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「僕たちは社会関係奉仕部」第65話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・・1

僕たちは・・学生・・である・・・・本当かどうかは定かではないが・・・・高校生なのだ。
普通の高校生なら・・・バイト・・と言えば・・・・ファーストフードとか・・・新聞配達の類だ・・・
僕たちの学園では・・・・表向き・・・・バイト禁止(らしい)なのだが・・・みんな堂々とバイトに明け暮れている・・・・
しかし・・・ウラ本の配達ならともかく・・・・・販売・・・水商売にまで・・・手を出す奴は・・・・よほどの馬鹿か利巧な人種しかやらない・・・・まあ・・・僕たちの場合は・・・絶対前者だろうが・・・

悪徳商人を自他共に認める・・・店長の話によれば・・・・僕たちの勤務時間は・・・午後10時まで・・・
表向きは・・・ウェイターとか・・・掃除・・・・しかし・・・お金にも裏表あるように・・・・どんな世界にも裏メニューなるものがある・・・・らしい。

Yと別れ・・・紗江子さんの店へ行く・・・・まだ・・・3時を廻ったばかりだが・・・仕方ない・・・
やはり・・・お店の入口は閉まっている・・・

ドン・ドン・ドン
店の入口を叩くが・・・応答がない・・・・

「紗江子さ~ん・・・いますかぁ~?」 叫ぶ僕・・・・

2階の窓が開き・・・・

「うるさいわねえ~あんた誰?」
「僕ですよ~美希の・・・・・」
「ああ・・・あんた・・・委員長君!・・・・見違えちゃったわ・・・・どうしたの?」
「美希が・・・・紗江子さんの所に行っていろ・・・って言うもんで・・・・・」
「ちょ・・ちょっと待ってね・・・・すぐ・・・開けるから・・・・」

バタバタっと階段を駆け下りる音・・・そして・・・カチャッ・・ドアが開けられて・・・・・

「さあ・・・どうぞ・・・・」
「すいません・・・・まだ寝てました?」
「そんなわけ・・ないでしょう・・・・・キミ・・ごはん食べた?」
「ええ・・・食べました・・・・」
「若いから・・・まだ・・食べられるでしょ?」
「ええ・・食べられますけど・・・・」
「じゃあ・・・一緒に食べよう」
「紗江子さん・・・ピアノ・・・いじってもいいですか?」
「うん・・いいけど・・・・弾けるの?」
「ねこ・・ふんじゃった・・・レベルですけど・・・・・」
「じゃあ・・・その間に・・・ごはん作るから・・・・」
「は~い。」

僕は・・・IF YOU LOVE ME を弾き始める・・・・・
紗江子さんは・・・・驚いた顔をして・・・・こっちを見ている・・・

「あのねぇ~それ・・・ねこふんじゃった・・レベルじゃないわよ~」
「そうですか?」
「他に・・・なにか弾ける?」
「では・・・こんなのは・・いかがですか・・・・?」

僕は・・・ SAVE THE LAST DANCE FOR ME を弾き始め・・・・

「聴いたことのある・・・メロディーライン・・・・ちょっと原曲と違うような・・・・ラストダンスは私に・・・だ」
「そうでぇ~す。」
「うん・・・美希が・・・惚れこんだ理由・・わかるような・・・・さて・・・出来たわよ!」
「は~い。」

生姜醤油をたっぷり効かせた・・・・牛のしょうが焼きとホウレン草の胡麻和え・・・赤だしの豆腐の味噌汁に・・・ホカホカのごはんが・・・見事としかいいようのない・・・手際で用意され・・・・・
僕も・・これ以上・・・早く食べられない・・スピードで・・・完食・・・・紗江子ママも・・・僕に圧倒されたのか

こんなに・・早く食べたの・・・初めてかも・・・・」 と本人が言うくらいのスピードで・・・食事が終了・・・

そこに・・・トゥル・・トゥル・・・・と電話の呼び出し音が・・響き・・・・・紗江子ママが出る・・・・

「もしもし・・・スナック・・さえ・・・ああ・・・美希・・・」
「うんうん・・・わかった・・・もう・・・食べさせた・・・」
「えっ・・・うん・・じゃあ」

電話は・・美希からのようで・・・・

「美希がね・・・そっち行ったら・・・ごはん食べさせておいて・・・って・・・・どうやら・・・8時くらいになりそうだって・・・・それから・・・心配無用・・処分なし・・・って伝えてって・・・・」
「そう・・・・じゃあ・・・俺・・・首・・つながったまんまだ・・・・・・」
「じゃあ・・・乾杯しなきゃね・・・・いつもので・・・いい?」
「ウィ・・・マダ~ム!」
「マダムじゃなくて・・・・マドモアゼルと・・お呼び!・・でも・・・まあ・・どっちでもいいや」

紗江子ママは・・・僕にコークハイ・・・・自分には・・・カンパリソーダを作り・・・・

「はい・・・おめでとう!」
「ありがとう!」
「ねえ・・・お祝いに・・・何か一曲 歌入り!」
「うん・・・・音痴だけど・・・」
「解ってるから・・・早く!」

僕は・・・・ UNCHAINED MELODY を歌い出し・・・・・
こちら・・・・から・・・メロディーを確認いただけます・・・映画・・ゴーストで有名ですね)

歌い終わると・・・・紗江子さんの瞳は・・・潤っており・・・・僕思い切り抱きしめられて・・・・・
キスの洗礼を・・受け・・・・

「ね・・・ねえ・・紗江子さん・・・や・・やばいよ・・・俺・・その気になっちゃう・・・・」
「馬鹿モノ・・あたし・・・もう・・その気なんだから・・・・[揺れるハート]・・・・」

僕・・・その一言で・・・すっかり・・・・理性がなくなってしまいました・・・・でも・・・しょうがありません。
僕・・・健全な男子高校生・・・・「やれるときに・・・やっとかないと・・後どうなっても・・・知らない」って習った・・・ばっかり・・・ですから・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第66話へ・・続く・・・・ 


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