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「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第45話                     [高1の冬・・・ちょっとえっちな話。]

はじめてお越しの方は・・・コチラ・・・からお読みください。途中から読まれても・・・ご理解いただけないと思います。
(コチラをクリックしていただければ・・・飛びますので・・)
また・・・画面左側のカテゴリーからもお入りいただけます・・・・

高1の秋編は・・・コチラ・・・からお読みください。

高1の冬編は・・・コチラ・・・からお読みください。

こっほん!

僕です。僕たちみんな準備を終えて待っているのに、“未来の僕”は相変わらず・・いい加減な奴のようです。
今頃・・飲んだくれているんでしょうか?(飲んでません!・・・“飲めない身体”になっちゃったから・・・)
それとも・・まだ、飽きずに女の子を追いかけまわしているんでしょうか?(最近は、なるべく・・自粛中です。)
まあ・・未来の僕はこれから行く道ですから、僕が代わりに皆様にお詫び申し上げます。(うんうん・・お前が一生懸命“勉強”しな方から・・苦労してるんだろうが・・)
何か・・さっきから・・・変な“声”が聞こえるようですが・・・気にしないでくださいね!
さて・・・これから皆様を“僕たちが一番輝いていた時代”昭和50年代へご案内いたします。
それでは・・時間旅行の準備はよろしいでしょうか?それでは・・ご一緒に・・タ~イムスリップ・・・

用意周到・・・2

「猫ちゃんねえ~まあ・・いいけど・・・」 僕は挑まれた勝負を投げ出したりしない。
どんな強敵だって・・・正面攻撃が効かなければ、“背後”からも襲う。
何せ・・・僕の身体の中には、ニホンオオカミの血が流れている。だから、どんな手を使っても相手を倒す。
時には“ボロボロ”のまるでボロ雑巾みたいになることがあるけど、意外に僕は“執念深い”。
相手の“弱点”だってやる時は徹底的にやるのが、僕の主義だ。
僕を猫に例えるなんて・・・静香は思い知らされることになるはずだ。何せ・・・僕のカバンには、“神泉”もあるし、薬局のおばちゃんに貰った“例のクリーム”もある。まあ・・・体力は温存しとかなきゃいけないけど、どっちが“子猫”なのか思い知らせておいたほうがいいかもしれない。

「さぁ~入ってちょうだい。猫ちゃん!」

僕の理性の回路は安全装置が働いた。全て・・本能の僕に委ねることにした。

「ねえ[揺れるハート]シャワーに入るでしょ?」
「いや・・・オオカミモードに突入しちゃったからね・・・俺。」
「えっ[揺れるハート]!ちょ・・ちょっと・・・あん[揺れるハート]

僕の僕自身は全身の血液をひたすら集めようとしている。そこへ・・・例のクリーム効果が重なれば、賢明な方ならどうなったか・・・解るだろう。時間にして・・・約1時間。僕は“ひたすら”静香の神秘の泉に僕の僕自身を突きたてていた。インターバルなんか必要がない。いつもはちょっと“手加減”をしたりしているのだが、僕の中で何かがはじけ飛んだのだ。2度。僕は静香の神秘の泉にお魚さんたちを放流した。ついでに・・“極上の鍵盤”で僕は今夜のリハーサルも兼ねてしまったほどだ。
静香の白い身体はシーツの海を渡る波のようぬゆらゆら動き、そして・・・夜の海に映る月のように、静香の身体から染み出た汗は光っていた。
満足したのだろうか?静香は静かに眠りの世界に入っていったようだ。
僕はそぉ~っとベッドを抜けだし、脱ぎ散らかした洋服を身に付けると、静かに部屋の外へ出て、鍵を掛けた。

「さぁ~てと・・あっ!薬局のおばちゃんに文句言わなきゃ・・・」

僕は全速力で薬局へ飛び込んでゆく・・・

「おや?兄ちゃん・・・どうしたんだい・・・そんなに慌てて・・・」
「じ・・・時間がね・・・それより、アレ!効きすぎ!おかげで・・・“散々”な目にあったよぉ~」
「“散々”じゃないだろ・・・いい思いしたんじゃないのかい?」
「そうとも言うけどねぇ~その辺のおっさん連中で試した方がよかったんじゃない?」
「相当効いたかい?そうかい・・じゃあ・・・今度・・・取り扱ってみるとして・・・・今度はコレ!」
「はい?またぁ~“実験台なの?」

おばちゃんに渡された袋を覗くと、中には“今度産む”が・・・・僕には必要がありません。

「おばちゃん!コレ・・必要ないんだけど・・・水風船くらいしか・・・・」
「えっ!兄ちゃん・・・・まさか・・・・」
「そのまさかだよ・・・まあ・・いいか。悪戯に使えるかぁ~おばちゃん。これ・・悪戯に使ってもいい?」
「悪戯って・・・まだ・・“水爆弾”やっているんじゃあるまい?」
「ああ・・・あれはね。もう・・卒業したの。いつまでもガキみたいなことやってられないでしょ・・・・」
「じゃあ・・どうするんだい!」
「うん・・・おばちゃん・・うちの学校の熊田教官知ってる?」
「ああ・・・あいつか・・うちの店への出入りは断ったくらいだ。あんな嫌な奴いないね・・・」
「でしょ?それに・・・ちょっとした悪戯仕掛けるの・・・」
「いいねえ~じゃあ・・・それに使いな!」
「本当?おばちゃん。」
「ああ・・・じゃあ・・・兄ちゃんには・・ヨシ!実験台のお礼にコレ持って行きな!頑張るんだよぉ~」
「頑張る?って何を・・・・」
「馬鹿だねえ~“お勉強”と奉仕活動!」
「了解!ありがとう・・・おばちゃん。」

僕はおばちゃんにいつものセット・・・赤まむしとユンケルを5本ずつもらいカバンに押し込んjだ。

「じゃあねえ~おばちゃん。そのうち・・・結果報告するからねえ~」
「ああ・・“朗報”を待ってるよ!ギャフンと言わせてやりな!そうすりゃ・・この商店街のみんなの気分が晴れるからねえ~」
「うん。あっ!いけねえ~待ち合わせしてるんだった・・・じゃあね!」

僕は薬局を飛び出し、全速力で美希との待ち合わせ場所である。マックへ走りながら考えた。
薬局のおばちゃんに貰った“今度産む”の“有効活用”の方法だ。

「水爆弾じゃ・・・あんまり・・効き目ないよな・・・佐々木クンが色々・・大人のおもちゃを仕込んでくるし・・そうだ!」

僕は“悪知恵”だけはすぐ浮かんでくる。“悪知恵”だけで大学へ入れてくれるのなら、どこの大学でも入れるだけのモノは浮かんでくる。

「未使用状態じゃ面白くないし・・やっぱ・・・“使い終わり状態”だよなぁ~それを・・・ごちゃまぜにしてと・・・」

ぶつぶつ独り言を言いながら全速力で駆けこんで、危うく店の前に居た美希を、はね飛ばすところで、急ブレーキを掛ける僕。

「こらぁ~遅いぞぉ~5分遅刻[揺れるハート]!」
「あっ!・・み・・美希・・・・センセー・・・ヒィ~く・・苦しい~」
「時間は守らないといけないでしょ!学校では・・・教えてなかったっけ[揺れるハート]?」
「な・・習って・・・・な・・い・・と・・・」
「まあ・・・全速力で駆けてきたみたいだから・・許してあげる。さあ・・行きましょうか?」
「行く?」
「馬鹿ぁ[揺れるハート]帰りましょうなんて言えないでしょ・・・」

小声でささやく美希。そうだった・・“障子に目あり・・壁に耳あり”だったっけ・・・・僕と美希は“禁断の関係”お互いにバレたら・・・そこ(学校)に居場所が無くなるに違いない。

「はい。・・これ・・・許可証[揺れるハート]

それは、校長先生が発行してくれた“水戸黄門の印籠”みたいなもの。つまり・・・“アルバイトをしてもいいよ”と言うお墨付き。何しろ、僕たちの学園は一応、アルバイト禁止の校則がある。但し、校長先生が許可した場合には、担当教諭が、アルバイト先を確認した場合のみ、許可されることになっているのだ。
許可証には、“担当顧問の許可したもの”全てしてもよい。と書いてある。

「どぉ[揺れるハート]これ・・・」
「ありがとうございす。コレで“鬼に金棒”かな・・・」
「一応・・・言っておくけど・・・許可するのは、“ピアノ演奏およびレッスンだけ”だからね[揺れるハート]
「それと・・・特別活動許可証[揺れるハート]
「えっ?」
「あのねえ~試験期間中は、全面部活動禁止じゃない・・・知らなかったの[揺れるハート]?」
「そうでした・・・」
「でしょう?だから・・ついでに許可貰っておいたの・・・グランドのそばに紗江子の親戚の家があってね・・・そこのお手伝いすることになっているわ・・・」
「つ・ま・り・・そう言う事?」
「うん。そう言う事[揺れるハート]・・これでグランド周辺に居ても言いわけが出来るでしょう[揺れるハート]

僕と美希の行き先は、僕のアルバイト先。つまり、紗江子の店。一応、誰に見られても言い訳が立つ。
何しろ、許可証には、“担当教諭”が確認した場合と書いてあるし、担任のキー先生は、美希・・つまり、佐山美希先生に委任をした格好になっている。何せ、僕たち社会関係奉仕部の副顧問だから、一緒に行動していても問題はない。
そりゃあ~禁断の巣で張りこまれてたら、“アウト”だけれど・・幸い、ご近所には、ウチの学園の関係者はいない。まあ・・いたとしても、“滅多に制服に身を通すことのない”僕。何せ、学校の制服はロッカーに仕舞いこんだままだし・・・

「明日は数学よね?確か・・2科目[揺れるハート]

駅から禁断の巣のあるマンションへの坂を登りながら、美希が切り出してきた。まあ・・・アルバイトの時間までまだ時間がある。僕はその間“数学”の予想問題をもう一度だけ解く。その間に美希は着替えをしたり、化粧を直したりするんだろう。

「うん。そうだけど・・・それが?」
「あのね。キー先生からの伝言。詳しくは言えないけど・・トラップには気を付けろって・・・」
「トラップね。・・つまり、予想問題の数値が代わるだけじゃないってことだな・・・」
「みんなにはどうしようか?」
「うん。後で・・電話しておく。どうせ・・・赤沼んちでの“勉強会”だろうし・・・」
「“勉強会”?本気で・・・勉強しているわけじゃ・・・・」
「あるわけないじゃん!それより・・・」

僕と美希はいつの間にか部屋の前にたどり着いていた。カギを開ける僕の腕は、さっきから・・・美希のおっぱいが押しつけられている。僕は部屋のドアを開けて履いていた靴を履き捨てるように脱ぐと、美希を抱きあげ一目散にベッドルームへ向かった。

「こらぁ[揺れるハート]お勉強しなきゃ・・・」
「うん。するよ。ベッドの中でね。」

先に挑発してきたのは美希のほうだ。それに・・僕はヤリタイ盛りの16歳なんだから・・・


「僕たちの・・・鬼クマ退治」 第46話へ・・・続く 

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