SSブログ

「僕たちは社会関係奉仕部」第66話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの裏稼業・・・2

[るんるん]カラン~カラン~[るんるん]

「いらっしゃいませ・・・・美希」
「ハァハァハァ・・・・あ・・あの子・・は?紗江子・・・・」 
「居るじゃない・・どこ見てンの・・・」
「ど・・どこ?」
「あ・そ・こ・・・」

紗江子が指差した先には・・・・ほんのり灯るライトを浴びて・・・・ムーンライトセレナーデを奏でている僕が・・・・・そこに・・・

「美希・・・あなた・・羨ましいわ・・・」
「あ・・・あんな一面あるとは・・・・・知らなかった」
「そう・・・本人が言うには・・・ねこ・・レベルだそうだけど・・・・」
「ねこ?」
「ねこ・・・ふんじゃった・・レベルだって・・・・あれが・・・・・」
「・・・・・・・」
「どうしたの?・・・美希・・・・あなた・・・いい子ものにしたわね」
「えっ・・?」
「あたし・・・迫ってみたんだけど・・・・最終的に・・振られちゃった・・・美希に悪い・・ですって・・・・」
「もう・・紗江子ったら・・・・・」
「ねえ・・・今度・・貸してくれる?」
「さあ・・・それはどうかしら・・・あたしも・・・借りている身だから・・・神様から・・・・」
「そう・・・・・ねえ・・・さっきの・・・歌入りで・・・美希来たから・・・」
「は~い・・・でも・・・・喉渇いた~」
「はいはい・・美希は・・・・スクリュードライバー?」
「ううん・・・・任せる・・・あの子は・・・・・」
「さっきから・・・ブルーハワイとか・・・・バイオレットフィズとか飲んでるけど・・・・・」
「そう・・・じゃあ・・同じものでいいから・・・」

僕は・・・・UNCHAINED MELODY を歌い出す・・・・・

[るんるん] Oh ・・・my ・・love ・・・・my darling ・・・
I've hungereed for・・・・ you touch・・・・
A long ・・・・・lonely time 
And time・・・・goes by・・・・・so sowly・・・・・・
And time・・・・can do so much
Are・・you・・・・still mine
I ・・・・need your love
I・・・・need your love
God・・・speed your love・・・・to・・・・ me ・・・・・・・[るんるん]

「まあ・・・こんなもので・・・・・化けの皮・・薄いから・・・・これ以上は無理ぃ~」
「じゃあ・・・こっちで・・・乾杯しましょう・・・・」
「うん・・・・・」
「ほら・・・美希!・・あなたが・・・・言わないと・・・」
「うん・・・おめでとう・・・そして・・・・・ありがとう・・・あなた・・・」
「どういたしまして・・・・」
「ほら・・・飲んだら・・二人で・・帰りなさい・・・・」
「う・・うん・・・・じゃあ・・・帰ろうか?」
「そうだね・・・紗江子さん・・・・いくら?」
「いいわよ・・・今夜のステージ代と相殺で・・・・また・・・・聞かせてね?」
「うん・・・また・・練習させて・・・・・」
「いつでも・・いらっしゃい・・・・・ここに住んでもいいけど・・・・」
「さ・・紗江子!」
「冗談!・・・・じゃあ・・・気をつけて・・・・」
「うん・・・おやすみ!」
「はいはい・・・・さっさと・・行きなさい・・・・」

腕を組んで帰る道すがら・・・・景山が懲戒解雇処分・・・・定期テストはなくさない代わりに・・・予想問題
つまり・・・事前に問題が全て・・・・配られることに・・・・・決まったそうで・・・・・
もちろん・・・騒ぎの首謀者は・・・誰だという事になったそうですが・・・・兄・・・学年主任の働きかけにより・・・・仮に・・首謀者を性分すると・・・PTAが騒ぎ出し・・・一大事になりかねない・・・・と説得の効果があり・・・・犯人探しは・・なし・・と言うことになり・・・・メデタシメデタシ・・・・まあ・・・臭いものには蓋をしろ・・方式は・・・・・どこの学校でも主流みたいです。
明日の全校集会・・・・・無事・・・収まってくれるでしょう・・・・ほぼ・・全面勝利ですから・・・・

「僕たちは社会関係奉仕部」第67話へ・・・続く・・・・
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0