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「僕たちの・・・・祭り・・・」第108話       [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

僕たちの復讐劇・・・28

僕とミサが出発して・・・1時間後。佐々木くんとYは僕を裏切るべく(フリ!)3年のTたちの元へ急ぐ。
Tたちは学園の裏通りにある喫茶「アラジン」にいると・・・忍者たちの情報がもたらされたためだ。
アラジンにYを連れ現れた佐々木くんを見て・・・一瞬凍りつくTたち。
だって・・Yは僕といつも一緒に行動していたんだから・・・疑われても仕方がない。
佐々木くんたちの役目は、明晩・・つまり明日の夜・・「しおん」にTたちをおびき出すことである。そこに「ちょん高」の皆さんにTたちを引き渡すことだ。ちょん高の番とはすでに話がついている。要するに・・・「殴り合えばお互い理解しあえる」という奴と忍者部隊の一員がちょん高のみなさんとのパイプを結んだからもあるけど・・・・。
シナリオは、しおんのママがツケの請求をするところから始まる。偶然遊びに来た・・ママの遠縁(うそだけど・・・)が支払いを求める。・・そして・・・ちょん高の皆さんに外に連れ出され・・・ボコボコにされる。・・・ママの通報で警察が到着。
もちろん・・・色々手を廻してあるので・・・・学生証を取り上げられるTたち・・・もちろん学校への通報も入る仕組み。
僕たちは・・・一切関与はしていないことになっている。僕たち稲刈り班は今夜から・・・美希・・佐山先生の引率の元、鎮守の森とその周辺に生息・・いや・・・遠征するわけだし・・・信州班は行きっぱなしなんだから・・・・誰も僕たちの復讐だとは・・・・一部の人間以外知らないわけだ。
Yの役割は僕に彼女を取られた役・・・まあ・・Yのお気に入りだったミサと「やっちゃった」のは事実だし・・・・

「先輩~聞いてくださいよぉ~」
「なんだ・・・こいつYじゃねえか・・・・」
「ええ・・こいつ・・・信用してたあのヤロウにだまされて・・・彼女やられちまったらしいんです。」
「そうかぁ~俺らでカタキとってやるから・・・大船に乗ったつもりでいろや」
「ほ・・・本当っすか先輩!」 (けっ!ドロ舟だろう・・・と思ったらしいが・・・)
「ああ・・任せておけ!」
「先輩・・・どうです・・・明日でもしおんで・・・一杯やりませんか?」
「いいねえ~俺ら・・最近毎日行ってるんだ・・・今日は臨休らしいから・・・じゃあ・・・明日・・・作戦練るか・・なあ!」
「お願いします!」
「じゃあ・・先輩!俺ら・・・疑われるとアレですから・・・」
「ああ!そうか・・・そうだ・・・黒板に俺らの名前書いたの誰だ?」
「あいつです・・・ありもしないデマ流して・・先輩方迷惑してんじゃないんですか?」
「そうなんだ・・・そうかぁ~あのやろう・・・学園から叩きだしてやる~」
「お願いします!先輩!あのやろうのせいで・・・授業受けらんなくて・・・困ってるです。」
「判った!任せておけ!後輩!・・・じゃあ・・・行け!」
「はい!じゃあ・・明日6時に・・・二人で行きますから・・よろしくお願いします!」
「おう!」

やっぱり・・・三大阿呆です。こんな幼稚な手に簡単に引っかかります。
店を出ると・・静香に一目散に走る・・佐々木くんとY・・・・

「しかし・・あいつら・・・阿呆だな・・・」
「ああ・・・よくなんで・・うちの学園入れたな?」
「金でも使ったんだろうさ・・・」
「まあ・・これで・・・深く静かに潜行せよ作戦は・・・成功間違いなしだな・・・」
「ああ・・・自分でやれないのが・・・惜しいけどな・・・忍者部隊に任せるしかねえだろう・・・」
「そうだな・・・俺らがやったら・・・学年主任やキー先生に美希先生とかにも迷惑かけるしな・・・・」
「うん・・俺達は社会関係奉仕活動中だからな・・・・あいつら・・騒ぎようねえだろ・・・・」

その頃・・・・僕とミサは・・・・・ラブホテルの一室で・・・・濃厚な・・キスを交わして・・・・
まずは・・・1回戦に入る前にお風呂の準備と・・・・腹ごしらえ。
だって・・・「腹が減っては戦は出来ぬ」って言うじゃないですか・・・

「ねえ・・・あなた変じゃない?壁に向かってぶつぶつ独り言・・・頭とかぶつけてない?」
「変かな?・・・昔・・・ガキんちょの頃に交通事故に遭って体から・・・判らないな・・・」
「何だぁ~ここ・・出前あったんじゃん・・・お弁当買ってこなくても良かったね・・・・」
「ミサ・・食べたければ・・出前頼むけど?」
「今日は・・お弁当食べるの・・・もったいないでしょ・・・・お弁当!」
「うん!今度からそうしよう・・・・それに・・・ミサともデートしないと・・・・」
「忘れてたんじゃないの?」
「忘れてません!今度はどこ行こうか?」
「富士急ハイランドがいい!」
「いいけど・・・じゃあ・・・泊りがけだな・・・・」
「うん!」
「お風呂まだかなぁ~まだだったら・・・先に襲っちゃおうかな?時間勿体無いし・・・・」
「駄ぁ目!・・今見てくる!」


ミサは押し倒そうとした僕の腕をすり抜け・・・・風呂場へ走っていき・・・・

「もういいよぉ~入るんなら・・一緒にはいるけどぉ~[揺れるハート]
「そうこなくっちゃ!」

僕は服を脱ぎ散らかし・・・・風呂場へ。僕の僕自身は・・・神泉パワーで隆々隆起して・・・波動砲発射準備完了です。エネルギーの充填も120%・・・・いまや遅しと・・・ターゲットロックオン&発射命令を待ています・・・・
ついでに・・・回転レシーブも習得してます。
やっぱり・・僕。特異体質なんでしょう。神泉パワーで蘇る・・この隆起力。僕・・本当に神様の子供なのかもしれません。


「僕たちの・・・・祭り・・・」第109話へ・・・続く・・・・




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