オストドのひとりごと。「タダメシ喰らい・・・・」

「お前ら3人揃って・・この一ヶ月タダメシ喰いやがって・・・」

別に・・・オストドと工事部長・・そして先日入院したＨ君の3人が業者にタカっていたとか・・

無銭飲食を繰り返したわけではありません。

先月・・とある公共工事を落札に成功したオストド。しかし・・・そこには落とし穴が・・・

「きっと・・・閉鎖してくれる。そうでなきゃ・・・お客さんと錯綜して事故が発生しかねない！」

ところが・・・落札のご挨拶をしに・・・主管である某お役所の某課へ赴くと・・・

「あのさぁ・・・今日時間がある？じゃあ・・・向こうの館長に挨拶に行こう！」

そこは・・・某所にある某施設。指定管理者・・つまり公営であって公営じゃない。

こんな施設増えています。向こうは休館すれば・・その間の人件費やら維持費やらを計算。

私達も・・・なるべく・・・無駄な出費を控えたい・・・一般人・・つまり、お客様が出入りすれば

ガードマンやら・・・対策費がうなぎ登りに跳ね上がっていきます。

お役人様の頭の中身はアッパ〇パーです。そんな費用を見込んで予算を組んでいません。

会社からは・・・２５％利益を上げるよう指示がでています。

そうなれば・・・徹底的にコストを削減しなければなりません。

ですが・・・公共工事では使用できる資材は限られます。

もちろん・・・その辺のプーさんを使って事故でも起されたら大変な事になります。

ですから・・・如何に効率よくお客様であるみなさんの安全が第一。

でも・・・会社は利益追求型。そうなれば・・・段取りが大切になります。

如何に・・・いいものを安く仕入れるか？とか・・・与えられた予算をどのように有効に活用するか？

もちろん・・品質を落とすわけにはいきません。

その・・・団どりを鳩首会議で延々とくりかえしていただけ・・・なんです。

それを・・・朝・・出勤したオストドに・・・・「いつまでタダメシ喰っている気だ！」と怒鳴る・・・経営者。

堪ったものじゃありません。万一に備えての保険料でさえ・・・ああでもないこうでもないと言います。

「じゃあ・・・いっそ保険掛けるの止めますか？その代わり・・・事故が起これば・・会社は倒産ですね」

まあ・・・経営者の立場もわかります。少しでも多くボーナスを出してやりたいと言う経営者と

安全の経費は削れないと言い張る技術者の端くれのオストド・・・・

まだまだ・・・バトルは続きそうです。