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「僕たちの・・・・祭り・・・」第74話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

スケ番ミミの初恋・・・・6

「ふ・・わぁぁぁ~・・・・・また・・・寝不足だな・・・俺・・死ぬかも・・・」
「何・・・朝っぱらから馬鹿なこと言ってんのよぉ~そう言うのを・・・・自業自得って言うの・・・・・」
「別に・・得してないけどぉ~」
「あたしが元気になったじゃない・・・・」
「まあね・・・・おかげさまで・・・・看護婦さんの苦労が判ったような気が・・・・」
「でしょう・・・いい勉強になったわよね・・・・」
「た・・・確かに・・・・もう・・倒れないでね・・・・お願いだから・・・・」
「そうねえ・・・お風呂で襲われなきゃ・・倒れないと思うけど・・・・」
「以後・・・自重して・・・・・」
「出来るの?出来ない約束はしないほうが・・・・いいんじゃない?」
「じゃあ・・・しない!」

昨夜は大変だった・・・・ミサは「何かあったら・・起こして!」と言い残して、寝てしまったので・・・水を飲ませたり・・汗拭いたり・・・・団扇でパタパタ扇いでいたら・・・

「あたしは・・うなぎじゃない!」 優子に文句を言われたり・・・・

おかげで・・・・寝たのは・・・優子が寝息を立ててから・・・1時間後くらいだったから・・・・3時間か4時間位しか寝ていない。・・・・・
まあ・・・僕の看病のおかげで・・・・(ミサに言わせると当たり前だとのこと)優子も復活したし・・・・・特に女性は貧血になるらしいのだが・・・僕は血の気が多いので・・・貧血なんてしらないけど・・・・
まあ・・・元気になったみたいだから良かった。そこへ・・・ミサがミミを連れてやってきた・・・・

「お早う・・・・あれ・・・優子さん・・大丈夫ですか?」
「お早う・・・ミサもう大丈夫よ・・・昨日はありがとう・・・・」
「お・・・・お早うございます・・・・」
「えっ!ミミ・・・・あんた・・・その格好も似合うじゃないの・・・・」
「うんうん・・・・馬子にも衣装・・じゃなかった・・・うん・・・可愛い・・・で・・・誰の服?」
「あたしの・・・・前にも着たじゃない・・・・覚えてないの?」
「うん。物覚え悪いし・・・・まあこんな可愛いブリッ子ファッションは、ミサしかいないもんな~この森じゃ・・・・」
「悪かったわね・・・・あたしだって・・・・」
「着てみる?」
「やめとく・・・似合いそうもない・・・・」
「しかし・・・化けるよね・・・・スケ番の二枚刃のミミが・・・・・こんな可愛いとは・・・う~ん・・・佐々木には勿体無い。」

ミミ・・・顔をまた・・・真っ赤に染めています・・・・

「こらぁ・・・あんまりからかわないの・・・・・怒ったら怖いんだから・・・・」
「取り扱いは慣れてるも~ん。何故か・・・・優子もそうだし・・・巫女’sもリリーズも・・・・楊ママもそうだしねえ・・・・元・・・」
「はい!ストップ!これ以上言うと・・・・」
「でもさ・・・こんなに可愛いのに・・・そうだ・・・今度から気をつけないと・・・・キレイな薔薇にはトゲがあるって・・・・仲間たちにも注意しとかないと・・・・・・」
「何・・・それ・・・・」
「ナンパの話・・・・・」
「まだ・・そんなことしているの?」
「あのね・・・・仲間たち・・・みんな・・・彼女もいないし・・・ドーテじゃん・・・しょうがなく・・」
「しょうがなく・・・・あたし・・・多少のことは目つぶっているのに・・・・・・・愛されてない・・わ~ん!」
「ミサ先輩・・・あたし・・・何か無性に腹が立ってきたんですけど・・・・・まだ・・・我慢しないといけませんか?」「そうねえ・・・・お仕置き必要かも・・・・でも・・壊さないようにね・・・・お祓いあるんだから・・・・」
「ちょ・・ちょっと・・・優子何か言ってやって・・・・・」
「そうねえ・・・・良いわよミミ。・・・・ゴー」
「げっ!・・・・・」

逃げる・・僕・・・・・スケ番の一人や二人・・・やつけちゃうのは簡単なんですけど・・・アトが怖いそれに・・・・女の子を殴る趣味は毛頭・・ありません・・・・ひたすら・・・逃げるだけです・・・・逃げるが勝ちって言いますから・・・・

「ま・・待て!コノヤロ~」
「捕まるわけねーだろ。スケ番に・・・・・」
「て・・てめえ・・・・・」

この森なら・・・ミミ以上に把握しています・・・・それに・・・スカート姿の女の子に負けるわけがありません・・・・
森には様々な自然のトラップがあります・・・・・ここにいる間・・・手入れをしている僕を木々が裏切ることはありません。

「は・・・はっはっ・・・・あ・・あたし・・・・も・・もう・・ダメ・・・・」

座り込むミミ・・・・しょうがありません・・・・弱っているところ見捨てるわけにもいかず・・・・抱き起こします。

「あのね・・・・ミミさん・・・本当にキレイだし・・可愛いんだから・・・・それに・・・おっぱいも大きいし・・・・」
「・・・・・・・て・・てめぇ~い・・いま・・ドサクサに紛れて・・・あたしの胸さわったな・・・・・・」
「それが・・いけないの・・・・協力するのやめても良いんだよ・・・・佐々木なら・・・すぐ可愛い女の子みつかるし・・・・」
「そ・・そんなぁ~」
「でしょ・・・・だから・・・おしとやかに・・しないとさぁ~・・・・仮に佐々木と付き合えても・・すぐ振られる。」
「うん・・・・・」
「ほら・・・・家にもどって・・・佐々木落とす作戦練らないと・・・ね。協力するから・・・・」
「本当?」
「約束したでしょ・・・・戻ろう・・・・」

家の前では・・・・ミサと優子が・・今にも聞こえるであろう・・・・僕の悲鳴を・・・それに・・ミミのやりすぎを止めるべく待機していつ所へ・・・・二人・・仲良く戻ったものですから・・・・・

「あちゃ~ミミまで・・・落ちちゃったみたいよ」
「そ・・そのようですね・・・・」
「まあ・・・あたしらが・・・簡単にと言うより・・・勝手に落ちちゃったんだから・・・・」
「ええ・・・同じ・・・男っ気がなかった・・・ミミが落ちるのは・・当然と言えば当然かもしれませんが・・・・」
「うん・・・美希先輩も紗江子先輩も落ちちゃったし・・・・本当にあの子・・・・神様の申し子かも・・・・」
「優子さんも、そう思いますか?」
「うん・・・あのね・・・あたしの死んだお父さんが・・・ここに寄越したらしいのよ・・・・昨日も・・・現れたらしいから・・・・」
「優子さんのところには?」
「来ないわねえ・・・・今度・・頼んでもらおうかな・・・会いたいから・・・・なんで・・あの子選んだか聞いてみたい。」

二人して家に戻ると・・・・・キョトン!とした優子と・・・・ミサ。

「どうしたの・・・二人とも?何・・狐に騙されたような顔しているの?ねえ・・・ミミ」
「ほんと・・どうしたんですか?」
「あ・・あのね・・・ミミにボロボロにやられているんじゃないかと・・・・心配していたの・・・・」
「やだぁ・・・先輩のご主人をやっちゃうわけ・・ないじゃないですかぁ~」
「そうそう・・・・俺の方が逃げ足速いもの・・・・・ミサに鍛えられたからねえ・・・この森は俺の味方だから・・・・」
「ま・・まさか・・・・ねえ・・ミミ?うちの旦那に落とされちゃった?」
「そうですねぇ・・・・フリーなら・・・・でも・・・先輩方には敵いませんし・・・・・」
「何・・馬鹿なこと言っているんだか・・・・ミミは佐々木なの!・・・・勘弁してよ・・・これ以上もう・・いらない・・・スケ番・・」
「今・・最後にぼそっと何か言わなかったぁ~?」
「何も・・・・それより・・・・ごはん・・・・」
「あっ・・そうだった・・・・」
「うん・・・食後・・作戦会議するからね・・・・」
「作戦会議?」
「もう・・・ミミと佐々木くっつけるの・・・・面倒だけど・・・約束したからね・・・・」
「協力してくれるの?」
「だから・・するんでしょう・・・・・それに・・・可愛い女の子に頼まれると俺・・・嫌って言えないからね・・・言えれば楽なんだけどね・・・・」


鎮守の森の朝の騒動も終わりました・・・・さあ・・・朝ごはん食べて・・作戦会議・・・それに・・・お祓い4本もあります・・・
今日も一日・・・忙しい日々を送ることになりそうな・・・・予感がします。


「僕たちの・・・・祭り・・・」第75話へ・・・続く・・・・・



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