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「僕たちの・・・・祭り・・・」第75話  [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

スケ番ミミの初恋・・・・7

「お代わりぃ~」
「よ・・・よく食べるわね・・・・おかず足りる?まだ・・・入るんなら・・・作るけど・・・・・」
「いや・・・・あと・・・一杯食べて止めるから・・・・・食べ過ぎると・・・眠くなっちゃうし・・・・でも・・食べないと身体が持たないからね・・・・」
「そうねえ~予約とりすぎちゃって・・・・ごめんね。」
「いいよ・・・稼げるうちに稼がないと・・・平日は学校あるし・・・・まあ・・お祓い入れば帰ってくるけど・・・」
「うん・・・」

ミミが寝ぼすけ・・美希を起してきた・・・・・・ミミの後に眠たそうに・・・・やってくる美希。

「お早よう・・・優子あんた・・もう大丈夫なの?」
「はい・・・心配お掛けしまして・・・・」
「お早う・・・・美希センセー・・・遅刻するよ?」
「今日はもう・・出勤したもん。・・・いやぁ・・・衣食住職全部揃っていると・・・楽だわ・・・・」
「早く食べないと・・・・なくなるよ・・・ごはん・・・・」
「えっ!・・・・・」
「大丈夫です・・・一杯ありますし・・・・それより・・・ミミ・・学校あるんじゃない・・・今日!」
「今日は・・休みです。・・・・週休2日になったんです。」
「そう・・・なら・・・いいけど・・・・」
「そうだ・・・・ミミ・・・来週の予定は?」
「あら・・・ねえ・・優子・・・・ミミのこと・・・呼び捨てになっちゃたと言うことは・・・落ちちゃったの?」
「みたいですね・・・・」
「そう・・・スケコマシは天職なのか~」
「はぁ?・・なにそれ・・・」
 
僕・・・コマした覚えはないんですけど・・・・その逆だった気がするんですけど・・・・

「それよりねえ・・・なに考えてるのかな?教えてくれる?部長・・・ああ・・・めんどうだから・・・レン・・・」
「うん・・・ミミのスケジュールが合えば・・・美希センセーのアシスタントさせようと思ってねェ~」
「そうか・・・そうすれば・・・佐々木くんとの距離が短くなる・・・・考えたわね・・・・あなた・・・」 優子が感心して頷く・・・・・
「まあね・・・・例えばね・・・ミミの可愛いところとか・・・まあ・・女らしさは置いといて・・・・」
「置いておかなくても・・・ねえ・・・ミミ・・・・やれるわよね・・・・と言うより・・・・やるしかない!」
「はい・・・・」
「それで、美希センセーの代りに監督させたり・・・共同作業させれば・・・自然と・・・・上手く行くのでは・・・・さらに決めては・・・・そう・・手作り弁当とか・・・・ミミ料理出来るの?」
「全然・・・苦手・・・」
「じゃあ・・・優子とか巫女’sに習ったほうがいいね・・・愛情の籠もった料理で落ちない奴はいないからね・・・・・・男は胃袋で考える生き物・・・女性は子宮で考えるって言うでしょう?」
「やだぁ~・・あなたったら・・・朝っぱらから・・・・えっち・・・」
「ほら・・ここに・・いい見本がいるでしょう?子宮で考えすぎてる・・・人が・・・ねえ・・ミミ」
「あ・・あ・な・た!・・・・ミミ・・免疫ないんだから・・・」

顔を真っ赤にしている・・・ミミ。 ミサはあたし知らないも~ん。とばかりに・・・朝ごはんを詰め込んでいる・・・・

「知っている・・・・さっき・・座り込んだからさ・・・抱き起こしたら・・・ビクッ!って・・・一瞬震えたもの・・・」
「それ以上・・してないわよね?」

優子の頭に目には見えない・・・ツノが生え出した・・・・やばっ!

「してない・・・・あっ・・・そろそろ・・・支度しないと・・・・俺・・・身清めてくるから・・・・」 

まさか・・・おっぱい触ったことや・・・ドサクサにお尻の土払うのに触ったとは・・・言えません。
ここは・・・ボロが出る前に・・・逃げ出すのが先決のようです・・・・・

「えっ・・・・ほ・・本当!・・・・い・・急がないと・・・・」
「ねえ・・・午前中は・・病気平癒2件だっけ・・・・」
「うん・・・・交通安全祈願は・・・午後!」
「了解・・・じゃあ・・・・優子・・・支度用意してくれる?」
「わかったぁ~・・」

そこへ・・・招かざる客と言うか・・・間が悪いと言うのか・・・よく解らないけど・・・・・
この鎮守の森のご意見番を自称している・・・地区長。そして・・・関戸のおばちゃんまで・・・・やってくる。

「おはようさん・・・神主いるかい?」
「いますよ~週末だから・・・・何の用です?」
「おや・・・忙しいのかい?」
「ええ・・・これから・・お祓いあるんで・・・身を清めないと・・・申し訳けないですからね・・・」
「そうかい・・・いやぁ~立派な神主になって・・・・・」
「はぁ・・・・それで・・・ご用件!」
「ああ・・・そうじゃった・・・裏のボロ・・・じゃなかった・・・鶏小屋なんじゃが・・・・」
「ああ・・・建てなおさなければと思うんですけど・・・・」
「地区の家々に諮ったら・・・みんなで・・・寄進しようと・・・・」
「えっ・・そうなんですか・・・まあ・・・上がってください・・・・優子ぉ~地区長さんと関戸のおばさんがお見え~・・・」
「ったく・・・いつもは・・・地区長それに関戸のおばちゃんが・・・・さん付けだよ・・・現金な奴っちゃ・・・」
「えへへ・・・苦労してるもので・・・・」
「そうだろうなぁ~こんな・・・ちっぽけな神社じゃ・・・身入りも少ないだろうし・・・・」
「まあ・・・ここのところ・・・おかげさまで・・・お祓いとかありますんで・・・なんとか・・・」

廊下をパタパタ・・・走ってくる優子・・・・

「あらぁ・・・地区長さんに関戸のおばちゃん・・・どうしたんですか?」
「ああ・・・今、神主にも話しておったんじゃが・・・鶏小屋も相当痛んでいるようなので・・・寄進しようと言うことになって・・・」
「えっ・・・本当に・・・うれしい!・・・・この間・・青大将が入って・・・卵食べられちゃったんです・・・」
「あ・・あいつかな?・・・・この前みつけたから・・・振り回して・・・川に流したやつ・・・・それより・・・優子・・お茶は?」
「ああ・・・今・・・ミミが・・・持って来るから・・・」
「ミミが?・・そう・・・じゃあ・・・お相手してくれる?準備するから・・・・」
「はい・・・・すいません・・・地区長さんにおばちゃん・・・今日・・・4件お祓いあるもので・・・」
「そうじゃ・・・お祓いといえば・・・来週空いてるか?」

僕・・・忙しいんですけど・・・また・・・捕まっちゃいました・・・・

「来週ですか?・・・・・そうですね・・・・日曜日なら・・・今のところ・・・・何ですか?」
「この間の離れ・・新築の話じゃ・・・・息子夫婦の・・・」
「ああ・・・解りました・・・・じゃあ・・・入れときます・・・・」
「うん・・・・地鎮祭と上棟・・・落成式・・・頼むからな!・・・・」
「さ・・・3回もやるんですか?」
「ああ・・あまえさんが・・言ったんだろう・・・孝一と由香はこの地区の守り神だって・・・・」
「そー言えば・・・・解りました。」
「それから・・・秋祭り・・・・豊穣祭じゃが・・・盛大にやるぞ・・・・・」
「はぁ・・・・」
「おかげさまで・・・大豊作じゃ・・・・神主が来たおかげじゃな・・・・」
「俺・・・なにもしてませんけど・・・・」
「いや・・・神様のお使いじゃ・・・・さすが・・・陰陽師・・・・」
「はぁ・・・あっ・・・優子!・・・あと頼む・・・じゃあ・・・地区長さんに関戸のおばさん・・・ごゆっくり・・・・」

僕・・・風呂場に飛び込むと・・・神泉を大量に浴びます・・・・病気平癒祈願は・・・最後の心のよりどころなんですから・・・・・
僕が身を清める神事を終え、支度を整えていると・・・アプローチを進む車の音がします。
いくら・・・エセ神主の僕でも・・・・神様にお仕えしているのですから・・一生懸命祈願しなければいけません。


「僕たちの・・・・祭り・・・」第76話へ・・・続く・・・・











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