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「僕たちの・・・正義の戦い」 第100話 [高1の秋・・・・ちょっとエッチな話]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
(コチラをクリックしていただければ・・・飛びますので・・)

こっほん!

ええとぉ~僕です。現役の高校1年生。えっ?解っているから先に進めですか?解りました。
それでは・・・面倒?なので・・・そろそろ開演したいとおもいます。
皆様・・・時間旅行の準備はよろしいでしょうか?因みに・・・これ以上、助勢はいりませんので、そこで・・乱闘の準備をされていらっしゃる方。危ないので・・・武器はお仕舞いいただきまして・・・・
僕たち悪たれ連が一番輝いていた時代、昭和50年代にご一緒にまいりましょう。
それでは・・・ご一緒に・・・・・タ~イム・・・・スリップ・・・・

僕達のメニメニ大作戦・・・21

「それじゃあ~ヤロウ共行くぜ!」
「おう!」

そう言って・・・ピンクのウサギに扮した僕を筆頭に・・・ゾロゾロと歩くオオカミたち。
まあ・・・彼らの出番は1曲のみだけど・・・彼らは僕がリズムを早めることを知らされていません。
各自の着ぐるみには・・・「病気を食べちゃうオオカミさん」とか・・・「元気を与えるオオカミさん」のタスキが・・・
これ・・みんな若い看護婦さんにかけてもらったんですけど・・・Yクンいわく・・・「出来れば生で味わいたかった・・・」
着ぐるみの厚みは優に3センチ以上ありますので・・・「折角のおっぱいの感触がぁ~」とSクンが嘆いていました。
そこへ・・・「そうだよなぁ~折角なら・・・何も着ていない状態で味わいたかった・・・出来れば向こうも生でこっちも生」と
大岩クン。佐々木クンは・・・例の淋ちゃん(淋病)になったくらいですから・・・すでにドーテーではありませんので、
「うん。生のほうが気持ちいいぞぉ~まあ・・キミたちには当分ムリだな!」とやったものですから・・・・
みんなにボコボコにされて・・・2頭のオオカミに引きずられて歩いています。
僕も・・危うく言いかけたけど・・・言わなくて良かったと思いましたけど・・

さて・・・第一部は子供たちへのミニコンサート。サザエさんとか森のクマさんとか・・・みんなの知っている曲を演奏して
最後にオオカミさんたちのラインダンス。これが・・・一番の大受け。
そして最後に子供たち一人一人を全員が順番にだきしめてゆきます。僕たちの元気の一部でも分けてあげたい。
院内学級にも来れない子供たちの病室を全部手分けして廻るオオカミたち。
その間・・・僕は2部・・つまり大人たちの部の演奏のためにピンクのうさぎの着ぐるみを脱ぎ、タキシードに着替える。

「Q・・・どっちかと言うと着ぐるみのほうが似合っているわね・・・」 と・・・楊ママ。「でしょう?やっぱ・・・着ぐるみのほうがいいよぉ~優子ぉ~」
「冗談よ・・・冗談。でも・・ちゃんとんと背筋のばして・・・・」
「こう?」 僕は言われた通り背筋を伸ばして見せた。
「そう・・・それでいいわ。うん。私の息子だけのことはある。」
「えへへ・・・」
「それに・・・うん。私の娘たちも・・みんなきれいよ!」

楊ママには一人娘がいたんだけど・・・交通事故で死んで以来・・・・僕を実の子供みたいに可愛がってくれる。
そして・・・巫女’sもリリーズもみんな・・・自分の娘だと言って・・・本当の自分の娘に着せられなかったチャイナドレスを全員にオーダーしてくれたり・・・・まあ・・・ママはお金持ちなんだろうな・・・きっと。

「ねえ・・・Q。今度はどんな曲を聴かせてくれるのかしら?」
「うん。ここ病院だからね。出だし・・つまりオープニングの曲はミスターロンリーなんだけど・・・ラブサウンドはあんまり・・・・だから・・・上を向いて歩こうとか・・・お年寄り向けには青い山脈とか・・・色々ね。」
「でも・・・Qにこんな特技があったとは・・・いつもウチのピアノで・・・・」
「うん。ガンガンただ・・叩いてただけだからね。よく・・・怒られた!」
「あなた・・・そろそろ出番よ・・・・」 優子が時計を指さす。
「うん。じゃあ・・・ママ。行ってくる!」

いつものように・・・ミスターロンリーのオープニング・・・・そして・・・時間は流れてゆき・・・・「翼をください」で僕の慰問は終わりました。
僕以外のオオカミたちと兄さんを乗せたマイクロバスは地区長の家に向かい、僕はミサの運転する車に優子と楊ママと乗り込み、カオリの運転する車にリリーズ。洋子の運転する車には・・・ミミ・奈々子が乗り込み一路・・・鎮守の森へ一旦戻ります。一旦というもは・・・僕のリクエストで「楊ママの特製チャーハン」を食べるため。
もちろん・・・肉や魚は食べれませんけど・・・ママが新たにレシピを開発してくれたそうで・・・・楽しみなんです。
もしかしたら・・・・もう・・・二度と食べれなくなる可能性もないとは言えませんし・・・・

鎮守の森へ帰ってきた僕。MIKO’sの赤い作業服に着替えると・・・鶏小屋へゆく。
僕の足音を聞きつけただけで・・羽根をバタつかせ・・・まるで歓迎してくれているみたい。
まあ・・・僕がエサをやりに行くときは・・・ごちそう(養殖しているミミズ)をたっぷりもらえるので、それがうれしいだけかもしれないけど・・・
僕は・・養殖しているミミズとカルシウム補給に砕いた貝殻や卵の殻をエサ用のバケツに入れ・・・そこにお供えしておいた五穀を混ぜたものを持って・・・鳥小屋へに階段梯子を登ってゆく。

「お~い。お前ら・・・エサだぞぉ~」
「コケッー」 一斉に啼くのは鶏の・・委員長(唯一のオス)・優子・ミサ・洋子・奈々子・カオリ・美希・紗江子・・・そしてその影にかくれるように啼くミミ。
それ以外のメンドリは・・・勝手気ままに啼く。
「お前ら・・寒くないか?大丈夫か?」

ヘビやねずみ・・それに野良犬よけに・・・高床式にした鶏小屋。風通しは良すぎるくらいだ。
水入れにたっぷり水を入れ・・・居心地良くすごせるか確認すると・・・僕は鎮守の森の星空を見上げる。

「た・・たぶん・・大丈夫だよな!神様。どうか・・僕以外の誰もケガすることなく・・・成就するよう・・・お願いします。」
「こらぁ・・・また自分のこと祈願しなかったでしょう?」

ミミがやってきていたのに気がつかなかったのだ。

「ミミ!どうしたの?」
「質問の答えになっていないけど・・・そっちの質問に答えれば・・・呼びにきたの・・・ごはんだって・・・」
「そう・・・じゃあ・・ご飯食べに行こうか・・・」
「だから・・・質問に答えてもらってないけど・・・」
「うん。俺は別にいいんだよ・・・覚悟決めているからね。でも・・・巻き添えだけは出したくないんだ・・・・」
「一人でかぶる気?」
「うん。出来ればね・・・だから・・・俺が仮にやられたとしても・・・みんなに飛び込んで欲しくないのが事実。」
「一人でカッコつけたいわけ?」
「そうじゃないけど・・・相手は本職だし・・・・」
「あのね・・・惚れた男を一人で逝かせたら・・あたしらT女の名に泥を塗っちゃうことになるの・・分かる?」
「まいったな・・・あのね・・・俺らの学校も惚れた女は命をかけて守れ!ってのがあってね・・・」
「いいなあ・・・ミサ先輩!」
「あのね・・・もし・・ミミがそうなったとしても・・・俺全力出すよ。大切な仲間だもん。」
「仲間か・・・つまんない。大切な人にはしてくれないの?聞いていない?きゅ・・・」
「九尾のきつね?」
「うん・・・・」
「本気なの?」
「うん。神様にお願いしたら・・・枕もとに現れたんだもの・・・・」
「や・・やはり・・・・」
「えっ?」
「ああ・・・九尾の狐とは・・・知り合いみたいなもんでさ・・・・たわごとだと思っていたけど・・・本当にいいの?」
「うん。お願いします。」
「じゃあ・・・生きて帰ってきたら必ず・・・」
「うん。」

自然に・・影はひとつになり・・・重なってゆく唇と唇・・・・

「神様・・怒らないかな・・・また巫女奪っちゃって・・・・まあ・・・いいか・・・・」
「うん。ご飯食べに帰る[揺れるハート]?」
「うん・・・でも、そのまえに・・・ミミのおっぱい触らせて!そうでないと・・・死んでも死にきれない!」
「駄ぁ~目。触りたかったら生きて帰ってくること!いい?・・・」
「うん・・・」 ちょっと残念そうな顔を見せる僕。
「もう!」 そう言いながらも・・・自ら僕の手を取ると・・・自分のセーターの内側にある大きい桃触らせるミミ。
「本当に・・生きて帰ってきてね・・お願いだから・・・」「了解!もう一度・・・キスしてくれたらね・・・・」

もう一度・・・濃厚なキスをして・・・そして・・・連行されるように・・・僕の右ひじはミミのおっぱいに当たったまま・・・
母屋にむかって歩いてゆく。僕とミミ。
このあと・・・ごはんを食べたら・・・僕の最後のステージになるかもしれない・・・スナック楓でのステージ・・・
そして・・・明日の午後。僕は・・・単身ヤクザの事務所に乗り込んでゆくのだ。・・・


「僕たちの・・・正義の戦い」 第101話へ・・・続く・・・・・








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