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オストドのため息。「どこの馬鹿なんだ・・原因作ったの!」 [ひとりごと]



オストドでございます。

昔話になりますが、ツアコンを中断して○NAカーゴで一時アルバイトをしていたことがございます。

旅客機の貨物室を”有効活用”して、少しでも収益をあげたい航空会社。

そして・・・”航空便”を使わざるを得ない各業者の皆様の思惑も・・・・

オストドのシフトは夕方から翌朝までのシフト。もちろん途中で“仮眠”を取ったりもできます。

オストドの配置先はデパーチャー担当。つまり、コンテナに“詰め込めるだけ詰めます。”

宅配便の業者さんの詰め込みはそりゃあ~大変。特に“休憩時間”近くに来ようものなら・・・

オストド以下、全スタッフの機嫌は悪くなるのは当然。

中には、横柄は運転手が運んで来ようモノなら・・・“取扱注意!”の札があってもお構いなしに

“荷物だけの空中遊泳”もしばしば・・・(*^^)v

特に“人気”が高かったのが・・・朝一便の札幌行き。その当時ジャンボでしたから積めるんですけど、

一番優先されるのは、旅客の預け入れ荷物を積み込んだコンテナ。そして・・・“御ネズミ様ご一行”

残ったキャパを各業者は奪いあうわけでして・・・

特に・・その当時札幌のとあるデパートでえ一個1000円で売られていた果物を積んだトラックが来ると、

“大変”な事になります。まあ・・・“魚心あれば水心”。そんな高価な荷物を持ってくる運転手さんは、

オストドたちにとって・・・”いいカモ!”です。ジュースを差し入れしてくださったり、

時には、冷蔵車でキンキンに冷えた果物を差し入れしてくださいます。

そうなれば・・・全員の思惑は一緒!になるわけで・・・特に、夏場のど・・ピークには、

「あそこの荷物降ろして、コレ積んじゃえ~」の世界になります。

また、地方の空港からも“空コン”の空輸要請があったりすると・・エイヤ~と送るわけです。

今はどうなっているか解りませんが、アライバルに着いた空のコンテナが仕分場の二階へ送られ、

そこでジクソーパズルをしながら・・必要なコンテナを降ろして積み込むのです。

まあ・・時にはありがたくもない“荷物”もあります。それが・・・棺桶に納められたご遺体。

今ではどうか解りませんけど・・コンテナに白い布(ビニールだったような・・・9を敷き、そこへ運び込み

動かないように棺桶をベルトで固定します。特に・・大人の棺桶は長方形の長いコンテナが必要でした。

それらを専用の運搬車が曳いていく、台車みたいなものに積み込んで行くわけです。

もちろん・・・安全ロックの確認は怠りません。それまでが・・オストドたちのお仕事だったんです。

よく・・・海外の空港でエプロンサイドに“放置”されている空コンを見かけますが・・・・

飛ぶんですねえ~“空コン”も・・・・

まあ・・・エンジンが爆発しなくて良かった。そうなれば・・・日本へのフライトのために積み込まれた

ジェット燃料に引火したら?と考えると・・恐ろしくなります。


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