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「僕たちの・・・・祭り・・・」第113話     [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの復讐劇・・・33

僕と優子が夕食を終えるのとほぼ・・・同時に入浴を済ませ、浴衣に着替えた美希が、薄っすらと化粧を施し台所へやってきた。

「ふう~いいお湯だったわ・・・・悪いわね先に入っちゃって・・・・」
「いいんですよ・・・美希先輩。おビールでもいかがです?」
「そうしたいけど・・・・みんな来るんでしょう?」
「今頃・・・みんな地区長に飲まされてますよ・・・・水代わりに・・・・」
「そぉ?でも・・・今はいいわ。あらぁ~美味しそう・・・・」
「先輩・・お食事になさってください。」
「ねえ~ミサとミミは?」
「ああ・・・ミミ・・あんまりおっぱい大きいから・・・目立ちすぎちゃうんで・・・今・・・ミサが奮闘してるわ・・・・」
「佐々木がうらやましい・・・・・」
「あなた!なにか仰いまして?」
「何も・・・・・空耳でしょ・・・空耳・・・・・俺・・シャワー浴びてこようかな・・・」
「そのほうがいいわね・・・・汗臭いもの・・・・」

ユニットバスへ向かい・・・神泉のシャワーを浴びる僕。みるみる体力が回復していく。さっきまで・・息切れしていたのが嘘のようだ。水が合う・・いや・・・神泉は僕にしか効かないみたいだから・・・・やはり・・・僕は神様に選ばれた者なのかもしれない。

「今晩わぁ~部長・・いますかぁ~」

仲間達がやってきたみたいだ。でも・・僕はシャワーの最中。優子が応対に出る。

「あらぁ・・・みんないらっしゃい!今ね・・うちの人・・シャワーだから・・・上がって待ってて[黒ハート]
「やだやだ!・・また・・うちの人だってさ・・・・ここだけ・・・気温が高いよな?」
「馬鹿・・やめろ・・佐々木ぃ~・・・優子さん怒らせると・・・後が怖いんだから・・・」
「さすが・・・Yくん・・・学習したみたいね・・・・」
「ええ・・・散々・・やられましたから・・・・」
「ほら・・・早く上がって・・・社務所の奥の集会室に・・・荷物あるから・・・」
「じゃあ・・・そっちに廻ります。」

僕は適当に・・・つまりシャワーを浴び・・・普段着のTシャツとGパンに着替え・・社務所へ向かう・・・・

「おっす!」
「やあ!遅ぇ~よ・・・お前ら。」
「ああ・・・地区長の軽トラ・・・エンコしちまって・・・」
「いいかげんに買い換えればいいんだけどなぁ~あれ・・・白〇は?」
「ああ・・由香ちゃんと一緒にお散歩しながら来るだろ・・・・」
「で・・・帰りはどうするんだ?」
「ああ・・地区長・・隣の軽トラ借りて迎えに来るって・・・・」
「そうか・・・・明日・・・早速・・慰問あるからな・・・」
「いよいよ・・オオカミさんの着ぐるみの出番か・・・」
「ああ・・それから・・・ここでは・・大人しくしてろよ・・・ナースの殆どは・・・元・・・・んぐっ。」

優子がお茶とお菓子を運んできたので・・・僕は口をつぐんでしまった。

「あなたぁ~楽しそうですねえ~元・・・・って何かしら?」
「まあ・・その・・・なんだ・・・羽目を外すなと・・・注意してたとこ・・・」
「そのほうがいいかもねえ~あたしより怖いナース一杯いるから・・・無事に帰りたかったら・・・・」
「あ・・当たり前じゃないですか・・・俺ら・・慰問で・・・馬鹿やりませんよ・・・・」
「うんうん・・解ってるわね・・・・Sくん。」
「なあ・・部長・・お前の嫁さん・・怖ぇえよな・・・・」
「まあな・・・大人しくしてろよ・・・佐々木・・・そのうち・・いいことあるから・・・」
「了解!」
「あなた!それに・・・佐々木くん・・・何か仰いまして?」
「いや・・・なにも・・なあ~佐々木!」
「はい。何も・・・美人の奥さんでよかったなと言ってただけで・・・・」
「あらぁ~佐々木くんも良い子じゃない・・・・・」
「じゃ・・じゃあ・・・・着ぐるみ着てみろよ・・・お前らのだから・・・・」
「部長のは?」
「ああ・・・俺のは・・・ピンクのうさぎだからな・・・・」
「目立とう精神だろ?」
「んにゃ・・・支給されたの・・・病院から・・・」

そこへ・・・やっと・・・白〇くんと由香ちゃんが・・・お散歩を終えて合流・・・・・

「おっす!」
「遅ぇ~ぞ!白〇・・・・」
「悪ぃ~・・・・ところで・・・あいつらなんで・・・服脱ぎ始めてるわけ?」
「着ぐるみ着るんだろうが・・・・試着と練習!お前も着替えろ!」
「ああ・・・そうすっか」
「由香ちゃん・・・みんなが着替えるまで・・・あっちに行ってましょうか・・・」
「は~い」

オオカミの着ぐるみに着替えるといっても・・・ファスナーは背中。自分で上げれるわけもありません。
全員・・・頭にタオルを巻き、オオカミの着ぐるみの着用が完了しました。

「よ~し・・・全員頭もかぶれ!」

僕の号令の元・・・・頭を被る・・・・オオカミたち。

「しかし・・・番号でも付けねえと・・誰が誰だか解らないな・・・・・名札でもつけるか・・・・そのまま・・・ちょっと待ってろ!」

僕は・・オオカミたちをその場に残し・・・・母屋に駈けてゆきます。

「優子ぉ~支度できたけど・・・名札みたいなものあるかなぁ~」


「僕たちの・・・・祭り・・・」第114話へ・・・続く・・・・


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