにレストラン。その横がスパ。そして・・・オープンエアーのフロントがある。
オストド&メストドが案内されたのは、フロントの反対側・・・オープンエアーの東屋。

2458872

そこへ・・微笑を絶やさないフロントマンがやってくるわ・・・冷たいおしぼりにウエルカムドリンクが出てくる。
やはり・・・ここは微笑みの国タイ。一時・・・渡航が危ぶまれていたけど・・・「そんなの関係ねぇ~」といつも・・とびっきりの笑顔で出迎えてくれるのだ。

「サー。パスポートをお預かりいたします。」
「ああ・・・はい。」

パスポートとホテルバウチャーを渡す。すぐに手続きを済ませてくる。

「サーここに・・・サインをお願いします。」
「ちょっと待って!眼鏡がないと・・・」

宿泊カードにサインをする。彼は今夜のガラディナーの説明を始めたのだが、既に・・・ちょっと意識が朦朧気味いや・・ずいぶん昔に予約・支払いをしてあったので忘れていたのだが・・・・

「お一人様3850Bですが・・・どうされますか?」
「3850ねえ・・・どうする?」
「いいんじゃない・・・この辺何もなさそうだし・・・」
「そんじゃあ・・・頼むわ!」
「サーテーブルですけど・・・オープンエアーでよろしいですか?」

彼が示したのは、ステージからはちょっと外れるけど・・・「お料理コーナーの横です」と言われ・・・食い意地が回復したオストドは・・・・もちろん、その場所に同意する。

「サー&マーム。お部屋の準備が出来ておりますので・・・ご案内いたします。」
「へっ?ねえ・・・交渉してないけど・・・部屋に入れてくれるってさ・・・」
「それは良かった・・・1日が無駄にならないもの・・・」

電動カートがスタンバイされ・・そこにオストドの荷物が既に積み込まれていた。
後ろ向きに引っ張られる感触。昔・・・ツアコン時代にジャンプシートに腰掛けてアナウンスして以来の快感・・・
フロントから約200mほどの距離。専用の門の前には自転車が2台スタンバイされている。
でも・・・メストド1号は・・・乗れないんだけど・・・・

ボーイ氏に案内されたヴィラは、庭だけでも・・・20平米くらいある。そこから・・・コンクリートの段を、一段はいあがれば
ヴィラのドアにたどり着く。
庭には専用(当たり前か・・・専用の庭なんだから・・・)のパラソルとテーブル。椅子が2脚用意されている。

2458874
(ドアからみた・・・お部屋。カーテンを閉めないと・・・まる見え状態!)

早速・・・ちょっと広めの部屋を案内してもらう。ベッドの横にはカウチがあるし・・・その下は物いれ・・・スーツケースがすっぽり納まってしまったほどの広さ。ベッドの裏側に左右にクローゼット。真ん中は化粧台。その裏側の引き戸を開ければ・・・トイレとバスタブ・・・・
ボーイ氏にチップを握らせ・・・お引取りいただく。早速・・メストド1号は荷解き・・・その間・・オストドは「占拠」と部屋の写真を撮りまくり・・・

節煙のため・・・部屋の中にあった灰皿を外のテーブルに移す。そうすれば・・・部屋がタバコ臭くならない。
何故なら、ヴィラの名前のとおおり、ジャスミンの香りで満たされているからだ。
こうして・・・やっとオストドとメストドは・・・大人の仮面を脱ぐことができるのだ・・・・

ホテルのWebは・・コチラ・・・からどうぞ!


-追記- メストドの旅行記

「あのぉ~そんなに飛ばして大丈夫?」と言いたかったんだけど・・・10:00(JPT12:00)にホテルに到着。
「誰でしたっけ?3時間かかるとおっしゃってたのは・・・ドライバーさん?」わずか・・・2時間15分しかかからないで・・
一般道路(一応・・・バイパスらしいのですけど)ビュンビュンとばしてくれたおかげ?
オストド曰く・・・「俺だったら・・事故ってる。」ていうほど・・・スリル満点のちょとした300Kmのドライブ。
もうちょっと愛想よくて・・・紳士な運転をしてくれたら・・・チップ弾んじゃったんだけど・・・
まあ・・・チップは不要と案内にも書いてあったから・・・3150Bだけ・・・お支払い。
そういえば・・・高速道路を一部走行したんだけど・・・sこの区間は料金がいらなかった・・・・・ラッキ-!
デヴァン・ダラ・リゾート&スパが今回のお宿。オストドからは全室コテージタイプとは聞いていたけど・・・・・
ちょっとびっくりの私。メストド1号。ガードマンさんに守られたゲートを入るとまっすぐの広い道路。
一体どこまで続いているのかしら・・・・・あとで・・・オストドに走らせてみようかな?
その道路の両側に白い塀で囲われたコテージ(ヴィラ)がずらりと並んでいてまるで・・・ひとつの町みたい。
チェックインタイムには早すぎるにも関わらず、にこやかに迎えてくれるスタッフ。
やはり・・・ここは微笑みの国。とっても感じがいい。
オープンエアーのロビー(?)と言っても・・・東屋のソファーに案内されてそこで・・・手続き。
オストドは・・・「め・・・メガネがないと・・・」とカバンをひっくり返している。
ここ数カ月でオストドの視力は一気に落ちたみたい。本人は「近々・・」と言っているけど・・・私に言わせれば「老眼では?」・・・でも、本人は仕事のしすぎと言っているけど・・・ブログ更新もお仕事なのかしら?
冷たいおしぼりとウエルカムドリンクのフレッシュパイナップルジュースが美味しい。
手続きを進めてくれている彼は、多分このホテルで唯一。片言の日本語が解る人らしい。
そういえば・・・いつも思うんだけど・・・タイのホテルノスタッフはみんなとってもフレンドリー!そして・・・いつも笑顔を絶やすことがない。それでいて・・・馴れ馴れしい態度ではない。心温かいサービスを提供してくれる。
だからかしら・・・オストドが「タイに滞在」と言うと・・・一も二もなく・・・賛成する私。そしてこれが何度もこの国を訪れる理由なのかもしれません。

心地よい風と静かにゆっくりと時間が流れてゆく中、いよいよお部屋へ向かうことに・・・・
ホテル内は電動カートと自転車で移動。もちろん・・自動車で来ている人は自動車で移動もできるけど・・・
歩いても気持ちがいいところなんだけど・・・カートはいつでも迎えに来てくれるし、途中で行きあうと「どこまで?」と送ってもくれます。
さて・・・オストドの「ワァ~オ!」という声を聴きながら・・・カートに揺られること数十秒でお部屋へ到着。
案内されて門をくぐると・・・広い前庭があって・・・1ル-ムのお部屋。中央にデ~ン!と据え付けられているキングサイズのベッド。そこには・・・レースのカーテンの蚊帳が付いています。
私の好み。オストドは覚えていたのかな?
広い寝イス?の下には悠々とスーツケースを収納できる広さ。私ならその上でも眠れるほどの広さです。
でも・・・オストドなら・・・・下に落ちるでしょうけど・・・
ベッドの裏側には真ん中に大きな鏡のついたドレッサーとその両側にクロ-ゼット。中には暗証番号でもクレジットカードでもロック出来る金庫・・・充分すぎる広さです。
バスルームは近代的とは決して言えませんが、バスタブも広く清潔感が溢れています。
ただ、難点を申し上げるとするならば・・・湯沸かし器が小さいので、湯量が足らない。バスタブの栓もぴったりとはまらないので、バスタブにゆっくり浸かって・・・・は無理です。残念ですけどね。


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑧ 時間の流れを取り戻す・・・・に続く・・・






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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑧ 時間の流れを取り戻す・・・ [タイ・ホアヒンの旅]

時間の流れを取り戻す・・・

いつも・・・仲間に言われる言葉。「それで・・・どこか観光したの?」
確かにカナディアンロッキーに行ったときには、あっちこっちドライブもした。
だが、オストド&メストド1号の究極のリゾートは「何もしない旅」が大前提なのだ。普段、時間に追われる生活をしているオストド&メストド1号。例え・・・車で5分程度のところに「ゾウに乗れる」場所があろうと行く気にはなれない。ゾウに乗るくらいなら・・・町の中を散歩していた方がまだ・・・マシだと考える変な夫婦。まあ・・・乗られるゾウだって迷惑な話。子供を乗せて一周してもオストドのようにヘビー級の人間を乗せて一周歩いても・・・貰えるエサの量に大差はない。
「時間の無駄遣い」と言われようが・・・「お金の無駄遣い」と言われようが・・・・あくせく動く気にはなれない。
時間の無駄遣いに思われる旅こそ・・・究極のリゾート。「時間の流れを取り戻す旅」なのだから・・・・

ヴィラにチェックインしてまず・・・すること。それは・・・わずか数日ではあっても仮の棲家になるわけだから・・・あっちこっち部屋の点検を始めるオストド。メストド1号は荷解きをするのが・・・毎回の恒例行事?
特に・・・・メストド1号にしっかりと「タバコとライター」を取り上げられているので、庭で一人優雅に一服と言うわけにはいかない。
毎回の旅でお茶の支度はオストドの任務。まあ・・・家でもお茶はオストドが入れているので、その延長線上みたいなもの。

「さて・・・いよいよね?」
「うん。いよいよだ。」

それを合図に・・・大人を休む旅が始まるのだ。ゆったりと庭にセッテイングされたテーブルに飲みかけのミネラルウォーターとコーラ。
そして・・・沸かしておいたお湯でコーヒーと紅茶を入れ、ラウンジから持ってきていたクッキー。

「あっ!今回読む本もパズル誌も何も持ってこなかったわ」
「本当だ・・・まあ・・・本は荷物の中だし・・・まあ・・・いいんじゃない・・偶には・・・」
「そうね・・・」

時間がゆっくりと過ぎてゆく。時折吹く優しい風は木立を揺らす。

「さっき・・・スーパーでお菓子仕入れればよかったかな・・・・」
「そうねえ~お腹少し空いて来たけど・・・・」

メストド1号が空腹を訴えるのは非常に珍しい事。
何せ・・・1日2日くらい喰わなくても死にはしないわよ」と言う持論のメストド1号なのだから・・・

「それじゃあ・・・プールサイドでランチでもしようか?」
「そうねえ~じゃあ・・・行こう!」

オストド&メストド1号のお部屋(一戸建てのヴィラだけど・・)の斜め前がプール。
つまり・・・門を出たら・・走って5秒。歩いても・・・10秒。まあ・・・車や電動カート。それに、暴走自転車に注意をすればいいだけ・・・最高のロケーションにアサインしてくれた・・・ホテルスタッフと運命の神様に感謝。
だって・・・部屋から遠かったら・・・大変だもの・・・・(オストドの体力が持たない・・・何故だかは秘密!)

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(今回泊まったジャスミンヴィラです。)

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(ちょっと・・・狭いかな・・・このプール)

2480081
(延々と・・・続く。ホテルの敷地。まっすぐな道が解りますか?)

昼間のプールは白人カップルとトドのカップルのみ・・・他の人はどこへ行っているのだろう。
たぶん・・シャトルバスでビーチクラブへ行っているのだろうか?

「ツータオル。アンド。ミールメニュー貸して!それと・・ここタバコ吸えるかな?」

一応・・・プールバー兼用のカウンターで女の子に交渉する。女の子が「どこにする?」とデッキチェアーにタオルをセッティングしてくれる。
まあ・・・ついでにミールの注文を取る仕事もあるけど・・・
ミールメニューを覗き込むと言うより・・・必死に読むメストド1号。彼女はトマトとにんにくが大嫌い。
だから・・・それらが入っていないモノを探さねばならない。
結局・・・メストド1号はハム&チーズのサンドウィッチとペプシ。オストドはチーズバーガーとペプシを選択。

「あ~あ。腹減ったぁ~」
「だから・・機内食ちゃんと食べればと言ったのに・・・」

これはどちらがどのセリフを吐いたとは死んでも言えませんけど・・・
そこへ・・・トコトコではなく・・・タリィ~といった感じでノタノタ歩いてくる女の子。

「サー。チーズバーガーないそうなんですけど・・・・」そう言いながらメニューを差し出す。
「じゃあ・・・ハムバーガーでいいや・・・」
「解りました・・・」

女の子はまた・・・ノタノタと歩いて戻る。何せ・・・プールの端と端。つまり真逆の位置に陣取っているのだ。
一服しながら・・・まだかな?と待っていると・・・また・・・来るみたいだ・・・

「ま・・まさか・・・またないのかな?」
「そうかもね・・・・」

そこへ・・・メニューを携えて戻ってくる女の子。どうやら・・・バーガー用のパンが品切れらしい。

「それじゃあ・・・ちーずサンドでいいや・・・それならあるよね?」
「ございます。」

ニッコリほほ笑む女の子。まあ・・・ここは微笑みの国タイ。この・・・微笑みにやられてしまうのはオスの性なのかもしれないけど・・・・

「ねえ~まだかな?」
「どうだろう・・・まあ・・・今、作っているんじゃないの・・・きっと」

これも・・・どちらのセリフがオストドの吐いたものとは言えない。仮に首を絞められても漏らすわけにはいかないのだ。
オストド&メストド1号の後ろには…ちょっとしたオープンエアーの東屋。そこにはテーブルと椅子がセッティングされている。
やっと・・運ばれてきた「食事」は・・・寝転がりながら食べるより・・・礼儀正しく?じゃなくて・・・(ただ・・サイドテーブルに乗り切らない大きいお皿だからが正しい。)そちらのテーブルでいただくことにした。


-追記- ここからはメストド1号の旅行記を追加・・・

荷解きを終えて・・・水着に着替えて・・・「準備完了!」
私の腕時計と携帯電話はすべて・・・金庫の中。時間からやっと解放された気分。
オストドも同様みたい。お庭で・・・プカリ~とタバコを吸っている。
「誰よ!禁煙宣言したのは!」と言いたくなるけど・・・我慢。
まあ・・・節煙はしているみたいだから・・・この際それくらいで勘弁しておきましょう・・・
オストドから・・・・「今回の滞在中の記事任せたからね」・・・と宣言された私。
猫とじゃれているオストドの正面に座って・・・書き始めている私。
「ねえ!子猫ちゃん・・・オストド食べたらお腹壊すからね・・・」
いつも思うんだけど・・・・オストドって・・・人畜無害というより・・・畜無害。
何故かどこへ行っても・・・動物のほうがあいさつにやってくるみたい。きっと仲間だとでも思っているのかしら・・・
私はお部屋のベッドでまったりとしたかったけど・・・・
「ところで最後に食べたのはいつだったかしら?」と思った途端・・・お腹の虫が啼きだしちゃった・・・
こんなに食べている旅行は初めてかも?
子供の頃から好き嫌いが激しく、食べること=苦行だったはずの私。メストド1号。
何せ、小学校1年生からよく・・・罰で残されていたくらいだったのに・・・まあ、その頃と比べると大幅に食べられるモノは増えたけど・・他の人に比べるとまだまだ・・・嫌いなものが多いと自覚は持っているんですけど・・・・
何故か・・・今回の旅行は空腹も感じるし、食欲もある。きっと・・・オストドの食欲が伝染したのかもしれません。
12時を待ってプールサイドでランチを頂くことに・・・ところがオストドのオーダーするものは全て売り切れ。
メニュー全体が少ないのに。多分、今夜のカウントダウンパーティー(ガラディナー)の準備のために大忙しなんでしょうか?夕食に期待することにして・・・サンドイッチで我慢!
プールサイドには私たちと白人カップルが一組読書をしているだけ・・・・オストドもプールの水にちょっと足をつけては
「プールに入るにはちょっとね・・・」と言っている。後ろから蹴り落としてやろうかな?と思ったけど・・・・
ナンカあっても困りますからねえ~。デッキチェアーで寝ころんで日光浴とも思ったけど・・・焼けたくない私。
「それじゃあ・・・やることもないし・・・部屋でお昼寝でも・・・」と言うことになりお部屋へ戻ることに。
まあ・・・ほんと近いお部屋でよかった。
でも・・・他のお部屋の人たちはどこにいるのかな?と思うくらい・・・静かなところ・・・
まあ・・・今夜のためにゆっくりお昼寝しなくちゃ・・・何せ、お引っ越しをしてから早寝早起。それに・・・ベッドから出てからもう・・・・30時間以上もベッドに入ってないんですもの・・・このままじゃ夜。カウントダウンまで持たないのは明白ですし・・・・
それでも・・・お昼寝したって・・・カウントダウンまで起きていられるか不安ですもの・・・


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑨ 時間の流れを取り戻す・・・②へ続く・・・


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メストド1号の旅行記を追記しましたぁ~ [タイ・ホアヒンの旅]

オストドでございます。

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑦にメストド1号の旅行記を追加いたしました。

コチラ・・・からお入りいただけます。

オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑧にも追記いたしました

コチラ
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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑨ 時間の流れを取り戻す・・・② [タイ・ホアヒンの旅]

メストド1号でございます。
いつも主人のブログにお越しいただきまして・・・ありがとうございます。
ここからは・・・私がメイン。主人であるオストドは・・・ちょっとお休み。
まあ・・・いつか私がこのブログ自体を乗っ取るかもしれませんけど・・・
冗談はさておきまして・・・私がこの後の滞在記はバトンを受け継いでしまいました。
どうぞ・・・よろしくお願いいたします。

31,Dec,2008 19:00(JPT21:00)

ガラディナーそして・・・カウントダウンパーティーが始まる時間。
でも・・・オストド曰く、「早く行ったって・・指定席だし・・・・」
私もちょっとドレスアップ。そういえば・・・オストドのジャケット持ってくるのを忘れちゃったけど・・・まあいいか。
そういう・・私のお洋服も・・・ロクなの持ってこなかったし・・・

案の定・・・会場であるレストランの中には入れず。フロント前の道には即席バーが用意されていて・・・
食前酒(と言っても・・・私たち二人はソフトドリンクを選択)が振舞われていて・・・
さらに・・・輪投げ・ダーツ・風船割り等色々なゲームが用意されていたんですけど・・・・
何をやっても・・駄目(但し・・・スキーだけは自信ありますけど・・・)。運動オンチの私・・・・
オストドに・・・・「嫌な奴の顔だと思ってさ」とアドバイスを受けると・・・1個だけ・・・割れましたけど・・・
ちょっと・・・つまらないなあ~と思い始めた頃、レストランがオープン。シーフードビュッフェのようです。
司会者が英語・タイ語で盛り上げようとしていますけど・・・チンプンカンプン???
「まあ・・勝手にやって頂戴!」って感じです。
でも・・・テーブルの上には親切にもタイムテーブルが用意されていてその程度の英語なわ理解できる。
ここのガラディナーは結構・・ラッキードローが多い。今までも当たったことなんかないんだけど・・・
まあ・・・いつも途中で帰ってしまうので・・・・今夜は最後まで頑張るぞ!そのために・・・お昼寝もたっぷりしたし・・・
ステージ上にはまるで素人さんのような男女2名ずつの4人組グループが登場。
女の子は赤いドレスと白いドレスの二人の体型に思わず・・・「雪だるまと高崎だるまだ!」と私が言うと・・・
ニヤニヤするオストド。
メガネを忘れた私には顔は解らないけれど・・・・相方のオストドの表情から察すると顔は悪くなさそう・・・・
今回のテーマはポリネシアンナイト。
「なんで・・・タイでポリネシアン?」と突っ込みたくなるけど・・・ダンスショーもそれ風・・・・
ダンサーの衣装ももち・・・ポリネシアン。でも・・・ダンスは・・何とも言い難く・・・・女の子達は可愛かったのですけどね。
このダンサーたち多分、本格的なダンスを習っていない様に感じるんです。
オストドにとっては・・・可愛ければOKよぉ~という顔をしています。まったく・・・男ってやつは![ちっ(怒った顔)]

やっと・・・ビュッフェコーナーがオープン。魚のホイル焼き・・これは食べなかったのでどんな魚だったのやら・・・味も解りません。かなり大きい海老のグリル。皮を剥いて食べるのが面倒・・・まあ・・・私には専用の皮むき係がいますけど・・・
イカ焼きや貝などもありましたけど・・・ソースの匂いがダメ!
お寿司も巻きずしやら軍艦巻き等・・・但しわさびは団子のように丸めてあって・・・スプーンが添えてある。
まあ・・おすきに好きなだけ・・ワサビを食べろってことらしいけど・・・可笑しかった。
お料理の種類はまずます・・・一流ホテルのようには行かないけど・・・まあ・・合格ラインには達していたと言ってもいいでしょう。
私は早々とデザートコーナーへ突進。チョコレートケーキをいただきました。追加のケーキが出てこなかったことを考えると・・・食後まで待たなくて良かったぁ~と思います。
ショーは延々と続くけど・・・食べ終わるとアルコールをそんなに飲まない(各自1杯ずつ・・いただきましたが)トド夫婦はだんだん・・・退屈になってくる。
自棄になった・・オストドは笛の付いた風船を膨らませたりして・・・鳴らしている。
そして・・・ドサクサにまぎれて・・・・L&Mのメンソールを一箱注文しちゃった。つまり・・・タバコが吸いたいらしい。
まあ・・・オープンエアーだし、メニューにシガレットで載っているから灰皿も持ってきてくれる。
やっぱり・・・オストドには煙のでるおしゃぶりが必要みたいですね・・・・
そろそろ・・・退屈を極めてくる頃に絶妙なタイミングでラッキードロータイムがやってくる。
お部屋番号のみならず・・・「ショーミーVISAカード」とか国籍やアメックスカードを見せて!とか・・・パールのアクセサリーとか・・・・100バーツ7枚とか・・・色々なキーワードがありました。
その時解ったのが、日本人家族は我が家を含め4組宿泊していました。
最近はどこへ行っても日本人がいます。唯一・・・サムイ島の我が家の隠れ家にはいませんでしたけど・・・
だんだん・・・時間は過ぎてゆき・・・・・シャンパンタワーにオーナーがシャンパンを注いでいき・・・そのグラスがゲストやスタッフに配られて・・・いよいよ・・・カウントダウンが近づいてきました。
シャンペングラスとクラッカーを持ちホールへ移動。皆で大きな声でカウントダウンが始まりました。
「10・9・8・・・・・3・2・1・・・ハッピーニューイヤー!」と叫び・・クラッカーが鳴る音。オストドはクラッカーを鳴らすと・・・一気に飲み干し・・・それが正解だったかも・・・
私は・・・スプレー式の何というのかしらないけれど・・・映画ではよく見る糸状になって出てくる泡?ひも?の攻撃を受け
シャンパンの中にも入ってしまい・・・飲み干すことができず。
なんで・・こんなにカウントダウンで盛り上がれるのでしょうか?
まあ・・・それは置いておいて・・・・「新年おめでとう・・・本年もよろしく!」とご挨拶を交わすオストド&メストド1号。
だって・・・ごあいさつは基本ですものねえ~
マダマダ・・ダンスパーティーは続いていますけど・・・もう私たちは限界。
ゆっくりお散歩をしながらお部屋へ戻ります。
さっき・・・お昼寝の後シャワーは済んでいるので、着替えてそのまま・・・ベッドへ。

01,Jan,2009 08:30(JPT10:30)

気持ちのいい目覚め。毎日こんなんだったら・・・最高なんだけど・・・贅沢は言えません。
暖かい気候だと目覚めもいいみたい。そして・・・ちょっとお腹も空いている感じ。
早々と着替えて朝食を摂りにレストランへ向かうことに・・・通りに出ても人影が見えない。シ~ンとした感じ。
静まり返った通り・・・まだみなさん寝ていらっしゃるのかしら?
そう思いながらレストランへ行くと・・・かなり混んでいます。朝食はどこへ行っても同じようなビュッフェスタイル。
フレッシュジュースから始まってハム・ベーコン・ソーセージ・パン・・そして海老餃子があって・・・・フルーツ・コーヒー等が私メストド1号の定番。
オストドの方は卵料理(メストド1号はオーダーするのも、待つのも嫌い!)生野菜に山盛りベーコン&パン等・・・
まあ・・・かなりしっかり食べるのはいつも通りの旅のスタイル。
普段の日常の朝食は緑茶とコーヒーがメストド1号の朝食なんだけど・・・旅に出るとしっかり食べるのは何故?
多分・・・時間がタップリとあり、自分が作らなくて良いからかしら・・・・
すっかり・・・二頭のトドは満腹になり・・・大満足でお部屋に戻る。
さて・・・今日は何をしましょうか?
思っていたよりも涼しくプールに入る気はおこらない。でも・・・日光浴はしておきましょうとプールサイドへ・・・・
読む本も持参してないし・・・・何もすることがない!更に・・・日焼けは絶対したくない私。
全く!何しにココに来ているんでしょう・・・私・・・・


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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑪ 時間の流れを取り戻す・・・④ [タイ・ホアヒンの旅]

02,Jan,2009 (メストド1号の旅行記)

今朝も自然に目が覚める。う~ん。これが本来の人間の生活なのよね。
今日は・・オストドがスパを予約してくれているので、お昼ご飯は抜きとのこと。
それじゃあ~しっかりオストドに食べさせておかないと・・・・獰猛になるから・・・
sじっかり・・・朝からビュッフェ。メニューは昨日とほとんど同じ。オストドは朝からしっかり食べて嬉しそう。
まあ・・・普段は起きて緑茶(オストドが入れてくれる)のみで出勤。オストドはパンを一枚齧るくらい。
スパは12:30からの予約なので・・・それまでやることがない。
何にも追われることのない時間は、何て素敵なんでしょう・・・・
休日はすることが山ほどあるのに疲れていて何もしたくなく・・・ただ・・・時間は無駄に過ぎてゆくだけ・・・・
そして・・・後悔する日々が続く。今年こそは限られた時間を有効に使う様したいと思うのだけど・・・・
「そうだ!今年の目標は"片付けられない女”を返上しよう」 と思うのだけど・・・・
そういえば・・・娘(メストド2号)が小さかった頃の口癖は・・・「とりあえず」だった。
それだけ・・・私がいつもくちにしていた言葉だったかもしれないけど・・・・
結構・・オストドの転勤とかでお引越しをする都度・・・・「今度こそ!」と思ったけど・・・・
「と・・とにかく今年はがんばろう!」と宣言すると・・・・オストドはニヤニヤ・・・・・失礼しちゃうわよね。
まあ・・・有言実行でがんばってみせる!ふん!

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(タオルや荷物の山ではありません。プールサイドのガゼボでお昼寝を決め込む・・・メストド1号。)

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(SPAの前・・すっぴんだから・・顔出しNGです。)

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(ここが・・・ホテルのSPAの入り口。まるで・・・天国の門。ここを入って右折すると・・・ヴィラが・・・・)

昼食抜きでスパへ・・・「天国の門」と名づけたくなるほどの・・可愛らしい門を抜けてスパの受付へ・・・
オストドとスパとかマッサージに行くとどこでもそうなんだけど、施術する方は若い女の子とベテランの女性のペア。
そして・・メストドの担当は、必ず若い女の子。
きっと・・・オストドの内心は・・・・「若い方がいいなあ~」と思っているはず(ず・・・図星です。)残念ですねえ~
でも、絶対ベテランの人のほうが上手だと思うけどなあ~。

まずは・・フットバスで丁寧に足を洗ってもらう。何かのエッセンスオイルが入っているらしいけど・・・(ド忘れ!)
少々・・・くすぐったいのは我慢。横に座っているオストドは恍惚状態に入っているみたい・・・・
次はフラワーバス。もちろん・・・混浴。水着はNGだそうで・・・・まあ・・・夫婦だしいいけど・・・
泡がいっぱい。バラの花びらがいっぱい。ついでに・・・赤ワインがどっさり・・・はいっているらしい・・・けど。
お部屋のバスタブとは大違いで・・・しっかり肩まで浸かっていい気分。
心地よい香りに心身共・・・リラックス。写真は・・・・残念ながらありません。
エステシャンが籠に持った各種のスクラブとオイルを持ってやってきて・・・色々説明してくれるけど???。
オストドは塩とはちみつの入ったスクラブとジャスミンオイルを選択している。
私・・メストド1号はココナッツのスクラブ(乾燥肌には良いらしい・・・)とローズオイルを選択。
泡をシャワーで流して・・・・あれ?オストドが・・・・
「ねえ?バンツどうするんだろ?俺聞くの嫌だから・・・聞いてみて!」
一応・・・水着を着こんで来たんだけど・・・・
「ショーツは?」と尋ねると・・・・「ノーショーツ!」との答え。そりゃあ・・私は同性だよね・・多分・・いいけど・・・
オストドは・・・「自分も?」と聞いている。そうすると・・・「イエス!」の答え。
観念したオストドはバスローブをしっかり着こんで紐もしっかり縛って上がってきたけど・・・・
そういえば・・・サムイのスパでも同じような記憶が・・・
オストドの担当は長身のスラ~っとした女性・・じゃなくて・・・本当はオカマさんだったんだけど・・・
「普通さあ~パンツまで脱がせるんだから・・席外すよなぁ~それがさ・・・後ろでバスタオル拡げて待っているんだもの。」
「へえ~」
「風俗かと勘違いするところだった・・・」
「あの人・・・オカマさんだもの・・・・・知らなかったでしょ!」
「うん。あんな綺麗なオカマさん・・・見たことないもんなぁ~」
そんなやり取りが思い出されてくる。・・・私・・記憶力いいんだからね!
台に上らされるオストドと私。そうすると・・・
「ガウン脱いで!」
「えっ!」と一瞬ためらう・・・オストド。
お姉さんバスタオルを拡げてニッコリ・・・・
「まな板の上の鯉の気分だわ!」とオストドがポツリと・・・それは違うでしょ!「まな板の上のトド」と言いたかったけど。
全身・・裏・表を丹念にスクラブマッサージ。オストドは早くも熟睡じゃなくて・・・爆睡モードに突入。
私の方の若い新人さんと思っていたけど・・かなり指先に力が入る。
全身ココナッツがまぶされた私メストド。痛キモなんだけど・・美味しそうな香りが全身から漂う。
多分・・・このままオーブンに入ったら、「メストドのココナッツ焼きの出来上がり!」
なんて・・・考えていたらスクラブは終了。
オストドの方は表面積が広い分・・大変だったみたいだけど・・・・そっちも無事終了。
二人揃って・・・シャワータイム。一生懸命流すんだけど・・・なかなか落ちない。
オストドの方は塩入りだったので・・・少々肌がヒリヒリすると言う。ちょっと・・・は水分抜けたのかな?
キュウリならぬ・・・オストドの塩もみが完成!なんちゃって・・・
次は全身オイルマッサージ。オストドは既に観念している様子。またもや・・・バスローブを剥がされている。
足の指先から始まりふくらはぎへと進む指先。ふくらはぎはちょっとどころではなくて・・・かなり痛い。
疲れが溜まっているせいなのか・むくんでいるからなのか?きっと・・・疲れのせいよね。
確か・・足つぼマッサージは悪い所が痛いと聞いたハズ・・・そう思いながら必死に痛みを我慢。
そのうち・・・背中まで上がってきている指先。これはすごく気持ちがいい。
ゆったりとした・・時間。至極のSPA。極楽気分でウトウトしかけたら・・・・そこで・・・・また・・・・
肩が・・・痛い!ゴリゴリと音が聞こえてきそう。
肩コリの自覚はあんまりないんだけど、相当肩こりが・・・・といつも言われる。私。
おかげで・・・眠気は・・・・・
案の定・・・オストドはジャスミンの香りにすっかりリラックスして・・・またもや爆睡の様子。
まあ・・・室温も丁度よくてウットリするくらいだし・・・・・無理もないわね。
腕も丁寧にマッサージが続く。
更にフェイシャルはマッサージやパックを繰り返し行われている。そのうち・・私も眠ってしまったらしく覚えていないけど、
オストドはきゅうりの匂いに目が覚めたらしく・・・「鼾を掻いて寝ていたよ!」と言う。
「エッ!ウソ!」と思う私。
だって・・・オストドいつも大げさなんだもん!
フェイスのクールダウンをして約3時間30分のカップルスペシャルパッケージコースが終了。
着替えてヴィラを出ると担当してくれたエステシャンがにこやかにお見送り。やはり・・ここは微笑みの国。
こりらもタイ式にワイ(手を胸の前で合せる)をして・・・「コップンカー」(ありがとう!)と言い・・・チップを渡す。
その後、SPAのフロントでアロマティーを頂きながら清算。と言っても差し出された伝票にサインをするオストド。
お正月だからなのか?良く解らないけどSPAからのスペシャルプレゼントを頂く。
各々の使用したアロマのマッサージオイルとボディークリーム。(これは・・・私が独り占めにしよう!)それから・・・
私にだけタイの名産の可愛いポーチ。これで・・・二人で10000B(TAX別)。(本当は10500Bだけど、ホテルから頂いた500Bの割引券を使用したので・・・・)
エステシャンとスタッフの笑顔に見送られて至福のひと時は終わりを告げたのでした。
日本では高すぎて行くことが出来ないSPA。でも東南アジアならでは、この価格。更に都市部から離れるとホテル内でも更に安いように思えるのは私だけかしら・・・・

-オストドのひとりごと・・・-

男性諸氏にならお解りいただけると思うけど・・・足の付け根にまで・・・すっかりエステシャンの滑らかな指先が・・・
必死に頭の中で・・・因数分解を繰り返すオストド・・・意味がお解りいただけますよね?
何せ・・・何回も当たるだけじゃなくて・・・・ギリギリ隠れているハズの物体が・・・・タオルの隙間から顔を出すと
「ヨッコラセ!」とばかりに・・・強制移動されるんですもの・・・・寝たふりしてなきゃ・・・・ねえ!みなさん・・・・


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑫ 時間の流れを取り戻す・・・⑤へ続く・・・・




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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑫ 時間の流れを取り戻す・・・⑤ [タイ・ホアヒンの旅]

時間の流れを取り戻す・・・⑤ (メストドの旅行記)

至福の時が終わって・・・お部屋へ散歩して戻るんだけど・・・またカートに捕まっちゃった。
多分・・・あわてて追いかけてきたのよね。わずか・・・数十秒でお部屋へ到着。
ちょっと・・・小腹が空いたので、成田空港でワザワザ購入したロイズのチョコポテチでおやつタイム。
もちろん・・・話題は夕食のこと・・・・
レストランに行くのは面倒!とルームサービスにしようか?と話は纏まったんだけど・・・・
電話しても・・・今夜はナシ!とのこと。レストランのことを聞くと3日まではビュッフェとのこと。
つまり・・・12/31~1/3まではシーフドメインのビュッフェ。これは罰ゲーム以外の何ものでもない!
私、メストドは食べなくてもいいんだけど・・・オストドの期限は悪くなる一方。
本当はものすごく面倒なんだけど・・・ホテルの車をチャーターしてクロックタワーへ行くことに・・・500Bです。
運転手はホテルのスタッフ。オストドがバーガーキングの場所を知っているか?と聞いている。
どうやら・・・昨日、バーガーキングの看板を見つけて捜し歩くも見つからず、ファーストフード大好きのオストドは心残りだったみたい・・・・
「だから、メタボに・・それに高脂血症になるのよ!」と言いたいけど・・・・変なレストランよりマシですもんね。
ホテルのスタッフも・・・「知っているよ・・そこでいいの?」と言っているみたい。
オストドも・・・「バーガーキングへよろしく!」だって・・・・これで決まりみたい。
昨日乗ったシャトルバスとは違う道を通り、車窓から新年を祝うイルミネーションを見る。
「ねえ・・後でここ歩く?」とオストドは言うけど・・・私。人ごみ嫌い・・・
「ううん。車窓だけで充分。買うものもなさそうだし・・・・」
ナイトマーケットになっていて・・人が一杯。そして・・・車も一杯・・・・・そこをゆっくりと走りぬけると前方にバーガーキングのお店が見えてくるけど・・左前方に何やら見慣れた看板。黄色いMマークが回っている。
そうなれば・・・マックに変更決定!
どこへ行ってもマックに寄るトド夫婦。そういえば・・・ジャカルタでもシンガポールでも・・・カナダでも・・・・ニューアークの空港でも・・・もちろん・・・バンコクでも。
ビッグマックノセットとフィレオフィッシュに齧り付きすっかり・・オストドのご機嫌は最高潮!私は少々あきれるけど・・・同時にホッ!とする。
運よく帰りノシャトルバス(無料です)の予約が取れていたので、時間まで街を歩くことに・・・
スーパーを見つけて中へ入る。何故なら・・会社でのバラ撒き用のお土産は買っていない。
いつもそうなんだけど・・・義理のお土産はスーパーで充分。免税店で高いお菓子を買うのは馬鹿らしいもの・・・
それに・・・お財布も嫌がるし!お土産はドライフルーツとバナナチップを購入。
オストドは「何でもいいんだよ・・・どうせ・・奴らに何食わせたって・・・飲み込むだけだから・・・」とのたまうし、
私も一応メガバンク勤務だけど・・・リアクションが楽しみなので・・・地元の人が買うようなモノを配るのが好き。
昨日とは反対方向なので気付かなかったけど・・・レストラン等も結構あるし、夜のホアヒンを楽しんでいる観光客も沢山いる。
買い物を済ませると早々にクロックタワーのほうに戻るオストド。
「もう!バスは21:30でしょ。30分は待たなきゃいけないのに・・・・」と思いつつ・・・迷子にならないようにオストドのそばを離れないようにしないと・・・
でも・・これが大正解でした。多分・・・オストド予約人数を把握していたみたい。
何せバスは定員一杯。かなり窮屈だったのだけど、一番先にバスに乗り込んだトド夫婦は運転席のすぐ後ろ。
ゆうたりと座れる席をゲット出来たんですから・・・・
でも・・・ほとんど乗ったのにまだバスは発車しない。時間ぎりぎりで中国人のグループが乗り込んできてにぎやか過ぎ。
ホテルまでは12Kmほど。約20分ノドライブ。小さな街内を過ぎると道路は真っ暗です。
それに比べ日本の夜道は明るい。明るすぎる程。せめて個人レベルで節電して地球に優しくしようと思うメストド・・・・
ホテル到着後はお部屋までゆっくりお散歩。遠すぎず、近すぎず・・・丁度良い距離。
デーヴァンダラの夜も今夜が最後。滞在中に全体を散歩すると・・・良かったと思う。文庫本もパズル誌も何もない旅は初めて。折角の時間をもうちょっと有効的に使えば良かったかなあ~。
でも、元来“何もしない”がコンセプトがトド夫婦の旅のスタイル。身も心も存分に休息できましたけど・・・
明日からいよいよ・・帰りの行程が始まる。往路同様、直行便など使わないので・・・・
今回はオールキャセイパシフィックのビジネスクラス。
帰りはどうかスムーズに行きますようにと願いながらベッドへもぐりこむ。オヤスミ。

03,Jan,2009

荷物は昨夜のうちに大半はスーツケースの中。チャーターしてあるSPリムジンのお迎えは12:30。
ゆ~っくりとビュッフェの朝食を楽しむ。
レストランからお部屋に戻る途中、すっかり仲良くなった多少日本語の解るスタッフが送ってくれる。
ついでに一緒に記念写真を・・・・パチリ。
彼の休日は火曜日のみ。朝から晩まで途中休憩を挟むけど・・・働くらしい。
でも、多少日本語が解るということで待遇いいのかな?いつもニコヤカで感じのいい青年。
早目にチェックアウトを済ませてロビー?(オープンエアーですけど・・)でゆっくりしましょうと言うことで、キャリーに一日分の着替え等を詰め、他はスーツケースに押し込む。
かなり余裕のあったハズのスーツケースのスペースが殆ど埋まってしまう。そんなにお土産買ってないのに・・・
今回は衣類も徹底的に少なくした。でも、着ていない物も・・・まあ・・気温のせいで着なかったというのが正解。
思ったほど気温が高くなかったので、Tシャツは着たっきり。”百聞は一見にしかず”の通り、行ってみなきゃ解らないのが現地の気候。例え南国へ出かける場合でも、涼しさ・寒さ対策はしっかるしなくちゃ。

チェックアウト時に何度かお見かけした日本人のご夫妻と一緒になる。
現在、バンコク赴任中とかで・・年末年始はホアヒンでとのこと。
オストドもそうだったらしいけど・・・奥様がこのホテルのプールの写真に惹かれたらしい。
まだ着任してまもないとのことで、バンコクのお気に入りのお店をご紹介したり、今後、あっちこち行かれたいとのことだったので、我が家のサムイの隠れ家をお薦めする。
我が家は海外赴任などはあり得ないハズだけど・・・仮にあったとしても・・・ライフラインのお仕事だから・・・きっと山の中とか草原でテント暮らしとか・・・まあと言うか当然!単身赴任で行ってもらうからね!


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑬ 帰国への道 ①へ続く・・・・
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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑬ 帰国への道 ① [タイ・ホアヒンの旅]

03,Jan,2009 (メストドの旅行記)

12:30にお迎えに来るはずだった・・・リムジン。到着したのは11時45分。
ちょっと早いけど車に乗り込む。しばらく走ると・・・オストドの携帯が鳴り響く。
何故か・・オストドの携帯の着メロはサーカスのMr.サマータイム。チョット古すぎ・・・・だと思うけど。
オストド・・今回の旅行から会社支給の携帯を持ってきている。我が家のは古い機種なので海外ローミングなし。
でも・・・オストドの会社から支給されている携帯は自動ローミング。

「やあねえ~休みなのに・・・・」
「あっ!お嬢からだ・・・」 

オストドは最近・・メストド2号を呼ぶときにこういう風に言う。多分・・わたしの「どこのお嬢様なんでしょ」から取ったらしいけど・・・・

「どうしよう出る?」
「そうねえ~」
「何かあったかもしれないしな・・・一応、出ておくか・・・・」

オストドが電話で何かしゃべっている。そして・・私に・・・

「ねえ~行き先言ってなかったっけ?」そう言って・・電話を寄越す。

どうやら・・どこぞで地震があったらしく・・・生存確認の電話だったらしい。
娘との電話を終えて携帯をオストドに返す。因みに・・・電話代は国内分がメストド2号の負担。国際電話の分は会社の負担だと聞いて一安心。まあ・・・心配して電話を寄越したんだから・・・何か土産でも買っていかねばなるまいと思う。
道路が空いていたのもあるけど・・・300Kmの距離を2時間20分で、今夜の宿であるスワナプームのノボテルに着いてしまう。平均時速は・・・130Km。
さっそくチェックインするオストド。まあ・・ホテル代は先に払ってある。そっちの方が安いからだそうで・・・
早速お部屋に入り、カーテンを開けると眼下にはプールが・・・水着に着替えてLet’s go!ところが・・・・

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ちょっと小さいけど・・・プール。

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プールサイドから・・・

たいして広くないプールサイドは欧米人で満員御礼。寝転がる場所がない。仕方がないので諦めることに・・・・
そういえば・・・オストドに昼ごはん食べさせていなかったけ・・・・・

「アフタヌーンティータイムしない?」 オストドを連れ出し・・・ロビーのケーキショップへ向かうことにした・・・私。
大好きなチョコレートケーキが数種類あったのでちょっとだけ・・・迷う。だって・・・全部食べたかったけど・・晩ご飯食べなかったら・・・・オストドに食い殺されかねないもの・・・・
私はガトーショコラとコーヒー。オストドはどっちかと言うと・・・・紅茶派。ビーフカレーパイ。とチョコレートパイ。
ゆっくりとティータイムを楽しむ。だって・・・オストドのはポットサービス。つまり・・・2杯半飲むのに・・時間はかかるし・・
その後、お隣にあるスーベニアショップへ。何かひとつくらいタイらしい物を自宅用にと物色。
そこで見つけたのが「蓋付きの小物入れ」色使いといい形といいタイそのもの・・・それに大量に買い込んだお香やアロマキャンドルを使用するのに丁度いい大きさ。
ノボテルは空港のすぐ前、地下道で繋がっているはずということで探検するも工事は途中みたい。地下へ続くエスカレーターはあるのだけど・・・動いていないし・・・その先は真っ暗。そのうち完成?するんでしょうけど・・・いつになるんでしょう。
それとも・・・塞いでいるのか解らないけど・・・
まあ・・・タイの精神「マイペンライ」気にしない・気にしないということなんでしょうか?
周りに何もなく・・・あるのは空港だけ。することもない。夕食には早すぎるし・・・・
「ん?あれは何?」 よく見ると・・・エアーマダカスカルの案内みたい。オストドに言わせると・・・・
「そうさな~理由は二つ。ひとつは機体故障。もうひとつは・・・乗務員のやりくり上やむを得なくってところじゃない?今度乗ってみようか?」
「ご・・ご冗談でしょ・・・・」
「うん。冗談。そんな暇はないからね・・・・」
各レストランのメニューを読んで歩く。まあ・・夕食のリサーチ。あまり食べたいものはないんだけど・・・それを言ったらオストドの機嫌が超悪くなるのは充分承知。毒づくのは心の中だけ・・・
「全く・・食べることはわすれないんだから・・・・メタボやコレステロール値をもっと気にしなきゃいけないのに・・・」

ここがバンコク市内なら勝手知ったる何とかで街中へ出かけてしまうところ。サントスでご飯食べて・・・タイマッサージとか・・・明朝は早いので早めに夕食を摂ることにして・・・スモークサーモンのピザを一枚とオストドも私も好きなトードマンクンを2人前注文。ビュッフェもあったけど・・・オストドもそんなにいらないと言う。(アフタヌーンティー作戦成功!)
これが・・・二人とも酒飲みだったらぢうなんだろう?
幸か不幸かトド夫婦は殆ど飲まない。まあ・・オストドはお仕事で一日2升のお酒を毎日のように飲んで,ドクターストップ以来・・・飲まなきゃいけない場面以外は飲まないし・・・私もあんまり飲まないようにしている。
まあ・・・若い時はそれなりに飲んでつぶれた事数知れず(?)まあ・・本人が覚えている訳はないけど・・・
私はお酒を飲むと超陽気になるらしい。でも・・量とペースの配分を間違えると気分が悪くなるかその場で寝てしまう。
だから・・・外では絶対に飲まないようにしている。オストドもご同様のようだけど・・・
そんな元飲んべの娘であるメストド2号は何故かメチャクチャアルコールに強い。持って生れた体質なのか遺伝なのか定かではないけど・・・ほとんど“ザル状態”。まあ・・自分の将来と廻りの人に迷惑をかけないように!とアドバイスはしているけど・・・・
食後はバーを横目にさっさとお部屋へ戻る。
何故なら・・・家では絶対出来ない?しない?泡風呂でゆっくり手足を伸ばす楽しみが待っているからだ。
これだけでも・・・何という贅沢な気分になれる私たちって・・・・安上がりなのかしら?

今夜も早寝。目覚ましはちゃんとオストドがセットしたはず。まあ・・・チェックインのときにもモーニングコールを頼んでいたけど・・・起床に関する係はオストド。これは日本に居ようが海外でも同じこと。
子供の頃から寝ることが一番好きだった私。つい習慣で神様にお祈りをする。

「どうか・・・朝になっても目がさめませんように」

でも・・・このお祈り未だに神様には届かないようですけど・・・・

私・・・メストドの担当はここで終わり。だって・・・オストド急かすんですもの・・・・
オストドのブログをまた・・・いつの日かジャックすることにしまして・・・私はこの辺で・・・・
最後になりましたが・・・お読みいただきました皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
それから・・・ついでに・・・オストドのこのブログでまたお目にかかれる日を楽しみにしております。
さあ・・・・オストドの晩ご飯つくらなきゃぁ~


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑭ 帰国への道 ②へ続く・・・・

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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑭ 帰国への道 ② [タイ・ホアヒンの旅]

-ご挨拶-

オストドでございます。
危うく・・・ハイジャックやバスジャック。カージャックならぬ・・・ブログジャックに遭うところでした。
危ない・・危ない。
メストド1号の旅行記はいかがでしたでしょうか?
メストド1号がヴィラの庭でウンウン唸っている間に・・・住み着いている子猫たちと戯れ、庭にやってくる小鳥にパンくずをやり・・・自転車で敷地内をウロウロと走りまわり、チェックポイント(2か所あります)のガードマンと挨拶を交わし、ルームメイドの女の子たちとアメを舐めたり(ナンパはしていません。一人だったら解らなかった。可愛い女の子もいたけど・・)
すっかり・・ホテルのスタッフたち(どっちかと言うと・・・女の子はほとんどお知り合い状態。・・・裏方を除いて)とも・・・
やっぱり・・・微笑みの国はいいですね。
さて・・・やっと・・・ブログを取り返したオストド。メストド1号に言わせるともう・・・帰国編しか残っていない。それも・・・最終日とのこと。まあ・・・メモもとらずに・・遊び呆けていたわけですから・・・・しょうがありません。
それでは・・・・日本まで13時間あまり・・・オストドがどれだけ・・・食べまくったのか?我ながら呆れるほどです。

帰国への道 ②

04,Jan,2009

05:00(JPT07:00)。ベッドサイトに置いた携帯の目覚ましが鳴る。
まだ・・・昨夜飲んだ薬が効いているのか?身体が重い。
ベッドの中でグダグダやっているうちに・・・ベッドサイドの目覚ましとモーニングコールが鳴ることになる。
05:40(JPT07:40) ベッドサイドの目覚ましが鳴る。その音に起き上がるオストド。
何故なら、毎朝のことなんだけど・・・自称「眠り姫」とのたまっているメストド1号をたたき起さねばならない。
10分ほどかかり・・・やっとご起床の「眠り姫」。やっぱり・・今年も一年間起し続けねばならないのかぁ~。
フロントに頼んでおいたモーニングコールの電話がなったのが06:00(JPT08:00)。
もちろん・・・味気ない。機械音声の電話。
07:00(JPT09:00)丁度にはチェックアウト終了。ホテル代は払ってあったし、昨日のスーベニアショップは現金払いしてあったので、食事代のみカード・・・それもヒルトン・ゴールドカードで払う。嫌な奴だな・・・オストド。
07:05(JPT09:05)発のシャトルバスには既にオストドの預けたスーツケースとキャリーが積み込まれている。
まあ・・バッゲージダウンは、時間がかかるんから頼まなかったけど、エレベーターを降りたところでポーターが飛んできたので、「まあいいか!」と少々のチップ。(20Bしか・・あげなかったけど・・・)
一服をしていたオストドが乗り込むのを待って定刻通り(バスは待たせないのが原則でしょ・・・やっぱり)に出発。
07:10(JPT09:10)空港へ到着。カートを拾ってきてそれにわざわざ積み込んでくれたドライバーさんにも・・・50B進呈。「サー&マーム。またのお越しを!」と見送られる。
「え~え~また来るかもね・・・・朝早いときにはね・・・・」と腹の中でつぶやく。
だって・・・ノボテルは空港直近だけど・・・高いし狭いし・・・・どっちかというと「ミレニアムヒルトン」のほうがいい。
07:20(JPT09:20)CXへチェックイン。勿論・・しばらく吸えないタバコを吸ってからだから時間がかかる。
B777だと思い込んでいたけど・・・A330なのが判明したのは・・・後のこと。
「あれ・・・席が変だよね」「あっ!本当・・・」受け取ったチケットは、17のD・G席。
「ウインドーシートはないの?」「サーすみませんが・・・フル。」「HKG/NRTは?」「そちらも・・・フル!」
まあ・・・別に中央部でもいいけどねぇ~。
さっさと出国の手続きに向かう。
「いつも思うのだけど・・・このスワナプーム。日本からの借款で建てているんだから・・・日本人用の窓口くらい用意してくれてもバチは当たらないと思うけど・・・・こんなプレートはいらないからさ。」
毎度おなじみのセリフを吐くオストド。メストド1号は・・・「言うと思ったのよね」だそうだ。
本来なら「メストド2号への土産はなし!」と宣言していたメストド1号。
まあ・・・地震で心配して電話をしてきたのに免じて土産を買うとのこと。あっちこっちの化粧品売り場を覗き、ディオールのリップパレットなるものを購入。オストドは知らんぷりをしていたというより・・・強烈な化粧品の匂いに耐えられなかったので、ピープルウォッチングをしていたので、メストド1号のカードでお支払い。まあ・・・最終的にはお財布は一緒なんだけど・・・・。
キャセイパシフィックのラウンジへ行く前に到着フロアーへ下りる。勿論・・目指すは「スモーキングルーム」。
どこぞの偉ぶっている空港とは大違い。(どことは・・・言えませんけどね。)そういや・・・カルガリーでは一回、外へ出てタバコを吸って中へ戻った記憶が・・・(国内線ですけど)
ラウンジへ入ると・・・・急にお腹が空く。ここの目玉はエビ蒸し餃子。残念なのは・・・ソースしかないけど・・。
蒸し器の2段目(上から)を開けると・・・入っている。でも・・・7個しかない。
全部、お皿に盛りつけ(後でちゃんと補充されていた)サンドイッチを2パックとコーラを持って席に・・・・
メストド1号はコーヒーとサンドイッチ。そのあと・・・オストドはエビ蒸し餃子を10個追加したけど・・・・
ラウンジを早めに出て・・・ターミナルGの手荷物検査とは逆の方へ勿論・・・行き先はスモーキングルーム。
吸いだめ(と、言っても2本しかくれなかったけど・・・)
早々に手荷物検査を受けゲートへ向かう。勿論のこと優先搭乗。ウエルカムドリンクは二人ともオレンジジュース。
本当はシャンペンに手を出しかけたけど・・・この後、運転しなきゃいけないから・・・・
09:57(JPT11:57)ドアクローズ。その2分後にプッシュバック。
ランウェイ01Lからローリングテイクオフで10:20(JPT12:20)いつもより少々重い機体はバンコクの空へ舞い上がる。
高度37000ftの空の旅。楽しみはやっぱり・・・機内食です。

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メインは・・・まだ・・・・

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食べかけですけど・・・オムレツじゃなくて・・これ卵焼き!

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オストドの好きなキャセイドリームがなくなって・・・・

食後、ちょっとお昼寝したら・・・「当機は最終着陸態勢に入りました・・・・・」とのアナウンス。
13:16(JPT14:16)香港国際空港に着陸。
43スポットへ・・・因みに乗ってきたこの機体は台北経由福岡行きになるそうで・・・・・


オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑮ 帰国への道 ③へ続く・・・・

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オストド&メストドのお騒がせ珍騒動の旅・・・ホアヒン編 ⑮ 帰国への道 ③ [タイ・ホアヒンの旅]

帰国への道 ③

43番スポットに停まった機体。オストド&メストド1号は既に乗り継ぎのボーディングパスを持っている。
ボーディングパスを持っているということは・・・ラウンジのインビも持っているわけだ。
そうとなれば・・・ワザワザ遠回りをする必要もない。
他社便に乗り換える人やここ香港で降機する人々は右手へ進んでいくけど・・オストドとメストドは左手前方にあるトランスファー用の手荷物検査場へ進めばよい。
まず・・・出発ゲートの確認をする。どうやら・・・67番ゲート。つまり、ラウンジはピアを使ったほうがよい。
手荷物検査を潜り抜ける前の儀式。手荷物で持ち込んでいるジップロックの袋に入れてある液体やジェル系の袋を取り出し、ポケットの中身を空っぽにする。そうすれば・・・嫌なボディーチェック(おっさんじゃなくてお姉さんだったら・・・ワザとやるかも・・・まあ・・メストド1号が同行していなければ・・・)
出発階へ上がるとお決まりのコース。そう。スモーキングルームへゆく。
別に・・飛行機事故が怖いわけではない。交通事故より確率は低いでも・・・オストドにはトラウマがある。
それは・・・あのジャンボの墜落した便にオストドは乗る予定だったのだが、急遽ピンチヒッターで出張が取りやめになったので命が助かったのだ。それからだ・・・「もしかしたら・・・生涯最後?の一服と安堵の一服」が始まったのは・・・
まあ・・・飛行機が禁煙になったからもあるけど・・・・
そんなトラウマはあっても・・・空を飛ぶのは好きなんだから始末に負えない。
そういえば・・・昔、南極ツアーへ添乗した際に乗った船はこの前沈没したし・・・
オストド・・・元々海の生物のはずなんだけど・・・進化して陸に上がったんだから・・・船に閉じ込められて(狭いハッチは抜けれない・・体型のせいもある)いずれ・・・お魚さんのエサにはなりたくない。
まあ・・・やむを得ず乗るときは、なるべく上級クラスに乗る。そうすれば・・・助かる確率は高い。
雑談になるけど・・・飛行機の機体構造でいえば・・一番しっかり造ってある部分は翼のつけ根付近だけど・・・
さて・・・安堵の一服を終え、ラウンジへ行く。だって・・・オストドの楽しみにしていた豆カレーはとうとう姿を現さなかった。
ラウンジでエビワンタンメンでも食べなければ・・・・胃袋が納得しない。

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エビワンタンメンとサンドイッチ・・・・

結局・・・メストド1号はコーヒーのみ。オストドは機内食を完食したけど・・・エビワンタン麺1杯。(2杯目を食べようとしたけど・・・・睨まれたから・・・)サンドイッチ4包。チャーシュー饅2個で止めておく。
往路と違い・・・時間が少ない。わずか・・・2時間での乗り継ぎ。
慌ててラウンジを飛び出て・・・儀式に近いものになったスモーキングルームへ飛び込む。

15:00(JPT16:00)過ぎ・・・日本語の新聞が機外に置いてあったので、それを持って優先搭乗。
15:23(JPT16:23)ドアクローズ。15:25プッシュバック。

相当燃費が悪くなった・・・そりゃそうだろうトド2頭乗っているもの・・・を乗せ15:35(JPT16:35)駄馬は駿馬に変わり
テイクオフ。でも・・・気のせいかエンジンがあえいでいるような気もするけど・・・・

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くどいようですけど・・・・機内食です。

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オストドのメインは・・・ステーキ。

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因みに・・これはメストドのメイン。味見は・・・・しません。チキンだったような・・・・

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ドリンクサービスで日本茶を選択しておいて・・・正解。このあと・・・ホットドリンクのサービスは風のため強制終了。

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デザートは・・・ハーゲンダッツのチョコレートアイス。食べちゃって・・・すいません。写真忘れてました・・・あはっ!

機体は香港から高雄上空を通り・・・懐かしき高雄。なんてたって・・・メストド2号の出生地。それに・・・オストドの脳裏には・・・あのマッサージが思い出されて・・・・

風にあおられて・・・多分・・・日本へ上陸するな!という強い誰かの怨念?の中。
20:48・・・オストドとメストド1号を乗せた・・・・機体はなんとか無事ランディング。
安堵の一服はさておき・・・入国審査のため・・・走る二人。だって・・・あんなところで待ちたくありません。
さっさと入国を済ませて・・・スーツケースを無事ピックアップ。怒涛のごとく税関を抜けようとしたところ・・・
「どちらから?」
「はあ・・・タイから・・・香港経由で帰国ですけど何か?」
「申告す・・・・」
「ありません。」
ヒルトンホテルからの送迎バスに乗るために・・・バス乗り場へ。丁度・・・オストドたちの後ろをキャセイのキャビンクルーが声をかけて通ってゆく。
まあ・・・多分・・・往路のドタバタが・・・・知れ渡っているんだろうな・・・・だって・・・乗り込んでからすぐ・・・
Mr・オストド。Msメストドだったもんなぁ~。

-Fin-

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