オストドのひとりごと。「先手必勝・・・・?」 [ひとりごと]
空飛ぶ食欲魔人ことオストドでございます。
本日も中年ポンポコ腹親父の拙いブログへようこそお越しいただきました。
皆様の諸願成就とご多幸を本日も御祈願させていただいて、スタートでございます。
本日のお話は、「先手必勝・・・・?」でございます。
よく・・・「バレたら・・・・云々」と耳にいたしますが、オストドはどちらかと言うと、
「外堀を埋めてから攻撃してしまえ・・・」というタイプなのかもしれません。
従いまして、「バレてから・・・・」では、攻撃ではなく、防御になってしまいます。
今回、オストドの会社がとある不動産会社さんより購入させていただいた物件でございますが、
未登記部分(増築部分)も登記してみると・・・・
「ゲッ!消防法にひっかっかる・・・・・」
建築基準法等はクリアーでも、消防法は別のモノなのでございます。
そこで・・・・「バレたら・・・・」ではとんでもないことになります。
消防立ち入り検査を喰らうと、「設備改善命令」なんていうのも、出る様な
“ほとんどクロに近いグレー”な物件。
「やばいよなぁ~コレ・・・・・」
「どうします?」
「先手必勝法で乗り切るか・・・ダメ元で・・・・」
消防法・・正確に言うと、消防法施行令というもので、この建物は、別表16項のイ。
所謂、複合防火建物といわれるもの。
言い換えると、1階に店舗部分があるのですが、これが会社の事務所だったら問題はなし。
病院やスーパー、コンビニ等。“不特定多数が出入りする”ここが一番重要ポイントなのです。
「参ったなぁ~どこのバカだ?病院なんぞ入居させたのは?」
そう言いたいのを一部にだけ漏らしまして、まるで“溺れる者藁をも掴む”といった境地で、
所謂、未登記にせざるをwなかった部分”を調査。
「上手くいけば・・・・逃げられるかも!」
そう確信したのは、増築部分が同一敷地に隣接する建物”で逃げ切れるかもと・・・・
それならば”立ち入り検査を喰らう前に・・・”と、“虎穴に入らずんば、虎児を得ず”
つまり、クロ認定される前に、「限りなくクロに近いけど、クロじゃないよ!」と
地元消防本部に自ら出頭し、“お墨付き”をいただいてしまえばいいこと。
早速、撮影した写真と詳細図面に公図を持参して、予防課にご相談。
「あのぉ~実は・・・・」(未登記部分を登記したら・・・・」
そこで、予防課の顔色を確認。
「メンドーは止せよ!」(そうでしょうとも・・・税金でお給料貰っているんだから・・・・)
「隙間があるので、“同一敷地内に隣接する”で片づけられないでしょうか?」
「う~ん・・・これは・・・・」
「写真にも写ってますけど、隙間があるので・・躯体は苛めてませんし・・・・」
「う~ん・・・・・」
「限りなくクロに近いグレーゾーンは判っているんですが・・・・」
「そうでしょうねえ~お気持ちは判りますよ!」
何しろ、改善命令がでれば出ていくお金は、1千万円近くに上る計算。
「そこでですね。もし・・アレでしたら、ここの屋根を切り取れば・・・」
「面積に収まるよね・・・間違いなく」(それでも数百万単位の出費・・・・)
「ちゃんと・・法定点検も、報告書もご提出させていただいていますし・・・・」
「防火管理は・・・・オタク?」
「ええ!一応、甲種防火管理者は、持っておりますので・・・・」
「じゃあ!現地で決めようかぁ~」
つまり、消防署の職員も現地確認調査をしたという体面が必要なわけで・・・・・
「幸先いいぞ・・・このまま逃げ切れ!」(と・・・内なる声が・・・)
「じゃあ!後程・・・現地でお待ちしております。」
「その時にさ・・・何か隙間に入るモノ用意してくれる?」
「隙間確認ですね?」
「別に買う必要はないからね・・・・」
「かしこまりました・・・」
現地確認では、苦笑する職員さん。(先に拙い方から見せまして・・・・)
「でも・・この通り、隙間もありますしねえ~」
「裏も見れる?」
「もちろん・・・・」(そっちを見てもらいたかったんだよ・・・・)
早速ご案内すると・・・・
「う~ん・・・・増築部分の材質は・・・」
「準耐火のサイディング材で・・・・」
「倍特例で行くしかないね・・・・」
「倍特例?」
「そう!700の倍1400までOKな特例を使ってヨシとしましょう。」
「ありがとうございます。」
「但し、今度からは事前に協議してくれないと・・・」(判ってます・・重々・・・)
これで、結果オーライ。消防法もクリヤーされました。
皆さんならどうされますか?
一言だけ付け加えておくと、お役人様は同じ人間ということ。
つまり、“ご相談”で済むものが、「後で・・・」「バレたら・・・・」とやると、一目瞭然。
改善命令でそれを実行しなければいけなくなる。
いかがです?社会でも学校でも同じ様なことがありますよね?
「正直者は馬鹿を見る」をオストドは否定しませんが、こう付け加えます。
「正直者は馬鹿を見る。但し、ほんのちょっと考えれば、禍いではなくなる」と・・・・
それでは、皆様!本日はここまででございます。
皆様の週末がより良いものになります様、そして、また新しい一週間が素晴らしいものに
なります様にご祈念申し上げて、お別れでございます。
本日も中年ポンポコ腹親父の拙いブログへようこそお越しいただきました。
皆様の諸願成就とご多幸を本日も御祈願させていただいて、スタートでございます。
本日のお話は、「先手必勝・・・・?」でございます。
よく・・・「バレたら・・・・云々」と耳にいたしますが、オストドはどちらかと言うと、
「外堀を埋めてから攻撃してしまえ・・・」というタイプなのかもしれません。
従いまして、「バレてから・・・・」では、攻撃ではなく、防御になってしまいます。
今回、オストドの会社がとある不動産会社さんより購入させていただいた物件でございますが、
未登記部分(増築部分)も登記してみると・・・・
「ゲッ!消防法にひっかっかる・・・・・」
建築基準法等はクリアーでも、消防法は別のモノなのでございます。
そこで・・・・「バレたら・・・・」ではとんでもないことになります。
消防立ち入り検査を喰らうと、「設備改善命令」なんていうのも、出る様な
“ほとんどクロに近いグレー”な物件。
「やばいよなぁ~コレ・・・・・」
「どうします?」
「先手必勝法で乗り切るか・・・ダメ元で・・・・」
消防法・・正確に言うと、消防法施行令というもので、この建物は、別表16項のイ。
所謂、複合防火建物といわれるもの。
言い換えると、1階に店舗部分があるのですが、これが会社の事務所だったら問題はなし。
病院やスーパー、コンビニ等。“不特定多数が出入りする”ここが一番重要ポイントなのです。
「参ったなぁ~どこのバカだ?病院なんぞ入居させたのは?」
そう言いたいのを一部にだけ漏らしまして、まるで“溺れる者藁をも掴む”といった境地で、
所謂、未登記にせざるをwなかった部分”を調査。
「上手くいけば・・・・逃げられるかも!」
そう確信したのは、増築部分が同一敷地に隣接する建物”で逃げ切れるかもと・・・・
それならば”立ち入り検査を喰らう前に・・・”と、“虎穴に入らずんば、虎児を得ず”
つまり、クロ認定される前に、「限りなくクロに近いけど、クロじゃないよ!」と
地元消防本部に自ら出頭し、“お墨付き”をいただいてしまえばいいこと。
早速、撮影した写真と詳細図面に公図を持参して、予防課にご相談。
「あのぉ~実は・・・・」(未登記部分を登記したら・・・・」
そこで、予防課の顔色を確認。
「メンドーは止せよ!」(そうでしょうとも・・・税金でお給料貰っているんだから・・・・)
「隙間があるので、“同一敷地内に隣接する”で片づけられないでしょうか?」
「う~ん・・・これは・・・・」
「写真にも写ってますけど、隙間があるので・・躯体は苛めてませんし・・・・」
「う~ん・・・・・」
「限りなくクロに近いグレーゾーンは判っているんですが・・・・」
「そうでしょうねえ~お気持ちは判りますよ!」
何しろ、改善命令がでれば出ていくお金は、1千万円近くに上る計算。
「そこでですね。もし・・アレでしたら、ここの屋根を切り取れば・・・」
「面積に収まるよね・・・間違いなく」(それでも数百万単位の出費・・・・)
「ちゃんと・・法定点検も、報告書もご提出させていただいていますし・・・・」
「防火管理は・・・・オタク?」
「ええ!一応、甲種防火管理者は、持っておりますので・・・・」
「じゃあ!現地で決めようかぁ~」
つまり、消防署の職員も現地確認調査をしたという体面が必要なわけで・・・・・
「幸先いいぞ・・・このまま逃げ切れ!」(と・・・内なる声が・・・)
「じゃあ!後程・・・現地でお待ちしております。」
「その時にさ・・・何か隙間に入るモノ用意してくれる?」
「隙間確認ですね?」
「別に買う必要はないからね・・・・」
「かしこまりました・・・」
現地確認では、苦笑する職員さん。(先に拙い方から見せまして・・・・)
「でも・・この通り、隙間もありますしねえ~」
「裏も見れる?」
「もちろん・・・・」(そっちを見てもらいたかったんだよ・・・・)
早速ご案内すると・・・・
「う~ん・・・・増築部分の材質は・・・」
「準耐火のサイディング材で・・・・」
「倍特例で行くしかないね・・・・」
「倍特例?」
「そう!700の倍1400までOKな特例を使ってヨシとしましょう。」
「ありがとうございます。」
「但し、今度からは事前に協議してくれないと・・・」(判ってます・・重々・・・)
これで、結果オーライ。消防法もクリヤーされました。
皆さんならどうされますか?
一言だけ付け加えておくと、お役人様は同じ人間ということ。
つまり、“ご相談”で済むものが、「後で・・・」「バレたら・・・・」とやると、一目瞭然。
改善命令でそれを実行しなければいけなくなる。
いかがです?社会でも学校でも同じ様なことがありますよね?
「正直者は馬鹿を見る」をオストドは否定しませんが、こう付け加えます。
「正直者は馬鹿を見る。但し、ほんのちょっと考えれば、禍いではなくなる」と・・・・
それでは、皆様!本日はここまででございます。
皆様の週末がより良いものになります様、そして、また新しい一週間が素晴らしいものに
なります様にご祈念申し上げて、お別れでございます。
2013-09-28 16:29
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