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「真夏の夜の夢」第43話 [高1・・・・の夏休み ちょっとえっちな話]

「ちょっと大人になったかな?」1

「それでは・・・・・委員長の無事生還を祝いまして・・・・かんぱ~い!」
「あ・ありがとう・・・・俺・・・・・」
感激にもう少しで・・・涙が流れるところだったのだが・・・・・
「しかし・・・・やはり・・こいつ馬鹿だ!」
「ああ・・・こいつが一番川の中にいたしな」
「まったく・・こんなのが・・・俺らの・・・頭だもんな」
「まったく・・・・・でもよ・・・・・次の委員長選挙・・こいつ・・落選だわ。」
「ああ・・・頭わりぃーし・・・・・」
「ああ・・・・女癖わりぃーし」
(ゆ・優子の肩がプルプル・・怒りに震えてきた・・・・・)
「しかし・・・・こいつ・・・俺たちの仲間だから・・・・」
「ああ・・・しょうがねえ・・俺らだけでも・・こいつ」
「ウン・・投票するか」
「ああ・・・しょうがないっしょ・・・・なんてたって・・優子さんのご主人様・・だもんな」

僕の病みあり・・・・(僕・・もう大丈夫・・って言ったんですが・・・・ナースには逆らえません)もあり・・・・アルコールはなし。
差し入れのお肉で・・・・スキヤキパーティーになりました。

そこに・・・・夢のような・・合宿生活を終える・・・・電話が入りました。
「みなさん~!悲しいお知らせです。兄が明日の夜戻りま~す。」
「そうか・・・・明日・・来るのか・・・・そうなると・・・・・・Y・白○・S・・お前等・・補習行きか・・・・」
「となると・・・・今晩だけ・・・・いや・・・・明日の晩も・・大丈夫だろ・・・・」
「なあ・・・・お前等・・・・酔い止め飲んどけよ・・・・・何せ・・あの運転だもんな」
「委員長!お前・・嫌なこと思い出させるねえ・・・・あの運転・・・・地獄のほうが・・きっとましだぜ・・・」
「ところで・・・・委員長!お前等・・どうすんの・・帰るのか?」
「ああ・・・・コイツ・・じゃなかった・・優子の家のご近所に、まだ・・あいさつしてないからな・・・それに・・・畑もあるし・・・草取り・・・・それに・・・あっ!」
「なんだよ・・あっ?」
「うん・・・まだ・・お返し考えてないや・・・・・どうしよ・・優子」
「うん。こっちから・・もって帰るのも大変だし・・・・・」
「しかし・・・結婚って大変だな・・・・・」
「ああ・・・・この馬鹿が・・少し大人に見えてきた。」
「なあ・・・明日の夜・・・花火やろうか?」
「ああ・・・どっか売ってるか?」
「学年主任運送があるじゃないか・・・・・」
「ああ・・・弟!お前さぁ・・・・」
「わかったよ・・・・兄さんに頼めばいいんだろ!」

その夜・・・・兄さんを説得するのに・・・・30分も掛かりました・・まあ電話代兄さん持ちですけど・・・・
でも・・兄さん。少しうれしそうな声をだしてました。・・・だって・・「兄さん」を100回は連発しましたから・・・・

その夜・・悪たれ連みんなで・・・お風呂にはいりました。僕たち・・・・・・そう・・悪たれ連です。ただ・・済むはずありません。
ポケット瓶のウィスキーを取り出し・・・・・ニヤッ!

「みなさ~ん。何飲んでいらっしゃるのかしら~ウフッ[揺れるハート]
「ああ・・・ちょっと月見・・のお酒」
「まあ・・・・お月見は・・・秋ですけど・・・・・もう・・自分たちばかり・・・・」
「えっ?」
優子たちは・浴衣に着替え・・・冷たく冷やしたビールとおつまみを持ってきてくれたのです。
「ただし・・・・あなたは・・ひとくちですよ!」
「もう・・倒れられたら・・困るんですから・・・・・」
「ああ・・・・」
僕は手を伸ばした缶ビールを置きました。
あら・・・お召し上がりに・・ならないの?」
「ああ・・・君のために・・やめとくよ」

それを聞いた・・・・オオカミ・・つまり・悪たれ連。
「なあ・・・聞いたか?」
「ああ・・・しっかり!」
「君のためだってよ・・・・・」
「許せるか?」
「許せない・・・・」
「それにな・・・・・」
「ああ・・・優子さん必死で・・・看病」
「それ・・この馬鹿」
「ああ・・・委員長!お前・・・・・大人になったな!」
「そうか・・でも・・俺ら」
「ああ・・・・」

「悪たれ連だ!」

「真夏の夜の夢」第44話
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