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僕たちのクリスマスパーティー大作戦! 第4話 [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

-はじめのご挨拶-
このお話は連載シリーズになっております。
はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
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高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。

高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。

こっほん!

僕です。皆様・・大変ご無沙汰しておりました。未来の僕大丈夫なんでしょうか?
今日も・・設計図と言うんですか?アレを見て・・う~んと唸って寝ちゃいました。
全く仕方がないやつです。折角、想い出の海に静かに漂っていた僕を、無理やり叩き起こしておきながら、忙しいんだよ!とパタパタ走りまわっていたなと思ったら、睡眠薬を飲んで寝ちゃうんです。
今の僕はお酒を飲んでいますけど、未来の僕は飲んでいません。何でも、飲み過ぎで身体を壊したとか・・
僕が言うのもへんな話ですけど、“自業自得”になるんでしょうね・・・
頭に来たので、仲間達と夢の中で暴れてやりました。登山道を走りまわり、つぃでに遠泳まで・・ウンウン魘されておりましたので、相当ダメージは受けているはずです。
さて、お話は僕が住んでいる。鎮守の森。別名、魔女たちの巣窟。この小さな森が一応、僕の縄張りです。
忘れられちゃっているかもしれないので、何故、都会の片隅で大暴れしていた僕がこの森に住む様になったことをもう一度お話ししたいと思います。
あれは・・・僕がまだ写真部の幽霊部員だった頃ののお話し。僕は何故か?まあ、素行が悪かったから、希望する学校へ入れてもらえなかったんだと思いますが、それでも某私立学園高等部普通科に入学することができたんです。まあ、一応、進学校と言われてますが、僕たちに言わせれば、“チンピラ養成学校”。男子校です。
僕たちは伝統あるエロ写真をせっせと焼き増ししては、同級生たちに3枚千円とかでノーカットを売っておりました。まあ、ご来場の皆様には、ハハン!アレか?と判っていただけると思います。さて・・僕が売り付けた中に大岩クンというこの“騒動劇”を起こした張本人がいるわけですが、折角セッティングした・・ホステス養成学校の女子をコンパの席で押し倒した(一応・・未遂でおわりましたけどね・・)ことから、お話しは始まりました。
“停学”なんざ特別のお休みと考えている僕たち。まあ、出席日数だけ注意していれば事が済みます。
宿敵であった学年主任。今ではひょんな事で、僕のお兄さんになり、保護者代行になってますけど、その学年主任と担任の話で、待望の夏休み直前の試験休み初日に、学校へ呼び出され、翌日には学年主任の実家がある鎮守の森での“矯正”に送り出されたわけです。
本当は僕たち。新島とか海に行って、ナンパ三昧を送るはずだったんですが、大岩クンの“せい”でこんな事になったわけです。この鎮守の森に送り込まれた僕たち。散々な目に遭いました。何しろ、鎮守の森の主は、今では僕の奥さんになってますが、“泣く子も黙るT女の元スケ番”ついでに・・そこへ終結する元スケ番のお姉さまたち。そりゃあ~僕たちも本気で殴りかかれば制圧できたかもしれませんが、僕たちは女子を殴る拳も、蹴る足も持っていません。そして・・僕はそのリーダー挌である巫女の優子と恋に落ちちゃったから、大騒動です。
犬も歩けば棒に当たる。僕たちは日本オオカミの末裔ですから・・イヌみたいなもの・・・
僕たちの運命はガラリと変わりました。退学予定筆頭者だった僕たち悪たれ連。それが、いつの間にか学校の名誉のために働く“社会関係奉仕部”にされちゃったわけですから、一応、兄さんこと学年主任と担任の“矯正”という目論みは当たったみたいです。巫女とその・・・何がどうして・・こうなったわけになったので、僕は、巫女である優子の叔父さんに“にわか仕込み”を受けて、魔女の巣窟じゃなかった・・鎮守の森の小さな神社の神主代行になったんです。まあ、村の人々は、優子の叔父さんのお祓いより、僕のお祓いのほうが、効き目があると言って下さって、皆さん僕を神主と呼んでいます。学校では委員長に部長。そして・・神主。
そうそう・・小さい頃から習っていたピアノのお陰で、エセピアニストもやってます。
おや?そろそろ・・開演のお時間の様ですね・・・長話しちゃって・・すみません。
それでは、僕たちが一番輝いていた・・・昭和50年代へ皆様をご案内させていただきましょう・・・・
時間旅行のいいところは、好きなタイミングで止められること・・
皆様・・それでは、ご一緒に・・タ~イム・・スリップ・・・・・・


-少年よ!大志を抱け ①-

「なあ!どうするよ・・部長!」
「何がだ?青・・・」
「何がじゃねえよ・・クリスマスパーティー!予定が狂っちゃったじゃねえかよ・・・」
「あっ!言うの忘れてた・・由香ちゃん1号も来るからな!」
「げっ!誰だ?呼んだ馬鹿・・・・」

僕たちは社務所の集会室で車座になって、今後の善後策を協議していた。何しろ、予定外に白○クンが入院しちゃった(ただの盲腸だけど・・)わけで、白○クン抜きでもパーティーをやるべきか話し合っていたのだ。
そこへ・・・運が悪くと言うのか?優子とミサが夜食のサンドイッチとコーヒーをもって入って来た。

「あら・・私じゃないわよ!」 優子はどうやらドアの向こうで聴いていたらしかった。
「私でーす。由香ちゃんから電話があったから・・・」

そう答えたのはミサだった。感の鋭い由香ちゃん1号が、束の間の自由を満喫しようとした青○クンの動きを察知と言うか、そもそもとっくに試験休みでそのまま冬休みに突入しようとしているのに、クリスマスの当日まで、信州へ行かない青○クンの動きは完全に読まれていたのだ。

「青!諦めろ・・・わざわざ・・婚約者である由香ちゃんが出てくるんだぞ!どこかでデートしてろ!」
「それがねえ~あなた!また・・うちに遊びに来るって・・・」
「あっそ!部屋は・・・」
「あたしの部屋を貸すことにしたわ!青○クン!ついでに・・由香ちゃんのお父様から電話があって・・・」
「何だと言ってました?」
「手を出したら、春には熊のエサにしてやるって!うふっ[揺れるハート]
「あ・・あ!青!お前・・つくづくツキに見放されているわ・・・新品のなんだっけ?佐々木・・・」
「エリちゃん!」
「そうだった・・エリちゃんで我慢しておけ・・・そうだ!アッコちゃんは?」
「救出してきたさ・・・」
「なるほど・・・じゃあ・・・2体で我慢しておけ!それか、熊ノエサ覚悟するかどっちかだぞ・・なあ!」
「うんうん・・・いざとなったら口裏合わせてやるよ!」
「そうそう・・・青と由香ちゃん1号は・・・二人きりで楽しんで来ればいいじゃん・・・」
「チクらないか?」
「安心しろ!青!バラすときはお前と由香ちゃん1号の結婚式でバラすから・・・」

まあ、僕は関係が無い。相手には不自由はしない。いや、むしろ・・魔女の巣窟に居るわけだから、僕は夜な夜なと言うべきか、昼間だろうと・・“生き血”を吸い上げられている。

「それじゃあ・・ええと・・・青は由香ちゃん1号の相手をすること・・・」
「異議なし!」
「白○はどうせ・・接着剤だから退院は早いと思うし、由香ちゃん2号とラブラブだし・・・」
「まあな・・・どこまであいつが理性保てるか?そこにかかっているけど・・・」
「そうだ!部長!パーティー会場は?白○の入院費払ったら・・金足らないんじゃ・・・」
「心配するな・・スナック楓・・・・岡崎っ!お前が肉体労働で払うことになったから・・・」
「はぁ?何だそれ・・・・」

社会関係奉仕部の面々が夕食を終え、鎮守の森に集結する間。僕は楓に優子と美希と共に出かけていっていたのだ。パーティーの費用の支払いがあるわけで、最初は僕との要求だったのだけど、優子と美希の猛反対で岡崎クンを始め数名が生贄に差し出されることになったわけだ。

「岡崎!いいか?俺ら何部だ?」
「社会関係奉仕部だけど・・・」
「だろ?奉仕部ってついているよな・・・困っている人を助けるのが、俺らの仕事じゃん!」
「そうだけど・・・」
「それにな!期限付きレンタルだから・・1週間でいいんだよ・・・」

残りのメンバーは腹を抱えて笑っている。可哀そうに何も知らない奴が笑っているのだ。

「お前等!笑っている場合じゃないぞ!佐伯!Y!赤沼!お前らもだ・・・」
「へっ?」
「4人で一人の女を相手にするのか?よっぽど・・・」
「なあ!Y。勘違いしている様だから言っておくけど、肉体労働するのは“昼間”だぞ・・・」
「だから・・昼間エッチラホッチラ交代で頑張るんだろ?」
「ったく・・・交代じゃねえよ!お前等全員でやるんだ!ボケ!」
「はぁ?そんなに・・好き物なの?」
「頭痛ぇ~・・・そっちを頑張るんじゃねえよ!判らないけど・・・とりあえず・・楓のママの実家。」
「実家でやるのか?」
「馬鹿!やるには違いないけど・・・新居への引っ越し!100メートルくらいをお前等が荷物運ぶの・・・」
「なんだ・・喰われちゃうのかと・・・」

真相を話せば、1週間。24時間x7日間だから168時間の僕を“完全レンタル”を要求されたのだったが、これ以上身体が持たないので、イキのいい4名をその代わりに・・新居の引っ越しの手伝いに出すことで、同意してもらっているわけだ。

「さて・・諸君!問題はだ・・・もうひとつある。」
「何が?」
「馬鹿!白○の母ちゃんだよ・・・」
「ああ・・それなら・・休み3日しかないんだってさ・・明後日帰るらしい。」
「そうか・・・まあ、白○は由香ちゃん2号に預けておいて・・・」
「うん。そうだな・・・未来の嫁さんだっけ?部長!」
「一応・・・結婚式の予約入っているけど・・・」
「だろ?終業式は・・サボれるのか?」
「駄目だってさ・・また、俺ら何か表彰されるらしい・・・」

本当は“部活動”の名目で、そのまま逃げ切るつもりだったのだけれど、兄さんが校長先生からの伝言を伝えに来たのだ。まあ、校長先生も“目の上のタンコブ”を失脚させることが出来そうだと言うことで、気を良くしたらしいのだ。終業式に僕たちは“壇上のオオカミ”となり、2学期の各種届いている感謝状。(中には個人宛にも贈ってくださっているらしい・・・)やら、賞状を沢山貰わねばならないらしい。ついでに、僕は学年トップと部活動評価で最優秀生徒賞なるものを受け取るらしいのだ。

「あ・・あ・・・逃げ切れねえのか?」
「まあな!クリスマスパーティー後は、自主解散。イブに学校に再集合な!じゃあ・・解散するか」

僕は車座になっているみんなを促し、みんあはそれぞれ手に懐中電灯を持ち、地区長の家へ帰って行った。


僕たちのクリスマスパーティー大作戦! 第5話へ・・・続く。
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コメント 3

かずっちゃ

オストドさん、昼間のお仕事でお疲れでしょうに、小説まで書かれて・・・。
くれぐれもご自愛ください。無理せぬよーに。
by かずっちゃ (2010-03-31 23:02) 

shige

こんばんは^^
by shige (2010-04-01 02:03) 

inacyan

この頃は頭のなかじゅう女子だらけですもんね~(^^)
肉体労働といえばアッチ?を考えますね!・・ごく自然な思考だと思いますよ~(o^_´)b
by inacyan (2010-04-01 13:23) 

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